その日が来る前に、
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#421 [愛華]
だから、あの日もあたしは
無視しようとした。
だけど、それを那佑がかばった。
……『理由』ができてしまった。
いじめの対象は那佑になった。
でも、今回はいつもの
京極と相沢のイジメと違った。
……なにか、とんでもないことを
企んでる。それがわかった。
でも、それを那佑に言うと
不安がると思った。
:10/08/06 00:24
:840SH
:JBnrBytI
#422 [愛華]
だから言わなかった。
久しぶりに手に入った自由。
那佑からそれを奪うのは…嫌。
今は、タカの大切な人だから…
とかじゃなくても
那佑が大切。
だから…那佑が黙っててって
言ったから。
タカにも言わなかった。
:10/08/06 00:28
:840SH
:JBnrBytI
#423 [愛華]
「……もうそろそろ放課後か」
あれだけ言ったんだから
学校には行ってないはず。
……京極、相沢はどこまで
那佑にやるつもりなんだろう。
頭に水をかけたぐらいで…
どこまでやる?
急に寒気がした。
……なに?なんか……やなかんじ
やな予感がする。
:10/08/06 00:34
:840SH
:JBnrBytI
#424 [あんちむ]
:10/08/06 02:04
:SH903i
:TlkjgAYE
#425 [愛華]
:10/08/06 09:17
:840SH
:JBnrBytI
#426 [愛華]
プルルルル……
……お願いだから出て。
那佑………おねがいだよ。
プルルルル………
こんなにコールしてるのに出ない
……出られない?
:10/08/06 09:19
:840SH
:JBnrBytI
#427 [愛華]
あたしは那佑の家に電話した。
「ガチャッ……もしもし」
「白石さんのお宅ですか?
那佑ちゃんのクラスメイトの
速水梓といいますが、
今日、那佑ちゃんは?」
「那佑なら学校へ行って
まだ帰ってきてません…けど」
「………!!」
……学校へ……行ったんだ。
:10/08/06 09:23
:840SH
:JBnrBytI
#428 [愛華]
「那佑に……那佑になにか
あったんですか!?」
「違いますよ、ちょっとした
行き違いです。失礼しました」
ガチャン!!
あたしは電話を置くと
コートを着て、すぐに学校へ
向かった。
:10/08/06 09:26
:840SH
:JBnrBytI
#429 [愛華]
お願いだから……
学校へ着くとたくさんの人が
学校から出てきた。
みんなが私を見る。
そんなのどうでもいい。
必死に那佑を探していると、
クラスメイトの一人が
出てきた。京極と相沢には
なんにも関わっていない。
「……ねぇ!!」
「……梓!!そんなカッコで…
どうしたの…?」
「今日……那佑は?」
「………」
この顔。なにか知ってる。
:10/08/06 09:33
:840SH
:JBnrBytI
#430 [愛華]
「……お願い、教えて」
「さっき……京極と相沢と
車に乗ってどっかいったのを
教室から見てたけど」
頭が真っ白になった。
クラスメイトになにも言わずに
学校を飛び出した。
真冬のはずなのに
真夏のように体が熱い。
:10/08/06 09:38
:840SH
:JBnrBytI
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