*- エロチュウ -*
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#284 [亜夢]
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龍紀へ。
あたしは龍紀と付き合ってゆく自信がありません。
あたしの前では素敵で優しくて紳士的で文句なしの彼氏…でもあたしは龍紀がどんな人間なのか未だによくわかっていません。
最近聞くのは龍紀の悪い噂ばかり…
あたしは本当に精神的に疲れました。
もうあなたと一緒にいれません…お願いです、あたしを大事におもうなら連絡しないでください…
今までありがとう。
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:10/06/21 04:20
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#285 [亜夢]
:10/06/21 04:23
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#286 [亜夢]
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時間は…了解、向かう先はmoet la roseに予約を取ったと。
あとは楓さんに連絡するのみだな。
「あ、朝日さん、ご無沙汰してます〜〜こないだの件で…」
電話した理由は【響皐月】のことについて。
桜のネタを使う、それから楓さん。
もう準備は完璧だった。
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:10/06/21 05:18
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#287 [亜夢]
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あたしと裕也が一緒にいるようになって、4か月が過ぎた。
あたしはCIELの仕事をやめて、大学に通いつつ、ヘアメイクのアシスタントのバイトを見つけて研修中だ。
貯金して近々旅行にいく予定。
あたしが龍紀と別れたことにアリサは突然すぎてびっくりしていたけれど、裕也とのことは、アリサ的に嬉しかったみたい。
「亜夢ちゃん、A4さんにお茶お出しして〜〜」
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:10/06/21 05:21
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#288 [亜夢]
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「はあい。」
バイトはすごく楽しかった。 夜の仕事をするお姉さんやホストさん達を接客ですごく勉強になることがある。
それに、ここはヘアとメイクのスタイリストもいれば…デザイナー・ムービーを制作するひと・カメラマン等と様々なことをやっているため、様々な面で勉強になった。
「亜夢ちゃん、休憩いいよ〜」
あたしは携帯をもって外にでると、裕也がシュークリームを片手に手を振った。
「お疲れ。 ほら…」
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:10/06/21 05:25
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#289 [亜夢]
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「パピヨンのシュークリームだあ☆ ありがと裕也。 今から自転車でかえるの?」
裕也はこの近くの本屋でバイトをしている。 丁度あたしの休憩時間より少し前に退勤するからほぼいつでも会えてる。
「えと…ここsparkさんですか?」
バイト先の名前だ。
はい、と答えると大荷物を持ったひとたちが店内へとはいっていった。
「なんか今日撮影があるとか…なんか言ってた気がする…」
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:10/06/21 05:28
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#290 [亜夢]
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モデルさんがスタジオにきて撮影するとかなんとか。 一度だけ現場をみたけれど凄く楽しそうだった。
コーディネーターのひとがたくさんの服をあわせたり、スタジオのスタッフさんがものを並べたりと、わくわくした。
「有名モデルなのかな?」
あたしと裕也はこそこそしゃべりながらガラス越しにスタジオを覗いたりした。
「あれ………」
見覚えのある顔…
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:10/06/21 05:30
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#291 [亜夢]
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神様、なんで引き合わすのでしょうか?あたしを彼は放っておいてくれないのでしょうか?
「亜夢……」
その声に裕也は反射的に振り向く。
「?! 暁がなんでここに……」
一段と疲れた顔をしている龍紀がびしっとスーツを着てsparkに足を運んでいる。
「暁と…亜夢がなんで…一緒に?」
切なそうな顔をする龍紀。
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:10/06/21 05:33
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#292 [亜夢]
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あたしの胸がぎゅうって締め付けられる。 龍紀のそんな顔みたくない―…
「最初からあんたの内部事情をしらべるために…俺が勝手に働き始めたんだよ。 …んで今は亜夢と俺は付き合ってる……」
付き合ってる、て言葉は裕也からはじめて聞いた。
「!…お前、もしかして…」
龍紀は裕也の胸ぐらをつかむ。
「やめて…龍紀…」
「亜夢!!! こいつはっ…こいつは……」
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:10/06/21 05:36
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#293 [亜夢]
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「あんなに簡単にことが運ばれるなんて俺も思いませんでしたよ。」
裕也?
「お前のせいで俺と亜夢は別れたんだろうっ!!!」
龍紀?
わけわかんないよ―…
***
俺の新たな決意。
強制的に別れさせる方法…それを考えた。
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:10/06/21 05:38
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