【愛.金.水商売2】
最新 最初 全 
#1 [主]
:07/10/27 12:45
:W51CA
:☆☆☆
#2 [主]
:07/10/27 12:47
:W51CA
:☆☆☆
#3 [主]
兄チャン
あなたは今笑っていますか?
圭チャン
私との想い出
まだ心に残っていますか?
私はまだまだ前に進む
ゴールが見えない前へ
立ち止まる事なく‥―
:07/10/27 12:53
:W51CA
:☆☆☆
#4 [主]
出会い
別れ
:
:
大切なものを失いながら
掛け替えのないものを手に入れてきた
まだまだ【ココナ】と【梓】の人生は終わらない―
―――【2】―――
:07/10/27 12:56
:W51CA
:☆☆☆
#5 [主]
「何笑ってるねん!」
怒った素振りを見せながら、不器用にバラを差し出される。
「ありがとう♪」
これから、何本も何本も赤いバラが増えていくと思ってた。
いつか、部屋中が真っ赤になるんじゃないかと、思ってたんだ‥―
:07/10/27 13:02
:W51CA
:☆☆☆
#6 [主]
「笑ってないよ〜♪」
そぅ言いながらも顔がニタニタしている私。
「アッコ-♪」
いつもそぅ言って、自分の手を伸ばす兄チャン。
私も自然に兄チャンの手を繋ぐ。
どこから見ても仲の良いカップル
:07/10/27 13:05
:W51CA
:☆☆☆
#7 [主]
パサッ
左手に持っていた二本の赤いバラが
―‥地面に落ちた
「アッコ-?」
誰かが私を読んでいる‥
:07/10/27 13:25
:W51CA
:☆☆☆
#8 [主]
何も聞こえない‥
ねぇ‥
何で‥何で‥
今日は
3月1日―
また会った‥――
:07/10/27 13:26
:W51CA
:☆☆☆
#9 [主]
兄チャンは車を店の前にあるコンビニに止めている。
コンビニに行こうと道路を渡った。
手を繋ぎながら‥
コンビニの前にただ座っている圭チャン
煙草をふかしながら
圭チャン‥あなたは何を考えているの‥
:07/10/27 13:30
:W51CA
:☆☆☆
#10 [主]
「‥ッコ-」
私は歩けずにただ立ち止まっていた。
「アッコ-!!」
「あ!ごめんっ」
私の中で一瞬、時間が止まっていた
兄チャンは私が返事をすると、悲しく地面に落ちたバラを拾う
:07/10/27 13:37
:W51CA
:☆☆☆
#11 [主]
綺麗なバラの花びらはパラパラと一枚、また一枚と、散ってしまった
何が何だか分からずに、放心状態な私を兄チャンは車へと私を運ぶ。
今、後ろを振り返ってしまえば
私は前へ進めない気がする
後ろを向いちゃ‥だめ―
:07/10/27 18:16
:W51CA
:☆☆☆
#12 [主]
1ヶ月前のよぅに
あの人が私の名前を呼ぶ事はなかった。
呼ばれなくて
よかった‥
あの人の声を聞いてしまえば
私は‥
私は‥―
――
――――
―――――――
:07/10/27 18:19
:W51CA
:☆☆☆
#13 [主]
「アッコ-?どぅしたん?!大丈夫か?!」
私の肩が前後に揺れる
兄チャンの顔が見れない‥
「アッコ-、こっち向いて‥」
今にも泣きそうな弱った声で訴えられ
私は、ゆっくりと顔をあげた。
:07/10/27 18:22
:W51CA
:☆☆☆
#14 [主]
「アッコ-‥」
兄チャンが言葉を失った理由
「何で泣いてるんや?‥」
自分でも気付かなかった。
私は、知らぬ間に静かに涙を流していた
「あ、あれっおかしいなぁ☆あはは、アハ、ハ‥ッ」
:07/10/27 18:31
:W51CA
:☆☆☆
#15 [主]
何で涙が出るの
どぅして
どぅして今なの
兄チャンの前で‥
私は
私はどぅして泣いているの?
分からない
分からない
何も‥分からない―
:07/10/27 18:33
:W51CA
:☆☆☆
#16 [主]
こぅして私が涙を流している間
あの子は
また違う理由で
大粒の涙を流していたんだ‥
体も
心も
ボロボロになりながら‥―
‥―サキ―――
:07/10/27 18:37
:W51CA
:☆☆☆
#17 [主]
「アッコ-、話せる?」
話すって‥
圭チャンの事?
何て話せばいいんだろう‥
自分でさえ分からない事を、どぅやって兄チャンに伝えればいいんだろう‥
「‥また話せる時が来たら言うてな。」
黙っている私に、兄チャンは優しく寂しい笑顔でそぅ言い、私の頭をポンっと撫でた。
:07/10/27 21:02
:W51CA
:☆☆☆
#18 [我輩は匿名である]
あげ(>_<)
:07/10/28 17:30
:N903i
:☆☆☆
#19 [ケ]
あげ(・∀・)
:07/10/29 08:03
:W52SH
:☆☆☆
#20 [主]
:07/10/29 08:18
:W51CA
:☆☆☆
#21 [主]
>>17続き
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
だけど、唯一自分でも分かっている事
あの人がまだ好きだとか
あの人を愛してるとか
そんなんじゃない
今
今現在
私の頭の中にいたのは
紛れもなく
あの人だって事だけ
:07/10/29 08:21
:W51CA
:☆☆☆
#22 [主]
話せる時が
いつくるのかなんて分からない
頭の中では理解しているはずなのに
逃げて分からない振りをする自分がいる
「兄チャン夜景行きたい」
今日は、夜景に行く約束だよね。
:07/10/29 08:24
:W51CA
:☆☆☆
#23 [主]
兄チャンは私の手を包み込むよぅに握りながら運転をする
壊れものをそっと包むかのよぅに。
兄チャンは気付いていただろう
記念日のたびに
私の様子がおかしい事に
:07/10/29 08:30
:W51CA
:☆☆☆
#24 [主]
どれくらい走ったかな?
もぅ結構山道に入ってきている。
その間
二人は会話をする訳でもなく
ただ時間と車が進むだけだった。
後から聞いた話
兄チャンは何度か私に話しかけていたらしい。
だけど、私の耳に届いていなかった‥
:07/10/29 08:33
:W51CA
:☆☆☆
#25 [主]
『チャランラララ〜ン♪』
体がビクッとする。
私の携帯だ‥
『チャランラララ〜ン♪』
「アッコ-?電話やで?」
兄チャンが私の鞄からわざわざ携帯を取り出し差し出す。
【サキ】
:07/10/29 08:35
:W51CA
:☆☆☆
#26 [主]
サキからの電話でやっと現実に戻った気がした。
でも‥
現実は残酷だった‥
「もしもし?」
:07/10/29 08:39
:W51CA
:☆☆☆
#27 [主]
『‥‥』
何も返事がない。
「サキ?もしもし?」
『‥‥』
前にもこんな事あったっけ?
えっと、前は、マコトの時だ。
サキがホストに行って、間違えて私にかけてしまった時。
その時は周りの雑音がうるさかった。
:07/10/29 08:41
:W51CA
:☆☆☆
#28 [主]
―けど今は、
『‥‥』
何も聞こえない
サキの声さえ
周りの音さえ
何もかも
変な胸騒ぎがしたんだ‥――
:07/10/29 08:43
:W51CA
:☆☆☆
#29 [主]
「サキ?サキ?聞こえる?!サキ!!」
『いや"ぁぁあ"あ"あ"あぁぁあああ"あ"あ"ぁ"ぁぁあ"』
聞こえたのは
サキの
悲鳴だった―
:07/10/29 08:45
:W51CA
:☆☆☆
#30 [主]
一瞬私の中で何が起きたのか分からなかった。
「サキ?サキ?!サキ?!!」
サキの悲鳴が兄チャンにも聞こえたんだろう
兄チャンはすぐに車を止めた。
「サキ?!聞こえる?!なぁ!サキ!」
:07/10/29 08:49
:W51CA
:☆☆☆
#31 [主]
『や‥ココナ‥や"ァ‥ココ‥いや"ぁ"ぁぁあ"あ"あ"あぁぁぁあ"あぁぁあ"』
どぅ例えればいいのだろう
この時のサキの叫びを
「サキ!今どこ!サキッッ!!」
『‥‥こ‥えん‥』
:07/10/29 08:53
:W51CA
:☆☆☆
#32 [主]
こえん??
「サキ?!こえん?こえんてどこ?!」
『‥な‥な‥なつ‥き‥‥』
なつ‥き?
なつき?
ナツキ公園?!!
:07/10/29 08:56
:W51CA
:☆☆☆
#33 [主]
「サキ!ナツキ公園?!なぁサキ!!」
私の声も荒々しくなる
「サキちゃん?ナツキ公園におるん?」
私から携帯を奪い取り話し出す兄チャン。
『ヤ‥こ‥こんとい‥て‥きちゃだ‥だ‥め‥いや"ぁぁあ"あ"あ"ぁぁあ"あ"』
:07/10/29 09:02
:W51CA
:☆☆☆
#34 [主]
「サキちゃん!絶対にその場から動くな!絶対や!お願いやから絶対そこにおれ!」
兄チャンはそれだけ言うと電話を切り
車をUターンさせ
ナツキ公園に向かった。
「え?!ちょっと!電話切ったらあかんやん!!」
:07/10/29 09:05
:W51CA
:☆☆☆
#35 [主]
私はすぐサキに電話をかけた。
『〜留守番サービスに接続します〜』
聞こえたのは
虚しい機械の声だけだった―
:07/10/29 09:09
:W51CA
:☆☆☆
#36 [主]
「なぁ兄チャン!サキは?!サキは?!なぁ!!」
「お前がテンパってどないすんねん!」
初めてかもしれない
兄チャンが私に怒鳴ったのは。
夜中で車も少ない
だけどもぅかなり遠くまで来ていたため、ナツキ公園まで飛ばしても一時間はかかる。
:07/10/29 09:41
:W51CA
:☆☆☆
#37 [主]
ナツキ公園は
ミノルさんの家の近所だ。
あれ?
ミノルさん?‥
‥―そぅだよ
サキ、今日はミノルさんと遊んでいたんじゃないの?
ミノルさんの友達に紹介してもらってたんじゃないの?
:07/10/29 09:43
:W51CA
:☆☆☆
#38 [主]
訳が分からない‥
状況が掴めない‥
どぅゆぅこと?
ミノルさんは?
サキ‥
何があったの‥――
:07/10/29 09:44
:W51CA
:☆☆☆
#39 [主]
私はすぐミノルさんに電話をかけた。
「アッコ-?誰に電話してん?!」
"み・の・る"
私は口パクで兄チャンに伝える。
『プルルルルル‥プルルルルル‥』
繋がった!!
:07/10/29 10:48
:W51CA
:☆☆☆
#40 [主]
『お留守番サービスに接続しま‥』
私はアナウンスの声を最後まで聞かず電話を切った。
何度かけても、ミノルさんが電話に出る事はなかった。
兄チャンの携帯からかけても結果は同じだった。
ミノルさん‥
あなたが何か関わっているの?‥――
:07/10/29 10:51
:W51CA
:☆☆☆
#41 [主]
「ミノは?!」
私は首を横に振る。
兄チャンは冷静に見えたけど、さっきから信号を無視している
車が少ないからか
焦っているのか
兄チャンがこんな荒い運転をしているのを見るのは初めてだった。
:07/10/29 10:54
:W51CA
:☆☆☆
#42 [主]
もしかして事件?!
ミノルさんも一緒に巻き込まれてるとか?
頭の中は
嫌な想像がグルグルグルグル周り
おかしくなりそぅだった。
「兄チャン早く!」
「アホか!これでいっぱいいっぱいや!」
:07/10/29 11:46
:W51CA
:☆☆☆
#43 [主]
無茶苦茶な事を言ってる事くらい分かってる
兄チャンだって焦っている事くらい分かってる
だけど
だけど
どぅしよぅもない‥
サキ‥無事でいて‥―
―‥お願い―――
:07/10/29 11:49
:W51CA
:☆☆☆
#44 [主]
車の中では1分1秒が気が気じゃなかった。
真冬に汗をかいたのを覚えている。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄
「アッコ-!!探すで!!」
ナツキ公園に着き、すぐにサキを探し回った。
:07/10/29 13:00
:W51CA
:☆☆☆
#45 [主]
「サキ〜!!!サキぃぃ!!!!!」
『サキちゃ〜ん!!!』
広い公園の中走り回り探し回った。
寒い中着ていたコートを投げ捨て探し回った。
だけど
だけど
ナツキ公園には誰一人の姿はなかった‥
:07/10/29 14:07
:W51CA
:☆☆☆
#46 [主]
「さきぃさきぃさきぃ!!!!」
狂ったかのよぅにサキの名前を呼ぶ私を心配したのか
私の投げたコートを拾い、かぶせてくる兄チャン。
「いらんっ!!」
兄チャンの手を払いのけ、きつく当たってしまう。
:07/10/29 14:20
:W51CA
:☆☆☆
#47 [主]
兄チャンに当たっても
何も変わらない事くらい分かってる
分かってる
分かってるよ‥
『‥ヒック‥ヒッ‥』
‥‥え?――‥
:07/10/29 14:21
:W51CA
:☆☆☆
#48 [主]
「兄チャン?!」
「おぅ!今、今、誰かの声!!」
やっぱり‥
聞き間違いなんかじゃなかった。
夜中の静かな公園
大声を出さなくても声が響きわたる。
確かに
確かに
誰かの泣き声が
聞こえた――
:07/10/29 14:24
:W51CA
:☆☆☆
#49 [主]
サキ
サキサキ
サキサキサキ
サキサキサキ
サキ‥
「サキ〜!!!」
:07/10/29 14:28
:W51CA
:☆☆☆
#50 [主]
『アッコ―!!!』
公園中に響きわたる大きな声で私を呼ぶ声
私は兄チャンの元へと走った。
そこは―‥
「サ‥サ‥さきぃ‥」
:07/10/29 14:30
:W51CA
:☆☆☆
#51 [主]
ドカンの中だった――‥
トンネルのよぅな小さなドカンの中に
小さく
小さく
うずくまり
服が‥
ボロボロな‥
サキの姿‥――
:07/10/29 14:32
:W51CA
:☆☆☆
#52 [主]
本当に残酷だった
本当に‥本当に‥
「い"や"ぁぁあ"ぁ"ぁ"ぁぁあ"あ"あ"ぁぁあ"ぁああ"こないでえぇえ"ぇぇ"ぇえぇえ"」
ブルブルと体を全身震わせながら
電話の時と同様
泣き叫ぶサキ―
:07/10/29 14:39
:W51CA
:☆☆☆
#53 [主]
「‥サキ‥‥何が‥」
私はただ、小さなサキを抱きしめる事しか出来なかった。
ワンピースは真ん中からハサミで切られたよぅに
ブラジャーは、ずれさがり
黒いダウンで体を隠し‥
どぅして‥サキが―‥
:07/10/29 14:48
:W51CA
:☆☆☆
#54 [主]
誰が見ても
何があったかは分かる残酷な姿
私でも目を背けたくなるサキの姿
この世に神様はいますか?――‥
:07/10/29 14:49
:W51CA
:☆☆☆
#55 [主]
 ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄
「‥ミ‥ノ‥‥」
「え?サキ、何て?!」
それ以上サキは何も喋らなかった。
「アッコ-、行こう」
サキをそっと抱き抱え車へと運ぶ兄チャン。
:07/10/29 14:54
:W51CA
:☆☆☆
#56 [主]
車の後ろで横に寝かせ、私のコートをかけた。
ブルブルと震えていた体は落ち着いたのか、目を閉じサキは眠りに付いた。
目から涙をこぼしながら‥
寝言で
ミノ‥ミノ‥
と呟きながら‥――
:07/10/29 16:23
:W51CA
:☆☆☆
#57 [主]
そぅだ!
ミノルさんに連絡しなきゃ!
こんな姿‥
ミノルさんが見たら何て言うかな、
だけど、今、一番側にいないといけないのはミノルさんだ。
サキが想っている
サキを想っている
ミノルさんだ。
:07/10/29 16:25
:W51CA
:☆☆☆
#58 [主]
『お掛けになった電話は電源が入っていない為‥』
繋がらない‥
コールさえならない‥
ねぇ
サキをこんな目に合わせたのは誰?――
ミノルさんだなんて‥
ミノルだなんて‥
この時は気付くはずもなかった―‥
:07/10/29 16:28
:W51CA
:☆☆☆
#59 [主]
どぅして‥
どぅして‥
人は人を傷付けるの
体も心も傷付けられたサキの痛みは
どぅすれば癒えるのですか‥――
:07/10/29 17:25
:W51CA
:☆☆☆
#60 [主]
「アッコ-、サキちゃんどぅする?」
「‥私の家に行こう」
こんな真冬の外で服もはだけて
寒かったよね
怖かったよね
サキは、まだ目を覚まさない。
:07/10/29 17:27
:W51CA
:☆☆☆
#61 [主]
兄チャンがサキを抱きかかえ部屋まで運ぶ
まだ目を覚ましそうにないサキをそっとベッドに寝かした。
こんな時に
いったいミノルさんは何をしているんだろう‥
「兄チャン‥いったい誰が‥」
:07/10/29 20:55
:W51CA
:☆☆☆
#62 [主]
兄チャンに聞いても答えがない事くらい分かっている。
だけど、この、言葉に表せれない感情を誰にぶつけろと言うのだろう‥
「サキちゃんが目を覚ますまで待とう‥」
息をしていないかのよぅに、ぐっすりと眠るサキ。
:07/10/29 20:59
:W51CA
:☆☆☆
#63 [主]
涙の跡が頬についている‥
そんなサキの姿を見ているだけで
「アッコ-まで泣くなよ‥」
「兄チャだっ‥て‥グス」
私達まで涙を流してしまう
:07/10/29 21:04
:W51CA
:☆☆☆
#64 [まあ]
本当にやばいです

めっちゃ
泣けます

:07/10/29 21:10
:P903i
:☆☆☆
#65 [パンナ
´
`
]
:07/10/29 21:23
:SH704i
:☆☆☆
#66 [tomomi aka tommy]
:07/10/30 09:38
:SH903i
:☆☆☆
#67 [主]
>>64まあサン
>>65パンナサン
>>66サン
みんなの言葉が支えになります(^-^)
ゆっくりですが頑張ります。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
:07/10/30 15:41
:W51CA
:☆☆☆
#68 [主]
>>63続き
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「兄チャン、明日仕事やろ?私が起きてるから少し寝て。」
サキの隣には、私が必ずいるから。
もぅ、一人にしないから‥
「仕事は‥休むから‥」
:07/10/30 15:46
:W51CA
:☆☆☆
#69 [主]
みんななら、ここで何て言いますか。
"仕事は仕事やろ"
って言うのが兄チャンの為だというのは分かっている。
そぅ言えない私はダメな人間なのかもしれない。
だけど‥
私だったら‥
こんな状況で仕事になんて、いけない‥
:07/10/30 15:48
:W51CA
:☆☆☆
#70 [主]
「兄チャンの好きにして」
冷たいよぅな
突き放しているよぅな返事だけど
私には決める事が出来なかった。
"仕事行くな"
"仕事行きや"とも
私には選択出来なかった。
「おぅ、サキちゃんの側におる」
:07/10/30 15:50
:W51CA
:☆☆☆
#71 [主]
サキ?‥
聞こえた?
私も兄チャンも側にいるよ。
サキが大好きなんだよ。
早く
目を覚まして‥
:07/10/30 15:51
:W51CA
:☆☆☆
#72 [主]
どれくらい経ったかな。
サキが眠っている間に作った、お粥も冷めてきちゃった‥
兄チャンは少しウトウトしながらも、五分ごとにミノルさんに電話をかけている。
どれだけかけても、繋がらない事はもぅ分かっていたけど‥
「俺、ミノん家行ってくるわ!」
:07/10/30 15:55
:W51CA
:☆☆☆
#73 [主]
急に立ち上がりマフラーを巻こうとする兄チャン。
「え?電話繋がらんし家におらんのちゃうん?」
家にいるなら充電くらい出来るだろうし‥
サキの関わる何かにミノルさんも巻き込まれているかもしれない
どぅして、私はこれほどまでミノルさんを信じていたんだろう‥
:07/10/30 15:58
:W51CA
:☆☆☆
#74 [主]
サキ ミノルさん
兄チャン 私
本当に仲がいいものだと思っていた。
どこに出掛けるにも4人で、
一緒にご飯食べて
一緒にふざけあって
ミノルさんは、本当に
サキを想っているんだと
心から信じていた。
ミノルさんを疑う事なんて
これっぽっちも
なかったんだ‥――
:07/10/30 16:01
:W51CA
:☆☆☆
#75 [主]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄
「‥ン‥‥」
「サキ?!!」
もぅ外が完全に明るくなった頃
静かに
目を覚ました―‥
:07/10/30 16:04
:W51CA
:☆☆☆
#76 [主]
「サキ!サキ!サキ!!」
私は少し強引にサキの体を揺らした。
「‥ン‥‥え‥?」
目を覚ましたサキはまだ今の状況が掴めない様子。
:07/10/30 20:47
:W51CA
:☆☆☆
#77 [主]
「サキちゃん、ここアッコ-の家やで」
まだはっきりと目を覚まさないサキに優しく話しかける兄チャン
「‥コ‥コナ‥」
「ん?サキ?私ならおるよ?」
:07/10/30 21:29
:W51CA
:☆☆☆
#78 [主]
締め切っているカーテンから光が差し込む
私はホットレモンティーをサキに渡す
「あっかい‥」
そぅ言いながら
サキは、またそっと涙を流す。
:07/10/30 21:36
:W51CA
:☆☆☆
#79 [主]
静かな部屋の中で
時計の針の音だけが響く
時間は止まる事なく進むのに
今この部屋の中は
時間が止まったかのよぅに、誰一人何も喋らない。
「ココナ‥本間の愛って何かな‥」
:07/10/30 21:40
:W51CA
:☆☆☆
#80 [主]
いきなりの事で、サキが何を言っているのか分からなかった。
「ココナ‥サキな、サキな‥」
言わなくていい
聞きたくない
聞きたくないよ‥
「レイプされた‥」
神様‥やっぱりあなたはいないです―‥
:07/10/30 21:45
:W51CA
:☆☆☆
#81 [主]
サキ本人の口から
そんな言葉
聞きたくなかった‥
「サキちゃん、誰にやられた?」
動揺を隠しきれない私とは逆に、冷静な口調でサキに聞く兄チャン
「‥ミノ‥‥」
:07/10/30 21:50
:W51CA
:☆☆☆
#82 [主]
私の中で
時間がストップした
サキ?
何言ってんの?
ミノルさん?
意味が分かんない‥
ミノルさんはサキの彼氏でしょ?
サキ‥
理解出来ない―‥
:07/10/30 22:02
:W51CA
:☆☆☆
#83 [主]
兄チャンも訳が分からないのか、持っていた携帯を落す。
サキの話はこぅだった―
:07/10/30 22:04
:W51CA
:☆☆☆
#84 [な〜たむ]
涙がとまらないです

1からずっと
見てました

更新頑張って
下さいね

:07/10/30 22:24
:P903i
:☆☆☆
#85 [我輩は匿名である]
あげ(>_<)
:07/10/31 13:18
:N903i
:☆☆☆
#86 [あゃ]
続きが気になる

:07/10/31 18:46
:SO903iTV
:☆☆☆
#87 [主]
>>84な〜たむサン
>>85サン
>>86あゃサン
読んでくれてありがとう(^-^)
更新遅いけどごめんね(>_<)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
:07/10/31 20:38
:W51CA
:☆☆☆
#88 [主]
>>83続き
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
店が終わって、ミノルの車で友達がいるという居酒屋に行った
居酒屋にいたのは"シュウ"という一人の男
シュウはとても感じのいい人で、三人でかなり盛り上がっていたらしい。
料理をたくさん食べて、お酒もかなり飲んだ。
:07/10/31 20:41
:W51CA
:☆☆☆
#89 [主]
その流れでミノルの家で飲み直そうとなりミノルの家に行った
お酒を買うのを忘れたと、家についてから気づいたミノルは
シュウにお酒をコンビニまで買いに行かした。
サキと二人っきりになったミノルは、シュウがいないのをいいことにHを迫ってきた
:07/10/31 20:44
:W51CA
:☆☆☆
#90 [主]
シュウがいつ帰ってくるか心配だったサキは、今日は辞めようと言ったらしい。
だけどお酒の入っているミノルは無理矢理サキの服を脱がし始めた。
ここまでくると、サキも開き直り、体を許したという。
ここまでの話は
少しミノルが強引なだけで、サキがこれほどまでなる理由に繋がらない。
:07/10/31 20:47
:W51CA
:☆☆☆
#91 [主]
"ガチャ"
行為を始めかけてすぐに扉の開く音が聞こえた。
サキは早すぎないかと疑問を抱く
部屋に入ってきたシュウの手には、お酒の入った袋などなかったらしい。
居酒屋で優しい目をしたシュウではなく、口元だけが不気味に笑っているシュウの姿。
:07/10/31 20:50
:W51CA
:☆☆☆
#92 [主]
ミノルはサキとの行為を辞めようとしない。
おかしく思い始めたサキは、服に手を伸ばす。
ワンピースを着終わり、シュウを見ると
手にハサミを持っていた‥
:07/10/31 20:53
:W51CA
:☆☆☆
#93 [主]
 ̄ ̄
「いや"ぁぁあ"ぁ"ぁあ"あ"ぁあ"ぁあ"ぁぁ"ぁぁあ"」
ここまで話をすると、急に泣き叫ぶサキ
思い出したのか
頭を抱え狂ったかのよぅに暴れるサキ
:07/10/31 20:55
:W51CA
:☆☆☆
#94 [主]
「‥‥」
私も兄チャンも、放心状態だった。
ここまでの話だけで、この後何があったかは聞かなくても分かる。
公園で見たサキの姿を思い出すだけで分かる。
サキは私の部屋にあるあらゆる物を投げ出した。
:07/10/31 20:57
:W51CA
:☆☆☆
#95 [主]
「サキちゃん!分かった、分かったから、もぅ分かったから‥」
そぅ言い暴れるサキを抱きしめる兄チャン
私は何も出来ず
慰めの言葉をかける事も出来ず
ただ動けずにいた‥
:07/10/31 21:01
:W51CA
:☆☆☆
#96 [主]
ミノルさんとシュウがサキをレイプ?
ミノルさんが‥
サキを‥――
「ミノルさんの家に行ってくる」
悲しいとか
悔しいとか
同情だとか
そんな言葉じゃ言い表せれない
:07/10/31 21:04
:W51CA
:☆☆☆
#97 [主]
―殺意――
ミノル‥
ミノル‥ミノル‥
殺意が芽生えた―‥
:07/10/31 21:05
:W51CA
:☆☆☆
#98 [主]
「アッコ-!!今サキちゃんの側におらなあかんのはお前やろ!」
兄チャンに言われ、ドアに手をかけよぅとしていたのが止まる
どぅすればいいの‥
どぅすれば
どぅすれば、サキは笑顔に戻る?
私に何が出来る?
:07/10/31 21:11
:W51CA
:☆☆☆
#99 [主]
大好きな彼氏に
信用していた彼氏に
裏切られたサキの心を
どぅすれば‥――
ねぇ‥どぅして‥
ミノル‥
どぅしてなの―‥
:07/10/31 21:14
:W51CA
:☆☆☆
#100 [主]
あんなにサキを好きって言ってたじゃん
私にわざわざ電話して相談してたじゃん
サキと仲良さそうに手繋いでたじゃん
4人で笑いながら遊んだじゃん
全部‥全部‥
嘘だったの?‥――
:07/10/31 21:16
:W51CA
:☆☆☆
#101 [主]
 ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄
「サキ‥」
私はただ
サキを抱きしめるしか出来なかった。
兄チャンと一緒にサキを抱きしめる事しか出来なかったんだ‥
人は
どれだけ愚かな人間なんだろう―
:07/10/31 21:30
:W51CA
:☆☆☆
#102 [主]
「サキちゃん、明日、警察に行こう
明日じゃなくてもいい、落ち着いたら警察に‥」
「や‥いや‥行かない‥行かない行かない行かない!!」
兄チャンの言葉を遮り大きな声で否定するサキ
「サキは‥サキは‥
ミノが‥すき‥」
:07/10/31 21:34
:W51CA
:☆☆☆
#103 [主]
‥サキ?
何言ってんの?
ミノルは‥サキをレイプしたんだよ?
サキをこんな姿にしているのはミノルなんだよ?
サキ‥
目を覚まして‥
:07/10/31 21:35
:W51CA
:☆☆☆
#104 [ネタ眠]
金 女 博打 性行為www
:07/11/01 07:36
:P903iTV
:☆☆☆
#105 [ネタ民]
ネタはどこにあるん?
:07/11/01 07:37
:P703imyu
:☆☆☆
#106 [我輩は匿名である]
続き気になります(^o^)/
:07/11/01 12:09
:F704i
:☆☆☆
#107 [ネタ民]
:07/11/01 12:35
:P703imyu
:☆☆☆
#108 [主]
>>103続き
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「なぁ‥ココナ‥」
兄チャン?
前私に言ったよね。
私を初めて見た時、目が笑ってなかった、目が死んでたって。
私、自分の事だから意味が分からなかった。
だけどね、
今のサキの目‥
:07/11/01 14:27
:W51CA
:☆☆☆
#109 [主]
サキの目には何も映っていないかのよぅに
泣き叫ぶサキ
そっと涙を流すサキ
まだミノルを好きだというサキの
目‥普通の人の目じゃない
どぅ例えればいいのかな。
この、何もかも見透かしているのか
冷めきっているのか
死んだよぅな目を‥
:07/11/01 14:32
:W51CA
:☆☆☆
#110 [主]
世界が真っ暗になったかのよぅに
何も見えていないかのよぅに
「‥ん?」
「ミノ‥ミ‥ノが好き‥ミノが‥」
ねぇ‥誰か‥時間を戻して下さい――‥
:07/11/01 14:36
:W51CA
:☆☆☆
#111 [主]
ミノル‥
どぅしてサキなの
どぅして‥
サキ―
どぅしてミノルなの
こんなにまでサキを傷付けた奴を
どぅして嫌いにならないの
どぅして警察に突き出さないの
どぅして‥
みんな、みんな、
おかしいよ―‥
:07/11/01 14:39
:W51CA
:☆☆☆
#112 [主]
おかしいよ‥
人を好きになるって何なんだろう
人を想う
人を愛す
ってなに
何をされても
どれだけ傷つけられても
"好き"
この二文字が
未だにサキを苦しめる
:07/11/01 16:48
:W51CA
:☆☆☆
#113 [主]
サキはただ素直にミノルが好きだった
サキはただ純粋にミノルが大好きだった
真っ直ぐに、ただミノルという一人の人をすんだ心で愛していた
ただ‥
それだけなのに―‥
:07/11/01 16:52
:W51CA
:☆☆☆
#114 [主]
「‥あは、あは、アハハ‥ハハハハハ‥」
突然笑い出すサキ
「サキちゃん‥?」
兄チャンがサキの顔を覗き込む。
「アハハハハハアハハハハハ!!」
:07/11/01 17:10
:W51CA
:☆☆☆
#115 [主]
「サキ‥?」
「なぁココナ!死のう!死のう、死のう!!」
本当に怖かった
これほどまで、狂った人を目の当たりにしたのは、この時が初めてだった‥
:07/11/01 17:12
:W51CA
:☆☆☆
#116 [主]
サキは自分の感情がコントロール出来ないのか、狂ったよぅに喚くだけだった。
静かに涙を流したと思えば
泣き叫ぶサキ
暴れるサキ
狂ってしまったサキ
"サキ"を‥
"サキ"を返して下さい
:07/11/01 17:14
:W51CA
:☆☆☆
#117 [主]
「アハハハハハハハ‥ハ‥ハ‥」
静かな部屋の中
サキの甲高い笑い声だけが
怖くも
悲しくも
響いていた――
:07/11/01 19:59
:W51CA
:☆☆☆
#118 [主]
泣きつかれたのか
笑いつかれたのか
またサキはそっと瞳を閉じた。
私は眠りについたサキに毛布をかける。
「兄チャン、サキ大丈夫かな‥」
大丈夫じゃない事くらい分かってるけど、他に言葉が見つからなかった。
:07/11/01 20:43
:W51CA
:☆☆☆
#119 [主]
「警察に行くべきやな‥」
警察‥
行くのがサキの為だし行かないといけないのは分かる。
だけど、今のサキの状態で、警察の前で説明など出来るのだろうか‥
大好きだった彼氏とその友達にやられました"と、簡単に言えたらどれほど楽だろう‥。
:07/11/01 20:46
:W51CA
:☆☆☆
#120 [主]
「兄チャン、それよりあいつ‥」
「‥おぅ」
もぅ名前なんて呼ばない
サキをこんな目にあわした奴の名前なんて‥
人間じゃない
人として
私は認めない
:07/11/01 22:16
:W51CA
:☆☆☆
#121 [主]
:07/11/01 22:21
:W51CA
:☆☆☆
#122 [netamin]
/ ̄ ̄~\ ゲラ
/ ⌒ ⌒ヽ ゲラ
| (◯ (◯i
| ⌒(_人_))
\ \ニ//
/⌒ -イ ̄ ̄ノア
/ r \ ̄ ̄
\_ノノ ̄ ̄)
丿_/_/
`ー^ー`
:07/11/02 11:05
:W42S
:☆☆☆
#123 [まあ
]
また2
来ちゃいました

毎日ちぇっく
してます★!
頑張って下さいっ

:07/11/03 13:07
:P903i
:☆☆☆
#124 [主]
>>123まあサン
またまたありがとう♪この時期は仕事が忙しくてなかなか更新出来ないけど暖かい目で見守ってね
o(^-^)o
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
:07/11/03 13:33
:W51CA
:☆☆☆
#125 [主]
>>120続き
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「兄チャン、私はサキの側におるから‥」
"レイプ"
みんなはこの三文字の言葉をどぅ捕らえるのだろうか。
身近で、ましてや私の一番大切な友達が‥
警察に行っても
やっぱり現実は残酷だったんだ――
:07/11/03 13:37
:W51CA
:☆☆☆
#126 [主]
「なら俺、あいつ探してくるわ」
だけど、あいつをどぅやって探せばいいのか分からない。
家と名前を知っている
ただそれだけ‥
あいつの実家さえ私達は知らない。
あいつの繋がりさえ私達は知らない。
どこを手当たり次第探せていうのだろう
:07/11/03 13:40
:W51CA
:☆☆☆
#127 [主]
「‥くそっ」
携帯を片手に悔しそうに唇を噛み締めている兄チャン
「どぅしたん?」
「拒否しやがった‥」
え‥
電話をかけても
出ない事くらい分かっている。
だけど、唯一の繋がりは、この小さな携帯電話しかないのに‥
:07/11/03 13:43
:W51CA
:☆☆☆
#128 [主]
「私もや‥」
案の定、私の番号も拒否‥
この状況ならサキも拒否されてるだろう。
本当にあいつがサキをレイプしたというのが、改めて私達の胸を苦しめる。
この時代に、人と人を繋げるものは何なんだろう‥
:07/11/03 13:48
:W51CA
:☆☆☆
#129 [主]
何が便利で
何が不便で
何もかもが揃いに揃って不自由なさそぅなこの日本が
ちっぽけに思えた―
:07/11/03 13:50
:W51CA
:☆☆☆
#130 [主]
「なんしあいつが行きそうな場所探してくる!」
そぅいってこの寒い冬の朝、兄チャンは家を飛び出した。
隣で眠るサキを横に私は電話をかけた。
『あら〜♪ココナおはよ〜♪』
私の気分とは正反対の明るいサナエママの声
:07/11/03 13:55
:W51CA
:☆☆☆
#131 [主]
「おはようございます、サナエママ‥あの‥」
「何!?なんでそんなにテンション低いの?」
店を当分休ませてほしいという電話をかけた。
だけど、理由を全て話していいのだろうか‥
店を休ませてほしいと言うなら、必ずその理由を問われる。
:07/11/03 15:16
:W51CA
:☆☆☆
#132 [主]
だけどこれはサキの問題
サキのプライベートを今ここでサナエママにペラペラと話す事が出来ない
サキは誰にも言ってほしくないかもしれない
それがサナエママでも。
サキ本人の口から言うまでは、私の口から言っちゃいけない気がするんだ‥
:07/11/03 15:19
:W51CA
:☆☆☆
#133 [主]
「あの‥風邪引いちゃって‥休み頂いても大丈夫ですか?」
サナエママ、今だけはこの嘘を許して下さい。
『えぇ〜!大丈夫?!急に寒くなったしねぇ〜、ゆっくりしなさい。』
「あの‥それと‥」
『なに?お粥作りに行こうか?』
:07/11/03 15:23
:W51CA
:☆☆☆
#134 [主]
「いや‥そぅじゃなくて‥」
『ん?じゃぁ何?』
早く言えと言わんばかりに早口なサナエママ。
「サキも風邪引いちゃったみたいで‥」
『サキも!?』
:07/11/03 17:40
:W51CA
:☆☆☆
#135 [主]
「はい‥」
『本当の理由は?』
ばれてる‥
そりゃそぅだ。
2人同時に休んだ事なんてないし、サキも風邪ならどぅして本人が電話しないんだって思うのが普通。
:07/11/04 19:31
:W51CA
:☆☆☆
#136 [主]
「‥‥」
だけど
『言えないのね?』
ごめんなさい‥。
サキが落ち着くまで時間を下さい
「でもっ辞めるとかそんなんじゃないですっ!!」
辞めるとかじゃないから‥
:07/11/04 19:35
:W51CA
:☆☆☆
#137 [主]
いつだってサナエママは優しいんだ‥
"ココナが理由なしに休んだりしないもんね、何かワケがあるんでしょ?
言えるよぅになったら言ってね。
ただ、三日に一度くらいは連絡してね"
いつだって
私の事を信じてくれている。
ありがとう、サナエママ――
:07/11/04 19:37
:W51CA
:☆☆☆
#138 [我輩は匿名である]
更新おそす(´・ω・`)
:07/11/05 21:13
:N903i
:☆☆☆
#139 [まあ
]
主さんの都合も
考えた方が
いいと
思いますよっ


:07/11/05 21:35
:P903i
:☆☆☆
#140 [主]
>>138サン
ごめんなさい(>_<)
仕事が本当に忙しくて‥少しずつですが応援して下さいね(>_<)
>>139まあサン
ありがとうぉ(>_<)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
:07/11/06 10:11
:W51CA
:☆☆☆
#141 [主]
>>137続き
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
電話を切ると私は冷めきったお粥を温めた。
「おいし‥」
サキにはもぅ一度作り直そう。
だけど、私はもぅ一つ心配があった。
サキは昔から、何か辛い事があれば何も口にしなくなる。
:07/11/06 10:16
:W51CA
:☆☆☆
#142 [主]
マコトの時も何日かは何も食べず、やせ細った。
もともと痩せ型なサキが、それ以上に痩せてしまったら、見た目からして痛々しい‥
「‥ねむい‥‥」
お粥を食べ終わると、次は睡魔が襲ってきた。
:07/11/06 10:22
:W51CA
:☆☆☆
#143 [主]
「兄チャンも頑張ってるんやから寝たらあかん‥」
落ちてくる瞼を必死にこらえ、サキの手を握る。
どれくらいの時間がたったかな。
ウトウトしてきた‥
 ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄
:07/11/06 16:26
:W51CA
:☆☆☆
#144 [主]
『チャンチャラララララ〜♪』
何度も何度もひつこく鳴り響く着信音に目が覚める。
「あっっ!!」
目が覚めると同時にハッとした
「寝ちゃった‥」
私は携帯を手に取りながら部屋に飾ってある時計を見る。
:07/11/06 16:31
:W51CA
:☆☆☆
#145 [主]
「兄チャンっっ!!十時やんっ!!」
重い体をガバッと起きあがらせると
「サキ!?サキ!??」
手を繋いでいたはずのサキの姿が
ない事に気が付いた――‥
:07/11/06 16:33
:W51CA
:☆☆☆
#146 [主]
私は携帯を耳に当てたままトイレ、お風呂、小さい家の中を探し回った。
「靴が‥ない‥」
サキ‥
『アッコ-?!』
"ガチャ"
兄チャンの声と同時に玄関のドアが開いた。
:07/11/06 17:38
:W51CA
:☆☆☆
#147 [主]
「サキっっ!?」
「兄チャン‥」
玄関に立っていたのはサキではなく兄チャンだった。
私はその場にしゃがみ込んでしまう。
「アッコ-!?」
:07/11/06 20:37
:W51CA
:☆☆☆
#148 [主]
「兄チャッ、サキが、サキがおらんっっ」
いくら疲れていたからって
いくらサキを探し回ったからって
いくら言い訳しても、私が眠ってさえいなければ‥
「私のせいや‥」
兄チャンだって眠いはずなのに、私だけ‥
:07/11/06 20:41
:W51CA
:☆☆☆
#149 [主]
「え!?サキちゃんどこ行ったん?!」
そぅだ!こんな事している場合じゃない
サキにサキに電話しないと――
『プルルルルプルルルル‥
プルルルル‥留守番サービスに‥』
繋がらない‥
:07/11/06 20:43
:W51CA
:☆☆☆
#150 [主]
「兄チャン、兄チャン‥私が寝てしまったから‥ッ」
私はその場で泣き崩れてしまった。
この時も、私が寝てさえいなければ
もっとサキの側にいてれば‥――
過ぎた事を後悔しても時間は戻らない事くらい分かってるのに、自分が、自分が情けない‥
:07/11/06 20:57
:W51CA
:☆☆☆
#151 [ゆ-ン//
]
あげ


:07/11/07 00:51
:SO903i
:☆☆☆
#152 [
ちぃ
]
ァゲ


:07/11/07 06:06
:F904i
:☆☆☆
#153 [主]
:07/11/07 15:40
:W51CA
:☆☆☆
#154 [主]
>>150続き
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「アッコ-、アッコ-のせいじゃないから、泣き止んで‥」
そぅいって私の大好きな手で涙を拭う兄チャン。
「何で、兄チャン、兄チャン、何でサキなん?何でサキなんよぉ‥」
私の高さに合わせてしゃがむ兄チャンに抱きつきながら、涙を流しながら訴えた。
:07/11/07 15:44
:W51CA
:☆☆☆
#155 [主]
「なぁ何で‥何でサキがこんな目に合わなあかんの?サキがなにした?サキがあいつに何したって言うんよぉ‥ッ」
きっと兄チャンも同じ事を思っているだろう。
だけど
どぅしてサキなんですか‥
サキじゃなければいい話じゃない
どぅして
どぅして
どぅしてなんですか
:07/11/07 15:46
:W51CA
:☆☆☆
#156 [主]
「アッコ-、サキちゃんの家行こう」
兄チャンは私の体を抱え車へと運ぶ。
車の中からの景色はとても綺麗で
真冬だけど明るく太陽が照っていて
私と同じくらいの女の子達が楽しそうに歩いている。
今の私たちと
別世界に思えた―‥
:07/11/07 15:49
:W51CA
:☆☆☆
#157 [主]
「行きそうな場所全部あたったけど見つからんかった‥」
いったい、あいつはどこに姿を消したのだろう‥
この小さな街の
どこに逃げたんだろう
逃げるくらいなら
逃げるくらいなら
最初から、こんなこと、しないでよ‥
:07/11/07 15:52
:W51CA
:☆☆☆
#158 [主]
「今はまずあいつよりサキやよ‥」
私たちの力じゃあいつを探し出す事さえ出来ないんだ‥
私たちの力だけじゃ、サキを救う事が出来ない。
本当に私たちは無力な人間で
人、一人を助ける事さえ出来ない――‥
:07/11/07 22:24
:W51CA
:☆☆☆
#159 [ゆ-ン//
]
あげます

最新まちL1

:07/11/08 01:49
:SO903i
:☆☆☆
#160 [主]
>>159ゆ-ンサン
いつもありがとう♪ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
:07/11/08 20:40
:W51CA
:☆☆☆
#161 [主]
>>158続き
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
『ピンポーン』
実家暮らしの一軒家のサキの家に着きチャイムを押す
もしかしたら家にいないかもしれない
『はい、どちら様?』
インター越しに聞こえる女性の声
:07/11/08 20:43
:W51CA
:☆☆☆
#162 [主]
「あの、梓です。サキちゃんいますか?」
女性はサキのお母さんだった。
『梓ちゃん‥久しぶり』
サキのお母さんとは何度か面識がある。
サキの家でご飯をご馳走になったり、中学生の頃はよく遊びにきていた。
『今開けるわね』
:07/11/08 20:46
:W51CA
:☆☆☆
#163 [主]
インターが切れてすぐ、玄関のドアが開いた。
サキのお母さんは目を赤くしていて、泣いていたのかなと思う。
「梓ちゃん‥」
そぅ言って私の隣にいる兄チャンにサキママは軽く頭を下げる。
「あの‥サキは‥」
:07/11/08 20:50
:W51CA
:☆☆☆
#164 [主]
「サキ、何があったの‥?」
この言葉にサキが家にいる事が分かる。
少し安心した。
あいつみたいに、どこか行方をくらましたらどぅしよぅかと思っていたから。
「いきなり帰ってきたと思えば泣きながら自分の部屋に閉じこもったの‥」
:07/11/08 20:59
:W51CA
:☆☆☆
#165 [主]
中から鍵をかけているから様子が分からないと‥。
「ミノルちゃんと喧嘩でもしたのかなと思ってドア越しに聞いたら、悲鳴をあげだすの‥」
あいつはたまにサキの家に来て、家族みんなとも仲良くしていたらしい。
サキがよく
"今日ミノもサキん家で一緒に鍋するねん♪"
とか言っていたのを思い出す。
:07/11/08 21:06
:W51CA
:☆☆☆
#166 [主]
サキのお母さんはあいつを可愛がっていたのを知っている。
だからこそ余計言えないよ‥
「えっと‥サキの様子がおかしかったんで心配で‥」
自分の子供がレイプされたなんて、実の母親が聞いたらどんなに悲しいか‥
言える訳がない‥
:07/11/08 21:54
:W51CA
:☆☆☆
#167 [主]
「本当に何も知らないの?」
私の目を真っ直ぐに見るサキのお母さんの目が苦しかった。
「はい‥」
サキ―‥
私達に何が出来る?
サキのお母さん、泣いてるよ‥――
:07/11/08 22:01
:W51CA
:☆☆☆
#168 [主]
「上がっていいですか?」
サキに会いたい‥
「えぇ‥」
そぅ言って兄チャンも一緒に家に上がらせてもらった。
サキのお母さんも一緒にサキの部屋の前までくる
:07/11/08 22:07
:W51CA
:☆☆☆
#169 [主]
"コンコン"
ドアをノックしても何も反応はない
「サキ、私‥」
「サキ、梓ちゃんも心配して来てくれたのよ‥」
私とサキのお母さんの声がかぶる
「サキちゃん‥」
:07/11/08 22:09
:W51CA
:☆☆☆
#170 [な]
あああげ
:07/11/09 21:12
:D903i
:☆☆☆
#171 [ゆ-ン//
]
最新まち

:07/11/09 23:30
:SO903i
:☆☆☆
#172 [まあ
]
いつでもいんで
更新まってます


:07/11/10 00:33
:P903i
:☆☆☆
#173 [主]
:07/11/10 20:49
:W51CA
:☆☆☆
#174 [主]
>>169続き
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
名前を呼んでも何も反応はない。
「サキ、ミノルちゃんと喧嘩したなら仲直りすればいいじゃない‥」
何も知らないお母さんが凍り付く言葉を放した。
「ちょ‥おばちゃん、私が話するんで三人にさせて下さい」
お母さんがいたら、本題に入れない‥
:07/11/10 20:53
:W51CA
:☆☆☆
#175 [主]
「そぅね‥梓ちゃん達だけの方が話しやすいわね‥」
少し寂しそうな表情を見せ、サキの部屋を後にしよぅとするお母さん
「いやぁ"ぁ"あ"ぁぁあや"ぁ"あぁぁあ"ぁ"ぁ"ぁぁあぁ」
突然聞こえるサキの悲鳴
お母さんは涙目になりながらもリビングに戻った。
:07/11/10 20:56
:W51CA
:☆☆☆
#176 [主]
何度聞いても聞き慣れやしないサキの泣き声
悲しいサキの悲鳴‥‥
お母さんの姿が見えなくなったのを確認し、私は優しくサキに話しかける。
「サキ、ドア開けて」
ドアをノックしながらサキに言う。
:07/11/10 21:00
:W51CA
:☆☆☆
#177 [主]
「や‥来ないで‥来ないで‥誰も来ないでぇ"ぇ"ぇえ!!」
私はドアのノブに手を置いたまま下にずれさがる
人を裏切るのは簡単で
人を痛めつけるのは簡単で
人の綺麗な心を奪い取るのは簡単で‥
その人の笑顔を取り戻すには、とてつもなく時間が必死で‥
:07/11/10 21:04
:W51CA
:☆☆☆
#178 [主]
時間が進むなら
時間を戻す方法を教えて下さい
砂時計のよぅに
一度時間が過ぎても
また繰り返し時間が戻るよぅに‥――
:07/11/10 21:05
:W51CA
:☆☆☆
#179 [主]
 ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄
「サキちゃん‥ドア開けてくれよ‥」
こんなに弱気な兄チャン初めてだ‥
何度も何度もサキの名前を呼んだ
何度も何度も
サキの顔が見たいと言った
だけどサキは、この一枚の壁を通してはくれなかった
:07/11/10 21:09
:W51CA
:☆☆☆
#180 [主]
一時間近くサキを呼び掛けたけど、ドアを開けてくれる様子はなく、私も兄チャンも諦め立ち上がり、サキの家を後にした。
サキ本人がいないと警察に行く事さえ出来ない
あいつを探す事も、投げやりになっている訳ではなく、無意味な事も認めたくないが認めるしかない
私たち二人が仕事を休んだところで、サキの力になれるのかな‥
:07/11/11 20:13
:W51CA
:☆☆☆
#181 [ゆ-ン//
]
あげる


:07/11/11 20:59
:SO903i
:☆☆☆
#182 [主]
:07/11/11 21:28
:W51CA
:☆☆☆
#183 [主]
>>180続き
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
私たちが仕事を休んで、サキは笑顔に戻る?
何か解決に繋がる?
「兄チャン、明日は仕事行く?」
答えは何となく分かっていた。
「‥おう」
兄チャンも同じ気持ちだと。
:07/11/11 21:32
:W51CA
:☆☆☆
#184 [主]
今はただサキを待つ事しかできない。
私はサナエママに電話をし、明日から出勤すると伝えた。
それでも私と兄チャンは毎日毎日仕事以外の時間はサキの家に行った。
兄チャンと時間が合わない時は1人で行った。
サキのお母さんは兄チャンが一人で来ても、
"梓ちゃんの彼氏だから上がってね"
と優しかった。
:07/11/11 21:36
:W51CA
:☆☆☆
#185 [主]
それでもサキはドアを開けてくれる事はなかった
もちろん携帯電話は電源を切ったままで
ただ変わったといえば、ドアのむこうから聞こえるサキの悲鳴だけはなくなった。
でもそのかわりに
静かに涙を流す声が聞こえるよぅになった
:07/11/11 21:40
:W51CA
:☆☆☆
#186 [ゆ-ン//
]
最新まち

:07/11/12 00:25
:SO903i
:☆☆☆
#187 [まあ
]
主さんのぺーすで
頑張って下さい

:07/11/12 00:37
:P903i
:☆☆☆
#188 [主]
:07/11/12 22:33
:W51CA
:☆☆☆
#189 [主]
>>185続き
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
二週間近く過ぎ、兄チャンとサキの家をいつも通り訪問した。
「サキ、いつでもいいから一緒にまた飲みに行こうな」
返事などないドアに私はいつも一人で話しかける。
だけど今日は違った
「‥‥梓‥」
:07/11/12 22:38
:W51CA
:☆☆☆
#190 [主]
今日は、返事をしてくれた‥
ただそれだけの事が、本当に本当に嬉しくて‥
「‥サキ?」
「サキちゃん!」
サキが、サキが私の名前を呼んでくれたんだ
:07/11/12 22:40
:W51CA
:☆☆☆
#191 [主]
「梓‥梓‥ごめん‥」
久しぶりに聞いたサキの声は、弱った声をして
「サキ、顔が見たい‥」
正直サキの顔を見るのが怖かった。
「サキちゃん、俺も‥」
:07/11/12 22:44
:W51CA
:☆☆☆
#192 [主]
サキはトイレとお風呂だけする時に唯一顔を見せるとサキのお母さんが言っていた。
毎日オボンにのせて部屋の前に置くご飯には一切手を付けず、お茶だけがオボンから消えると‥。
トイレに立つ時に見るサキは日に日に痩せて、おばちゃんも辛くて見れないと‥
おばちゃんもただの喧嘩じゃない事には気づいていたらしい
ただ、何があったかはまだ知らないと‥
:07/11/12 22:54
:W51CA
:☆☆☆
#193 [ゆう]
すごく感動します

頑張って

:07/11/13 12:38
:N702iD
:☆☆☆
#194 [ゆ-ン//
]
最新まち


:07/11/14 01:33
:SO903i
:☆☆☆
#195 [主]
:07/11/14 20:48
:W51CA
:☆☆☆
#196 [主]
>>192続き
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「梓‥警察行こうかな‥」
ドア越しでも分かるサキの震えた声
そぅ言って静かに部屋のドアが開いた
兄チャンと一緒に部屋の中に入る
部屋を見て私は絶句した。
:07/11/14 20:55
:W51CA
:☆☆☆
#197 [主]
めちゃくちゃに荒れている部屋‥
雑誌や筆記用具が何もかもぐちゃぐちゃで、携帯電話はまっぷたつに割れて転がっている
飲み物がこぼれ床がシミになっている
テッシュが無造作にちりばめられていて
そして、覚悟はしていたけど‥
:07/11/14 20:59
:W51CA
:☆☆☆
#198 [主]
「サキ‥」
ガリガリにやせ細ったサキの姿‥―
おばちゃんの言葉を聞いて、ある程度の覚悟はしていた。
だけど、今目の前に立っているサキは、私の知るサキの姿じゃなかった‥
元々痩せ型のサキは
顔がこけて足や手首はガリガリ
ちらほらと体に斑点があった。
:07/11/14 21:01
:W51CA
:☆☆☆
#199 [主]
1ヶ月もない間に人はこれほどまで変わってしまう
愛する人の裏切りによって
「梓ぁ‥お腹減った‥」
二週間ぶりに私の顔を見たサキが言った初めての言葉だった。
:07/11/14 21:05
:W51CA
:☆☆☆
#200 [主]
私たちの様子を心配で見ていたのか
タイミングよく、涙を流しながらおばちゃんがメロンパンを持ってきた。
「サキ、サキ、サキぃ‥」
メロンパンをサキに差しだし子供のよぅに泣きじゃくりながら、サキに抱きつく母親の姿
本当に心配だったんだろう‥
:07/11/14 21:13
:W51CA
:☆☆☆
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