世界の崩壊・・・
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#200 [ひろ]
作戦会議も終わり、俺は、生徒達の様子を見に行った
すると
「……あの…さっきは、すごく失礼な事言っちゃって…ホントすみません…」
:07/04/15 01:00
:PC
:jcQ.JN/2
#201 [ひろ]
一人の生徒が謝ってきた!
ユウヤ「…あぁ…別に気にしなくていいんだよ、君達が一番不安な事はわかっているから」
すこしカッコつけてしまった……ホントは殴ってやりたかったが…
:07/04/15 01:03
:PC
:jcQ.JN/2
#202 [ひろ]
そう言って、僕は、教室内を見回してみた
見回していると、すごく、重たい空気をかまし出している子を見つけた
その子は、ものすごく、悲しそうな、寂しそうな目で窓からずっと外を眺めていた…
:07/04/15 01:07
:PC
:jcQ.JN/2
#203 [ひろ]
そういえばあの子ッ!!
ハッと思った俺は
ユウヤ「ねぇ君!!」
その子に話しかけてみた
「えッ?わ、私ですか?」
突然話しかけられて驚いたその子は、目をまん丸にして聞き返してきた
:07/04/15 01:15
:PC
:jcQ.JN/2
#204 [ひろ]
ユウヤ「そう君だよ!」
僕は指をさしてそう言った
「は、はい……なんですかぁ?」
ユウヤ「君、としきの知り合いかい?」
一度だけだが、俺はこの子ととしきが話をしている所を見かけたことがあった
:07/04/15 01:18
:PC
:jcQ.JN/2
#205 [ひろ]
「……としきって…瀬良先輩の事ですかぁ?」
そっけなく返事を返してくるこの子……なんだか可愛らしかった
ユウヤ「そうそう!瀬良と知り合いなの?」
:07/04/15 01:20
:PC
:jcQ.JN/2
#206 [ひろ]
「はいッ!瀬良先輩とは知り合いです!」
としきの話をした途端、この子が出していた重たい空気は無くなり、逆にパッと明るい空気に変わったのがわかった
ユウヤ「そっかそっか!としきとはどういった関係?」
:07/04/15 01:23
:PC
:jcQ.JN/2
#207 [ひろ]
「う〜ん…先輩とは〜……よくわかんないですけど、小学校の頃からの先輩です!」
ニコニコしながら、としきの話をしているこの子を見て僕は思った
ユウヤ「君さ、としきの事好きでしょ?」
:07/04/15 01:26
:PC
:jcQ.JN/2
#208 [ひろ]
「………」
僕がズバッと言うと、その子は突然、さっきのような重たい空気を出し始めた……
ユウヤ「…ご、ごめ……なんか、気に触る事言ったかな…」
:07/04/15 01:29
:PC
:jcQ.JN/2
#209 [ひろ]
「……いえ…全然大丈夫です……」
としきの話をしている時とは真逆に、俯いたまま、暗い声で返事をしてきた
ユウヤ「………としきと…何かあったのかい?」
「…いえ……」
:07/04/15 01:34
:PC
:jcQ.JN/2
#210 [ひろ]
きっと…俺には言えない何かを抱えているのだろう
ユウヤ「…そうですか、それでは…」
そういい残して俺はその子に背を向けて歩き出そうとした
「……あの!」
:07/04/15 03:06
:PC
:jcQ.JN/2
#211 [ひろ]
ユウヤ「……なに?」
「あの…名前…なんて言うんですか?」
ユウヤ「ああ!西山ユウヤ……としきはユウヤさんって呼んでるかな…君は?」
「あッ!すみません!私、山瀬ひろみっていいます!瀬良先輩は…山瀬さんって呼んできます……クスッ……先輩なのに…」
:07/04/15 03:11
:PC
:jcQ.JN/2
#212 [ひろ]
ユウヤ「そうですか!なら俺も山瀬さんって呼ばせてまらいますね」
山瀬「あはは、わかりました!なら私もユウヤさんって呼びます」
やっぱり、としきの話をすると、山瀬さんは笑顔を見せた!
わかりやすい子だ…
:07/04/15 03:14
:PC
:jcQ.JN/2
#213 [ひろ]
山瀬「ユウヤさん……あの…」
ユウヤ「ん?なに?」
突然真剣な顔つきになる山瀬さん
山瀬「やっぱり…さっきの話、聞いて貰えないですかね……」
ユウヤ「もちろんですよ!聞かせてください!?」
:07/04/15 03:17
:PC
:jcQ.JN/2
#214 [ひろ]
山瀬「ありがとうございます!瀬良先輩の周りの人は、いい人ばっかりです!」
ユウヤ「はは、そうかもね!それで……としきの事、好きなんでしょ?」
俺は、こういう話は大好きだった
:07/04/15 03:19
:PC
:jcQ.JN/2
#215 [ひろ]
山瀬「……私…どうしたらいいのかわからないんです…」
ユウヤ「…わからないって?」
山瀬「……私、小学4年生の時に初めて先輩に会ったんです…なんか…先輩って、不思議な雰囲気じゃないです?」
:07/04/15 03:24
:PC
:jcQ.JN/2
#216 [ひろ]
ユウヤ「んん〜……そうかなぁ?」
山瀬「そうですッ!」
ユウヤ「……そうだね」
山瀬「私、小学生の頃から先輩のその雰囲気が大好きだったんです…」
:07/04/15 03:28
:PC
:jcQ.JN/2
#217 [ひろ]
ユウヤ「……簡単に言えば、小学生の時から、としきが好きだったわけだ?」
山瀬「……あの頃…男の子を好きになった事なんてなかった私は、その気持ちに気がつけなかったんです…」
ユウヤ「………そっか」
:07/04/15 03:33
:PC
:jcQ.JN/2
#218 [ひろ]
山瀬「その気持ちは、先輩が中学を卒業して学校が離れ離れになるまでは、無くなりませんでした……だけど……私がバカだったんです……私が高校1年生になった時です……ある男の子から告白されたんです……私はその人に返事を待って貰いました…その次の日です…先輩から告白されたのは……」
:07/04/15 03:40
:PC
:jcQ.JN/2
#219 [ひろ]
ユウヤ「……としきの奴、山瀬さんに告白したんだ?」
山瀬「あッ!この話!瀬良先輩には内緒ですよ?」
ユウヤ「はは、了解です!」
:07/04/15 03:43
:PC
:jcQ.JN/2
#220 [ひろ]
山瀬「先輩から告白された時、私は凄く嬉しかった……飛び跳ねたいくらいに……でも…もう一人の男の子の事が頭から離れなかったんです……私には…先輩をとって、もう一人をとらない、なんて事できませんでした…」
ユウヤ「…って事は、としきを振ってもう一人の子と付き合ったわけ?」
:07/04/15 03:48
:PC
:jcQ.JN/2
#221 [ひろ]
山瀬「……いえ……両方とも断りました……」
ユウヤ「……としきの奴、振られたのか…」
山瀬「……私…本当はその時…先輩の事が好きでした……小学生の頃に抱いた気持ちのままでした……でも…先輩にOKの返事を出して、もう一人の子を振るなんて事できませんでした…」
:07/04/15 03:59
:PC
:jcQ.JN/2
#222 [ひろ]
:07/04/15 04:01
:PC
:jcQ.JN/2
#223 [みか]
:07/04/15 13:16
:P902iS
:☆☆☆
#224 [ひろ]
みかさん!ありがとうございます!!
:07/04/16 00:36
:PC
:b2mmgIDM
#225 [ひろ]
ユウヤ「……そんな…それじゃ山瀬さんは、としきの事好きなのに、振ったって事?」
山瀬「…はい…先輩は、私にとって、初恋の人ですから…」
その時僕は、山瀬という女の子は優しすぎると思った……優しすぎるがゆえに損をしていると…
:07/04/16 00:40
:PC
:b2mmgIDM
#226 [ひろ]
ユウヤ「……それで…俺たちがここの学校に防衛に来た時に、久々に再会したってわけか…」
山瀬「…そうです…ところが、この前先輩とお話をしたんです!私は先輩の懐かしい雰囲気を感じる事ができて嬉しかった……でも…」
:07/04/16 00:43
:PC
:b2mmgIDM
#227 [ひろ]
ユウヤ「……でも?」
山瀬「……先輩には、新しい彼女が出来ていて……この戦争で死んでしまったという話を聞きました……」
ユウヤ「……としき…」
アイツにそんな過去があったなんて、知らなかった
:07/04/16 00:46
:PC
:b2mmgIDM
#228 [ひろ]
山瀬「…私…この話を聞いたとき……先輩の事…好きになっちゃいけないと思ったんです……」
ユウヤ「……どうして?」
山瀬「だって……先輩が、死んでしまった彼女さんの事を思う気持ちを大切にしてもらいたいから…」
ユウヤ「……」
:07/04/16 00:50
:PC
:b2mmgIDM
#229 [ひろ]
ユウヤ「……でも、山瀬さんは、としきが好きなんですよね?」
山瀬「……はい…」
ユウヤ「それなら、山瀬さんは感情のままにした方がいいと思いますよ?」
山瀬「……でも…」
ユウヤ「君は自分の感情を押し殺して一回失敗してるじゃないですか!今度は、思うままにやってみたら?」
山瀬「………」
:07/04/16 00:55
:PC
:b2mmgIDM
#230 [ひろ]
俺の言葉に黙りこんでしまった山瀬さん……
ユウヤ「…君は、優しすぎなんだよ!少しは、自分のわがままを押し通してみたら?」
俺はそう言い残して山瀬さんの元を離れた
もっと相談にのってあげたかったが、今は他にやるべき事がある
:07/04/16 01:00
:PC
:b2mmgIDM
#231 [ひろ]
:07/04/16 01:02
:PC
:b2mmgIDM
#232 [ひろ]
山瀬さんとの話を終え、俺は屋上へと向かった
屋上へと着くと、引きつづき見張りをしているゴダイとショウタがいた
ゴダイ「ユウヤさん!!どうしたんですか?」
ユウヤ「イヤ、ただ様子を身に来ただけだよ、何か変わった事は?」
ゴダイ「はは、なんだ、変わった事は特にないですね」
ゴダイがそう言ったその瞬間ッ!!
:07/04/17 21:27
:PC
:DBNQxcKk
#233 [ひろ]
ドーーーンッ!!
突然の爆発音と共に学校から5`くらい離れたところにある、ビルが崩れ落ちた!!
ユウヤ「な、なんだ!?……全員!戦闘態勢をとれ!」
俺は、何が起こっているのか分からなかったが、敵が来るかもしれないと思いとりあえず戦闘態勢をとった
:07/04/17 21:40
:PC
:DBNQxcKk
#234 [ひろ]
しかし、時間が経っても敵が来る気配はまったくなかった
ショウタ「……なんだったんですかね…あの爆発…」
ユウヤ「……わからない…」
ゴダイ「……もしかして…としきとヤス達じゃないっすよね?」
ユウヤ「……わからない」
:07/04/17 21:44
:PC
:DBNQxcKk
#235 [ひろ]
いったい町では何が起こっているのか…としきとヤスは無事なのか…不安は募るばかりだ……
幸いな事に爆発が起こってから3日間が経ったが敵からの攻撃はまったくなかった……
しかし、としき達は未だに帰ってこない…
:07/04/17 21:54
:PC
:DBNQxcKk
#236 [ひろ]
それから約4日目の深夜の事だ!!
ショウタ「……んん〜…今日も平和だぁ〜…」
あまりの退屈にショウタが伸びをしていると
ショウタ「……ん?……あれは…」
:07/04/17 21:57
:PC
:DBNQxcKk
#237 [ひろ]
ユウヤ「………よし!皆寝ているな!」
俺は生徒達がちゃんと睡眠をとっているか確認をしていた
すると
ピピ…ピピ…
「しょ、ショウタです!!応答願います!!」
慌てたショウタから無線が入った…
:07/04/17 22:01
:PC
:DBNQxcKk
#238 [ひろ]
ユウヤ「ユウヤだ!どうした?」
ショウタ「ユウヤさん!!……としきです!!としきがヤスを連れて帰ってきました!!」
ユウヤ「ッ!!ホントかッ!…わかった!それじゃ教室に皆を集めてくれ!!」
:07/04/17 22:12
:PC
:DBNQxcKk
#239 [ひろ]
俺はこの知らせを聞いたとき、嬉しくて飛び上がりそうになった
とりあえず、校門まで行って出迎えてやろうと思った!
すると
山瀬「…先輩…」
:07/04/17 22:14
:PC
:DBNQxcKk
#240 [ひろ]
後ろを振り向くと寝ていたはずの山瀬さんが立っていた、山瀬さんは、うっすらと涙を浮かべていた
ユウヤ「……一緒に行きますか?としきの所に!」
山瀬「…はい!」
パッと明るくなった、この子の顔は、戦場を照らす太陽のように明るく、愛おしかった
:07/04/17 22:18
:PC
:DBNQxcKk
#241 [ひろ]
俺は山瀬さんを連れて急いで校門へと走った
ユウヤ「寝てたんじゃないんですか?」
山瀬「先輩が居なくなってからは……一度も寝てないんです」
ユウヤ「えッ?いつも確認行ってましたよ?」
山瀬「いつもウソ寝でした!」
:07/04/17 22:21
:PC
:DBNQxcKk
#242 [ひろ]
そんな事を話しながら校門に着くと……
としきがヤスを抱えて必死にこっちへ歩いて来ていた!……一歩一歩に力強さが感じられなかった……
そして、俺と山瀬さんの目の前まで来て立ち止まった……
:07/04/17 22:25
:PC
:DBNQxcKk
#243 [ひろ]
としき「………」
ユウヤ「……としき…」
久々に見るとしきは酷かった……服はボロボロになっていて、わりとガッチリしていた体は痩せ細り、顔はゲッソリしていて傷だらけ……そして何より、目の輝きが…
前は、生きる希望をそのまま写し出しているかのように輝いていた目が……今はまったくといっていいほど、輝きを失っていた
:07/04/17 22:37
:PC
:DBNQxcKk
#244 [ひろ]
としき「……ユウヤさん……」
弱々しい声……完全に衰弱しているのがわかった…
ユウヤ「……久しぶりだな!」
としき「……ユウヤさん…ヤスを…」
としきはそう言って抱えていたヤスを下ろした、どうやらヤスは気を失っているようだ
:07/04/17 22:41
:PC
:DBNQxcKk
#245 [我輩は匿名である]
:07/04/17 22:41
:W51S
:Oh40mrGE
#246 [我輩は匿名である]
:07/04/17 22:42
:W51S
:Oh40mrGE
#247 [ひろ]
ヤスもまた、酷い状態だった……太ももには包帯を巻いていて、血が滲んでいた…銃弾を受けたのだろう…そして、としきと同様傷だらけであった…
山瀬「……先輩…」
俺がヤスを抱えると、山瀬さんは目に涙を溜めて、必死に泣くのこらえていた
としき「……山瀬さん…」
:07/04/17 22:52
:PC
:DBNQxcKk
#248 [ひろ]
匿名さんありがとうございます!!
:07/04/17 22:52
:PC
:DBNQxcKk
#249 [我輩は匿名である]
ぃぃえ
頑張ってください!!!!
:07/04/17 23:00
:W51S
:Oh40mrGE
#250 [ひろ]
山瀬「…おかえりなさい」
ポツリと言った山瀬さんのこの一言で、としきは大粒の涙を流しはしめた……
としき「……ただいま……帰って…きました…」
そう言いながら、としきは山瀬さんを抱きしめた
:07/04/18 00:42
:PC
:hh5U5wK6
#251 [ひろ]
山瀬「……えッ?」
としき「……もう……誰かが死ぬのはイヤです」
山瀬さんを抱きしめたまま、としきはそう言った
山瀬「……先輩?」
:07/04/18 00:45
:PC
:hh5U5wK6
#252 [ひろ]
としき「……ヒック・・・ウク・・・山瀬さんは…絶対に……生きてください!!」
何があったのか……ヤスを探しに行った後……としきに何があったのか、山瀬さんは、多少混乱していたが、としきのこの一言で、おさえきれずに涙を流してとしきの胸の中に顔をうずめた
山瀬「……はい…絶対生き抜きます」
:07/04/18 00:51
:PC
:hh5U5wK6
#253 [ひろ]
二人の顔を見ていると、二人とも涙を流しながら、安心した顔をしていた、なんだか、この二人を見ていたら、俺まで心が安らいでしまった…
としき「………行きましょう」
山瀬さんを引き離して、としきは言った
としき「これから、やる事は山ほどあります!」
死んでいた、としきの目が生き返った、いや、前以上に活き活きとした目つきになっていた
:07/04/18 01:14
:PC
:hh5U5wK6
#254 [ひろ]
とりあえず俺達は、チームの皆を集めておいた教室へ向かった
ジュンヤ「としきッ!!よかった!……心配かけやがってこのヤロー!!」
ゴダイ「お前が帰ってきてホッとしたぞ!」
ショウタ「もう勝手な行動はすんなよな!」
皆、としきの帰還に心から喜んでいた!
:07/04/18 01:25
:PC
:hh5U5wK6
#255 [ひろ]
としき「…みんなありがとう!でも、まだ喜ぶのは早いんだ!……今から俺が話す事、しっかり聞いてくれ!」
としきは深刻な顔をしていた、それに引かれてか、皆の顔もいっぺんして深刻になった
としき「俺がヤスを探しにこの学校を出発してからの事だ…」
:07/04/18 02:26
:PC
:hh5U5wK6
#256 [ひろ]
:07/04/18 02:28
:PC
:hh5U5wK6
#257 [えりか(ト.)]
めッちャおもUろLlです!頑張ッてくださLl
:07/04/18 19:44
:W51S
:dMT15vSA
#258 [ひろ]
えりかさん!!ありがとうございます!!
頑張りますので、これからもよろしくお願いします!
:07/04/19 00:24
:PC
:rNAEkPGI
#259 [ひろ]
僕はヤスを探すために学校を離れてほぼ丸一日歩き続けた……
それでもヤスを見つける事は出来なかった…
真っ暗闇の中、ガレキに何度も足をつまずかせた…
いたるところに人の死体が転がっていた…
:07/04/19 00:29
:PC
:rNAEkPGI
#260 [ひろ]
僕はその死体を見かける度に、ヤスじゃないだろうか…
などと不安を募らせていた…
昼も夜も関係ない…夜は真っ暗闇…太陽の昇る昼であっても、暗闇なのは変わらなかった…相次ぐ戦いで巻き上げられた砂ぼこりが、太陽の光をさえぎっているのだ…
:07/04/19 00:33
:PC
:rNAEkPGI
#261 [ひろ]
そんな状況の中、僕は段々と希望を無くしていった…
転がっている死体は…日本人ばかりだったからだ…
としき「……うッ!!……おぇ!…」
気分が悪くなり…嘔吐してしまった……
体の力が抜けて、その場に膝をついた……
としき「……はぁ…はぁ…少し休ないと…」
:07/04/19 00:43
:PC
:rNAEkPGI
#262 [ひろ]
僕は近くのガレキに腰を下ろし、少し休む事にした
ふとパッと明るくなった山瀬さんの笑顔を思い出した!
それだけで、僕は元気が出てくる!
頑張ろう!! そう思った時だ!!!
:07/04/19 00:46
:PC
:rNAEkPGI
#263 [ひろ]
ドーーーンッ!!バリバリバリッッ!!!
突然の轟音と共に目の前のビルが突然大爆発をした……
あまりの轟音に、耳の鼓膜がはじけそうになった
:07/04/19 00:49
:PC
:rNAEkPGI
#264 [ひろ]
思わずしりもちをついた僕の横を、ビルの中から慌てて飛び出してきた、軍服を着た兵士と、その後ろについて逃げて行くヤス
僕はその二人を見逃さなかった!!
としき「ヤスーーーーッ!!」
僕の声に気が付いたヤスはこっちを振り向いた!!
:07/04/19 00:55
:PC
:rNAEkPGI
#265 [ひろ]
しかし、こっちには来ようとせず
ヤス「早くこっちに来いッ!!はやくッ!!」
僕は走ってヤスの元へといった
:07/04/19 00:57
:PC
:rNAEkPGI
#266 [ひろ]
そのまま僕達3人は走り続けた…
かなりの距離を走ると、一番前を走っていた、軍服を着た兵士の人が立ち止まり、こっちを振り向いた…
「ここまで……ッ…き、君は…」
:07/04/19 01:00
:PC
:rNAEkPGI
#267 [ひろ]
兵士の人は僕の顔を見てギョウテンした……
イヤ……僕も驚きを隠せずには居られなかった…
としき「…よ…ヨシキさんッ!!!」
:07/04/19 01:02
:PC
:rNAEkPGI
#268 [ひろ]
ヨシキさん……ミキが死んだ時…僕を助けてくれた命の恩人だ……
でも、どうしてそのヨシキさんが今ここに?
ヨシキ「……としきくん…どうして君がここに…」
ヨシキさんも僕が思っている事と同じ質問をしてきた…
ヤス「なんだよ、としき、ヨシキさんと知り合いなの?」
:07/04/19 01:11
:PC
:rNAEkPGI
#269 [ひろ]
としき「………くッ!…」
バキッ!!
ヤス「……痛ってぇなぁ!!なにすんだよッ!!」
元気そうな顔をしているヤスを見て、拳が勝手に動いた…
:07/04/19 01:15
:PC
:rNAEkPGI
#270 [ひろ]
としき「…お前、どれだけ心配したと思ってる?…チームの皆が、どんだけ心配してると思ってんだよッ!!」
ヤス「………」
としき「こうしてる今も、皆はお前の事を涙流しながら待ってんだぞ!!死に者狂いでお前の帰りを心から待ってんだぞ!!」
ヤス「………すまん」
ヤスは俯いたまま、謝った
:07/04/19 01:23
:PC
:rNAEkPGI
#271 [ひろ]
ヨシキ「…としきくん……ちょっといいかい?」
横に居たヨシキさんに腕を引かれて俺は着いていった
としき「……お久しぶりです…」
ヨシキ「ああ……久しぶりだ…」
ヨシキさんはタバコに火をつけて、一呼吸おいて、そう言った
:07/04/19 01:29
:PC
:rNAEkPGI
#272 [ひろ]
ヨシキ「今のヤスくんを見ていると……なんだか少し前の君を見てるみたいだ……」
そう呟いたヨシキさんの言葉を聞いて、僕はハッと思った!!
そう、ミキを助けようと、火の海の中に飛び込もうとした僕と今のヤスが重なって見えたんだ……
ヨシキ「……君なら、ヤスくんの気持ちも、ヤスくんの間違いも、分かるんじゃないかな?」
:07/04/19 01:39
:PC
:rNAEkPGI
#273 [ひろ]
としき「……はい…痛いほど分かります…」
ヨシキ「……そうか!」
としき「……でも…だからこそ!あなたが僕にしたように、ヤスを止めなければ!」
ヨシキ「……成長したな……少し前とは別人みたいだ!」
:07/04/19 01:42
:PC
:rNAEkPGI
#274 [ひろ]
としき「ヤスには待ってくれている仲間がいます!…僕にも!だからヤスを連れて皆のところへ帰らないと!」
ヨシキ「………君……ミキの……ミキちゃんの他に、守りたい人が出来たね?」
としき「えッ?………どうして?」
ヨシキ「…目を見ればわかる…そんな目をする人間は守りたい人が居るからに他はないからね…」
:07/04/19 01:48
:PC
:rNAEkPGI
#275 [ひろ]
としき「………迷ってるんです…」
ヨシキ「迷ってる?」
としき「……はい…確かに守ってあげたい子は居ます…でも…ミキを助けてあげれなかった俺が……その子を助けてしまったら……ミキは天国で、どう思うんでしょう……」
ヨシキ「………君の恋人だったミキちゃんは、そんな心の狭い子だったのかい?」
:07/04/19 01:54
:PC
:rNAEkPGI
#276 [ひろ]
としき「そんな事ないですッ!!」
ヨシキ「それが分かってるなら、悩む必要はないんじゃないのかい?」
そうだ、ヨシキさんの言うとおりだ!ミキならきっと、「その子を守ってあげて!」なんて言うだろう!
:07/04/19 01:57
:PC
:rNAEkPGI
#277 [ひろ]
:07/04/19 02:00
:PC
:rNAEkPGI
#278 [ひろ]
としき「…ありがとうございます!、少し、どうすればいいのか分かったような気がします!」
ヨシキ「…そうか!!」
そう言ったヨシキさんは立ち上がってタバコを指でピンッ!と弾いた
ヨシキ「……ヤスくんの所いってあげな!」
としき「はい!」
:07/04/19 20:01
:PC
:rNAEkPGI
#279 [ひろ]
僕とヨシキさんが、ヤスがさっきまで居た所に行くと
ヤスはそこには居なかった……
すこし慌てて周りを見まわしてみると
ヤスは一軒の家の前で、その家をボ〜っと眺めていた
:07/04/20 00:10
:PC
:NKOZ/JTA
#280 [ひろ]
としき「ヤス!?」
ヤスの耳元で言うと、ヤスはハッとしてこっちを見た
としき「なに見てんだ?」
そう聞くとヤスは何も言わずに家の方を指差した
:07/04/20 00:15
:PC
:NKOZ/JTA
#281 [ひろ]
としき「……ひどいな」
僕はその家を見てそう言った
その家は、爆風によるものか…砲撃によるものなのか、分からないが、家の半分が吹き飛んでいた…
ヤス「…としき…分からないのか?」
ヤスは驚いた顔をして聞いてくる…
:07/04/20 00:24
:PC
:NKOZ/JTA
#282 [ひろ]
としき「なにがだよ…?」
ヤス「……もっと良く見てみろよ……」
そう言われた僕はもっと近くで見ようと足を踏み出した
ガラッ!!
としき「痛ッ!!」
僕はガレキにつまずいた
:07/04/20 00:27
:PC
:NKOZ/JTA
#283 [ひろ]
僕は、そのつまずいたガレキを見て鳥肌が立った……
そのガレキを見てもう一度家を見た
としき「………俺の家だ…」
そのガレキは長方形の石に「瀬良」と彫ってあるものだった…
:07/04/20 00:32
:PC
:NKOZ/JTA
#284 [ひろ]
僕は驚きを隠せずに周りを見回した……
町はぐちゃぐちゃで、ずっと気がつかなかったが、良く見ると僕の近所の面影がかすかに残っていた…
ヤス「……やっと気がついた?」
としき「………」
ヤス「…お前の母ちゃんや親父さん…カヨちゃんはどうしてる…?」
:07/04/20 00:40
:PC
:NKOZ/JTA
#285 [ひろ]
ヤスにはまだ話していなかった……僕の家族の事…カヨの事…
としき「……死んだよ…」
ヤス「………すまん…」
ヤスにはきっと、家族を殺された人の気持ちが痛いくらいに分かるんだろう…
:07/04/20 00:43
:PC
:NKOZ/JTA
#286 [ひろ]
ヨシキ「……今日はここに寝泊りしよう!」
いつの間にかヨシキさんが僕の後ろに立っていた…
としき「……いいんですか?」
ヨシキ「……もう…君がここに来る事もないだろう……最後くらい、我家のぬくもりで体を休めたらどうだ?」
最後……僕が我家に帰るのはもう……これが最後…
:07/04/20 00:54
:PC
:NKOZ/JTA
#287 [ひろ]
としき「……ありがとうございます。」
そういって僕達は家の中に入った
としき「…ただいま。」
ヤス「おじゃましまぁす!!」
ヨシキ「…お、おじゃまします…」
恥ずかしそうに言うヨシキさん、
なにげなく、いつも通りに入ってくるヤス
:07/04/20 01:21
:PC
:NKOZ/JTA
#288 [ひろ]
そんな二人の心使いが……胸に響いた…
家の中はぐちゃぐちゃだが、今でも母さんの「おかえり。」って声が聞こえてきそうで…
今でも、カヨの「兄ちゃんおかえり」って声が聞こえてきそうで…
でも、現実は誰もいない……みんな居ない…
僕は耐えきれずに涙を流していた…
:07/04/20 01:26
:PC
:NKOZ/JTA
#289 [ひろ]
必死にこらえようとしても、こらえきれない……
ヨシキ「いいんだよ……今は…思う存分に泣きなさい……辛い……辛い思いをしてきたな……まだこんな若さで……自分の感情を押し殺して……君はよく頑張っているよ…」
そう言ったヨシキさんも……僕の隣で涙を流していてくれていた……
僕が泣き止むまで…
:07/04/20 01:32
:PC
:NKOZ/JTA
#290 [ひろ]
:07/04/20 01:35
:PC
:NKOZ/JTA
#291 [ひろ]
気がつくと、僕は、カヨのベットの上で眠っていた……
ヤスも僕の隣でイビキをかいて寝ている
ただ
ヨシキさんの姿は見当たらなかった
:07/04/23 23:25
:PC
:CxqjoAJ2
#292 [ひろ]
としき「……ヨシキさん?」
………
返事はない……
僕はいやな嫌な予感がして、ガバッと起き上がった!
:07/04/23 23:27
:PC
:CxqjoAJ2
#293 [ひろ]
ベットから下りてウロウロと歩き出す
すると、部屋を出たすぐのところに一枚の紙切れが置いてあった
その紙切れには
:07/04/23 23:29
:PC
:CxqjoAJ2
#294 [ひろ]
君達は、まだまだ若い、未来がある!
生きろ、こんな崩壊的世の中を生き抜いてみせろ
と書いてあった……
:07/04/23 23:31
:PC
:CxqjoAJ2
#295 [ひろ]
ヤス「なぁ、としき、何見てんだぁ?」
僕が震えながらヨシキさんの手紙を見ていると、
目覚めたばかりのヤスが話しかけてきた
:07/04/23 23:32
:PC
:CxqjoAJ2
#296 [ひろ]
ヤス「…………」
ヤスは手紙を一目見るとパッと顔が引き締まった
としき「……ヨシキさん、どこ行ったんだろうな?」
ヤス「……知らないよ………さッ!帰ろう…みんな待ってんだろ?」
:07/04/23 23:35
:PC
:CxqjoAJ2
#297 [ひろ]
としき「ああ…帰ろう…みんなの所へ!」
僕もヤスも、久しぶりの睡眠のおかげか、心がスッキリと洗われた感じだった。
:07/04/23 23:38
:PC
:CxqjoAJ2
#298 [ひろ]
それでも、家を出発する時は、名残惜しくて、せつなくて、
こんなにボロボロになってしまっても、やっぱり家のぬくもりは残っていて……
溢れる涙を必死でこらえた
:07/04/25 15:57
:PC
:97Uc88IA
#299 [ひろ]
外に出ると、久々に青空が見られた
澄んだ青空は、まるでこの戦いに終わりを告げたかのように青々としていて、どこまでも続いているようで……
いつの日か何も争いなく、平和な日常でこんな青空拝めればなと心から思った
:07/04/25 16:02
:PC
:97Uc88IA
#300 [ひろ]
ヤス「なぁ……ここから学校まで、どうやって行けばいいんだ?」
ヤスの質問に言葉を失った……
無我夢中で走ってきた僕達は、帰る道など覚えてはいなかった…
:07/04/25 16:05
:PC
:97Uc88IA
#301 [ひろ]
としき「……どうしよう……ヤス道わかんないのかよ?」
ヤス「わ、わかんねぇよ…」
パンッパパパパ…
どこかから銃声が聞こえる…
:07/04/25 16:07
:PC
:97Uc88IA
#302 [ひろ]
としき「…聞こえたか?」
ヤス「ああ、どこかでやってるな!」
としき「……行こう!ヨシキさんかもしれない!」
ヨシキさんなら、学校までの道のりを知っているかもしれない、
そんな期待から僕達は走り出した
:07/04/25 16:09
:PC
:97Uc88IA
#303 [ひろ]
…ドォン!!パンッパンパン
僕達が走り出してから10分くらいで、発砲音はどんどん大きくなる……
どうやらこの辺りで打ち合っているのだろう…
ヤス「……どうする?俺達も参加するか?」
としき「……とりあえず、ヨシキさんを探すのが先だ!」
:07/04/25 16:13
:PC
:97Uc88IA
#304 [ひろ]
走るのを辞めて、ゆっくりと敵に見つからない様に音を立てずに歩く……
「右だッ!右に3人左に………」
日本語だ!どうやら僕達の近くで戦っているのは味方のようだ
:07/04/25 16:16
:PC
:97Uc88IA
#305 [ひろ]
ヤス「…味方だ!どうするとしき?」
としき「……とりあえず、彼等と合流しよう!」
そう言って僕達は声の聞こえる方へと走り出した
すると
「動くなッ!!」
:07/04/25 16:19
:PC
:97Uc88IA
#306 [ひろ]
ガレキとガレキの隙間から銃口をこっちに向けた怒鳴られた…
としき「…日本人です!あなた達の味方です!ヨシキという人を探しています!」
「……す、すまん、味方だったか、ヨシキならあそこだ!」
そう言ったその人が指さした方を見ると
:07/04/25 16:24
:PC
:97Uc88IA
#307 [ひろ]
敵に向かって発砲しているヨシキさんの姿があった
としき「ありがとうございます!」
「ああ、あまりこの辺りをうろつかない方がいい!味方であっても間違って発砲してしまう事があるからな」
そう言い残して、その人は行ってしまった…
:07/04/25 16:35
:PC
:97Uc88IA
#308 [III]
:07/04/26 00:27
:W51P
:tkEdsl5I
#309 [III]
:07/04/26 00:28
:W51P
:tkEdsl5I
#310 [III]
:07/04/26 00:29
:W51P
:tkEdsl5I
#311 [III]
:07/04/26 00:30
:W51P
:tkEdsl5I
#312 [◆ILavUZNHMc]
あげます(・∀・)
:07/04/29 00:57
:W51P
:O9AZkW2w
#313 [ひろ]
すみません、しばらくの間書けませんでした…
アンカーや上げてくださった方ありがとうございます!
今から更新します!
:07/05/01 22:42
:PC
:VGgEBPtA
#314 [ひろ]
>>306 失敗してました…
ガレキとガレキの間から銃口をこっちに向けた日本兵に怒鳴られた
です
すみません
:07/05/01 22:47
:PC
:VGgEBPtA
#315 [ひろ]
僕達は、とりあえず、身をかがめながら戦っているヨシキさんの元へと足を運んだ
としき「ヨシキさん!!」
ヨシキ「……お前ら何でここへ来たッ!!」
僕の声で振り向いたヨシキさんは目を見開いて怒鳴った
:07/05/01 22:51
:PC
:VGgEBPtA
#316 [ひろ]
パンパパパパッ!
ドォンッ!!
「右に6人…左に8人……どんどん増えてきているぞッ!」
敵の状況を知らせる兵士が声を荒ただせて告げる…
ヨシキ「……クソッ!…マズイな」
報告を聞いたヨシキさんは顔を歪ませてそう言う
:07/05/01 22:56
:PC
:VGgEBPtA
#317 [ひろ]
としき「……僕達も手伝います!!」
僕はそういいながら、敵の居る方向へと銃口を向けた
ヨシキ「……無理はするなよ!!」
ドォン…パンパンパンッ!!
:07/05/01 22:58
:PC
:VGgEBPtA
#318 [ひろ]
「……ま、マズイ!!せ、戦車……」
ッッドォォォンッッッ!!!!
轟音と共に大爆発が起こった…
ああ……意識が…遠くなる…
:07/05/01 23:03
:PC
:VGgEBPtA
#319 [ひろ]
爆発に巻き込まれた僕とヤスは、吹き飛ばされた……
何もかもを滅茶苦茶に破壊された……
ヨシキ「しっかりしろ……ま……し……めだ…」
うすれゆく意識の中で最後に目にしたのは必死に叫ぶヨシキさんの姿だった……
:07/05/01 23:08
:PC
:VGgEBPtA
#320 [ひろ]
「……とし君…と〜し君!!」
としき「………ミキ?」
そこに居たのは、確かにミキだった…
ミキ「……えへッ…来ちゃった!」
としき「な、何いってんだよ…来ちゃったって?……あれ?ここどこ?ヤスは?」
状況が把握できていない僕にミキは淋しそうに言った…
:07/05/01 23:14
:PC
:VGgEBPtA
#321 [ひろ]
ミキ「…とし君は……とし君は、まだこっちに来てはいけないの!ここに来てはいけない人なの!」
としき「な、なにがだよ!俺…ミキの傍に居ちゃいけないのか?」
ミキ「……そう……だよ…」
俯きながら呟いたミキの頬には、涙が伝っていた…
:07/05/01 23:21
:PC
:VGgEBPtA
#322 [ひろ]
としき「……何がなんだかわかんないよ…」
精神崩壊しそうになるのを必死でこらえる
ミキ「……とし君!!守ってあげて!あなたの助けを必要としている人は沢山いるでしょ!」
俯いていた顔をあげてそう言うミキの顔はヒマワリのような笑顔だった…
:07/05/01 23:25
:PC
:VGgEBPtA
#323 [ひろ]
…懐かしい…ミキのこの笑顔も…とし君って呼ばれるのも…
としき「……ミキ……」
寂しくないか?…その言葉が出せなかった…
ミキ「大丈夫!ミキは寂しくなんかないよ!」
としき「………」
:07/05/01 23:31
:PC
:VGgEBPtA
#324 [ひろ]
ミキ「……生きて……生き続けて……私は……私は…死んでしまったけど……あなたは生きて……あなたさえ…とし君さえ、生きていてくれれば…私は生まれ変わってでも、あなたに会いに行きます」
としき「………絶対に、会いに来いよな…」
ミキ「…えへッ…うん!きっと行くよ!…だからとし君、生きてね!あなたの助けを待っている人、あなたが助けたいと思う人、あなたを助けてくれる人、いろんな人の力を借りて生きてください」
:07/05/01 23:43
:PC
:VGgEBPtA
#325 [ひろ]
ミキ「……私は、あなたの幸せを…心から願っています…」
ミキの最後の言葉を聞き終えた瞬間、意識が戻った…
:07/05/01 23:45
:PC
:VGgEBPtA
#326 [ひろ]
:07/05/01 23:47
:PC
:VGgEBPtA
#327 [ひろ]
ヨシキ「やっと目が覚めたか!」
目を覚ますと目の前には心配そうな顔をしているヨシキさんが居た
隣にはヤスが寝転んでいる……ヤスも気を失っているのだろう…
としき「……ここは?…どこですか?」
:07/05/04 02:34
:PC
:VI0vp0qo
#328 [ひろ]
僕は戦車から大砲が打ち込まれた瞬間からの記憶がなかった
ヨシキ「ここは、黒耀高校から5キロぼど離れた所だ、君達は黒耀高校に行きたかったんだろ?」
としき「…そうですかぁ!ここまで運んでくれたんですか?」
ヨシキ「…ッく………」
としき「……ヨシキさん?」
:07/05/04 02:39
:PC
:VI0vp0qo
#329 [ひろ]
よく見てみるとヨシキさんの表情は真っ青だった…
としき「…ヨシキさん、どうしたんです?……うッ!」
体を起こそうとしたが、頭がズキンズキンして起き上がれない…
どうやら意識を失う前、頭を強打したようだ…
しかしヨシキさんの顔色を見ると、そんな事は言ってられない…
それほどヨシキさんの顔色は悪かった…
:07/05/04 02:44
:PC
:VI0vp0qo
#330 [ひろ]
ヨシキ「……としきくん、そのままでいいから……今から俺の言う事をよく聞いてくれ!」
ヨシキさんの声はかすかに震えていた……明らかに苦しそうな声だった…
としき「……はい」
ヨシキ「…も、もうすぐこの町に大軍団が攻め寄せてくる……この町を乗っ取るために……」
としき「そ、そんな!!」
:07/05/04 13:53
:PC
:VI0vp0qo
#331 [ひろ]
ヨシキ「敵は、黒耀高校を……本部拠点とするみたいなんだ………き、君はどうする?」
としき「…どうするって…すぐに帰って皆にその事を知らせないと…」
ヨシキ「………ゲホッ…」
ヨシキさんは口から血を吐き出し、その場にうつ伏せに倒れこんだ…
:07/05/04 13:59
:PC
:VI0vp0qo
#332 [ひろ]
としき「ヨシキさん!!」
僕は頭の痛みをこらえて倒れているヨシキさんを抱え込んだ
すると
ヨシキさんのお腹の部分からおびただしい量の血液が流れ出していた…
としき「…そんな…ヨシキさん、しっかりしてください!!」
:07/05/04 14:02
:PC
:VI0vp0qo
#333 [ひろ]
ヨシキ「……はは…肝臓をやられちまってなぁ……どうも、そろそろヤバイみたいだ…」
としき「……そんな、あなたが居なくなったら…俺はどうすれば……」
もう誰も失いたくないという気持ちが、僕に自然と涙を流させていた…
:07/05/04 14:05
:PC
:VI0vp0qo
#334 [ひろ]
ヨシキ「……どうすればって…君はもうやるべき事は分かっているじゃないか……」
としき「でも……でも、俺はヨシキさんと一緒に生き残りたいんです!」
泣きながら必死に訴える僕の顔を見てヨシキさんはニコッと笑った
ヨシキ「はは……そろそろ、俺も娘のもとへ……家族のもとへ行かせてくれ……」
:07/05/04 14:10
:PC
:VI0vp0qo
#335 [ひろ]
そう言ったヨシキさんは、うっすらと涙を流していた
としき「……でも…」
ヨシキ「…娘の人生は短かった……だがその短い人生でも、精一杯の幸せを感じてくれていた……ありがとう…としき君!」
としき「……え?」
ヨシキ「まだ私のフルネームを言ってなかったね……俺の名前は…平山ヨシキ……ミキの父だ…」
:07/05/04 14:17
:PC
:VI0vp0qo
#336 [ひろ]
としき「……ミキの…ミキのお父さん…」
そういえば、あの火事が鎮火された後、発見された遺体は3人…ミキとミキの母、ミキの弟だけだった……
ヨシキ「……君の話はミキから、たくさん聞かされていてね……君の話をしている時のミキの顔はすごく嬉しそうで…」
としき「……こんな…こんな偶然って…」
:07/05/04 14:23
:PC
:VI0vp0qo
#337 [ひろ]
:07/05/04 14:28
:PC
:VI0vp0qo
#338 [かなやは]
あげま
:07/05/07 23:28
:W51P
:pxmQZ9IY
#339 [ひろ]
読んでくれている皆さん、しばらく更新できなくてすみませんでした…パソコンが壊れてしまい……しばらく携帯から書かせて頂きます


今から更新します

:07/05/11 01:35
:D902iS
:qdX3a.Gc
#340 [ひろ]
ヨシキ「あの火事の時…必死でミキを助けようとしている君の姿を見て……俺は…」
そこまで言うとヨシキさんは溢れんばかりの涙を拭う事で必死だった
としき「…ヨシキさん…イヤですよ俺…もう、目の前で誰かが死ぬのを見るのはもう嫌です…」
:07/05/11 01:44
:D902iS
:qdX3a.Gc
#341 [ひろ]
ヨシキ「君は本当に優しい子だ…ゲホッ……」
口からおびただしい程の血を吐き出したヨシキさんの目は徐々に虚ろになっていく
としき「ヨシキさん!しっかり」
もはや僕の声も届いていないのかヨシキさんはボーっと空を一点に眺めている
:07/05/11 01:52
:D902iS
:qdX3a.Gc
#342 [ひろ]
ヨシキ「……ミキ…き、来てくれたのか!」
何かに取り付かれた様に突然ヨシキさんが空に向かって語りかける
としき「ヨシキさん?」
ヨシキ「……」
なにも言わずにこちらを振り向くヨシキさん
:07/05/11 02:01
:D902iS
:qdX3a.Gc
#343 [ひろ]
その顔は、暖かくて、懐かしくて……何ともいえない笑顔だった
ヨシキ「…としきくん、ミキが…ミキが迎えに来てくれたよ…やっと…やっと俺は家族の元に帰ることを許されたんだよ」
としき「ミキが…そこに居るんですか?」
ヨシキ「ああ…」
:07/05/11 02:07
:D902iS
:qdX3a.Gc
#344 [ひろ]
ヨシキ「としきくん…ありがとう…」
としき「……どうしてですか?」
俯いてそう言う僕からはポタポタと涙が滴り落ちる
ヨシキ「なにがだい?」
真っ青な顔のまま笑顔で聞き返すヨシキさん
:07/05/11 02:16
:D902iS
:qdX3a.Gc
#345 [ひろ]
としき「どうして…ミキといい…ヨシキさんといい…自分が死にそうなのに、笑顔でありがとうなんて言えるんですか?」
ミキもそうだった……メールで「ありがとう」と送ってきたんだ……
ヨシキ「………」
:07/05/12 23:36
:D902iS
:JZPZRfmw
#346 [ひろ]
ヨシキさんからの返事は…返って来なかった……
僕の腕の中でヨシキさんは…まるで眠っているかのように…気持ちよさそうに
静かに息絶えていった…
:07/05/12 23:39
:D902iS
:JZPZRfmw
#347 [ひろ]
としき「……ヨシキさん…もうこんな戦い…大切な人が死んでばっかの戦い……イヤです…」
ヨシキさんからの返事が返ってこないとわかっていても
僕は話しかける事を辞めなかった……
:07/05/12 23:43
:D902iS
:JZPZRfmw
#348 [ひろ]
「生きろ」
「生きるために戦え」
「大切な人を守るために戦え」
ヨシキさんの声だった…僕の頭の中に響いていてきたんだ…
:07/05/12 23:46
:D902iS
:JZPZRfmw
#349 [ひろ]
としき「ヨシキさん?ヨシキさんなんですか?」
僕は、頭の中に響いてきたその言葉に必死に応えた
しかし、それっきりヨシキさんの声が聞こえることはなかった……
:07/05/14 17:11
:D902iS
:1bY0aUsE
#350 [ひろ]
ユウヤ「大変な思いをしてきたんだな…としき」
ユウヤさんの言葉で僕はハッと我に返った
周りを見渡すと皆涙していた…
としき「…す、すみません…辛い話をしちゃって…」
:07/05/14 17:14
:D902iS
:1bY0aUsE
#351 [ひろ]
としき「とにかく…ここにこれから敵の大軍が攻め寄せて来ることは間違いないんです!」
ユウヤ「…そうだな…早く手を打たなきゃな!」
静まり返る教室内…
ヤス「た…戦いましょう」
としき「ヤス!!目覚ましたのかぁ!」
:07/05/14 17:19
:D902iS
:1bY0aUsE
#352 [ひろ]
ヤスは頭を抱えて起き上がった
ヤス「としき…迷惑かけたな…」
ニコッと笑いそう言うヤスを見て、僕はホッとした
ヤス「ユウヤさん、俺は敵の大軍が来ようとここで戦いたいです!」
ヤスの目は真剣だった
:07/05/14 17:23
:D902iS
:1bY0aUsE
#353 [ひろ]
ユウヤ「……」
今回ばかりは事の重大さにユウヤさんも戸惑いを隠しきれないでいた
としき「もうここまで戦って来たんです…最後まで戦いましょう!」
ユウヤ「……そうだな」
:07/05/14 17:33
:D902iS
:1bY0aUsE
#354 [ひろ]
「…ぼ、僕も皆さんと共に戦いたいです!」
突然教室のドアが開いたと思うと一人の生徒が真剣な表情で言ってきた…
どうやら廊下で盗み聞きをしていたようだ…
ユウヤ「君は?」
驚いた顔でユウヤさんが聞く
:07/05/15 00:48
:PC
:HiL9gFCg
#355 [ひろ]
「…僕は…この学校に大好きな彼女が居ます…その子を守りたいです…」
ユウヤ「…そうか……でも、生徒である君を戦わせる訳には…」
「お願いします!!」
僕達はこの一人の生徒に圧倒された
:07/05/15 00:51
:PC
:HiL9gFCg
#356 [ひろ]
としき「…君の名前は?」
「松田タクマと言います!」
僕の質問にキッパリと答えてくるこの子の顔は真剣そのものだった
ユウヤ「…もう悩んでいる時間もない……戦おう!最後まで!」
:07/05/15 00:55
:PC
:HiL9gFCg
#357 [ひろ]
もう…ユウヤさんのこの言葉に…反論しようとする者は誰も居ない…それどころか…皆この言葉を待っていたかの様な表情だ
ユウヤ「作戦もクソもあったもんか!全員校門の前で敵を待ち受けてやろう!」
「おおーーーーーッ!!」
僕達の最後の戦いの始まりだった…
:07/05/15 00:59
:PC
:HiL9gFCg
#358 [ひろ]
ユウヤ「としき…ちょっといいか?」
皆が雄たけびをあげている中、ユウヤさんは冷静な表情で僕を呼び出した
としき「ん?どうしました?」
僕はそっけなく返事をする
ユウヤ「あの松田という子の事なんだが…」
:07/05/16 01:14
:PC
:5e9xx3T2
#359 [ひろ]
としき「……戦わせてあげてもいいのでは?」
僕の思い切った発言に、ユウヤさんは意外にも驚いていなかった
ユウヤ「…ああ…俺もそうしようと思っている…ただ…」
としき「…ただ?」
俯いたままユウヤさんは言う
:07/05/16 01:17
:PC
:5e9xx3T2
#360 [ひろ]
ユウヤ「…お前、あの子の傍に着いてやってほしい!」
としき「俺がですか?」
僕は目を見開いた
ユウヤ「ああ…戦わせると言っても、あの子は学生だ…あの子が死ぬ事は俺が許さない、お前の傍なら安心だと思って」
:07/05/16 01:20
:PC
:5e9xx3T2
#361 [ひろ]
としき「……どうして僕の傍なら安心なんですか?」
ユウヤさんの言ってる事の意味がわからなかった…
ユウヤ「…とにかく!お前はあの子の傍を離れるな!何があっても!」
ユウヤさんは怒鳴るようにそう言って、僕の元を離れていった
:07/05/16 01:23
:PC
:5e9xx3T2
#362 [ひろ]
僕は意味が分からないといった表情で教室から出た
すると
山瀬「…先輩!」
廊下には山瀬さんが立っていた…
:07/05/16 01:25
:PC
:5e9xx3T2
#363 [ひろ]
としき「…山瀬さん!また勝手に避難場所から抜け出してきたんですか?」
ニッコリと微笑んでそう言う僕の質問を無視するかのように山瀬さんはその場にしゃがみ込んだ…
山瀬「…うッ……」
としき「山瀬さん?」
:07/05/16 01:29
:PC
:5e9xx3T2
#364 [ひろ]
山瀬「…ケホッ……ケホッケホッ…」
口を押さえながら咳き込む山瀬さん……僕は嫌な予感がした…
としき「山瀬さん?大丈夫ですか?」
山瀬さんの背中をさすりながらそう言う僕…
:07/05/16 01:32
:PC
:5e9xx3T2
#365 [ひろ]
しゃがみ込んだ山瀬さんの咳き込みは一向にやまない……
僕は必死で背中をさすった
僕には背中をさする事しか出来なかった…
:07/05/16 01:37
:PC
:5e9xx3T2
#366 [ひろ]
山瀬さんの咳き込みは3分くらい続いた……
少し落ち着くと…山瀬さんは涙を流して、口に当てていた手のひらを僕に見せてきた……
山瀬さんの手のひらには血が着いていた……
そして山瀬さんのピンク色だった唇も……血で真っ赤に染まっていた…
:07/05/16 01:41
:PC
:5e9xx3T2
#367 [ひろ]
:07/05/16 01:48
:PC
:5e9xx3T2
#368 [ひろ]
としき「山瀬さん?大丈夫ですか?」
山瀬「……先輩…」
目をうるうるさせながら山瀬さんは言う……
としき「……山瀬さん…とにかく、口を拭いてください」
そう言って僕はポケットに入っていたティッシュを手渡した
:07/05/18 21:19
:PC
:h/ELWNzA
#369 [我輩は匿名である]
はげト
はよ書けト
:07/05/19 14:48
:W32H
:Xky3CbNo
#370 [ひろ]
山瀬「…ありがとうございます…」
俯きながらティッシュを手に取った山瀬さん
としき「…大丈夫ですか?」
山瀬「……最近…体がおかしいんです…」
ティッシュで口を拭きながら、山瀬さんは小さな声で呟いた
:07/05/20 00:53
:PC
:3lzgGKn6
#371 [ひろ]
としき「体がおかしいって……今みたいな事が、よくあるって事ですか?」
僕は動揺しながら山瀬さんに問いかける
山瀬「……はい…急に胸が苦しくなって…今みたいに…」
としき「……そんな…」
:07/05/20 00:55
:PC
:3lzgGKn6
#372 [ひろ]
僕達は土木科専門学生…学校で習う事は、土木や建築の事ばかり…
仮に山瀬さんが、何か重大な病気だったとしても…
僕達にはどうする事も出来ないことを……
一瞬悟った……
:07/05/20 00:59
:PC
:3lzgGKn6
#373 [ひろ]
としき「……そ、その症状はいつから始まったんですか?」
山瀬「先輩が、ヤスって人を助けに学校を出ていってからです…」
としき「……と、とにかく、今は体を安静にしておいてください!!」
僕には、こう言う事しか出来なかった…
:07/05/20 01:03
:PC
:3lzgGKn6
#374 [ひろ]
ガラガラ…
ユウヤ「…としき、屋上の見張りが敵の大軍を発見したみたいだ……俺達は今から戦闘に備えて全員校門で敵を待ち受ける…」
教室のドアを勢いよく開けてユウヤさんが言う……
ユウヤさんの額からは、ひ汗が勢いよく吹き出していた
:07/05/20 01:15
:PC
:3lzgGKn6
#375 [ひろ]
としき「……そうですか…」
山瀬さんの顔をチラッと見ると…
その顔は、苦しそうな、不安そうな、悲しそうな……なんとも言えない表情で僕の顔を見ていた…
:07/05/20 01:18
:PC
:3lzgGKn6
#376 [ひろ]
としき「…山瀬さん…俺」
ユウヤ「お前はその子と一緒に居てやれ…松田君は俺が面倒を見る」
僕の言葉をさえぎる様にユウヤさんが言った
としき「………」
:07/05/20 01:21
:PC
:3lzgGKn6
#377 [ひろ]
ユウヤさんの言葉に、数秒間の沈黙が走った…
としき「……でも…」
ユウヤ「戦う事だけが、誰かを救う事じゃないんじゃないのか?」
としき「…ユウヤさん」
:07/05/20 01:26
:PC
:3lzgGKn6
#378 [ひろ]
ユウヤさんはそう言い残し、チームの皆を連れて、校門へと走っていった…
山瀬「…先輩……」
としき「…どうしました?」
複雑な思いの中、僕は必死に笑顔を作り、山瀬さんの方へと顔を向けた
:07/05/20 01:29
:PC
:3lzgGKn6
#379 [ひろ]
山瀬「…私の事はいいですから…行ってください…」
山瀬さんは俯いて言った
としき「……」
僕は一体どうすればいいのか分からなかった…
頭の中で答えを見つけ出すことで精一杯だった…
:07/05/20 01:32
:PC
:3lzgGKn6
#380 [ひろ]
としき「……とにかく、皆が非難しているところへ戻りましょう?」
そう言って、山瀬さんの手を引き、避難所へと場所を移した
避難所に着くと、他の生徒達は、皆、僕達、土木科専門学校のチームを心配している様だった
:07/05/20 01:38
:PC
:3lzgGKn6
#381 []
更新待ってます!!!
:07/05/20 18:02
:W47T
:Nf2ECQSc
#382 [ひろ]
「ひろみ!!」
僕と山瀬さんの事に気がついた、一人の女の子が、心配そうな顔をして走ってきた
山瀬「……ゆ、ゆうこ…ごめ、心配かけたね…」
そう言った山瀬さんの顔は真っ青だった…
ゆうこ「…バカ!あんた、少しは自分の体の事考えて行動しなさいよ!」
:07/05/22 18:24
:PC
:AWZ2iaNQ
#383 [ひろ]
ゆうこ「……あッ!…すみません、あたし、ひろみの友達の加藤ゆうこって言います……瀬良先輩ですよね?」
としき「…え?何で俺の名前知ってるの?」
ゆうこ「アハ、瀬良先輩の話は、いつも、ひろみから聞いているものでして」
山瀬「ゆうこ〜!!」
:07/05/22 18:28
:PC
:AWZ2iaNQ
#384 [ひろ]
恥ずかしそうに山瀬さんが、ゆうこという子の肩を叩く…
ゆうこ「……この子…最近身体の調子が悪いみたいなんです…」
としき「…さっき、聞いたよ……早く病院に連れて行かないと…」
:07/05/22 18:34
:PC
:AWZ2iaNQ
#385 [我輩は匿名である]
はよ書けやゥ
:07/05/22 20:53
:W32H
:q0VcB5Hw
#386 [ひろ]
ドォーーンッッ!!
パン…パパパパッッッ!!!
僕達がそんな話をしていると、校門の方から、発砲音…爆発音が響きだした…
いよいよ…始まったようだ……
:07/05/24 02:41
:PC
:d5wJJXj.
#387 [ひろ]
ゆうこ「えッ!?なに?この音?また戦いが始まったの?」
何も知らない、ゆうこが騒ぎ出した…
他の生徒達も、ざわざわと騒ぎ出す…
すると…
:07/05/24 02:44
:PC
:d5wJJXj.
#388 [ひろ]
「あの…タクマが……タクマが居ないんです…」
一人の女の子が慌てて僕の方へと駆け寄ってくる…
としき「君は?」
「わ、私、タクマと付き合ってるんです……タクマはどこですか?」
かなり錯乱状態になっている…
:07/05/24 02:47
:PC
:d5wJJXj.
#389 [ひろ]
としき「……君の名前は?」
僕はこの子に松田君の事を伝えるべきか悩んだ…
「あッ!…私の名前は、飯田ヒヨリっていいます?タクマはどこですか?」
としき「…松田君は今、僕達と共に戦っているよ?」
:07/05/24 02:51
:PC
:d5wJJXj.
#390 [ひろ]
少し間を置いて僕がそう言うと、その子は やっぱり と言い、その場に泣き崩れた…
としき「…大丈夫だよ!…松田君の傍には僕達のリーダーも居る!彼はきっと命にかえてでも松田君の事を守ってくれる!」
ヒヨリ「……本当ですか…?」
涙を拭いながら僕に訴えかけてくる
としき「本当だとも!」
:07/05/24 02:56
:PC
:d5wJJXj.
#391 [ひろ]
ヒヨリ「……でもどうしてタクマが戦ってるんですか?」
彼女からしてみれば、当たり前の質問だ
としき「…松田君は、君の事を守りたい、君を守るために戦いたいと自ら僕達の元へ来たんだ、君の事が大好きなんだってさ」
僕のこの言葉を聞いて、彼女は、恥ずかしそうに微笑んだ
:07/05/24 03:01
:PC
:d5wJJXj.
#392 [ひろ]
ドーーンッッ!ドドドドパンパンドォン!!
外で鳴り響いている銃声、爆発音は、どんどん激しくなっている……
僕は、平常心を保っていられなくなり、窓から外の様子を見てみた……
目に飛び込んできた光景を見て、僕は、その場に崩れるように、膝をついた……
:07/05/24 03:07
:PC
:d5wJJXj.
#393 [ひろ]
:07/05/24 03:10
:PC
:d5wJJXj.
#394 [ピィノ]
後ろにいってたんでとりあえずカキコしました


:07/05/27 00:44
:P902i
:C/2LSd/E
#395 [ひろ]
ピィノさんありがとです、遅くなりましたが、今から更新います、
:07/06/08 00:52
:PC
:j.hL2Nlo
#396 [ひろ]
外の光景は……
一言で言うと……
勝ち目がない……
何百人対何十人……
鉄砲玉の嵐…
:07/06/08 00:54
:PC
:j.hL2Nlo
#397 [ひろ]
山瀬「…先輩?」
後ろから、僕の異変に気がついた山瀬さんが心配そうに声をかけてくる…
としき「……行かないと…」
僕のこの言葉に、山瀬さんは、頬から一筋の涙を流して言った
山瀬「……生きて帰ってきてください…」
:07/06/08 00:59
:PC
:j.hL2Nlo
#398 [ひろ]
僕はその言葉を聞いた途端、走った…
仲間の下へ…いや…友の下へ!!
避難所から出る瞬間、僕は一瞬だけ振り返った…
そこには、膝をついて泣き崩れる山瀬さんの姿があった…
:07/06/08 01:18
:PC
:j.hL2Nlo
#399 [ひろ]
パーンパンパンパパパパ
段々大きくなっていく銃声…
僕は、息をするのも忘れて走った…すると
ユウヤ「右だぁ!!ゴダイ!右に向けて撃て!!ヤス!お前は左だぁ!!」
ユウヤさんだッ!!必死に戦っているユウヤさんの声が聞こえてきた!
:07/06/08 01:24
:PC
:j.hL2Nlo
#400 [ひろ]
もう少しだ!皆戦っている!!
みんな……生きてるッ!!
不安から解き放たれた僕は、まるで、マラソンランナーのラストスパートのように校門へと走った!
……だが……
:07/06/08 01:28
:PC
:j.hL2Nlo
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