遠距離恋愛
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#601 [まな]
↑ごめん588の人

この小説大好きゃけ主さん頑張ってねッ


:07/10/09 17:37
:SH902i
:☆☆☆
#602 [綾]
あたし達は部屋で待つ事にした。晴輝の部屋は1人部屋。寂しいだろうな。
サエ「よく部屋わかったね。」
綾「看護婦さんに聞いたから。」
晴輝はまだ戻ってこない。部屋にある時計の音だけが鳴っていた。
翔が話し出してきた。
翔「戻ってきたの?」
あたしはうなずいた。
翔「つらい日々続くよ?」
綾「綾は晴輝と一緒にいたいの。」
:07/10/09 17:55
:F902iS
:☆☆☆
#603 [綾]
まなさん
ありがとうございます

頑張ります

:07/10/09 17:56
:F902iS
:☆☆☆
#604 [綾]
翔は笑いかけてくれた。
それから何分かして、廊下から声が聞こえた。
サエ「田中君戻って来たんじゃない??」
翔「ちょっとビックリさせてやろうよ。」
2人があたしの前に立ち、見事小さいあたしは隠れた。ドアが開く音が聞こえた。
「着いたよ〜。お疲れ様。」
看護婦さんの声。
晴「あれ?翔にサエじゃん。」
元気な晴輝の声も聞こえた。あたしがいるなんて、思ってもないよね。
:07/10/09 18:05
:F902iS
:☆☆☆
#605 [綾]
サエ「看護婦さん、あとはあたし達がやるんで。」
サエがそう言い、看護婦さんは出ていった。
翔「今日はお客さんがいるよ。」
サエ「3.2.1!!」
あたしは2人の後ろからヒョコっと出た。
綾「どうも!って、さっきも会ったけどね。」
晴輝は、口をパックリと開けていた。驚いてるな。
翔「俺とサエちゃん、今日は帰るよ。また明日来るから。」
そう言って、翔とサエは帰った。
:07/10/09 18:09
:F902iS
:☆☆☆
#606 [我輩は匿名である]
:07/10/09 23:22
:SH903i
:☆☆☆
#607 [綾]
ドアが閉まった瞬間、晴輝と目が合った。でもあたしは、すぐそらしてしまった。
結構長い間沈黙が続いた。
晴「何で急に来たんだ?」
晴輝が問いかけてきた。
あたしは素直に気持ちを言った。
綾「綾ね、晴輝と一緒にいたい。」
晴輝は手に持っていたタオルを落として。あたしの顔を見て、動かない。
あたしは続けた。
:07/10/10 00:45
:F902iS
:☆☆☆
#608 [綾]
綾「綾は今、茨城にいるから、会いに来れるのは土日だけど、高校受験して、東京に戻ってきたら毎日来る。」
あたしはそう言って、晴輝に近づいた。しゃがみ、晴輝と目線を合わせる。
綾「綾が晴輝を守るから。一緒にいるから。」
晴輝が抱きしめてきた。
晴「うわぁ〜久しぶりだ。俺、綾の事抱きしめてるよ。」
あたしも晴輝の背中に手を回す。
:07/10/10 00:56
:F902iS
:☆☆☆
#609 [綾]
晴「ありがとう綾。本当大好き。」
大智、あたしはまた大智の事傷つけました。
大智にはいっぱい辛い想いさせた。
元気付けてくれた時もあったね。
喧嘩もしたよね。
あたしの事を本気で好きになってくれたよね。
あたしも本気で好きだったよ。
最後には、本当は嫌なのに、あたしの肩押してくれたよね。
大智本当にごめんね。
あたし、晴輝の事絶対守るから。
その日もまた、ハルナの家に泊まった。そして、全部話した。
:07/10/10 01:15
:F902iS
:☆☆☆
#610 [綾]
ハルナ「それでいいんだね。後悔してない??翔が言った通り、辛い日々が始まるんだよ??」
あたしは迷いせず答えた。
綾「してない。」
ハルナ「ならそれでいいよ。よく決心したね。綾の事だから、泣きながら相談に来ると思ってたのに。」
笑いながら言うハルナ。あたしは肩を叩いた。
綾「もぉ。どこまでバカにしてんだよ。」
:07/10/10 01:25
:F902iS
:☆☆☆
#611 [綾]
それから何分か話して、サエも呼ぶ事になった。
サエはすぐにハルナの家に来て、あたしはサエにも晴輝の事を話した。
サエ「2人ならうまくいくよ。」
ハルナがサエに質問した。
ハルナ「てか、サエは晴輝の病気の事知ってたんだよな?何で話さなかったんだよ。綾とうちに。」
:07/10/10 01:29
:F902iS
:☆☆☆
#612 [我輩は匿名である]
:07/10/10 04:51
:SH902iS
:☆☆☆
#613 [我輩は匿名である]
続き気になる〜

:07/10/10 09:53
:SH903i
:4TcLpeHY
#614 [綾]
サエは抱き枕を抱えながら答えた。
サエ「あたしが知ったのは、田中くんが初めて病院に行った日。検査が終わって、病気ってわかった田中くんは、そのまま翔くんの家に来たんだ。その時、あたしもいたの。」
ゆっくり話すサエ。あたしもハルナも黙って聞いた。
サエ「田中くん泣きながら病気の事を話してた。あたしは綾に言った方がいいって、言ったんだよ。でも、田中くんずっと首振るだけだったの。」
頭の中で思い浮かべてた。晴輝、翔くんの家に着くまでの時間、1人で心細かったんじゃないかな。
:07/10/10 12:21
:F902iS
:☆☆☆
#615 [綾]
サエ「田中くん、綾には今まで辛い想いかなりさせてきたから、これ以上の辛さ背負わせたくないんだ。って言ってたの。」
ハルナ「あいつバカじゃねぇのか??なぁ、綾。」
あたしに問いかけてきたハルナに、あたしは笑いかけた。
サエ「それを聞いてた翔くんが、田中くんに言ったの。お前どこまで考えが大人なんだよ。綾ちんとお前はまた結ばれる、絶対に。」
あたしは唾を飲み込んだ。
:07/10/10 12:27
:F902iS
:☆☆☆
#616 [綾]
サエ「だから、言ってなかったの。結局翔くんが言っちゃったけどね。ごめんね。黙ってて。」
そう言ったサエの肩をボンと叩いたハルナ。
ハルナ「ったくよ。お前らカップルは。」
夏休み翔に会って、翔が言ってた言葉。
「あいつの気持ちもわかってあげて。」
その言葉の意味は、ちゃんとあったんだね。
あたしの事を思って、晴輝は離したんだよね。
あたしは絶対晴輝を離さない。どんな辛い事があっても。
:07/10/10 12:36
:F902iS
:☆☆☆
#617 [綾]
次の日、あたしは病院に行き、晴輝に会った後茨城に帰った。次に東京に行くのは、新学期始まって最初の土日。
家に着いて、出迎えてくれたのはママ。
ママ「おかえり〜」
あたしは部屋に荷物を置いて、リビングに行った。パパももう仕事から帰ってきていて、ご飯を食べてた。
ママ「大智くんの具合はどうなの??」
ママが心配そうに聞いてきた。全部話さなきゃ。パパとママいるし、丁度いい 。
:07/10/10 12:47
:F902iS
:☆☆☆
#618 [綾]
あたしは話した。大智が倒れた理由、エレベーターの所で晴輝に会った事、晴輝が病気って事、あたしを離した理由、告白された事、大智に止められた事、晴輝と一緒にいるって決めた事全部話した。
パパ「晴輝病気なのか?」
綾「うん。」
ママがあたしの頭を撫でる。
ママ「綾がそれでいいなら、何も言わないよ。」
新学期が始まった。
シュウと教室で話した。祐介もいる。
:07/10/10 13:20
:F902iS
:☆☆☆
#619 [綾]
シュウ「別れた??」
あたしは2人に大智と別れた事を話した。
祐「何で?」
綾「元彼の所に戻ったの。」
2人は黙った。祐介は晴輝の事を知らない。
シュウ「やっぱり忘れられなかったの??」
祐介もいたから、あたしは詳しく晴輝と大智の事を話した。
:07/10/10 15:05
:F902iS
:☆☆☆
#620 [綾]
話終わると、祐介はため息をついていた。
祐「そんな事があったんだ。」
隣にいるシュウは泣いていた。
シュウ「綾、頑張ってね。」
あたしは頷いた。
祐「お前、好きだった人を離して好きだった人の所に戻ったんだから、途中で投げ出したりすんなよな。」
それから毎週、あたしは晴輝に会いに行った。
めんどくさいとか、嫌だとか思った事はない。逆に会うのが嬉しかった。勉強もちゃんとやってた。
:07/10/10 15:17
:F902iS
:☆☆☆
#621 [綾]
月日は経ち、今日は受験の日。あたしは東京にいた。
ハルナから貰ったお守りを握りしめ、会場に入った。試験開始。あたしは問題用紙を開いた。
焦らず問題を解いていった。
全教科が終わり、あたしは試験が終わったらハルナの家に行くと約束したので、駅に向かった。
電車を待っていると、制服を着た人達がぞろぞろ来た。あたしと同じ高校を受けた人だろう。
「綾?」
あたしに声をかけてきた人。振り向くと、ユリだった。
:07/10/10 15:25
:F902iS
:☆☆☆
#622 [綾]
ユリはあたしと同じ高校を受けた。手に資料を持っていたからすぐにわかった。
ユリ「久しぶりだね。」
あたしは返事をしないで、背を向けた。
ユリにはいろいろやられてきた。話したくない。
ユリ「シカトするに決まってるよね。嫌われてるのなんて、当たり前か。」
あたしは黙る。
ユリ「綾も


高校受けたの??一緒だね。」
早く電車来てほしい。
:07/10/10 15:30
:F902iS
:☆☆☆
#623 [綾]
ユリ「いろいろごめんね。許してくれないと思うけど、ずっと謝りたかった。」
ユリの言葉を聞いて、あたしは振り返った。
ユリ「あたし、綾にひどい事いっぱいしてきた。本当にごめん。」
泣きそうなユリ。
ユリ「晴輝くんと綾が羨ましかった。本当に仲がいいから。でも、やり方が汚かったよね。」
その時、丁度電車がきた。あたしが乗ろうとした時、
ユリ「晴輝くんとは、どうなの??」
ユリは乗ってこない。あたしは電車が閉まる前に答えた。
:07/10/10 15:37
:F902iS
:☆☆☆
#624 [綾]
綾「いろいろあったけど、また付き合ってるんだ。」
そしたらユリは、笑ってくれた。その時、ドアが閉まり電車が出発した。
ハルナの家に着き、ちょっと休憩したら2人で病院に向かった。ハルナがお見舞いに行くのは初めてだ。
ドアをノックすると聞こえてくる晴輝の声。
晴「誰〜??」
ドアを開けると、車椅子からベットに移動している晴輝の姿。
ハルナは黙って見ていた。
:07/10/10 19:06
:F902iS
:☆☆☆
#625 [綾]
綾「手伝うよ。」
あたしは晴輝をベットに移動させるのを手伝った。
晴「ありがとな。」
ベットに寝転がる晴輝。ハルナが近づいてきた。
晴「よぉ。ハルナちゃん。久しぶりだな。」
近くにあった椅子に座るハルナ。初めてだもん。歩けなくなってまった晴輝を見て、驚くのはおかしくない。
:07/10/10 19:11
:F902iS
:☆☆☆
#626 [綾]
ハルナ「お前大丈夫なの?」
晴輝は微笑んだ。
晴「大丈夫。もう慣れたしな。」
大丈夫なのがわかったハルナは、笑ってた。
あたしは笑っている晴輝を見て思った。
病気だなんて、嘘みたい。全然そんな風に見えない。こんなに元気なのに、原因がわからないなんて、信じられない。
少しして、ハルナは家に帰っていった。晴輝とあたし、2人きりだ。
晴「今日試験どうだった?」
:07/10/11 00:27
:F902iS
:☆☆☆
#627 [綾]
あたしは晴輝に布団を被せ、答えた。
綾「やれるだけの事はやったよ。あとは発表だけ。」
晴輝が頭を撫で、頑張ったなって言ってくれた。
何時間か一緒にいて、あたしは帰る事に。
綾「晴輝、そろそろ帰るね。遅くなっちゃうし。」
あたしが鞄を手に取った時、晴輝が制服の裾を掴んできた。
晴「また、来てな。」
綾「うん。」
そしてキスをし、あたしは部屋から出ていった。
:07/10/11 00:31
:F902iS
:☆☆☆
#628 [

◆hB/ij5xC9Y]
:07/10/11 16:26
:SH901iC
:.xOth4ZA
#629 [綾]
そして3月。結果発表の日。あたしはママと一緒に高校にいた。会場には、結果を見に来た人達がもう並んでいた。みんな緊張した顔。
合格発表の紙が張り出された瞬間、みんな走り出した。
「やったー!」
「受かったよ!」
「あった!」
そんな声がいっぱい聞こえてくる。あたしは、受験番号の紙を握りしめた。隣にいた子、その子は悔しそうに泣いていた。
あたしは不安が走る。
その時、あたしの肩に手を乗せてきたママ。
ママ「自分でちゃんと確認しな。」
:07/10/11 23:28
:F902iS
:☆☆☆
#630 [綾]
あたしは、受験番号を見て、合格発表の紙を見た。
いっぱいある数字。あたしはガン見状態。
……あたしの番号。
綾「ママ、あったよ。」
ママ「本当に??」
あたし達は顔を見合った。「やったー!」2人で抱き合う位に喜んだ。
翔「綾ちんのあったんだ。おめでとう。」
前から歩いてきた翔。
書いていなかったけど、翔もあたしと同じ高校を受けた。
:07/10/11 23:33
:F902iS
:☆☆☆
#631 [綾]
翔「俺と綾ちんバカだもんな。ここも難しかったぐらいだよな。」
綾「だよね〜!まじ緊張しまくりだった。」
あたしは担任に電話をした。後ろにいた教員の人達からの拍手が聞こえた。
あたしは今東京にいる。
だから茨城に戻るのには時間がかかるので、今日は学校に戻らず、明日登校すると担任とも話した。
翔は学校に戻り、あたしとママは病院に向かった。
:07/10/11 23:37
:F902iS
:☆☆☆
#632 [綾]
部屋のドアをノックすると聞こえてくる。
晴「誰〜??」
あたしはドアを開けた。ベットにいる晴輝は、あたしを見て微笑んだ。
綾「晴輝〜合格したよ!」
あたしは晴輝に飛びついた。晴輝はそんなあたしを抱きしめた。
晴「よかった。おめでとう。」
綾「あのね、今日ママも来てるんだ。」
あたしが言うと、ママがドアの所から顔を出した。
ママ「やっほ〜晴輝。」
:07/10/11 23:41
:F902iS
:☆☆☆
#633 [綾]
手をヒラヒラと振るママ。
晴「綾ママ!!」
嬉しそうだった。久しぶりだもんね。
ママ「まったく。見ない内に、大人っぽくなっちゃって。」
晴輝の肩をベシベシ叩くママ。
晴「ごめん。こんな姿になっちまったよ。もう歩けないんだ。」
微笑むママ。
ママ「綾から聞いたよ。晴輝、頑張るんだよ。」
:07/10/11 23:44
:F902iS
:☆☆☆
#634 [綾]
3人で話し、あたしとママはそろそろ帰る。ママが部屋を出て、あたしも出ようとしたら、
晴「綾!」
あたしの名前を呼んだ晴輝。あたしは振り返り、ベットの方に行った。
綾「どうしたの??」
あたしが聞くと、起き上がる晴輝。そしてキスしてきた。
晴「本当合格おめでと。」
ママがいたから、キス出来なかったもんな。だから呼んだのかな。
帰りの車の中、あたしはぐっすりと寝て、茨城に戻った。
:07/10/13 20:05
:F902iS
:☆☆☆
#635 [綾]
それからの学校生活は、卒業式の事などで準備がちゃくちゃくと進んでいった。休みの日に、ママが東京に行き、マンションの事などで出かけていた。
あたしは、荷物を少しずつまとめていた。
でも絶対毎週、晴輝に会いに行ってました。
時間がたつのは本当に早い。いつの間にか卒業式の日になっていた。
あたしは卒業式の次の日に茨城を離れる。
卒業証書を貰った時、校長先生が言ってきた。
「君は突然転校してきて、明日には離れますね。茨城はどうでしたか??」
:07/10/13 20:47
:F902iS
:☆☆☆
#636 [綾]
綾「楽しかったです。」
あたしはそう言って、階段を下りた。
卒業式が終わり、あたしはみんなと写真をいっぱい撮った。
最後の1枚は、シュウと祐介3人で。祐介は最高にヤバい変顔をしてた。
シュウ「明日綾の家まで行くから。東京にも遊び行くね。絶対遊ぼうね!」
祐「たまには茨城来いよな。」
あたし達は約束した。
1年だけだったけど、楽しい学校生活でした。
本当にありがとう。
:07/10/13 20:51
:F902iS
:☆☆☆
#637 [綾]
茨城で過ごす最後の夜。家族でご飯。ママがすごい豪華な料理を作ってくれた。
食べ終わり、3人でお茶を飲みながら話した。
パパ「明日からまた離れ離れか。」
そう。明日からパパはまた1人暮らし。
綾「パパごめんなさい。綾は本当わがままで。」
パパ「本当だよ。バーカ。」
頭をコツンとやってきた。
:07/10/13 20:57
:F902iS
:☆☆☆
#638 [綾]
ママ「いいよね。あたし、しょっちゅう帰ってくるし。綾が高校卒業するまでの辛抱よ。」
パパ「綾は東京で育った子だから、心配ないか。でも何かあったら、すぐに言うんだぞ。」
パパとも約束した。
パパ「晴輝にも、よろしくな。」
その日は、深夜近くまで話した。
パパもママも本当にありがとう。わがまま娘で本当にごめんなさい。2人には、本当感謝してる。
:07/10/13 21:02
:F902iS
:☆☆☆
#639 [綾]
朝早く起きて、あたしは最後の準備をする。荷物を全部車に積み、準備完了。
シュウと祐介も来てくれて、結構早く出来た。
シュウ「綾ー元気でね!」
泣いているシュウ。
綾「シュウもね。東京遊びに来てよね。」
最後に握手した。
祐「お前いないと寂しくなるな。でもまた会おうな!お前は1番の女友達だぜ!!」
綾「ありがとう。祐介。」
祐介とも握手した。
車に乗り、窓から顔を出した。パパがママとキスしてた。あたしは見慣れてたけど、シュウと祐介は顔を真っ赤にさせてた。
:07/10/13 23:33
:F902iS
:☆☆☆
#640 [綾]
シュウ「彼氏と頑張ってね!」
祐「じゃあなー!」
パパ「気をつけろよ!」
大きな声で叫ぶ3人。あたしは姿が見えなくなるまで手を振った。
1年間お世話になった茨城を、あたしはママと出た。
東京生活がまた始まる。
高校生活も。晴輝とも、毎日会える。
:07/10/13 23:36
:F902iS
:☆☆☆
#641 [綾]
何時間車の中にいただろう。ママと話が盛り上がり、あっという間に東京に着いていた。
あたしが新しく生活する場所は、前住んでた所の隣駅。新しいマンションは、駅から近く、ペットもOKの所だった。
残念ながら、あたしの家はペットを飼っていない。引っ越しセンターの人達はとっくのとうに着いていて、ママが指示していたのか、荷物がきれいに並んでいた。
今日からあたしの部屋になる所には、あたしの荷物がぎっしり。
片付けるのが大変だった。その日は夜中まで片した。
:07/10/14 12:20
:F902iS
:☆☆☆
#642 [綾]
次の日、あたしは早速病院に行った。途中コンビニに寄り、晴輝が好きなリプトンを買った。
晴輝はリプトンシリーズが大好きだから、何味でも飲む。
部屋の前に着き、ノックをすると聞こえてくる声。でも今日は聞こえない。
おかしいと思い、ドアを少しだけ開け部屋の中を見る。ベットに晴輝の姿がない。
晴輝の部屋から1番近いトイレの前に行った。少し待ったが、晴輝は出てこない。あたしはまた部屋に戻ろうと思い、廊下の角を曲がったら、前から車椅子に乗って、部屋に近づいていく晴輝の姿。
:07/10/14 12:27
:F902iS
:☆☆☆
#643 [我輩は匿名である]
>>641とっくのとう?
なにそれ(´_ゝ`)頭が悪いから間違っても気付かないんだね(^д^)プ
ぶりっ子の小説(って呼べる程のモンじゃないが)なんてキモいキモい(・∀・)
:07/10/14 12:58
:SH902iS
:☆☆☆
#644 [あ]
↑とっくのとうって
普通に使うけど

別に間違ってないし
:07/10/14 18:40
:P904i
:b5ZS4iIg
#645 [ぼ]
:07/10/14 23:22
:D903i
:3za8SbuE
#646 [綾]
ぼさん
ありがとうございます

今からまた書きます

:07/10/14 23:50
:F902iS
:☆☆☆
#647 [我輩は匿名である]
とっくのとうって何だ
:07/10/14 23:56
:D903i
:B9yY07t.
#648 [綾]
綾「晴輝??」
心配してたあたしは、駆け寄った。でも晴輝はいつも通り、元気そう。
晴「おう綾!いつ来たんだよ。」
ニコニコしながら言う晴輝。あたしは安心し、車椅子を推しながら、部屋に入った。
綾「どこにいたの??」
晴「検査中だったんだよもしや探してた?」
あたしはベットを整え、晴輝が寝転がる体制にできるようにした。
綾「いないから焦ったよ。」
:07/10/14 23:57
:F902iS
:☆☆☆
#649 [綾]
>>647「とっくに」って感じですね。
あたしがこの小説で書いたので説明すると、あたしが新しい家に着いた時、引っ越しセンターの人達はとっくに着いてた。
こんな感じで言えばわかりますか

あたしの書き方が間違いだったかもしれません

すいません……
:07/10/15 00:02
:F902iS
:☆☆☆
#650 [綾]
そう言いながら、あたしは晴輝に手をやり、ベットに移動させる。
あたしよりかなり背の大きい晴輝をベットに移動させるのは、すごく大変。でも晴輝も手を使い、何とか移動完了。
晴「ありがとな。」
あたしと晴輝の約束。それは、あたしが手を貸すのは当たり前。だから、ごめんねは絶対に言わない事。
だから晴輝は絶対、ありがとうって言うんだ。
晴「綾、ベット来てよ。」
突然言う晴輝。
:07/10/15 00:07
:F902iS
:☆☆☆
#651 [綾]
綾「何言ってんの!?無理だよ。」
あたしはもちろん断った。病院のベットはそこまで大きくない。もし晴輝が落ちたら大変だ。
晴「お願い。来て。」
何回断っても、言ってくる晴輝。
綾「もぉー。しょうがないな。」
あたしはそう言い、ゆっくりとベットに。晴輝が布団を被せてきた。
晴「綾、チュウしよ。」
顔を近づけてきた晴輝。
綾「バカ。看護婦さんとか来たらどうすんの。」
晴「布団で隠れてるから大丈夫だよ。来たら来たで、見せつけてやろうぜ。」
:07/10/15 00:13
:F902iS
:☆☆☆
#652 [綾]
キスしてきた晴輝。あたしは離れようとしたが、離れない。
「ちょっと!あなた達!」
布団をめくられて、看護婦さんに見られてしまった。それから説教をされた。
綾「晴輝のせいだ。何が見せつけようだし。」
あたしはブツブツ言いながらお茶を入れた。
晴「いいじゃんか。茨城にいた時は、週1しか会えなくて寂しかったんだぞ。」
手をいじりながら言う晴輝。顔が少し赤かった。
:07/10/16 00:03
:F902iS
:☆☆☆
#653 [綾]
綾「もしかして、ぐずってんの??」
晴「バカ!そんな訳ねぇだろ。」
反対側を向いた晴輝。あたしは笑いながら晴輝の顔を覗き込んだ。
晴「やめろよー!!」
照れてる晴輝がすごく可愛く見えた。本当に寂しかったんだ。
だから、あたしが東京に戻ってきて嬉しかったんだね。
これからはずっと一緒だよ。晴輝...。
:07/10/16 00:06
:F902iS
:☆☆☆
#654 [綾]
晴輝が昼食を終え、2人でのんびりしてる時だった。
晴「外って寒い??」
窓を見ながら聞いてきた晴輝。
綾「まだちょっと肌寒い時あるよ。でもあと少しで4月だから、だんだん暖かくなってきてるよ。」
外をずっと見る晴輝。
晴「外泊許可くれないかな。」
呟いた。あたしが晴輝の方を振り返ると、目が合った。
:07/10/16 00:11
:F902iS
:☆☆☆
#655 [綾]
綾「外泊??」
あたしが聞くと、晴輝は頷いた。
あたしは晴輝の治療を担当する先生に、外泊を許してくれるか聞きに行った。
「何言ってるんですか。ダメに決まってるじゃないか。」
やっぱりダメだ。
晴「どうしてもダメなのか??」
「晴輝ダメだって。」
晴輝は長い間治療なので先生にお世話になってた。タメ語で喋る仲になっていた。
先生も晴輝って呼ぶ。
:07/10/17 20:13
:F902iS
:☆☆☆
#656 [綾]
綾「あの、1日でもいいんです。」
あたしは頭を下げて頼んだ。1日でも、何時間でもいいから、あたしは晴輝を病院から出してあげたかった。
「晴輝は車椅子だし、危険です。それにいつ倒れるかわかんないんですよ。」
あたしは晴輝を見た。残念そうな顔をしている晴輝。
先生がペンを回しながら言ってきた。
「悲しい顔するなよ。じゃあもう少し暖かくなったらね。」
あたしと晴輝は声が揃った。
綾.晴「本当に!?」
:07/10/17 20:29
:F902iS
:☆☆☆
#657 [我輩は匿名である]
:07/10/18 19:05
:P901iS
:/hkmgoAA
#658 [我輩は匿名である]
:07/10/18 19:35
:P901iS
:/hkmgoAA
#659 [みぃ]
読んでます

アタシは今横浜と大阪で遠距離してます。年齢はだいぶ違うけど頑張ってね
:07/10/18 19:59
:D904i
:WNdbUKR6
#660 [綾]
みぃさん
ありがとうございます

みぃさんも遠距離なんですね

頑張ってください

:07/10/18 23:00
:F902iS
:☆☆☆
#661 [綾]
2007年4月。
あたしは東京の高校に入学した。クラス分けを見ると、[高橋綾]の文字が。あたしは1年2組。翔とユリとは違うクラスだった。
あたしは席にポツンと座っていた。
「ねーねー名前なんて言うの?」
話をかけてきたのは、背はあたしと同じぐらいで、ギャル系の女子。巻き髪が似合う可愛い子。
「あたし千葉から東京に来てさ。友達いないんだ。だから友達になろ??」
綾「いいよ!」
:07/10/18 23:10
:F902iS
:☆☆☆
#662 [綾]
「名前ー!!」
綾「ごめんごめん。高橋綾って言うんだ。」
「綾かぁ。マユミって言うんだ。よろしく〜!」
これがあたしとマユミの出会い。
マユミはずっと千葉に住んでいて東京に憧れていたらしい。親にはすごい反対されたけど、何とか許してもらい、この高校を受けたと言う。
マユミは親戚のおばさんの家で暮らすんだと。聞くと、あたしと最寄り駅が同じで結構近い。
マユミ「じゃあマユミ遊び行きたいな〜!!」
:07/10/18 23:20
:F902iS
:☆☆☆
#663 [綾]
綾「いいよ。今度来て。」
学校が終わり、あたしはマユミと帰る事に。昇降口で翔に会った。
翔「おぉ!綾ちん。クラス違ったね〜。」
綾「だね〜。」
隣にいたマユミは翔をジッと見ていた。
翔「今日病院行くべ?俺今からサエちゃんと待ち合わせて行くけど、綾ちんは?」
綾「綾は1回家帰ってから行く。晴輝にもそう言っといて。」
そして翔と別れた。
駅に向かってる時、マユミが聞いてきた。
:07/10/18 23:29
:F902iS
:☆☆☆
#664 [綾]
マユミ「病院って?何で行くの??」
お菓子を食べ歩きしてるマユミ。あたしは答えた。
綾「綾の彼氏ね、病気で入院してるの。だから毎日行ってるんだ。」
マユミはお菓子を食べる手を止めた。
マユミ「病気って、彼氏何歳??」
綾「タメだよ。」
マユミは下を向いてしまった。お菓子を鞄にしまい、またあたしに聞いてきた。
:07/10/18 23:33
:F902iS
:☆☆☆
#665 [綾]
マユミ「彼氏とはいつから付き合ってるの??」
あたしはそこから、電車の中、駅からマユミとの分かれ道まで晴輝の事を話した。
小学4年の時、転校してきた学校で出会ったのが晴輝。すごく仲よかった事、あたしが好きになった事、ユリと付き合った事、嫌がらせ、大智との出会い、晴輝からの告白、突然の別れ、茨城に転校が決まった事、大智からの告白、付き合った事、翔から聞いた晴輝が病気の事、受験の事、大智との別れ、晴輝と一緒にいたいって事。
マユミはただ黙って聞いてた。
:07/10/18 23:43
:F902iS
:☆☆☆
#666 [綾]
綾「マユミ、綾の家ここなんだ。」
駅から近いマンションを選んだから、ここでマユミと別れる。
マユミ「ここかぁ。覚えた!じゃあまた明日ね!!」
あたしは手を振り、入ろうとしたら、マユミが叫んだ。
マユミ「綾ー!彼氏と頑張れよー!!!」
人がいたから、かなり恥ずかしかった。マユミは笑って帰っていった。
準備をして、家を出る。制服姿を見せたかったから、制服のまま。
:07/10/18 23:52
:F902iS
:☆☆☆
#667 [綾]
ノックをして、出てきたのは翔。
翔「やっと来たよ。晴輝がまだかまだかってうるさくてさ。」
あたしが晴輝のベットの前に行くと、ふてくされた顔をしていた。
晴「てめぇ!!」
怒鳴られた。
晴「遅いんだよ....」
次の言葉は何か力が抜けていた。
あたしは首を傾げた。
晴「お前、制服じゃん。」
綾「そうそう!見せたくて、制服で来た!綾は今日から高校生だよ!」
:07/10/18 23:59
:F902iS
:☆☆☆
#668 [

◆hB/ij5xC9Y]
:07/10/20 11:53
:SH904i
:YtrzqhIY
#669 [綾]
晴「おめでと。」
晴輝があたしの手を握ってきた。翔とサエが立ち上がり、
サエ「邪魔しちゃ悪いから帰るよ。また明日ね!」
翔「あとは2人でごゆっくり〜。」
2人とも笑いながら部屋から出ていった。2人の時間。晴輝が起き上がった。
あたしは少しベットに腰かけた。
晴「友達できたか??」
綾「できたよ。同じクラスですごく可愛いの。」
そう言ったら、晴輝は頭を撫でてきた。
:07/10/20 22:59
:F902iS
:☆☆☆
#670 [綾]
晴「翔と同じ高校だから安心だけど、もし何かあったら言えよ。」
あたしは晴輝の顔を見た。
晴「俺と綾、中学違ったから高校は一緒がよかったな。お前と高校生活おくりたかった。」
あたしは下を向いた。制服で来るの間違えだったかな。
すると晴輝は顔を覗き込んできて、キスしてきた。
晴「悪い。変な雰囲気にさせたな。高校行けなくても、綾が毎日来てくれてるからいいんだけどね。」
:07/10/21 00:26
:F902iS
:☆☆☆
#671 [綾]
マユミ「綾おはよ〜!」
朝元気よく教室に入ってきたマユミ。
あたし達は朝からテンション高く、話が盛り上がっていた。
昼休み、教室でお弁当を食べてる時、翔がやってきた。
翔「綾ちん、俺今日病院行けないや。サエは行くって。」
綾「了解で〜す。」
翔「卵焼きもらい〜!」
翔はあたしのお弁当から卵焼きを奪い、口に加えたまま教室を出ていった。
:07/10/21 00:47
:F902iS
:☆☆☆
#672 [綾]
マユミが聞いてきた。
マユミ「あたしも今度お見舞い行っていいかな??」
綾「うん!晴輝喜ぶと思うよ。」
それから午後の授業も終わり、あたしは病院に向かった。部屋に入ったら、サエはもう来ていた。
サエ「あたし今来たばっかりなんだ。学校お疲れさま。」
机には、お菓子が置いてあった。それを食べている晴輝。
:07/10/21 00:56
:F902iS
:☆☆☆
#673 [綾]
その日は、結構遅くまで病院にいて、帰る前に晴輝をトイレに行かせ帰った。
サエも最後まで付き合ってくれた。あたしが晴輝をトイレに行かせてる間に、片付けなどをしてくれた。
綾「ありがとうね。じゃあバイバイ。」
病院の前で別れたあたし達。電車に乗り、家に着いた時、ママはもうご飯を食べていた。
ママ「遅いよ。あたし先に食べちゃったよ??」
あたしは急いで手を洗い、ご飯を食べ始めた。
:07/10/21 01:05
:F902iS
:☆☆☆
#674 [綾]
ママ「晴輝の所に行くのはいいけど、あんまり夜更かししないでね。」
でもあたしは、家に帰ってからもいろいろやる事があったため、夜遅くに寝て、遅刻が続いた。
「遅刻ばっかしてると危ないぞ。」
担任からも注意を受けていた。しかも授業中の居眠り。
眠くても、体がダルくても、あたしは晴輝に会いに行った。
晴輝といると、疲れなんかどっか行っちゃうの。
4月25日。今日は晴輝の誕生日。
:07/10/21 01:21
:F902iS
:☆☆☆
#675 [綾]
あたしは学校帰りにケーキを買っていった。
ノックすると聞こえる晴輝の声。
綾「晴輝誕生日おめでとう!!」
あたしはケーキを渡した。
晴「ありがとな。ハルナちゃんが今日来てくれたよ。」
ハルナは高校に通ってない。夜は亮介くんと過ごすため、お見舞いに来るのは、午前中かお昼過ぎ。
晴「綾〜プレゼントは?」
持ったフォークを回しながら聞いてくる晴輝。あたしは笑った。
綾「もうちょっと待って。」
:07/10/21 01:33
:F902iS
:☆☆☆
#676 [綾]
何分かして翔とサエが来た。
「Happy Birthday!!」
2人声を合わせて部屋に入ってきた。翔が手に大きな袋を持っている。
翔「俺とサエちゃんから誕生日プレゼントだよ。」
晴「でかいな!ありがとな!」
袋を開ける晴輝。中には晴輝が好きなショップの服が何枚も入ってた。
晴「お前らこんなに。金やばくね??」
翔が晴輝の頭を殴った。
翔「バーカ。親友の誕生日なんだから、こんなのへっちゃら。」
:07/10/21 10:55
:F902iS
:☆☆☆
#677 [綾]
サエ「綾とデート行く時とかに着てって!」
晴輝があたしの顔を見た。あたしはよかったねって、笑いかけた。
晴「綾は??」
ちょっとふてくされた顔で、あたしの誕生日プレゼントを聞いてきた。
綾「先生があと少しで来るから待ってて。」
すぐに先生は来た。手には1枚の紙を持っている。あたしが部屋に行く時、たまたま先生に会って、今日晴輝の誕生日だと知らせたら、先生がものすごい物をくれた。
それがあたしが選んだ誕生日プレゼント。
:07/10/21 11:00
:F902iS
:☆☆☆
#678 [綾]
先生があたしにその紙を渡してきた。そしてあたしは、昨日買っておいたプレゼントも鞄から出し、晴輝に差し出した。
晴「何この紙。」
綾「いいから見てみ。」
紙を見た瞬間、晴輝は黙りこんだ。ちょっと涙を溜めて言った。
晴「外出許可って...俺、病院から出れるの??」
そう。あたしと先生しか知らなかった誕生日プレゼントとは、外出。
今日からではないけど、4月28、29日の2日間が許可された。
:07/10/21 11:07
:F902iS
:☆☆☆
#679 [綾]
サエ「田中くんよかったじゃん!!」
翔「まじすげーよ。最高じゃんか!!」
晴「先生、綾、本当にありがとう。まじ最高の誕生日プレゼントだよ。」
晴輝が頭を下げた。
夕方、サエと翔が帰り、あたしと晴輝で2人きり。
晴「そうだ。綾からのプレゼント開けてないや。」
そう言って袋を開けた晴輝。あたしは晴輝に、ネックレスを。
晴輝がくれたネックレスに似ているやつ。文字も彫ってもらった。
【HARUKI*AYA】
:07/10/21 11:12
:F902iS
:☆☆☆
#680 [綾]
綾「晴輝が綾にくれたネックレスと似てるでしょ。文字も同じように彫ってもらったの。」
ネックレスを見ながら、晴輝はあたしに聞いてきた。
晴「俺があげたネックレス、捨てたかと思ってたよ。今も付けてる??」
あたしはネックレスを見せた。
晴「ありがとな。」
晴輝は自分の首にネックレスを付けた。
少し似てるけど、少し違うネックレス。
あたし達は外さないと約束した。
:07/10/21 11:17
:F902iS
:☆☆☆
#681 [綾]
28日、土曜日。あたしは朝早く病院に行った。今日から晴輝は自分の家に泊まるんだ。
部屋に入ると、晴輝のママとパパがいた。
晴ママ「綾、いろいろありがとね。」
晴パパ「今日は家族と過ごすが、明日は1日お前らで過ごせ。」
車椅子に座っている晴輝は、うきうき気分だった。
綾「じゃあ明日朝迎えに行くね。」
あたしは晴輝にそう言い、病院で別れた。
:07/10/21 11:22
:F902iS
:☆☆☆
#682 [綾]
そしてあたしは、ハルナの家に向かった。ハルナは亮介くんと同棲を始めた。
2人の家に行くのは初めてだ。
途中までハルナが迎えに来ていてくれて、着いたアパート。亮介くんは日曜日が休みのため、今日はいない。
ハルナ「外出許可出たんだ。やったじゃん。明日どこ行くの??」
あたしはハルナに、晴輝に外出許可が出た事を話した。
綾「まだ決まってない。晴輝が行きたい場所に連れて行く。」
:07/10/21 13:23
:F902iS
:☆☆☆
#683 [綾]
あたし達はすごい話した。夕方6時。そろそろ亮介くんが帰ってくると言う。だからあたしは家を出た。
家に着き、お風呂に入って部屋でのんびりと過ごしてる時も、晴輝の事を考えていた。
今日朝会ったのに、もう会いたい。早く晴輝と遊びたい。そんな事を考えてた。
ベットに横になってると、あたしはいつの間にか眠りについていた。
目が覚めたら、携帯が鳴っていた。時刻は朝の7時。画面を見ると、晴輝の自宅からだった。
:07/10/21 13:41
:F902iS
:☆☆☆
#684 [綾]
綾「はい。」
晴「はいじゃねぇよ。何時に来るんだよ。」
何か食べているのだろうか。もぐもぐしながら喋っている晴輝。
綾「ごめん。今起きてさ。9時前に行くね。」
あたしは急いで準備を始めた。メイクをし、着替え、電車に乗り晴輝の家に向かった。
チャイムを鳴らすと、晴輝のママが出てきた。
晴ママ「綾おはよう。晴輝今、2階で着替えてるよ。リビングで待ってなよ。」
綾「晴輝、どうやって2階行ったの?車椅子、玄関にあるし。」
:07/10/21 16:13
:F902iS
:☆☆☆
#685 [綾]
リビングに着き、晴輝ママはジュースを出してくれ、話出した。
晴ママ「手使ってのぼったんだよ。おりる時も。手伝うって言ってるのに、いいって。」
いつも学校の階段とか普通にあがってるあたし。晴輝は手だけで。どんなに大変な事だろう。
晴ママ「病気の事、黙っててごめんね。」
いきなり謝りだしてきた晴輝のママ。
晴ママ「はっきり言って、晴輝が病気だってわかった時、綾と別れた方がいいって思ってた。」
:07/10/21 16:18
:F902iS
:☆☆☆
#686 [綾]
綾「バレンタインの時、謝ったのって、病気の事黙ってたから??」
晴輝ママは小さく頷いた。
晴ママ「晴輝じゃなくて、他の人と幸せになった方がいいって思ってたの。でも晴輝は毎日綾の事話してた。それで思ったの。晴輝には、綾しかいないんだって。戻ってきてくれてありがとね。これからも晴輝の事よろしく。」
涙流してた晴輝ママ。
あたしは何回も頷いた。
晴「綾ー!!」
2階から晴輝の声が聞こえた。晴輝はあたしが来た事をチャイムの音でわかっていたんだろう。
:07/10/21 16:26
:F902iS
:☆☆☆
#687 [綾]
あたしは2階に向かった。ドアを開けると、ベットに座っている晴輝。
翔とサエから貰ったロングTシャツを着ていた。
綾「晴輝おはよ。」
あたしがそう言うと、晴輝が手を広げた。
晴「綾こっち来て。」
あたしは晴輝に抱きついた。キスしてきた晴輝。何回もした。
綾「晴輝、今日どこ行きたい??」
考える晴輝。晴輝が口にした場所。
晴「綾が前住んでた家の近くの公園。」
あの公園に行くのは、中3の夏休み以来だ。
:07/10/21 16:34
:F902iS
:☆☆☆
#688 [綾]
あたしは先に階段をおり、車椅子の準備をした。
晴輝は本当に、手だけで階段をおりていた。
晴輝を車椅子に乗せ、出発。あたしは車椅子を押す。
綾「昨日は何して過ごしたの??」
晴「昨日はね、昼から夕方まで、翔と元中の奴らと遊んだ。夜は家族で話まくった。」
すごく楽しかったんだろう。嬉しそうに話してた。途中、コンビニに寄った。
晴「これ飲みたい。」
晴輝の好きなリプトン。あたしも飲み物を買い、公園に向かった。
:07/10/21 16:40
:F902iS
:☆☆☆
#689 [綾]
公園に着いた時、小さい子達がサッカーをしていた。
晴「まじ懐かしい。」
公園のあちこちを見る晴輝。確かここで、大智とあたしが話してる時、晴輝と会ってヤキモチ妬いてた時あったな。あたしは思い出していたら、笑ってしまった。
晴「何笑ってんだよ。」
綾「別に〜」
少し公園で過ごし、次に向かったのは、晴輝が前通っていた中学校。
中学にいた先生に許可をもらい、中に入った。
:07/10/21 16:46
:F902iS
:☆☆☆
#690 [綾]
晴輝は手で階段をあがれるけど、当時2年生だった時の教室は3階。
さすがにそれは、晴輝にもきつい。
だから、あたし達は体育館に向かった。
晴「あれ?体育館こんなに狭かったっけな??」
本当懐かしそうに言う晴輝。晴輝は車椅子を自分でこぎ、体育館の真ん中らへんに行った。
そこで、大きく深呼吸をしてた。
晴「この体育館で、卒業式やりたかったな。」
晴輝はずっと病院にいたため、卒業式に出れなかった。
:07/10/21 16:51
:F902iS
:☆☆☆
#691 [綾]
晴「綾、カメラ持ってる?」
あたしは鞄の中を探った。カメラ入っていた。晴輝にカメラを渡した
晴「一緒に撮ろっか。」
そう言ってきた晴輝。あたしは晴輝の隣に行き、しゃがんだ。
あたし達はピースして写真を撮った。
晴「これから写真撮っていこうよ。出来たら見せて。」
約束した。でもあたしは、晴輝に写真を見せる事は出来なかった。
:07/10/21 23:10
:F902iS
:☆☆☆
#692 [(´∀`*)]
がんばれ。。
:07/10/22 13:45
:SH902iS
:h4Yq.AIU
#693 [綾]
(´∀`*)さん
ありがとうございます

今から書きます


:07/10/22 17:00
:F902iS
:☆☆☆
#694 [綾]
それからあたし達は、その辺を散歩した。
大きな公園に着いた時には、もう夕方の5時前。
時間がたつのは早い。
晴「昼飯に時間かけすぎたな。」
笑いながら言う晴輝。
遊んでいた子供や、のんびりしていたお年寄りの人達が帰っていく。
その時、男の子達が話かけてきた。
「お兄ちゃん、足怪我しちゃったの??」
一瞬悲しそうな顔をした晴輝。でもすぐ笑顔に戻り言った。
晴「そうなんだよ。歩けなくなっちまった。」
:07/10/22 17:08
:F902iS
:☆☆☆
#695 [綾]
無理に笑ってるように見えた。すると男の子達は、ポケットから何かを出し、晴輝に差し出した。
「お母さん達に怪我した時使うよう渡されたんだけど、お兄ちゃんにあげるよ。」
3人の男の子達の手には、バンドエイドが。
「これ使って、早く治るといいね!!」
男の子達から受け取った晴輝の目には、涙が溜まっていた。
「お姉ちゃん付けてあげなよ。」
あたしに話かけてきた。
綾「ありがとうね。あとで付けるね。」
:07/10/22 17:14
:F902iS
:☆☆☆
#696 [綾]
晴「お前らありがとな。」
男の子達は手を振って帰っていった。
晴「可愛いな〜。」
男の子達が走っていった道を見ながら言った晴輝。手にバンドエイドを握りしめ、晴輝はまだ涙を溜めてた。
晴「綾、来て。」
自分の膝に手をやってきた晴輝。
綾「えっ!?乗っかっていいの??」
晴「バカ。平気だよ。痛くないし。」
あたしはそっと乗った。
:07/10/22 17:18
:F902iS
:☆☆☆
#697 [我輩は匿名である]
子供の話とか嘘っぽい
:07/10/22 18:25
:SH902iS
:☆☆☆
#698 [綾]
本当なんですけどね〜

:07/10/22 18:38
:F902iS
:☆☆☆
#699 [まぃみィ
+゚]
これ好き
:07/10/22 19:40
:D902iS
:PsVThBLA
#700 [綾]
まぃみィさん
好きって言ってくれて嬉しいです


:07/10/22 20:25
:F902iS
:☆☆☆
#701 [綾]
晴輝が抱きしめてきて聞いてきた。
晴「ずっと押しながら歩いて疲れたべ??」
綾「全然。散歩好きだもん。」
あたしは晴輝の腕を握った。何か、震えてた。
晴「ごめんな。こんな足だからさ。綾と並んで、手繋いで歩けないし。」
あたしは黙った。
晴「黙っててごめん。俺、1週間前ぐらいに、先生に呼ばれたんだ。」
晴輝が言った時、あたしは嫌な予感がしたんだ。
:07/10/22 20:31
:F902iS
:☆☆☆
#702 [綾]
晴「俺な、病気の進行がかなり速いらしいんだ。」
ゾクッとした。抱きしめられたまま、あたしは話を聞いた。
晴「いつ死んでもおかしくないんだって。俺の死は近づいてる。」
あたしは涙が出てきた。いつ死んでもおかしくない。それは、晴輝があたしの傍からいなくなっちゃう事??
そんなの嫌だ。
晴「綾..」
晴輝があたしの名前を読んだ時、あたしは言った。
綾「死ぬとか言う言葉、簡単に言わないでよ!!」
:07/10/22 22:17
:F902iS
:☆☆☆
#703 [綾]
あたしは晴輝の膝からおり、立った。
綾「死ぬとか、何で軽々言うんだよ。」
涙が大量に出てきた。あたしは晴輝に背を向け、泣いた。
ガッシャーン!
大きな音が聞こえ、振り返ると晴輝が倒れていた。でも、あたしを見ている。
綾「晴輝!大丈夫!?」
あたしはすぐに晴輝の体を起こした。そしたら、晴輝は抱きしめてきた。
晴「立って抱きしめようと思ったけど、本当に俺立てなくなってんだな。」
:07/10/22 22:23
:F902iS
:☆☆☆
#704 [綾]
綾「バカ!無茶しないでよ。」
晴輝は少し黙り、震えた声で言った。
晴「本当は、死ぬのが近づいてるなんて言いたくなかったよ。本当は、めちゃくちゃ怯えてんだよ。」
抱きしめる力が強くなる。
晴「綾とまだ、全然過ごしてないよ。まだ嫌だよ。早すぎるよ。」
綾「晴輝..」
あたしが晴輝の顔を見ると、晴輝の目からは涙が流れていた。
晴「死にたくないんだよ。死ぬわけにはいかねぇんだよ。」
:07/10/22 22:38
:F902iS
:☆☆☆
#705 [綾]
あたしは、晴輝の事をジッと見た。泣きながら話す晴輝。今すぐにでも、抱きしめちゃいそうだ。
晴「俺、翔と約束したんだ。絶対に綾を離さないって。幸せにするって。」
晴輝が手を出してきた。あたしはその手を握った。
晴「この手で、俺は綾を幸せにしなきゃいけないんだよ。」
あたしは晴輝に抱きついた。本当にあたしは、晴輝が好き。
あたし達は何回もキスした。晴輝は絶対失いたくない。
あたしは、神様にずっと祈ってた。
:07/10/22 23:12
:F902iS
:☆☆☆
#706 [綾]
でもその想いは届かず、神様はあたしの目の前で晴輝の事を連れて行ってしまいました。
あたしの目の前で、晴輝は最後の最後まで苦しんでました。
「ただいまー!」
晴輝は、今日あたしの家に泊まる。
晴輝は、明日の朝に病院に戻らないといけない。運よく、明日も学校が休み。だからあたしが送っていくんだ。
ママ「晴輝待ってたよ。」
ママが笑顔で迎えてくれた。この日は3人でご飯を食べた。
綾「晴輝〜そろそろ寝るよ。」
:07/10/23 14:27
:F902iS
:☆☆☆
#707 [綾]
車椅子であたしの部屋に入ってきた晴輝は、黙り込んだ。
綾「どうしたの?」
晴「何で床に布団ひいてんの??」
綾「えっ..綾が床で寝ようと思って。だから晴輝はベットで。」
車椅子であたしの前に来て、手を握ってきた。
晴「一緒がいい。一緒に寝よ??」
ギュッと握る晴輝の手。悪いことをしちゃったな。あたしは反省した。
晴輝を壁側に寝かせ、あたしは隣に寝転がった。
:07/10/23 14:31
:F902iS
:☆☆☆
#708 [綾]
晴「明日もう帰るのか。かなり嫌だな。」
電気を消したから、部屋は暗い。でも月明かりで、うっすらと晴輝の顔が見える。
晴輝の顔を見ていたら、顔が近づいてきた。キスしてきた晴輝。
そして抱きしめてきた。
晴「綾、いつもありがとな。」
綾「何言ってんの。バカ。」
晴輝の体はいつも温かい。心臓の音が聞こえちゃうかな??あたしはこの時、かなり心臓がドキドキしていた。
この人と..ずっと一緒にいたいよ。
:07/10/23 14:37
:F902iS
:☆☆☆
#709 [綾]
晴「今日抱きしめたまま寝ていい??」
綾「うん...」
あたし達はそのまま眠りについた。
車の音、鳥の鳴き声。あたしはそれで目が覚めた。
晴輝はまだ眠っている。起こさないよう、あたしはベットから起き上がった。
時刻は9時。11時までに病院に行かなくちゃいけない。あたしは準備を始めた。
10時。大体準備が終わった時、晴輝が目を覚ました。
晴「おはよ。」
:07/10/23 14:47
:F902iS
:☆☆☆
#710 [綾]
まだ眠そうな晴輝。でもあたしは、着替えさせ、家を出た。
急がないと、11時過ぎてしまう。
電車をおり、急いで病院に向かった。でも、11時ちょっと過ぎてしまい、晴輝の部屋には、先生がいた。
「こらお前達。11時過ぎてるぞ。一緒にいたいのはわかるが、時間は守れ。」
お説教をされ、ぶつぶつ言う晴輝。
「帰ってきてすぐになんだが、検査するぞ。」
あたしは晴輝をパジャマに着替えさせ、先生が車椅子を押し、検査しに行った。
:07/10/23 16:10
:F902iS
:☆☆☆
#711 [綾]
待っている間、あたしは晴輝の荷物を片付けた。片付け終わっても、晴輝は帰ってこない。
1時が過ぎても帰ってこない。検査ってそんなに時間かかったっけ?
待っている時、翔が来た。
翔「よう!今日学校休みとかラッキーだよね!晴は??」
翔の手には、花があった。あたしはそれを花瓶に入れた。
綾「今検査中。でも全然帰ってこないの。サエは??」
翔「何か話してんのかもな。サエちゃん今日来れないって。」
:07/10/23 16:15
:F902iS
:☆☆☆
#712 [綾]
あたしは外泊中の事を翔に話した。あたしも翔から話を聞いた。そんな感じで過ごしてた。
綾「翔はさ〜サエとどうなの??長いよね。」
あたしが聞くと、翔は何も答えずただ笑っただけ。
あたしは何で笑ったのか、疑問に思ってた。その時、部屋のドアが開いた。
車椅子に乗った晴輝、普通に入ってきた。
綾「晴輝、遅かったじゃん。何してたの??」
すると晴輝は、むっとした顔をした。
晴「最悪今日の検査。いろんな所検査してさ〜。だから、かなり時間かかった。」
:07/10/23 16:20
:F902iS
:☆☆☆
#713 [綾]
ちょっと機嫌悪いみたい。
晴「綾〜リプトン買ってきてよ。」
そう晴輝が頼んできた。だからあたしは、病院を出てコンビニに向かった。晴輝に言われた通り、リプトンを買い、翔の分も買っていった。
部屋の前に着いた時、話し声が聞こえた。
晴輝の部屋は、1人部屋だから結構小さい。なので、ベットはドアから近く、話し声は時々廊下まで聞こえるんだ。
晴「今話した通り、俺はあと少しなんだわ。」
:07/10/23 16:25
:F902iS
:☆☆☆
#714 [綾]
その時、あたしはすぐわかった。晴輝が翔に、あの話をしている。あたしは、また泣きそうになってしまい、部屋に入れず、廊下に立ったまま。
2人の話し声は聞こえてくる。
翔「お前何言ってんの?意味わかんねぇよ。」
晴「意味わかれよ。さっきも先生に言われた。いつ死んでもおかしくないって。」
翔の声が小さいのか、時々聞こえない時がある。
翔「綾ちんはどうすんだよ。お前、また1人にするわけ?」
黙る晴輝。
翔「何とか言えよ!」
:07/10/23 16:31
:F902iS
:☆☆☆
#715 [綾]
翔が怒鳴り、何かを殴る音が聞こえた。ガンって、すごい音が。
晴「ふざけんな。何でてめぇが切れんだよ。こっちだって我慢してんだ。」
晴輝も少し大きな声を出した。
晴「1人にしたくねぇよ綾の事。ずっと一緒にいてぇよ。でも、どうする事も出来ねぇんだよ。治す事出来ねぇんだよ。」
翔「俺との約束はどうなるんだよ。綾ちん幸せにするって..」
翔の声が止まった。多分泣いているんだろう。
:07/10/23 16:36
:F902iS
:☆☆☆
#716 [綾]
晴「悪い。守れねぇ。」
2人に続く沈黙。あたしはバレてはいけないと思い、物音たてないよう、そこに立った。
晴「1つ聞いていいか?」
晴輝が口を開いた。でも翔の声が聞こえない。首で頷いたんだろう。晴輝はまた口を開いた。
晴「翔は、綾に惚れてたんだよな。てか今も惚れてんだろ。」
何を言ってんの晴輝は。翔はサエと付き合ってるんだよ??
何も答えない翔。何故か、ここに立っているのが辛くなってきた。
:07/10/23 16:43
:F902iS
:☆☆☆
#717 [綾]
晴「俺気づいてたよ。ずっと前から。でも翔は、俺が綾の事本気だから、付き合ってるから、諦めるためにサエと付き合ったんだろ。」
まだ何も言わない翔。晴輝は話続けた。
晴「サエと付き合ったけど、綾がまだ好き。お前が綾見る目見ればわかるって。惚れてんだろ??」
翔「悪い。」
翔が答えた。翔があたしを好き??でもサエに告られた日、あたしに想い伝えて、諦めるって言ってたじゃん。サエの事大切にするって。
でも翔は、サエと付き合ってからもずっとあたしの事好きだったの??
:07/10/23 16:49
:F902iS
:☆☆☆
#718 [綾]
晴「お前はわかりやすいんだよ。」
翔「本当にごめん。」
そろそろ入ろうかと思った時。
晴「悪いけど、俺はお前に綾の事頼むとか言わねぇよ。親友だとしても、綾は誰にも渡さない。」
あたしだって、晴輝の以外いく所なんてない。
あたしはビニール袋を握りしめ、ドアを開けた。
綾「リプトン買ってきたよー!」
何も聞いてないふりをした。2人は、びっくりした顔をしてた。急に開けたからな。翔の目は、少し赤かった。
:07/10/23 17:39
:F902iS
:☆☆☆
#719 [綾]
晴「急に開けてんじゃねぇよ。このチビ!!」
あたしは晴輝の頭を叩いた。それを見て翔は、笑ってた。
学校が始まり、あたしはまた遅刻をした。
昼休み担任に呼ばれた。
「お前、本当最近遅刻が多いぞ。遅刻でもう、欠席何日ぐらいになってると思ってんだ。」
やっぱり遅刻の事だった。
綾「すいません。」
:07/10/23 17:44
:F902iS
:☆☆☆
#720 [我輩は匿名である]
はぁ〜なにこれ。
キモいキモい
:07/10/23 17:45
:SH902iS
:☆☆☆
#721 [綾]
「お前のお母さんから聞いているよ。毎日病院に行ってるんだってな。彼氏、病気なんだろ??」
あたしは軽く頷いた。すると担任はため息をついた。
「それは偉い事だ。でもな、それが遅刻の原因なら、病気に行くのを控えなさい。3日に1回とかでもいいだろ。」
遅刻の原因は、晴輝じゃない。あたしがいけない。病院から帰ってくるのが遅い時はある。
でも遅刻は晴輝が悪い訳じゃないよ。
あたしが平気だと思って。だからあたしが悪い。
:07/10/23 17:49
:F902iS
:☆☆☆
#722 [おまめ]
他に読んどる人いるんやきそう思うなら見に行くることなくない?
綾さん頑張って


いつも見てます

これみて彼氏を思う気持ち変わりました。
ありがとうございます。
今からもずっとみにきます

:07/10/23 17:51
:SH703i
:7zkC9nL6
#723 [綾]
綾「彼氏のせいじゃない。あたしのせいなんで。これから気をつけます。」
あたしが職員室を出ようとした時。
「留年しないようにな。」
留年と言う言葉。あたしは親からの反対をうけてまで、東京の高校に入った。留年なんて、ダメだよね。
教室に戻ると、マユミがあたしの席の前にいた。
マユミ「綾おかえり〜!」
いつも元気なマユミ。
:07/10/23 17:53
:F902iS
:☆☆☆
#724 [綾]
おまめさん
ありがとうございます

いつも読んでくれてるとか嬉しいです


今から用事があって

また夜に書くので、よかったら読んでください

:07/10/23 17:56
:F902iS
:☆☆☆
#725 [おまめ]
:07/10/23 17:57
:SH703i
:7zkC9nL6
#726 [綾]
マユミ「綾に相談ある〜!」
笑いながら言ってきたマユミ。でも、無理に笑ってるように見えた。
綾「どうしたの?」
ここは教室。ここはマズいと言って、向かったのは音楽室。
マユミは、ピアノの椅子に座り込んだ。
マユミ「今ね、彼氏がいるの。」
そう言って、待ち受け画面を見せてきた。そこには、マユミの彼氏のプリクラが。隣には、マユミがいた。
:07/10/23 23:12
:F902iS
:☆☆☆
#727 [綾]
マユミ「この人、マユミが中3の時に知り合った人なの。マユミが新宿にいたら、ナンパしてきてさ。」
画面を見ながら話すマユミ。
マユミ「今19歳なんだけど、まじで好きなんだ。」
綾「彼氏と何かあったの??」
黙るマユミ。あたしはマユミの肩に手を乗せた。
マユミ「でも、最近マユミに冷たいんだ。せっかく東京に来たのに、会ってくれないし、連絡もくれないの。」
何て言っていいのかわからなかった。
:07/10/23 23:20
:F902iS
:☆☆☆
#728 [綾]
マユミ「別れちゃおうかな〜って。」
綾「でも、まじで好きな人なんでしょ??」
マユミは頷いた。
マユミ「でもさ、あっちは遊びだと思う。てか、絶対そうだよ。」
ため息をつき、黙り込んだマユミ。少しして、話出した。
マユミ「普通遊びなら、許しちゃダメだよね。なのに大好きなの。すごく会いたいの。」
体が震え、泣き崩れるマユミ。
:07/10/23 23:30
:F902iS
:☆☆☆
#729 [綾]
綾「まだ、遊びかどうか決まった訳じゃないじゃん。自分で確かめてみなよ。」
マユミ「そうだよね。電話してみる。出るまで。」
チャイムが鳴ったが、マユミは1人音楽室に残った。
授業中、マユミが心配で心配で。授業が終わった瞬間、あたしは音楽室に向かった。
ドアを開けたら、椅子に座っているマユミ。
綾「マユミ?」
あたしが呼んだら、こっちを向いたマユミ。その瞬間に泣き出したマユミ。
綾「マユミどうしたの?」
:07/10/23 23:37
:F902iS
:☆☆☆
#730 [

◆hB/ij5xC9Y]
:07/10/24 01:01
:SH904i
:CYgvh4eg
#731 [綾]
マユミ「遊びじゃなかった。彼氏、遊びじゃなかったよ。」
携帯を握りしめているマユミ。
綾「何があったの?教えて。」
涙を拭いて、マユミは話出した。マユミの話はこうだった。急に連絡が取れなくなったかと言うと、マユミの彼氏は仕事で忙しかったから。
東京に出てきたマユミと、一緒に暮らしたい。そのために、朝昼夜ずっと仕事をしていたらしい。
マユミ「一緒に暮らそうだって。一緒に。」
:07/10/24 13:45
:F902iS
:☆☆☆
#732 [綾]
綾「どうするの?」
あたしが聞くと、マユミは笑った。
マユミ「綾ごめん。綾と高校の思い出作りたかった。でもマユミ、決めた。高校やめる。」
綾「やめるって。」
マユミ「彼氏と一緒に住む。バイトして、マユミもお金稼ぐ。」
決意した顔のマユミ。その顔は、すごく綺麗だった。
次の日にもうマユミは、高校を辞め、彼氏との新しい生活が始まったんだ。
教室に入っても、元気に迎えてくれるマユミがいなくて、すごく寂しかった。
:07/10/24 13:57
:F902iS
:☆☆☆
#733 [綾]
ゴールデンウイーク中、あたしは毎日晴輝の所に行った。
綾「晴輝〜!」
晴「よう!!」
いつものように、元気よく出迎えてくれる晴輝。
何でこの人が病気なの?全然元気じゃん。
あたし達は、写真をいっぱい撮った。1個はもう全部使ってしまい、あと1個は、ラスト1枚しか撮れない。
綾「ね〜写真あと1枚しか撮れないよ??」
晴「今撮ろうか。」
あたしは晴輝にカメラを渡し、隣に行った。
:07/10/24 16:14
:F902iS
:☆☆☆
#734 [綾]
晴「撮るよー!」
あたしがピースをした時、晴輝はほっぺにキスをしてきた。
晴「はい!ラスト1枚撮りましたー!」
笑いながら言う晴輝。あたしは顔が赤いだろうと自分でわかるぐらい、熱かった。
綾「今日、出してくる。」
晴「早く見たいな。変顔とかもあるもんな。」
あの時、晴輝はすごい楽しみにしてたよね。見せれなかった。50枚の写真、あたしはちゃんと持ってるよ。
:07/10/24 16:23
:F902iS
:☆☆☆
#735 [綾]
晴「綾、俺の事好き?」
突然聞いてきた晴輝。
綾「好きだよ。大好き。」
晴「俺も。毎日来てくれてありがとね。」
何で急にこんな事言ってきたのか、わからなかった。でも晴輝は、わかってたんだね。
自分がもうすぐあたしの前からいなくなっちゃう事を。
その日はいつも通り、キスをして別れた。
帰り、あたしはカメラを出しに行った。
:07/10/24 16:28
:F902iS
:☆☆☆
#736 [綾]
2個渡し、できるのは翌日の12時ごろと聞いた。
明日はゴールデンウイーク最終日。早く晴輝に写真見せたい。
家に着くと、サエがマンションの前にいた。聞くと、ずっと帰ってくるのを待っていたらしい。
綾「ごめんね。で、どうしたの??」
サエ「翔くんと別れちゃったの。」
その事を聞いた時、晴輝と翔の会話を思い出した。
:07/10/24 16:34
:F902iS
:☆☆☆
#737 [綾]
サエ「暴露しちゃうと、あたし翔くんに1回も好きって言われた事ないの。あたしも最近、別にいいやみたいな。」
本当は嫌なんでしょ。声震えてるよ。
サエ「やっぱ、初恋は重いんだと思う。」
綾「サエ..」
サエ「もう吹っ切れた。別れたからって、田中くんのお見舞い行かないとかないから、安心して。別に気まずいとか思ってないから!」
わざと笑っているように見えるサエに、あたしは何も言えなかった。
:07/10/24 16:41
:F902iS
:☆☆☆
#738 [綾]
次の日、12時ごろに写真を撮りに行った。
病院までの道、あたしは50枚の写真を見た。
変顔、、2人ともありえない顔してる。
あたしが泣いた後の写真は、目が真っ赤だった。
すごい笑顔のもあったし、晴輝のふてくされた顔もあった。キスしている写真は、何だか照れくさかった。
写真を袋に入れ、部屋に入ったら晴輝の姿はなく、翔が1人で椅子に座っていた。
綾「翔、晴輝は?」
返事をしない翔。あたしは嫌な予感がした。
綾「ねぇ、晴輝は??」
あたしがもう1回聞くと、翔は言った。
:07/10/24 16:48
:F902iS
:☆☆☆
#739 [我輩は匿名である]
:07/10/24 18:39
:SH904i
:j7dQBcuE
#740 [綾]
翔「俺が部屋入ったら、何か苦しそうにしてて。先生が、運んでいった。」
晴輝、今どこなの?どこなのかわかんないから、あたしは部屋から動けなかった。
てゆうか、体が震えて動ける状態じゃない。
翔「先生が大丈夫って言ってたから。」
それでもあたしの震えは止まらない。
翔「すぐ戻ってくるよ。」
:07/10/24 18:41
:F902iS
:☆☆☆
#741 [綾]
あたしは思い出していた。公園で晴輝が言った事。
「いつ死んでもおかしくないんだって。俺の死は近づいてる。」
嫌だよそんなの。晴輝、早く戻ってきて。
それから何分待っただろう。先生が車椅子を押し、晴輝が戻ってきた。
晴「おう綾。いつ来たんだよ。」
顔色が悪い晴輝。
綾「晴輝、大丈夫なの?」
晴「何が?」
何もなかったように答える。バカ全部知ってるんだから。
:07/10/24 18:59
:F902iS
:☆☆☆
#742 [綾]
綾「バカ!嘘つくな!」
あたしが怒鳴ると、晴輝は驚いた顔をしてた。
翔「俺、今日は帰るよ。」
気を使ってくれたのか、翔と先生は部屋から出ていった。
晴「綾〜」
晴輝が呼んだけど、あたしは返事をしないで、背を向けて立ったまま。
車椅子で晴輝は、あたしの横に来た。そして、上目使いであたしを見る。
晴「何怒ってんだよ〜。」
あたしはしゃがみ、晴輝に言った。
:07/10/24 19:35
:F902iS
:☆☆☆
#743 [綾]
綾「苦しそうにしてたって、翔から聞いたよ。」
首をかき、困った顔をする晴輝。
晴「別に大丈夫なんだけどな。何か激痛がきただけ。」
あたしは晴輝の膝に手を置いた。首をかくのをやめた晴輝が、あたしを見る。
綾「大丈夫じゃないくせに。嘘つかないでよ。もっとさ、綾に頼ってよ。」
晴「ごめん..なさい。」
何の事に謝ったのかは、あたしにはわからない。嘘ついた事?頼ってない事で?
:07/10/25 00:59
:F902iS
:☆☆☆
#744 [綾]
晴「綾、頼みがある。」
綾「何??」
すると晴輝は、車椅子が動かないようにし、あたしに手を差し伸べてきた。あたしは理解できず、晴輝の手を握った。
晴「俺立ちたい。」
立ちたい。晴輝はもう歩けない足になっている。だから、立つ事というのはまったくしてないんだ。
歩けないと言っても、まったく動かないという訳じゃない。
あたしが手を貸せば、少しだけ立てるかも。でももし倒れたら、間違いなく体を撃ってしまう。
:07/10/25 01:08
:F902iS
:☆☆☆
#745 [綾]
綾「危ないよ。」
あたしはそう言って、手を離した。でも晴輝はすぐに、握りしめてきた。
晴「立ちたい。立って綾を抱きしめたい。」
あたしだって、普通に立つ晴輝を見たい。抱きしめてほしい。
あたしは何も言えないまま、晴輝を見た。
晴「お願いだよ。」
手を握る力が強まる。あたしは頷き、手を貸した。晴輝の体が車椅子から離れ、晴輝はあたしの体に掴まりながら立とうとする。
晴輝の体はフラフラ状態。
:07/10/25 01:15
:F902iS
:☆☆☆
#746 [チィコ]
はじめの方からずっと見てました

綾さんにお願いがあります。
私は16歳で余命半年と告げられました。
彼氏もいます。
一緒に病気と闘ってくれてます。
はるきさんの病名教えてもらえないでしょうか。
:07/10/25 03:14
:P903i
:kfwb1hWE
#747 [綾]
チィコさん
読んでくれてありがとうございます

晴輝の病気は、原因不明だし名前もあまり聞かないのなんです。
しかも晴輝はすごい進行が速くて、、
この小説には書けなかった症状もありました。
それは読んでる人の気分を悪くするので書きませんでした。
小説を書く時に病名は秘密にすると決めてたので、教える事はできないんです

わざわざコメントくれたのにすいません。
:07/10/25 06:56
:F902iS
:☆☆☆
#748 [綾]
綾「晴輝大丈夫?」
あたしはやっぱり心配になり、体を抑えながら聞いた。
晴「大丈夫大丈夫。」
晴輝の足がプルプル震えていて、今にも倒れそうだった。
でも、晴輝は立った。あたしの腕に掴まりながら、立った。
綾「晴輝、やったぁ。立ったよ!」
久しぶりに立った姿を見た。晴輝はものすごく背が大きかった。
:07/10/26 08:31
:F902iS
:☆☆☆
#749 [我輩は匿名である]
なんか嘘っぽいね
原因不明の病気ってことは『難病』って言われる病気なんでしょ?
原因不明だの進行が早いだの、こんだけ何もかも詳しく書いてるくせに病名だけ書けない意味が分からん。
:07/10/26 10:56
:SH902iS
:☆☆☆
#750 [綾]
嘘じゃないんですよ

確かに原因不明とか進行が早いとは書きました。でも、症状は歩けなくなった事と苦しんでる事しか書いてませんよ?
他にもいろいろな症状ありました。
でもそれは、歩けなくなる事を言うより、読んでる人の気分を悪くするといけないから、避けています。
だから病名も書いてないんです。
嘘とか思う人が沢山いるかもしれないけど、これは嘘じゃありません。
:07/10/26 11:37
:F902iS
:☆☆☆
#751 [我輩は匿名である]
病名書いたからって気分悪くする人なんていんの?
あんたの、『私はかわいくてモテますよ』って感じの文章の方がよっぽど気分悪くなるけどね
そーゆー事言ってるんじゃありませんとか言うなら、かわいいって言われたとか翔がまだ自分を好きとか
わざわざ書かなくていいし
それと、病状は詳しく書いてないけど、私が言ってんのは『知り合いが見たら誰か特定出来る位詳しく書いてる』って意味だから
結局何が言いたいの?
:07/10/26 12:09
:SH902iS
:☆☆☆
#752 [ピリリン]
我が輩は匿名であるって言う人言ってる意味がわかりませんよ。
知り合いが見たら誰か特定できるとか、意味不明ですよ。
あと綾さんは病名を出したら気分悪くなるとか言ってないよ。症状だから!あと本当って言ってるんだから、文句言わないでそのままにしてなよって、こっちからしてはそう思う。
:07/10/26 12:44
:F902i
:☆☆☆
#753 [(・∀・)]
>>751おまえが何を言いたいの?って感じだよ。笑
黙って見るか、黙って消えろって話!!
長々と語ってんな、惨めだから。笑
:07/10/26 14:50
:SH704i
:4MQDk.WE
#754 [dミツバチハッチd]
>>751↑あなたよく他の主のところにもコメント書いてるよね?
中傷?というか主が書く小説に対していちいちいちいち文句かいてるよね??何様でしょうか?
目障りです!やめてください
あやさん!最後まで頑張ってください!あやさんの小説は読む価値があります!
:07/10/26 15:01
:W52H
:☆☆☆
#755 [

◆hB/ij5xC9Y]
:07/10/26 15:36
:SH904i
:Qo9bUBRQ
#756 [綾]
あたしの頭が、晴輝の肩より下だった。
晴「うわっ!まじお前チビなんですけど。」
綾「うるさいなぁ。」
すると晴輝は、あたしを抱きしめてきた。
車椅子に座ってる時とは全然違う感じ。
晴「俺、こうやって、毎回抱きしめたいわ。」
あたしは晴輝の背中に手を回す。晴輝があたしの顔を見て、次にキスしようとしてきた。その瞬間、晴輝がバランスを崩し、あたし達は倒れた。
運良く、倒れたのはベットの上。
:07/10/26 23:00
:F902iS
:☆☆☆
#757 [綾]
綾「危なかった。」
あたしが目を開けると、あたしが下で、晴輝が上にいる状態だった。
晴「調子のって立ったのが、いけなかったな。」
笑いながら言う晴輝。でも、すぐに真剣な顔になり、あたしに顔を近づけてきた。
晴「綾...」
あたしの名前を呼び、晴輝はキスしてきた。何回もした。
綾「じゃあ、また明日来るね。」
晴「待ってるな。」
キスをし、あたしは部屋から出た。この時のキスが、最後のキスだった。
:07/10/26 23:11
:F902iS
:☆☆☆
#758 [綾]
夜11時過ぎ。公衆電話から電話がかかってきた。出ると、晴輝からだった。
晴「何か寝れなくて。」
今日が初めてではない。晴輝は夜寝れない時、よく病院の公衆電話からかけてきていた。
晴「てかお前、今日写真見せてないぞ。」
あたしはすっかり忘れていた。鞄から写真を取り出し、晴輝に言った。
綾「ごめん。明日持っていく。」
晴「今日でゴールデンウイーク終わりじゃん。明日から学校だよな??」
綾「そうだよ。」
:07/10/26 23:22
:F902iS
:☆☆☆
#759 [綾]
晴「学校終わったら、早く来てね。」
何か晴輝、可愛い事を言っている。あたしは少し笑ってしまった。
綾「わかったよ。早く行くね!!」
何かブツブツ言っている晴輝。
綾「何??」
あたしが聞くと、晴輝は小さな声で言ってきた。
晴「綾に手紙書いた。」
手紙??晴輝があたしに?
すごく嬉しかった。
綾「じゃあ、明日ちょうだい。早く見たいな。」
:07/10/26 23:27
:F902iS
:☆☆☆
#760 [綾]
それから何分か話し、あたし達は電話を切った。あたしは寝る前に写真をまた全部見て、鞄にちゃんとしまい、眠りについた。
晴輝、写真見せれなくてごめんね。あたしは毎日、写真見てるよ。
あの時、もっと先生が早く来てたらなって思っちゃった時あったけど、今はそんな事思ってない。
先生のせいじゃない。
晴輝のせいでもないからね。
あの時、何も出来なくてごめんね。
:07/10/26 23:35
:F902iS
:☆☆☆
#761 [ゆン]
あげ

:07/10/26 23:58
:SO903i
:vVqqE8.E
#762 [我輩は匿名である]
綾チャンがんばってね☆
:07/10/27 00:02
:F703i
:☆☆☆
#763 [綾]
応援ありがとうございます

:07/10/27 00:21
:F902iS
:☆☆☆
#764 [綾]
その日の朝は、珍しく早起きをし、学校に行った。教室に入っても、毎日元気にあたしの所に来るマユミはいない。
あたしは、他の友達と過ごし、6時間目が終了。
あたしが帰る用意をしてる時、翔が教室に入ってきた。
翔「綾ちん、今日一緒に晴の所行こうぜ。」
病院に向かってる間、全然会話がなかった。空気は明らかに悪かった。
翔「俺さ、言いたい事があるの。」
あたしの顔を見ず、翔は前を向きながら話してきた。
:07/10/27 00:31
:F902iS
:☆☆☆
#765 [綾]
翔「俺がサエちゃんと別れたのは知ってるよね?」
綾「うん。」
翔は1回ため息をついて、また話始めた。
翔「正直言うと、サエちゃんと付き合ってた時も、綾ちんの事引きずってたんだよね。晴がいるのに、ごめん。」
あたしは首を振った。
翔「大切にしたいって言ってたのに、俺、最低だよね。」
あたしは黙って、翔の話を聞いてた。
翔「晴はさ、俺が綾ちんに惚れてんの知っててさ。」
知ってる。あたし、話聞いちゃったもん。
:07/10/27 00:48
:F902iS
:☆☆☆
#766 [綾]
そんな事言えず、あたしは黙ったままでいた。
翔「あいつはすげぇよ。隠し事出来ないし。すぐバレちゃう。」
鼻で笑った翔。すこし間があき、また話をしてきた。
翔「あいつ言ってたよ。俺はお前に、綾の事頼むって言わねぇって。親友だとしても、綾は誰にも渡さないってね。」
聞いた話だけど、あたしは泣きそうになった。
翔「本当こんな話ごめんね。まじで次は本当に、諦めるから。晴とずっと、一緒にいてあげてね。親友からのお願い。」
あたしは頷いた。
それから病院に着くまで、あたし達は何も話さなかった。
:07/10/27 01:07
:F902iS
:☆☆☆
#767 [綾]
晴輝の部屋に向かってる時、何か変な感じがした。いきなり鳥肌がたったんだ。
あたしはちょっと歩くスピードを上げ、晴輝の部屋に向かった。ノックをすると、毎日聞こえてくる声。
「誰〜??」
聞こえてくるはずなのに、今日は聞こえない。
翔「検査中なんじゃない??」
翔が言ったけど、あたしは、何か違うような気がした。ドアを開け、ベットの方を見ると、胸を抑えて苦しそうにしている晴輝がいた。
綾「晴輝!?」
:07/10/27 16:55
:F902iS
:☆☆☆
#768 [綾]
あたしが駆け寄ると、ハァハァと言って苦しんでいる晴輝。
翔「先生呼んでくる。」
翔が走り、部屋を出ていった。
綾「晴輝、大丈夫だよ。今先生来るからね。」
あたしがそう言うと、晴輝は、頷いた。すごく苦しそう。あたしは、手を握っている事しか出来なかった。
すぐに先生が来て、あたしは手を離す。先生は晴輝の胸を触り、看護婦さんに何か言っていた。
看護婦さんが先生に何かを渡していた。その時、翔があたしの裾を引っ張り、翔の後ろに移動させた。翔の背中があって、前は見えない。
:07/10/27 17:01
:F902iS
:☆☆☆
#769 [綾]
先生が何かをしている物音だけが聞こえ、何分後に、また翔があたしの裾を引っ張った。
前に移動した時に見た物は、ピッピッピッとなる機械の音と、さっきまで苦しんでいた晴輝が落ち着いていて、目を閉じている。
「危なかったな。」
先生が言うと、看護婦さんが頷いた。
あたしと先生は、目が合った。
「晴輝の親を呼びなさい。あと、綾ちゃん、話があるんだ。」
晴輝ママとパパは、翔に頼み、あたしと先生は、部屋を出て、診察室みたいな部屋に入った。
:07/10/27 17:07
:F902iS
:☆☆☆
#770 [綾]
先生は、机に置いてあったコーヒーを一口飲み、話始めた。
「今の見ただろ。晴輝、死ぬ所だったぞ。」
綾「えっ..」
あたしはまた思い出した。晴輝があたしに話した事。
「いつ死んでも、おかしくないんだって〜…」の言葉。あんなに苦しんでた晴輝を見たのは、初めてだった。
「俺は、晴輝を助けるために、毎日治療したよ。検査だって、細かくした。」
拳で机を殴る先生。
頭を抱え、手で髪を掴んでいた。
「俺には、晴輝を助けられないのか。」
:07/10/27 17:24
:F902iS
:☆☆☆
#771 [綾]
綾「先生、そんな事言わないで。晴輝は、絶対治るから。」
まだ頭を抱えている先生。先生の体が震えていた。鼻を吸う音も聞こえた。
泣いていたんだ。あたしは何も言わず、その部屋から出た。
今は、晴輝の傍にいてあげなきゃ。
あたしが部屋の前に着いた時、晴輝のママとパパが走ってきた。
晴パパ「綾、晴輝は?」
あたしは何も答えず、部屋のドアを開けた。2人は、駆け寄り、晴輝の名前を呼んでいた。
ドアの前で立ったままのあたしを、翔が呼び、あたしも部屋の中に入る。
:07/10/27 17:30
:F902iS
:☆☆☆
#772 [我輩は匿名である]
そんなにドラマみたいな台詞を言う医者がいるのか
しかも拳で机を殴りながらとかwww
:07/10/27 17:34
:SH902iS
:☆☆☆
#773 [綾]
いるんですね〜
先生とは本当に仲よかったんで。
:07/10/27 18:56
:F902iS
:☆☆☆
#774 [綾]
ピッピッピッ…
この音だけが部屋に響き、晴輝のママは、晴輝の手を握っている。
翔があたしの肩に手を置いてきた。翔の顔を見た瞬間、泣きそうになった。
晴輝のママとパパが、先生と話をするために部屋を出たのは、夕方5時ぐらいだった。
あたしと翔は部屋に残り、晴輝の傍にいた。
晴輝の顔をずっと見た。でも、目を覚ます気配はない。
空が少し暗くなった頃。
晴パパ「綾、俺達今日は帰るが、綾はどうする?」
部屋に戻ってきた晴輝のパパが聞いてきた。
:07/10/27 23:19
:F902iS
:☆☆☆
#775 [綾]
綾「帰るの?」
晴パパ「あぁ。先生が今日は多分目を覚まさないだろうって言ってたし、明日朝早く来るつもりだ。」
綾「そっか。綾はもう少しいる。」
そう言うと、2人は荷物を持ち、部屋から出ていった。晴輝ママの目が、赤かった。
翔「俺もまだ残ってるよ。」
あたしは、ずっとずっと晴輝の手を握っていた。写真見せたいよ。
早く話したいよ。
:07/10/27 23:24
:F902iS
:☆☆☆
#776 [みさと]
何か最近話しが嘘っぽく感じできた…
:07/10/28 01:02
:SH902i
:☆☆☆
#777 [みさと]
すぃません
感じてきた…です
:07/10/28 01:03
:SH902i
:☆☆☆
#778 [綾]
みさとさん
そうですか…
嘘って思う人たくさんいると思います。
でもあたしは、嘘を書いている訳じゃないので、本当なんですしか言えません。
:07/10/28 01:19
:F902iS
:☆☆☆
#779 [(・∀・)]
本人が事実だっつってんだから黙って聞いてりゃいんだよ ほんと皆さん大人になって?
:07/10/28 11:50
:SH704i
:U/sA0H9I
#780 [我輩は匿名である]
779サンの言うとおり!!
最後まで読みたいので
綾サン頑張って下さい!!
:07/10/28 17:55
:D904i
:qH.1/GaA
#781 [
沙織、、]
塚

嘘と思うンだったら自分が読まンかったらいいだけやんεミ。・

・)g
綾さン気にUなL1で下さい


!!頑張って書いて下さいね(*゙・ω

)
:07/10/28 18:08
:SH903i
:xAu84goY
#782 [通りすがりの人]
綾ちんマジ頑張ってx自分は福岡と東京で今年の6月から遠距離したばっかでよく喧嘩もするケド…この小説読んでめっちゃ相手の大切さがわかった咐~いろいろ言う人もいるケドホそんなの気にしないで頑張って応援してるよ~P毎日楽しみにしてまーすッテ~綾ちんファイトxy
:07/10/29 00:50
:W41SH
:6qVYMklA
#783 [え]
でもこの話、題名が遠距離恋愛っておかしくない?
病気の事が主で遠距離の時期って題名になるほどメインかな?
まぁ話はおもしろいし、応援はしてますo(^-^)o
:07/10/29 01:46
:SH904i
:e4Fy1K6.
#784 [綾]
みなさんいろいろなコメントありがとうございます


嘘などの意見が結構出たため書くの辞めようと思ったけど、あと少しで完結する予定です

なので最後まで書きたいと思います


今日はもう遅いので

また明日書きたいと思います

:07/10/29 02:03
:F902iS
:☆☆☆
#785 [綾]
7時ぐらいだった。
晴輝は目を覚ます気配なし。あたしと翔は帰る事に。
翔「やばい!携帯忘れてきた。」
エレベーターの前で言う翔。翔は携帯を取りに部屋に戻った。あたしは1人エレベーターの前で待っていた。
少したってから、誰かが廊下を走る音が聞こえた。
翔「綾ちん!ちょっと!」
翔があたしの手を引っ張り、走り出した。
綾「痛いな。何!?」
着いたのは晴輝の部屋の前。翔は勢いよくドアを開け、中に入った。
:07/10/29 13:16
:F902iS
:☆☆☆
#786 [綾]
晴輝の方を見たら、さっきまで布団の中に入っていた手が、晴輝のおでこの上にあった。
……!!
綾「晴輝?」
あたしが名前を呼んでも反応なし。
翔「おい!」
翔が呼んでもだ。
ピッピッピッ。
その音だけ..。
体を揺らしながら、あたしは晴輝を呼んだ。
その時だった。
:07/10/29 13:21
:F902iS
:☆☆☆
#787 [綾]
おでこにあった手が、動いた。おでこから手が離れ、お腹の上に移動した。
その時、ゆっくりと晴輝の目が開いた。
今日は多分目を覚まさないと言われたって、晴輝のパパが言ってたのに。
晴輝は、目を覚ましたんだ。
綾「晴輝、大丈夫?」
ゆっくりと目線をあたしに向けた晴輝。少し微笑み、あたしに言った。
晴「綾。」
震えた手が、あたしの頭の上に移動し、撫でてきた晴輝。
その瞬間力が一気に抜け、涙が出そうだった。
でもこの後晴輝は、離れていった..。
:07/10/29 23:05
:F902iS
:☆☆☆
#788 [綾]
翔が話かけた時、話すのが辛そうだった晴輝。
翔も心配し、落ち着きがなかった。
あたしの頭を撫でていた晴輝の手が、あたしの手を握ってきた。
すごく震えていて、手汗をかいていた。
綾「晴輝、気分悪い?」
微笑んだ晴輝。でもその笑みは、無理にやっているのがわかる。
晴輝が手を握る力は、強くなったり、弱くなったり。
息が乱れてきたのは、晴輝が手を強く握ってきた時だった。
:07/10/30 00:08
:F902iS
:☆☆☆
#789 [綾]
目を思いっきり閉じ、手を握ってない手で、胸を抑える晴輝。
綾「晴輝!どうしたの?」
あたしが言ったら、握ってた手を離し、次は両手で胸を抑える。
明らかにさっきより、苦しんでいる様子。
翔の方を見ると、体が震えていた。
綾「翔??」
晴輝の事をジッと見て、あたしの声に気付いていない。
綾「翔!!」
また呼んだら、ハッとした反応をとり、あたしの方を向いた。
:07/10/30 10:39
:F902iS
:☆☆☆
#790 [

◆hB/ij5xC9Y]
:07/10/30 23:40
:SH904i
:FrdDOkhE
#791 [我輩は匿名である]
ぱくり
:07/10/31 10:53
:D902iS
:☆☆☆
#792 [綾]
パクりじゃないですけど
:07/10/31 14:56
:F902iS
:☆☆☆
#793 [みわ]
:07/10/31 15:55
:F902i
:/RZpueu.
#794 [綾]
綾「先生呼んできて。」
翔「探してくる。」
翔は走って部屋から出ていった。
「ハァハァ。…っ。」
苦しむ晴輝。あたしは片手を握った。
綾「晴輝、先生来るから。もうちょっとだから。」
握り返してくる晴輝の手は、かなり震えていて、握る力も全然強くない。
翔はまだ来ない。
先生もまだ来ない。
早く、、早く来て。
:07/10/31 22:30
:F902iS
:☆☆☆
#795 [綾]
あたしはただ手を握る。その間晴輝は、苦しんでいる。
手でマスクを外し、口を動かす晴輝。
綾「えっ?」
あたしが首を傾げると、晴輝は本当に小さな声で何か言っている。
聞こえないあたしは、晴輝の口に耳を近づけた。
晴「ごめん...」
確かに晴輝はそう言っていた。何がごめんなのか、わからない。
晴「死にたくない。」
"死にたくない"..晴輝の顔を見た時、晴輝の目からは涙が流れていた。
あたしも涙が出てきた。
綾「嫌だ。」
あたしは力いっぱい晴輝の手を握った。晴輝の手に何滴かあたしの涙が落ちる。
:07/10/31 22:37
:F902iS
:☆☆☆
#796 [綾]
晴「死にたくねぇよ。」
今度はハッキリと聞こえた。
晴「綾..」
何回も呼ぶ晴輝。あたしは涙が止まらず、晴輝の声を聞いていた。
あたしの手を握る晴輝。その力がだんだんと弱くなってきた。その手が離れた時、部屋中に、
ピーーーッという音が響いた。
晴輝の顔を見た時、晴輝は目を閉じていて、最後の涙1滴が流れた。
何分後だろう。バタバタと音が聞こえ、翔と先生が部屋に来たのは。
:07/10/31 22:46
:F902iS
:☆☆☆
#797 [綾]
翔が電話をしたのか、晴輝ママとパパもあとから来た。晴輝のママは泣き崩れ、ベットの前で座り込んでいた。
あたしはその光景を立ったまま見ていた。
さっきまで泣いてたのに、今は涙が出ない。
人の死を初めて体験した。しかも、お葬式とかとは違って、目の前で体験した。
2007.5月7日
16歳になったばかりの晴輝は、あたしから離れていった。
晴輝は最後まで、あたしの名前を呼んでました。
最後まで、苦しんでいました。
:07/10/31 22:54
:F902iS
:☆☆☆
#798 [綾]
お通夜の時、晴輝の知り合いや友達、あたしの知らない人が沢山来ていた。
学校を休み、告別式。
こんな時にまで、欠席がどうだの、留年になるぞってうるさい担任。
どうでもいいと思った。
箱の中にいた晴輝は、顔が白かった。触ったら冷たく、目を覚ますわけがないのに、あたしはジッと見た。
周りには、花が。友達が持ってきたのか、晴輝が好きだった漫画かな??何冊か置いてあった。
あたしは晴輝の首に付けてあるネックレスに目がいった。
:07/10/31 23:03
:F902iS
:☆☆☆
#799 [綾]
あたしが晴輝にあげたネックレス。
あたしはそれを首から外し、あたしの服のポケットに入れた。
箱が閉じ、晴輝は焼かれてしまった。
翔があたしの隣で泣いている。翔は、晴輝の大親友だもんね。
あたしの肩を叩く人。振り向くと、ハルナとサエがいた。向こうからは亮介くんが歩いてくる。
ハルナ「何かっこつけてんだよ。本当は泣きたいくせに。」
ハルナの一言で、あたしは泣き叫んだ。そんなあたしをハルナは、抱きしめてくれた。
:07/10/31 23:10
:F902iS
:☆☆☆
#800 [綾]
晴輝がいなくなっちゃったよ。
毎日会ってた晴輝が..泣いた時慰めてくれる晴輝が。頭を撫でてくれる晴輝が。
あたしに笑いかけてくれる晴輝が。
本気で叱ってくれる晴輝が。
照れ屋の晴輝が。
大好きな晴輝が、離れていっちゃったよ。
:07/10/31 23:14
:F902iS
:☆☆☆
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