別れさせ屋
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#744 [我輩は匿名である]
あげ

更新頑張ってください

⏰:10/12/27 08:41 📱:SH01C 🆔:oVIBhLUc


#745 [歩美]
〈元気だよ〉

そう返した。
するとすぐに天馬から電話がかかってきた。


天馬「ちょっと会いたい・・・」

あの超ハイテンション男がまさかの弱々しい声。


私は天馬と会うことにした。


待ち合わせ場所にはすでに天馬がいた。

⏰:10/12/27 20:56 📱:F02A 🆔:u1Gqu7Ls


#746 [歩美]
私「久しぶり!」

天馬「わりぃな。急に。」

私「仕方ないじゃん。
なんかあったんでしょ?」

天馬「・・・。
とりあえず移動しよ!」


私と天馬はひとまず適当にファミレスに入った。

ドリンクバーだけを頼み、
しばらくはお互い店の話とかをしていた。

天馬とこうやって話してるのはイヤじゃない。

⏰:10/12/27 21:00 📱:F02A 🆔:u1Gqu7Ls


#747 [歩美]
私「それで、今日私が呼び出された本題は?」

天馬「・・・ここで話していいのか?」

私「どこで話したいの(笑)
さっさと話しなよ。」

だいたいわかってはいた。
桜とのことだって。
でも全然違った。

天馬「俺、店辞めるんだ。」

私「えっ?そうなの?」

天馬「一応就職が決まったから。それで、歩美ともバイバイだから会いたくなった。」

⏰:10/12/27 21:05 📱:F02A 🆔:u1Gqu7Ls


#748 [歩美]
私「そ、そうなんだぁ。
おめでとう!
ちょっと寂しいけど(笑)」

天馬「寂しい?」

私「そこ拾うの?(笑)
ちょっとは寂しいよ。」

天馬「じゃあ歩美!
俺についてこいよ!」

私「はぁぁぁ??」

天馬「なーんてな。」


そして天馬は桜と付き合っていることを明かしてきた。
でもこの2人はお互い気持ちが離れているみたいで、
天馬も別れるつもりだった。

⏰:10/12/27 21:08 📱:F02A 🆔:u1Gqu7Ls


#749 [我輩は匿名である]
>>201-300
>>301-400
>>401-500
>>501-600
>>601-700
>>701-800
>>801-900
>>901-1000

⏰:10/12/28 07:41 📱:N04A 🆔:HM85AE..


#750 [歩美]
どうかしてたんだよ、私。

天馬がいなくなるって聞いたとたんに、天馬を離したくなくなった。
最初から私のモノだったわけじゃないのに、
いつもいつも私を追いかけてくれた天馬を、まるで自分のモノだと勘違いしていた。

桜と付き合ってたことより、
目の前からいなくなってしまうという危機感は凄まじいものだった。


急におかしくなった私は、
天馬に対してこんなことを言った。

⏰:11/01/02 12:02 📱:F02A 🆔:QcqZfb/I


#751 [歩美]
私「ねぇ、
桜と私どっちが好き?」

天馬「そんなの歩美に決まってんじゃんか。」

私「私も天馬好きだよ。」


自分で発した言葉。
なのにすごく驚いた。
私が好きなのは龍太郎。
だけど、天馬に期待を持たせたくなった。
意地悪だけど、
また私を想って欲しくなった。

だって、
龍太郎は遠いんだもん。
寂しいんだもん・・・。

⏰:11/01/02 12:06 📱:F02A 🆔:QcqZfb/I


#752 [歩美]
それから天馬との何とも不思議な微妙な関係が始まった。

私が龍太郎という元彼を好きなことも、全て話した。
天馬はなんだかんだで、すぐには桜と別れなかった。

だけど、
寂しさは紛れた。

天馬と接して、
天馬の腕で朝も迎えた。

だけど恋人にはならなかった。
天馬はじきに居なくなる。

それまでの限られた時間、
出来る限り癒されたかった。
満たされたかった。

⏰:11/01/02 21:57 📱:F02A 🆔:QcqZfb/I


#753 [歩美]
龍太郎からのメールは週に1回程度だった。
でもそのメールを受け取る瞬間は、他のものとは比べものにならないくらい幸せだった。


龍太郎の中にも、
私という存在があった。

深く強く求めないために、
寂しさは天馬にぶつけた。

これはきっと悪いこと。

だけど、
知らなきゃ誰も傷つかない。

だからこれでいいんだ。

良心との葛藤になると、
こうやって開き直っていた。

⏰:11/01/02 22:01 📱:F02A 🆔:QcqZfb/I


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