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#601 [ゆうと]
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⏰:09/11/11 02:09 📱:F902iS 🆔:eMCq86Qo


#602 [ゆうと]
「そっか」

「ユウトは…あれでしょ?彩乃さんとどっか行ったり、ミクさん達とどっか行ったりするんでしょ?」

「…まぁな。最近は行ってないけど」

「そうなんだ。ってか彩乃さんとは今どれくらいだっけ?6ヶ月くらい?5ヶ月?」



「…別れたよ」

⏰:09/11/11 02:14 📱:F902iS 🆔:eMCq86Qo


#603 [ゆうと]
「……………」

「……………」

「…ホントに?」

「ホントに」

「なんで?いつ?」

「最近だよ。俺の努力不足(笑)」

「え?フラれたの?」

「うん(笑)」

「あら、そう…」

「そうなんですよ」

⏰:09/11/11 02:18 📱:F902iS 🆔:eMCq86Qo


#604 [ゆうと]
「あ…なんかあたし、最悪なこと質問しちゃったんだね。ごめん」

「別にいいよ(笑)もう終わったことだし」

「あら♪いつの間にそんな成長したの?(笑)」

「おかげさまで(笑)」


信号待ち…

アキナは俺の腰に手を回した。

「落っこちそうになるからさ(笑)こうさせて…」

⏰:09/11/11 02:22 📱:F902iS 🆔:eMCq86Qo


#605 [ゆうと]
K市中心部に入るまで、デコボコした坂道を駆け下りないといけない。

アキナは必死にしがみついている。

「今コチョコチョしたら、あたしら死ぬかな?(笑)」

「やってみれば?(笑)」

「やだー♪恐いもん♪」

「なんだそりゃ(笑)」

「ってか…ねぇ、股が痛いんだけど(笑)」

⏰:09/11/11 02:34 📱:F902iS 🆔:eMCq86Qo


#606 [ゆうと]
キキーッ

思わず急ブレーキをかけてしまった。

「…今何て言った?(笑)」

「え?痛いのよ。股がさ…ほら、ここ」

「指差さなくても分かるから(笑)」

「だってガタガタ揺れるから痛いんだもん。タオルかなんか敷いとけばよかったなぁ…」

⏰:09/11/11 02:38 📱:F902iS 🆔:eMCq86Qo


#607 [ゆうと]
俺は中に着ていたタンクトップを脱いだ。

「ちょっと降りて」

ちょうどいいサイズにたたんで置いた。

「いいの?これ…」

「NIKEだぞNIKE!ありがたく座れよ!」

「…やったぁ♪ありがとう♪これで股が守られる♪」

「声デカいって(笑)」

⏰:09/11/11 02:41 📱:F902iS 🆔:eMCq86Qo


#608 [ゆうと]
お姫様フェイスのアキナは、気取ることを知らない。
周りからどんなに、

「可愛いー♪」
とか
「美人♪」
とか言われても、素のままで人と接している。

そこがモテる要素なのかなぁ?って思う。


K市に入った。
相変わらずにぎやかだ。

⏰:09/11/11 02:47 📱:F902iS 🆔:eMCq86Qo


#609 [ゆー]
読み始めたらめちゃくちゃはまって一日で全部読みました続きがめちゃくちゃ気になります

頑張って下さい

⏰:09/11/11 03:45 📱:SH03A 🆔:6Ujo/EA6


#610 [ゆうと]
>>609
ゆーさん

マジすか?
ありがとうございます(^^)v
所々に誤字脱字があるんですけど、スルーしてもらえるとありがたいっす(´_ゝ`)

また更新していくんで、読んでもらえたら嬉しいっす

⏰:09/11/11 14:29 📱:F902iS 🆔:eMCq86Qo


#611 [ゆうと]
(続き書きます♪)

カラオケ店に入った。
意外に人は少ない…
部屋はすぐに開いて、歌う準備をした。

しかも、この部屋は前に彩乃達と来た部屋じゃないか…
胸が熱くなる。
あんな女…とか思ってるくせに、やっぱり思い出が強すぎる…


「ユウト!歌って元気出さなきゃ♪ね?」

⏰:09/11/11 14:45 📱:F902iS 🆔:eMCq86Qo


#612 [ゆうと]
隣に座ったアキナがマイクを差し出す。

「…ありがとう」
俺は笑ってマイクを受け取った。

「じゃあ、一番目に小林佑翔が歌いまぁす!ちょっとミクさん!聞いてますかぁ?(笑)」

アキナが場を盛り上げてくれる。

「聞いてるよ。OLなんてやってらんないよねぇ?」
酔ってますね…

⏰:09/11/11 15:00 📱:F902iS 🆔:eMCq86Qo


#613 [ゆうと]
『純恋歌』 湘南乃風

(この時は純恋歌流行ってました)

いつもは上手く歌おうとする俺だけど、今日はメロディーを忘れない程度に叫んで歌った。

叫んで辛いことは忘れようという魂胆だ。
ユウキもミクさんもアキナも盛り上げてくれた。

「OLなんてうんこようんこ〜♪」
ミクさんやっぱり酔ってますね…

⏰:09/11/11 18:53 📱:F902iS 🆔:eMCq86Qo


#614 [ゆうと]
俺が歌い終わると、ミクさんがマイクを持った。

「なぁ、ユウト」

「何?」

「ミクもさ、就活…ダメだったんだよ。何社か受けたけど、全部不採用でね」

「…そーなのか?」

「うん。だからミクもいろいろ辛いみたいでさ。普段はそんな一面見せないけどね」

⏰:09/11/11 18:59 📱:F902iS 🆔:eMCq86Qo


#615 [ゆうと]
全く気付かなかった…
ミクさんは、俺を元気付けようといろいろしてくれてたのに…
今日のこのカラオケも、俺のためだったのに…


ミクさんは、全然辛そうな顔を見せない…
それに比べて、俺はどうだ…?
恋愛でつまずいたくらいで、平気でこんな弱々しい姿見せて…

目の前のミクさんは、そんな辛さを感じさせない。
俺は自分が情けなくなった…

⏰:09/11/11 19:06 📱:F902iS 🆔:eMCq86Qo


#616 [ゆうと]
一刻も早く彩乃のことを忘れようとは思わない。
けど、彩乃のことでクヨクヨするのは止めよう!そう心に決めた。
辛いことがあったら、笑ってみよう…




そう考えると、不思議と心が軽くなった。
だから、今は笑ってみよう!

⏰:09/11/11 22:19 📱:F902iS 🆔:eMCq86Qo


#617 [ゆうと]
今、目の前で歌っているミクさんの『倖田來未』を盛り上げることに専念した。

ユウキも俺も、ミクさんもアキナも、バカみたいに盛り上がった。


あいつの笑顔がすべてじゃない…
今こうやって、分かち合った笑顔が溢れてるんだから…

あ…
俺今めちゃくちゃ臭いセリフ言ってる…

⏰:09/11/11 22:25 📱:F902iS 🆔:eMCq86Qo


#618 [ゆうと]
アキナが歌う…

大塚愛がくそ上手い!

『甘えんぼ』『大好きだよ』『金魚花火』定番の『さくらんぼ』

鳥肌が立つくらい上手かった!
ユウキが「西川可愛い〜♪」
なんて言うと、ミクさんは「お前帰れ!」とか言って嫉妬して喧嘩して…

10分後には2人でデュエットしてたけど…

⏰:09/11/11 23:57 📱:F902iS 🆔:eMCq86Qo


#619 [ゆうと]
しばらくすると、音楽がかかってミクさんにマイクを渡された。

『大事MANブラザーズ』

…誰?

「ユウト、一緒歌うよ!」
「え?俺知らないっすよ(笑)」

「聞いとけば分かる!ほら、始まるよ♪」

♪♪♪♪♪♪♪♪

⏰:09/11/12 00:00 📱:F902iS 🆔:px5/szTQ


#620 [ゆうと]
「負けないこと投げ出さないこと逃げ出さないこと信じ抜くこと♪ダメになりそうな時、それが一番大事」


分かった!

「ね?分かったでしょ?」
「分っかりました♪」

これは、今の俺とミクさんの応援歌だ!
ちょっと前に流行った歌だけど、これは知ってる。
高校の試合の時、よそのチームが応援歌として歌ってたから!!

⏰:09/11/12 00:04 📱:F902iS 🆔:px5/szTQ


#621 [ゆうと]
歌詞を胸に刻むように、マイクを回して全員で歌った。

こんな単純なことだけど、俺は吹っ切れた。
もう笑える!
過去は振り返らない!
あいつに何を言われたって、せせら笑ってやる!

ミクさんも笑ってる。
笑うってホントに大事なことなんだな…
気持ちが全然違う。

少し強くなれたかな?

⏰:09/11/12 00:10 📱:F902iS 🆔:px5/szTQ


#622 [ゆうと]
どんちゃん騒ぎで、気が付けば明け方だった…

「今日学校じゃん…」

うつろな目をしたユウキがボソッと呟いた。

「一気に現実に戻ったわ…だりぃ…」

うつろな目をしたアキナが呟いた。

とりあえず寮に帰らないと…
行きと同様に、アキナを後ろに乗せてチャリをこいだ。
捻挫した足は地味に良くなってた♪

⏰:09/11/12 00:15 📱:F902iS 🆔:px5/szTQ


#623 [ゆうと]
大学の講義が始まった。

俺…
なんか肝心なこと忘れてる気がする…
なんだろう…?

でも眠くて、講義内容も頭ん中に入ってこない…眠っ…
隣を見ると、アキヒロもうつらうつらしてる。
しかも白目むいてやがる!
笑いと眠さをこらえるなんて最悪だ…
アキヒロ…
頼むから、鼻に刺さってるボールペンなんとかしてくれ…

⏰:09/11/12 00:26 📱:F902iS 🆔:px5/szTQ


#624 [ゆうと]
講義が終わる。
ノートを見るけど、何書いてるのか読めない…

後でアキナにでも見せてもらおう。

アキヒロと学食に向かった。
アキナとチヒロが向かい合って座ってる。


アキヒロの様子がおかしい…
アキナとチヒロを見るなり、ニヤニヤしだした…

⏰:09/11/12 00:31 📱:F902iS 🆔:px5/szTQ


#625 [ゆうと]
そっか。
こいつアキナのことが好きだったんだな…




「あ、アッキー♪」

アッキー?
え?え?誰に言ってんの?

「よ♪チーズ♪」

チーズ?
え?何これ(笑)

キョドってる俺はアキナに呼ばれた。

⏰:09/11/12 00:35 📱:F902iS 🆔:px5/szTQ


#626 [ゆうと]
「あんたキョドりすぎ(笑)」

「だって…何今のアッキーとチーズって…(笑)」

「聞いてないの?土井とチー(チヒロ)最近付き合い始めたんだよ(笑)」

「そんなん聞いてねーよ(笑)え?マジで?なんかウケる(笑)」

「土井とかあたしに告ってきた次の日にチーと付き合いだしたからね(笑)」

⏰:09/11/12 00:39 📱:F902iS 🆔:px5/szTQ


#627 [ゆうと]
「お前告られたの?(笑)」

「うん。けどフッちゃった(笑)土井は友達以上には見れなくてさ」

「そうなんだ。なんかウケるな(笑)アキヒロがね〜…へぇ〜…」

「あ、そうだ!ねぇ、今さっきの講義のノート見せて♪」

「え?眠すぎて何書いてるか分かんねーよ(笑)俺アキナに見せてもらおうと思ったんだけど」

⏰:09/11/12 00:44 📱:F902iS 🆔:px5/szTQ


#628 [ゆうと]
「残念!あたしさっきの講義はずっと寝てました♪」

「うそ?!でも顔伏せてなかったじゃん」

「肘ついてペン持ったまま寝てた(笑)」

「マジ?珍しいことがあるんだな(笑)」

「そう?オールはさすがにきつかったわ。でも楽しかった♪」

「またみんなで行こうな」

⏰:09/11/12 00:49 📱:F902iS 🆔:px5/szTQ


#629 [ゆうと]
「うん♪あ、ねぇ!ユウトさ、どうだった?テストの結果」

「テスト?」

「前期のテストよ♪1号館の渡り廊下の掲示板見てないの?」

「…見てない。もう結果出てんの?」

「だいぶ前にね(笑)ちなみに、あたしは赤点0♪」

そうだ!
思い出した!
肝心なこと…テストだ!

⏰:09/11/12 00:57 📱:F902iS 🆔:px5/szTQ


#630 [ゆうと]
「アキナ!俺、掲示板見てくる!」

「今から?昼どうすんの?」

「後で食う!」

…なんて肝心なことを忘れてたんだ…
あんだけ気にかけてたのに…


1号館は事務室の前だ!掲示板とか入学式以来見てねぇ…

ダッシュで走った!
…見えてきた!

⏰:09/11/12 01:03 📱:F902iS 🆔:px5/szTQ


#631 [ゆうと]
『3ーA 環境』
『2ーC 情報』
『1ーB 国際』

いろいろ貼られてる…
多すぎて見つかんねー…

俺は『1ーA 経済』

…あった!

一番に目がいったのは数学…
字が小さすぎて目ぇチカチカする…



あった!俺の番号…
合格…だ!

⏰:09/11/12 01:09 📱:F902iS 🆔:px5/szTQ


#632 [ゆうと]
マジ?
数学合格?
今まで算数・数学60点以下の俺が…
60点以上取って合格だ!
俺は忌々しいxとyに勝ったんだ!
公式バンザイ!


信じられない
生きててよかった!
辛いことばかりじゃなかった!

他の教科全部見たけど、赤点0だ!

⏰:09/11/12 01:16 📱:F902iS 🆔:px5/szTQ


#633 [ゆうと]
めちゃくちゃ嬉しい♪
サイコーだ♪
合格…なんていい響きなんだ!




…でも!
数学を教えてくれたのは先生じゃない…
彩乃だ…
寝ないでずっと付き合ってくれてた…
一瞬心がズキンと痛んだ…

「…お礼だけでも言っとかないとな」

⏰:09/11/12 01:26 📱:F902iS 🆔:px5/szTQ


#634 [ゆうと]
練習終了後…

俺は彩乃の部屋に行った。

ピンポーン…






しーん…

え?いないの?


「ユウト君、今日から彩乃さんいないよ」

⏰:09/11/12 01:30 📱:F902iS 🆔:px5/szTQ


#635 [ゆうと]
後ろを見ると、チヒロが立ってた。

「え?今日からいないって…どういうこと?」

一瞬ドキッとした。

「就活で地元に帰ってるんだって…たぶん2週間くらいは帰ってこないはず」

「地元って…A県まで帰ったってこと?」

「らしいよ。今日の練習前に先輩達がそうやって言ってた」

⏰:09/11/12 01:33 📱:F902iS 🆔:px5/szTQ


#636 [ゆうと]
知らなかった…

俺は部屋に戻った。
2週間か…長いな。
今すぐにでも伝えたい…

電話しよっかな?
でもあいつ、俺の番号とか消してるだろうな…



とにかくお礼を言いたい…
ちょっと電話してみよっかな?
よし…

⏰:09/11/12 01:39 📱:F902iS 🆔:px5/szTQ


#637 [ゆうと]
プルルルルル…
プルルルルル…
プルルルルル…
プルルルルル…

出ない…?
ガチャッ

「…もしもしぃ?」

「もしもし?俺だけど」

「ああ、あんたか…どうしたの?」

あんた…か。
この前から思ってたけど、もう名前で呼んでくれないんだな…

⏰:09/11/12 01:42 📱:F902iS 🆔:px5/szTQ


#638 [ゆうと]
「いや、大した用はないんだけどさ」

「何?」

「数学のテスト合格したよ!」

…ザワザワザワザワ

電話の向こうはざわついてる。

「…聞こえない。何?」

「だからテスト!数学合格したよ」

「何?聞こえな…ん?電話!元カレから(笑)」

⏰:09/11/12 01:45 📱:F902iS 🆔:px5/szTQ


#639 [ゆうと]
向こうで誰かと話をしてるようだ。

「もしもし?彩乃…」
「…………」

聞こえてないのか?

「もしもし?お〜い」


「…ああ、もしもし?」
彩乃の声じゃない…
知らない男の声だ…

「え?誰ですか?」
「なんでお前に名乗らなきゃなんねーんだよ、オレが!」

⏰:09/11/12 01:48 📱:F902iS 🆔:px5/szTQ


#640 [ゆうと]
は?
意味分かんねー…

「いや…じゃなくて、彩乃は?」

「アヤに未練があって電話してきたんか?」

「じゃなくて、お礼言いたくて…」

「…ハハ(笑)未練ありありのようだな(笑)そういう言い訳してアヤに近づくつもりか?」


ミクさんが部屋に入ってきた。
この状況なのに…ヤバい…

⏰:09/11/12 01:53 📱:F902iS 🆔:px5/szTQ


#641 [ゆうと]
「…ユウト?電話誰…?どうしたの?」

ミクさんは俺の表情から何かを察したように聞いてきた。

「アヤに電話かけるんだけど、通話中みたいで…もしかして、その電話アヤ?」

俺は小さくうなずいた。向こうからは、知らない男が口うるさく怒鳴っている。
ミクさんが俺のケータイを取り上げた。

⏰:09/11/12 01:56 📱:F902iS 🆔:px5/szTQ


#642 [ゆうと]
「もしもし?あたし、アヤの友達だけど…」

「さっきのガキは?俺が怖くて逃げたのか?(笑)」

「勘違いも程々にしときな。アヤに用事あるから、変わってよ」

「あのガキとお前つるんでんだろ?アヤは変わりたくないってさ♪」

「いいから変われやジジイ」

「んだとコラ!女だから優しくしときゃ、てめ…」

⏰:09/11/12 02:01 📱:F902iS 🆔:px5/szTQ


#643 [ゆうと]
「誰が優しくしろって頼んだ?ビビってんのそっちじゃん(笑)いいからアヤ出せやコラ」


「出せねーって言ってんだろ、このクソ女!」

「だから何ビビってんのってば(笑)何あんた、誘拐犯かなんか?アヤ取られるのが怖いんでしょ?ごめんだけど、こっちはその気全然ないんで(笑)ただのヤボ用ですよ♪」

「調子に乗りやがって…」

⏰:09/11/12 02:06 📱:F902iS 🆔:px5/szTQ


#644 [ゆうと]
「言う言葉がなくてそれ?(笑)あたし、おれおれ詐欺取り締まるみたいな電話したくないんだけど…(笑)」

「何がおれおれ詐欺だ!バカにしてんじゃねーぞ、死にてーのか?今から殺しに行こうか?(笑)」

「ガキ丸出し発言止めたら?(笑)脅迫されたってことで警察にでも行こうか?この電話録音中だからさ♪」

ミクさんはペロッと舌を出して笑っている。

⏰:09/11/12 02:12 📱:F902iS 🆔:px5/szTQ


#645 [ゆうと]
しばらく沈黙が続く…

ミクさんの表情が変わった…
ミクさんは俺を呼んで、受話器に耳を近づけるように指示した。



「…もしもし?」

「…ねぇ、あんた何してんの?誰?今の男…」

「…あたしの彼氏になりたいって言ってるヤツ」

「付き合ってんの?」

⏰:09/11/12 02:17 📱:F902iS 🆔:px5/szTQ


#646 [ゆうと]
「…付き合ってない」

「ってか、何考えてんのあんた…自分が何したか分かってんの?」

「ちょっとしたイタズラ…(笑)」

「付き合ってもない男出して、ユウトを傷つけようとでもしたワケ?」

「いや、そんなんじゃないよ(笑)」

「じゃあ何?説明しなさいよ」

⏰:09/11/12 02:21 📱:F902iS 🆔:px5/szTQ


#647 [ゆうと]
「地元の仲良しグループと飲んでんのよ、今♪」

「で?酔った勢いとか言い訳するんじゃないでしょうね…」

「酔ってるけど、そんなんじゃないよ(笑)」

「とにかく外出てよ。ザワザワしてて聞きづらいから」

「わかった」

⏰:09/11/12 02:25 📱:F902iS 🆔:px5/szTQ


#648 [ゆうと]
向こうのざわつきは聞こえなくなった。

「ってか、要件だけ話してよ。あたしも暇じゃないし」

「その前に答えなよ。なんであんなことしたの?」

「元カレから電話って言ったら、そいつキレちゃってさ(笑)お酒も入ってるし」

「そいつ何歳?随分常識のない人みたいだけど…33歳?」

⏰:09/11/12 02:32 📱:F902iS 🆔:px5/szTQ


#649 [ゆうと]
「友達の彼氏の友達なんだって♪友達があたしを駅まで迎えにきた時、そいつも一緒にいたんだけど、あたしに一目惚れしたんだって(笑)」

「あっそ。そいつとあんたが付き合うのか知らないけど、これだけは伝えときな。いい歳こいたオッサンがそんな言葉遣いじゃ、社会じゃ通用しませんよって…」

「余計なお世話!とか言ってキレられそう(笑)…で、あたしに用事って何?」

⏰:09/11/12 02:38 📱:F902iS 🆔:px5/szTQ


#650 [ゆうと]
「就活で地元に帰るっていう報告がなかったって、監督がキレてたよ。あんたキャプテンなんだから、その辺しっかりしないと後輩に示しがつかないじゃん」

「引退してるのに?うざっ(笑)」

「引退してても、そういうやり取りは必要でしょ」

「すいませんって伝えてて(笑)んで、後は?」

ミクさんは俺にケータイを渡した。

⏰:09/11/12 02:41 📱:F902iS 🆔:px5/szTQ


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