【愛.金.水商売2】
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#1 [主]
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で【1】を書いていました。
続いて【2】もよろしくお願いします!まず【1】を読んでからこちらを読んで下さい☆
感想は
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にお願いします!

⏰:07/10/27 12:45 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#2 [主]
>>1-100
>>101-200
>>201-300
>>301-400
>>401-500
>>501-600
>>601-700
>>701-800
>>801-900
>>901-1000

⏰:07/10/27 12:47 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#3 [主]
兄チャン

あなたは今笑っていますか?

圭チャン

私との想い出
まだ心に残っていますか?


私はまだまだ前に進む

ゴールが見えない前へ

立ち止まる事なく‥―

⏰:07/10/27 12:53 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#4 [主]
出会い

別れ

:
:

大切なものを失いながら
掛け替えのないものを手に入れてきた


まだまだ【ココナ】と【梓】の人生は終わらない―


―――【2】―――

⏰:07/10/27 12:56 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#5 [主]
「何笑ってるねん!」


怒った素振りを見せながら、不器用にバラを差し出される。


「ありがとう♪」



これから、何本も何本も赤いバラが増えていくと思ってた。

いつか、部屋中が真っ赤になるんじゃないかと、思ってたんだ‥―

⏰:07/10/27 13:02 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#6 [主]
「笑ってないよ〜♪」


そぅ言いながらも顔がニタニタしている私。



「アッコ-♪」

いつもそぅ言って、自分の手を伸ばす兄チャン。

私も自然に兄チャンの手を繋ぐ。


どこから見ても仲の良いカップル

⏰:07/10/27 13:05 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#7 [主]
パサッ




左手に持っていた二本の赤いバラが

―‥地面に落ちた





「アッコ-?」

誰かが私を読んでいる‥

⏰:07/10/27 13:25 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#8 [主]
何も聞こえない‥



ねぇ‥

何で‥何で‥


今日は

3月1日―



また会った‥――

⏰:07/10/27 13:26 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#9 [主]
兄チャンは車を店の前にあるコンビニに止めている。


コンビニに行こうと道路を渡った。


手を繋ぎながら‥




コンビニの前にただ座っている圭チャン

煙草をふかしながら


圭チャン‥あなたは何を考えているの‥

⏰:07/10/27 13:30 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#10 [主]
「‥ッコ-」


私は歩けずにただ立ち止まっていた。



「アッコ-!!」

「あ!ごめんっ」

私の中で一瞬、時間が止まっていた




兄チャンは私が返事をすると、悲しく地面に落ちたバラを拾う

⏰:07/10/27 13:37 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#11 [主]
綺麗なバラの花びらはパラパラと一枚、また一枚と、散ってしまった



何が何だか分からずに、放心状態な私を兄チャンは車へと私を運ぶ。





今、後ろを振り返ってしまえば

私は前へ進めない気がする

後ろを向いちゃ‥だめ―

⏰:07/10/27 18:16 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#12 [主]
1ヶ月前のよぅに

あの人が私の名前を呼ぶ事はなかった。

呼ばれなくて
よかった‥


あの人の声を聞いてしまえば

私は‥

私は‥―

――
――――
―――――――

⏰:07/10/27 18:19 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#13 [主]
「アッコ-?どぅしたん?!大丈夫か?!」

私の肩が前後に揺れる



兄チャンの顔が見れない‥


「アッコ-、こっち向いて‥」


今にも泣きそうな弱った声で訴えられ
私は、ゆっくりと顔をあげた。

⏰:07/10/27 18:22 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#14 [主]
「アッコ-‥」


兄チャンが言葉を失った理由



「何で泣いてるんや?‥」


自分でも気付かなかった。

私は、知らぬ間に静かに涙を流していた



「あ、あれっおかしいなぁ☆あはは、アハ、ハ‥ッ」

⏰:07/10/27 18:31 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#15 [主]
何で涙が出るの

どぅして

どぅして今なの

兄チャンの前で‥


私は
私はどぅして泣いているの?


分からない
分からない

何も‥分からない―

⏰:07/10/27 18:33 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#16 [主]
こぅして私が涙を流している間


あの子は

また違う理由で

大粒の涙を流していたんだ‥



体も
心も

ボロボロになりながら‥―


‥―サキ―――

⏰:07/10/27 18:37 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#17 [主]
「アッコ-、話せる?」

話すって‥

圭チャンの事?

何て話せばいいんだろう‥

自分でさえ分からない事を、どぅやって兄チャンに伝えればいいんだろう‥



「‥また話せる時が来たら言うてな。」

黙っている私に、兄チャンは優しく寂しい笑顔でそぅ言い、私の頭をポンっと撫でた。

⏰:07/10/27 21:02 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#18 [我輩は匿名である]
あげ(>_<)

⏰:07/10/28 17:30 📱:N903i 🆔:☆☆☆


#19 [ケ]
あげ(・∀・)

⏰:07/10/29 08:03 📱:W52SH 🆔:☆☆☆


#20 [主]
>>18-19サン
ありがとう♪
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

⏰:07/10/29 08:18 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#21 [主]
>>17続き
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


だけど、唯一自分でも分かっている事



あの人がまだ好きだとか
あの人を愛してるとか

そんなんじゃない




今現在

私の頭の中にいたのは

紛れもなく

あの人だって事だけ

⏰:07/10/29 08:21 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#22 [主]
話せる時が

いつくるのかなんて分からない


頭の中では理解しているはずなのに

逃げて分からない振りをする自分がいる




「兄チャン夜景行きたい」


今日は、夜景に行く約束だよね。

⏰:07/10/29 08:24 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#23 [主]
兄チャンは私の手を包み込むよぅに握りながら運転をする


壊れものをそっと包むかのよぅに。




兄チャンは気付いていただろう


記念日のたびに

私の様子がおかしい事に

⏰:07/10/29 08:30 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#24 [主]
どれくらい走ったかな?

もぅ結構山道に入ってきている。


その間
二人は会話をする訳でもなく
ただ時間と車が進むだけだった。

後から聞いた話

兄チャンは何度か私に話しかけていたらしい。


だけど、私の耳に届いていなかった‥

⏰:07/10/29 08:33 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#25 [主]
『チャランラララ〜ン♪』


体がビクッとする。

私の携帯だ‥


『チャランラララ〜ン♪』


「アッコ-?電話やで?」

兄チャンが私の鞄からわざわざ携帯を取り出し差し出す。




【サキ】

⏰:07/10/29 08:35 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#26 [主]
サキからの電話でやっと現実に戻った気がした。


でも‥

現実は残酷だった‥






「もしもし?」

⏰:07/10/29 08:39 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#27 [主]
『‥‥』


何も返事がない。


「サキ?もしもし?」

『‥‥』


前にもこんな事あったっけ?

えっと、前は、マコトの時だ。
サキがホストに行って、間違えて私にかけてしまった時。

その時は周りの雑音がうるさかった。

⏰:07/10/29 08:41 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#28 [主]
―けど今は、



『‥‥』


何も聞こえない

サキの声さえ

周りの音さえ
何もかも





変な胸騒ぎがしたんだ‥――

⏰:07/10/29 08:43 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#29 [主]
「サキ?サキ?聞こえる?!サキ!!」







『いや"ぁぁあ"あ"あ"あぁぁあああ"あ"あ"ぁ"ぁぁあ"』




聞こえたのは

サキの

悲鳴だった―

⏰:07/10/29 08:45 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#30 [主]
一瞬私の中で何が起きたのか分からなかった。



「サキ?サキ?!サキ?!!」


サキの悲鳴が兄チャンにも聞こえたんだろう

兄チャンはすぐに車を止めた。


「サキ?!聞こえる?!なぁ!サキ!」

⏰:07/10/29 08:49 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#31 [主]
『や‥ココナ‥や"ァ‥ココ‥いや"ぁ"ぁぁあ"あ"あ"あぁぁぁあ"あぁぁあ"』




どぅ例えればいいのだろう

この時のサキの叫びを



「サキ!今どこ!サキッッ!!」



『‥‥こ‥えん‥』

⏰:07/10/29 08:53 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#32 [主]
こえん??


「サキ?!こえん?こえんてどこ?!」


『‥な‥な‥なつ‥き‥‥』


なつ‥き?

なつき?

ナツキ公園?!!

⏰:07/10/29 08:56 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#33 [主]
「サキ!ナツキ公園?!なぁサキ!!」


私の声も荒々しくなる



「サキちゃん?ナツキ公園におるん?」


私から携帯を奪い取り話し出す兄チャン。





『ヤ‥こ‥こんとい‥て‥きちゃだ‥だ‥め‥いや"ぁぁあ"あ"あ"ぁぁあ"あ"』

⏰:07/10/29 09:02 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#34 [主]
「サキちゃん!絶対にその場から動くな!絶対や!お願いやから絶対そこにおれ!」



兄チャンはそれだけ言うと電話を切り
車をUターンさせ
ナツキ公園に向かった。




「え?!ちょっと!電話切ったらあかんやん!!」

⏰:07/10/29 09:05 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#35 [主]
私はすぐサキに電話をかけた。



『〜留守番サービスに接続します〜』



聞こえたのは

虚しい機械の声だけだった―

⏰:07/10/29 09:09 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#36 [主]
「なぁ兄チャン!サキは?!サキは?!なぁ!!」


「お前がテンパってどないすんねん!」


初めてかもしれない

兄チャンが私に怒鳴ったのは。


夜中で車も少ない

だけどもぅかなり遠くまで来ていたため、ナツキ公園まで飛ばしても一時間はかかる。

⏰:07/10/29 09:41 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#37 [主]
ナツキ公園は

ミノルさんの家の近所だ。


あれ?

ミノルさん?‥

‥―そぅだよ

サキ、今日はミノルさんと遊んでいたんじゃないの?

ミノルさんの友達に紹介してもらってたんじゃないの?

⏰:07/10/29 09:43 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#38 [主]
訳が分からない‥

状況が掴めない‥



どぅゆぅこと?


ミノルさんは?


サキ‥



何があったの‥――

⏰:07/10/29 09:44 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#39 [主]
私はすぐミノルさんに電話をかけた。



「アッコ-?誰に電話してん?!」


"み・の・る"

私は口パクで兄チャンに伝える。



『プルルルルル‥プルルルルル‥』


繋がった!!

⏰:07/10/29 10:48 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#40 [主]
『お留守番サービスに接続しま‥』



私はアナウンスの声を最後まで聞かず電話を切った。


何度かけても、ミノルさんが電話に出る事はなかった。

兄チャンの携帯からかけても結果は同じだった。


ミノルさん‥
あなたが何か関わっているの?‥――

⏰:07/10/29 10:51 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#41 [主]
「ミノは?!」


私は首を横に振る。


兄チャンは冷静に見えたけど、さっきから信号を無視している
車が少ないからか

焦っているのか


兄チャンがこんな荒い運転をしているのを見るのは初めてだった。

⏰:07/10/29 10:54 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#42 [主]
もしかして事件?!

ミノルさんも一緒に巻き込まれてるとか?

頭の中は

嫌な想像がグルグルグルグル周り

おかしくなりそぅだった。




「兄チャン早く!」

「アホか!これでいっぱいいっぱいや!」

⏰:07/10/29 11:46 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#43 [主]
無茶苦茶な事を言ってる事くらい分かってる

兄チャンだって焦っている事くらい分かってる


だけど
だけど

どぅしよぅもない‥




サキ‥無事でいて‥―


―‥お願い―――

⏰:07/10/29 11:49 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#44 [主]
車の中では1分1秒が気が気じゃなかった。

真冬に汗をかいたのを覚えている。



 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄



「アッコ-!!探すで!!」


ナツキ公園に着き、すぐにサキを探し回った。

⏰:07/10/29 13:00 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#45 [主]
「サキ〜!!!サキぃぃ!!!!!」


『サキちゃ〜ん!!!』


広い公園の中走り回り探し回った。


寒い中着ていたコートを投げ捨て探し回った。




だけど
だけど

ナツキ公園には誰一人の姿はなかった‥

⏰:07/10/29 14:07 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#46 [主]
「さきぃさきぃさきぃ!!!!」

狂ったかのよぅにサキの名前を呼ぶ私を心配したのか
私の投げたコートを拾い、かぶせてくる兄チャン。




「いらんっ!!」


兄チャンの手を払いのけ、きつく当たってしまう。

⏰:07/10/29 14:20 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#47 [主]
兄チャンに当たっても
何も変わらない事くらい分かってる

分かってる
分かってるよ‥







『‥ヒック‥ヒッ‥』






‥‥え?――‥

⏰:07/10/29 14:21 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#48 [主]
「兄チャン?!」


「おぅ!今、今、誰かの声!!」


やっぱり‥

聞き間違いなんかじゃなかった。

夜中の静かな公園

大声を出さなくても声が響きわたる。


確かに
確かに


誰かの泣き声が


聞こえた――

⏰:07/10/29 14:24 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#49 [主]
サキ
サキサキ
サキサキサキ
サキサキサキ


サキ‥






「サキ〜!!!」

⏰:07/10/29 14:28 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


#50 [主]
『アッコ―!!!』


公園中に響きわたる大きな声で私を呼ぶ声



私は兄チャンの元へと走った。



そこは―‥







「サ‥サ‥さきぃ‥」

⏰:07/10/29 14:30 📱:W51CA 🆔:☆☆☆


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