$ 貢ぎちゃん「ユリサ」 $
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#131 [りぃ]

「うそ!じゅん君っ!」

私が驚いて慌てていると
萌は隣で呆れていた。

「またぁ〜?」

私はその場ですぐ電話に出る。

「もしもしじゅん君?♪」

うきうきして話す私を
萌が笑いながらじっと見ている。

⏰:09/07/18 15:51 📱:P905i 🆔:S7dhNnRI


#132 [りぃ]

『おはようコール〜』

いつもと違って少しだけ
テンション低めで眠そうなじゅん君の声が
新鮮でつい嬉しくなってしまう。

「もう起きたの?早いね!
 なんかさー、じゅん君って
 意外とマメなんだね。
 嬉しい♪」

私の素直な気持ちを伝えると、
じゅん君が電話の向こうで
笑っている。

⏰:09/07/18 16:30 📱:P905i 🆔:S7dhNnRI


#133 [りぃ]

『俺全然マメじゃないよー
 ただユリサちゃんの声が
 聞きたくなっただけ〜♪』

その言葉はただ単純に嬉しかった。

でも、今までと違ったのは
他の繋がりの子への嫉妬…

⏰:09/07/18 16:47 📱:P905i 🆔:S7dhNnRI


#134 [りぃ]

今までは、繋がりの子が
何人居ても、その中の1人で居れる
だけでいいと思っていた。

でも「ユリサちゃんの声が聞きたくなった」
って言ってくれたじゅん君の言葉に
初めて独占欲を感じてしまった。

それは絶対感じてはいけない感覚。

⏰:09/07/18 16:53 📱:P905i 🆔:S7dhNnRI


#135 [りぃ]

繋がりの女の子は、基本的に
バンドマンにとって都合の良い
女で居なければいけない。

重くなったり、ウザい女になってしまえば
容赦なく切られる。

当然のことだ。

⏰:09/07/18 16:59 📱:P905i 🆔:S7dhNnRI


#136 [りぃ]

でも私は、じゅん君にとって
貢ぎでもなければセフレでもない。

なのになんでだろう?

おはようコールとか
おやすみコールとか
すごくマメに連絡してくれて、
声が聞きたいとか
どんなに持ち上げても
何もしてあげられないのに…

なんでそこまでしてくれるの?

⏰:09/07/18 17:04 📱:P905i 🆔:S7dhNnRI


#137 [りぃ]

それからしばらくは自分の中での
葛藤が続いた。

多くを望んではいけない立場なのは
もちろんわかっている。
でも、そう考えるとじゅん君の態度は
あまりにも矛盾してるような…

私はどうすればいいんだろう。

⏰:09/07/18 19:16 📱:P905i 🆔:S7dhNnRI


#138 [りぃ]

じゅん君からの電話は
毎日ちょくちょくマメに
かかってきた。

そのたびに、嬉しい気持ちと
喜んじゃいけない、
調子に乗っちゃいけない
とゆう自制心で、だんだん
バランスが取れなくなってきてしまった。

⏰:09/07/18 19:48 📱:P905i 🆔:S7dhNnRI


#139 [りぃ]

「ねぇ萌、ミツカノさんの
 貢ぐ金額の相場って
 いくらぐらいなの?」

「え?金額?
 んー、繋がりさんの話では
 月10万くらいなら
 高額なほうみたいだよ。
 ミツカノが何人も居れば
 その分1人あたりの額は
 減らせるけどね〜」

私の唐突な質問に、
萌は普通に答えてくれた。

月10万か…

今のバイトじゃ毎月10万以上
貢ぐのは無理だ…

⏰:09/07/18 20:33 📱:P905i 🆔:S7dhNnRI


#140 [りぃ]

私が悩んで悩んで出した答えは
やっぱり貢ぐとゆうことだった。

高額貢ぐから、私以外の繋がりを
みんな切ってほしい…

もしこのまま本カノになれても、
貢ぎが居なければじゅん君は
事務所の給料だけでは生活はできない。
だったら私がじゅん君を支えたい。

単純にそう考えたのだ。

⏰:09/07/18 20:43 📱:P905i 🆔:S7dhNnRI


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