砂糖が甘い理由
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#469 [花◆AV8KevAYKk]
[ちょっと!!]
美穂子は言葉を投げ掛けるけど,それも届かない。
紗弥は美穂子の友達を嫌そうに見送り,美穂子の前にに向き直した。
[あんた…どうゆうつもり???]
[違う。違うの達也…]
美穂子は紗弥の質問を無視して紗弥を避けるように俺に擦り寄った。
紗弥はため息をついて,俺と美穂子の間に割込み,強い口調で一言言うと,思い切り平手を振り上げた。
[人を馬鹿にしないで]
:06/10/08 10:43 :SO902i :upLnr4jE
#470 [花◆AV8KevAYKk]
―バシッと鋭くて痛々しい音が教室に響く。
紗弥の平手は俺の頬にクリーンヒット。
俺は美穂子の前に反射的に立っていた。
[[達也…]]
紗弥と美穂子は声を重ねて俺を呼んだ。
:06/10/08 11:31 :SO902i :upLnr4jE
#471 [☆MIKU☆]
:06/10/08 16:50 :N901iC :ogfMUjIg
#472 [我輩は匿名である]
:06/10/08 18:04 :N902i :TjUBc.ig
#473 [タコ焼き~(笑)]
気になるやん♪♭ほな頑張ってなぁxx
:06/10/08 18:05 :W31K :MzH1cZrs
#474 [我輩は匿名である]
:06/10/08 19:08 :P902i :2RL0pvBY
#475 [美穂]
:06/10/08 19:17 :N901iC :☆☆☆
#476 [花◆AV8KevAYKk]
皆様〜
こんなに読者の方が沢山ぃてくださるなんて
花ゎ幸せ
です
:06/10/08 19:52 :SO902i :upLnr4jE
#477 [花◆AV8KevAYKk]
[達也…やっぱりあたしは達也じゃないと…]
美穂子は俺に抱き付いて泣き始めた。
紗弥は俺達の様子を見て,手を拳にして震えていた。
[勘違いするな。
俺はお前を守りたかったんじゃない。
紗弥を汚したくなかったんだ。
帰れよ…]
俺は美穂子の腕を振払い,震える紗弥の拳を両手で覆った。
美穂子はぴたりと泣くのを止めて,悔しそうに舌打ちをして教室を走って出て行った。
:06/10/08 19:54 :SO902i :upLnr4jE
#478 [花◆AV8KevAYKk]
[達也…]
紗弥は泣き出してしまって,俺はもう慌てるだけ。
[泣くなよ,紗弥〜]
[だって…
痛かったでしょ?
ごめん…ごめんなさい]
紗弥の目からはとめどなく涙が溢れる。
俺はそれを一粒も無駄にすることのないように,一生懸命綺麗にシャツの裾で拭った。
そんなことをしながら,今幸せで仕方ない気持ちを紗弥に伝えたかったと思ったし,キスもしたかった。
でも…やっぱり紗弥はエスパーなのかな。
甘い香りを漂わせて俺の頬に何度もキスしてくれた。
:06/10/08 20:04 :SO902i :upLnr4jE
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