゚*。+-想いの行方-+。*゚
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#201 [三ッ葉]
笙『こんなの余裕で軽いっつ―のッ!!!
逆にもっと食わねーとだめだろッ!??』
梨『はぁ……;;』
私がこれ以上食べたらスーパーの豚肉として売られちゃうって;;;笑
それにしても――
笙吾先輩には自覚がないのかな……??
あなたの行動の所為で私の心臓がドキドキで
破裂しそうになってるのに………/////
天然ってある意味こわいッ!!///
:07/01/09 01:15 :N902i :☆☆☆
#202 [三ッ葉]
――――。
そんな事を考えていたら部屋についてしまっていた;;;
ベットの上に私の体が下ろされる
梨『あっ…ありがとうございましたッ///』
笙「どういたしまして♪
あんまり心配かけさすなよッ!?それじゃ………おやすみ、梨緒……。」
梨『おやすみなさい……笙吾先輩ッ////』
笙吾先輩は小さく笑みを浮かべて部屋から姿を消した―――
:07/01/09 01:27 :N902i :☆☆☆
#203 [三ッ葉]
ククッ―――
ん???
部屋に押し殺したような笑い声が響く……
龍「クッ……良かったな!!!お姫様だっこ☆笑」
龍也の笑い声だった;;
梨「―――ッ////」
バサッ
あまりにも恥ずかしくなり、私は頭まですっぽり布団をかぶった
:07/01/09 01:36 :N902i :☆☆☆
#204 [三ッ葉]
何だか今日は"波瀾万丈"の日だったけど
そのおかげで改めて実感した――…
【仲間】
の大切さを。
大きな力を。
皆がいてくれて本当に良かった――って本気で思った……。
私も皆を支える様な人になりたいな〜〜
:07/01/09 01:45 :N902i :☆☆☆
#205 [三ッ葉]
でも
心の隅っこでずっと何かが引っ掛かっていた――
"本当の笙吾先輩"
って…………何??
私は、笙吾先輩の事――何も分かっていないのかなぁ……
…………‥。
:07/01/09 01:54 :N902i :☆☆☆
#206 [三ッ葉]
次の日━━━━……‥
梨『あ〜暇だなぁ…;
もうお昼だしッ!!!』
そういって布団の上で背伸びをした……
まだ風邪が完全に治ったわけじゃないので
私は、授業は受けずに寮のベットで朝から寝ていた
学校に行かない事がこんなに暇だったなんて思ってもいなかった
もぅ大丈夫だと思うんだけどなぁ〜〜
行きたいなぁ………
:07/01/09 08:07 :N902i :☆☆☆
#207 [三ッ葉]
━━━━━━…
お腹がすいたので、おかゆを作って食べていた
〜♪
そんな時……私の携帯がピカッと光って音をだす――
……受信メール一件……
栞からだった―
――――――――――――大丈夫か
早く良くなってね
皆ょり
――――――――――――
読むとすぐに元気になった気がした……
:07/01/09 15:19 :N902i :☆☆☆
#208 [三ッ葉]
私は、返事をすぐに送った
――――――――――――ありがとう
だいぶ楽になったョ
皆様のおかげですッ
――――――――――――
〜♪
栞からメールが返ってくる
――――――――――――どういたしまして
そういえば
今日は私達が部活に行く日らしいよッ
行きたいと思うけど、ゆっくり休んでてねッ
六時ぐらいに終わるらしいからぁ〜
――――――――――――
今日が部活の日かぁ…;
:07/01/09 15:26 :N902i :☆☆☆
#209 [三ッ葉]
――――――――――――わかったあ……
昨日のお礼に何か作らせてもらうので
何も食べないで返ってきてね
――――――――――――と、メールを返す……
〜♪
数秒後にすぐ返ってきた
――――――――――――了解ッ
――――――――――――
の一言…………
:07/01/09 15:32 :N902i :☆☆☆
#210 [三ッ葉]
時間がたつのが遅く感じる
梨『はぁッ…;
初めての部活、行きたかったなぁ〜』
誰もいない部屋でため息をついた―――
私の入った部活は、入部者の人数が多すぎて、交替でやっている
なので、自分が仕事をする回数はそんなに多くはない…(らしい
良く考えると
初めての部活の日といっても…入部してから"二週間"もたってからだった……
:07/01/09 15:49 :N902i :☆☆☆
#211 [三ッ葉]
先輩の部活してる姿、近くで見たかったのにな…………////
二時間ぐらい寝ると、体の調子が良くなっていた
良かったッ!!
それから静かに
時間がたつまでいろんな事をした――
:07/01/09 15:54 :N902i :☆☆☆
#212 [三ッ葉]
━━━…━━━……‥
五時半になった――
キュッ――――
私は、茶色のゴムで栗色の長い髪を耳よりの下の所で横に一つにくぐった
梨『よしッ!!』
意気込んで台所に立って調理を開始した――
:07/01/09 16:34 :N902i :☆☆☆
#213 [三ッ葉]
ガチャッ―――
ドアの音が聞こえたのでふりかえる
梨『あっ!!!おかえりッ……部活おつかれ☆』
龍「おッ…おぅ!!
体調良くなったみてぇだなッ。………」
龍也は私の手にもっている物に目を移した
龍『……また、オムライスかよッ;;
つか、梨緒はオムライスしかつくれないの?笑』
龍也が嫌味っぽく言う
:07/01/09 17:43 :N902i :☆☆☆
#214 [三ッ葉]
梨『まぁッ失礼ねッ;;
それ以外にも作れますわよッ!!』
それに対して大人の口調で言い返してみる…
龍也が小さく笑った―
龍「冗談だって…ッ!笑
笙吾先輩に食べてほしいんだろッ??オムライス!!」
梨『////』
龍也は、私の考えている事をいつも見抜いてしまう
それとも、私が分かりやすいのかな;;
:07/01/09 17:48 :N902i :☆☆☆
#215 [三ッ葉]
梨『それはともかくッ……///昨日は、ありがとッ☆
これ、ちゃんと食べてよねッ!!』
といって私は、龍也の前にオムライスをつきだした
龍「分かりましたッ!笑」
といって、お皿を私の手から持っていった―…
━━━━━…‥
次に、栞と亜梨沙先輩の所にもっていった
二人とも喜んでくれた嬉しかった
:07/01/09 17:53 :N902i :☆☆☆
#216 [我輩は匿名である]
はまツた
:07/01/09 17:58 :SH702iD :☆☆☆
#217 [三ッ葉]
…………191号室…………
…笙吾先輩と新先輩の部屋だ
私は、腕にある袋をぶら下げて両手に
オムライスの入ったお皿をもってドアの前に立つ
梨『梨緒ですッ!!
お届け物があるんですけど――――』
ガチャ――
私が言いおわる前にドアが開いた……
新「はーい……ってオムライス??笑
とりあえずあがって」
梨『はい…失礼しまーす……』
パタンッ―――
:07/01/09 18:05 :N902i :☆☆☆
#218 [三ッ葉]
:07/01/09 18:10 :N902i :☆☆☆
#219 [三ッ葉]
――あれッ??
部屋に入ると笙吾先輩はいなかった……
新「あっ…笙吾は風呂入ってるから〜」
梨『そうなんですか…』
サ――ッ
耳を澄ますとシャワーの音が聞こえてきた…
私の頬がピンク色に染まる
新「変な妄想すんなよッ!やらし〜。笑」
梨『新先輩ッ;;
しっしてませんって……////』
:07/01/09 18:20 :N902i :☆☆☆
#220 [三ッ葉]
新「このオムライスもらっていいの〜??」
梨「はいッ!!
昨日のお礼ということで……」
パクッ――
新先輩がスプーンで一口食べる……
新「…上手いじゃんッ!!
さんきゅ〜☆
あいつ、オムライス好きだから絶対喜ぶと思うよ!!!」
梨『お口にあって良かったです!!
あの…笙吾先輩に前に借りたジャージ、返すの忘れてたんですけど……』
私は、腕にかけていた袋を新先輩にみせた
:07/01/09 18:30 :N902i :☆☆☆
#221 [我輩は匿名である]
:07/01/09 19:22 :N902iS :☆☆☆
#222 [三ッ葉]
:07/01/09 20:53 :N902i :☆☆☆
#223 [リオ☆]
読んでますょ〜ト
更新楽しみにしてます
:07/01/09 20:57 :W32T :☆☆☆
#224 [☆]
読ンでるよ!!
面白いですx
がんばれ★
:07/01/09 20:58 :W41CA :☆☆☆
#225 [まぃ]
読んでます
ブックマーク登録もしました
:07/01/09 21:09 :SO702i :☆☆☆
#226 [三ッ葉]
:07/01/09 22:30 :N902i :☆☆☆
#227 [三ッ葉]
新先輩は一つ勉強机の方を指差して
新「そこらへんに置いとけば??」
とだけ言ってオムライスを食べていく――
梨『分かりましたッ』
私は、指の差された方へと向かって歩いた……
そして、その勉強机の上にそっと手をあててみた
―――これが笙吾先輩が使ってる机かぁ
:07/01/09 23:19 :N902i :☆☆☆
#228 [三ッ葉]
少しばかりその机を拝見していた――
あっ………!
ある引き出しがちゃんとしまっていないのを見つけた
私は、それを直そうと思って手を伸ばした……
梨『!!!
これって―……』
引き出しの中に入っていたある物に目がいく
思わず手にとった
それは―――
:07/01/09 23:26 :N902i :☆☆☆
#229 [三ッ葉]
それとは
"中学校二年生の時に撮った私の写真"
だった―――…
これは、私が引っ越した家の隣の家の男の子――
"水城 潤"-ミズキ ジュン-
と一緒に中二の時に撮った写真で、笙吾先輩に送ったもの…………
懐かしいなぁ〜
とついつい昔の記憶に浸ってしまう
:07/01/09 23:43 :N902i :☆☆☆
#230 [ゅぅ]
:07/01/09 23:46 :N702iD :☆☆☆
#231 [三ッ葉]
:07/01/09 23:52 :N902i :☆☆☆
#232 [三ッ葉]
確かこの写真を撮ったときは――…
━━━━━……‥
中二のある日…
私は急に笙吾先輩に写真を送りたいと思ったんだっけ???
"私は元気だよ"
"友達もいてるよ"
って事を表したくて……
その日は休みの日だったから、一番近くて隣に住んでる仲の良い友達の
潤の家まで上がり込んじゃって………
写真をとってもらえる様に頼んで、私の家の前で撮ったんだ――…
記憶が鮮明に浮かび上がる
:07/01/10 00:14 :N902i :☆☆☆
#233 [あゅ]
ガンバレーーー
:07/01/10 00:15 :SH902i :☆☆☆
#234 [姫]
:07/01/10 00:21 :SH700i :☆☆☆
#235 [三ッ葉]
それで…………笙吾先輩に手紙を書いて
"私と潤が幸せそうに笑顔でピース☆"
をしている写真を添えて送ったんだ――
でも………
手紙と写真についての返事は来なかった………
それにそれからは、連絡をとる回数も減ったんだ――――
連絡とっても少し態度が冷たかったような気がしたし……
:07/01/10 00:25 :N902i :☆☆☆
#236 [三ッ葉]
それがすごく気になって、私は両親に頼んだんだ―――…‥
"高校は水菜月学園に行きたいッ"
って―――。
最初は反対されたけど、私は何回も負けずに頼んだら……ここは寮制だったのもあって、許してくれた
両親の元を離れて一人でここに戻ってきた時には――つまり今では、笙吾先輩は普通に椄してくれた
だから本当は、笙吾先輩が何を考えてるのか…………よく分からない――
:07/01/10 00:38 :N902i :☆☆☆
#237 [三ッ葉]
━━━━━━……‥
━━━━……‥
と、まぁそんな事があって、この写真をまだ笙吾先輩が持ってるとは思ってなかった……;;
ガララッ―
笙吾先輩がでてきた…
笙「あれッ??梨緒ちゃーんじゃ――…ッ!」
ふざけた様な口調で話てくる笙吾先輩の声が途中で止まった―――
:07/01/10 00:48 :N902i :☆☆☆
#238 [三ッ葉]
:07/01/10 00:58 :N902i :☆☆☆
#239 [三ッ葉]
そして私の方を見ている――――
いや、正確に言うと
笙吾先輩は私のもっていた"写真"を見ていた…
梨『………先輩?;;』
私の声と同時に笙吾先輩の目付きがキツクなった
そして私に向かって急いで近づいてくる――
先輩が恐いッ…
:07/01/10 01:09 :N902i :☆☆☆
#240 [三ッ葉]
笙「な…んで、その写真……お前が‥もってんだよ……ッ!!」
梨『……ッ!!』
私はびっくりして顔をうずくめて、写真を両手で胸の辺りでぎゅっと持った
バッ―――ッ
でも、笙吾先輩が私の手から力づくで写真を取り上げた
新「おいっ!笙吾ッ…!!」
私は、新先輩の大きな声に反応して顔をあげた―――――
:07/01/10 01:30 :N902i :☆☆☆
#241 [三ッ葉]
梨『――ッ!!!!』
私は、息をのんだ
ビリッ――
ビリビリッ―ビッ……
笙「こんなもんいらねーよ………」
先輩は写真をビリビリに破いて床に捨てた
梨『……ッ!!何してるんですか、先輩ッ……。
いくらなんでもひどいですよッ!!!!』
バタバタッ……バタンッ!!
私は、笙吾先輩を一睨みしてから部屋出た
:07/01/10 01:53 :N902i :☆☆☆
#242 [三ッ葉]
バフッ――
私は自分の部屋に帰ってきたなり、ベットに俯せになった
龍「…………どうかしたのか??」
梨『何でもないよ………』
グイッ―――
右腕を引っ張られて体を起こされる――…
梨「だから龍也ッ!!!何でも――――」
私は、声を張り上げた
すると
そこには新先輩がいた
新先輩が私の右腕を掴んでいたのだ――
:07/01/10 08:12 :N902i :☆☆☆
#243 [三ッ葉]
:07/01/10 08:14 :N902i :☆☆☆
#244 [リオ☆]
朝から更新ご苦労様です☆
夕方また見に来ますね〜
楽しみにしてますP
:07/01/10 08:47 :W32T :☆☆☆
#245 [妃芽]
めっちゃ楽しみにしてます($*b'凵`)b
:07/01/10 13:55 :W43T :☆☆☆
#246 [三ッ葉]
:07/01/10 15:43 :N902i :☆☆☆
#247 [三ッ葉]
>>242から
梨『あ……;;
新先輩……………』
新「ちょっと来て」
私は、言われるまま新先輩についていった―――……‥
━━━━━━━━……
ガチャリ
新先輩は鍵を差し込み、あるドアを開けた
私が来た場所は、寮の屋上―――――――
:07/01/10 15:49 :N902i :☆☆☆
#248 [三ッ葉]
ひんやりとした風が私の肌を震わせる――…‥
新「上みて。」
ゆっくりと顔をあげてみた
梨『―うっ…わあ…凄く綺麗〜〜』
夜空に無数の星がキラキラと輝いていた―――
寒さも忘れてしまいそうなほどだった
そのまま見とれながら数分たつ
新「落ち着いた??」
え……
:07/01/10 16:02 :N902i :☆☆☆
#249 [三ッ葉]
心配してくれてるのかな………?
梨『あっはいッ!!
有難うございます!!!
それにしても………どうやって屋上の鍵を??』
この学校は、屋上の鍵は生徒には使わせるのは禁止されているのに――
新「年老いたジジイ教師から勝手にぱちった…。笑」
新先輩は軽く笑いながら言う
さすが新先輩だな;;
:07/01/10 16:12 :N902i :☆☆☆
#250 [三ッ葉]
私は、聞きたいことがあった―――…
でも、人の事を探るのは良くないし
でも…………
梨『……笙吾先輩って女と遊ぶような人……なんですか?;;』
思い切ってきいてみた
しばらく沈黙が続いて新先輩が口を開けた――
新「……そうだけど??」
――――。
:07/01/10 16:18 :N902i :☆☆☆
#251 [三ッ葉]
梨『……』
笙吾先輩は
小さい頃、"好きな人としか付き合わない"って言ってたのに―――
新「ちょっと、ここに座って………」
新先輩は地面に座っていて、コンクリートの床を手でポンポンっと叩いて私にいう…………
座ってみると床面に接しているお尻が冷やっこくなる――…
:07/01/10 16:46 :N902i :☆☆☆
#252 [三ッ葉]
――
新「中一の時……笙吾にずっと好きな人がいるって事を知った―
それから…
中二ぐらいの時だっけ?……恋愛に関してはきっちりしてて、
誰に告られても付き合わなかった笙吾が…
急に告って来たある一人の女と付き合ったんだ…
俺が思ってた通り
長くは続かなかったけど………
その女を笙吾がフッた時、
"お前なんか顔だけだしッ―――!!"
っていう捨てゼリフを吐いていった――
それから笙吾は女に軽くなったんだよ……」
―――…
:07/01/10 22:38 :N902i :☆☆☆
#253 [ゅぅ]
:07/01/10 22:54 :N702iD :☆☆☆
#254 [三ッ葉]
梨『えっ!?
そんな事が……………でも、私には笙吾先輩のやった事あまり理解ができません―――
好きな人を何で思い続けなかったんでしょうか――――??』
新「俺に聞くなよ;;」
梨『そうですね;笑
すみません……』
新先輩は私の頭を軽く叩いて立ち上がった――…
新『そろそろ戻るかぁ……』
:07/01/10 23:10 :N902i :☆☆☆
#255 [三ッ葉]
:07/01/10 23:18 :N902i :☆☆☆
#256 [まあ]
いつも見てます
頑張って下さいね★
:07/01/11 00:00 :P903i :☆☆☆
#257 [三ッ葉]
:07/01/11 00:31 :N902i :☆☆☆
#258 [ぇり]
:07/01/11 00:43 :P701iD :☆☆☆
#259 [まあ]
初めまして
★
何回も
しよ思ってて
今になってもて、、、笑
更新楽しみに
してるからね
:07/01/11 01:39 :P903i :☆☆☆
#260 [涙君ソ]
あげます
:07/01/11 02:35 :W41S :☆☆☆
#261 [三ッ葉]
:07/01/11 08:04 :N902i :☆☆☆
#262 [三ッ葉]
>>254から
☆
私も座っている冷えた体を起こした
梨『はいッ!!
先輩……本当に有難うございましたッ…//』(ニコッ
新「別になんもしてねえよ……」
(笑顔がやべぇ…//
新先輩は、スタスタと先にでていく―――
私は、その後をヒヨコの様についてった
ガチャリッ――
新「またココに来たかったら俺に言えよ…開けてやっからさ……」
梨『はいッ!ぜひッ!!!』
.
:07/01/11 18:29 :N902i :☆☆☆
#263 [三ッ葉]
:07/01/11 18:32 :N902i :☆☆☆
#264 [三ッ葉]
━━━━━……‥
梨「新先輩……それじゃあ。」
私は、自分の部屋の前に着きドアを開けようと手を伸ばした
新先輩は何かを思い出したかのように
新「あ……
――…俺的に、梨緒が来てから変わったような気がするかも……」
と言ってさえぎる―…
梨『え…ッ??』
――何がどう変わったの??
自分が
鈍感な奴だということにすら気付いていない私には
意味が分からなかった――…
:07/01/11 19:39 :N902i :☆☆☆
#265 [三ッ葉]
そんな様子をみて
新「梨緒って何考えてるか分かりやすいだけじゃなくて、鈍感な奴なんだな……;;笑」
新先輩は、からかうように笑って部屋にもどっていった―――――
梨『え??』
その言葉の意味すらも解読不能だった;;
…
:07/01/11 19:46 :N902i :☆☆☆
#266 [三ッ葉]
.
部屋に戻ると龍也はすでに寝ていた
起こさないようにお風呂に入ってからベットにもぐってケータイを開いてみる―――――
梨「あ………」
画面には
―受信メール2件―
と表示されていた…
:07/01/11 19:53 :N902i :☆☆☆
#267 [三ッ葉]
.
From::笙吾先輩
――――――――――――
オムライスめっちゃうまかった。
ありがとう。
今日はごめん……。
--END--
――――――――――――
笙吾先輩からのメール…
記号も何もなかった
私は、何となく返事を返さないままにした
:07/01/11 20:10 :N902i :☆☆☆
#268 [三ッ葉]
………。
あとの一件は、誰からだろう???
携帯のボタンをピコピコ押していく
梨「!!!」
思ってもいなかった人からメールが来ていた……
何回も来た人の名前を見直す
それでも間違いはなかった―――
送信元は
水城 潤
…………
:07/01/11 20:24 :N902i :☆☆☆
#269 [三ッ葉]
今から勉強なのでぇ
11時頃に更新再開しますネ
コメントなどあれば宜しくですッ笑:07/01/11 20:49 :N902i :☆☆☆
#270 [ゅレ1]
三ッ葉さン
勉強&更新お疲れさまです
大変ゃと思うケド頑張って下さレ1 :07/01/11 21:55 :N902i :☆☆☆
#271 [姫]
勉強大変ですね
わたしも受験生ですが《笑
更新頑張って下さい
楽しみにしてます(ハ・∀・
)+゚
:07/01/11 22:54 :SH700i :☆☆☆
#272 [三ッ葉]
:07/01/11 23:32 :N902i :☆☆☆
#273 [三ッ葉]
メールを開いてみる
From::潤
――――――――――――久しぶり
おぼえてるかなぁ
笑
夏休み入ったらそっちに遊びにいってもいい
こっちにいる梨緒の母さんが代わりに俺が顔見に行け
ってうるさくって……
――――――――――――
…………;;
:07/01/11 23:39 :N902i :☆☆☆
#274 [三ッ葉]
お母さん…潤になんてことを――…;;
クスッ――
でも、懐かしくてちょっと可笑しくて小さく笑ってしまう///
To::潤
――――――――――――ちゃんと覚えてるょッ
私のお母さんが迷惑かけてごめんね
私も、久しぶりに潤の顔みたいなぁ
夏休み、ぜひ来て
2
--END--
――――――――――――
と送った。
:07/01/11 23:48 :N902i :☆☆☆
#275 [三ッ葉]
龍也を起こしてしまわないため、携帯をマナーモードにして、音を鳴らなくした
えらいッ!私ッ(笑
数分すると返事が返ってくる―…
From::潤
――――――――――――俺も梨緒の顔久しぶりにみたいカモ
それじゃあ
夏休みにッ
--END--
――――――――――――
楽しみだなッ―…
このメールを見てすぐに眠りについた―――
:07/01/11 23:55 :N902i :☆☆☆
#276 [三ッ葉]
.
それから―――…
笙吾先輩は、前と同じように接してくれた
でも…
私は、普通にしゃべれなくなった――…
体が笙吾先輩を無意識に避けてしまう
部活をやってて
笙吾先輩と目があっても私は、そらしてしまう
私の中で、気まずい関係のまま……時は刻々とすぎていった――…
:07/01/12 00:03 :N902i :☆☆☆
#277 [三ッ葉]
━━━━━━……‥
━━━………‥
━━……‥
いつしか肌寒い季節は終わって、暖かい季節になっていた―――
制服も厚い生地の長袖のものから、薄めの生地で半袖のものに変わっている
夏が来たのだッ!!!!
夏といえば――…
!!夏休み!!
.
:07/01/12 00:10 :N902i :☆☆☆
#278 [三ッ葉]
ということで(?
今日は夏休みの前の日☆
校長先生の話を体育館で聞いていた―――
龍「あのハゲ校長ッ……話なげぇんだよ…;;」
後ろの方で小声で言っていた龍也の声が私の耳に届いた――…
確かにッ…;;笑
話長いよなぁ〜;
私もうんざりしていた
:07/01/12 00:28 :N902i :☆☆☆
#279 [三ッ葉]
たぶん生徒のほとんどは、そう思っているはずだろう――!!
だが、
そんな事を知るわけもない"ハゲ校長"は、頭をテカテカと光らせながらおかまいなく話を続ける……
《いい加減に終われ―――――ッ!!!!!!!!》
私は、心の中で大きく叫んだ;;
:07/01/12 00:39 :N902i :☆☆☆
#280 [三ッ葉]
それが届いたのか、やっと校長の話が終わった―――――……
ホッ……
やっと終わったあ;;
ちなみに――
校長の話の所要時間は
30分
だった……;;苦笑
体育館から生徒がぞろぞろとでていく
私はその流れにそって栞と一緒に歩いていった
:07/01/12 00:46 :N902i :☆☆☆
#281 [リナ]
:07/01/12 01:04 :SH901iS :☆☆☆
#282 [三ッ葉]
:07/01/12 01:20 :N902i :☆☆☆
#283 [リナ]
:07/01/12 01:42 :SH901iS :☆☆☆
#284 [三ッ葉]
:07/01/12 02:17 :N902i :☆☆☆
#285 [三ッ葉]
>>280から
体育館をでるとやけにざわついている様な気がした
まっこれが普通か…
ドンッ―――
梨『……ッ!!あ…すみません;;;』
進んでいると急に誰かとぶつかってしまった……
栞「何で皆進まないの…??」
栞の言葉に気付いて周りを見渡した
皆足を止め、何かを見て騒いでいたのだ―――…
:07/01/12 02:26 :N902i :☆☆☆
#286 [三ッ葉]
さっきのは、私がぶつかったんじゃない――…
前の男子が急に足を止めたので進んでいた私とぶつかるわめになったんだ…
それはそれで置いといて――――
梨『前、見えないから何が起こったのか分かんないッ!!!』
栞「無理矢理すすめ―――ッ!!笑」
栞は、私の体を無理矢理押して人込みの中を掻き分けて前進していく;;
:07/01/12 02:32 :N902i :☆☆☆
#287 [三ッ葉]
進んでいる途中に女子の声が聞こえてきた
「誰ぇあの男ー??」
「この学園の人じゃないよね!?」
「なんか爽やかそうで格好良くない??」
――………??
一体どんな人が来てるんだ?????
バッー
私達は、人混みの渦からやっと抜け出す事ができた
遠くの方で誰か立っているのが見える――
:07/01/12 02:38 :N902i :☆☆☆
#288 [三ッ葉]
栞「誰〜あれ??」
梨『わからない
てか私、遠くてよく見えないや―……』
私は、目を細めて焦点を合わそうとした
その男の人は少しづつ歩いて近づいてくる――
そして
何かに反応して大きく口を開けた――!!!
「り〜お〜ッ!!!」
男は手をふりながらそう言った!!!
は??
:07/01/12 02:49 :N902i :☆☆☆
#289 [三ッ葉]
"りお"ッて何??
"りお"って誰の事ッ!??
誰を呼んでるのッ???
栞『あの人"梨緒"の事呼んでるんじゃないッ!??』
栞は、そういって私の背中をペンッと叩く
そっかぁ〜私の事なのかぁ!!!!
私??…私――――!!!!
梨『えっ私ッ!?!?;;』
大きな声をあげてしまった―――。
:07/01/12 02:58 :N902i :☆☆☆
#290 [三ッ葉]
「そうそう、梨緒のことだよ!!!!」
その男が誰かわかった!!
梨『潤ッ!?!?』
潤「正解です!笑」
ガバッ――
私は、思わず潤に抱きついてしまった――…
潤「ちょっ……///
梨緒???」
潤はあたふたとする…
:07/01/12 08:11 :N902i :☆☆☆
#291 [リオ☆]
朝から更新してる〜P
続き楽しみに待ってるね〜
:07/01/12 09:06 :W32T :☆☆☆
#292 [三ッ葉]
梨『あっごめん…!!
久しぶりに顔みれて嬉しくてつい…///』
私は、すぐに手を自分の体の後ろに隠した
公の場で何してんの私ッ!!;
潤「ところで周りにいる大勢の人は何……?」
潤が声をひそめて聞く
梨『何って、潤が急に来るからでしょ;;』
私もつられて声をひそめた
潤「俺のところはもぅ夏休み始まってるんだ!
だから、てっきり――梨緒も夏休みに入ってると思って………;;」
:07/01/12 17:12 :N902i :☆☆☆
#293 [三ッ葉]
梨『そうだったの!?
夏休みは明日からなんだよ…;
潤…皆に見られまくってるよ?;笑』
私は、片腕で潤の脇腹をこづいた
「お前もだろ。」
後ろから声がする……
:07/01/12 17:19 :N902i :☆☆☆
#294 [三ッ葉]
梨『え?』
新「だーかーらッ…お前も見られてんだって!!;
つか、そいつ誰??
彼氏〜??」
新先輩は、いやらしい笑みを浮かべて私に近づいてくる;;
そんな新先輩の横に
亜梨沙先輩、龍也、栞
そして
笙吾先輩
がいた――…
……………。
:07/01/12 17:32 :N902i :☆☆☆
#295 [三ッ葉]
私が黙っていた所為で、新先輩には潤が口を開いた――――
潤「彼氏だとしたらどうしますか??笑」
笙吾先輩と龍也と新先輩以外は、目を見開いておどろいた表情をした――
梨『!!
ちょっ…潤ッ……!!』
栞「ちょっとお〜彼氏いるなんて私聞いてないよッ!!!!!!」
私の声は、栞の声で隠れてしまう――
:07/01/12 17:45 :N902i :☆☆☆
#296 [三ッ葉]
:07/01/12 17:50 :N902i :☆☆☆
#297 [リオ☆]
実ゎ…そぅなんです
潤が『りお〜』って呼んでるトコで気付いたんですょ〜ホ
勉強と両立で大変だと思うけど頑張ってねP
:07/01/12 18:22 :W32T :☆☆☆
#298 [三ッ葉]
:07/01/12 22:59 :N902i :☆☆☆
#299 [三ッ葉]
>>265から
私が戸惑っていると
パチッ―
笙吾先輩と目が合う
梨『あ…の……』
笙「何だよ??」
何だか笙吾先輩はちょっと恐いオーラをかもしだしている………
先輩はすぐに私から目をそらした―――
やばい……
けっこうキツイ―…
:07/01/12 23:23 :N902i :☆☆☆
#300 [リナ]
はろ-
昨日見てから
常チェキラ☆してまっす
笙かっけ…
:07/01/12 23:30 :SH901iS :☆☆☆
#301 [三ッ葉]
そんな時――…
「お前等早く寮に戻れよ――――ッ!!!」
先生がそう叫んで集まっていた人は、皆はゆっくりと寮に戻っていく―――……
そして、先生は私達の姿見つけて近寄ってきた…
「そこの君は誰や?
みた感じは、この学園の生徒じゃないらしいけど―…」
先生は、怪しい人を見るような目付きで潤にたずねた
潤「宝生学園の二年の水城 潤です。
こちらの学園の楠未さんに逢いにきたんですけど……………」
:07/01/12 23:35 :N902i :☆☆☆
#302 [三ッ葉]
:07/01/12 23:49 :N902i :☆☆☆
#303 [(p圉q$∀0*)Vv☆*゜]
初めましてェ
今日はもう書かないンですかぁ??!
又明日できれば書いて下さいネ
続きがめっちゃ気になるし、早く読みたぁい
でも主サンのペースで頑張って下さいネ
:07/01/13 00:46 :P902i :☆☆☆
#304 [三ッ葉]
:07/01/13 01:30 :N902i :☆☆☆
#305 [三ッ葉]
>>301から
━━━━━━━……
━━━━━━…
先生との話し合いで、潤は私達の部屋に泊まることになった…
先生は、今日の夜だけ私が栞の部屋で寝ていいと言ってくれた!!!!
じゃないと、
"一部屋に男が二人と女一人って…;;"
その後、いつものメンバーで私と龍也の部屋に集まった
亜「まず、自己紹介しよっか!!
私、二年の卯月 亜梨沙」
亜梨沙先輩がきりだしていく
:07/01/13 08:40 :N902i :☆☆☆
#306 [三ッ葉]
新先輩、栞、龍也の順に自己紹介していく――…
亜「次、笙吾だよッ!?」
笙吾先輩の顔の前で手をひらひらさせる
笙「え……あ〜俺、
二年の有馬 笙吾ね…よろしく。」
龍「先輩、何か元気なくないっすか??」
笙「そんな事ねぇよ??」
私も龍也と同じ事を思っていた―
:07/01/13 08:46 :N902i :☆☆☆
#307 [三ッ葉]
潤「俺は、水城 潤っていいます!!
梨緒とは中学の同級生で、家が隣でした。」
潤は、笑顔で淡々と喋っていく
新「え??彼氏じゃないんだ〜…」
梨『だからッ!違いますって!!!!!』
私は、新先輩に必死になって言った
笙吾先輩に勘違いされると嫌だし――…///
:07/01/13 08:57 :N902i :☆☆☆
#308 [三ッ葉]
:07/01/13 10:54 :N902i :☆☆☆
#309 [シ未来シ]
もちメ読んでますx
更新待ってます(^皿^M)イヒヒ
:07/01/13 11:04 :W42K :☆☆☆
#310 [ゅぅ]
:07/01/13 11:05 :N702iD :☆☆☆
#311 [ゅレ1]
みてますょ
更新頑張ってくださレ1 :07/01/13 11:12 :N902i :☆☆☆
#312 [三ッ葉]
:07/01/13 12:27 :N902i :☆☆☆
#313 [三ッ葉]
笙吾先輩が気になって視線をこそっと向けてみる
バチッ――
あッ………
目、合っちゃった///
梨『あッ…あの、本当に付き合ってませんからね………??』
誤解されてるかもしれないからもう一度言ってみた
笙「……それが何??
何でわざわざ言いにくんの????」
冷たく返される……
ズキンッ……
:07/01/13 12:32 :N902i :☆☆☆
#314 [三ッ葉]
梨『そ…れは…』
新「梨緒、潤と一緒に中学の話聞かせてよ!!」
新先輩が話を変えてくれた――――
梨『あ…はいッ!!』
心に小さなひびが入ってしまったまま、元気をだして喋った――…
笙「…………」
:07/01/13 12:38 :N902i :☆☆☆
#315 [三ッ葉]
━━━━……
潤「梨緒は、雷がダメな奴ですよ〜!」
いきなりそんな話をだしてくる
梨『そんな話別にいいじゃんか〜!;;』
潤は、かまわず話を続ける――…
潤「梨緒は、夜は両親の仕事の都合でいつも家で一人だったんです。
だから、雷が光った時には必ず半泣きで俺の家に来て…………しがみついてくるんですよ;;笑
寝るまで一緒にいないとダメで……本当に大変な奴なんですよ、梨緒は!!笑」
なんて事をいうのよ……潤って奴はッ―///
:07/01/13 12:51 :N902i :☆☆☆
#316 [三ッ葉]
龍「半泣きでしがみつくって………プッ!笑
そん時、もう中学生なんだろ〜;笑」
栞「梨緒って以外に子供なんだね〜☆」
皆、笑っていた――…
笙吾先輩をのぞいてだけど……………
梨『そんなに笑わないでくださいよッ……///』
私は、顔を赤くして言う
潤「後…急に遊ばされたり、一緒に写真撮らされたり………ふりまわされっぱなしでした;;笑」
ガタッ――
:07/01/13 12:58 :N902i :☆☆☆
#317 [三ッ葉]
.
笙「俺、体だるいから自分の部屋もどっとくわ!!」
と言ってでてってしまった―――…
…
梨『なんか……今日の笙吾先輩、おかしい……』
小声で言った
新「あ〜あいつ、朝からしんどいって言ってたから〜気にすんな!!」
新(嘘だけど…☆笑
梨『そう…ですか』
:07/01/13 13:06 :N902i :☆☆☆
#318 [三ッ葉]
━━━━━……
それから皆と話し合って、明日は潤と皆と一緒に
☆遊園地☆
に行くことになった!!!
皆部屋へ戻ろうとする
新「笙吾には、俺から言っとくわ」
梨『そうですか…
龍也〜ッ潤に変な事しないでね!?笑』
龍「するかッ……馬鹿!!」
亜「はいはい、喧嘩しないように!!笑
それじゃ、明日ね☆」
亜梨沙先輩はウインクをして部屋に戻っていった
:07/01/13 13:17 :N902i :☆☆☆
#319 [三ッ葉]
私と栞も部屋に戻った――…‥
栞と一緒に部屋を使っている女の子は、スウ―と寝息をたててねていた……
私達は、寝る準備をしてから一つのベットに二人で潜っていた
栞「明日、楽しみだね〜☆」
梨「そうだねッ!!
龍也にアタックがんばってね☆笑」
栞「なッ……///
分かってたの??///」
栞は、動揺する
梨『だって……分かりやすいもん!!笑』
:07/01/13 13:26 :N902i :☆☆☆
#320 [三ッ葉]
栞「梨緒もだけどね……;;;笑」
梨『え??』
栞「何でもな〜いッ!
おやすみッ♪」
梨『??…??……おやすみ……』
二人で潜るベットの中はいつもより暖かい……
……
私達は眠りの世界に入っていった―――
:07/01/13 13:32 :N902i :☆☆☆
#321 [三ッ葉]
次の日の朝〜♪
私は栞と一緒に潤と龍也を誘ってから朝食を食べに食堂へ向かった――
ガヤガヤッ……
食堂はいつもの様ににぎわっていた
好きな品をとって歩いてると、先輩達を発見したのでその場所に歩いていく――…
潤が隣にいてるおかげで視線を浴びるハメになる;;
梨『…;;』
:07/01/13 14:47 :N902i :☆☆☆
#322 [三ッ葉]
私達は、席に腰を下ろした
私の前には、笙吾先輩が座っていた
気まずいのは嫌だな;;
笙「おはよ〜☆」
ありッ??
今日はいつもの笙吾先輩だ………
私も避けずに返さないとッ……!
梨『お早うございます☆』
笑顔で返した
:07/01/13 14:54 :N902i :☆☆☆
#323 [三ッ葉]
今日の始まりはいい感じッ!!!!
楽しくなりそうだなぁ〜
早く時間がたてと私の心が急かした―――…‥
.
:07/01/13 15:00 :N902i :☆☆☆
#324 [三ッ葉]
時間は、当然過ぎていく―――――
私は用意をして寮の前に走っていった――ら、
栞「梨緒、一番遅いッ!!」
と言葉と一緒にデコピンをくらった
梨『いッ……遅れてすみません;;』
私はおでこを押さえながら、頭をペコペコとさげた
笙「謝んなくていいっつ〜のッ!!!はい、出発☆」
と、いうことで遊園地に向かった――…
:07/01/13 15:08 :N902i :☆☆☆
#325 [三ッ葉]
歩いている途中で一人ずつ目をやる――…
梨『皆……私服だとイメージ少しかわるなぁ……
格好いいし、可愛い…
私だけ子供っぽいな〜;;』
思っていた事を知らないうちに言葉にしていた;;
すぐに自分の口を手でおおった
皆はきょとんとしている
でも……
笙「はっ……十分梨緒も可愛いじゃん!!」
笙吾先輩は、一笑いしてから何の恥じらいもなくそう言った………
:07/01/13 15:59 :N902i :☆☆☆
#326 [雪b]
三ッ葉サン初コメですc
やっぱおもしろいですイ最後まで頑張って下さいZ
:07/01/13 16:36 :W41SA :☆☆☆
#327 [三ッ葉]
――――ッ!!
こっ…こんな言葉、普通の人に言われても恥ずかしいのに……//
笙吾先輩に言われたら―――ッ/////
笙『はいッ!顔が真っ赤な梨緒、一丁あがり〜☆』
新「からかうのやめろって……ッ!!笑」
梨『………ッ////』
やっぱり顔赤くなってたんだ……///
てか……笙吾先輩にからかわれたのか;;
:07/01/13 16:42 :N902i :☆☆☆
#328 [三ッ葉]
:07/01/13 16:44 :N902i :☆☆☆
#329 [三ッ葉]
そうだよね―…
笙吾先輩は、私にとっていつもドキッとさせる事ばっかりするから
笙吾先輩にとっては、深い意味は無いんだろうな――――……
ちょっと悲しい;;
潤「俺も可愛いと思うよ〜☆」
梨『えッ……??潤までからかわないでって……///』
潤「からかってなんかない」
梨『ぅ………///』
…………。
:07/01/13 16:54 :N902i :☆☆☆
#330 [(p圉q$∀0*)Vv☆*゜]
:07/01/13 16:59 :P902i :☆☆☆
#331 [三ッ葉]
:07/01/13 17:03 :N902i :☆☆☆
#332 [三ッ葉]
>>329から
━━━━……‥
遊園地につくと、結構すいていた!!!
私たちは、
"絶叫マシーンを全部乗り尽くす"
ことを目的にテンションをあげて遊園地をまわっていく―――…‥
ジェットコースターでは、全く怖くないけど皆で
《きゃ―!!!》
と悲鳴をあげたりもした!!笑
:07/01/13 17:10 :N902i :☆☆☆
#333 [三ッ葉]
:07/01/13 17:16 :N902i :☆☆☆
#334 [三ッ葉]
それから――
☆コーヒーカップ☆
に乗って"一年チーム"と"二年チーム"で、どっちが早くまわせるかを競ったりした……笑
結果は、二年チームが勝った……☆
負けた龍也、栞、潤、私は、先輩達にアイスクリームをおごる事に――…;;
なので、
私と栞が代表してアイスクリームを買いに言った
:07/01/13 17:26 :N902i :☆☆☆
#335 [三ッ葉]
━━━━……‥
栞「アイス、買ってきました〜♪」
私達は、カップに入ったアイスをトレーごとテーブルにおいた
梨『いろんな種類買ってきたんで選んでくださいね!!!!!!』
「ありがと〜」
先輩達がそう言ってアイスを食べる
梨『潤はこの味好きだったでしょッ?!!』
私は、チョコミント味のアイスを潤に差し出した―――…
:07/01/13 17:35 :N902i :☆☆☆
#336 [三ッ葉]
潤「覚えてるんだ…」
梨『もちろん☆』
潤「たしか梨緒の好きな味のアイスって……」
梨、潤「『ストロベリー☆』」
私達は、声をそろえて言った
梨『なんだ…潤も覚えてんだね!!笑』
こんな事で二人で笑っていた―…
私は、アイスをスプーンですくって口に運んだ
:07/01/13 17:44 :N902i :☆☆☆
#337 [三ッ葉]
私が口に入れる前に
「も〜らいッ☆」
パクッ――
梨『しょッ……笙吾先輩!!プリンの次は、アイスですかッ……////??』
笙吾先輩が、私の後ろから顔をだしてアイスを食べたのだ;;
確か、前もあったよ…こんな事////
笙「ごめんねッ☆」
そういって舌をペロッとだして笑った――――
……ッその顔は反則だよ///
:07/01/13 17:53 :N902i :☆☆☆
#338 [三ッ葉]
梨『……///』
何も言い返せないや;;
ガタッ
亜梨沙先輩が立ち上がる
亜「ちょっと別行動にしてみよっか☆?」
そんな訳で、潤と私、栞と龍也、先輩達、ていう組分けになった
梨『潤いこっか!!』
潤「行くか〜!!」
私は、潤と行く際に栞に口パクで
《良かったね☆》
と言うと、栞は笑ってピースサインをだした!!
:07/01/13 18:06 :N902i :☆☆☆
#339 [三ッ葉]
━━━━……‥
私達は、アトラクション乗ったり、ショーをみたりした
梨『足…痛いかも;;』
ところが
長い時間歩いていたので、足は悲鳴をあげていた;;
潤「そっか、じゃあどっかで休憩しよ!!」
潤は手を差し伸べる
梨『潤、ありがとッ!!』
私は、手を受けとった
ザァ――…
きた場所は、遊園地の中の海が見える人気の少ないところ……
:07/01/13 18:23 :N902i :☆☆☆
#340 [三ッ葉]
私達は、ベンチに座った
.
潤「なんかさ……梨緒は、全く変わってないよね………」
潤が大人な口調で言う
梨『わッ…私だって一応成長してるのにぃ;;
私は、潤が更に男っぽくなったなって思った!!』
そう言うと潤が私の方を向く
潤「"変わってない"って……そんな意味でいったんじゃないよ……
梨緒の気持ちの事…」
梨『え??』
私は、首をかしげた
:07/01/13 18:32 :N902i :☆☆☆
#341 [(p圉q$∀0*)Vv☆*゜]
B度目コメッス
てか又更新されてる!!
メッッッチャ面白い
頑張って更新して下さいネ
:07/01/13 20:34 :P902i :☆☆☆
#342 [蜜蜂]
:07/01/13 20:50 :PC :☆☆☆
#343 [三ッ葉]
:07/01/13 22:00 :N902i :☆☆☆
#344 [雪b]
三ッ葉サン~また読んでます@
勉強ですかぁDすごいですね
小説と勉強の両立ゎ大変だと思いますが頑張って下さいQ
:07/01/13 23:45 :W41SA :☆☆☆
#345 [(p圉q$∀0*)Vv☆*゜]
:07/01/13 23:55 :P902i :☆☆☆
#346 [三ッ葉]
:07/01/14 02:31 :N902i :☆☆☆
#347 [三ッ葉]
>>340から
潤がベンチから立ち上がる
潤「梨緒立って…」
梨『う、うん』
私が立ち上がると潤は、私の後ろに回った――
シャランッ……
私の首に何かかけられる――…
それは、
ハートの可愛いネックレスだった――……
梨『潤……これ…』
潤「もらってやってよ…」
夕日がネックレスを夕日色にキラキラと輝かせる――…
:07/01/14 02:39 :N902i :☆☆☆
#348 [三ッ葉]
潤「俺の気持ちは、相変わらず受け取ってもらえないんだから、コレは受け取ってよ……」
ここに来る前の時――
私は、潤に告白されたんだ…‥
気持ちは受け取れなかったけど……………
梨『あ…あの時は、ごめんなさい……』
私は、顔を俯かせた
潤「謝んないで………今日一緒にいて、梨緒が今でも笙吾先輩を好きなのはわかった―
でも、まだすっぱり諦められない自分がいるんだ…
今日で…今日で諦めるから―――ッ少し…このままでいさせて……」
ギュッ―…‥
梨『じゅっ……ん///』
潤に後ろから抱きつかれる………
:07/01/14 02:49 :N902i :☆☆☆
#349 [三ッ葉]
☆━━笙吾side━━☆
笙「ごめん、俺ちょっと休みてぇから―…二人で先いってて!!!」
と言って新等とは別をし、静かな所へ俺は行った―――……‥
―――……
なんか、潤って奴……俺が破った写真で梨緒と一緒に写ってた奴だよな??
"本当に付き合ってませんから"
って梨緒は言ってたし――…彼氏では無いんだよな??
笙「正気をたもて俺っ!!笑顔、笑顔〜♪……」
海の見える場所にきた……夕日の色に染まっている――‥
:07/01/14 03:05 :N902i :☆☆☆
#350 [三ッ葉]
ふと、目をやると
男女が抱き合っているのが見えた――…
おいおいっ;;
どこのカップルだよ;;
目を細めてみる――…
笙「………」
自分の見た光景に思わず足を後退させる
知らないカップルなんかじゃなかった
それは、
梨緒と潤――…
何だよっ…;;
本当は付き合ってんのかよ――…‥
俺の中で平常心が保てなくなる瞬間だった――…
:07/01/14 03:14 :N902i :☆☆☆
#351 [三ッ葉]
☆━━梨緒Side━━☆
潤の体を離す事ができなかった――…‥
何分かたつと潤の手が私から離れる
潤「ごめん……」
梨『……私、ジュース買ってくるねっ………!!!』
ダッ――
恥ずかしさのあまり、そう言ってぬけだした――
歩いていると笙吾先輩の姿が―――……‥
梨『……』
目が怖い………
:07/01/14 03:24 :N902i :☆☆☆
#352 [ゅぅ]
:07/01/14 03:28 :N702iD :☆☆☆
#353 [三ッ葉]
グイ――ッ
梨『えッ!?』
笙吾先輩に腕をつかまれて無理矢理ひっぱられた
―――――…
ガタンッ―…
何故か観覧車にのっていた――…
梨『先輩ッ…私、潤待たせてるんで―――』
先輩の腕に力が入る
梨『痛……』
笙「むかつく」
………
:07/01/14 03:44 :N902i :☆☆☆
#354 [三ッ葉]
:07/01/14 03:49 :N902i :☆☆☆
#355 [リナ]
:07/01/14 03:53 :SH901iS :☆☆☆
#356 [三ッ葉]
:07/01/14 04:02 :N902i :☆☆☆
#357 [妃芽]
久しぶりです♪覚えてますかぁ??笑
やっぱり三つ葉ちゃんの小説めっちゃ楽しい-゜+*(◎´∪`◎)★
私も笙ちゃんファンです☆
:07/01/14 11:17 :W43T :☆☆☆
#358 [(p圉q$∀0*)Vv☆*゜]
:07/01/14 11:45 :P902i :☆☆☆
#359 [三ッ葉]
:07/01/14 18:38 :N902i :☆☆☆
#360 [三ッ葉]
>>353から
梨『………』
笙「……」
沈黙が続く――…
相変わらず笙吾先輩が右腕を掴みっぱなしなので
左手は、ひんやりとしているのに右手は、何故だか暖かかった……
視線の移す場所に困り、観覧車のガラス張りの窓を見てみる
人が"蟻"みたいに見える
遊園地の敷地が全部見えて、地図をみているような気分になった――…
私は、顔を更に窓の方へとグイッと向けた
シャランッ―――
:07/01/14 23:34 :N902i :☆☆☆
#361 [三ッ葉]
梨『あ…』
私の首元のネックレス揺れて音をならす――…
笙「何それ??」
と、言ってネックレスに手を触れにきた
梨『…潤に貰ったんです』
その言葉のすぐ後に
笙吾先輩は、ネックレスから手を離した―――……‥
笙「ずいぶんラブラブなんだな;;
付き合っちゃえばいいのに――…‥」
……
:07/01/14 23:55 :N902i :☆☆☆
#362 [三ッ葉]
バッ―…
私は、自分から先輩に掴まれていた腕を振りほどいた
梨『先輩ッ――…それ本気ですか??』
笙「本気本気〜♪
つか、付き合ってんじゃねぇんだ??笑」
何それッ―――
昨日"潤とは付き合ってない"って……ちゃんと言ったのにッ!!
やっぱり先輩は"昔の約束"なんて、これっぽっちも覚えてないんだ――…;
:07/01/15 00:08 :N902i :☆☆☆
#363 [三ッ葉]
梨『…先輩は、私を平気で傷つける人ですね…………』
私は、観覧車が下について従業員の人がドアを開けた時に、冷たくあしらい、一言いってでていった
━━━━………
笙「お前が先に…傷つけたんだろーが――…」
梨緒が行ってしまった後、笙吾は霞んだ声でそう漏らした………
…
:07/01/15 00:17 :N902i :☆☆☆
#364 [スゥ]
:07/01/15 07:08 :D902i :☆☆☆
#365 [三ッ葉]
:07/01/15 17:19 :N902i :☆☆☆
#366 [三ッ葉]
>>363から
梨『はぁッ……ハァ……』
私は、観覧車から下りると走った―――…
笙吾先輩………
胸が苦しい――…
あんな約束なんてするんじゃなかった
今になっても普通は覚えてるはずないのにね――…
それでもずっと信じてたんだ…
ずっと…信じたかったんだ――
:07/01/15 23:39 :N902i :☆☆☆
#367 [三ッ葉]
涙がでそうになったけどこらえた………
歯を食い縛って走った
━━━━━……
━━━━…
潤「遅かったね……
あれッ?ジュースは??;」
梨『人がいっぱいならんでて、時間かかりそうだったから…………遅くなってごめんね??』
嘘をついた
潤「……。別にいいよ。
もう待ち合わせの時間じゃん!!!行こ〜」
私のヨタヨタとしか動かない体は、潤の手によって引っ張られて進んでいった――…
:07/01/15 23:47 :N902i :☆☆☆
#368 [三ッ葉]
.
栞「またぁ梨緒が遅いッ!!」
待ち合わせ場所に行ったなり、栞からまたデコピンをくらった
梨『ごめんなさい☆』
笑顔を作って謝った
チラッ――
まわりを見てみると無言なみの笙吾先輩が目に入る―――――
梨『…』
帰りは……
雰囲気が少し乱れながらも、何事もなかったのように話していた――――
もちろん、
ある二人をのぞいてだけど………
:07/01/15 23:59 :N902i :☆☆☆
#369 [三ッ葉]
:07/01/16 00:57 :N902i :☆☆☆
#370 [ぶー]
:07/01/16 01:13 :SH902iS :☆☆☆
#371 [三ッ葉]
:07/01/16 08:03 :N902i :☆☆☆
#372 [三ッ葉]
━━━━━……‥
梨『ん――……;;』
寮の部屋にもどってから、ずっと悩んでいた――
少し言い過ぎたよね
先輩が約束忘れちゃっても仕方ないもんね――…
あの時は、お互い
"子供"
だったんだから………
梨『後で謝りにいこう……かな…』
:07/01/16 14:50 :N902i :☆☆☆
#373 [三ッ葉]
☆━━笙吾Side━━☆
思ってもないこと口にしてもた………;;
でも、もぅ……
いい……
全てがだるい――…
梨緒から先に"約束"を裏切ったんだ
結局…潤とかいう奴とデキてたんだろ??
思い続けても叶わねぇなら
もぅ、どうでもいい……
……
:07/01/16 14:58 :N902i :☆☆☆
#374 [三ッ葉]
.
ガチャ――
ドアが開いた……
「笙吾……なんか元気ないね…………」
部屋に入ってきたのは
亜梨沙
だった……
その後に新は部屋からでていった……
笙「別に……」
亜梨沙は泣きそうな顔をして………
亜「私ッ――…私じゃダメなの??」
…………
:07/01/16 15:05 :N902i :☆☆☆
#375 [三ッ葉]
急で頭が止まりそうになる
笙「俺………」
亜「分かってるッ……ずっと好きな人がいるのも分かってる……
それが誰なのかも知ってるッ――――」
俺が口を開けた時に亜梨沙は、服の端をぎゅっと握りしめていう……
亜「それでもッ私は――――――――」
━━━━━…
心がボロボロな俺は、その後の亜梨沙の言葉にある決断をしてしまう……
後悔を死ぬほどすることになると分かっていても………
:07/01/16 15:13 :N902i :☆☆☆
#376 [三ッ葉]
☆━━梨緒Side━━☆
私の中で意志がまとまった
梨『龍也ッ…私、ちょっと謝ってくる!!』
私は、バッと立ち上がって歩きながら言った
龍「いってらっしゃい」
龍(謝るって…何に??
わかんねぇ…;;
梨『いってきます!!』
バタンッ……………
……
:07/01/16 15:19 :N902i :☆☆☆
#377 [三ッ葉]
.
………191号室………
笙吾先輩と新先輩の部屋の前――
ドアが少し開いていたので首を傾げて隙間から中をのぞいてみる―――…
梨「―――ッ!」
脳裏に目に写った情景がこびりついた……
グイッ―――
視界が何かに塞がれて真っ暗になる!!
:07/01/16 18:27 :N902i :☆☆☆
#378 [我輩は匿名である]
あげます
:07/01/17 00:24 :SH902i :☆☆☆
#379 [我輩は匿名である]
:07/01/17 07:34 :N902iS :☆☆☆
#380 [三ッ葉]
:07/01/17 16:14 :N902i :☆☆☆
#381 [三ッ葉]
>>377から
梨『………ッ…!!』
私は、そのまま誰かに視界を塞がれたままズルズルと体をもっていかれる
しばらくすると―――
動きが止まった……
「大丈夫か……??」
この声――…
私は、ゆっくりと目蓋を開いた……
:07/01/17 21:43 :N902i :☆☆☆
#382 [三ッ葉]
…
梨『あ……らた先輩…』
静かな廊下に小さく私の声が響く――
新「突然目塞いで悪い――…お前、さっき見たんだろ??」
あ…………
梨『見てないですよ??
何のことですか??』
新「嘘つけッ……
顔ひきつってるし……」
新先輩が私の腕をぎゅっと掴む――
:07/01/17 21:49 :N902i :☆☆☆
#383 [三ッ葉]
梨『……ッ!!
何でもありませんって!!』
バッー
新先輩の腕を振り払い、私は部屋へ早歩きをしていった…………
新「………」
思い出したくないよ……
:07/01/17 21:59 :N902i :☆☆☆
#384 [三ッ葉]
バタンッ……
龍、潤「おかえ…」
部屋に入ると龍也と潤の言葉など聞かないまま
私は、すぐにシャワーを浴びた…………
ザ―ザ―ザ―
いつもより体を力強くこすった――
すべて綺麗に洗い流したつもりでもまだ残っている物があった――
梨『……なん…で…?』
何で……
何で一緒に洗い流せないの――…
:07/01/17 22:06 :N902i :☆☆☆
#385 [三ッ葉]
………
何度流しても消えない
頭にこびりついてとれないもの―――…
それは……
笙吾先輩と
亜梨沙先輩の
"キス"
……………
私の心は、ぐっさりと抉りとられていた――
:07/01/17 22:13 :N902i :☆☆☆
#386 [三ッ葉]
次の日━━━━…‥
昨日の見たものは夢なのかなぁ―――…‥
なーんて、思いたいけど頭の中では分かり切ってる
あれは
現実だ
………………
梨『………嫌だ…ょ』
涙を堪える
龍「また何かあった?」
横を振り替えると龍也が起きていた……
:07/01/18 07:58 :N902i :☆☆☆
#387 [三ッ葉]
梨『う…ううん!!
大したことじゃないの
それより、今日潤帰っちゃうんでしょ??』
潤「え……あ、うん」
潤もムクッと起きてきた
龍「とりあえず、皆で朝飯たべにいこ☆」
潤「うん」
皆…………
笙吾先輩と亜梨沙先輩もいるんだ――…
梨『………うん…』
鉛のような体を食堂へと進ませた
:07/01/18 08:03 :N902i :☆☆☆
#388 [三ッ葉]
━━━食堂━━━
いつもの席には、新先輩と栞しか座っていなかった
龍『おはようございますッ!!!―――って、あれ?
あと二人の先輩はどうしたんですか??』
龍也が座ったなり、新先輩に問いただす……
新「あ――…二人なら遅れて来るって………」
龍「そっ……すか」
龍也が何かに視線を送って違和感をかんじているような表情をみせる………
新、栞、梨、龍、潤「……………!!!」
:07/01/18 17:25 :N902i :☆☆☆
#389 [-3-,,,]
+D。・゚E(ー)⌒。・゚D+
ゃっぱリめッちャ,面白L1
+D。・゚E(ー)⌒。・゚D+
応援∪てるだッチャヘト∀-*x)ケ
:07/01/18 21:36 :W42K :☆☆☆
#390 [三ッ葉]
:07/01/18 23:35 :N902i :☆☆☆
#391 [三ッ葉]
>>388から
亜「おはよッ♪」
笙「…おはよッ…」
現れたのは、笙吾先輩と幸せそうな顔をしている亜梨沙先輩だ
しかも、手をつないで………………
ズキッ――梨『……』
:07/01/18 23:50 :N902i :☆☆☆
#392 [三ッ葉]
栞「え………何で手つないで………??」
栞が口を開く――…
私は、どういう意味を差してるのか分かるよ……
一緒に手をつないで来る行為――――…
つまり
亜「えっ……とですね…////付き合っちゃいました!!!」
"恋人"
亜梨沙先輩は、頬を赤らめて屈託のない笑顔をみせた
:07/01/18 23:55 :N902i :☆☆☆
#393 [三ッ葉]
シ―…ン…
食堂が一瞬静まる―…
その後にすぐにどよめいた
ビキビキッ…
パリンッ…
その騒ぎの中で私の中の何かが音をたてて砕け散った――…
誰にも聞こえない
自分にしか聞こえない音……………
喉が押し潰された感覚に教われ声がでなかった…
梨『……ッ…』
新「―…‥」
:07/01/19 00:08 :N902i :☆☆☆
#394 [三ッ葉]
━━━━…‥
あの後、涙を流してしまわないように懸命に平然をまとって食事をとった…
潤「短い期間だったけど、お世話になりました!!
遊園地、すごい楽しかったです☆」
潤とは、そろそろお別れの時間がきた――
お別れなんだから、笑顔で元気にしなくちゃ!!
梨『また来てねッ☆
お母さんにもよろしく言っといてほしいなッ!!』
私は、ネックレスを制服の中から手でつまんでから、ゆらして輝かせた
笙「………」
:07/01/19 00:19 :N902i :☆☆☆
#395 [我輩は匿名である]
:07/01/19 00:48 :SH902i :☆☆☆
#396 [-3-,,,]
もちろん
最後マデ見ます$⌒E[]E⌒$
頑張ってくださL1フフフ
:07/01/19 07:00 :W42K :☆☆☆
#397 [リナ]
:07/01/19 09:27 :SH901iS :☆☆☆
#398 [三ッ葉]
:07/01/19 16:47 :N902i :☆☆☆
#399 [めい]
:07/01/19 17:53 :N902i :☆☆☆
#400 [ななx]
400ス
あげぇ
:07/01/19 19:11 :W31K :☆☆☆
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