ペアリング
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#701 [ゆうと]
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⏰:09/11/13 02:30 📱:F902iS 🆔:/NJm.dew


#702 [ゆうと]
家に着いたのは、もう夜が遅かった。

何十年も家にいなかったワケじゃない…
なのに、なんでこんなに懐かしく感じるんだろう…

ここの柱って、こんなに傷があったっけ?
風呂場ってこんなに狭かったっけ?

ウロウロしてると、

「お兄ちゃんお帰り♪」

妹がリビングにいた。

⏰:09/11/13 02:36 📱:F902iS 🆔:/NJm.dew


#703 [ゆうと]
「お前、また背ぇ伸びた?」

「伸びてないよ(笑)気のせいじゃない?」

俺の中の感覚が違うのか…?

「里菜(妹)ね、ユウトが帰ってくるの楽しみにしてたんだよ♪」

母さんに言われた。

「寂しかったんだな(笑)」
「んなワケない(笑)」
里菜…強くなったな…

⏰:09/11/13 02:40 📱:F902iS 🆔:/NJm.dew


#704 [ゆうと]
実家に帰ってきても、ユウキやミクさん達とは普通にメールや電話をしてた。

「家着きました♪」

「長旅だったね。お疲れ様♪」

ミクさん達に、家に着いたという報告メールを送った。


左手に書かれだ絆"を見た…
アキナ…どういう意味でこれを書いたのだろう…

⏰:09/11/13 02:45 📱:F902iS 🆔:/NJm.dew


#705 [ゆうと]
翌日からは就活に入った。
ダラダラしている暇はない…

けど、仕事なんて簡単に見つかるもんじゃない。

根っからの体育会系の俺には、座りっぱなしの事務業なんて向いてないし、接客業なんて作り笑いすらできない…

アルバイトより、正社員を優先して探した。

⏰:09/11/13 10:35 📱:F902iS 🆔:/NJm.dew


#706 [ゆうと]
しばらくは就活に専念していた。

けど、なかなか見つからない…

「来年の公務員試験でも受けてみれば?」

親はそう言うけど、俺の頭じゃ無理な話だ。
だって数学とかうんこだし…

大学辞めたはいいけど、仕事とかまったく決めてないじゃん…

何やってんだ俺…

⏰:09/11/13 10:40 📱:F902iS 🆔:/NJm.dew


#707 [ゆうと]
就活して半年…


ついに仕事が決まった。しかも正社員!

俺みたいなうんこ野郎でも、半年頑張った甲斐があった。


ただ、地元じゃなくて県外だけど…


早速引っ越しやらなんやら終わらせて、入社に向けて準備をした。

⏰:09/11/13 10:44 📱:F902iS 🆔:/NJm.dew


#708 [ゆうと]
そういえば、K大の卒業式を終えたミクさんから写メが届いてたな…

「おめでとうございます」
しか送ってないし、写メとかちゃんと見てないや…

とりあえず保存はしておいた。



んで、入社して間もない頃にユウキから電話が入った。

⏰:09/11/13 10:48 📱:F902iS 🆔:/NJm.dew


#709 [ゆうと]
入社おめでとう!の電話でもしてくれたのかな♪


「もしもーし♪」

「…ユウト。元気だった?」

「全然元気だけど♪久しぶりだな!」

「…まぁな…」


ユウキと連絡を取ったのは久しぶりだった。
…でも、いつものユウキじゃないことはすぐに分かった。

⏰:09/11/13 10:52 📱:F902iS 🆔:/NJm.dew


#710 [ゆうと]
「どした?なんか元気ないじゃん。ミクさんと喧嘩でもしたか?(笑)」

「…ユウト」

「なんだよ(笑)」


電話の向こうはザワザワしていた。
忙しそうな感じ…


グスンッ…



「ユウキどうした?なんかあったのか?」

⏰:09/11/13 10:55 📱:F902iS 🆔:/NJm.dew


#711 [ゆうと]
「……………」

ユウキは何もしゃべらなくなった。

俺は間を置いて待ってみた。


「……………」

鼻をすする音しか聞こえない。

「ユウキ…どうした?」




「ユウト…落ち着いて聞いてな…上田さんな…昨日亡くなったんだ…」

⏰:09/11/13 10:59 📱:F902iS 🆔:/NJm.dew


#712 [ゆうと]
「え?何言ってんの…?」


胸がジワッと熱くなった…
何を言ってるか理解できない…
ユウキは「…亡くなった」と言った後、鼻をかみながら号泣しだした…

「ユウキ…今、言ったこと…嘘だよな?」

嘘だと言って笑ってくれ…
冗談きついぞ(笑)って言わせてくれ…

⏰:09/11/13 23:19 📱:F902iS 🆔:/NJm.dew


#713 [ゆうと]
電話の向こうでゴソゴソ聞こえる。

「ユウト?あたしだけど…」

「ミクさん…」

「ごめんね、いきなり…」

「ミクさん、ユウキが今言ったことって…嘘ですよね?」

「いや…嘘じゃないよ」

胸をかきむしられた気持ちになった…

⏰:09/11/13 23:22 📱:F902iS 🆔:/NJm.dew


#714 [ゆうと]
「昨日、仕事帰りにガードレールにね…車で突っ込んで…フロントガラス原型とどめてなくて…即死…」


「……嘘だ!あいつがそんな事故なんて起こすはずがない!絶対に嘘だ!」

「ユウト!嘘だったら、もっとまともな嘘ついてるわよ!頼むから落ち着いて聞いて…」

「絶対に嘘だ!ミクさん!嘘って言えよ!頼むから嘘だって言ってよ!」

⏰:09/11/13 23:30 📱:F902iS 🆔:/NJm.dew


#715 [ゆうと]
「ユウト!お願いだから…落ち着いてよ…」

ミクさんも泣いている。

「…ミクさん…ミクさんは今…どこにいるんですか?」

「アヤの実家」

「…A県?ってこと?」

「そうだよ…監督と、あたしらの代の女バスと、男バスの代表だけ来たんだ…」

⏰:09/11/13 23:36 📱:F902iS 🆔:/NJm.dew


#716 [ゆうと]
「……………」

彩乃…
もうこの世にいないってこと…?
もう二度と会えないってこと…?

でも、まだ半信半疑だ…自分の目で確かめてもいないのに、そんなこと認められるわけないだろ!

「ミクさん…1回…電話切っていいすか?」

「なんで?」

「行きます、A県…」

⏰:09/11/13 23:40 📱:F902iS 🆔:/NJm.dew


#717 [ゆうと]
A県とか、まったく知らない地だ…
遠征とかで行ったくらいだ。
土地勘もないし、地理力0の俺だけど…


でも、今は行かなきゃ…

嘘だってこと証明しなきゃ…


俺は会社の休みをとって、仕事に行く時と逆の電車に乗った…

⏰:09/11/14 00:41 📱:F902iS 🆔:SsIHbRfA


#718 [ゆうと]
財布とケータイだけを持って、飛び出してきた…

駅に着くたびに、ミクさんにメールして場所を聞く。
ホームに着いたら、乗り換えで新幹線に乗る…
到着したら、また乗り換えで電車に乗る…

半日はかかった…
俺んとこが田舎だから、交通の便が不便なんだ…
でも、放心状態だったのかな…?
あっという間にA県に着いた気がする…

⏰:09/11/14 00:48 📱:F902iS 🆔:SsIHbRfA


#719 [ゆうと]
でも、あいつの家がどこか分からない…

ミクさんが目印の店を教えてくれた。
猛ダッシュで向かった…
気が狂ったかのように足が動く…
涙は出ない…
なんで…?
俺の中のあいつは、まだ生きてるから…



もうすぐだ…

黒いスーツ姿のミクさんが見えた…

⏰:09/11/14 00:52 📱:F902iS 🆔:SsIHbRfA


#720 [ゆうと]
「ユウト!」

無表情のミクさんが手を振る。
ガクガクの足でミクさんに近づいた。

「あんた…よくここが分かったね」

「なんとなく…勘で…」
息が苦しい…

「彩乃は?」

「…………こっち」

ミクさんについて行く。約10分間、無言…
そして、俺は足が止まった…

⏰:09/11/14 00:57 📱:F902iS 🆔:SsIHbRfA


#721 [ゆうと]
葬祭場…

黒い喪服に身を包んだ人間が出入りしていた。


目線の先には、



『故・上田 彩乃』



の文字…

その文字を何度も読み返した…
何度も何度も…

⏰:09/11/14 01:01 📱:F902iS 🆔:SsIHbRfA


#722 [ゆうと]
ミクさんが俺の腕を掴んだ。
ビクッとした…


「行くよ…ユウキ達が中にいる」


足を前に進めた。

中に入る…
お通夜…

入り口の右側には、あいつの遺品…
左にはモニターがある。

⏰:09/11/14 01:06 📱:F902iS 🆔:SsIHbRfA


#723 [ゆうと]
モニターには、白い箱をメインとして映し出されていた。
すぐに目をそらした…


それが棺って分かってたから…
ただ認めたくなかったんだ…

遺品を見ようとする…

ミクさん達元4年生、ユウキ、アキヒロが出てきた。

「あ、ユウト…」

アキヒロが呟いた。
うつろな目つきだった…

⏰:09/11/14 01:11 📱:F902iS 🆔:SsIHbRfA


#724 [ゆうと]
「バカ!遅ぇよ!」

ユウキに怒鳴られた。

「…………」

言葉が出なかった。


それを見ていた小柄な女性、2人の男が近付いてきた。

「ミクのお知り合いの方々でしょうか?私、上田彩乃の母親です」

小柄な女性は、彩乃のお母さんだった…

⏰:09/11/14 01:17 📱:F902iS 🆔:SsIHbRfA


#725 [ゆうと]
そういえば、さっきミクさんと、この『お母さん』は入り口で話をしていた…
ミクって呼んだってことは、家族ぐるみで仲良しだったっていうのが読み取れる。

俺は頭を下げた。

「彩乃の兄の弘樹、弟の健太です」

彩乃のお母さんが名前を言った後、後ろに立っていた2人が頭を下げた。
お母さんの目は腫れていた…

⏰:09/11/14 01:22 📱:F902iS 🆔:SsIHbRfA


#726 [ゆうと]
すぐに思い出した…

前、彩乃が『お父さん』の話をした時に、兄弟がいるって言ってたな…


そう思いながら、遺品や写真を見た。
久しぶりに見る彩乃の笑顔、小さい頃の写真…


「あ!これ…」

俺は叫んだ。

「何?どうしたの?」

ミクさんが俺の横に並んだ。

⏰:09/11/14 01:27 📱:F902iS 🆔:SsIHbRfA


#727 [ゆうと]
遺品として置かれていたのは、薄いピンク色の指輪…

あの時、俺があげた『ペアリング』…

なんでここにあるんだ…?

彩乃のお母さんが話しだした…

「家で料理を作る時以外は、ずっとこの指輪をしてましたよ。一番のお気に入りだったみたいで、今日、ここに置かせていただきました」

⏰:09/11/14 01:31 📱:F902iS 🆔:SsIHbRfA


#728 [ゆうと]
泣き崩れた…


俺と別れてから、絶対に捨てただろうって思ってたから…

そういえば、いつかあいつは言ってた…

『あたし指輪もらうの初めてだよ♪』って…

あの時の彩乃の笑顔は最上級だった。
あの笑顔をすっかり忘れてた…

俺、ホントにバカだ…

⏰:09/11/14 01:38 📱:F902iS 🆔:SsIHbRfA


#729 [ゆうと]
あいつの顔には、白い布がかけられていた。

事故の衝撃で、見れないくらいの顔になってたからって…

もう、あの可愛い笑顔は二度と見られないんだ…

彩乃…
頼むから、また笑ってくれ…
また喧嘩しようや…
俺にビンタしてくれよ…また「腕枕♪」って言ってよ…
頼むから…

⏰:09/11/14 01:45 📱:F902iS 🆔:SsIHbRfA


#730 [ゆうと]
明日が葬式だという…
俺達は葬儀場を出た。


泊まる所は、大川監督が用意していたから困らなかった。
俺…黒いスーツなんて持ってきてない…

そう言うと、彩乃のお兄さん・弘樹さんが貸してくれた。

本当はこんなスーツ着たくないよ…

⏰:09/11/14 01:50 📱:F902iS 🆔:SsIHbRfA


#731 [ゆうと]
翌日…
俺は一睡もすることなく、準備をした。
眠れるワケがない…

ただボーっとしてる状態…

葬儀場に着いた…



葬儀開始…

お経…お焼香…
それだけは覚えてる。
後はなんも記憶にない…

⏰:09/11/14 01:54 📱:F902iS 🆔:SsIHbRfA


#732 [ゆうと]
「皆様…外の方で…」

式が終了して、こんなアナウンスが流れたかなぁ…

ミクさんは俺の肩を抱いて、外に連れていってくれたみたいだ…

棺が運ばれて、黒い車に乗せられ、最後に長いクラクション…

これって、ドラマやニュースの世界だけじゃないのかよ!
こんなのおかしい!

⏰:09/11/14 01:58 📱:F902iS 🆔:SsIHbRfA


#733 [ゆうと]
黒い車が見えなくなった…

俺は泣き叫んだ。

「彩乃ー!」

その場に泣き崩れた。
弘樹さん…スーツ汚しちゃってすみません…

もう二度と会えない…
あの笑顔…
ペアリング…

ダメだ…
考えれば考えるほど、涙しか出てこない…

⏰:09/11/14 02:01 📱:F902iS 🆔:SsIHbRfA


#734 [ゆうと]
泣きまくった後は放心状態だった…
だって本当に記憶がないんだ…

唯一覚えてるのは、

「次にユウトと会うのはいつかなーって思ってたけど、こんな辛い場所での再開は果たしたくなかったよ…」

っていうアキヒロの言葉…

K大組は式が終わってから、しばらくして帰っていった。

⏰:09/11/14 02:07 📱:F902iS 🆔:SsIHbRfA


#735 [ゆうと]
スーツ返さなきゃ…
親戚だと言うおばさんにスーツを渡した…
あとクリーニング代。

俺も帰らなきゃ…

フラフラで駅まで向かった…
道分かんない…
まぁ、いいや…



家に着くまで半日以上かかった。
行きよりも時間がかかったのは、乗り間違いが多かったから…

⏰:09/11/14 02:12 📱:F902iS 🆔:SsIHbRfA


#736 [ゆうと]
ボーっとしてたんだな…
よく帰ってこれたもんだ…



ちなみに、俺はもう子供じゃない…
社会人として働いてる身だ…
だから気持ち切り替えて仕事しないと…
2日間休みもらってた分、しっかり仕事しないと…

そう思うけど、すぐボーっとしてしまう自分がいる…

⏰:09/11/14 02:17 📱:F902iS 🆔:SsIHbRfA


#737 [ゆうと]
翌日から仕事に励んだ。

思いっきり集中しないと辛さが襲ってくるから、何も考えずにひたすら仕事した。


夜は同僚の家行って酒飲んだり、くだらない雑談して1日を終えた。
そんなこんなしてるうちに、1日1日過ぎていく…

⏰:09/11/15 00:09 📱:F902iS 🆔:JA4Rjr/w


#738 [ゆうと]
あれから約2ヶ月…

彩乃の死を忘れたワケじゃないけど、なんとなく吹っ切れたような気がしてきた…

思い返してしまうと、辛くて泣いてた…
けど今は、思い出しても涙は出なくなった。

薄い水色の指輪を見ても、泣かなくなった。

強くなったとかじゃなくて、ちゃんと受け止められるようになったんだと思う。

⏰:09/11/15 00:15 📱:F902iS 🆔:JA4Rjr/w


#739 [ゆうと]
また2ヶ月が過ぎた…

ミクさんから電話がきて、K大の寮に来るように言われた…

「土日利用して来てほしい」




土曜日…

俺はK大に向かって、また電車に揺られてた。
駅に着いて、出口に向かった。

⏰:09/11/15 00:19 📱:F902iS 🆔:JA4Rjr/w


#740 [ゆうと]
逆のホームを見ると、めちゃくちゃ可愛い女の子を見つけた。

「おっ!」

思わず目を奪われてしまった…


目が合った…


俺は目をそらした…


瞬間…

「ん?!」

⏰:09/11/15 00:22 📱:F902iS 🆔:JA4Rjr/w


#741 [ゆうと]
向こうはずっとこっちを見ている…


「(可愛いなぁ…でも、どっかで見たことある気が…)」

逆のホームに電車が来た…
それで女の子が見えなくなった…


「(ま、いっか!)」

出口を出て、K大行きのバスに乗った。

⏰:09/11/15 00:25 📱:F902iS 🆔:JA4Rjr/w


#742 [ゆうと]
久しぶりに見るK市の光景…


あそこのTSUTAYAから始まったんだなぁ…
あの吉野家はユウキと行ったところだ…
auのケータイショップは、彩乃と喧嘩した次の日に行ったな…

K市にいた期間は短かったけど、思い出はたくさんある。
あの時は笑ってこの道を歩いてたけど、今はもう歩けない…

⏰:09/11/15 00:30 📱:F902iS 🆔:JA4Rjr/w


#743 [ゆうと]
K大前で信号にひっかかった…

最後に彩乃を見た場所だ…
あの時の彩乃は笑ってた…
最悪な別れ方して、もう二度と名前呼んでくれないって思ってたのに、笑って「ユウト!」って呼んでくれた…

その笑顔は、モノクロの世界へと消えていった…彩乃…
そっちでも笑っていますか?
…とか問いかけしたっけ?

⏰:09/11/15 00:37 📱:F902iS 🆔:JA4Rjr/w


#744 [ゆうと]
寮に着いた…

何も変わってないけど、なんだか懐かしい匂いがする。
隣の家のバカ犬まで吠えだした。

あの頃は「うぜぇ」とか思ってたけど、懐かしくて笑えた。


「ユウト〜♪」

ベランダ側からミクさんが出てきた。
俺はなぜかホッとして、寮の中に入った。

⏰:09/11/15 00:41 📱:F902iS 🆔:JA4Rjr/w


#745 [ゆうと]
「お久しぶりですね。ミクさんパーマかけました?」

「さすがユウト!誰も突っ込んでくれなくて寂しかったのよ〜…あ、ユウキ達ももうすぐ帰ってくるみたい♪」


一瞬、

「ミクさんって留年したっけ?」

とか思ったけど、よく考えたら、ここはユウキの部屋だ。
その隣が俺の部屋だった…

⏰:09/11/15 00:44 📱:F902iS 🆔:JA4Rjr/w


#746 [ゆうと]
「ミクさん、今何してるんでしたっけ?」

「エステの受付(笑)」

「へぇ〜」


A県での出来事がなかったって言えるくらい、ミクさんは普通だった。

俺も笑って話ができた。


…それから30分もしないうちに、ユウキが帰ってきた。

⏰:09/11/15 00:48 📱:F902iS 🆔:JA4Rjr/w


#747 [ゆうと]
ユウトは鞄を投げ捨て、ニヤニヤしながら近づいてきた。

「ユウト!久しぶりだな。生きてたか?(笑)」

「バリバリな(笑)お前こそ調子に乗って金髪かよ(笑)」

「あは(笑)たまにはいいじゃん!」

ユウキも普通だった。

その後はアキヒロを始め、男バス女バス数人が俺に会いにきてくれた。

⏰:09/11/15 00:51 📱:F902iS 🆔:JA4Rjr/w


#748 [ゆうと]
「みんな久しぶりだな〜♪なぁチヒロ、アキナは?」

笑ってたチヒロは表情を曇らせた…

「アキナね…学校辞めたんだ」


「…え?いつ?」

「先月にね…いきなり」

「……そうなんだ」

⏰:09/11/15 00:55 📱:F902iS 🆔:JA4Rjr/w


#749 [ゆうと]
そういえば、俺が大学辞めてから1、2回くらいしか連絡とってなかったな…

「今年からエースでバリバリやってたから、アキナが抜けたダメージは大きいよ」

「そうなんだ…あ、男バスも新入生いるんだろ?」

ユウキはニヤニヤしながら、
「今年は10人入ってきたぞ!イケメンは1人もいないけどな(笑)」

「んなこと誰も聞いてない(笑)」

⏰:09/11/15 00:59 📱:F902iS 🆔:JA4Rjr/w


#750 [ゆうと]
このままK大にいても、楽しくやれてたんだろうな…

なんてしみじみ思いながら、話をした。

夜はユウキ、ミクさん、俺の3人で、よく行ってた居酒屋へ行った。

昔話をしながら盛り上がる中で、彩乃の話がでた。

「今日ここにユウトを呼んだのはね…アヤのことで、まだ気持ちの整理ができてないんじゃないかって思ってさ…」

⏰:09/11/15 01:03 📱:F902iS 🆔:JA4Rjr/w


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