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　　　　　　　　　　　　俺『あ､どーもでーす』

太客『竜に可愛いがられる後輩さんなんて珍しいわね♪』

女の人はそう言うと竜さんをチラっと見た

『何言ってんだよ俺はみんなに優しいっつうーの！』

｡

　　　　　　　　　　　『あっわりぃ優子さん､こいつ顔合わせしてくるからもう行かなきゃ』

竜さんは顔の前で手を叩きながら優子さんに言った

優子さんと言う女性は､

『そうなの。今夜も行くからいいわよまたすぐ逢えるわ､待っててね』

…とキスをした｡

　　　　　　　　　　　　そして車は夜の街､歌舞伎町に着いた

そして１件の店の前で
車は止まった

薄暗い階段を降りると､そこは鏡張りになった
部屋があって

竜さんに言われるがままに俺は椅子に座った

　　　　　　　　　　　　
竜『そんじゃまた終わったらメールいれといて』

とだけ残して竜さんはさっさと消えた

携帯を開くと着信でいっぱいやった

ゆかり

あやか

めい

みき…

…ドンドンドン！！

（おっびっくりしたー）

　　　　　　　　　　　　勢いのいい音でドアは開いた｡

『こんちは､俺は充です。今日はよろしくねー!』

その人はその後も軽快に勝手に自己紹介を初めて

次わ俺か。

と妙な緊張感の中口を開いた

　　　　　　　　　　　　
『あっ俺は山井タクマです､大阪から引っ越して来たばっかで東京にすら慣れてない感じなんですけども｡
よろしくお願いします！』

その後も俺はなんやかんやと自己紹介をした｡

　　　　　　　　　　　　俺の余計な事を口ずさんだ自己紹介は終わった｡

充『おっけえ！了解っ。ちょっと待っててな』

充さんは棚から何かアルバムような男メニュー

と言う物を取り出して俺に見せた

　　　　　　　　　　　　
俺『あーどおもです』

中を開けると写真がズラリやった｡

華やかな男もおったけど…

（いやいや､ぶっちゃけ不細工やんこいつ！ｗ）

て割合のが多かった｡

　　　　　　　　　　　　その中でもデカデカと輝いとったのはやっぱり竜さんやった

俺『竜さんや､格好いいな』

『お前もがんばれよ』

俺『ハイ､俺も竜さん見たいになれるように頑張ります』

（んまぁ？竜さん抜かせんかも知れんけどこの不細工よりわ上行くやろｗ！）

と言う本音は言わなかった

　　　　　　　　　　　　充『おう期待してるよん。まっ竜の紹介なら
いち押しだろ～､なあ？』

充さんは予想以上にフレンドリーで俺の肩に手を置いて話した

（おいコラｗ！君｡手どけろ､この手）

俺はここで上手くやってけそうやな､そう思った

俺はここで働く意志を１５0パーセント固めた｡