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#117 [t]
十分にのんびりとした後、シャワーを浴びた
これから頑張るぞという
気持ちを込めて俺は冷たい水をかぶった
玄関からガチャガチャ
と音が聞こえてきて俺は急いで流して顔を出した。
:09/06/10 15:22 :F906i :mKpuQSLw
#118 [t]
『おー起きてたんだ』
俺『うをぉ〜!サミィ!あーおつかれっす』
『大丈夫かよ〜何してんの!笑』
それからくだらん話で盛り上がって、4時を回った
『なあなあ?いきなりだけどタクマさ、ホストやってみねえか?』
この一言が俺の始まりやった
:09/06/10 15:25 :F906i :mKpuQSLw
#119 [t]
俺『え?なんで』
『お前まだ仕事も目標も無いんだろ?それならやってみないかなって!とりあえず俺いるしまずは、安心だろ?な?』
俺『まあ貯金も底ついてまうし金貯めたいで
俺なんかで出来るんなら…やりたいっすけど』
。
:09/06/10 15:28 :F906i :mKpuQSLw
#120 [t]
『大丈夫大丈夫!お前なら結構いい所行く!
これ絶対な。まー楽な仕事じゃあないけどな』
俺『でも竜さんいるなら金貯まるまでお世話なるかな…』
こうして東京でてすぐほいほいと就職先が決まった
東京なんかちょろいやんけ!!
:09/06/10 15:29 :F906i :mKpuQSLw
#121 [t]
『よっしゃ。とりあえずオーナーに話ちゃんと通しとくし、一応俺の紹介だから働きやすくしとくから』
俺『すいません何から何まで甘えちゃって』
俺は心から思った。
『いやいやお前一人でふらふら暇してても可哀想だかんな』
俺はいつの間にか寝とったみたいで
時には昼過ぎで笑っていいともが始まっとった。
:09/06/10 16:10 :F906i :mKpuQSLw
#122 [t]
『おひたのか〜?』
洗面所から歯磨きしたままの竜さんが見えた
俺『ああ。…ハイ』
『よっしゃ早く準備しろ、今日は俺のスーツ着ていいから』
俺『あー、どおもです。』
『出勤前にちょっと
寄る所あるから早めに出るけど悪いな!』
俺『いえいえいいっすよ』
軽く返事をして俺は並んで歯ブラシを加えてチャッチャと着替えた。
:09/06/10 17:18 :F906i :mKpuQSLw
#123 [t]
『おっ似合うじゃんか』
俺『まじっすか?(笑)』
俺はパッパッとワックスを手にとって
少しだけいつもよりがっちりと固めた。
適当に竜さんが用意してくれたブレスと
俺が昔買ったオメガの時計をはめて
竜さんについてくように足早に出た。
綺麗に晴れた日やった。
:09/06/10 17:19 :F906i :mKpuQSLw
#124 [t]
竜さんは太客と言って
(たくさん毎回お金を使ってくれる上客)
と会う約束をしとるからと早めに家を出ると俺に説明した。
着いたのは綺麗な高級
そうなマンションの下。
:09/06/10 17:21 :F906i :mKpuQSLw
#125 [t]
竜さんはその太客を電話で呼び出しとるようやった
『あーい着いたよーん』
太客『あ、わかった。今いくよぅ』
ハスキーな女の人の声
が受話器から漏れた。
:09/06/10 17:22 :F906i :mKpuQSLw
#126 [t]
30代前半と思われる女の人が降りて来て竜さんに何かを渡しとるのが見えた。
金のようなものが
見えた気がしたんやけど
そこわ今だに分からん
太客は俺を見て
『あら見かけない人ね』
と助手席を覗きこんだ。
:09/06/10 17:27 :F906i :mKpuQSLw
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