゚*。+-想いの行方-+。*゚
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#901 [三ッ葉]
花「そっか〜そっかッ……それは、お気の毒だわ。
あのさ……この機会に違う恋をしたら??」
花奈絵ちゃんは、一人で頷きながら話していた
違う恋――…??
花「えっと………今日は、合コンがあるんだけど女子の人数一人足りないから、楠未さんどう??」
新しい恋したら楽しくなるかな――??
:07/02/12 02:19 :N902i :☆☆☆
#902 [三ッ葉]
………………………
…………………
キーンコーンカーンコーン
昼食の時間―――…
私と龍也と栞は、食堂へ向かった
本当は行きたくない……
栞「梨緒、髪の毛切ったんだぁ……」
席に着いたなり口を開いた
ずっと続いていた沈黙が閉ざされた
:07/02/12 02:23 :N902i :☆☆☆
#903 [我輩は匿名である]
:07/02/12 02:27 :N900iS :☆☆☆
#904 [三ッ葉]
梨『うん……気分転換?
今までの私じゃなんか嫌だから捨てたの――…』
私が最後に言った言葉に皆ピクリと反応して黙り込む――…
龍「俺、髪の毛は短い方が好きかも……」
栞「私、髪長いじゃん;;」
龍「栞は、長くてもいい」
このカップルは相変わらず仲がいいなぁ〜
って思った
:07/02/12 02:28 :N902i :☆☆☆
#905 [三ッ葉]
:07/02/12 02:29 :N902i :☆☆☆
#906 [三ッ葉]
それと同時に思った事があった――…
亜梨沙先輩と笙吾先輩がさっきから一言も言葉を交わさない
喧嘩でもしてるのかな??
笙「俺……前まで長いほうが好きだったけど、
今は――――
短い方が大好きかも。」
大好きか……
一度で良いからあなたに言われてみたかったなぁ
:07/02/12 02:37 :N902i :☆☆☆
#907 [三ッ葉]
髪……短い方が好きになったんだ……
それっていつから??
理由は
私が短く切ったからだったりしますか??
なんて、思ってみた
私は、亜梨沙先輩に目をそっと向けた
:07/02/12 02:41 :N902i :☆☆☆
#908 [三ッ葉]
あ…………
そういえば……
亜梨沙先輩の髪は
前の私に比べて結構短い方だった
………そっか
笙吾先輩は、亜梨沙先輩の事言ってたんだ
彼氏だもんね
好き同士だもんね
:07/02/12 02:43 :N902i :☆☆☆
#909 [三ッ葉]
少しでも自惚れてしまった自分に嫌気がさす
馬鹿だ……私。
いい加減あきらめろッつーの!!
変わるんでしょ?
前までの自分捨てるって決めたじゃんか………
何だかこの場所から逃げたくなった――
「梨・緒・ちゃ・ん☆」
:07/02/12 02:47 :N902i :☆☆☆
#910 [三ッ葉]
ガタタンッ……
梨『わッ……!//
なッ――陽介先輩!!!!』
急に後ろから声がしたと思ったら
陽介先輩が私の首に腕を回して抱きついてきた
私は、驚きのあまり席を立ち上がってしまう――…
陽「ちょっと秘密会議☆
二人とも梨緒借りるよ??」
陽介先輩が笙吾先輩と新先輩の方をみて、ニヤッとする
:07/02/12 02:54 :N902i :☆☆☆
#911 [三ッ葉]
新、笙「……」
二人とも陽介先輩に対して睨むだけで何も言わなかった
陽「二人とも恐いオーラだしすぎだって;;
梨緒自身は、俺に着いてきてくれるの??」
私の耳元で甘い声でささやいてくる
吐息がとぎれとぎれにかかって、体が小さく反応してしまう……
:07/02/12 02:59 :N902i :☆☆☆
#912 [三ッ葉]
あまりここにいたくない……
だから――…
梨『……』
私は、陽介先輩に対して無言のまま首を縦に振った
陽「本人は構わないって」
そう笑顔で陽気に言って歩き進む陽介先輩の後ろを
ついていった
皆の顔を見ないまま―…
:07/02/12 03:06 :N902i :☆☆☆
#913 [三ッ葉]
私達は、人気の少ない階段の所で座り込んだ
梨『あの〜秘密会議って何ですか??』
私は、疑問に思ってた事を口にだした
陽「今日、寮の玄関前に4:30に集合!!ってことを伝えたかった」
梨『え??』
私は、何で陽介先輩がそんな事言ったのか分からなかった
:07/02/12 08:14 :N902i :☆☆☆
#914 [三ッ葉]
陽「あれ〜??
聞いてない??俺も、合コンのメンツだよ??」
本当に!??
梨『え―…;;』
私はあからさまに嫌な顔をしてみせた
陽「おい!!先輩に対してそんな顔すんなって……;;」
と言って私の頬をひねってきた
梨『いッ……たいです;;』
:07/02/12 08:18 :N902i :☆☆☆
#915 [三ッ葉]
………………………
…………………
そんなやりとりから大分経ち、今は久しぶりのクラブ活動中―――
《きゃー!!!》
もちろん女子のキーキー声も飛びかっていた
時刻は3:30……
亜梨沙先輩に言わなければ――…早退することを
何か言うタイミングがつかめない………
:07/02/12 08:32 :N902i :☆☆☆
#916 [三ッ葉]
ガシッ
陽「俺ちょっと早退するわ!!亜梨沙ぁ〜梨緒も一緒だから借りるね??」
陽介先輩が私の体を引っ張っていく―…
亜「あ……うん」
そんな時――…
「有馬〜今のシュート外したら駄目だろが!!」
顧問の先生が怒鳴る
:07/02/12 08:36 :N902i :☆☆☆
#917 [三ッ葉]
私は、笙吾先輩の方を振り向いた―…
笙吾先輩が顧問の先輩にあんなに怒られる事なんてなかったから
笙「すみません。
よそ見してました……」
そう言う笙吾先輩は、ずっと私の目を見ていて―…
「ボケッとしてんな!!
ずっとグラウンド走って集中力高めとけ!!」
笙「はい……」
:07/02/12 08:41 :N902i :☆☆☆
#918 [三ッ葉]
それでもなお笙吾先輩の視線は変わらない
ずっと私をみていた
反らせなかった――…
すると
陽「さっ!!用意用意〜♪」
といって寮へ連れてかれる
視線が外れた――…
:07/02/12 08:46 :N902i :☆☆☆
#919 [三ッ葉]
:07/02/12 08:48 :N902i :☆☆☆
#920 [三ッ葉]
私は、部屋に入るとクローゼットを開けた
そこから、灰色のバルーンスカートのワンピースを取出して着る……
黒いタイツをはいて
黒い色の丈の短い羽織るものをまとった
少し大人っぽく、おとなしくキメてみた
それから、短くなった栗色の髪をワックスで動きをつけた
そしてヒールの高い靴を履いた
:07/02/12 19:42 :N902i :☆☆☆
#921 [我輩は匿名である]
:07/02/12 22:08 :SH903i :☆☆☆
#922 [三ッ葉]
:07/02/12 23:10 :N902i :☆☆☆
#923 [あゅ]
久しぶりです
本間にいい話や
続き気になるからなあ
三ツ葉サンのペースを維持してください
陰ながら応援してます
:07/02/13 00:19 :SH902i :☆☆☆
#924 [三ッ葉]
:07/02/13 00:43 :N902i :☆☆☆
#925 [三ッ葉]
>>920から
寮をでると……
陽「よっ!!」
陽介先輩が手を振って出迎えてくれた
梨『………』
私は、陽介先輩の後ろに見えた走っている笙吾先輩と視線があって黙りこんだ
先輩が近づいてくる…
どうしよう――…;;
:07/02/13 00:51 :N902i :☆☆☆
#926 [三ッ葉]
笙「ハァ……梨緒……どこいくんだよ??」
息をきらしながら笙吾先輩が問いかけにきた
陽「デェトだよ??
笙吾…………羨ましい??」
笙「陽介には聞いてねえよ……どうなんだよ、梨緒」
笙(畜生……羨ましいけど 嘘に決まってるだろ
"合コンだよ"
そう言おうと口を開いたら…………
:07/02/13 00:57 :N902i :☆☆☆
#927 [三ッ葉]
花「ごめ〜ん!!まった??」
花奈絵ちゃんがこっちに手を振って走ってくる
その後ろから、合コンのメンバーだと思える男女数名も現れた……
笙吾先輩が何かに感付いた表情をみせた
笙「ふーん……そういう事かよ;;
最悪だな;
まぁせいぜい楽しんでこいよ……」
笙吾先輩は、ムスッとして冷たく言い放った
:07/02/13 01:06 :N902i :☆☆☆
#928 [三ッ葉]
梨『言われなくても楽しみますから………』
私も冷たく言い放った
そして、歩いた
スッ――
すれ違う――…
歩く私と
走る笙吾先輩――…
:07/02/13 01:09 :N902i :☆☆☆
#929 [三ッ葉]
私達が訪れた場所は、
カラオケだった――…
さっそく自己紹介;;
皆順番に話していく
よく見ると、私以外の女の子は気合いの入った服装で、メイクもばっちりだった…………
それに比べて私は、ノーメイク;;
変な意味で浮いてるよね??
花「次、楠未さんだよっ………」
ぼけっとしていると花奈絵ちゃんに呼ばれる
:07/02/13 01:19 :N902i :☆☆☆
#930 [三ッ葉]
ガタッ………
私は突然呼ばれて、思わず立ち上がってしまった
梨『あっ……えっえっと…………一年の……くっ楠未 梨緒です……』
言いおわりに近づくにつれて、声がしぼんでしまった………
私っ……
上がりすぎでしょっ!!
額に汗がにじむのが微かに感じられる
:07/02/13 01:26 :N902i :☆☆☆
#931 [三ッ葉]
「まぁ―座りなよ。笑」
他の男の先輩が笑って言う――…
梨『はい!!』
ストンっ…
もう一度席に腰をかけた
「……君ってあの噂の子だよねぇ??」
その男の人は、静かに聞いてきた……
シ………ン……
:07/02/13 01:30 :N902i :☆☆☆
#932 [三ッ葉]
周りが静かになる……
「あ……別に悪い意味で言ってないよ?
君って……新と付きあっ――――」
バサっ――
その男の人は、話を続けようとしたとき
陽介先輩が分厚い本を開きだす――…
そして口を開いた
陽「まっ……とりあえず歌わね??」
この一言で話題はそれて、皆唄いはじめる
:07/02/13 01:41 :N902i :☆☆☆
#933 [三ッ葉]
男子のメンバーが全員2年生なのでやりにくかった――…
ん――??
陽介先輩の方をみると手招きをして私を呼んでいた
仕方なく陽介先輩の隣に座った
梨『なんですか??;』
陽「よく考えたら、新と付き合ってる奴がこんな事してもいいのかよ―…?
つーか、マジで付き合ってんの!?」
:07/02/13 01:48 :N902i :☆☆☆
#934 [三ッ葉]
梨『つッ…付き合ってないです…;;』
私は、声を細めて言った
陽「まじ??
なのに新と濃厚なチューしちゃったの!??笑」
陽介先輩が大きな声をだしていうから――
梨『ちょッ……陽介先輩!!』
不覚にも止めるのに自分が大きな声をあげてしまう
モガッ………
陽介先輩の大きな手で口が塞がれた
:07/02/13 07:59 :N902i :☆☆☆
#935 [三ッ葉]
陽「声でかいって;;」
どっちが!!!怒
梨『陽介先輩も大きい声で言ったじゃないですか!!』
陽「なぁ……お前辛くねえの???」
いつになく陽介先輩が真剣な顔をした
梨『な……んでそんな事??』
私の心が騒つく………
陽「顔にでてんだよ…」
そう言って陽介先輩が私の頬に手で触れる
:07/02/13 08:05 :N902i :☆☆☆
#936 [三ッ葉]
そしてささやく――…
陽「新しい恋して忘れるのも良い方法だよ??」
あ――…
花奈絵ちゃんも似たような事言ってた………
新しい恋―――
それはどこにあるのだろうか――…?
:07/02/13 18:24 :N902i :☆☆☆
#937 [三ッ葉]
………………………
…………………
ジャー
私は、トイレで手洗い
他の子達は、メイク直しをしていた――…
花「ん―…楠未さんッ目つぶってこっち向いて」
私は、よく分からないまま言われる通りにした…
スッー
花「できたぁ!!」
花奈絵ちゃんの言葉と同時に目を開いた
:07/02/14 08:07 :N902i :☆☆☆
#938 [みぃちゃん]
はじめから読ましてもらってます
この話バリ好きなんで頑張ってくださぃ
:07/02/14 14:50 :SH901iC :☆☆☆
#939 [三ッ葉]
:07/02/14 15:13 :N902i :☆☆☆
#940 [ユウナ]
:07/02/15 14:31 :P902i :☆☆☆
#941 [まぃ]
三ッ葉
チャン
明日入試なの
大変だぁ〜
お守り持ってる
受験表は
消しゴムは
シャーペン
壊れてない
シャーシンある
:07/02/15 15:57 :SO702i :☆☆☆
#942 [大空]
まいさん高校受験はシャーペンじゃなくて鉛筆じゃなかった?
三つ葉さんがんばって下さい
:07/02/15 17:00 :W41K :☆☆☆
#943 [まぃ]
大空サン
受験表には鉛筆って書いてあったけど
皆シャープで受けてたよ
:07/02/15 17:25 :SO702i :☆☆☆
#944 [三ッ葉]
:07/02/15 19:44 :N902i :☆☆☆
#945 [あゅ]
:07/02/15 23:10 :SH902i :☆☆☆
#946 [三ッ葉]
:07/02/16 00:17 :N902i :☆☆☆
#947 [三ッ葉]
>>937から
鏡をみると、自分の顔の変わりようにびっくりした―――…
花「楠未さん元がいいから似合ってる!!」
そうかな――…??
目の前にいるのは
自分のはずなのに自分じゃないみたい…………
違和感が一瞬私をとりまいた
かといってメイクを落とすこともなく部屋に戻った
:07/02/16 00:33 :N902i :☆☆☆
#948 [三ッ葉]
私は、陽介先輩の隣にずっと座っていた……
ら、
ガササッ――
ある男の人が袋から何かだす
「飲んじゃおっか♪」
そう―…
大量のお酒の缶;;
:07/02/16 00:40 :N902i :☆☆☆
#949 [なな]
:07/02/16 18:36 :P901iS :☆☆☆
#950 [三ッ葉]
:07/02/16 22:14 :N902i :☆☆☆
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