姉貴の彼氏は俺の恋人
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#1 [優也]
優也
21(♂)
初めてセックスしたのは男
初めて恋をしたのは女
そんな俺の過去話
:08/07/12 00:18
:W53T
:jf85/4CY
#2 [優也]
頭のカタイ親父
料理が超うまいおふくろ
年の離れた二人の姉貴
俺はクソがつくほど甘ったれの末っ子だ。
:08/07/12 00:21
:W53T
:jf85/4CY
#3 [優也]
雨の日には車で登下校、誕生日はこれでもかってくらいのデカいケーキに、俺が欲しいと言ったプレゼント。
ガキの頃からちやほやされて育った俺は、今考えると末恐ろしいくらい我が儘で自己中で、嫌〜なガキだったと思う。
現に今、小学校からのダチは一人もいない。
:08/07/12 00:26
:W53T
:jf85/4CY
#4 [優也]
二人の姉は特に、母親よりも俺を可愛がっていた。
十以上も離れた弟。
さながら自分の子供にするように、俺をそばに置いていた。
だから俺も高校上がる手前までは『姉ちゃん』とは呼ばずに
『舞ちゃん』『志保ちゃん』と呼んでいた。
ちなみに舞ちゃんが長女で、志保ちゃんが次女。
:08/07/12 00:31
:W53T
:jf85/4CY
#5 [優也]
特に志保ちゃんが俺をよくかまってくれていた。
俺の中では
志保ちゃん→舞ちゃん→おふくろ→ナナ(犬)→親父
だ。
親父とは昔から仲が悪い。それは今でも変わらず。
だからナナ以下。
:08/07/12 00:34
:W53T
:jf85/4CY
#6 [優也]
…なんて言ってみても、実際ぶっ倒れたりしたらすげービビるんだろうな〜とは思う。
仲が悪いのは、親父の頑固が遺伝したせいだ。
だから俺は悪くない。
そんな家庭が、一気に崩れ落ちる事件が起こった。
というより
俺が引き起こしてしまった。
:08/07/12 00:36
:W53T
:jf85/4CY
#7 [優也]
高校に合格した春。
受験した学校は自宅から駅を乗り継いで一時間かかる場所だった。
近くにしようとしたけど、制服が気に入らなかった。←この辺から我が儘。
最初は電車が面白くて苦じゃなかったけど、飽きっぽい俺様は一か月で飽きていた。
:08/07/12 00:40
:W53T
:jf85/4CY
#8 [優也]
「あ〜マジ学校遠い…」
って呟けば
「あたし明日送っていこうか?」
と、すぐに甘えさせてくれる志保ちゃん。
:08/07/12 00:43
:W53T
:jf85/4CY
#9 [我輩は匿名である]
ふむふむ(._.)_
いい!
おもしろい!
続けて!
気になるっ
:08/07/12 00:43
:P905i
:☆☆☆
#10 [優也]
匿名さん感想ありがとうございます!
(続き)
俺は志保ちゃんに甘えまくった。
車での送り迎えに、ダチと遊びに行く時のアシに使ったりもした。本当に今考えると、すげー嫌な奴、俺。
ああちょっと自己嫌悪…
:08/07/22 12:26
:W53T
:CRRMt9J2
#11 [優也]
ある日志保ちゃんに新しい彼氏が出来た。
確か今くらいの時期だったかな…
俺が夏休み入ったくらいだった。
志保ちゃんは一気に恋する乙女になった。
毎朝鏡の前で服装チェックしたり、香水集めたりネイルしたり、髪型を大人っぽくしたり。
:08/07/22 12:32
:W53T
:CRRMt9J2
#12 [優也]
「優ちゃん!見て!大丈夫?おかしくない?」
短めのスカートを引っ張り慌ただしい志保ちゃん。
毎週の土日が決まってデートの日らしく、志保ちゃんは出かける前に決まってそんなことを言う。
「大丈夫大丈夫」
:08/07/22 12:35
:W53T
:CRRMt9J2
#13 [我輩は匿名である]
つづき気になる!
:08/07/22 12:47
:SH902iS
:lzDfABuA
#14 [さき]
面白い(^ω^)
あげます☆
:08/07/22 13:16
:W51S
:6yRW9HfU
#15 [我輩は匿名である]
ふむふむ`ω´
:08/07/22 16:50
:SH903i
:☆☆☆
#16 [優也]
匿名さん方さきさんありがとうございます!暇な時間がバラバラですいませんm(_ _)m
(続き)
適当に返事すると、プツッとプレステの電源を切られた。
「あ!なにすんだよ!」
「ちゃんと見てよ!」
:08/07/22 20:04
:W53T
:CRRMt9J2
#17 [優也]
いつの間にか強気になった志保ちゃん。
恋って外見も、性格まで変えちゃう厄介なものなのね。
「超〜可愛い〜」
ため息吐いて棒読み。それでも「可愛い」と一言褒めれば、にっこり笑顔になるんだから案外安いもんだ。
「あ、今日泊まりだから」
思い出したように言った志保ちゃんの声に俺は飛び起きた。
「泊まり?!」
:08/07/22 20:09
:W53T
:CRRMt9J2
#18 [優也]
「な、なに?そんなにびっくりしないでよ…」
「泊まりってことは…」
「な、なにってば…」
ガクガクする俺の前で、だんだん真っ赤になる志保ちゃんの顔。
しまいには「恥かしいじゃん!なんなの!!」って……
ズコーン。
そんな!
俺の志保ちゃんが、そんな!
「うおお!!!!」
「優ちゃんうるさい!」
:08/07/22 20:12
:W53T
:CRRMt9J2
#19 [優也]
…よく俺はシスコンだとか言われて来た。
ああそうさそれは否定しない。
だってすっげー可愛がってくれて甘やかしてくれる姉貴たち、超好きだもの。
好きでなにが悪いんだってくらい胸張れるね。いや誇りに思うね。そんな姉の、いや、もう二十歳過ぎの女はみんな経験あるもんだと思ってたから、別に彼氏と何しようが関係ないけどさ。
:08/07/22 20:15
:W53T
:CRRMt9J2
#20 [優也]
「超気になるうぅー!!!!」
「優也!早くカレー食べなさい!(母)」
…という感じでね。
その日はずーっと気になって時計ばっか見てたな〜。
夜中とかゲームやりつつ(今頃あんな事やこんな事や…)とか考えて悶々としてた。
本当、バカが付くほどシスコン街道まっしぐらだったな。
:08/07/22 20:20
:W53T
:CRRMt9J2
#21 [優也]
そんなこんなで、彼氏が出来た志保ちゃんは、だんだん俺を構ってくれなくなりました。そりゃあもう不便すぎて困った困った。
例えばね
「あっ!やべー今日課外授業の日だった!志保ちゃん送ってって!」
いつもなら
「いいよ〜急いで用意しなあ」
だったのに
「えーいまから?」
いや今から!
つか、えーってなんだよ…
:08/07/22 20:26
:W53T
:CRRMt9J2
#22 [優也]
「…じゃあ駅まででいいから送って」
「はぁ〜…今日これから彼氏と映画なのに…」
「ゴメンナサイこれからはちゃんと…」
「あ、もしもし?ごめん〜ちょっと遅れるーえ?あはは!大丈夫だよ〜」
「……(聞いてねーし)」
:08/07/22 20:29
:W53T
:CRRMt9J2
#23 [優也]
(ダチの家)
「あー俺そろそろ帰るわ。姉貴に電話しよっと」
プルルルル…
「………」
プルルルル…
「………」
プルル…「あっもしもし志保ちゃん?俺だけど、今から」ブチッ
ツー…ツー…ツー
「……………」
:08/07/22 20:32
:W53T
:CRRMt9J2
#24 [りな]
待ってる待ってる

:08/07/22 20:38
:D905i
:G8pN0DxQ
#25 [優也]
ね。
ひどいもんだろ?
いや、元々俺がわがまま言いたい放題の甘えたい放題だったから、これが当たり前なんだろうけどさ。
あの頃の俺には正直キツくて本当これには参ったね。
志保ちゃんに嫌われた〜と思ったりした。
だけど最終的には
「あいつ(志保ちゃんの彼氏)が志保ちゃんを取ったんだ!」
って考え始めた。
:08/07/22 20:39
:W53T
:CRRMt9J2
#26 [優也]
りなさんありがとうm(_ _)m!
(続き)
朝帰りするようになって、だんだん彼氏一筋に染まってった志保ちゃん。
反対に
自力の登下校や甘える対象がいなくなった不憫な俺。
幸せそうな志保ちゃんを見る度に日に日に奴に対しての憎しみが増してった。
:08/07/22 20:42
:W53T
:CRRMt9J2
#27 [優也]
「マサキと一緒に同棲しようと思うの」
!!!!
家族団らんでの夕飯の最中に、隣りに座る志保ちゃんがとんでもない事を口走った。
ななな、なんだって!?
「貯金も貯まってきたし…一緒に住みたいなって思って…」
親父たちを目の前にちょっと気まずそうな志保ちゃん。
:08/07/22 20:46
:W53T
:CRRMt9J2
#28 [優也]
「いいんじゃないか?志保もいい年だしなあ」
いやいや親父ビール飲み過ぎてるだろそれ
「今度うちに連れてきなさいよ。みんなでご飯でもいいじゃない。」
いいじゃないって、おふくろ!普通違うだろ!
「マジ!?志保姉の彼氏超みたい〜」
いや便乗すんなよ!舞ちゃん!
:08/07/22 20:49
:W53T
:CRRMt9J2
#29 [優也]
「じゃあ一緒に住んでもいいのっ!?」
キラキラ目を輝かせた志保ちゃんに、親父たちは笑ってうなずいた。
なんだよそれ。
「そうね、今週の日曜日に…「俺は反対」
おふくろの言葉を遮った俺に、みんなの視線が集まった。
「…優ちゃん?」
不安げな志保ちゃん。そんな声出したって、嫌なもんは嫌だ。
:08/07/22 21:16
:W53T
:CRRMt9J2
#30 [優也]
「俺はやだね。どんな奴かもわかんねー奴と、姉貴が一緒になるなんて、いやだ」
「優ちゃん…」
あーだからそんな顔すんなよ!
「バカ」
志保ちゃんに掃き捨てると、益々泣きそうになった。
イライラする。
「とりあえず俺は反対!ゴチソウサマデシタ」
「優也!」
「優ちゃん!」
そのまま部屋へ直行&ベッドにダイブ。
:08/07/22 21:20
:W53T
:CRRMt9J2
#31 [優也]
「あークソ!死ね!マサキとかいうやつ!」
ジタバタしても、俺の体はベッドのスプリングでぼよんぼよん跳ねるだけ。
「…すっげーかっこわるー」
彼氏なんて作らなきゃいいのに。
優ちゃん優ちゃんて、それだけでいいじゃん。
「打倒!マサキ!」
まだ会った事もない奴に闘志を燃やしていた俺。
そんな奴と顔を合わせる事になるのにそう時間は掛らなかった。
:08/07/22 21:24
:W53T
:CRRMt9J2
#32 [なな]
おもしろいッ


:08/07/22 21:43
:P902i
:☆☆☆
#33 [優也]
ななさんありがとうm(_ _)m!
(続き)
それからしばらく、志保ちゃんとギクシャクした。
俺も言い過ぎたな〜って思ったけど、昔から自分から謝ったりするのが苦手でなかなか「ごめん」の一言がいえなかった。
そんな俺をお見通しの志保ちゃん。
ある日「私はずっと優ちゃんだけの姉だからね」と言って来た。
:08/07/22 22:54
:W53T
:CRRMt9J2
#34 [優也]
この一言で俺は一気に力が抜けてホッとしたのを覚えてる。
何気ない言葉だったけど、ガツンと来た。
「今度、家に呼んだりすれば?俺も、なんか、気になるし…」
ボソボソ言ってみると、一瞬びっくりしてすぐに嬉しそうに笑った。
久しぶりに見た志保ちゃんの笑顔に俺もつられて笑った。
:08/07/22 22:58
:W53T
:CRRMt9J2
#35 [優也]
自分で言うのもなんだけど、俺少し成長したよな〜って思ってた。
前ならきっと、キレて当たり散らしてたと思う。
今考えると、親父よりも複雑に考えてたんだろうな(笑)
「じゃあ今週の日曜日に連れてくるから!」
そして日曜日。俺の考えが180度ひっくり返った。
:08/07/22 23:02
:W53T
:CRRMt9J2
#36 [優也]
「初めまして。こんばんは」
ちょうど夕飯時に現われた志保ちゃんの彼氏。
インターホンがなって出迎えた俺に、にっこり笑った。
「優ちゃん、彼氏の、マサキ」
隣りでちょっと恥ずかしそうに紹介した志保ちゃん。
俺はヤンキーさながら下から上まで奴を見た。
「…………」
:08/07/22 23:09
:W53T
:CRRMt9J2
#37 [優也]
ああ、こいつがマサキね。
へー
ふうん
なるほどね
ほー…
やべえ
なんだよ
すげー
なんか
かっけーじゃん…!!!!!!!!!!!!
「クソー!!!」
「ゆ、優ちゃん!?」
:08/07/22 23:11
:W53T
:CRRMt9J2
#38 [優也]
マサキはかっこよかった。
どんなヘナチョコ野郎が来るのかと思えば、ビシッとスーツなんて着ちゃってさ?
オマケに何、その手に持ってる「これみなさんでどうぞ」的な菓子袋?
まあ旨そうだから貰って置くけど、身長いくつだよ?リビングのドアくぐるのにわざわざ頭下げるかよ?
:08/07/22 23:15
:W53T
:CRRMt9J2
#39 [優也]
しかも何、歯磨き粉のCMみたいな真っ白い歯。
虫歯の治療中の俺への当てつけか?
キリッとした目に襟足長いサラサラ髪ってお前はなんなんじゃい!この野郎メンナクの雑誌モデルかい!
畜生!タイトにお兄系で決めやがって!いちいち腹が立つ!!!
:08/07/22 23:19
:W53T
:CRRMt9J2
#40 [優也]
ギリギリ奥歯を鳴らす俺の前では、あははうふふなあったか〜い家族団らんが繰り広げられている。
氷川き○しの追っかけファンのおふくろは特にメロメロ。イケメンキラーの舞ちゃんまで奴の虜に…
親父はスーツとハキハキした言葉遣いが気に入ったのかビールまで注ぎ合っていた。
:08/07/22 23:25
:W53T
:CRRMt9J2
#41 [優也]
そんな中で俺は完璧蚊帳の外。
からあげを落としても誰も見向きもしない。
惨めだ…
奴が爽やか笑顔でみんなに応える度にキラキラ白い歯がまぶしくていちいちムカつく。
(和んでんじゃねえよ!ちょっとかっけーからって、調子のんなよな!マジぶっ飛ばす!)
:08/07/22 23:28
:W53T
:CRRMt9J2
#42 [優也]
「そういえば、優ちゃん。欲しがってたベースってなんていうのだっけ」
いきなり志保ちゃんが話を振って来た。
え?なにいきなり。
しかもベースの話題行っちゃうの?
ちなみに俺は高校時代にバンド組んでてベースやってた。(とか言ってもコピーだけやるへたったバンドだけど)
:08/07/22 23:32
:W53T
:CRRMt9J2
#43 [優也]
「ESPか、キラーの……なんで?」
「マサキもね、ベース弾きだったんだって!ね?」
「いや、ちょっと前好きでやってただけだから本格的じゃないけどね。家にESPならあるけど、もしよかったらあげようか?」
「えっ!?」
おいおい…マジかよ!
:08/07/22 23:43
:W53T
:CRRMt9J2
#44 [優也]
ちょっとだけ(ちょっとだからな)ぐらっと頭が傾いた。
ちょっともしかしてこいつ…
イイ奴じゃね…?
「いやけど悪いっすよ。そんな高い楽器。俺なんかペーペーだし」
本当は今すぐ取りに行きたいくらいだけどね!
「他に売るんだったら、俺は優也君に使って欲しいんだけどな〜」
:08/07/22 23:47
:W53T
:CRRMt9J2
#45 [優也]
うーん、残念だな〜だなんてそんな演技いりませんから!
むしろこっちが頭下げて娘さんを下さい状態ですから!
ああだけど尻尾振って奴に飛び付きたくねえ!俺のプライドが…
「優ちゃん、せっかくだから貰ったら?マサキもこう言ってるんだし…」
志保ちゃんの助け船。超嬉しかったね。
:08/07/22 23:51
:W53T
:CRRMt9J2
#46 [優也]
「うーん…じゃあ、そう言うなら…」
素直じゃない俺は渋々〜な演技で念願のベースをゲットしてしまった。
もう心では飛び跳ねて跳ね過ぎてヒャッホウ!だったんだけどね。
ついニヤニヤしそうな口をごまかすのに必死だった。
:08/07/22 23:56
:W53T
:CRRMt9J2
#47 [優也]
今日はここまでです!寝る眠いっすm(_ _)m
:08/07/22 23:57
:W53T
:CRRMt9J2
#48 [まつ]
面白いです!!!
更新たのしみっす!!
頑張って下さい(^ω^)
:08/07/23 00:03
:W33SA
:fnHJxSpI
#49 [ぶー
]
:08/07/23 01:08
:N703iD
:YSgmoiNo
#50 [まり]
:08/07/23 21:25
:D705i
:ujVIevXY
#51 [匿名さん]
フィクションならぶっとばしてけちょんけちょんにしてやるかんな
:08/07/24 02:56
:F904i
:.nla8KIg
#52 [我輩は匿名である]
:08/07/24 14:08
:N905i
:IwnhAToY
#53 [我輩は匿名である]
うちの彼氏の兄弟関係と
めっちゃそっくり

!

しかも2人いるお姉ちゃんの事ちゃんずけで呼んでるしうちが彼氏迎え行ってうちの家で遊んで帰る時足がないからお姉ちゃん迎えに呼んで帰るし


笑
なんだか似てるなあ〜て、、笑
だから続ききになります

頑張って続き書いて下さい

:08/07/24 14:36
:N905i
:☆☆☆
#54 [ぶー
]
はよかいてーな

一気にドバッと完結

ヨロピコ
:08/07/24 19:09
:N703iD
:L0SUvMpM
#55 [優也]
みんなコメントありがとうm(_ _)m!
仕事が忙しくてなかなか書けなくてすいません(^_^;)
>>46「じゃあ今度、志保と遊びにおいで」
「マジすか?俺行っちゃいますよほんと」
そうして俺はいともあっさりと欲しかったベースを手に入れる事が出来た。
:08/07/24 22:29
:W53T
:HSXrJxeo
#56 [優也]
「祐介聞けよ〜そいつがさあ、ESPのベースくれるとかって」
『えーマジで!ギターは?』
「んなもんてめえで買いなさい」
マサキが帰った後、速攻でバンド仲間の祐介に電話。
もう鼻高々〜だったね!
『それよりさあ…ちょっと聞きたい事あんだけど…』
「なんだよ」
:08/07/24 22:32
:W53T
:HSXrJxeo
#57 [優也]
『お前さあ…女とヤル時どんくらい時間かかる?』
「……は?」
ヤル時??
『いや〜俺の女が早いって言うんだよ』
早い???
……なんのことだ?
『?もしもし?』
「んっ?あ、へえー……」
『へえーじゃねえよ(笑)』
:08/07/24 22:43
:W53T
:HSXrJxeo
#58 [優也]
「あっ、そうね…うん…」
『なんだそれ!(笑)で、どうなんだよ』
いや…どうって言われても…
「な、なにが…?」
『セックスだよセックス!』
「セッ…!」
なんと!!!
『俺早漏なんかな〜って思って…こんなことお前にしか聞けねーじゃん?』
:08/07/24 22:47
:W53T
:HSXrJxeo
#59 [優也]
「な…なんで俺?」
『だってお前が一番チャラいから、経験豊富そうだし!』
チャラい?つか経験豊富てどんなんだよ!
の前に俺………………
まだセクースしたことないですから!!!!あはは!お前何言ってんだよ冗談きついぜまったく!
…だなんて言えねー!!!!!!!!!!
:08/07/24 22:50
:W53T
:HSXrJxeo
#60 [優也]
いや…
これまでに告白は何度かされたことはあるよ。自慢じゃないけど!けど女の子ってバレンタインとかクリスマスとかイベントに動かされちゃうじゃない?
だからそんなノリで好きyとか言って来たんだと思うしさ。
それより俺一番恋愛とか苦手だし、ダチとつるむのがいいし、だから一人でヤルのはあっても実際にそんな状況にとか考えてなかっただけで…かくかくしかじか
:08/07/24 22:53
:W53T
:HSXrJxeo
#61 [優也]
『もしもし?』
あっ…ハイハイ。
「…どのくらい時間かかんの?」
『うーん、一回三十分くらい?入れたら十五分くらい』
「へえー!そうなんだ…」
残りの十五分の内容が超気になる!
『お前は?』
「えっ!?お、俺は〜そうだな〜い、一時間…?くらい…?」
『はあ?!一時間?!』
「えっ!?う、うそうそ!」
:08/07/24 22:59
:W53T
:HSXrJxeo
#62 [優也]
一時間は変なの!?
『…だよな〜超ビビった〜どんだけ手ぇかけてんかと思った〜』
「はは…ね。なにしてるんだって話ですよね」
うーん難しい…
三十分じゃ早くて一時間じゃ長いのか?
間を取って四十分がちょうどいい感じ?
『まあ人それぞれだよな〜』
えっ!?自己完結!?
:08/07/24 23:02
:W53T
:HSXrJxeo
#63 [優也]
「そうそう!人それぞれだよ」
『だよな〜。まあいいや。おやすみ!』
「えっ!?あ、おやすみ……」
結局なんだったんだ!
…という意味不明な電話だったけど、それから俺は超〜焦ったね。
当たり前にセックスの話をしてきた祐介。
高Aにもなって、まだしたことないなんてもしかして恥かしいんじゃないかって思った。
:08/07/24 23:06
:W53T
:HSXrJxeo
#64 [優也]
「うーん…セックスねえ…」
オカズのAVは見た事あっても、実際はどうなんだろう。
女の子の胸とか体って柔らかいのかな〜とか、入れたら気持ちいいのかな〜とか…
プチ☆変態って感じでもやもやしてた。
けど彼女って作ろうとは思わなかったな。
けどしてみたい。けど相手がいない。
:08/07/24 23:09
:W53T
:HSXrJxeo
#65 [優也]
なんつーかこう…ぐるぐる…洗濯機みたいな…
ね!
もうこうなったら経験豊富な人に突撃インタビューかますしかない!と思ったわけ。
だって実行出来る相手いないし!
…畜生!!!!!
「セックスの仕方!?」
:08/07/24 23:12
:W53T
:HSXrJxeo
#66 [優也]
いやいやいや!
そんなおっきい声出さないで下さいよ!
「どうしたのいきなり…」
「いや〜マサキさんなら、なんかこう…テクニックがあるのかなーなんて…あはは」
ベースを取りにマサキさんちに遊びに行くや否や速攻インタビューしちゃった俺。
:08/07/24 23:15
:W53T
:HSXrJxeo
#67 [優也]
志保ちゃんが夕飯の買い出し中に二人きりのチャンスを狙って聞いてみた。
マサキは、身構える俺に、うーんと首を傾げた。
「優也くんて、意外と奥手だったりする?」
「え?」
「顔、真っ赤だよ」
!!!
言われて、慌てて自分のほっぺたを触った。熱が籠ってるみたいに熱かった。
:08/07/24 23:47
:W53T
:HSXrJxeo
#68 [優也]
「あはは。なんだか面白いね」
「…それはどうもスイマセン」
弱点その@あがり症。たまに自覚がないくらい顔が赤くなったり変に汗かいたりする。
…今でもそうなんだけどさ、誰か落ち着かせる方法知ってる!?
マジこのせいで人生の5割は損してるよ…たぶん…
「いきなりそう聞かれてもなあ…優也くんて彼女いないの?」
:08/07/24 23:51
:W53T
:HSXrJxeo
#69 [優也]
「はあ…いないっすねえ…」
「えっ!?いないの?普通にいると思ったよ〜」
あはは〜(笑)
っていうか一緒に釣られて笑ってるけど普通に彼女っているもんなのか!?
「いや〜マジいないっすねえ」
「へえーもったいないなあ」
「そうすかねえ…←この頃はマジで恋愛とか興味なし(セックスには興味あったけど)」
:08/07/24 23:55
:W53T
:HSXrJxeo
#70 [優也]
「だってカッコいいじゃない」
「はあ…そうすかねえ…」
「あ!えーとほら、なんだっけ…ジャニーズの山下清に似てるよ!」
山下清?!
なんか聞いた事あるけど
「誰!?」
「えっ!?あれ…違ったかなあ…山下たつやじゃなくて…山岡?」
余計にわかんねー!
:08/07/24 23:58
:W53T
:HSXrJxeo
#71 [優也]
説明しよう!
マサキ(25)は外見はギャル男上がりのお兄系、ガチでクオリティmaxって感じの、とりあえず爽やかイケてるメンズなのだが、一般メディアにはうとい&天然というややこしい能力を兼ね備えているのであーる。
「…なんかマサキさんて面白いっすね」
:08/07/25 00:02
:W53T
:v8n7OWPk
#72 [優也]
「え?そうかな」
「うん、なんだか第一印象と違ってきた(笑)」
俺が思わずおかしくて笑うと、マサキは納得いかないように眉を寄せた。
「どういう意味だよ?あまり生意気だとベースやらないよ」
「あはは!それだけは勘弁してくださいよ〜」
…とまあ、和みモードで、お互いのメアドまで交換する仲良しになってしまった。
セックスの話なんてどっかいっちゃったしね!
:08/07/25 00:06
:W53T
:v8n7OWPk
#73 [優也]
今日はここまでです!仕事いってきますm(_ _)m
:08/07/25 00:07
:W53T
:v8n7OWPk
#74 [我輩は匿名である]
リアルタイムで読んでた

頑張って

:08/07/25 00:13
:SH904i
:☆☆☆
#75 [ぶー
]
ふむふむ

夜のお仕事??
待ってるじぇぃ

:08/07/25 06:22
:N703iD
:Zgs4kbNE
#76 [優也]
匿名さん&ぶーさんありがとうございます!(^O^)
>>72それから、ほぼ毎日のようにメールを始めた。
ベースの話が話題の中心だったけど、幸いにもお互い音楽の趣味が合って、話が尽きる事はなかった。
:08/07/26 09:06
:W53T
:bu5xgcU.
#77 [優也]
ある日、「夏休みの宿題がわからない」ってメールをしたら
「俺でよかったら見てあげようか?」って返事が来た。
俺の応えは即OK!
メールをしていくうちに、マサキともっと仲良くなりたいって思ってたから。なんていうか、ダチみたいな兄貴って感じで親しみやすかった。
:08/07/26 09:10
:W53T
:bu5xgcU.
#78 [優也]
ジワジワ暑い真夏の昼間。
夏休みは徹夜でゲームかベースいじりするから、いつも昼過ぎに起き出して来る俺。
朝早く階段を降りた俺に、リビングにいた志保ちゃんとおふくろがびっくりした。
「どうしたの、優也が早起きだなんて珍しい」
「あれ?今日課外授業の日だったっけ?」
:08/07/26 09:13
:W53T
:bu5xgcU.
#79 [優也]
「何もないよ。これからちょっとマサキさんち行って来る」
「えっ!?マサキの!?」
スニーカーを履いてると、びっくりしたように慌てて志保ちゃんが玄関まで来た。
「?そうだけど、なんで?」
「えっ…いや、いつの間にそこまで仲良くなってたのかなぁって、びっくりしただけ」
:08/07/26 09:16
:W53T
:bu5xgcU.
#80 [夜蝶]
きになる
頑張って

:08/07/26 09:51
:911T
:1B719xsU
#81 [我輩は匿名である]
:08/07/26 10:29
:SH903i
:☆☆☆
#82 [優也]
夜蝶さんありがとうございます!
匿名さん舞ちゃんが二女です!逆になってた(^_^;)
:08/07/26 10:43
:W53T
:bu5xgcU.
#83 [我輩は匿名である]
>>82あースッキリした(・∀・)
ありがと!
楽しみにしてるよ(^ω^)
:08/07/26 22:30
:SH903i
:☆☆☆
#84 [ゆ]
あげー(^O^)
:08/07/29 22:54
:SH905i
:1FoXuseo
#85 [ぽによ]
読んどる
さかい
頑張って


:08/07/30 04:59
:P904i
:☆☆☆
#86 [我輩は匿名である]
続き気になるからあげますッ

:08/07/30 14:30
:P903i
:ja9JTE1.
#87 [MEE]
気になる


:08/07/31 03:13
:P904i
:ZAmy59oI
#88 [りい]
読まさせてもらってます


続きが気になります

更新頑張ってください
:08/07/31 19:30
:D705imyu
:☆☆☆
#89 [ゆぅ]
あげぇ


:08/08/07 18:27
:D903i
:☆☆☆
#90 [悠生
]
:08/08/08 01:50
:SH905i
:iIbT718Y
#91 [☆]
:08/08/08 02:42
:W43T
:79nLtiuo
#92 [我輩は匿名である]
書かないんかな(´・ω・)?
:08/08/09 14:09
:F904i
:☆☆☆
#93 [まり]
もうかかないん(・д・`)
:08/08/14 19:03
:D705i
:Awq9akzY
#94 [我輩は匿名である]
おもしろい話だったのにこれも中途半端で終わりかよ
:08/08/23 05:26
:F904i
:☆☆☆
#95 [ま]
書いて欲しいし

:08/09/02 17:42
:D705i
:1y0KKJ4c
#96 [ゆり]
楽しみにしてるよ-(●・∀・pq)
:08/09/08 20:34
:W52SH
:BAWv0VVU
#97 [我輩は匿名である]
:08/09/08 23:38
:W61P
:/wEDdKdI
#98 [我輩は匿名である]
:08/09/08 23:48
:W61P
:/wEDdKdI
#99 [我輩は匿名である]
ゆっくりと主さんのペースで頑張って下さい

:08/09/09 01:37
:824SH
:g4Jz2wuY
#100 [我輩は匿名である]
あげ
:08/09/18 22:25
:W53S
:iQdMSQV6
#101 [苫]
ぁげます。続きが読みたいです!
:08/09/30 10:41
:N906imyu
:☆☆☆
#102 [ま]
書けや


:08/10/19 17:56
:D705i
:uglPIhUQ
#103 [我輩は匿名である]
書いて下さい
:08/10/23 18:50
:PC
:☆☆☆
#104 [優也]
やっと見つかったL
サイト名忘れてかけなかった
だいぶ書いてないけど、また書き始めるんでよろしくお願いします!
:09/02/08 01:57
:W53T
:82t89Sg2
#105 [ゆか]
楽しみ

:09/02/08 02:15
:SH903i
:☆☆☆
#106 [匿名...]
頑張ってくださいッッ

:09/02/08 02:16
:D903iTV
:☆☆☆
#107 [優也]
ゆかさん匿名さんありがとう
超長くなったけど書きます
:09/02/08 22:35
:W53T
:82t89Sg2
#108 [優也]
>>79その時俺は適当に返事したんだと思う。
今思えば、あの時から志保ちゃんの女の勘が働いていたような気がする。
それから電車でマサキの家に行って、宿題やったりゲームしたりベース教えてもらったりして楽しく過ごした。本当に友達みたいだった。
:09/02/08 22:40
:W53T
:82t89Sg2
#109 [優也]
あんまり楽しくて、気がついたら夜になってた。
自宅からの着信に俺がまだ帰りたくないって駄々をこねると、マサキは「帰りが遅いから、泊まらせても大丈夫」的な感じで親と話してくれた。
「今日泊まっても大丈夫なの?」
電話を切って聞くと、マサキは笑って
「俺明日仕事休みだから大丈夫」
と言った。
マサキといるのは楽しくて、修学旅行みたいに超嬉しかった。
:09/02/08 22:45
:W53T
:82t89Sg2
#110 [優也]
それから一緒に飯食った。
マサキは料理が旨かった。
その時はカレー作ってくれて、野菜とか肉とかデカいまま雑に切ってあったけど、味は超旨かった。
飯食って、またゲームしたりベース弾いたり、兄貴がいたらきっとこんな感じなんかなって思った。
(マサキっていい奴じゃん)
一日遊んだだけだったけど、話も合うしすんなり打ち解けることが出来た。
:09/02/08 22:57
:W53T
:82t89Sg2
#111 [奈々]
続きお願いします`ω´
本当おもしろい

ですっっ(p

q・ω・)
:09/02/09 15:10
:SH904i
:yusOajGo
#112 [ひとみ]
おもしろいです


続ききになります★
:09/02/09 18:37
:SO705i
:oRBqok7k
#113 [ちょこ]
面白いですF
頑張って下さい

:09/02/09 19:28
:820P
:aweVieBQ
#114 [優也]
奈々さんひとみさんちょこさんありがとうございます
今日仕事終わったら書きますホ
:09/02/09 19:45
:W53T
:8.t/8XUA
#115 [まも]
楽しみに待ってます。
:09/02/09 22:14
:F704i
:SFwr9JpE
#116 [優也]
まもさんありがとうございます風呂入ったんで書きますI
>>108夜、マサキは酒を飲んでいた。
あの、超高そうな、箱に入ったブランデーとかウイスキー。
テーブルに何本も置いて、一杯一杯、違う酒を飲んではあーだこーだ話してた。
:09/02/09 23:29
:W53T
:8.t/8XUA
#117 [優也]
俺は酒なんて飲んだ事なかったし、(興味はあったけど)マサキの言ってる事がちんぷんかんぷんだった。
「美味しいのそれ」
ってゲームしながら聞いてみると
「うん、超うまい」
って、そりゃーもう、テレビの酒のCMみたいな顔するからさ。
「じゃあ一口ちょうだい」
って言ったのは、ほんの軽い気持ちだった。それがまずかった。
:09/02/09 23:33
:W53T
:8.t/8XUA
#118 [優也]
マサキはV.S.O.Pってブランデーを俺に飲ませた。
一口飲んで、カッと口の中が熱くなったけど、なんていうか、酒入りチョコレートの中身みたいな甘ったるい味ですんなり飲めた。
「えー結構旨い」
二口、三口飲んだくらいで、マサキが思い出したみたいに言った。
「あ、優也くん未成年だね」
遅!
でもまあ仕方ね的なノリで、俺もちょっとした優越感を感じながらブランデーをグイグイ飲んでしまった。
:09/02/09 23:37
:W53T
:8.t/8XUA
#119 [優也]
「あー駄目だマジクラクラする…」
何杯飲んだかわからないくらいで、俺はもうベロベロだった。
初めて酔っ払いになった感覚はなんだか楽しくて面白くて、今ならなんでも出来そうな気がした。
ていうか今でも飲むと俺は最強になった気分になる。
とまあ、それでもやっぱり大人なマサキはすました顔してて、俺はその場で寝る気満々。ソファでグダった所で、マサキがベッド使いなさいって言った。
:09/02/09 23:43
:W53T
:8.t/8XUA
#120 [優也]
で、どこをどうなったか分かんないまま、マサキのベッドで図々しく布団にもぐった。
マサキの布団は超いいにおいです。
香水みたいな柔軟剤みたいな。
目を閉じるとグルグル体が回ったみたいになって気持ち悪かった。
うーうー言ったら水持って来てくれたんだけど、どうにもこうにも起き上がれない。
「ダメダメ、無理、だって、無理。俺今動いたら確実しぬ」
:09/02/09 23:48
:W53T
:8.t/8XUA
#121 [優也]
で、忘れもしないです。
腕引っ張られて起き上がったらマサキが持ってたコップに手が当たって、布団と服がびしゃーってなった。
「あっ!」
って思って一瞬慌てた瞬間に、ガバッと髪の毛掴んでちゅうされました。
さらば俺の初チッス。
今でも忘れませんよ。
チュッて感じだったんだけどね。
でも水の冷たさとマサキのキスに俺は一気に酔いが覚めちゃいました。
:09/02/09 23:53
:W53T
:8.t/8XUA
#122 [ちゃら]
:09/02/09 23:55
:SH03A
:shAZ1NK.
#123 [優也]
ちゃらさんありがとう。
「あーあ、濡れちゃったね」
ポケーッとした俺。なのにマサキはひょうひょうとしてて、シーツ取り替えるからどいてとか言って俺をベッドからポイポイした。
あれ、今のはなんですか?
っていうか俺酔っ払い過ぎて幻覚みた?
バサバサってシーツを取り替えるマサキをぼーっと見つめて俺は考えた。
なんなんだ?
あれあれ
俺ちゅうされたよね?さっき、したよね?
:09/02/09 23:59
:W53T
:8.t/8XUA
#124 [優也]
言うタイミングを逃してしまった。
「はい、おやすみ」
取り替えたシーツに寝かせて、マサキは部屋の電気を消すとさっさとリビングに戻って行った。
隣りから音量を下げたテレビの音と、タバコに火をつけるライターの音が聞こえる。
ていうか…
「水は…?」
さっきのキスはなんだったんだろう。事故?幻覚?いやいや確かにプニッてしたしプニッて。
:09/02/10 00:03
:W53T
:HEGGdOP6
#125 [優也]
という感じでマサキとの(俺の人生)初のちゅうでした。
結構衝撃的な出来事って酒が入ってても覚えてるもんだね。
まあそれからが壮絶な幕開けとなるんですけどね。いやいや若かったなあ俺、もう今じゃ昨日何食ったかも覚えてないよ。
その夜、やっぱり酒が入った体はカラカラで、喉が渇いて夜中に起き出した。
:09/02/10 00:07
:W53T
:HEGGdOP6
#126 [優也]
と思ったら頭の下に腕がある。ギョッとして振り向いたらマサキは俺を後ろから抱っこするみたいにスカスカ寝てた。
男二人シングルのベッドだから体くの字でギリギリ。(くく←こんなん)
(一緒に寝るとか有り得ん…まさかマサキってホモ?)
と思った。
今になると、あながちあの時の勘は当たっていた。
:09/02/10 00:11
:W53T
:HEGGdOP6
#127 [優也]
フラフラしながら水飲んで、俺はソファで寝ようとした。
とりあえず毛布か何か借りようって寝室行ったら、マサキがむくって起きてた。
「どこ行ってたの?」
「え。あ、水飲みに…」
「こっちおいで」
「…なんで?」
「いいから」
身構えて固まった俺を無理やりベッドに引っ張った。
:09/02/10 00:14
:W53T
:HEGGdOP6
#128 [優也]
俺は超身の危険を感じた。
ヤバいヤバい!ケツ掘られる!
いくらマサキがカッコよくて優しくて料理うまくてベースくれても、それだけは無理だ!
あの時は結構抵抗したつもりだったんだけど、なんやかんやでまたベッドに逆戻りでした。
今度は向き合って、恋人がするみたいに俺を抱き締めて、ひたすら「黙って」とか「いいから」とか「大丈夫」とか言ってた。超こわいこわい。
:09/02/10 00:20
:W53T
:HEGGdOP6
#129 [優也]
あんまり暴れると何されるかわかんないから、とりあえずおとなしくした。
そしたら「よしよし」って頭撫でたり背中叩いたりした。
で、なぜかそんな危険極まりない状態の中で、俺のまぶたが重くなった。
だって背中トントンとか超安心するし、暖かいし眠かったし、仕方ないんです。
寝ると掘られるとかぼんやり思ってたのは覚えてる。
ウトウトしてたら本格的にキスされた。容赦なかった。
:09/02/10 00:24
:W53T
:HEGGdOP6
#130 [優也]
ぬるぬる舌が入って来て
あーこれがベロチューかー
とか
酒くせー
とか
あー俺やられちゃうよー
とか思った。
でもそんなことより猛烈に眠かった。
マサキは黙々と俺の服を脱がしてった。
なんていうか、抵抗するのがもうめんどくさかった。それくらい眠くて、でも完全に落ちたらヤバいって気持ちが、どうにか目を開けさせていた。
:09/02/10 00:28
:W53T
:HEGGdOP6
#131 [優也]
ていうか今現時点猛烈に眠いっす。
ごめんなさい寝ます俺また明日かけたら書きます
明日七時起きだ
:09/02/10 00:30
:W53T
:HEGGdOP6
#132 [マリリン]
うひょー
めちゃ気になるリアル(笑) 当時マサキさん何才? ドキドキやなあ
:09/02/10 01:27
:N703iD
:U4GRDLc2
#133 [凛]
話も優也さんもおもしろいっす(゚∀゚)!!←
頑張ってください(^ω^)
待ってます\(^O^)/
:09/02/10 01:33
:N706i
:☆☆☆
#134 [我輩は匿名である]
つーことは主もホモなのか
:09/02/10 05:02
:SH704i
:bKL7ZA4I
#135 [我輩は匿名である]
も??
:09/02/10 06:18
:N905i
:K0BEgBZ.
#136 [優也]
マリリンさん→マサキは八歳離れてるんで当時だと25ですね犯罪ですね
凛さん→ありがとうございます面白いよく言われますとことん頑張りますよ道連れです
匿名さん→ホモじゃなくてただの変態ですホモをかじった感じ。そんな青春時代。
今日も仕事終わったら書きますあ〜仕事ダルい
:09/02/10 15:43
:W53T
:HEGGdOP6
#137 [奈々]
まじ気になります

`ω´
お仕事頑張ってください

:09/02/10 17:49
:SH904i
:PlUHVdfo
#138 [優也]
奈々さんありがとう風呂出たから書きますでも若干酔っ払いなんで意味不とか急に眠くなったらごめんzzZ
>>130で、もうなんでもいいやの投げやり状態な俺なのに、マサキは興奮しっ放しだったらしく、そのままなんやかんや(以下省略)されて、でも頭は、しっかり何されてるかわかった。
マサキは俺とやりたいんだ。そう思った。
:09/02/10 22:43
:W53T
:HEGGdOP6
#139 [優也]
初めてのちゅうに、初めての他人の体温に、ぶっちゃけて初めてのフェラ。酒が入ってたせいかいかなかったけど、気持ちよかった。
しばらくマサキは俺のを舐め続けて、寝っ放しマグロの俺の体でオナニーした。マサキの出したものが体にかかったけど、不思議と気持ち悪い感じはしなかった。
俺は始終寝た振りだった。後の話だけど、マサキは寝た振りしてるのを気付いてたらしい。
だとしたら、本物の変態だ。
:09/02/10 22:48
:W53T
:HEGGdOP6
#140 [優也]
かく言う俺も、一端の変態になっちゃうから、ああ笑えない。
それから黙々と後始末して、やっぱり俺のとなりに潜り込んだ。
ちょっとまだ息が荒くて、寝た振りのままの俺を頭を抱くようにして、マサキはすぐ眠った。
俺は眠くてどうしようもなかったのに、それから全然眠ることが出来なかった。
:09/02/10 22:51
:W53T
:HEGGdOP6
#141 [優也]
朝早く、寝てるマサキに気付かれないようにそっと部屋から逃げ出した。
始発の電車を駅で待ってる間中、頭が痛くて、体がダルかった。
もらうはずベースのことは諦めるしかないな、残念だけど仕方ない。
家に着いてから、だんだん冷静になってきて、夜の事を思い出して頭が混乱した。
マサキはホモなのか?でも、志保ちゃんと付き合ってる。
どっちでもいけるやつ?ていうかなんで俺。
:09/02/10 22:56
:W53T
:HEGGdOP6
#142 [優也]
本当は本人に聞きたい事は山程あった。
でも、メールをする気がなかった。なんとなく怖かった。
同時に、俺が半端でもマサキに対してそこまで嫌悪感を持たなかった自分に戸惑った。
でも俺は男は好きじゃない。
女の子大好きだし、女の子と付き合って恋愛して、ちゅうしてセックスだってしてみたい。
でも、嫌だったけど、すごく嫌、ってほどじゃなかった。
:09/02/10 23:00
:W53T
:HEGGdOP6
#143 [優也]
(もうめんどくさい…)
俺はめんどくさい事は嫌いな性格だから、マサキと関わるのはやめようと思った。
志保ちゃんに罪悪感もあったし、あいつホモかもよって忠告したい気持ちもあった。
でも、それを言ったらあれこれ聞いてくるだろうから、墓穴を掘る。
ああ、やっぱりめんどくさい。
:09/02/10 23:03
:W53T
:HEGGdOP6
#144 [奈々]
おもしろい


最高ですッ♪´ω`
:09/02/10 23:06
:SH904i
:PlUHVdfo
#145 [優也]
その日は朝からずっと寝てた。
起きたら夕方くらいで、携帯はマサキの着信とメールでいっぱい。
メールは「帰ったの?昨日の事覚えてる?」とか「ごめん」とかだったような気がする。
でも俺はメールを無視。
着信があっても無視。あんまりしつこいから拒否ってやった。
「優ちゃん、マサキが電話代わってくれって」
:09/02/10 23:07
:W53T
:HEGGdOP6
#146 [優也]
奈々さんありがとうちょっと目が覚めて来たzzZ
>>145拒否ったら、志保ちゃんの電話を介してきやがった。
(いないって、言って)
口パクで言ったら、志保ちゃんは変な顔してたけど、
「ごめん、今優ちゃんお風呂入っちゃったみたい」
って言ってくれた。
:09/02/10 23:10
:W53T
:HEGGdOP6
#147 [奈々]
無理せず優也さんのペースで頑張って下さい


:09/02/10 23:13
:SH904i
:PlUHVdfo
#148 [優也]
「どういう事?説明してよ」
志保ちゃんは怒った。まあ無理もない。
彼氏の家に泊まりに行った弟が、なんだか彼氏とぎこちないからだ。
「マサキさんなんだって?」
「昨日はごめんだって。ねえ、マサキと何があったの?」
何って…
ナニがあったんだよ!
とは言えませんから、とりあえず
「昨日夜、喧嘩しちゃったんだよ。そんだけ」
ってごまかした。
:09/02/10 23:15
:W53T
:HEGGdOP6
#149 [凛]
リアルタイムだ(^ω^)
おもしろいーっ!!
:09/02/10 23:15
:N706i
:☆☆☆
#150 [優也]
奈々さん→あざす!寝ながら頑張ります!
>>148でもやっぱり女の勘は鋭かった。
志保ちゃんは俺の体をクンクンにおい嗅いだ。
「な、何」
思わず体を引いた俺にギロリと志保ちゃんが睨む。
「嘘。マサキは喧嘩したなんて言わなかったよ。それに優ちゃんお酒飲んだでしょ」
ドキッとした。
志保ちゃんは怪しい俺にカマかけたんだ。
:09/02/10 23:19
:W53T
:HEGGdOP6
#151 [優也]
凛さん→リアルタイムってリアルすね!なんていうかちょっと感動ZZz
>>150(マサキはなんて言ったんだ!?)
今さら嘘をごまかす事が出来なくて、あたふたしてたら志保ちゃんは
「もういいよ。とりあえずマサキに連絡してよね」
って、投げやりに言って俺の部屋を出て行った。
ああもうすでにめんどくさい。
:09/02/10 23:23
:W53T
:HEGGdOP6
#152 [優也]
とりあえず俺はマサキにメールした。
「昨日の事はよく分かんないけど、飲んでたしあんまり覚えてない。たぶんちょっとした事故だと思うから、もう忘れたよ。あと、もう連絡とらないから」
的な感じで、とりあえず相手を刺激しないように、かつめんどくさい事ならないように慎重にメールした。
これでうまく丸く治まってくれればいい。
:09/02/10 23:26
:W53T
:HEGGdOP6
#153 [優也]
そのメールを送ってからしばらく、マサキから連絡はなかった。
着信も拒否ったままだったから、諦めたんだろうと思った。
志保ちゃんはマサキと順調らしく、ディズニーランド行ったり、アメリカ旅行いったりして、楽しそうだった。
でも、お土産でもらったキーホルダーとかストラップとかもらうと、なんとなく複雑だった。
なんていうか、二人の思い出のお裾分けって感じが微妙だった。
:09/02/10 23:30
:W53T
:HEGGdOP6
#154 [優也]
で、夜になると俺はあの日の事を思い出してムラムラした。
初めての経験ですごく気持ち良かったから、それを思い出して一人でやってた。
でも終わってスッキリすると、罪悪感を感じたし、逆にマサキに対してイライラした。
なんていうか、中途半端、不完全燃焼。
そんな感じだった。
:09/02/10 23:33
:W53T
:HEGGdOP6
#155 [優也]
ある日、学校から帰るとマサキがいた。
超ビビった。
「優也くん久しぶりだね。背伸びた?」
なんて、ニコニコ笑って、本当なんでもない様子で。
志保ちゃんはおふくろと料理。
舞ちゃんと親父はまだ仕事から帰って来ていない。
いつもの俺の家の風景、なのにマサキがいる事で、それは一変した。
「夕ごはん誘ったの」
嬉しそうな志保ちゃん。ああ、そうなんだ。
:09/02/10 23:38
:W53T
:HEGGdOP6
#156 [優也]
俺はいつも、帰ったらすぐ冷蔵庫を漁る。
で、志保ちゃんとおふくろが夕飯作る間、リビングでなんか食いながらテレビ見るのが習慣。
今日は早々と二階に行くことにした。
そんなもんだから、やっぱり家族は不信がるわけで。
「優ちゃん?どこいくの?」
「宿題やる」
「えー!どうしたの優ちゃん」
志保ちゃんが驚く。
:09/02/10 23:42
:W53T
:HEGGdOP6
#157 [優也]
お願いだからやめてくれ。
どんな顔してマサキがいるリビングにいればいいんだ。
「じゃあ俺見てあげるよ」
「いや!いいです!」
「いいから」
そう強引に言われてハッとした。あの日も、いいからって言ってたなとか、馬鹿な事考えてた。
現に今でも彼は、いいからって言うのが口癖である。まったくもって昔から厄介な奴だ。
:09/02/10 23:46
:W53T
:HEGGdOP6
#158 [優也]
「久しぶりだね」
俺の部屋で二人きりになって、マサキは笑った。
なんていうか、家族とかみんなの前で見せる笑い方じゃない。
優しいっていうか、作ってないっていうか、無理してない笑い方だった。
「ごめん、まだ怒ってる?」
まだ、というのはきっとあの日の出来事だろうと思った。
俺は黙ってた。
:09/02/10 23:50
:W53T
:HEGGdOP6
#159 [優也]
「本当ごめん!」
黙ったまま着替え始めた俺に、なんとマサキは両手を着いて土下座した。
俺はギョッとした。
「そ、そんな事しないでくださいよ」
「じゃあ許してくれる?」
「…」
パッと上げた顔は嬉しそうに笑っていた。
俺はなんだか気が抜けて、マサキに聞いてみた。
:09/02/10 23:54
:W53T
:HEGGdOP6
#160 [優也]
「マサキさんってホモなの?」
ちょっとストレートかもとか思ってドキドキした。でもマサキはそんなに深刻そうじゃなかった。
「ホモじゃないよ。バイだよ」
「ばい?」
「バイセクシュアルって知らない?男も、女も好きな人。聞いた事ない?」
「ホモとどう違うの?」
「俗語からして違うよ。まあ優也くんから見ればホモもバイもゲイもオカマも一緒のようだと思うけど」
:09/02/10 23:59
:W53T
:HEGGdOP6
#161 [優也]
こんなこと大っぴらに言っていいのだろうか。でもなんかマサキは楽しそうだった。
とりあえずマサキは男も女も好きなバイセクシュアルってやつらしい。
なるほど、これで謎が解けた。
調子乗ってきた俺は、マサキに今まで溜めて来たもやもやを解消するように質問しまくった。
:09/02/11 00:01
:W53T
:C5qT8/Gw
#162 [優也]
「いつから男好きなの?」
「忘れた、気付いたら」
「志保ちゃんのこと好き?」
「もちろん」
「じゃあなんで俺にあんなことしたの?男だから?」
「優也くんは、女だからってだれかれかまわずキスしたいって思ったりする?」
「しない」
「タイプだから、好きだから、したいって思うから、キスしたいって思うんでしょ?」
:09/02/11 00:05
:W53T
:C5qT8/Gw
#163 [優也]
「うん」
「だから、俺も優也くんだからしたいなって思って、ああなっちゃったんだけど。
でもやり過ぎたね。無理やりごめんね。気持ち悪かったよね」
そう言って笑ったけど、なんだか悲しそうだった。
確かにマサキの言う事は正しかった。
それはわかる。好きだから興味もって、話したいなとかキスしたいなとか思う。でも男にそう思った事ないから、全部納得は出来なかった。
:09/02/11 00:08
:W53T
:C5qT8/Gw
#164 [優也]
この時なんでそうしたのかわからない。変な同情かもしれないし、もしかしたらあの時から、マサキに対して特別な感情があったのかもしれない。
俺からマサキにキスした。
きっかけはマサキから。誘ったのは俺だった。
マサキとの関係はこうして始まった。
:09/02/11 00:12
:W53T
:C5qT8/Gw
#165 [優也]
という感じでグダグダですが明日も早起きなんで寝ますZZzz
最近コメントくれて毎日仕事の合間にチェックしてしまう俺、実は明日で22歳になってしまいます。ナムナム
ちなみにチラッと現状言ってしまうと、明日マサキと昼飯食う約束してます。
相変わらずドタキャンなんで約束は未定ですが、焼肉おごってくれるらしいので、食いつぶれてきます!
それでは皆様
おやすみZZz
:09/02/11 00:17
:W53T
:C5qT8/Gw
#166 [凛]
お疲れ様〜っ!!
思ったけど感想板ってないの?
:09/02/11 00:18
:N706i
:☆☆☆
#167 [我輩は匿名である]
おめでとございます

:09/02/11 00:19
:F01A
:☆☆☆
#168 [我輩は匿名である]
気になる気になる(゚∀゚)
お仕事頑張って下さい!!
お誕生日おめでとうございますヽ(´∀`)/
:09/02/11 00:21
:P903iX
:oBrZpnkw
#169 [マリリン]
リアルで読んでました

まじー?!なんか不思議。今も関係続いてるん?(笑)優くん今彼女おらんのー?しかし、バイっていやだ。質問攻めで、ごめん。
:09/02/11 00:22
:N703iD
:MRXFEvwk
#170 [ちぁ]
少し早いけど、
誕生日おめでとう
実は前から読んでました
かなり時間があいたから
もう書かないと思ってたけど、
続きが気になってたから
また書いてくれて
良かった
頑張って書いてね
:09/02/11 00:25
:D905i
:☆☆☆
#171 [奈々]
頑張って下さいねッ


楽しみにしてまぁす

´ω`∩☆★☆★
:09/02/11 09:59
:SH904i
:RnPEDT..
#172 [ちい!]
すごいっスね!!~~
これ全部実話ってのがやばいすごいZ
しかも楽しいっっi
気が向いた時にゆっくりしながらまた書いて下さいっっZ
続きが気になるぅー(>ω<`)!!!!!
:09/02/11 14:32
:auCA3C
:sEChFeaU
#173 [まち
]
めちャおもしろ

★
応援してます(^ω^)

感想板つくって
ほしいです

:09/02/11 23:12
:P705i
:SZkOIlO.
#174 [ヌン
]
誕生日おめでとうございます


:09/02/12 00:00
:SH906iTV
:myUNMY.E
#175 [虎埜]
読ませていただきました!!
マサキサンでしたっけ
今でもマサキサンと付き合っているんですか?
後、付き合っている事をお姉さまにばれなかったのですか?
質問ばかりですみません

これからも、頑張ってくださいね‥優也さん!!
優也さんが幸せならそれでいいですよ( ・∀・)つ
それでは、失礼いたしました
:09/02/12 02:53
:F705i
:XUzRxL1A
#176 [優也]
おはようございます
二日酔いまっしぐらですが、感想板つくりました
コメント超もらって仕事頑張れそう
ですたぶん…
とりあえず休憩時とかにコメント返しますんで良かったらよろしくお願いします
昨日、金魚?熱帯魚?もらってしまった
あれって寒いところでも大丈夫?
よくわからん
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4236/感想板です
という感じでいってきます
:09/02/12 08:20
:W53T
:KoYeL1ec
#177 [我輩は匿名である]
>>175ネタバレしたら小説がつまらなくなると思わない?
:09/02/12 22:05
:P904i
:YNB9AJFo
#178 [優也]
皆様御機嫌ようでしょうか
昨日は飲んだくれだったんで更新できなかった22歳ですが
ちゃっかり朝から感想板なんて立てちゃいましたゲヘヘ
誕生日おめでとうコメントありがとうございます
これからは感想板の方で色々話したいなとか考えてます
図々しいですがごめんなさいなんか楽しくなってきちゃった
↑ネタバレ〜ってあったんですが、これから追々書いて行くので待っててくれたら有り難いです
という感じでグダグダ更新します
以後は感想板にコメントいただけたらと思います
ごめんなさいでもありがとう
:09/02/12 22:19
:W53T
:KoYeL1ec
#179 [優也]
>>164それから俺はマサキとよく会うようになった。
学校→マサキと待ち合わせ→マサキ宅
という感じで、ほぼ週の半分は飯食ったりプラプラ遊んだりしてた。
マサキが仕事休みの日には学校まで迎えに来てくれた。
友達とつるまなくなって、回りとだんだん距離が出来てきた。
マサキと遊んだりすると、高校生の自分がひどく子どもに感じた。逆を言えば、同年代がガキくさくみえた。
:09/02/12 22:26
:W53T
:KoYeL1ec
#180 [優也]
で、一か月くらいは本当に兄貴みたいなダチみたいな感じだった。
帰り際に車の中で軽くちゅうするって感じ。なんていうかオマケみたいな。
二人きりでも変な雰囲気にならないし、帰りのちゅうは挨拶みたいな感覚になってたから、マサキがバイとか、男同士とか、そんな感じじゃなかった。
今考えると本当慣れってこわいこわい。
:09/02/12 22:30
:W53T
:KoYeL1ec
#181 [優也]
だから、マサキが俺に好意を寄せていても、
(男同士で付き合うってこんな感じなのかな〜)
みたいに軽く考えてた。
ただ女の子じゃないだけで、腕組んだりとか、イチャイチャとかなかったから、意外とあっさりしてて、ダチと遊ぶのと何ら変わりない。
めんどくさがりな俺はこういう付き合いがあってるのかもって思った。
しかしそれが甘かった。
:09/02/12 22:34
:W53T
:KoYeL1ec
#182 [優也]
そんな感じで一か月くらい経ってから、志保ちゃんの様子がおかしい事に気付く。
なんだか暗いというか、ため息ばっかりというか…
「どうしたの?最近元気ないじゃん」
「うん、マサキ最近全然会ってくれないんだよね…もしかしたら浮気してるのかも…」
「えっ!?」
俺はドキッとした。
「昨日だって、仕事終わったら一緒にご飯食べに行く約束だったのに断られちゃったんだよ?今までそんなこと一度もなかったのに…」
:09/02/12 22:39
:W53T
:KoYeL1ec
#183 [優也]
昨日、昨日は俺と遊んでました…
「浮気してたらどうしよう…」
泣きそうな志保ちゃんを見て、俺は初めて罪悪感を感じた。
マサキは志保ちゃんの約束を断って、俺を選んだ。
なんていうか、マサキに腹が立った。
「マサキさんさあ、姉貴の約束破ったって本当?」
自分の部屋へ行くと、俺は速攻マサキに電話した。
:09/02/12 22:42
:W53T
:KoYeL1ec
#184 [優也]
「なにが?」
「昨日、姉貴と飯食いに行く約束してたじゃん」
「…うん」
初めはしらばっくれた感じだったけど、話をすると観念したみたいに声が落ちた。
「なんで約束破ったの?姉貴マサキさんが浮気してるんじゃないかって超心配してるよ」
「優也くんは行って欲しかった?」
「当たり前だろ!だって、二人は付き合ってんじゃん」
って言ったら、マサキは少し黙ってしまった。
:09/02/12 22:47
:W53T
:KoYeL1ec
#185 [優也]
それから呆れたみたいな、投げやりみたいに
「わかったよ。これからちゃんと志保優先にするよ。心配かけてごめんね」
ってため息混じりに言った。
それすらもっとムカついて
「謝る相手が違うだろ。そんなこと言う前に行動したら」
って言って電話切った。
それからはなんていうか、変にもやもやしてた。
あの時は俺は悪くない。マサキが悪いんだって思ってた。
:09/02/12 22:51
:W53T
:KoYeL1ec
#186 [優也]
俺はマサキと遊ぶのを控えようとした。
遊ぶ時のほとんどは、俺からメールして誘ってたから、メールするのを止めた。
俺からメールしなくなって、マサキからもメールはなくなった。
それからは毎日が退屈で仕方なかった。
学校も上の空で、あんなにのめり込んだバンドも、やる気がなくなって止めた。
元気ない俺にダチが合コンに誘ってくれたりした。でも、全然楽しくなかった。
:09/02/12 22:55
:W53T
:KoYeL1ec
#187 [優也]
ある日マサキから突然メールが来た。
「どうして優也くんは俺の側にいてくれたの?」
俺はこの言葉に返事ができなかった。
どうして側にいてくれたの?と聞かれて、俺自身どうしてだろうって思った。
「一緒にいて楽しかったから」
たぶんそれだ。
「じゃあキスしてくれたのは?」
それはたぶん
「好奇心」
たぶん恋愛対象として俺をみてるマサキにとって、その言葉は傷付くと思う。でも俺は素直にメールした。
:09/02/12 23:02
:W53T
:KoYeL1ec
#188 [優也]
「そうなんだ。わかったよ」
なにがどうわかったのか。
素っ気無いメールのやり取りはこれで終わった。
だからもうマサキとも終わったな、なんて思った。
そう思ったらなぜかすごく悲しくなった。
マサキは姉貴の彼氏だ。
俺は好奇心でマサキを誘った。
でもやっぱり姉貴の存在を目の前にすると、罪悪感。
俺が一緒にいて楽しい兄貴みたいな存在でも、マサキはそうじゃない。
マサキの気持ちに気付いていながら、俺はマサキの近くにいた。
:09/02/12 23:07
:W53T
:KoYeL1ec
#189 [優也]
ひどい奴。
俺は姉貴もマサキも傷付けた。
もうキッパリ忘れて、姉貴とマサキを応援してやろう。
そう思った。
俺と遊ばなくなって、マサキは志保ちゃんと出掛けたりするようになった。
これが自然なんだ。
幸せそうな、志保ちゃん、前に戻ったみたいだった。
:09/02/12 23:11
:W53T
:KoYeL1ec
#190 [優也]
「優ちゃん聞いて、マサキね…」
って話が口癖みたいになるほど、二人は順調っぽかった。
初めはまだもやもやしてて、志保ちゃんのマサキ話を聞くのが微妙に感じたけど、毎日のように洗脳されればそれもまた慣れてしまった。
(良かった)
俺はようやくホッとした。
しかし、それも長くは続かなかった。
:09/02/12 23:15
:W53T
:KoYeL1ec
#191 [優也]
ある日、マサキの家に泊まりに行った志保ちゃんが大泣きで帰って来た。
「どうしたの!?」
家族総出で慌てた。
志保ちゃんは自分の部屋に駆け込んだ。
「なにがあったんだ?」
「私、見てくる」
そう言った舞ちゃんが志保ちゃんの話を聞きに行った。
しばらくして出てきた舞ちゃん。二階の階段で鉢合わせした俺は志保ちゃんの事を聞いた。
:09/02/12 23:19
:W53T
:KoYeL1ec
#192 [優也]
「志保ちゃんどうしたの?」
「マサキさんねえ…どうやら浮気してるっぽいみたいよ」
「え?!」
俺は驚いた。
一瞬ドキッとしたけど、それはもう結構前の話になってたから、俺とのことだとは思えない。
「どういう事?」
「コンドームの数がね、減ってたんだって。志保ってマメだから、セックスした日は手帳に印付けてるみたいなんだけど…数が合わなかったんだって」
「ま…マジで」
:09/02/12 23:24
:W53T
:KoYeL1ec
#193 [優也]
普段大人しくて控え目な舞ちゃんからコンドームだのセックスだのオープンな発言に戸惑った。
(あの時はマサキの浮気話と五分るぐらいだった。マジで…)
「で、相手は誰、マサキさんは認めたの?」
聞いてみると、舞ちゃんは、うーんって考えた。
「それが何にも言わないで黙ってるんだって。それって認めたも同然でしょ?だから私、別れちゃったらって言ったんだけどね…」
「志保ちゃんは?」
「寝てる。すごく泣いたから、疲れちゃったんじゃない」
:09/02/12 23:29
:W53T
:KoYeL1ec
#194 [優也]
舞ちゃんの話を聞いて、俺のムカムカは最高潮。
マサキに電話したら一回切られて、二度目からは留守電。
あきらかに避けてた。
夜だったけど、家族の反対押し切って、親父張り倒しておふくろに激飛ばされて、俺は家を飛び出した。
電車は終電、でも一度ぶん殴ってでも浮気の実態を確かめたかった。
「マサキさん、俺だけど開けて」
:09/02/12 23:33
:W53T
:KoYeL1ec
#195 [我輩は匿名である]
:09/02/12 23:34
:P906i
:TLC5v3As
#196 [優也]
部屋の電気は着いていた。でもインターホンは完全無視。
「開けろ!開けろよこの野郎!」
近所迷惑お構いなしにドアを叩きまくった。
「わかった、わかったから!」
観念したマサキがドアを開けて俺を部屋に引っ張った。
「マサキさん、浮気したって本当?なんで?」
部屋の中に上がらないでそう言うと、マサキは
「そうだよ」
って言った。なんだか冷めた感じがした。
:09/02/12 23:38
:W53T
:KoYeL1ec
#197 [優也]
殴り付けてやろうって気持ちが萎えるくらい、変に冷たくて、俺は負けそうになるのをグッとこらえた。
「なんで?なんで浮気したの?」
「なんで浮気した?それ、優也くんが言えるセリフ」
「は?俺?意味分かんないんだけど」
「元々は、優也くんだって悪いんだよ。
俺の気持ちを中途半端に放り出したりするから」
馬鹿にしたように鼻で笑われて、俺は言い返せなかった。
「だってもう関係ないじゃん。終わった事と今は関係ないだろ」
:09/02/12 23:43
:W53T
:KoYeL1ec
#198 [優也]
「それは優也くんが、でしょ。俺はまだ優也くんが好きなんだよ。ずっと、あれから」
「…」
「好奇心で、そうやって恋愛を振り回したら駄目だよ。相手が受け入れたのかと思って、こっちは喜んじゃうじゃない。逆の立場だったらどう思う?」
「それは悪いって思ってるよ。確かに俺が悪かったよ。でも、今回は違うじゃん」
「違くないよ」
「なんで、俺、全然関係ないじゃん!」
:09/02/12 23:48
:W53T
:KoYeL1ec
#199 [優也]
「実を言うと浮気したの、今回が初めてじゃないんだよね」
「は?」
「俺、優也くんも俺が好きなんだって思ってたから、すごく大事にしたかったんだ。でも、優也くんはノンケだし、焦らないで少しづつ付き合っていけたらなって思った。本当はすぐセックスだってしたかった。でも嫌われたくなかったから我慢した」
「…」
「でも、優也くんは俺を好きじゃなくて好奇心で一緒にいるってわかって、すごくショックだった」
:09/02/12 23:52
:W53T
:KoYeL1ec
#200 [優也]
「だから、志保を大事にしてやろうって思った。でも、志保をどんなに好きでも、男とセックスしたくなる。我慢出来なくて、優也くんに似てる子とセックスして紛らわせてた。出会い系で探したから、お互い後腐れないし。でも、体はスッキリしても、やっぱり優也くんが好きって思った。
でも、いい加減に志保を傷つけるのはやめる。
だから、志保と別れる」
マサキは、落ち着いて、冷静に、ゆっくり話した。
最後の言葉に、俺は愕然とした。
:09/02/12 23:57
:W53T
:KoYeL1ec
#201 [優也]
「志保ちゃんと別れてどうするの?」
「それは分からないけど、別れた方が志保のためだと思うから」
そうやって笑ったのはすごく寂しそうだった。
でも、志保ちゃんはきっとマサキが好きで、浮気も絶対許してしまう確信があった。それくらい、志保ちゃんはマサキにのめり込んでいた。
:09/02/13 00:00
:W53T
:gOqN8AC2
#202 [優也]
志保ちゃんがまだ高校生の頃に付き合ってた彼氏と別れて、ウツになって自殺未遂した事件があった。
それから登校拒否になって結局高校も中退。志保ちゃんは恋愛にすがりつく女って感じだったから、今回マサキと別れたら、また自殺しようとしちゃうんじゃないかって思った。
「それは駄目だよ!志保ちゃんの側にいてあげて」
必死な俺に、マサキは困ったように笑った。
:09/02/13 00:04
:W53T
:gOqN8AC2
#203 [優也]
「優也くん、すごく酷な事言ってるってわかってる?俺、優也くんが好きって言ってるのに」
「わかってるけど、だって志保ちゃんは納得しないよ」
「うん、それは俺も思う」
「だったら別れないで」
「うーん…」
「じゃあどうすれば別れないでいてくれる?俺とセックスしたりすれば大丈夫?別れないでいてくれる?」
咄嗟に言ってしまった俺に、マサキは驚いた。こいつ何言ってるんだ、みたいな。
:09/02/13 00:08
:W53T
:gOqN8AC2
#204 [えりか]
おもしろーい

頑張ってください(^ω^)
:09/02/13 00:10
:N906imyu
:RHCEIkKw
#205 [優也]
言った後で、あれ?って思ったけど、そんなこと言っちゃうくらい俺は必死だった。
マサキは意地悪だ。
俺の立場を利用して、口走った言葉に便乗した。
「そうだね、確かにそうすれば俺は志保を優先するよ。優也くんが絶対俺の側にいるって約束してくれるなら、俺も他の子とセックスしないし、志保と別れない」
それはつまり俺はセフレみたいな。同性の欲求に応える役割的な。
本当にマサキは軽い。でも真面目くさった顔で言われると、なんだか納得しそうになる。
:09/02/13 00:13
:W53T
:gOqN8AC2
#206 [優也]
えりかさん→ありがとうございますなんだか腹が痛くなったんでそろそろヤバいです
>>205「でも、優也くんも本命だよ」
そんなこと言っても、やる事は全然違うじゃないか。
これでもし、俺が本気でマサキを好きだと言ったら、マサキはどっちを選ぶのか。
そんなバカな事考えて、でも、俺はマサキと体の関係になるのは志保ちゃんのタメだと思った。
志保ちゃんは一途で周りが見えなくなる。
だから、違う恋に、マサキじゃない、違う彼氏が出来るまで、俺は志保ちゃんに笑っててほしかった。
ただそれだけだった。
:09/02/13 00:20
:W53T
:gOqN8AC2
#207 [優也]
:09/02/13 00:22
:W53T
:gOqN8AC2
#208 [我輩は匿名である]
:09/02/13 19:13
:N703iD
:.JKkyQzI
#209 [ま]
:09/02/15 02:13
:814SH
:C1/xNYEU
#210 [優也]
アンカーありがとうございます
>>206マサキとセックス目的で初めて寝た時、シラフだったのもあったけど半分以上は、やっぱり男同士っていうのを目の当たりにして、何されても全然たたなかった。むしろ萎えっぱなしだった。
:09/02/16 22:32
:W53T
:tzwthFH2
#211 [優也]
そこで編み出したのが
「AV観賞作戦」
その名の通り、AV見ながらやってみよう、みたいな感じ。
俺が寝ながらAV見て興奮したところで、マサキがあれこれしちゃう的な。
まあ今考えると、オナニーのお手伝い的なポジションだよね。だって、ただ寝転がって可愛い女の子のアハンウフンなAVガン見してればいいだけだし、自分でやらなくてもマサキがあれこれして抜かせてくれるから、まさに天国。
:09/02/16 22:37
:W53T
:tzwthFH2
#212 [優也]
俺はマサキに何もしない。
キスとかはするけど、舐めたり触ったりとか本当になかった。
マグロ状態の俺をバター犬ごとくベロベロ舐めまくって、自分で扱いて終わり。みたいな感じ。
一年くらいそんな感じのオーラルだったなあ。
マサキも自分から、ああしてこうしてってなかった。ただ俺の体をいじって満足してた。
:09/02/16 22:42
:W53T
:tzwthFH2
#213 [優也]
最初はAV見なきゃ立たなかったし、感情移入?できなかったけど、だんだん慣れてきて最初ちょっとだけ見れば大丈夫になってきた。
なんていうか、普段すごく大人でストイックそうで潔癖で清潔感があるマサキが、俺の体に欲情して、見境なくなる姿がたまらなく好きになった。
あんな大人でカッコいい人が、俺の前だとこんなになるんだって思うと、言い様のない満足感と優越感を感じた。
:09/02/16 22:47
:W53T
:tzwthFH2
#214 [優也]
で、そんな関係で俺は高3になった。
マサキと志保ちゃんは、相変わらず順調だった。
でも、俺の現実は大不調だった。
「就職にしようかな〜」
マサキと関係もってから、よく泊まりに行くようになったおかげで授業中は居眠り、課外授業はサボり、マサキが連休中なら学校欠席して、みたいな感じで過ごした二年の後半。そのツケが、とうとう回って来た。
:09/02/16 22:51
:W53T
:tzwthFH2
#215 [優也]
元々頭はいいほうじゃなかったから、それに輪をかけて更に進路を迷わせてしまった。
大学に行きたかった夢は模試の結果で簡単に崩れてしまった。
楽観的性格だから、就職でも、まあ仕方ない程度だった。
「別になんでもいいや」
本当にそんな感じ。
受験受験、で追われるクラスメイトがバカバカしくみえた。別に死ぬわけじゃないし、そんなに必死になる事もないのに。
:09/02/16 22:56
:W53T
:tzwthFH2
#216 [優也]
で、まあそんなダラダラ〜って過ごしてしまった高校生活。
あっという間に終わって、卒業しても就職先すら見つけられずにヘラヘラしてた。
三年に入って出席日数もギリギリだった。
なんていうか、学校自体そのものがめんどくさかった。プライベートでマサキといるほうが楽しくて仕方なかった。
卒業して、マサキは俺に卒業プレゼントをしてくれた。
「はい。これ卒業祝い。おめでとう」
そう言って渡されたのは鍵だった。
:09/02/16 23:00
:W53T
:tzwthFH2
#217 [我輩は匿名である]
:09/02/16 23:02
:SH903i
:VTQuoQXE
#218 [優也]
マサキの家の鍵かと思ったら、違うらしい。
「何の鍵?」
「俺らの家の鍵」
「はあ?」
なんとマサキは俺達の逢引き専用に新しくアパートを借りてしまったのだ。
確かにマサキのアパートは、いつ志保ちゃんが来るかわからないのもあった(ラブホ代で十万近くいった時もあったらしい)
それを考えたらって気もしたけど、なんだかマサキの行動にひいた。
:09/02/16 23:05
:W53T
:tzwthFH2
#219 [優也]
(そこまでするか?ていうか…普通相談くらいするよな)
「俺家賃だって払えないよ?」
「家賃光熱費は俺が払うよ。テレビとかは中古で揃えればいいし、優(この頃くらいから優になった)住みたいなら住んでてもいいし」
「え?嘘だろ?マサキは一緒に住むの?」
「俺は住まないよ。そのうち志保と住むようになるからね」
「なーるほど…」
:09/02/16 23:10
:W53T
:tzwthFH2
#220 [優也]
どうやら同棲する話が持ち上がってたらしい。
志保ちゃんがマサキと一緒になるなら、俺はもうあそこには行けない。
その時は住むとか住まないとかは別として、とりあえず鍵もらってアパート見に行った。
それが今現在の俺の部屋(笑)
さすがに働いてからは自分で家賃だの払ってるよ。まあ結構なんだかんだちゃっかりあのあとすぐ、実家出てアパート住んじゃうんだけどね。
:09/02/16 23:14
:W53T
:tzwthFH2
#221 [優也]
とまあ、とりあえず今日はここまでです。
それからしばらくマサキは志保ちゃんと同棲するんだけど、その話はまた追々…
それではまたト
今日もドラゴンボール漬けだ
:09/02/16 23:16
:W53T
:tzwthFH2
#222 [優也]
ちょっと書きます
で、卒業してフリーターになった俺に、親は超うるさかった。
まあ長男がこんなじゃ当たり前だけど、そのガミガミから逃れるようにして、俺はマサキが借りてくれたアパートに引っ越した。
(家賃光熱費、全部払ってくれるなら、なんとかなるだろ)
って、また得意の軽率な考えだった。
:09/02/17 07:59
:W53T
:APrIL2tY
#223 [優也]
家族には「仕事の寮に入るから」って適当に言って家を出た。
「引っ越し手伝ってあげるよ」
二人の優しい姉貴達は、俺の部屋からベッドだのテーブルだのアパートに運んでくれた。
「あんまり遠くないね。マサキのマンションからも近いし、今度落ち着いたらマサキ連れて遊び行くね」
そう笑った志保ちゃん。ごめん。もうマサキはこの部屋を知ってるんだよ。俺と一緒にこの部屋でセックスするんだよ。
:09/02/17 08:05
:W53T
:APrIL2tY
#224 [優也]
そう思ったら、俺って最低な奴って思った。彼氏の浮気相手の部屋を、手伝ってるなんてわかったら、志保ちゃんは一体どんな気持ちになるんだろう。
そう考えたけど、今更実家に戻りたくはなかった。俺は早く自立出来るように、引っ越してすぐバイトを掛け持ちした。
:09/02/17 08:08
:W53T
:APrIL2tY
#225 [優也]
昼間はガソリンスタンド、夜は居酒屋(コンビニもやってたけど暇過ぎてすぐ辞めた)
休みはシフトだから、丸々一日中の休みが滅多になかった。
「いつ休み?」
「何時にバイト終わる?」
「泊まり行っていい?」
忙しくなって来てマサキのメールがしつこく感じて来た。
:09/02/17 21:10
:W53T
:APrIL2tY
#226 [優也]
うっかり一日メールしないと電話の嵐。
しかも超キレてる。
一番ひどかったのが、帰ったらアパートにマサキがいて帰ってくるなり怒鳴りまくられた。
「何なの?俺最近忙しいって言ってるじゃん」
「そんなに働いてどうするの?優が負担するのは食費だけじゃない」
その言葉にカチンときた。
実質的、家賃光熱費はマサキが払ってくれてる。だけど、後々来た税金、年金、保険の請求書。考えてるより世の中は厳しかったんだ。
:09/02/17 21:20
:W53T
:APrIL2tY
#227 [優也]
それに、俺はその時まだ車の免許もなかった。免許取るには30万くらいかかる。
今更親に頼る訳にいかなかったから、金は自分でなんとかしようと思った。
「なんで俺を頼らないの?」
「頼ってるよ。マサキさんがいなかったら、ここに住めなかった」
「優は、なんで家を出たの?俺と居たいからじゃないの?それとも親から逃げたかっただけ?」
:09/02/17 21:26
:W53T
:APrIL2tY
#228 [優也]
「…」
俺は言葉につまった。進路が決まらないまま卒業した俺を、親は毎日責めた。自業自得だったけど、焦って空回りして、ノイローゼになりそうだった。そんな日常から抜け出したくて、マサキの手に甘えたのは事実。
でも、それを言ったらマサキは良い気はしない。もしかしたら、家賃の援助もなくなるかもしれない。
:09/02/17 21:29
:W53T
:APrIL2tY
#229 [優也]
俺はマサキの気持ちを利用した。最低の甘ったれだって思ったけど、自分の事を考えるのに精一杯だった。
「俺、マサキと一緒にいたいけど、全部は頼れないって思ったんだ。負担かけてばっかりで、愛想つかされたら嫌だって思った。だからバイトも掛け持ちしたんだよ」
いともあっさり、マサキは俺の言葉を素直に受け取った。
:09/02/17 21:33
:W53T
:APrIL2tY
#230 [優也]
「優はそんな事考えなくていいんだよ。金なら俺が出すから。優は俺の側にいてくれればいいんだよ」
なんて単純なんだ。
俺に怒鳴りつけていたマサキは俺の言葉にコロッと態度を変えた。
マサキは自営業だったから、確かに金はある。広告代理店、FX(株)、毎月家賃光熱費で15万、俺に援助していた。
:09/02/17 21:38
:W53T
:APrIL2tY
#231 [優也]
ギューッてされて、心の中で(しめしめ…)って思ってた。
今考えると本当嫌な奴!
で、ちゃっかり甘えることにした俺は、免許代、果ては新車までおねだりした。
さすがにウン百万の車にマサキはしぶってたけど、俺の初体験を捧げる事によって難なくクリアしてしまった。
しかもローンを組むと、何かあったら後々めんどくさいから一括で…なんて考えるあたり、確信犯だった。
:09/02/17 21:46
:W53T
:APrIL2tY
#232 [優也]
「優ちゃん、どうしたのその車!それに、なんだか部屋の雰囲気が…」
久しぶりに遊びに来た姉貴達はビックリしてた。
まあ無理もない。
二十歳前のケツの青いガキが、新車ぶん回して、最新の電気家具に囲まれた一人暮らしに驚かない方がおかしい。
:09/02/17 21:49
:W53T
:APrIL2tY
#233 [優也]
「ちょっと懸賞で当たって…」
「友達から貰ったんだよ」
って適当にごまかしたけど、さすがは俺の姉貴、すぐ「嘘でしょ」「正直に言いなさい」と言われてしまった。
「まさか怪しい仕事とかしてるんじゃないでしょうね」
「ないない!普通に健全なバイトです」
「ふーん」
口で言っても目は疑ってた。当たり前だ。
:09/02/17 21:52
:W53T
:APrIL2tY
#234 [モコ]
よいしょ!
優也さん

あげまぁす!
続き読みたぁい(^O^)/
:09/02/18 23:34
:911SH
:baCQQwK.
#235 [優也]
モコさん→ありがとう頑張ります
>>233そうして疑われながらも、自由奔放、マサキに甘えて生活してきた。
俺のためなら、と甘やかしてくれるマサキ。だんだん調子に乗ったあの頃の俺の暮らし振りは、本当にわがまま放題だった。
:09/02/19 15:09
:W53T
:MCxxBLsU
#236 [優也]
セックスする変わりに手に入れた金と自由。俺は甘えた振りして、ただ黙ってマサキに突っ込まれればいい。
ただそれだけ。なんでも言う事を聞いてくれるマサキは、本当に居心地が良かった。
ある日、
「俺の仕事場来る?」
と誘われた。
:09/02/19 15:12
:W53T
:MCxxBLsU
#237 [りん]
ちょーおもしろい
更新Fight!!
:09/02/19 18:07
:PC
:wUgOG4P6
#238 [優也]
りんさん→ありがとう頑張りますI
>>236そう言って連れて来られたのはクラブだった。
クラブ初体験な俺。
見渡す限りギャル、チャラ男、ギャル、チャラ男。
人酔いしそうな上にチカチカな照明、爆音のトランス。
重低音が心臓にまで響く室内はまるで別世界だった。
キョロキョロした俺にマサキはカウンターから酒を持って来た。
:09/02/19 22:08
:W53T
:MCxxBLsU
#239 [はーげ]
:09/02/19 22:14
:N903i
:7AKSTHKc
#240 [優也]
「ちょっと待ってて、すぐ戻るから」
「え、どこ行くの」
「ちょっと回してこなきゃならないから。
なんならあそこの奥に居て良いよ。VIP部屋だから、扉にいる人に俺の名前言って」
そう言って酒を渡してそそくさとマサキは消えた。
え、俺どうすればいいの…
グラス片手にウロウロ。
トランスが踊れない俺は端っこに行って、ホールで同じ踊りをするギャル達を呆然と見るしかなかった。
(なんかの宗教団体みたい)
:09/02/19 22:14
:W53T
:MCxxBLsU
#241 [優也]
ぼけーっと見ていると、DJブースでマイク片手に盛り上がる男。
派手に騒げ〜だの
今夜はなんたら〜だの騒ぎ出した。
ふとDJブースを見て俺は口の中の酒を吹き出した。
「マサキ?!」
なんと。
マサキがDJしてるではないか!
「はあ?嘘だろ、なんで…」
:09/02/19 22:22
:W53T
:MCxxBLsU
#242 [優也]
そんな俺の見つめる先で、手慣れた様子でフロアを盛り上げるマサキ。
ホールは興奮状態、俺は違う意味で変な汗をかいてしまった。
しばらくすると、息を切らせてすげースッキリした笑顔でマサキが戻って来た。
「いた!なんでこんな所にいるんだよ、部屋行かなかったの?」
「だって俺踊れないし…ていうか何やっちゃってんの?DJみたいじゃん!」
「え、DJだけど」
「はあ?」
:09/02/19 22:27
:W53T
:MCxxBLsU
#243 [優也]
言ってなかったっけ、言われて渡された一枚の名刺、DJ MASAって書いてあって、また吹き出した。
「DJマサ!?いつからやってたの!?」
「最近。バイトみたいなもんだよ。
あと、他にクラブイベントアレンジ、VJ、たまに照明とかもやってるよ」
「…」
もう訳が分からん。とりあえずマサキはDJもやってる事が判明した。まあ音楽が好きな奴だから、分かる気もするけど。
:09/02/19 22:32
:W53T
:MCxxBLsU
#244 [優也]
で、それから度々、マサキがクラブで回す日は、俺も着いて行くようになった。
初めはホールの端っこに座って、ひたすら酒を飲んでマサキの出番が終わるまで待つか、VIPルームで黙々とPSPやって待ってるかだった。
でも通う内に、声を掛けられるようになった。
見てるだけだったトランスも、見よう見まねで踊れるようになった。
サイケ、トランス、ユーロ、R&B、ジャンルの違いも分かるようになった。
:09/02/19 22:38
:W53T
:MCxxBLsU
#245 [優也]
そうしてクラブ慣れしてきてわかった事がある。それはVIPで固まってるギャル陣の会話からだった。
「今度マサっていつ来るのかな」
「この間、駅下のコンビニにいたの目撃したよ」
「マジ?女いた?」
「一人だった」
「良かった〜」
マサ…つまりマサキだ。
マサキはクラブで女の子に人気があった。
:09/02/19 22:43
:W53T
:MCxxBLsU
#246 [優也]
確かにマサキはカッコいいと思う。なんていうか、オーラがある。中身はアレとしても見た目は芸能人で例えるなら、もこ○ち、福山雅治系にちょっとチャラさと清潔感をスパイスした感じ。
まあとりあえず一般的イケメン部類に入る訳だ。
(そのマサは俺の股間に顔を埋めて喜んでるんですよ、男の俺に欲情してるんですよ)
って叫んでしまいたいくらいだった。つまりは人気者のマサキに嫉妬していた。
:09/02/19 22:47
:W53T
:MCxxBLsU
#247 [優也]
女の子にキャーキャー言われているマサキが変態だって知ってるのは、たぶん俺だけだ。
そう思ったら優越感。それと同じくらいの、男としての嫉妬心。
俺はマサキのファンを口説いた。
「ねえ、良かったらアドレス教えて」
いきなり声を掛けても不思議じゃないのがクラブの醍醐味だ。
女の子はいともあっさり俺に連絡先を教えた。
:09/02/19 22:51
:W53T
:MCxxBLsU
#248 [優也]
そうしてナンパしたお姉様方を、俺はマサキにバレないようにして部屋に連れ込んでは可愛がってもらった。
「お互い割り切りで」
連れ込んだ女の子達とはそれが条件。
初めて女の子としたセックスは気持ち良かった。
そうしてクラブに行っては、女の子と騒いで、マサキが回してる時間帯にトイレで一発、なんてこともあったりした。
マサキファンと一人セックスするたびに、俺は達成感を感じた。
:09/02/19 22:55
:W53T
:MCxxBLsU
#249 [優也]
しかし、女の子とのセックスが物足りないと感じるようになってしまった。
一応立ちはする。入れて気持ちいいけど、何かが物足りない。
どれだけ頑張ってもイケないし、ついには立たなくなってしまった。
(やり過ぎたかな…)
そう思って、セックスを控えて、しばらくしてチャレンジしてみるも、立つけど、一応イケたけど、やっぱり満足出来ない。もっとしたいとかじゃなくて、何かが欠けている感じがした。
:09/02/19 23:00
:W53T
:MCxxBLsU
#250 [優也]
その謎は、マサキとセックスしている時にわかった。
マサキはセックスする時、本当に容赦がない。
見境いないし、荒っぽくて、本当に息をするのが大変な時もあるくらい激しい。
その余裕のなさのセックスが、俺にとってのセックスの基盤になってしまっていたのだ。
女の子とすると、自分は受け身じゃない分、何か物足りない感じがしたのだ。
:09/02/19 23:04
:W53T
:MCxxBLsU
#251 [優也]
まあぶっちゃけて、入れられない物足りなさっていうのもあったかもだけど、とにかく、俺はマサキ仕様にまんまと調教されていたのだ。
だからって女の子に俺の欲求を言ったら確実にドン引き確定だ。
一度、
「入れて」と言ってしまって「何を?」と返されて萎えてしまった事がある。もう本当あの時は思い出すだけでも穴があったら入りたい状態。
:09/02/19 23:08
:W53T
:MCxxBLsU
#252 [優也]
そしてついに、マサキに女遊びがバレてしまう。
もう大激怒なんてもんじゃないね。通り超してたよ。静か過ぎて俺絶対殺られるって思ったよね。
「なんで女の子とセックスしたの?」
そう言うマサキは本当怖かった。まだ暴れまくってくれたほうがマシだ。
:09/02/19 23:14
:W53T
:MCxxBLsU
#253 [優也]
あの時が一番怖かった。それから今まであの時くらいに怒らせた事はないけど。
思い出したら腹痛くなったんでまた明日!
はげさん?はーげさん?コメントありがとう!
良かったら感想板きてね。ていうか感想板明日返事するね。
駄目だマジ腹ヤバい寝ますおやすみ!
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4236/
:09/02/19 23:18
:W53T
:MCxxBLsU
#254 [あいな]
:09/02/21 01:41
:F704i
:☆☆☆
#255 [我輩は匿名である]
:09/02/21 19:38
:W52SH
:BwAiOmec
#256 [優也]
アンカーありがとうございます!
>>252静かだけど、きっと、いや絶対怒ってる。
いつもなら怒鳴ったり鏡割ったり壁とかドアとか物に当たるのに(大人気ないよね)、この時は違ってた。なんていうか、いつもと違うから超怖かったしすごい事やらかしてしまったんだ俺は、的な雰囲気だった。
:09/02/21 23:12
:W53T
:sRkmlxnk
#257 [優也]
しかし俺の頭は妙に冷静で、
マサキを怒らせる→金の援助が切れる→生活崩れる→大ピンチ
の定義が成立っていた。
まあ要するに
マサキ=金
だった。
これはヤバいぞ、ちょっと今回はハメ外し過ぎたって焦った。
「ごめん、俺、女の子としたことないから、興味があって…」
俺は謝った。でもこれは事実だ。女の子とセックスしてみたかった。
:09/02/21 23:17
:W53T
:sRkmlxnk
#258 [優也]
ちょっと困った顔すれば、いつもみたいに乗り切れると思った。
でもマサキは何も言わなかった。
俺はこれはヤバいって超焦った。
「ごめん。本当にごめん。もうしないから絶対」
「優の気持ちがわからないよ。本当に俺が好きなの?」
「…」
咄嗟に言い返せなかった。そこで迷わず「好きだよ」って言えば良かったのに、俺は黙ってしまったんだ。
:09/02/21 23:26
:W53T
:sRkmlxnk
#259 [優也]
「ずっと前から思ってたんだけど、俺と付き合ってるのって金目当てじゃないの?」
「…」
「そうだよね?」
ヤバい、とうとうバレてしまった。
一気に嫌な汗が出て、何も言えなくなった。黙った俺に、マサキは「やっぱりね」みたいに言った。
どうしよう、もうマサキと切れてしまう。
俺の生活が無くなる。実家には戻りたくない。
:09/02/21 23:35
:W53T
:sRkmlxnk
#260 [優也]
沈黙が痛い。今更何を言っても無駄な事だった。
そんな俺にマサキはキレたように言った。
「そうだよね、志保と別れないから、優は俺と付き合ってるんだったね。
初めから優に気持ちは無かったんだよね。
俺の勘違いだ」
睨む顔に俺は足が震えた。ヤバい相当キレてる。
もう駄目だ。
「ごめんなさい」
俺は謝った。これは「そうだよ」って返事だ。
:09/02/21 23:38
:W53T
:sRkmlxnk
#261 [優也]
マサキは俺を殴った。喧嘩はたくさんしたけど、この時初めて殴られた。
ビックリしたら、マサキの目が赤くなってた。今にも泣きそうな顔で、すごく傷ついてるみたいだった。
その顔は今でも忘れられない。
それから乱暴にセックスした。セックスていうか半分暴力、いつも荒っぽいけど、どっか優しかったのに、この時はすごく怖かったし痛かったし気持ち悪かった。本当に性欲処理みたいだった。
でも俺は
「ごめんなさい」
って言うしかなかった。
:09/02/21 23:43
:W53T
:sRkmlxnk
#262 [優也]
その日から、プツリとマサキから連絡が途絶えた。
心配していた家賃、生活費は変わらず俺の口座に振り込まれていた。
通帳の数字を見る度に、俺はもやもやした。
マサキとは切れたし、志保ちゃんは順調に付き合ってるみたいだったし、自分の生活は無事に確保。
これが俺の望んだ物なのに、ポッカリした感じだった。
:09/02/21 23:46
:W53T
:sRkmlxnk
#263 [
チビ
]
:09/02/21 23:52
:F904i
:☆☆☆
#264 [優也]
罪悪感。
俺は一体なにをしているんだろう。
人の気持ちを利用して、金をせがんで、身内を騙して、わがままで、結果が手に入ったらただ空しいだけで…なにがしたかったんだ。
この辺りから自暴自棄になった。一人だったから余計だ。
酒飲んで、酔っ払って、警察に泊まった事もあった。駅の階段で寝た事もあった。
目標も夢もなくて死んじゃおっかな、とか考えた事もあった。
:09/02/21 23:54
:W53T
:sRkmlxnk
#265 [優也]
チビさん→ありがとう青春だね…
>>264そんな時高校の同窓会の誘いが来た。
気付けば俺は二十歳になっていた。
もちろん成人式なんて行っていない。
「同窓会やるけど、行く?」
同じクラスで、バンド仲間だった友達からのメール、超懐かしくて、俺はみんなに会いたくなった。
「行く!」
そうして集まった同窓会。俺はそこで初めて恋をした。
:09/02/21 23:59
:W53T
:sRkmlxnk
#266 [優也]
集まったクラスメイトは、あんまり変わってなかった。
まあ平均的に派手になったような感じがした。
特に女の子達の変わりようにビックリした。
集まったのは小さい居酒屋だったから、貸し切りだった。
久しぶりに会った友達、高校の時あまり話さなかったクラスメイト、劇的ビフォーアフターになっちゃった女の子…本当に楽しくて、久しぶりに心のそこから笑った。逃げるように毎日飲んでいた酒が、あの時は旨かった。
:09/02/22 00:06
:W53T
:NK60LGOE
#267 [優也]
二次会でカラオケに行った。
結構飲んでてフラフラだったけど楽しかった。
「トイレ行ってくる」
盛り上がってる部屋からヨロヨロトイレに向かうと、カラオケの受付前のソファに女の子がぼーっとテレビを見ていた。
たしか居酒屋にいたよな…でも名前わからん。誰だったっけ。
「あれ?歌わないの?」
:09/02/22 00:10
:W53T
:NK60LGOE
#268 [優也]
いつもならスルーするけど、酔っ払いだったから声かけてしまった。
女の子は酔っ払いな俺に引き気味だった。
「中村くん(俺の名字偽名だけど)、酔っ払いすぎだよ」
あれ、俺の名前知ってるし。
「え、そうかな」
「うん、だって、フラフラしてるよ」
「マジかー」
会話しても名前がわからん。同じクラスメイトな事は確かなのに、サッパリわからない。
:09/02/22 00:15
:W53T
:NK60LGOE
#269 [優也]
「名前なんだっけ?」
「ユリだよ。知らないかー、だって全然しゃべった事ないもんね」
と言われても分からなかった。
俺は咄嗟に
「あっ、もしかして吹奏楽じゃなかった?」なんて言ってしまった。
しかしビンゴだった。
「そうだよ!」
そこからなんか会話が弾んでしまい、俺は部屋に戻らないでユリとなんか色々しゃべってた。
:09/02/22 00:19
:W53T
:NK60LGOE
#270 [優也]
で、流れ的にお互いアドレス交換して、ちょくちょくメールするようになった。
ユリは見た目は可愛くない。なんていうか、真面目で(回りがギャルっぽいからだったからかもだけど)
どっちかっていうとキャバ嬢みたいなのが好きな俺は、ユリは外見はタイプじゃない。
でもなんかすごく可愛かった。
メールも下心みたいな内容じゃなくて、
「おはよー」とか「今日雨だから犬の散歩行けない」とか、本当にくだらなくて、ほんわかしてて、でもそんなメールが暖かかった。
:09/02/22 00:24
:W53T
:NK60LGOE
#271 [優也]
同窓会からしばらく経ってユリとはメールだけ。
遊ぼうとか電話とか全然なかった。
メールも毎日じゃないし、お互い気付いたら返事するって感じだった。
(ユリってどんな子だったかな…)
卒業アルバムを見て、ピンときた。
なんとユリはクラスで一番太っていた子だった。
でも今はもやしみたいに華奢だ。
(まさかあのユリちゃんだったとは…女の子は変わるんだなあ)
:09/02/22 00:29
:W53T
:NK60LGOE
#272 [優也]
まあユリの正体がわかったからどうだって事はないんだけど。
ユリは看護の専門学生だった。将来看護婦になりたいらしい。
昼間は学校、夜は学費稼ぎにバイト。
大変そうだった。
メールを通して、ユリは本当に真面目なんだと思った。
それに影響されてか、俺もちゃんとした就職先を考え始めた。
:09/02/22 00:34
:W53T
:NK60LGOE
#273 [優也]
やりたい仕事はなかったけど、何かしないと駄目だって思った。
俺の今の現状を話すと、ユリは
「頑張ってね!」
と言ってくれた。
なんていうかすごく心強かった。
二十歳になって初就職だなんて恥ずかしいって思ったけど、ユリは俺の背中を押してくれた。
そして就職先が決まった。大手の車関係の会社だった。
俺はユリに速攻、メールじゃなくて、電話をした。
:09/02/22 00:39
:W53T
:NK60LGOE
#274 [優也]
「受かった!やっと仕事決まったよ〜」
「本当!?」
電話にでたユリは自分の事みたいに喜んでくれた。
「おめでとう!良かったね、無理しないでね!」
「俺の方こそ!ユリのおかげだよ、ありがとう」
そう言って一瞬戸惑った。ありがとうなんて言ったのは久しぶりだった。
:09/02/22 00:43
:W53T
:NK60LGOE
#275 [優也]
「じゃあ、お祝いにご飯食べに行こう!食べたいの考えておいてね!」
そうして、同窓会以来、ユリと会う事になった。俺はドキドキした。
今日は寝ますZZz
明日マサキの所泊まるから書けないですごめん!おやすみ〜
:09/02/22 00:46
:W53T
:NK60LGOE
#276 [
チビ
]
いっぱい更新
お疲れ様でした
:09/02/22 00:49
:F904i
:☆☆☆
#277 [我輩は匿名である]
:09/02/23 07:45
:810SH
:6BFd9pJk
#278 [奈々]
楽しみにしてます


:09/02/24 21:13
:SH904i
:k3/yeTAE
#279 [優也]
ちびさん
匿名さん
奈々さん
ありがとう遅くなったけど書きます
>>275待ち合わせは近くのパスタ屋だった。
ユリが指定したその店は、俺が場違いに思うくらい品があって、綺麗な所だった。
:09/02/24 23:15
:W53T
:SDt57hX6
#280 [優也]
確かに、どこでも良いって言ったけど、これはさすがに…なんていうか、フランス料理みたいな店で、超値段が気になって仕方なかった。
でもユリは常連なのか、慣れたようにこれは美味しいとか、これはちょっと甘いとかメニューを見ながら説明してくれた。
「よく来るの?ここ」
とりあえずユリと同じものを頼んで聞いてみると、ユリは笑った。
「うん、ここ私の家」
「え!?」
家!?
:09/02/24 23:21
:W53T
:SDt57hX6
#281 [優也]
「お父さんがやってるの。厨房にいるから、行ってみる?」
「え!いやいやいや、いいよ!」
超焦った。
まさかユリがお嬢様だったなんて。
何杯水飲んだかわからないくらい動揺した。
しばらくして、目の前に頼んだ料理がテーブルに並べられた。
(え…つかこんなに頼んでないし…)
頼んだのはパスタだけなのに、サラダからスープやら、果てはデザートまで。
(俺金持ってねーし…)
:09/02/24 23:26
:W53T
:SDt57hX6
#282 [優也]
だんだん怖くなって来た。これは何かまずい感じになってきた気がする。
「あ、この人、私のお兄ちゃん」
そう言ってユリが紹介したのは、料理を運んできた30くらいの眼鏡さん。
料理をガン見していた俺は、また変な汗が一気に吹き出した。
「え!あ、お兄さん…ど、どうも…」
とりあえずペコリ。
お兄さんはなんていうか、おぎやはぎの細い方みたいな…やっぱり真面目そうな人だった。
:09/02/24 23:30
:W53T
:SDt57hX6
#283 [優也]
おぎやはぎのお兄さんはニコニコ笑って店の奥に行った。
それからユリと会話しながら食ったけど、一気に緊張したからあんまり味だの会話だの覚えてない。
ただ早く食い終わせて店から出たかった。
(こんなことなら、もっとちゃんとした格好すれば良かった…)
って後悔してたのは覚えてる。あと、食後の生クリーム乗った、なんとかコーヒー。あれはうまかった。
:09/02/24 23:34
:W53T
:SDt57hX6
#284 [我輩は匿名である]
:09/02/25 00:25
:D903i
:nzQDWAnU
#285 [小木]
:09/02/25 08:11
:SO903i
:☆☆☆
#286 [我輩は匿名である]
:09/02/25 15:26
:SH903i
:TXci9dYs
#287 [優也]
あっ
ウインナーコーヒー
ですね
すまん
:09/02/26 22:21
:W53T
:5Higidlg
#288 [我輩は匿名である]
ホモなんだ
まぁーガンバ
:09/02/26 23:29
:F705i
:Lw0QSfpo
#289 [たけ]
すごく面白くてはまってしまいました


:09/02/26 23:44
:SH702iD
:BalM32Og
#290 [優也]
匿名さん→適度に頑張ります
たけさん→ありがとう頑張ります
最近忙しいんでなかなか書けなくてすいません時間が空いたら少しづつ書きます
:09/02/27 11:50
:W53T
:mLltaeaQ
#291 [通りすがり]
おもしろいですね!
続き気になります。
でも1つ。
エイズの大半は男性同士のSEXから感染するので検査して気をつけた方がよろしいかと。
:09/02/27 13:25
:W63SA
:7dlez0y.
#292 [我輩は匿名である]
:09/03/01 21:37
:F904i
:y6../niA
#293 [我輩は匿名である]
:09/03/02 14:25
:W61SH
:epPMZzDw
#294 [我輩は匿名である]
:09/03/02 14:28
:W61SH
:epPMZzDw
#295 [我輩は匿名である]
:09/03/02 14:33
:W61SH
:epPMZzDw
#296 [たけ]
更新楽しみにしてます


:09/03/03 20:26
:SH702iD
:RXvnLS9k
#297 [我輩は匿名である]
頑張れ
:09/03/05 23:56
:824SH
:☆☆☆
#298 [
]
頑張れ


:09/03/07 10:52
:SH905i
:kIoMye3o
#299 [ゆん
]
:09/03/08 19:40
:SH906i
:XQ7azl1w
#300 [我輩は匿名である]
応援してます

:09/03/11 10:30
:824SH
:☆☆☆
#301 [愛
]
:09/03/12 12:11
:F01A
:p7bDcKYg
#302 [
]
:09/03/13 00:31
:SH906i
:☆☆☆
#303 [我輩は匿名である]
応援してます!
がんばってください☆
:09/03/14 18:01
:PC
:A7UoAMGE
#304 [優也]
勝手ながら書く時間が無いので、途中ですが終了させていただきます。
今まで読んで頂きありがとうございました。
:09/03/17 15:06
:SH903i
:.hYoIZFI
#305 [我輩は匿名である]
:09/03/17 15:19
:SH903i
:☆☆☆
#306 [ま-◆tktE74o93Q]
:09/03/17 15:20
:SH904i
:☆☆☆
#307 [我輩は匿名である]
:09/03/17 18:16
:SH01A
:☆☆☆
#308 [ぴぃ]
↑

ちゃうやん
本物の優也さんは戻ってくるって信じてます

:09/03/17 18:24
:N703iD
:9gJiamjE
#309 [優也]
:09/03/17 18:39
:SH903i
:.hYoIZFI
#310 [ぴぃ]
偽物はだまっとけ!
携帯

ちゃうやん。
しかも、
本物の優也さんは、
何いってんの?とか冷たいこと言わへんわ

:09/03/17 21:21
:N703iD
:9gJiamjE
#311 [我輩は匿名である]
:09/03/17 22:00
:SH903i
:.hYoIZFI
#312 [我輩は匿名である]
:09/03/17 22:07
:SH01A
:☆☆☆
#313 [我輩は匿名である]
>>305私がコメントしたけど、
>>304と同一違うし……
携帯が同じってだけで
同一って思われたくない
:09/03/17 22:56
:SH903i
:☆☆☆
#314 [我輩は匿名である]
>>312同一人物ですけど何か?
コテ付けただけでなれねーよw
:09/03/18 01:40
:SH903i
:☆☆☆
#315 [ぴぃ]
↑偽物うざいからー!
開き直ってぬけぬけと出てくるな


:09/03/18 01:52
:N703iD
:hTdXcrNY
#316 [優也]
ほったらかしてごめんでした!
超仕事が忙しくて
過労死しちゃうんじゃないかとおもった
なんだか
偽者騒動勃発してたけど
おれじゃないです!
でもなぜかコメントたくさんで超嬉しかった!ごめんでしたとありがとう!
現状なかなか時間がなくて
大ざっぱにまとめちゃうかなとか思います
だってねえ
ズルズルしてるの嫌だよね
だいぶ話がまとまっちゃうけど
それでも読んでくれたら嬉しいです!
身勝手ですまんです
:09/03/20 21:34
:W53T
:OfCIQs0g
#317 [我輩は匿名である]
:09/03/20 23:38
:F01A
:0vkXsQk.
#318 [めくる]
楽しみにしてます(´∀`)
頑張ってください

:09/03/21 00:35
:SH905i
:NEwY/38k
#319 [たけ]
:09/03/23 02:56
:SH702iD
:d5wl.W9I
#320 [
]
ゆっくりでいいので

待ってます

体にはくれぐれも
気をつけて仕事頑張ってくださいね


:09/03/26 01:55
:F01A
:gdrODSDQ
#321 [我輩は匿名である]
:09/03/29 01:13
:824SH
:☆☆☆
#322 [我輩は匿名である]
もう書かないのかなー(´_ゝ`)
:09/03/30 18:33
:N01A
:☆☆☆
#323 [我輩は匿名である]
あげてみたり
:09/03/31 19:31
:SH01A
:☆☆☆
#324 [むぅ]
あげぇ(^ω^)
:09/04/06 20:48
:W52SA
:7yE4uMUw
#325 [☆]
とてもおもしろいです!
続き書いてください

!
あげ
:09/04/11 18:08
:N702iD
:OKT7U7AU
#326 [ちゅ−]
まってますっ
:09/04/13 12:20
:W54T
:eiOyRHQY
#327 [あす]
ほんまオモロいです

頑張って書いてください

:09/04/14 20:10
:F01A
:.FMcXs5o
#328 [我輩は匿名である]
:09/04/26 17:22
:D705i
:b8nO5xPo
#329 [優也]
あげて頂いて申し訳ないですが
仕事が忙しく、更新する時間ないため
ここまでで終了とさせていただきます。
今まで応援ありがとうございました。
:09/04/26 21:41
:SH903i
:0TWZ/ESY
#330 [我輩は匿名である]
↑偽物
:09/04/26 21:47
:SH903i
:☆☆☆
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