オレの奥さん
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#101 [ユウキ]
出会ったのは病院だった。
れなの上司は新人が入る度セクハラをしていて、女の子たちはよく泣いていたらしい。
守ってくれるはずの先輩(お局)は、れなを気に入らなかったらしく患者や職員の前でも冷たく当たっていた
:08/09/03 12:59
:F903i
:NAHOxKeU
#102 [ユウキ]
ようちゃんは同期の医者仲間に「何か出来ないか?」相談したりもしたけど、所詮週に二回しかいかない勤務医に何も出来ることはなかった。
ようちゃんが当直に入る前、心配していたことが起きてしまった。
お局に足をかけられて階段から落ちてしまった
:08/09/03 13:01
:F903i
:NAHOxKeU
#103 [ユウキ]
怪我は足の骨にヒビがはいった程度だったが、精神的なショックは相当なものだったらしい。
頭を打ったため、念のため入院になった。
言葉は話さない、水分も取らない、食事も取らない。
お見舞いだといってセクハラ上司が来たことが、れなをもっと苦しめた。
:08/09/03 13:05
:F903i
:NAHOxKeU
#104 [ユウキ]
一見見ると優しくしているようだが、病衣を着たれなにさわったりしていた。
れなは声を出すこともなく涙を流し、助けを求めようとしたのか自分の点滴を倒して割った。
それに気づいて、当直の俺・同期の医者・看護士数人が駆けつけた。
:08/09/03 13:08
:F903i
:NAHOxKeU
#105 [ユウキ]
点滴が抜けたせいで腕からは出血して、大泣きするれな。
その姿を見たとき、ようちゃんは、れなの上司をれなから引き離した。
震えるれなを抱きしめて「大丈夫。守るから」
:08/09/03 13:10
:F903i
:NAHOxKeU
#106 [ユウキ]
そのことがあって、れなの上司とお局は職場をやめていった。
れなは翌日退院して、少しずつ元気になっていった。
ようちゃんは守ってくれる。
それから一緒にいる時間を増えていったらしい。
:08/09/03 13:12
:F903i
:NAHOxKeU
#107 [ユウキ]
:08/09/03 15:56
:F903i
:NAHOxKeU
#108 [り-たん]
あげ(*^^*)です
:08/09/03 23:20
:L704i
:Ev.blqNU
#109 [ユウキ]
りーたんさん
あげ ありがとうございます。
また少し更新します!
よろしくお願いします。
:08/09/03 23:26
:F903i
:NAHOxKeU
#110 [ユウキ]
>>106 続き
ようちゃんが れな を守りたい、大事に思う気持ちを止められない。
このとき
「俺が守る」とか
「もう二人で会わないで」を、言えたらよかったのかもしれないけど、言えなかった。
:08/09/03 23:29
:F903i
:NAHOxKeU
#111 [ユウキ]
「れなの事好きですか?」
俺の質問に
ようちゃんは笑顔で
「大好き」
そう言った。
つきあう前、れなが俺に見せた
「ようちゃん大好き」
似てるなぁ〜
:08/09/03 23:31
:F903i
:NAHOxKeU
#112 [ユウキ]
そんな風に見ていた。
ようちゃんは
「れなちゃんの事大好きだけど、恋愛感情とは違うんだ。
だからといって男女の友情とも違う。
うまくいえないけど、大事にしたい人なんだ。」
:08/09/03 23:33
:F903i
:NAHOxKeU
#113 [ユウキ]
そんな風に話してくれたけど俺にはよくわからなかった。
恋愛以外の愛情?
男女の友情とは違うもの?
よくわからないけど、ようちゃんと話をして何かふっきれるものがあったような気がする。
:08/09/03 23:35
:F903i
:NAHOxKeU
#114 [ユウキ]
その日をきっかけに暇が合えば飲みに行ったり誘ってもらう機会が増えた。
ようちゃんは俺とれなのことを応援してくれていた。
:08/09/03 23:37
:F903i
:NAHOxKeU
#115 [ユウキ]
〜冬休み〜
学校が休みに入ってバイトをしながらも仕事を休みがちな父親を見に実家に行っていた。
れなが休みをとって初めてのクリスマスをディズニーランドで過ごした。見るものすべてに大喜びで、まわりの子供たちが写真撮影を譲ってくれたくらいだ。
:08/09/03 23:42
:F903i
:NAHOxKeU
#116 [ユウキ]
二人でお揃いのストラップを買って、ようちゃんにもおみやげを選ぶことにした。
れなは
「喜ぶかな?」
心配そうに考えながら、キーホルダーを選んだ。
俺にも「選んでみて」と言うのでミッキーのパンツを選んだら「えー?」嫌がってたけど、2つ買ってみることにした
:08/09/04 23:41
:F903i
:6GKukbZ.
#117 [ユウキ]
クリスマス明けから年末まで
れなは
「いそがしかったー」
そう言って俺の部屋に来て毎日泊まっていった。
一緒にいる時間が増えるほど、俺は独占したい気持ちが強くなっていった。
:08/09/04 23:45
:F903i
:6GKukbZ.
#118 [ユウキ]
まだ大学三年だし、将来の仕事もない俺だったけど、れなと結婚したい!そう思うようになっていった。
年末年始は2人とも休みを取って、年越しをして年明けには新年の挨拶に実家、れなの実家にもいった。
:08/09/04 23:48
:F903i
:6GKukbZ.
#119 [ユウキ]
れなの父親と母親は快く俺を迎えてくれて、すごく暖かい気持ちになれた。
「娘が彼氏を連れてくるのはじめてだ」
そう言うお父さんに、俺は
「今はまだ学生ですが将来れなさんと結婚したいと思っています」
:08/09/04 23:51
:F903i
:6GKukbZ.
#120 [ユウキ]
思わずそんな挨拶をすると、れな は少し戸惑ったような笑顔で
「プロポーズもされてないのに、やぁだー」
そう言って、台所のほうに逃げてしまった。
結婚したいなんて今まで言ったことなかったから驚かせたのかもしれない。
:08/09/04 23:54
:F903i
:6GKukbZ.
#121 [ユウキ]
「あれ本気なの?」
帰る俺を見送りにきた
れなが聞いた。
「本気だよ」
「そっかぁ〜」
:08/09/05 23:28
:F903i
:tVeici9E
#122 [ユウキ]
玄関先で見送るれなは
見えなくなるまで手を振っていてくれた。
つきあうのに慣れてくると少しだけ隙間ができる。
れなを好きな気持ちは変わらないのに、人数合わせで合コンに誘われてふらっと行ってしまった。
:08/09/05 23:33
:F903i
:tVeici9E
#123 [ユウキ]
その日は れながようちゃんと会う予定だったし大丈夫だろう?みたいな感じだった。
男は俺と同じ大学の2人。
女は違う大学の3人。
同じ学生で年も同じだから話が合った。
:08/09/05 23:35
:F903i
:tVeici9E
#124 [ユウキ]
中でも一番仲良くなったのが リセちゃんだ。
美人で大人っぽいリセちゃんが気になった。
「彼女いるの?」
「いるよ」
「来ちゃだめじゃん」
「平気だよ」
:08/09/05 23:38
:F903i
:tVeici9E
#125 [我輩は匿名である]
見てます!更新頑張って!
:08/09/05 23:39
:SH905i
:kWSAEjL2
#126 [ユウキ]
「じゃぁ、狙っちゃおうかなぁ〜」
そんな会話をして、連絡先を交換した。
学生には学生の話が気を使わず出来て、楽しかった。
またリセちゃんに会いたい、そんな風に思った
:08/09/05 23:41
:F903i
:tVeici9E
#127 [ユウキ]
男は浮気する生き物だというけど、そうなのかも。
れながいるのに、他の女のことを考えるなんて、最低だ。
家でひとり、携帯をいじっていると久々にようちゃんから電話がきた。
:08/09/05 23:43
:F903i
:tVeici9E
#128 [ユウキ]
「ユウキくん?今家?」
「さっき帰ってきたところです」
酔いもさめる。
「今から会える?」
「今から?どこでですか?」
:08/09/05 23:45
:F903i
:tVeici9E
#129 [ユウキ]
「もう下についたよ」
玄関をあけて下を見るとようちゃんが車から降りて手を振っていた。
「どうぞー」
電話を切ると、ようちゃんが部屋に入ってきた。
:08/09/05 23:47
:F903i
:tVeici9E
#130 [ユウキ]
我が輩は匿名であるさん
読んでくださりありがとうございます。
リアルタイムでのコメント感激です

:08/09/05 23:48
:F903i
:tVeici9E
#131 [ユウキ]
ようちゃんは年末年始、海外に行ったらしくお土産をいろいろ持ってきてくれた。
「なんかあった?」
ようちゃんが聞くと同時に電話が鳴った。
やばい?
やましくないのに、一瞬焦った。
「出ないの?」
:08/09/05 23:50
:F903i
:tVeici9E
#132 [ユウキ]
不自然だからでると、リセちゃんだった。
最悪なことに、ようちゃんにバッチリ聞かれていた。
『今度またあえる?好きになっちゃいそう』
そんなこといわれても、返事できねぇ。
苦し紛れに
「またかける」
それだけ言って切った
:08/09/05 23:53
:F903i
:tVeici9E
#133 [ユウキ]
「浮気?」
「れなには言わず合コンいったんですよ」
敬語な俺に
「敬語じゃなくていいよ。合コンいーねー。今の子どんな子?」
:08/09/05 23:55
:F903i
:tVeici9E
#134 [ユウキ]
興味津々のようちゃんに
「最低?」
「他を見るのはいいことだよ。」
「そう?」
「ただ、れなちゃんを傷つけるのは嫌かな。」
「そこまで大事?」
:08/09/05 23:58
:F903i
:tVeici9E
#135 [ユウキ]
「大事だよ。誰よりも」
「彼氏の俺の前でよくいえますね?」
「あっごめん。」
ようちゃんはすごくいい人。れなと似て素直な人だ。
:08/09/06 00:02
:F903i
:5J0qLhJU
#136 [ユウキ]
結局ようちゃんは俺の部屋で寝て、翌朝 うちから出勤した。
「若いんだから遊ぶのもいいよー」
そんなことを言いながら車でいってしまった。
結局、心は浮気したようなもんだけど、ようちゃんのおかげでまた会うことなく未遂にすんだ。
:08/09/06 00:05
:F903i
:5J0qLhJU
#137 [ユウキ]
後ろめたいわけじゃないけど、れなに話すと
「電話繋がらなかったから心配したけど、信じてから、たまにはいいよ」
拍子抜けした。
信じてる、その言葉が何よりうれしかった。
:08/09/06 08:10
:F903i
:5J0qLhJU
#138 [ユウキ]
二月に入ると、れなは悩んでいた。
バレンタインデー当日は俺と会う。
ようちゃんにいつ渡すからしい。
前日か翌日か。
「前日に渡したら?」
「ユウキ一番がいいでしょ?」
:08/09/06 08:36
:F903i
:5J0qLhJU
#139 [ユウキ]
「一番がいいけど、ようちゃんに前日に渡したら?」
「ありがとう」
れながようちゃんと会うことをこの頃には信じていたし気にしなくなっていた。
:08/09/06 08:39
:F903i
:5J0qLhJU
#140 [ユウキ]
バレンタイン前日にようちゃんに渡して、当日は俺に手作りのチョコマフィンと手編みの手袋をくれた。
ホワイトデーには
「手作りでお返ししてね」そう言って笑うので
「考えとく」
そう答えた
:08/09/06 08:42
:F903i
:5J0qLhJU
#141 [ユウキ]
ホワイトデーは手作りは無理だから欲しがっていたストールを渡した。
そのままテレビを見ながら寝て起きると、俺の携帯にようちゃんから着信があった。
かけ直すと、ようちゃんから今夜れなと三人でディナーのお誘いだった。考えてみれば三人で会うのは初めてだ。
:08/09/06 08:51
:F903i
:5J0qLhJU
#142 [☆]
:08/09/06 13:34
:W45T
:RN08y/ZQ
#143 [り-たん]
あげ(ハ。・∀・*)
:08/09/09 01:05
:L704i
:66iZII8E
#144 [我輩は匿名である]
あげ��
:08/09/10 02:06
:W41S
:JrznOB.2
#145 [我輩は匿名である]
おもしろい
:08/09/10 17:08
:W53T
:VR98SOc2
#146 [まあこ]
:08/09/10 17:37
:N703iD
:LGSGKARQ
#147 [ユウキ]
☆さん
アンカーありがとうございます!
りーたんさん
あげ いつもありがとうございます。
また少しずつ更新しますのでよろしくお願いします。
:08/09/10 23:49
:F903i
:z.pgydOk
#148 [ユウキ]
わが輩は匿名であるさん
あげ ありがとうございます。
これからも読んでもらえるよう頑張ります。
よろしくお願いします。
まあこさん
読んでくださりありがとうございます。
少しずつ更新しますのでよかったらまた読んでください。
よろしくお願いします。
:08/09/10 23:52
:F903i
:z.pgydOk
#149 [ユウキ]
>>141 続き
レストランは学生の俺が行ったことのないようなおしゃれなところだった。
れなは
「よく雑誌やテレビに出てるんだよ」
そう言って嬉しそうに入っていった。
:08/09/10 23:54
:F903i
:z.pgydOk
#150 [あき]
:08/09/10 23:54
:D905i
:☆☆☆
#151 [ユウキ]
あきさん
読んでくださってありがとうございます。
またよかったら読んでください。
よろしくお願いします。
:08/09/10 23:56
:F903i
:z.pgydOk
#152 [ユウキ]
>>149 続き
ようちゃんは先に席に座りメニューを見ていた。
ようちゃんに話かけたり嬉しそうにする れなを見るのが初めてだから少し変な感じもしたけど、自然な感じで ようちゃんも接してくれた。
ようちゃんは れなにホワイトデーだからとプレゼントを渡した。
:08/09/10 23:59
:F903i
:z.pgydOk
#153 [ユウキ]
俺はこの場に必要なのか??
そんなことを思うくらい2人はやっぱりラブラブな感じだった。
ようちゃんのプレゼントは、いつもながら金額がはるものばかりだ。
ちなみに中身は クッキーと時計だった。
:08/09/11 00:02
:F903i
:mqQuI6S.
#154 [ユウキ]
「わぁありがとう」
無邪気に喜ぶれな。
嬉しそうに見る ようちゃんと俺。
れなの笑顔が一番好きだ。なんてこんな時でも思ってしまう。
「大事な話があってさ」
食事を食べながら、ようちゃんが言った。
:08/09/11 00:04
:F903i
:mqQuI6S.
#155 [ユウキ]
キョトンとしたれなと俺。
このあと何日もれなは笑わなくなってしまう。
ようちゃんが重い口を開いた。
「来月からしばらく北海道にいってくる」
:08/09/11 00:07
:F903i
:mqQuI6S.
#156 [ユウキ]
北海道??
旅行?
ようちゃんの話は
自分の父親が手術を受けることになって、その間父親の病院を守るためだと言うことだった。
かなり難しい手術で手術したあとは、しばらく現場復帰出来ないらしく、こっち(東京)には、いつ戻れるか、もしかしたら戻れないかもしれないとの事だった。
:08/09/11 00:10
:F903i
:mqQuI6S.
#157 [ユウキ]
「ずいぶん急だね」
俺が聞くと、ようちゃんは
「何度も倒れてて、今回手術しないと後がないかもしれないんだ」
れなを見ながら話をしていた。
れなは涙をためて、じっと話を聞いていた。
:08/09/11 00:13
:F903i
:mqQuI6S.
#158 [ユウキ]
その場に耐えられなくなった れなは 化粧を直しに行ってしまった。
「悪い」
ようちゃんが謝った。
「れなは?」
「れなちゃんは俺の彼女でもない。ユウキ君が守ってよ」
:08/09/11 00:15
:F903i
:mqQuI6S.
#159 [ユウキ]
「れなが行きたいって行ったら止める自信ないです」
俺は本音をもらした。
確かにれなは俺の彼女。だけど、れなが一番大事に思ってるのは、ようちゃんだ。
ようちゃんが大変な時に側にいたいに決まってる。
:08/09/11 00:17
:F903i
:mqQuI6S.
#160 [ユウキ]
帰り、俺を送った後、ひとりになりたいと言う れなを実家までようちゃんが送っていった。
4月に入るまで二週間、れなは悩み続けることになる。
俺は 別れを考えながら、どんな答えでもれなの気持ちを尊重しようと思い始めていた。
:08/09/11 00:22
:F903i
:mqQuI6S.
#161 [あい]
ずっと読んでいます

ゆっくりでいいので更新続けてくださいね☆
:08/09/11 19:36
:F906i
:SS1Ke.IQ
#162 [我輩は匿名である]
れなさんが18才の時って書いてあるけど資格あったの?
:08/09/11 20:35
:SH905i
:☆☆☆
#163 [ユウキ]
あいさん
読んでくださりありがとうございます!
よかったら、完結までおつきあいください。
よろしくお願いします!
:08/09/11 21:04
:F903i
:mqQuI6S.
#164 [ユウキ]
我輩は匿名であるさん
読んでくださりありがとうございます。
れなは入社当時は資格はなく、働きながら通信で資格をとったそうです。きちんと書かず、わかりずらくてすみませんでした。
:08/09/11 21:07
:F903i
:mqQuI6S.
#165 [ユウキ]
>>160 続き
〜別れ〜
2日後に会ったれなは何事もなかったように普通にしていた。
素直に「ついて行きたい」と言えば俺を傷つけるからなのかもしれないけれど、目が腫れているのが見ていて辛かった。
:08/09/11 21:11
:F903i
:mqQuI6S.
#166 [
ひろ
]
読んでますっ
すっごい切ないですね…
頑張ってくださいっ
:08/09/11 23:24
:SH903i
:ZxaDXDps
#167 [ユウキ]

ひろ

さん
読んでくださりありがとうございます。
よかったら、また読んでください!
また少し更新します。
よろしくお願いします
:08/09/12 21:02
:F903i
:EZE1QhwA
#168 [ユウキ]
>>165 続き
「ついて行かなくていいの?」
何度言いかけても聞けなかった事を思い切って聞いてみた。
「私はユウキの彼女でしょ!」
そう言って笑ったれな。
:08/09/12 21:05
:F903i
:EZE1QhwA
#169 [ユウキ]
「仕事が大丈夫ならついて行けよ」
「・・・」
「れなは大事な彼女だけど、無理して今一緒にいても、後悔しないように自分の気持ちに素直になればいいよ。」
:08/09/12 21:07
:F903i
:EZE1QhwA
#170 [ユウキ]
本当はこんなこといいたい訳じゃない。
でも、なんでかな?
口が勝手に言ってしまった。
「・・・」
泣いてるれなを見て、やっぱり胸がいたかった。
「ようちゃんに構ってもらえなくなったら帰ってくれば?」
:08/09/12 21:10
:F903i
:EZE1QhwA
#171 [ユウキ]
「時々浮気しながら待ってるから。」
れなの頭を軽くなでて、俺が笑顔を見せると、れなは少しだけ笑ってくれた。
「ユウキ、私、少し考える。」
そう言ったれな。
このとき、もう答えは決まっているような気がした。
:08/09/12 21:13
:F903i
:EZE1QhwA
#172 [ユウキ]
俺はつくづくダメな男だ。
好きな女が他に行こうとしているのを引き止めず強がってしまった。
俺が我慢すれば、れなは幸せに素直になれるかも・・・そんなふうに思っていた。
:08/09/12 21:15
:F903i
:EZE1QhwA
#173 [ユウキ]
「バカじゃねえ?」
「やっと邪魔者いなくなるのに?」
大学の友達が口々に言う。
なんとでも言えばいい。
気分転換に飲みに行こうというので、たまにはいくことにした。
:08/09/12 21:17
:F903i
:EZE1QhwA
#174 [ユウキ]
居酒屋について、男4人。
しばらくは四月からの就職活動のことや彼女のことを話していた。
友達のひとりがトイレに行って帰ってくる時には女がひとりついてきた。
ん?
:08/09/12 21:22
:F903i
:EZE1QhwA
#175 [ユウキ]
いつかのリセちゃんだ!
「トイレで会った」
友達がいうと、
リセちゃんは
「久しぶり♪」
すごい笑顔で話しかけてきた。
:08/09/12 21:24
:F903i
:EZE1QhwA
#176 [ユウキ]
「彼女元気?」
リセちゃんの俺への質問にみんな一瞬黙ってしまった。
うまくいってないみたいじゃん?
そう言おうと思ったけど正直、微妙だから返事に困った。
:08/09/12 21:26
:F903i
:EZE1QhwA
#177 [ユウキ]
「リセは?」
リセちゃんを連れてきた俺の友達・和哉が聞いた。
「私は〜相変わらず」
「続かない?」
和哉が聞いた。
:08/09/12 23:24
:F903i
:EZE1QhwA
#178 [ユウキ]
和哉はリセちゃんと高校が一緒で前回の合コンを企画したやつ。
和哉いわく、リセちゃんは付き合っても長続きしないらしい。
リセちゃんいわく、
「初めての男が悪すぎて本気になるのが怖いから適当につきあってる」らしい
:08/09/12 23:28
:F903i
:EZE1QhwA
#179 [ユウキ]
それから、しばらくしてリセちゃんの友達が2人来て、違う店で飲み直すことになった。
相当飲んでいた俺は、れなの事を話してみた。
単純に女心を聞けたら〜そんな気持ちだった。
見た目、チャラチャラしてるリセちゃんだけど、真剣に聞いてくれた
:08/09/12 23:31
:F903i
:EZE1QhwA
#180 [ユウキ]
「好きな人に優しいだけじゃ手に入れられないよ。
ちゃんと捕まえてくれないと不安になるし他に逃げたくなるかも。」
そう言った。
優しく思いやりのつもりが、不安にさせたり、すごく大切に思う気持ちを伝えられなかったのかもしれない。
そんなふうに思いながら聞いていた。
:08/09/12 23:35
:F903i
:EZE1QhwA
#181 [ユウキ]
「私は最初の男で凝りてて、男なんて信用してない。浮気や暴力、愛なんてあってないようなものだって思ってるけどね」
少し寂しそうにリセちゃんは言った。
「リセちゃんを大事に思う人、見てる人、近くにいると思うよ」
ちらっと和哉を見た。
「え?」
リセちゃんも和哉を見た。
:08/09/12 23:42
:F903i
:EZE1QhwA
#182 [ユウキ]
友達と話しながら笑ってる和哉。
リセちゃんは
「和哉は私のいろんな男を知ってるから、そんな風に見てないと思う」
「そう?」
「男と女の間に友情はあるでしょ?」
:08/09/12 23:44
:F903i
:EZE1QhwA
#183 [ユウキ]
リセちゃんがいった言葉を聞いて、俺は聞いた。
「男女の友情でもなく、人として一番大切で守りたい存在って?」
「うーん。
愛してる人じゃない?
体じゃなく心で繋がってる・・・愛してる人」
愛してる人・・・か。
:08/09/12 23:47
:F903i
:EZE1QhwA
#184 [ユウキ]
ようちゃんとれな
二人は体じゃなく心で繋がってる、愛し合ってる二人なんだ。
俺が大好きな気持ちとはまた違うものなのかもしれない。
夜中、部屋に戻り、ようちゃんに電話した。
:08/09/12 23:49
:F903i
:EZE1QhwA
#185 [ユウキ]
夜中にどうした?
そう言いながら俺の話しを聞き始めた。
れなについて行くように言ったこと。
二人は愛し合ってることにお互い気づいてないこと。
俺はれなに幸せになってほしいと思ってること。
:08/09/12 23:51
:F903i
:EZE1QhwA
#186 [ユウキ]
ようちゃんは言った。
「ユウキ君、ありがとう。」
「・・・」
「明日れなちゃんに会う予定だから、ちゃんと話して気持ち聞いてみるよ」
:08/09/12 23:53
:F903i
:EZE1QhwA
#187 [ユウキ]
それがいい。
れなが納得して出す答えが一番いい。
それが別れを意味しても俺は受け入れる。
そう決心して、れなと二人で会う三日後。
会うのが最後かな?
そんな風に思っていた。
翌日ようちゃんから
「話ちゃんとした。れなちゃんが会ったとき話すって」
そう言って電話が切れた。
:08/09/12 23:58
:F903i
:EZE1QhwA
#188 [ユウキ]
ゆっくり話がしたいというので俺の部屋で会うことにした。
少しすっきりした顔をしたれな。
「ユウキ、ようちゃんと話ちゃんとしたの」
「うん」
話始めた れなに 相槌をうった。
:08/09/13 00:01
:F903i
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#189 [ユウキ]
「ようちゃんはお父さんの手術や病院を守ることに集中したいから私には来てほしくないみたいだった。」
「うん。」
「私はユウキが大好きで側にいて暖かくて幸せ。だから、行きたいなんて思わないようにしようって思ってたの」
「うん」
:08/09/13 00:03
:F903i
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#190 [ユウキ]
「でも、ようちゃんに会えなくなることを思ったら、すごく悲しくて、どうしたらいいかわからなくなった。」
「・・・うん」
「一度した決心にユウキが後悔しないように私を押してくれた。
私ね、ようちゃんについていきたい」
:08/09/13 00:07
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#191 [ユウキ]
れなの本音を聞いて、俺は
「わかった。それがれなに一番いい答えなら、応援する」
泣きそう、俺。
泣くな、俺。
自分を励まして
「ありがとう、れな。
辛くなったら帰ってきて」
ちょっと未練たらしく、れなに言った。
:08/09/13 00:10
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#192 [ユウキ]
「私こそ、たくさんわがままごめんなさい。
ユウキ、ありがとう」
れながお礼をいった。
俺は最後に聞いた。
もう聞けないかもしれない言葉。
「俺のことちゃんと好きだった?」
「大好きだったよ、ユウキのこと」
大好きな れなの笑顔を見て、俺はうれしかった。
:08/09/13 00:12
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#193 [ユウキ]
ありがとう。
大好き。
その言葉だけで、れなとつき合ったことを、幸せだったと、改めて思った。
:08/09/13 00:15
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#194 [ユウキ]
〜 新年度 〜
四月に入り、ようちゃんと れな は北海道に出発した。
見送りにも行かなかったし、電話やメールも、なんとなく遠のいていた。
まわりが就職活動や大学院に進む人たちで少し緊張感のある毎日を過ごし始めた。
:08/09/13 00:17
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#195 [ちL1やん]
:08/09/13 02:48
:SH905i
:7l7jfzwQ
#196 [まあこ]
:08/09/13 06:17
:N703iD
:bfQ3FY.k
#197 [☆]
:08/09/13 10:03
:W45T
:1ENKHNew
#198 [ユウキ]
ちいやんさん
ありがとうございます!
まあこさん
読んでくださりありがとうございます。
また少し更新します。
よかったら読んでください!
☆さん
アンカーありがとうございます。
助かります
:08/09/13 13:41
:F903i
:8FSUnvjw
#199 [ユウキ]
>>194 続き
4月15日、学校が終わって外にでると、見慣れた車が停まっていた。
俺の姿を見つけると、降りてきたのは、ようちゃんだった。
北海道にいるはずが、なんで?
ビックリしていると、ようちゃんが言った。
:08/09/13 13:45
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#200 [ユウキ]
「前に勤めてた病院の患者のことでこっちに来たんだ。」
そう言った。
「そうなんだ」
俺は言った。
「顔も見たくない?」
「え?」
:08/09/13 13:47
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