その日が来る前に、2
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#98 [愛華]
隆則はそれを見たのかふっと笑って、下に俯いた。
「………な、那佑」
「ん?なに?」
「ぎゅーってしてい?」
「………え」
返事をする前に手を引っ張られ
抱きしめられた。
「ちょ、返事してな………」
「キスしてい?」
:10/10/13 21:20
:840SH
:RgtP/6kU
#99 [愛華]
隆則の抱きしめている手が
震えているような気がした。
「………隆則……」
「………だめ?」
だめなわけないじゃん。
目の前で泣きそうな顔してる
愛しくて、守りたいって
思った。
「いいよ………」
静かに優しく唇が重なった。
優しくて哀しいにおいのキス。
:10/10/13 21:30
:840SH
:RgtP/6kU
#100 [愛華]
隆則の抱きしめている手が
震えているような気がした。
「………隆則……」
「………だめ?」
だめなわけないじゃん。
目の前で泣きそうな顔してる
愛しくて、守りたいって
思った。
「いいよ………」
静かに優しく唇が重なった。
哀しさが伝わってきた気がした。
:10/10/13 21:31
:840SH
:RgtP/6kU
#101 [愛華]
:10/10/13 21:38
:840SH
:RgtP/6kU
#102 [愛華]
どのくらい時間が過ぎたか
あたりが暗くなりはじめた頃
「………全部、話すよ」
「…………え?」
「直純とのこと全部、話す。
俺もわかんないことあるけど…
那佑には、話しておくな」
それは隆則と直純くんの物語。
隆則の、暗い暗い闇の一部だった
:10/10/13 21:42
:840SH
:RgtP/6kU
#103 [愛華]
:10/10/13 22:57
:840SH
:RgtP/6kU
#104 [愛華]
′
隆則の家。
なんとなく二人とも黙って……
それからゆっくり話しはじめた
二人の過去。
あたしの知らない隆則の一部
:10/10/15 20:56
:840SH
:SNq82mXg
#105 [愛華]
隆則の両親の死
直純くんとの別れ
きっと苦しかったよね。
あたしがもしそこにいたのなら
なんて言えるほど
あたしは強くないけれど。
隆則、きっと辛かったよね。
:10/10/15 23:06
:840SH
:SNq82mXg
#106 [愛華]
′
「……それから直純くんとは?」
「会ってないんだ。その時が
最後だった。電話して話したり手紙出したりはしたけど、会おうとすると必ずといっていいほど弘樹じいさんに止められて。
そのうち会えるか、と思ってたらいつのまにか音信不通。
家に行っても誰もいない。
電話も通じない。……離れてから一ヶ月くらいだったかな…」
:10/10/15 23:10
:840SH
:SNq82mXg
#107 [愛華]
そんなに早く………?
隆則は遠いところを見つめていた。 どこを見つめてるの?
……きっと、過去の自分の姿。
「……そのうち手紙が届いた。
直純からだったんだけど……
住所書いてなくってさ。」
「それはいつ頃?」
「音信不通になってから2年くらい経ってたと思うけど……」
:10/10/15 23:22
:840SH
:SNq82mXg
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