先輩と旅立ちの唄
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#61 [あかり]
「本当?
役に立たなくてごめんなぁ…。
先輩とお近づきになれるといいねo(^-^)o ―雪依―」

「うん。
手紙は自分で処分するね。

うん、今はそれが一番の望みだけど、
やっぱりいざ目の当たりにすると、動転しちゃうっ(+_+;) ―あかり―」

⏰:08/10/28 08:31 📱:SH705i 🆔:dtU0GNBU


#62 [あかり]
「そんなもんだよぉ。

私も部活で、和臣先輩といつま全然話せないもん〜(T_T) ―雪依―」

「お互いがんばろうね!

今日は無理なお願いしちゃって本当にごめんね。

じゃあ、また明日☆ ―あかり―」

⏰:08/10/28 08:34 📱:SH705i 🆔:dtU0GNBU


#63 [あかり]
良かった、良かった。
なんとなく安堵した。

「やっぱり急には怖いや。
今は遠くから見るだけで満足、かな…。」

私の生まれて初めてのラブレターは、ごみ箱行きとなった。

⏰:08/10/28 08:39 📱:SH705i 🆔:dtU0GNBU


#64 [あかり]
時は過ぎ、文化祭の季節となった。

違うクラスにも友達がたくさん出来て、
手紙失敗事件のことも忘れていた。

そして、最終日の体育祭当日―

⏰:08/10/28 08:46 📱:SH705i 🆔:dtU0GNBU


#65 [あかり]
グランドを移動してる時だった。

中央にタクロウ先輩の姿。

思わず目が見開く。

先輩と目が合ってしまった。
初めてのことだった。

⏰:08/10/28 08:51 📱:SH705i 🆔:dtU0GNBU


#66 [あかり]
その時、私の中で
色んな思いが駆け巡った。

「私は向こうのことを知ってるのに、
向こうは私のことをこれっぽっちも知らない。

やっぱり今の状況は、寂しいな…」

「よし、やっぱり何か行動に移そう。」

⏰:08/10/28 08:55 📱:SH705i 🆔:dtU0GNBU


#67 [あかり]
「これもまた、あの作文から始まった、一つの運命に違いない。」

「ん。まてよ、作文…?
そうか、最初からこうすれば良かったんだ!」

私は頼るべき人を思い出した。

⏰:08/10/28 09:00 📱:SH705i 🆔:dtU0GNBU


#68 [あかり]
好きな人や友達のことを誰かに相談する時、
相手が共通の知り合いであればあるほど、
話はスムーズに進んだり、よりよい方向へと導く。

「あいつはあんな奴だから、こういう行動を取ればいいんじゃない?」

納得する回数も多い。

⏰:08/10/28 09:05 📱:SH705i 🆔:dtU0GNBU


#69 [あかり]
帰りの船の中―
私はある人にメールを送信した。

「先生、久しぶり。
先生がいつか私に教えてくれた人、塩見タクロウって人でしょ?
学校でたまに見かけるよ。 ―あかり―」

中3の時の担任の先生である。

⏰:08/10/28 09:09 📱:SH705i 🆔:dtU0GNBU


#70 [あかり]
「うん、そうだ。
でも、あんまりジロジロ見ないでやってくれないか。

あいつも、気にするだろうからさ。 ―日下部―」

「ううん、そうじゃなくて。
私、あの人と話してみたい。

私があの人の姿を見て、
強いパワーを貰ってるんだってこと、教えてあげたいな。 ―あかり―」

⏰:08/10/28 09:13 📱:SH705i 🆔:dtU0GNBU


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