別れさせ屋
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#200 [歩美]
新一は立ち上がり、
私から少し離れてふり返った。

新一「俺らの仲はもう終わりだな。」


新一にそう告げられ、
私は息が止まりそうなくらい苦しくなった。
まさか新一に終わりを告げられるなんて・・・。


《今までごめんなさい。》
言葉は何も出てこなくて、
必死に心の中と頭の中で謝った。何度も何度も。
新一を傷つけたことを。

⏰:10/07/13 00:52 📱:F02A 🆔:3KdQPh0M


#201 [歩美]
新一はそのまま帰ってしまった。
私は全く動けなかった。


寒い12月の半ば。
新一に着せてもらったダウンが、ちっともあったかくなかったよ・・・。



どれくらい放心状態だったかわからないけど、ふと我にかえり、時間を見ようとポケットから携帯を取り出そうとした。

あれっ、
携帯がない。

私は携帯も持たずに出てきてしまっていた。

⏰:10/07/13 00:55 📱:F02A 🆔:3KdQPh0M


#202 [歩美]
普段片時も手放さない携帯を置いてくるほど、
新一が迎えにきた時慌ててたんだ・・・。


進藤とのことを新一に知られたことが、
そんなに私を慌てさせたんだ。


そんなに新一を失うのが、
怖かったんだ・・・。


バカな私。


寒さに震えながら、
帰宅した。

⏰:10/07/13 00:59 📱:F02A 🆔:3KdQPh0M


#203 [歩美]
家に帰り、
新一のダウンを脱ぐ。
このダウン、
どうしたらいいの。
返さなきゃ。でも、もう会えない。
家のドアにかけといたらいいの?

やだ・・・。

会って返せないなら、
このまま私が持ってたいよ。


携帯には、
着信の全てが進藤の名前。

メールも10件以上きていた。

「電話出ろよ」
「早く出てくれよ」
「新一と会ってんのか」

⏰:10/07/13 01:05 📱:F02A 🆔:3KdQPh0M


#204 [歩美]
メールを全部見終わらないうちにまた携帯が鳴り、
通話になってしまった。

私「もしもし」

進藤「はぁ。」

進藤は大きく息を吐いた。

進藤「新一が来たんだろ。
歩美と関わらないでくれって言ったからな。
俺は新一より、
歩美が大事だ。」


全然心に響かない。


私「勝手なことしないで。
もう連絡しないで。」

⏰:10/07/13 01:09 📱:F02A 🆔:3KdQPh0M


#205 [歩美]
一方的に電話を切り、
電源も切った。

もう進藤の顔なんて見たくない。もちろん付き合う気も全くなくなった。
一瞬でも進藤に揺らいだ自分が情けない。


自分がまいた種。
わかってる。
だけど違う。
全部進藤のせい。

人のせいにするしか、
今の私にはできなかった。


私はカップルだけじゃなく、
友情まで壊してしまった。

⏰:10/07/13 01:13 📱:F02A 🆔:3KdQPh0M


#206 []
おもしろい

俺も同じ考えだ

⏰:10/07/13 15:20 📱:SO903i 🆔:OUtep8aU


#207 [我輩は匿名である]
>>001-100
>>101-200
>>201-300

⏰:10/07/13 16:19 📱:SH004 🆔:6V6Ul1eE


#208 [我輩は匿名である]
イかれてる(笑)
でも読むの楽しい!
主頑張って!

⏰:10/07/13 17:26 📱:F01B 🆔:.B1b.Z.c


#209 [ゆい]
アタシも楽しみに見てるから主さん頑張って

⏰:10/07/13 18:53 📱:P02A 🆔:ob/qhhK2


#210 [我輩は匿名である]
面白いあげ(*ymy*)

⏰:10/07/14 01:49 📱:N01B 🆔:cJ6VcaIE


#211 [歩美]
私は店用の携帯から真穂に電話をした。

真穂「なんでこっちの携帯からなのー?」

私は全てを話した。

真穂はしばらく黙っていた。
なんとなく、真穂に愛想つかされたような気がした。

真穂「歩美、キツいことゆうけどゴメン。
それは自業自得だよ・・・。」

今までずっと味方でいてくれた真穂に、初めて正論を言われた。
新一と切れたことよりも辛かった。

⏰:10/07/14 21:25 📱:F02A 🆔:KBWpOK.g


#212 [歩美]
辛さは私にとって=裏切りという扱いになった。

私は真穂に裏切られたんだ。
そう取り違えた。

私「ははっ。だよねー。
じゃあねー。」

ふてぶてしい態度をとり、
一方的に電話を切った。

慰めてくれると思ったのに。
理解してくれると思ったのに。
せめて笑ってくれると思ったのに。


裏切り者。

⏰:10/07/14 21:30 📱:F02A 🆔:KBWpOK.g


#213 [歩美]
また空っぽになった。

しかも親友まで失った。

喪失感で気が狂いそうだった。頭ではわかっている。
自業自得だってこと。
わかっているからこそ、
逃げようがなかった。

こんな気持ちの時は、
とにかく異性に癒されたい。


私は良平にメールをした。


良平はすぐに返事をくれた。

たわいもないメールのやり取りで、少し気分が晴れた。

⏰:10/07/15 23:16 📱:F02A 🆔:J0NE8gtw


#214 [歩美]
――次の日も、その次の日も、店では笑ってた。

でも店以外では笑えなかった。
唯一店で笑えてたのは、
仕事だからってのと、
先輩からとった良平とメールしてるのがなんだか楽しくて。
本当に私は嫌な女。


先輩は男に困っていないはずだけど、未だに良平の思い出話をする。未練タラタラ。

そんな良平と私は、
深い仲です。

なーんて言わない。(笑)

⏰:10/07/15 23:20 📱:F02A 🆔:J0NE8gtw


#215 [歩美]
完全に空っぽになったわけじゃない。
新一の存在だって、
代わりを見つければいい。

良平が新一の存在に1番近いけど、やっぱり違う。

でも、考えないようにした。

ダウンが私の密かな宝物だった。いつか、お互い笑顔でこのダウンを返せたらいいな。
それまではサヨナラ新一。

あんたのことは、
本当は大好きだったよ。



吹っ切って、
私は携帯を新規で買い替えた。

⏰:10/07/15 23:23 📱:F02A 🆔:J0NE8gtw


#216 [歩美]
これで心機一転。

地元の子には一切新しい番号もアドレスも教えなかった。
もちろん真穂にも・・・。

1人暮らしの時に知り合った友人は、男女問わず教え、
すっかりメモリは寂しくなったけど、気分的にすっきりしていた。

新一の番号も消した。

残してたら連絡してしまいそうで怖かったから。


また実家を出ようかとも考えたけど、この暖かさはまだ失いたくなかった。

⏰:10/07/15 23:34 📱:F02A 🆔:J0NE8gtw


#217 [ゆか]
相当性格悪いけど(笑)
面白い
頑張って完結してください

⏰:10/07/16 12:23 📱:SH905i 🆔:tLFrH.Ro


#218 [歩美]
7≫真穂の秘密。


――あれから2年が過ぎた。

この2年はわりとおとなしく過ごしていた。
店も変わりなく続け、
時々良平や他の男と過ごしていた。
刺激なわけでもないし、
安心や安泰こそなかったけど、それなりに充実していた。

変わったことと言えば、
お姉ちゃんが帰ってきたこと。

まだ産まれて間もない子と2人で。
そう。離婚。

⏰:10/07/17 08:41 📱:F02A 🆔:88bOD.Lg


#219 [歩美]
どうやら旦那の浮気癖と金銭トラブル。
お母さんとお父さんはお姉ちゃんが孫と帰ってきて、
とても嬉しそうだった。

実家で一緒に暮らすことになり、私も嬉しかった。

名前は美優(みゆう)
かわいいかわいい女の子。

お姉ちゃんは、
「バツついちゃったけど、美優の母親になれて幸せ」
だって言って、
特に悲しそうでもなく、
元気なお姉ちゃんだった。
離婚してスッキリしたみたい。

⏰:10/07/17 08:46 📱:F02A 🆔:88bOD.Lg


#220 [歩美]
神様の前で愛を誓っても、
終わるときは終わる。


だから私は誓いや約束なんてもう嫌い。


お姉ちゃんが帰ってきたことで、実家はまた明るくなった。


お兄ちゃんは仕事ばかりしてる。
仕事といっても、
ドロドロになって帰ってくる力仕事。
お兄ちゃんには向いてる。
週末はアウトドアで、
ほとんどいない。
彼女はいるかいないかよくわからない。

⏰:10/07/17 08:51 📱:F02A 🆔:88bOD.Lg


#221 [歩美]
そんなこんなで、
私の家族はそれなりに楽しくやっている。

お姉ちゃんにだけは、
本当の仕事のことを話した。
両親にもお兄ちゃんにも隠していることも。

お姉ちゃんは、
相変わらずの笑顔で、
「大変な仕事なのに、よく頑張ってるじゃん!」
と認めてくれた。
なんて素晴らしい姉なんだろう(笑)


お姉ちゃんが帰ってきて、
時々2人で出かけたりするようになった。

⏰:10/07/19 12:44 📱:F02A 🆔:TG6Cm0SM


#222 [歩美]
姉「そーいえば、
真穂ちゃんは元気?」

真穂と私が親友だってことはお姉ちゃんも昔から知ってた。
でも、『親友だった』という今の私たちのことは知らない。
いくら姉妹とはいえ、
話す気はなかった。

私「元気だよっ!
なんか大学に進学したから忙しいみたい!」


本当は真穂のことなんて知らないよ。
大学に進学したってことは、
お母さんが近所の母親たちから噂で聞いたっていってたから。

⏰:10/07/19 17:04 📱:F02A 🆔:TG6Cm0SM


#223 [歩美]
本人から聞いたわけじゃないから、事実かどうかなんてわかんない。
どーだっていい。
あんな裏切り者。
適当に男にヤラれて捨てられればいいんだ。
そんな最低な事を考える程、
私にとって真穂は絶縁の相手だった。


だけど、
《真穂が私と連絡をとりたがっている》
という噂が入ってきた。


ある日突然、
お兄ちゃんから。

⏰:10/07/19 17:08 📱:F02A 🆔:TG6Cm0SM


#224 [歩美]
私が店から帰宅し、
お風呂に入って寝る時間にお兄ちゃんは仕事に行く。

だから平日は毎朝顔を合わす。
いつも通りお風呂を出て、
髪を乾かしていたら、
目覚めたお兄ちゃんが顔を洗いにきた。

兄「おぃ歩美。お前真穂ちゃんと連絡切れたのか?」

お兄ちゃんの口から真穂の名前が出てビックリした。

私「な、なんで?」

洗顔をしながらお兄ちゃんが話した。

⏰:10/07/19 17:10 📱:F02A 🆔:TG6Cm0SM


#225 [歩美]
兄「今の現場が真穂ちゃんの通ってる大学の新校舎でな、
昨日たまったま大学の敷地内で会ったんだよ。
世間は狭いな(笑)
んで、お前の連絡先教えてくれって言われたから教えた。」


うーわ。
最悪なパターンじゃん。


てか、今さらなんで連絡とりたいの?
意味わかんないし、
気持ちわるいし。


お兄ちゃんには悪気はない。
だから仕方ない。

⏰:10/07/19 17:13 📱:F02A 🆔:TG6Cm0SM


#226 [歩美]
別に電話に出なきゃいい。
そう思ってて、
一週間程経っていた。

真穂のことなんて完全に忘れていて、
突然知らない番号から着信があった私はとっさに出てしまった。
誰かわからず、

「はい。」

って出ただけ。


「あ、私・・・」


相手は真穂だった。

⏰:10/07/24 02:12 📱:F02A 🆔:emv.aOkM


#227 [歩美]
私「なに?」

冷たい返答。

真穂「・・・番号変えたんだね。」

よそよそしい、どこか遠慮がちな真穂の声。

私「うん。」

真穂「ねぇ歩美、
あの時は本当にごめん・・・。」

どうして謝られたのかわからなかった。
2年前の記憶を辿った。

あ、そうだ。
こいつに裏切られたんだ。

⏰:10/07/24 02:17 📱:F02A 🆔:emv.aOkM


#228 [歩美]
でもそれは違う。
あれは裏切りなんかじゃなかった。
私を正しい道に導こうと助言してくれただけだった。
それを私が勝手に裏切られたって思って一方的に連絡を断ったんだ。

頭を整理して、
謝ってくる真穂に申し訳なさを感じた。
謝るべきなのはこっちなのに。

真穂「あの時ももちろん私は歩美の味方のつもりだったよ。
でも、親友だからこそ引き止めたかっただけなんだよ・・・。
ごめん歩美・・・。」

⏰:10/07/24 02:20 📱:F02A 🆔:emv.aOkM


#229 [歩美]
私「悪いのは真穂じゃない。
私だから。ゴメン。」

素直に言えた。
真穂にゴメンが言えた。
昔からずっと一緒だった親友。
遠慮がちだった真穂の声はだんだん昔に戻り、
冷たい返答だった私の気持ちも、スカッと晴れた。


私たちは元の形に戻れた。


近々会おうと約束をして、
電話を切った。

あんなに憎かったはずの真穂なのに、今はとにかく嬉しかった。

⏰:10/07/24 02:24 📱:F02A 🆔:emv.aOkM


#230 [歩美]
真穂との仲直りから数日が経ち、久しぶりに2人で食事に出かけた。

あんな気まずい2年前がウソみたいに、自然と話ができた。


真穂「歩美、
またキレイになったね。」

私「変わんないってー(笑)
大学って楽しい?」

大学なんて未知の世界。
でも憧れとかはなかった。
私は学生が嫌い。
親の金で適当に授業受けて、
フラフラ自由にしてるイメージしかなかったから。
みんながそうじゃないんだろうけど。

⏰:10/07/24 02:28 📱:F02A 🆔:emv.aOkM


#231 [我輩は匿名である]
すごい楽しいです!!更新楽しみにしています!!

⏰:10/07/27 12:11 📱:PC 🆔:sjink24w


#232 [我輩は匿名である]
失礼します。
>>1-50
>>50-100
>>100-150
>>150-200
>>200-250

⏰:10/07/27 23:42 📱:W62SH 🆔:Sl74xn8Y


#233 [歩美]
真穂「まじで楽しいよーっ!」

かなりキャンパスライフをエンジョイしてることが伝わってきた。

そんなに楽しいんだ。

ちょっとうらやましかった。

高校を中退し、
夜の世界に入り、
嘘や偽りや、
上下左右の関係を気にしながら過ごしてきた私には、
決して近寄れない場所。

だからこそうらやましかった。

⏰:10/07/29 12:27 📱:F02A 🆔:Gjs6/ZpY


#234 [歩美]
真穂「ねぇ歩美!
今年の学祭来てよ!
大学の友達に歩美のこと紹介したいしっ!」

学祭?
あぁ、なんか聞いたことある。店を出したり、
芸能人が来たりするんだよね?

興味はあった。

行くと返事をすると、
真穂は嬉しそうにしていた。


真穂「まだ少し先だけど、
超楽しみだねっ!!」

学祭は10月。
今はまだ6月。

⏰:10/07/29 12:34 📱:F02A 🆔:Gjs6/ZpY


#235 [歩美]
学祭の話で盛り上がって、
その日は別れた。

話の合間合間で、
真穂の様子に違和感を感じていた。
でもその違和感の正体に気付くまで、そう時間はかからなかった。



実家で暮らして日が経ち、
近所で地元の同級生と数名すれ違ったりした。

そのうちのまた数名が私に気付き、大嫌いだった同級生たちとの溝がほんの少し埋まっていった。

⏰:10/07/29 23:18 📱:F02A 🆔:Gjs6/ZpY


#236 [歩美]
――そして、真穂の秘密を知る日が訪れた。


店に出勤する時間、
寄りたい店があった私は、
いつもと違う道を通り、
いつもと違う駅へと向かっていた。


目の前に、
見覚えのある姿。

まだ距離は遠い。
だけど、真穂だとわかった。
もう少し近付いてから声をかけようとした。

でも、1人じゃない。
隣に誰かいる。

⏰:10/07/29 23:21 📱:F02A 🆔:Gjs6/ZpY


#237 [歩美]
一歩、一歩、
私は距離を縮める。

そして、
急に足が動かなくなった。

真穂の隣には、
新一がいたから・・・。


私は慌てて道を引き返した。


たくさんの疑問符が頭をグルグル回っていた。
とにかく落ち着こう。
とにかくいつもの駅から店に向かおう。

心臓の音が自分ではっきり聞こえた。

⏰:10/07/31 05:30 📱:F02A 🆔:XRXSbNr2


#238 [歩美]
ウォークマンの音量をあげ、
気を紛らせた。

いつも通り電車に乗る。
いつもなら空席があれば座る。でもなんとなく座る気になれなかった。

ドアの側に立ち、
ボーっと景色を眺めた。

内心パニックなのに、
変に冷静だった。
この景色に懐かしさを感じたり、新しく立ったマンションに気付けたりした。


――2人は付き合ってる。

なぜか直感でそう思った。

⏰:10/07/31 05:36 📱:F02A 🆔:XRXSbNr2


#239 [歩美]
地元一緒だし、
昔から知ってる仲だし、
たまたま会って歩いてただけかもしれない。

ただの友達で、
たまたまどこかご飯でも行くとこだったかもしれない。

いろんな可能性があるのに、
私は考えれなかった。


いつから・・・?

なんで・・・?


真穂、
なんで隠してるの・・・?

⏰:10/07/31 05:42 📱:F02A 🆔:XRXSbNr2


#240 [我輩は匿名である]
気になります!頑張ってください

⏰:10/07/31 06:23 📱:W51H 🆔:Z6K/.jG.


#241 [我輩は匿名である]
この主みたいな頭悪い女がいっから…
いざ自分が遊ばれてもこんな頭悪い女に限って自分が遊んでるって勘違いしてんだよな
まじ頭悪い(笑)

⏰:10/07/31 12:42 📱:SH01B 🆔:PbmsvoYA


#242 [我輩は匿名である]
きになるー!
がんがん更新してください

⏰:10/07/31 14:01 📱:SH02A 🆔:hHUpNuxI


#243 [歩美]
応援のメッセージ、
見てくださってる方、
ありがとうございます

⏰:10/07/31 23:30 📱:F02A 🆔:XRXSbNr2


#244 [まいち]
すごく面白いです!
頑張ってください

⏰:10/07/31 23:32 📱:F706i 🆔:ddqCJEsM


#245 [歩美]
7≫真穂の秘密。 〜続き〜


私は、あえて真穂に事実確認をしなかった。

だけど、2人でいる所を目撃してから、
吹っ切ったはずの新一への思いがまたこみ上げてきた。

『嫉妬』

その言葉が一番近かった。


それから一週間・・・
二週間・・・
1ヶ月・・・
一向に真穂から新一の話は出なかった。

⏰:10/07/31 23:34 📱:F02A 🆔:XRXSbNr2


#246 [歩美]
8月に入り、
真穂と2人で海に行くことになった。


――高1の夏にずっと好きだった新一と付き合った。
色々あったけれど、
あれからもう4年。


真穂「あっついねー!!」

白ビキニの真穂の首もとに、
光り輝くネックレス。
トップは、
なんだか意味ありげなシンプルなリング。

触れるか迷った。
でも聞いた。

⏰:10/07/31 23:39 📱:F02A 🆔:XRXSbNr2


#247 [歩美]
私「なにー?そのネック!
男にもらったの?」

真穂「・・・えっ?
あ、これ?」

戸惑った様子の真穂。

真穂「まぁね(笑)」

まだ真穂は言わない。
ていうか、
再会してから何度男関係を聞いても話を流されていた。
ますます新一との仲を疑い、
もう確信でしかなかった。

でも不思議だった。
ここまで隠し通すなら、なんでわざわざ指輪をネックにするの?
外してくればいいじゃん。

⏰:10/07/31 23:43 📱:F02A 🆔:XRXSbNr2


#248 [我輩は匿名である]
頑張ってください!毎日みてます(^-^)/

⏰:10/08/01 01:07 📱:W51H 🆔:3GejRQ1I


#249 [我輩は匿名である]
見てます!面白いです!更新待ってます

⏰:10/08/01 17:00 📱:W63H 🆔:jWXVJYhA


#250 [歩美]
少し苛立ちながら、
適当な場所にシートをひき、
私たちはひとまず腰掛けた。

真穂「あっ、歩美〜背中塗って♪」
私は真穂の背中に日焼け止めクリームを塗ってあげた。

真穂「てかさ、ナンパとかくるかなぁ?(笑)」

歩美「真穂彼氏いるんでしょー(笑)」

真穂「それとこれは別っ!」


はっ?
何ソレ。
真穂ってこんなキャラだっけ?

⏰:10/08/01 22:56 📱:F02A 🆔:PP3A9/ks


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