浮 き 世 の 諸 事 情 。
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#101 []
第三九章 【秘密、現れて】
>>88-100
*。*。*。*。*
謎の急展開
お互い探り合い←
恋愛模様は一旦中止w
奥深い話が書きたいです ^q^

あぁ早く
絡まってほしいのにw
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4676/

⏰:10/04/19 20:43 📱:D905i 🆔:2Nqm1ljI


#102 [笹]
【本編アンカー/35〜】
>>2-19
>>21-33
>>36-63
>>66-81
>>88-100

【番外編】
>>84-86

⏰:10/04/19 20:44 📱:D905i 🆔:2Nqm1ljI


#103 []



それは季節に似合わず
肌寒い日だった


「財布‥落としましたぜ」

財布と言うか
小さな巾着袋が
金物がこすれる音を立てて
その主の袖口からこぼれた

⏰:10/05/02 20:51 📱:D905i 🆔:sxqRlBYk


#104 []
 
「あぁ!これは申し訳ない!!
俺としたことが‥」

拾い上げて埃をはらったそれを
手のひらに乗せてやれば
かしこまって頭を下げられる

「いえ、いえ」

緩く微笑み背を向ければ
軽く引かれた着物の袖

⏰:10/05/02 20:51 📱:D905i 🆔:sxqRlBYk


#105 []
 
「一杯‥どうですか?」

できた笑い皺
人の良さが滲み出る

先程の巾着を持ち上げ
"おごらせてくれ"と言った


小さな木枯らしが
肌をかすめた夕暮れ

⏰:10/05/02 20:52 📱:D905i 🆔:sxqRlBYk


#106 []



「あんた面白い人だなぁ!!」

「いえ、いえ」

相手方の男は
どうやら"出来上がった"ようで
首や耳のあたりまで赤くして
ぐいっと肩を組んできた

⏰:10/05/02 20:52 📱:D905i 🆔:sxqRlBYk


#107 []
 
「いいなぁ‥旅かぁ」

完全に緩みきった顔
男に抱かれたって嬉しかない
そっちの気は
流石にありゃあしない


抱き寄せられた体を
投げるようにして任せれば
にこにこと笑い満足げ

⏰:10/05/02 20:52 📱:D905i 🆔:sxqRlBYk


#108 []
 
「俺も旅したいさぁー。
できるなら、あんたみたいに
1人でいろーんなとこ‥」


馬鹿でかかった声は一転
萎んで終いにはかすれて消えた

もう片方の手で酒瓶を握り
何かから逃れるように
喉の奥に流し込んでいた

⏰:10/05/02 20:53 📱:D905i 🆔:sxqRlBYk


#109 []
 
「何か、厄介なことでも
‥あるんで?」

横目で問えば
困ったように笑ってた

「んあぁ‥んん」

「まぁ、誰にでも‥
そんなものは有ります、よ」

「あぁそうだ!!
聞いてくれるか?あんちゃんよ」

⏰:10/05/02 20:53 📱:D905i 🆔:sxqRlBYk


#110 []
 
肩に乗っていた手に
ぐいっと引き寄せられた

酒の甘ったるい臭いが
顔にかかる

自分もこんなに酒臭いのかと
少しばかり気落ちした


「娘がな、居るんだけどな」

⏰:10/05/02 20:54 📱:D905i 🆔:sxqRlBYk


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