strip
最新 最初 🆕
#1 [can]
 
ゆっくりと脱ぐ。

じらして脱ぐ。

いやらしく脱ぐ。

それが私の仕事なの。

⏰:07/02/11 22:02 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#2 [can]
 
私の人生は最悪だ。

生みの親には捨てられて
中学1年まで施設で育ち
中学2年で養子として
育ての親に引き取られた。

育ての親は最低だった。

私に良くしてくれたのは
最初だけだった。

中学3年にもなる頃には
私の事を邪魔者扱いした。

⏰:07/02/11 22:07 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#3 [can]
 
愛を知らない私は
男に体を求められると
すぐに足を開いた。

同級生には勿論、
高校生や大学生…
時には社会人にまで
足を開いた。

⏰:07/02/11 22:11 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#4 [can]
 
堕ちて乱れて
育ての親は私の事を
完璧に見放した。

中学卒業と同時に
私は働き始めた。

寮があって
給料がよくて
楽な所…

たどり着いたのは
夜の仕事関係。

何の抵抗もなく
私は働き始めた。

⏰:07/02/11 22:14 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#5 [can]
 
歳をごまかして
毎日笑顔を振りまく
キャバクラ嬢の仕事。

お酒を作って話をする。

簡単な仕事だった。

⏰:07/02/11 22:18 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#6 [can]
 
キャバクラで働き始めて
1年が経った。

同じ歳の子は高校2年。

中学時代の友達は
皆楽しい学生生活を
送っている頃
私は転職を考えていた。

⏰:07/02/11 22:19 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#7 [can]
 
誰か見てるンかな
 

⏰:07/02/11 22:19 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#8 [can]
 
転職を考え始めた理由は
単純な理由からだった。

毎日飲むお酒に
体がついていかない。

16歳の体には
毎日の飲酒は
キツすぎた。

⏰:07/02/11 22:21 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#9 [can]
 
中学時代の先輩に
その事を相談すると
風俗店を紹介された。

私はそこに転職した。

本番無しのその店は
キャバクラより
楽な仕事だった。

⏰:07/02/11 22:23 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#10 [can]
 
その店には
綺麗な寮もあったし
給料もすごくよかった。

仲間も私に
良くしてくれた。

寮は一人部屋で、
私の隣にいる亜由美とは
とくに仲がよかった。

⏰:07/02/11 22:25 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#11 [can]
 
亜由美とは
店で唯一の同じ歳。

最年少の私達は
毎日仕事が終わると
互いの部屋に行き
沢山の話を語った。

私は亜由美に
心を開ききっていた。

優しく可愛い亜由美は
男女共に好かれていた。

⏰:07/02/11 22:28 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#12 [can]
 
亜由美『莉奈!
マスカラ貸して!?』

莉奈『いいよ!』

亜由美『ありがと』

私のメイクボックスから
亜由美はマスカラを取り出し
塗り始めた。

今日もこれから
二人は店に出る。

店に出る前に
私の部屋での
化粧タイム。

⏰:07/02/12 00:13 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#13 [can]
 
私と亜由美は
いつも一緒に
化粧をする。

その理由は、
互いを高め合う為。

化粧を失敗すると
きちんと指摘しあう。

自己満足だけじゃなく
相手にどう見られるかも
大切な事だから。

⏰:07/02/12 00:15 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#14 [can]
 
莉奈『よし!行こっか』

亜由美『うん』

二人は寮を出て
徒歩10分程の所にある
店に向かう。

全国チェーン店の為
とても綺麗な店だ。

少しノルマは高いけど
毎日楽しく
仕事ができる。

⏰:07/02/12 00:18 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#15 [can]
 
店員『あ!
カリンちゃん、サチちゃん
おはようございます』

亜由美『おはよう』

莉奈『お疲れ様』

私の源氏はカリン。

亜由美はサチ。

これは入社した時に
店長が決める。

そんな名前だけど
私は気に入っていた。

⏰:07/02/12 00:21 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#16 [can]
 
二人は控室に向かい
仕事着に着替えた。

コンコンッ―――

控室をノックする音に
返事した。

莉奈『はい!?』

店員『カリンちゃん!
今日は一発目から
指名入ってるんで
1号室で待機願います』

莉奈『わかりました』

⏰:07/02/12 00:23 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#17 [can]
 
着替え終わり、
私は1号室に向かう。

莉奈『ハァ…』

部屋に入るなり
大きな溜息。

ベットに座り目を閉じて
精神統一させる。

莉奈『…よしッ!』

気合いを入れて
目を開けた。

この瞬間から
私は莉奈からカリンに
変わる。

⏰:07/02/12 00:26 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#18 [can]
 
♪〜―――

店内にオルゴール音が響く。

これは
店がオープンした事を
告げる物。

オルゴール音が
鳴り止むと同時に
部屋をノックする音が
1号室に響いた。

コンコンッ―――

もう一度
気合いを入れ直し、
私はゆっくり
ドアを開けた。

⏰:07/02/12 00:27 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#19 [can]
 
カリン『は〜い!』

ガチャッ―――

ドアを開けると
店員と客が立っている。

店員『カリンちゃん
Aコースのお客様です』

カリン『はい』

店員は私に客のコースを
告げてから客に
目線を移す。

⏰:07/02/12 00:30 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#20 [can]
 
店員『お客様
どうぞ楽しんで下さい』

店員は客に頭を下げた。

客『あぁ』

客は嬉しそうに笑い
部屋に入った。

ガチャッ―――

店員は静かに
ドアを閉めた。

⏰:07/02/12 00:33 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#21 [みヵ]
見てます
楽しそぉだああ
がんばれ

⏰:07/02/12 00:39 📱:SH902i 🆔:☆☆☆


#22 [can]
 
>>21ありがとう
頑張るね〜
 

⏰:07/02/12 00:40 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#23 [can]
 
カリン『こんにちは!
高橋さん久しぶりだね。
最近来てくれないから
心配したよ〜!?』

眉を下げながら
私は高橋の腕を掴み、
問い掛けた。

高橋『仕事が忙しくて…
カリンちゃんに
会いたかったよ』

高橋は私を抱きしめた。

⏰:07/02/12 00:43 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#24 [can]
 
カリン『キャアッ!
…嬉しいけど
先にお風呂!』

甘い声を出す。

高橋『そうだね』

高橋は渋々っぽく
お風呂に向かった。

私も後ろからついて行き
湯加減を確かめた。

一緒に入るのではなく
先に客だけ入るのが
この店のシステム。

⏰:07/02/12 00:50 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#25 [can]
 
たった10分程だけど
その間に
飲み物やタオルを用意する。

このサービスも店のルール。

準備を終えて
ベットに座った時
高橋はお風呂から
出て来た。

高橋『カリンちゃーん!
出たよぉ!
拭いてくれるー?』

カリン『はーい』

立ち上がり
お風呂場に向かった。

⏰:07/02/12 01:03 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#26 [can]
 
真っ裸な高橋の肌は
水で濡れていた。

私は笑顔で
高橋の体を
バスタオルで拭いた。

カリン『高橋さん
少し痩せたね!
仕事とか
頑張りすぎじゃない?
無理しないでね』

高橋『ありがとう。
俺の心配してくれるのは
カリンちゃんだけだよ!』

⏰:07/02/12 01:11 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#27 [まぁたン]
ぉもリょい

頑張ってね-
(○・∀`)b+゚

⏰:07/02/12 01:16 📱:D902iS 🆔:☆☆☆


#28 [can]
 
>>27ありがとね
頑張ります
 

⏰:07/02/12 10:26 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#29 [can]
 
高橋は嬉しそうだった。

それを見計らって
小さく可愛く囁いた。

カリン『…ベット行こ』

高橋『あぁ』

私は高橋の腕を掴み、
ベットに向かった。

⏰:07/02/12 10:29 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#30 [can]
 
カリン『…キャアッ!』

気付けば高橋は
私を押し倒していた。

高橋『もういい?』

興奮しながら
私に問い掛ける高橋。

カリン『せっかちだなぁ』

私は呆れながら笑った。

⏰:07/02/12 10:31 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#31 [can]
 
高橋は私の首元に
キスをした。

私の首筋を
ネットリ舐め回す。

カリン『…くすぐったい』

可愛らしく甘い声で
笑いかける。

高橋は私の胸を
触り始めた。

⏰:07/02/12 10:32 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#32 [can]
 
カリン『アッ…やだ』

高橋『ん?嫌なの?』

カリン『高橋さん
触るの上手いから
我慢出来なくなるぅ』

私は猫が鳴くように
お世辞を言う。

⏰:07/02/12 10:34 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#33 [can]
 
高橋『そんな事言うと
我慢出来なくなるよ』

私はタイミングを見計らい
体勢を変えた。

高橋が下、私が上。

カリン『我慢しなくて
いいよ?高橋さんッ』

高橋の体に巻き付けた
タオルをゆっくりと
剥ぎ取り、
高橋のアソコを触った。

⏰:07/02/12 10:37 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#34 [can]
 
触り始めて数秒で
アソコはすごく固くなった。

カリン『コレしていい?』

私は目隠しを
取り出した。

高橋『いいよ』

高橋はSMが好きだから
嬉しそうに頷いた。

私は高橋の目を隠した。

⏰:07/02/12 10:39 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#35 [can]
 
高橋『興奮しちゃうな』

カリン『アハハッ!私もだよ』

そう言った私は
笑っていない。

そう。目隠しの理由は
愛想笑いするのが
面倒だから。

目隠しがあると
嫌な顔しながらでも
フェラできるから。

⏰:07/02/12 10:41 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#36 [can]
 
私はこの方法を
よく使う。

目隠しをした瞬間から
無表情になる。

無表情と言うより
嫌な顔と言った方が
いいかもしれない。

笑い声は全て作る。

今ではもう
特技になった。

⏰:07/02/12 10:42 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#37 [can]
 
無表情で
高橋のアソコを刺激する。

高橋『アァ…カリンちゃん…
アァ…やばい…ウゥッ…』

低い声で唸りながら
息が荒くなる高橋。

目を閉じて
ひたすらアソコを刺激する。

はちきれそうなアソコを
強弱をつけて舐める。

高橋の声は大きくなる。

⏰:07/02/12 10:45 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#38 [can]
 
ここでイカせると
時間が余る。

それも上手く計算して
まだイカせないように
愛撫をやめた。

高橋『カリンちゃん…
イカせてよ…頼む…』

息を乱しながら
私に情けない声で
頼んでくる高橋。

見てると可哀相になる。

⏰:07/02/12 11:01 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#39 [can]
 
カリン『ん?まだダメ〜
これからだよ!?』

Sっぽく攻めるのが私。

時にはMにもなる。

臨機応変するのは
夜の蝶の常識だから。

ローションを高橋の体に
ドロッと垂らす。

高橋『何?冷たい…』

カリン『ん?
何だと思う?』

⏰:07/02/12 11:05 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#40 [can]
 
高橋『ん〜何?』

ローションって事は
わかってるのに
わからないフリをする高橋。

カリン『私の愛液と言う名の
ローションだよ〜』

そう言って
体を撫で回した。

⏰:07/02/12 11:06 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#41 [can]
 
Mの客は
体にローションをつけて
ヌルヌルと撫で回す事でも
快楽と感じてくれる。

高橋の乳首を攻めると
情けない喘ぎ声が
こぼれた。

高橋『アァ…気持ちい…』

カリン『…ここ?』

高橋『アッ!そ、そこ』

爪を立てて
乳首を刺激する。

⏰:07/02/12 11:08 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#42 [can]
 
カリン『ココが感じるんだぁ。
…どう?』

爪を立てて
早くカリカリと擦る。

高橋『アァァァ…やばい…』

私は無表情で
乳首を刺激する。

だから
目隠しが少しでもズレると
私は急いで元に戻す。

⏰:07/02/12 11:11 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#43 [can]
 
乳首攻めを辞めて
首元や太ももの裏筋、
ゆっくりねっとり
攻めて、
時間を見計らった時に
再びアソコをイジる。

高橋『アァ…アァ…
カリンちゃ…もぅ…ダメ…
イク…アッ…イク…イクー!』

高橋は叫びきってから
私の口に苦い物を
勢いよく出した。

⏰:07/02/12 11:14 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#44 [can]
 
口をアソコから抜き
高橋の顔面に
精液を垂らした。

高橋は自分の精液を
かけられたのに
嬉しそうだった。

カリン『いっぱい出たね』

高橋『今日も…最高だ』

高橋は息を切らしながら
満足している。

⏰:07/02/12 11:16 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#45 [can]
 
目隠しを取ってあげ、
私は笑いかけた。

作り笑顔も得意。

カリン『お風呂行こっか』

高橋『あぁ…』

水着を着て
私は高橋とお風呂に
入った。

⏰:07/02/12 11:18 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#46 [can]
 
―――…

お風呂から出て
少し話をする。

すると時間が来て
高橋は帰って行った。

またね、と約束して
高橋とさよならした。

高橋が部屋を出て
帰った事を窓から確認。

すぐに店員にコールする。

⏰:07/02/12 11:21 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#47 [can]
 
カリン『1号室カリンです。
Aコースお客様
ただいま帰られました』

店員『了解です。
お疲れ様でした』

毎回のセリフ。

これも店のルール。

私は部屋を出て
控室に戻った。

⏰:07/02/12 11:22 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#48 [can]
 
ガチャッ―――

控室には3人の先輩が
雑誌を読んだり
携帯電話を触っていた。

サチは出てるみたい。

カリン『お疲れ様です』

先輩『お疲れ様〜』

ただ一言そう言って
私は椅子に座った。

テーブルにあった雑誌を
手に取りパラパラと
めくった。

⏰:07/02/12 11:26 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#49 [can]
 
次の指名待ちは
テレビを見たり
雑誌を見たり
携帯電話を触ったり
暇な物だった。

先輩と話をしていても
仕事モードの時は
皆あまり話さないのが
暗黙のルール。

だからすぐに話が
途切れて終わってしまう。

⏰:07/02/12 11:27 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#50 [can]
 
だけど唯一
ひたすら話してくれる
先輩が夏美さんこと
ハナさん。

お店のナンバー3の人。

すごく優しくて美人。

ハナさんは最年少の
私とサチにいつも
良くしてくれた。

寮でいる時も
お菓子やジュースの
差し入れもくれたりする。

⏰:07/02/12 11:31 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#51 [can]
 
1番尊敬して
1番慕っている先輩。

男関係が派手な為
よくセフレを紹介してくれた。

私とサチも
本番がしたくなる時も
よくあるから
そのセフレを寮に呼び
SEXを繰り返していた。

⏰:07/02/12 11:34 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#52 [can]
 
コンコンッ―――

店員『カリンちゃん
15号室に指名でーす』

カリン『はーい』

控室から出て
私は15号室に向かう。

そしてまた
『カリン』を必死に演じる。

⏰:07/02/12 11:35 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#53 [can]
 
―――

閉店時間になり
店内にオルゴール音が
響いた。

この瞬間、莉奈に戻る。

莉奈『お疲れ様です』

先輩に挨拶をして
店を出た。

亜由美『莉奈!』

後ろから亜由美が
追い掛けてきた。

莉奈『お疲れ〜
帰ろっか』

亜由美『お疲れ!
コンビニ行かない?』

莉奈『いいよ』

⏰:07/02/12 11:38 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#54 [can]
 
二人はコンビニに寄り
飲み物やコンドームを
買っていた。

莉奈『あれ?
セフレ来るの?』

亜由美『今から
乱パ行くんだよ〜』

乱パとは乱交パーティー。

私はあまり好きじゃない。

莉奈『そうなんだ』

亜由美『莉奈も行く?』

⏰:07/02/12 11:41 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#55 [can]
 
莉奈『私は明日も
仕事だから辞めとく』

亜由美『そっか…
また行こうね!?』

亜由美は明日
仕事が休みだから
オールで乱パに行くらしい。

支払いを済ませ
亜由美と一緒に
寮に帰った。

⏰:07/02/12 11:42 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#56 [can]
 
寮に戻ると
亜由美はシャワーを浴びて
化粧をし直し始めた。

私はコンビニで買った
プリンを食べながら
亜由美を眺めていた。

亜由美『今日ね〜
裕也クンが来るらしいの』

裕也とは亜由美の
お気に入りの人。

⏰:07/02/12 11:44 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#57 [can]
 
莉奈『マジ?
やったじゃん!』

亜由美『うん!
かなり嬉しいよ〜』


亜由美は裕也との
SEXが好きで
裕也が来る乱パは
必ず参加していた。

⏰:07/02/12 11:47 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#58 [can]
 
あと数時間もすれば
空は明るくなると言う頃
亜由美は嬉しそうに
寮を飛び出し
出掛けて行った。

私はお風呂に入り
眠りについた。

こういう毎日が
私の一日だった。

⏰:07/02/12 11:49 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#59 [can]
 
あれから4年が経った。

21歳になった私は
亜由美と夏美さんと一緒に
転職した。

転職先はストリップショーの
ストリップガール。

前の風俗店より
出勤時間は短く
仕事は楽だし
給料もいい。

寮も前より綺麗だし
セキュリティーも完璧だから
とても住みやすかった。

⏰:07/02/12 11:52 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#60 [can]
 
ただ脱ぐだけ。

たまにチップをくれる人に
触らせてあげる。

風俗に比べると
楽で仕方なかった。

勤め始めて数ヵ月だけど
週5の割合で
ストリップショーに出して
もらえるようになった。

⏰:07/02/12 11:54 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#61 [can]
 
休憩〜
>>53ミスったのショックだ

感想ください
 

⏰:07/02/12 11:55 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#62 [華]
メッチャ面白いですハマっちゃいましたぁ応援してるンでぇ頑張って下さいッ

⏰:07/02/12 11:57 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#63 [can]
 
>>62ありがとう
昼ご飯食べたら
また更新するね
 

⏰:07/02/12 12:10 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#64 [can]
 
源氏名はいらない
この店では
『カリン』と呼ばれる事が
なくなった為
少し寂しかった。

亜由美は『サチ』を
気に入ってなかったけど
私は『カリン』を
気に入っていた。

⏰:07/02/12 13:05 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#65 [can]
 
この店では出勤する日は
寮の部屋にボーイから
電話がかかってくる。

そして今日も…

トゥルルルルルッ―――

莉奈『はいは〜い』

ボーイ『莉奈さん
出勤でーす』

莉奈『わかりました〜』

⏰:07/02/12 13:08 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#66 [can]
 
電話から一時間後に
出勤するのがルール。

一時間で化粧や、
髪の毛のセットをする。

約50分で
いつも用意をして
残り10分は
亜由美と過ごす。

亜由美も今日は
出勤日だった。

⏰:07/02/12 13:16 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#67 [can]
 
夏美さんに
聞いてみると
今日夏美さんは
休みなので
男とクラブに行くと言った。

私と亜由美は
二人で店に出勤した。

ボーイ『莉奈さん
亜由美さん
おはようございます』

若いボーイが挨拶をする。

きっとまだ十代だ。

⏰:07/02/12 13:18 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#68 [can]
 
私達も挨拶をして
事務所に行き
ショーの打ち合わせをして
登場時間まで
休憩室で待機する。

この店は
洋風と和風の二つの
広間に分かれている。

⏰:07/02/12 13:20 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#69 [can]
 
洋風は
若い男性が
よく来ている。

ポールダンスをしたり
いやらしく腰を振ったり
激しい感じにする。

和風は
接待などに
よく使われるらしい。

基本は着物を来て
和やかな雰囲気の中で
脱いでいく。

⏰:07/02/12 13:22 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#70 [can]
 
今日、
私は和風で
亜由美は洋風の
ストリッパーとして働く。

時間になり
私が先に和風室に
向かった。

亜由美も数分後に
すぐ洋風室に行った。

⏰:07/02/12 13:24 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#71 [can]
 
楽屋に行き裸になる。

もちろん下着は
付けない。

用意してある着物を
簡単に羽織るだけ。

ひんやりとした着物が
私の気持ちを高ぶらせた。

⏰:07/02/12 13:26 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#72 [can]
 
私は和風の方が好き。

笑わなくても
上品にしていればいい。

三味線や琴の音楽が
流れる和風室は
なぜか心が落ち着く。

着替えが終わり
ボーイに呼ばれるのを
楽屋で待っていた。

⏰:07/02/12 13:28 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#73 [can]
 
コンコン―――

莉奈『はい』

ボーイ『莉奈さん
出番でーす』

莉奈『はい』

ガチャ―――

ドアを開けると
ボーイが笑顔で待っている。

ボーイに案内され
舞台袖に付けて行かれる。

⏰:07/02/12 13:30 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#74 [can]
 
ボーイ『それじゃあ
お願いします』

音楽の曲調が少し変わり
私は舞台にゆっくりと
歩いて登場した。

舞台の回りに
客室があって
一階席二階席と
円形になっているのが
和風の特徴。

⏰:07/02/12 13:32 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#75 [can]
 
洋風は
ライブ会場のような
洋画でよくあるように
前に舞台があり
フロアにテーブルが
並べられてあるという形。

和風より洋風の方が
安いのもあり
若い男は洋風に行く事が
多い。

⏰:07/02/12 13:35 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#76 [can]
 
♪〜―――

音楽が流れ始めると
私はとりあえず
客席全てに頭を下げる。

私を見てない客でも
頭を下げるのが常識。

全てに頭を下げ終え
私のショーが始まる。

⏰:07/02/12 13:36 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#77 [can]
 
赤い着物に赤い口紅。

和風室も
赤を主にして
出来ているから
白い肌がよく栄える。

肌を綺麗に見せる。

それが店の狙い。

⏰:07/02/12 13:39 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#78 [can]
 
所々から
拍手してくれる。

少しだけ微笑んで
頭を下げる。

そして踊り出す。

ただ着物を
脱ぐか脱がないかの
見せびらかせや
寝そべって
胸の谷間を見せるだけ。

それを約20分続ける。

⏰:07/02/12 13:43 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#79 [can]
 
たまに客席近くに行き
近くで肌を見せる。

チップをくれたお客さんに
笑顔で会釈し
客の手を取り、
自分の胸に当てる。

客は嬉しそうに
胸を触る。

少しすると
手を離し隣の客室に行く。

⏰:07/02/12 13:46 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#80 [can]
 
二階席の人にも
階段を使い
同じ事をする。

それで約20分。

そしてセンターに戻り
脱ぎ始める。

ライトも暗くなり
いやらしい雰囲気になる。

⏰:07/02/12 13:48 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#81 [can]
 
ゆっくり、じらして、
いやらしく脱ぐ。

客もこの時ばかりは
私を見てくれる。

胸やアソコやお尻が
現れた時にお客さんは
拍手をしてくれる。

喜んでもらえてるんだ
って実感する。

⏰:07/02/12 13:49 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#82 [can]
 
丸裸になってからも
脱ぎ捨てた着物を
上手く利用して
寝そべりながら
いやらしく、
客に体を見せる。

それを約20分。

合計1時間のショー。

音楽が鳴り止み
一礼して舞台袖に戻る。

これで終わり。

⏰:07/02/12 13:53 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#83 [can]
 
ボーイ『お疲れ様です』

舞台袖で待っている
ボーイがバスローブを
かけてくれた。

莉奈『ありがと…あれ?
もしかして新人?』

ボーイは顔を赤くして
頷いた。

莉奈『そうなんだ〜』

⏰:07/02/12 13:54 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#84 [can]
 
ボーイ『はい。
お願いします!』

ボーイに案内されて
楽屋に戻る。

戻る最中も
莉奈はボーイに話し掛けた。

莉奈『いくつ?』

ボーイ『16です』

莉奈『若いね〜
学校は?辞めたの?』

ボーイ『はい』

⏰:07/02/12 13:56 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#85 [can]
 
莉奈『何で?』

ボーイ『めんどくさくて…
莉奈さんは
ここ長いんですか?』

莉奈『そっか〜。
私は最近入りたてだよ』

ボーイ『そうなんですか?
すごく上手なショー
でしたよ!…あの、
綺麗でした!』

⏰:07/02/12 13:57 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#86 [can]
 
照れ臭そうに笑うボーイが
可愛くて癒された。

莉奈『ありがと』

ボーイ『あの実は…
ショーを見たのは
莉奈さんのショーが
初めてなんです』

莉奈『そうなの?
私なんかが初めてで
ゴメンね〜』

⏰:07/02/12 14:02 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#87 [義徳]
頑張って(/--)/
pr4.cgiboy.com/..

⏰:07/02/12 14:04 📱:F902iS 🆔:☆☆☆


#88 [can]
 
ボーイ『そんな!
莉奈さんのショー
すごく良かったです。
感動したし
…興奮しました』

莉奈『アハハッ!
ありがとう〜ボーイに
興奮してもらえたら
私も嬉しいよ〜』

⏰:07/02/12 14:05 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#89 [can]
 
普通、ボーイは
興奮しないらしい。

冷めきったように
ショーを見守るのがボーイ。

だけど新人のこの子は…
褒めてもらえると
やっぱ嬉しい。

⏰:07/02/12 14:06 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#90 [can]
 
>>87ありがとう
 

⏰:07/02/12 14:08 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#91 [can]
 
話が弾んだ所で
楽屋についたので
ボーイとはさよならした。

楽屋に入り
服を着替える。

髪や化粧も少し治し
休憩室に戻る。

⏰:07/02/12 14:11 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#92 [can]
 
その後、
二本のショーをこなし
勤務が終わった。

莉奈『亜由美帰ろう』

亜由美『うん』

亜由美と一緒に
寮に帰宅した。

こうして一日が終わる。

⏰:07/02/12 14:13 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#93 [can]
 
―――

翌日、
朝帰りした夏美さんが
酔っ払って私の部屋に
帰って来た。

鍵が無いと言うので
私の部屋に泊めてあげた。

1つしかないベットには
夏美さんを寝かせ、
私はソファーで眠った。

⏰:07/02/12 14:15 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#94 [can]
 
夏美『莉奈!莉奈ぁー!』

夏美さんの声で
私は目覚めた。

莉奈『んッ…あぁ…
おはようございます』

テンションの低い声で
挨拶をした。

夏美『莉奈ゴメンね!
昨日の事あんまり
覚えてないんだよね』

⏰:07/02/12 14:18 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#95 [can]
 
莉奈『マジですか?』

夏美『ベット占領
しちゃったみたいで…
マジでごめんね!?』

莉奈『あぁ…そんなの
全然いいですよ。
気にしないでください』

夏美『今度何か
お詫びするからね』

莉奈『アハハッ…どうも!』

⏰:07/02/12 14:20 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#96 [can]
 
夏美さんが
部屋から出て行き、
私はシャワーを浴びて
テレビを見ながら
くつろいだ。

ピーンポーン―――

インターホンが鳴る。

莉奈『はーい』

亜由美『亜由美だよ!
開けて〜』

莉奈は立ち上がり
玄関の鍵を開けた。

⏰:07/02/12 14:23 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#97 [can]
 
ガチャッ―――

亜由美が入って来た。

亜由美『おっは〜』

莉奈『おはよ。
どしたの?』

亜由美『暇だから〜』

莉奈『ゲームする?』

亜由美『やる!』

最近買ったゲームを
テレビに繋げて
二人は盛り上がった。

⏰:07/02/12 14:26 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#98 [can]
 
オークションで落としたゲームは
二人で兼用している
ゲーム機だった。

汚い亜由美の部屋では
無くす可能性が高いから
私の部屋で保管する事に。

不器用な私達だから
いつも必死になって
楽しんでいた。

⏰:07/02/12 14:27 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#99 [can]
 
トゥルルルル―――

莉奈『やば!
もうコール来たよ』

ゲームに夢中になりすぎて
時間を忘れていた。

亜由美『私戻るね!
片付けなくてゴメン』

莉奈『いいよ!じゃあね』

⏰:07/02/12 14:39 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#100 [can]
 
どんな時でも
コールの時間になると
部屋にいないといけない
ルールだから亜由美は
急いで部屋に
戻って行った。

ゲームを切って
急いで私は電話に出た。

⏰:07/02/12 14:41 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#101 [can]
 
莉奈『はい』

ボーイ『莉奈さん
出勤でーす』

莉奈『はーい』

そしていつものように
支度を始めた。

残り10分で
亜由美が来た。

亜由美『さっきゴメンね。
私も出勤だ〜』

⏰:07/02/12 14:48 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#102 [can]
 
亜由美は散らかっていた
ゲームをサッと
片付けてくれた。

莉奈『ありがと』

亜由美『うん!行こっか』

二人は今日も出勤した。

―――

ボーイ『お疲れ様です!』

やたら大きな挨拶。

⏰:07/02/12 15:13 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#103 [can]
 
誰かと思えば
昨日の新人だ。

莉奈『あ、新人クン!
おはよう〜』

私は笑顔で新人ボーイに
挨拶した。

ボーイ『あ、莉奈さん。
お疲れ様です』

莉奈『頑張ってね』

ボーイ『はい!』

⏰:07/02/12 15:15 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#104 [あい*゚]
読みましたあ
おもしろいデスッ
更新楽しみにしてますねッッ
応援してマス

⏰:07/02/12 17:05 📱:D902i 🆔:☆☆☆


#105 [我輩は匿名である]
失礼します

>>1-100

⏰:07/02/12 17:22 📱:D901iS 🆔:☆☆☆


#106 [can]
 
>>104ありがとう
>>105はい
今から更新〜

⏰:07/02/12 18:09 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#107 [can]
 
亜由美『仲いいの?』

莉奈『昨日当たった子。
新人で昨日から入った
16歳らしいの』

亜由美『へぇ〜。
なかなかカッコイイじゃん』

⏰:07/02/12 18:11 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#108 [can]
 
莉奈『亜由美
狙っちゃえば!?』

私は冗談でそう言うと
亜由美も冗談ながらに
返事した。

亜由美『おばさんだけど
相手にしてくれるかな?』

莉奈『アハハッ!
もぉ無理かもね〜』

亜由美『ショックー』

⏰:07/02/12 18:12 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#109 [can]
 
今日もいつもみたく、
事務所に行き
休憩室に行く。

ガチャッ―――

休憩室には夏美さんが
タバコをふかして
座っていた。

亜由美『あ、夏美さん!
おはようございます』

夏美『あ、おはよう』

⏰:07/02/12 18:14 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#110 [゚.++.゚]
メチァぉもUろぃデス*゚
一発でハマリまUたァ(愛◆'`bd+)
コレヵラも頑張ッて下さぃ

⏰:07/02/12 18:21 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#111 [can]
 
>>110ありがとう
今から書くよ〜

⏰:07/02/12 19:55 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#112 [can]
 
莉奈『お疲れ様で〜す』

夏美『莉奈!
さっきはゴメンねぇー』

夏美は子供のように
泣きそうな顔をして
私に抱き着いてきた。

莉奈『アハハッ!全然いい
って言いましたでしょ?』

夏美『優しいね〜アンタ』

⏰:07/02/12 19:57 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#113 [can]
 
莉奈『アハハッ!
その顔すごいですよ?』

夏美さんの変顔が
おもしろくて
笑いが止まらなかった。

亜由美も隣で笑っている。

⏰:07/02/12 19:58 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#114 [can]
 
今の環境がすごく好き。

何も望まない。

ずっと今が続けばいい。

ストリップを悪い事だとは
思わない。

天職だと思う。

きっと私は
こういう仕事から
抜け出せそうには
ないんだろうな。

⏰:07/02/12 20:00 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#115 [can]
 
三人は椅子に座り
タバコを吸ったり
ジュースを飲んだりした。

夏美『今日二人はドッチ?』

亜由美『私は洋風です』

莉奈『私も洋風です』

夏美『マジかよ〜
私、今日和風なんだよ』

⏰:07/02/12 20:23 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#116 [can]
 
羨ましかった。

私は
和風の方が好きだから。

今日は洋風。

洋風も洋風なりに
楽しい所もある。

しっかり働こう。

そう気合いを入れた直後、
ボーイに呼ばれて
洋風の楽屋に向かった。

⏰:07/02/12 23:14 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#117 [can]
 
今日はあの新人でもなく
ベテランのボーイだった。

しっかりしていて
入社当時から
優しくしてくれる。

ボーイ『莉奈さん
最近毎日入ってますね』

莉奈『そうなの…
でも休みもらっても
やる事ないしね』

⏰:07/02/12 23:25 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#118 [can]
 
ボーイ『僕もです。
休みもらっても
彼女もいないし、
やる事ないから
毎日入ってるんです』

苦笑いするボーイ。

莉奈『彼女いないの?
意外だな〜』

ボーイ『そうですか?』

莉奈『うん。
5人ぐらいいそう』

⏰:07/02/12 23:27 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#119 [can]
 
ボーイ『アハハッ!
5人って…莉奈さん
おもしろい人ですね〜』

莉奈『ハハッ』

楽しく会話をしながら
楽屋までを案内され
私は楽屋に入った。

⏰:07/02/12 23:28 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#120 [can]
 
服を着替えて数分後、
さっきのボーイに
呼ばれたから
楽屋を出る。

そして舞台袖へ。

洋風の場合は
和風と違い
一人でショーはしない。

3人程で踊ったりする。

⏰:07/02/12 23:30 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#121 [can]
 
洋風も和風と同じ
一人一時間のショーで
20分ずつローテーションをする。

袖から見ると
もう亜由美は
踊っていた。

ボーイ『それじゃあ
莉奈さん。お願いします』

ボーイの声で私は舞台に
飛び出した。

⏰:07/02/12 23:31 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#122 [can]
 
私が入ると
一時間やりきった人は
舞台から袖に消える。

20分の時間差で
尽きる事なく
三人のストリッパーが
ショーをする。

これが洋風。

⏰:07/02/12 23:32 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#123 [can]
 
フロアを見ると
やっぱり若い男だらけ。

亜由美はもうすでに
裸だった。

女同士で
絡み合うのを見るのが
好きな男もいる。

だから私は
亜由美に近寄り
一緒にいやらしく踊った。

⏰:07/02/12 23:34 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#124 [can]
 
客席からは
拍手が送られて
チップまでもらった。

亜由美と踊り続けていると
亜由美の終了時間になり
亜由美は袖へと
消えていった。

そして私は
ポールダンスを始めた。

⏰:07/02/12 23:36 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#125 [can]
 
音楽は激しく鳴り響き
ライトはチカチカと眩しい。

和風とは正反対。

ポールにキスしたり
ポールを舐めたり
ポールに絡み付いたり
私はいやらしく動いた。

おかげで
チップもたくさん貰った。

⏰:07/02/12 23:37 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#126 [can]
 
いやらしい流し目を
しながら客席を
見つめる。

たまに笑い、
私はゆっくりと脱ぐ。

じらす事が楽しくて
客の目の前で
からかうように
体を委ねる。

⏰:07/02/12 23:39 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#127 [can]
 
客の指を取って
舐めたり触ったりと
小さなサービスもする。

たまにチップをくれる
客がいるから。

そして亜由美が
抜けてから20分。

ラスト20分になったので
私は脱ぎ始めた。

⏰:07/02/12 23:40 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#128 [can]
 
裸になってからも
舞台に立ってる三人の中で
1番目立ちたいから
必死に色気を出す。

全員の視線を
くぎづけにしたい。

そんな気持ちで
私は体を動かす。

⏰:07/02/12 23:42 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#129 [can]
 
―――

裸での20分が終わり
同時に一時間になるので
私のショーは終わった。

さっきのボーイに
また楽屋までの
案内をされて
楽屋に戻った。

着替えを済ませて
休憩室に戻る。

こんな風に毎日
同じ事を繰り返す。

⏰:07/02/12 23:44 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#130 [我輩は匿名である]
おもしろぃです
がんばって下さい(゚∀゚)

⏰:07/02/12 23:56 📱:SO903i 🆔:☆☆☆


#131 [∀]
読んでます更新楽しみデスッ

⏰:07/02/13 01:32 📱:SO903i 🆔:☆☆☆


#132 [我輩は匿名である]
>>1-130

⏰:07/02/13 02:03 📱:N903i 🆔:☆☆☆


#133 [can]
 
>>130ありがとう
>>131どうもです
>>132あはっ

⏰:07/02/13 10:47 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#134 [can]
 
―――

ある日
久しぶりの休みで
私は街に出掛けた。

男と待ち合わせを
している。

アッチの方はご無沙汰で
欲求不満だったから
正直な話、
早く男と寝たかった。

⏰:07/02/13 10:52 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#135 [can]
 
久しぶりに着飾って
久しぶりに気合いの
入ったメイクして、
待ち合わせ場所に
足を進めた。

待ち合わせ場所に着き
辺りを見渡すと
男はすでに来ていた。

名前は晃と言う。

⏰:07/02/13 10:54 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#136 [can]
 
莉奈『お待たせ』

晃『おぅ!大丈夫…
行こっか〜』

莉奈『うん!
てか少し買い物
付き合ってくれない?』

晃『いいよ』

私は晃に甘え、
腕を組みながら
街を歩き始めた。

⏰:07/02/13 10:56 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#137 [can]
 
晃『珍しいな!』

莉奈『何?』

晃『莉奈が腕組みとか
してくるなんて』

莉奈『嫌?』

晃『嫌じゃないよ』

莉奈『じゃあいいじゃん!
甘えたい気分なの』

晃『可愛い奴〜』

⏰:07/02/13 10:58 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#138 [can]
 
周りから見ると
カップルなんだろうね。

でも、私達に愛はない。

晃は遠距離中の
彼女がいた。

なかなか会えない
寂しさから
私と体を重ねる関係に
なっていった。

⏰:07/02/13 10:59 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#139 [can]
 
晃もデートと言う物が
楽しかったらしく
買い物も笑いながら
付き合ってくれた。

一緒に選んでくれたり
ダメだししてくれたり。

早くSEXしたいって
全然言わない。

買い物を楽しんでくれる。

晃はいい奴だ。

⏰:07/02/13 11:01 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#140 [can]
 
晃『久しぶりだし
ご飯でも行かない?』

莉奈『いいね!
私オゴるよ』

晃『はぁ?
女にオゴらせるなんて
そんなに俺は
やわじゃないし』

晃は苦笑いした。

莉奈『いいの?』

晃『もち〜』

⏰:07/02/13 11:03 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#141 [can]
 
晃は私の手を握り
本当の恋人みたいに
街を歩いてくれた。

居酒屋さんに行き
二人は乾杯した。

たくさん語って
たくさん笑った。

晃は風俗の時からの
付き合いだから
私の事、よく理解して
くれている。

⏰:07/02/13 11:05 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#142 [can]
 
真剣に話を聞いてくれる
晃には癒される。

ありがとうの気持ちで
いっぱいだ。

―――

莉奈『晃…そろそろ…』

晃『ん。出るか』

二人は酒も回りきって
トロンとした目で店を出て
ホテルに入った。

⏰:07/02/13 11:06 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#143 [can]
 
部屋に入ると
私は晃の首に腕を回し
キスをした。

ネットリと熱いキス。

晃もキスに応えてくれた。

晃『…ベット行こ』

莉奈『うん』

入り口からベットまで
移動して二人はベットに
倒れ込んだ。

⏰:07/02/13 11:08 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#144 [can]
 
キスを楽しみながら
晃の唇に吸い付く。

久しぶりのキスは
ワクワクもするし
ドキドキもした。

莉奈『ン…ハァ…』

たくさん吐息がこぼれる。

晃は私の服を
慣れた手つきで
脱がせていく。

⏰:07/02/13 11:10 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#145 [can]
 
晃は私の唇から
自分の唇を離し
胸に移動させた。

胸を愛撫されながら
晃は私に問い掛けた。

晃『莉奈さぁ…
彼氏作んないの?』

莉奈『彼氏…なんか
作れないよ…』

気持ちよくて
上手く喋れない。

⏰:07/02/13 11:12 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#146 [can]
 
晃『何で?』

莉奈『仕事…
辞めたくないもん』

晃『…そっか』

莉奈『アッ…ンンッ…』

晃は急に私のアソコを
触ってきた。

気持ちよくて
早速イキそうだった。

莉奈『もう…イキそう…』

⏰:07/02/13 11:14 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#147 [can]
 
晃『手マンだけでイク気?』

莉奈『アァァ…ヤッ…ンアッ』

晃『酒のせいで
濡れまくりだし…
もうイッていいよ』

晃の笑顔にやられた。

私は手マンだけでイッた。

晃『かなり指
締め付けられる』

そう言って小さく笑った。

⏰:07/02/13 11:15 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#148 [can]
 
莉奈『やだ…恥ずかしい』

荒い息で
私のアソコから晃の指を
抜こうとした。

晃『もっかいイけよ』

晃は意味深に笑い
指をクッと曲げた。

莉奈『ヤッ…チョット…アッ』

晃は指を曲げて
探るように
アソコを掻き混ぜた。

⏰:07/02/13 11:18 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#149 [can]
 
莉奈『アァァァッ!…ソコ…ダメ』

1番感じる所を
見つけられ
晃はそこだけを刺激する。

同時にクリに吸い付きながら
指でGスポをコリコリする。

莉奈『ダメ…アァァ…
イヤ…狂いそう…アァ…ンッ』

⏰:07/02/13 11:20 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#150 [can]
 
晃はクリから唇を離して
私にキスをした後
小声で呟いた。

晃『狂っちゃえば?』

それだけでも感じた。

そして再びクリを吸う。

莉奈『ヤバイ…無理…
離して…汚いから』

晃は無視して舐め続ける。

⏰:07/02/13 11:22 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#151 [can]
 
莉奈『本当…ヤバイって…
アッ…ダメ…イク…イク…ンッ…
アァァ…イク…アッアッ…アァァッ!』

莉奈のアソコが
痙攣しながら
潮を吹いた。

イクと同時に晃は
クリから唇を離し
またキスをした。

キスしながらイケるなんて
幸せだった。

⏰:07/02/13 11:23 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#152 [can]
 
晃『どのくらい
久しぶりのSEXなの?
感じすぎだよ』

莉奈『ハァ…ハァ…
わかんない…
久しぶりすぎなのは
確かだよ…』

晃『俺も久しぶりだから
満足させてくれる?』

莉奈『いいよ』

⏰:07/02/13 11:25 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#153 [can]
 
少し息を乱しながらも
体を起こして
晃のパンツを脱がせた。

莉奈『半立ちだよ〜』

私はからかった。

晃『うっせ!
あれだけ見せられたら
興奮するって』

晃は照れながら笑った。

⏰:07/02/13 11:27 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#154 [can]
 
そんな晃が可愛くて
ついつい私も
笑ってしまった。

私は晃のアソコを
口に含んで、
激しく優しく
フェラをする。

どんどん大きくなって
晃は気持ちよさそうに
声を漏らす。

⏰:07/02/13 13:56 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#155 [can]
 
莉奈『気持ちいの?』

晃『ちょっ…喋んな!
マジやばい…アァッ…』

莉奈『アハハッ…ごめん』

晃『お前わざとだろ?』

歯は立てずに
甘噛み程度に
わざと刺激した。

楽しくて
胸がドキドキした。

⏰:07/02/13 14:00 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#156 [can]
 
少しして
晃は私の口で果てた。

晃『ごめん…
さっそく入れていい?
我慢出来ないわ』

莉奈『いきなりだね。
アハハッ…いいよ』

私はベットに寝転がり
恥じらいながらも
足を少し広げた。

⏰:07/02/13 15:53 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#157 [can]
 
晃『その格好…
マジでそそられる』

莉奈『恥ずかしい』

晃『入れるよ』

莉奈『うん………アッ』

私の中に晃が
ゆっくりと入って来た。

晃『かなり締まる…』

莉奈『アァッ…おっきいッ』

⏰:07/02/13 16:34 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#158 [can]
 
愛が無くても
SEXができるなんて
男と女なんて
簡単な生き物だね。

この快楽を
与えてくれるのは
男と言う生き物でしか
いないから…

私は男が大好き。

⏰:07/02/13 16:35 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#159 [can]
 
莉奈『アッ…アッ…アッ…』

一定のリズムで
腰を振る晃。

それがまた心地良くて
私も自然と腰が上がる。

晃『やらしい顔…』

莉奈『もぉ!…見ないで』

恥ずかしくなり
手で顔を覆い隠す。

⏰:07/02/13 16:37 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#160 [can]
 
晃『やだよ!
ちゃんと顔見せて』

莉奈『やだ』

晃『やだじゃない』

莉奈『…もぉ』

晃は莉奈の手を
顔から退かせた。

⏰:07/02/13 16:39 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#161 [can]
 
莉奈『…あんまり
見ないでね?』

晃『…可愛い奴』

莉奈『…ヤァァァァッ…アァ』

晃は急に腰を早く
動かした。

急にリズムが変わり
敏感に反応してしまった。

⏰:07/02/13 16:40 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#162 [can]
 
たまにキスをくれる晃。

舌を絡めるとタバコの
ほろ苦い味がする。

莉奈『ンンッ…ハァッ…』

晃『今日の莉奈
かなりエロいよ』

莉奈『晃こそ…
その顔かなりエロい…』

晃『莉奈には負けるよ』

⏰:07/02/13 16:43 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#163 [can]
 
何だかんだで
私達は果てた。

満足感に満たされて
私は少し眠った。

―――

晃『莉奈?…莉奈!』

莉奈『…何?』

晃『もうすぐ時間だから
支度しなよ』

莉奈『うん…わかった』

⏰:07/02/13 18:06 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#164 [can]
 
熟睡していた私を
優しく起こしてくれた。

お風呂場に行き
汗をサッと流す。

お風呂から出ると
晃は誰かと電話していた。

晃『そっか…わかった』

そんな晃を見ながら
私は軽く化粧を直したり
髪を整えたりした。

⏰:07/02/13 18:07 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#165 [can]
 
晃『うん。それじゃ』

晃は電話を切った。

莉奈『そんな真剣な顔して
誰と話してたの?』

晃『あぁ…女だよ』

莉奈『えっ…彼女?』

すごく驚いた。

セフレだからと言え
これは浮気だから。

⏰:07/02/13 18:10 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#166 [can]
 
晃『いきなり
明日こっちに来るって』

莉奈『そっか…
よかったじゃん!
久しぶりに会えるんだから
燃えんじゃないの?』

晃『…さあね』

莉奈『何?マンネリ中?』

晃『そんなとこかな』

⏰:07/02/13 18:11 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#167 [can]
 
晃は苦笑いして
私に抱き着いてきた。

莉奈『何〜!?
明日会えるんでしょ?
私なんかに油売らないで
美容院でも行けば?』

晃『ん〜そうだね』

晃は乗り気じゃない声で
返事した。

⏰:07/02/13 18:12 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#168 [can]
 
莉奈『ほら離れて!?
化粧直せないじゃん』

晃『化粧崩れる程
淫らな事
してんじゃねーよ』

莉奈『あんたが
淫らにさせたんだよ!』

晃『アハハッ』

晃は機嫌を戻したのか
楽しそうに笑った。

⏰:07/02/13 18:14 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#169 [can]
 
―――

ホテルを出て、晃と別れ、
私は寮に戻った。

ガチャッ―――

部屋で買って来た服を
眺めながら
一人ファッションショーをする。

今日は楽しい事だらけ。

久しぶりの買い物。

久しぶりのデート。

久しぶりのSEX。

⏰:07/02/13 18:16 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#170 [can]
 
服をクローゼットに直し
お風呂に入った。

莉奈『あ…やばっ』

莉奈は自分の体が映る
鏡を見て呟いた。

胸元にキスマークが
付けられていた。

ストリッパーであるからには
キスマークなど禁物。

⏰:07/02/13 18:17 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#171 [can]
 
罰の悪そうな顔で
キスマークを眺める。

莉奈『どうしよう…』

とりあえずお風呂に入り
お風呂から出ると
キスマークの部分を
氷で冷やした。

莉奈『消えるかな…』

不安になりながら
キスマークの消す方法を
考えた。

⏰:07/02/13 18:19 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#172 [can]
 
次の日は
和風のショーが入った。

キスマークには
コンシーラとファンデーションで
上手くごまかせた。

夏美さんが
この方法を教えてくれて
無事に舞台に立てる事が
できた。

⏰:07/02/13 18:21 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#173 [can]
 
休憩〜
誰か見てくれてるかな?
 

⏰:07/02/13 18:21 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#174 [我輩は匿名である]
見てますよ
頑張ってo(^▽^)o

⏰:07/02/13 18:29 📱:SH902i 🆔:☆☆☆


#175 [華]
見てるょぉ
メッチャ面白い

⏰:07/02/13 18:29 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#176 [あい*゚]


見てますよ-めちゃおもしろいデス
頑張ってくださいッッ

</Font></Div>

⏰:07/02/13 18:31 📱:D902i 🆔:☆☆☆


#177 [can]
 
>>174
>>175
>>176
嬉しいです
ありがとう〜

⏰:07/02/13 19:18 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#178 [ミルキー]
>>100-200

⏰:07/02/13 19:35 📱:N701i 🆔:☆☆☆


#179 [can]
 
>>178どうも

もうちょっとしたら
更新しますね〜

⏰:07/02/13 20:47 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#180 [can]
 
―――

勤務が終わり
寮に戻る。

私はキスマークの事を
怒る為、晃に電話した。

晃『はい』

莉奈『ちょっと晃!
あんた私の胸元に
キスマーク付けたでしょ?
大変だったんだから!』

大声で私は
怒りをぶつけた。

⏰:07/02/13 21:34 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#181 [can]
 
晃『すみません』

莉奈『…え?』

晃『こちらのミスです。
…あの、また折り返し
電話かけさせて
頂きます』

莉奈『は?晃だよね?』

晃『はい。ですので
またかけ直します。
申し訳ありません』

⏰:07/02/13 21:36 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#182 [can]
 
莉奈『何?
ふざけてんの?
面白くないよ!
こっちはマジなんだけど』

晃『はい。では
失礼いたします』

ブチッ―――

一方的に電話を切られた。

他人事みたいに
私をあしらう晃に
益々怒りが募った。

⏰:07/02/13 21:37 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#183 [can]
 
私は亜由美の部屋に行き
晃の事を愚痴った。

莉奈『訳わかんない!
こっちは本気なのに
晃はふざけてるんだよ?
信じらんない』

亜由美『まぁまぁ…
少し落ち着きなよ』

⏰:07/02/13 21:39 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#184 [can]
 
莉奈『仕事道具に
傷つけられてるのに
落ち着いてらんないよ』

亜由美『そうだけど…』

莉奈『船に乗れない
漁師と一緒だよ!』

亜由美『…例えが
ダサいし訳わかんない』

亜由美は笑った。

⏰:07/02/13 21:41 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#185 [can]
 
莉奈『亜由美!
お酒ないの?』

亜由美『ビールなら
冷蔵庫に少しだけ』

莉奈『飲みたい!
飲もうよ!』

亜由美『はぁ?
私はいいよ〜
莉奈だけ飲みな!』

莉奈『一人酒?
まぁいっか…』

⏰:07/02/13 21:42 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#186 [can]
 
亜由美は
呆れながらお風呂に
入ると言い、
お風呂に行った。

私は冷蔵庫から
勝手にビールを出して
飲み始めた。

このモヤモヤ感の怒りを
どこにぶつけよう…

スッキリしない気持ち…

そうだ。
あいつに愚痴ろう…

⏰:07/02/13 21:44 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#187 [can]
 
プルルルルッ―――

内藤『はい』

莉奈『内藤さん?
ご無沙汰してます』

内藤『久しぶりだね』

莉奈『夜分遅く
申し訳ありません』

内藤『莉奈なら
構わないよ』

莉奈『何か急に
声聞きたくなったの…』

⏰:07/02/13 21:46 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#188 [can]
 
内藤とは風俗の時に
常連客で来てくれた
IT企業の社長。

三十代にして
親の会社を引き継いで
社長をしている。

社長が風俗に通う理由は
ストレス発散
と言う理由が大概。

⏰:07/02/13 21:47 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#189 [can]
 
内藤は
親がお見合いをしろ
と言うのに嫌気がさし
ストレス発散の為に
風俗に行き、
遊びの女を探したのだ。

そこで出会ったのが
カリンこと莉奈。

莉奈も
内藤には
本名を教えていたし
連絡先も交換していた。

⏰:07/02/13 21:49 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#190 [can]
 
風俗時代は
よく店にも来てくれて
プレゼントもくれた。

時計、アクセサリー、鞄
洋服、靴、おこずかい…

この人は
手放す訳にはいかないと
判断した私は
内藤との交遊は
マメに交わしていた。

⏰:07/02/13 21:51 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#191 [can]
 
内藤『アハハッ!
莉奈は相変わらず
上手だな〜』

莉奈『えぇ!?
そんなんじゃないよ〜』

内藤『アハハ…まぁいい。
どうしたの?』

莉奈『今度久しぶりに
デートしようよ!
内藤さんに会いたい』

⏰:07/02/13 21:52 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#192 [can]
 
内藤『あぁ。いいよ』

莉奈『本当?
じゃあまた連絡する』

内藤『それじゃ』

莉奈『バイバーイ』

ブチッ―――

電話を切り
勝ち誇った笑みを
浮かべた。

⏰:07/02/13 21:53 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#193 [can]
 
苛立つ時は買い物。

だけど衝動買いをする時は
内藤のような
金持ちに金を
出してもらうのが
私の中でのルール。

自分が最低な人間
だって事もわかってる。

だけど
止められない。

⏰:07/02/13 21:55 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#194 [can]
 
内藤は
金の限界を知らない。

湧き出るくらい
金を持っている。

だけど彼女とかには
ならないで
一定の距離を保ちながら
付き合いを続ける。

その方が
お互い楽だから。

⏰:07/02/13 21:57 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#195 [can]
 
内藤も
私を気に入ってくれて
いるらしくって
私が甘えると
嬉しそうに
私の頼みに応えてくれる。

そんな内藤を
手放す訳には
いかないから、
私は必死で関係を
保っている。

⏰:07/02/13 21:58 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#196 [can]
 
亜由美『莉奈!
あんたもお風呂入る?』

亜由美がお風呂から
出て来た。

莉奈『ううん。
自分の部屋で入る〜』

亜由美『了解』

莉奈『それより聞いて!
久しぶりに今度
内藤とデートするんだ』

⏰:07/02/13 22:01 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#197 [can]
 
亜由美『内藤?
…あ!内藤って
あの社長の内藤でしょ?
かなり久しぶりじゃん』

莉奈『そうなの!
久しぶりに色々と
買ってもらえると思うと
すっごい楽しみ〜』

亜由美『あんた
気持ちの切り替え
早くていいね』

⏰:07/02/13 22:03 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#198 [can]
 
亜由美は笑いながら
裸で部屋を歩く。

莉奈『やっぱさ〜
嫌な事があったら
買い物でストレス発散だよ』

亜由美『アハハッ!
いいな〜私に何か
さりげなくお土産
買って来てね?』

莉奈『了解〜じゃあね』

⏰:07/02/13 22:04 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#199 [can]
 
さっきとは逆に
ルンルン気分で
亜由美の部屋を出て
自分の部屋に戻った。

もう晃の事は
頭の隅にもなかった。

私はこんな性格…

簡単な女なんだ。

⏰:07/02/13 22:06 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#200 [can]
 
―――

一週間後、
私は仕事が休みで
夕方から街に出ていた。

この日を楽しみにして
一週間頑張った。

サービスだって
いっぱいした。

笑顔も
たくさん振り撒いた。

それもこれも
今日があるから。

⏰:07/02/13 22:08 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#201 [can]
 
プワンッ―――

高級車のクラクションの音が
私を振り返らせた。

そこには
ピカピカの高級車に乗った
内藤が笑顔で
手を振っている。

パーッと笑顔になり
私は内藤の車に
駆け寄った。

莉奈『内藤さ〜ん!
久しぶりです』

⏰:07/02/13 22:10 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#202 [can]
 
内藤『久しぶり!
…乗って!
ドライブしよう』

莉奈『はい!』

私は車に乗り込んだ。

車は行き先もなく
ただ走り続けた。

⏰:07/02/13 22:12 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#203 [can]
 

莉奈『どこ行きます?』

内藤『行きたい所は?』

莉奈『内藤さんとなら
どこでもいいです』

内藤『アハハッ!莉奈は
口が上手くなったな』

莉奈『本気ですよ?』

内藤『ありがとう』

内藤は
嬉しそうに笑った。

⏰:07/02/13 22:13 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#204 [can]
 
莉奈『内藤さんったら
しばらく見ない間に
痩せましたね』

内藤『莉奈こそ
また細くなったな』

莉奈『そうですか?』

内藤『すごく魅力のある
女性になったよ』

莉奈『やだ…照れるよ』

⏰:07/02/13 22:14 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#205 [can]
 
内藤『そういう
可愛らしい所も
前にも増して
俺を虜にさすんだよね』

莉奈『え?
ありがとうございます』

ヤッタ!と言う気持ちで
自然に笑みがこぼれた。

⏰:07/02/13 22:16 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#206 [can]
 
しばらく車を走らせながら
沢山の話をした。

内藤『暗くなってきたし
そろそろ飯でも行くか』

莉奈『うん』

内藤『フレンチでいい?
予約してあるんだ』

莉奈『はい!』

私は自然と
満面の笑みを浮かべた。

⏰:07/02/13 22:19 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#207 [can]
 
車はフレンチレストランにつき、
エスコートされながら
店に入った。

店員『いらっしゃいませ
内藤様。
お待ちしておりました』

上品な男の店員が
私達に頭を下げた。

セレブになった気分で
私はテーブルに向かって
足を進めた。

⏰:07/02/13 22:21 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#208 [can]
 
―――

内藤『どう?』

莉奈『すごい美味しい〜
幸せだあ〜!!』

内藤『アハハッ…
莉奈は本当に
上手そうに食べるから
俺も嬉しいよ』

莉奈『内藤さん!
ありがとうございます』

内藤『沢山食べてね』

⏰:07/02/13 22:23 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#209 [can]
 
料理は
すごく美味しくて
無意識に笑顔が溢れる。

内藤も私を見ながら
笑顔で料理を食べていた。

そして、
デザートも食べ終えて
私達は店を出た。

⏰:07/02/13 22:25 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#210 [can]
 
また車が走り出す。

今度は
ショッピングモールに向かう。

地下駐車場に車を止め、
私達は出掛けた。

沢山のブランド店が並ぶ。

目が泳ぎそうになるのを
必死に耐えながら
内藤に腕を絡ませ
歩いていく。

⏰:07/02/13 22:27 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#211 [can]
 
私達が普段見ている
値段とは1桁も2桁も
値段が違う。

これ可愛いね。

その一言で
内藤は店員を呼び
その品を買う。

金使いの荒さは
私の知ってる人の中で
1番だと思う。

⏰:07/02/13 22:29 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#212 [can]
 
2時間程
ブランド店街を回り
溢れんばかりの
アクセサリーや洋服や鞄を
部下に取りに来て貰い
私の家に配達して貰った。

そして、これから
お詫びが始まる。

⏰:07/02/13 22:31 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#213 [can]
 
高級ホテルに向かい
内藤とSEXをする。

内藤の性癖は
狂っていた。

1回2回のSEXでは
気が済んでくれない。

金の限界を知らない上に
SEXの限界も知らない。

何度もイカされて
翌日はアソコが痛くなる。

⏰:07/02/13 22:33 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#214 [can]
 
その日も
何度も何度も抱かれた。

内藤のSEXは
気持ちいのだが…乱暴。

痛々しいSEXだ。

でも
それさえ我慢すれば
セレブになれた気分に
満たされる。

だから私は我慢する。

⏰:07/02/13 22:39 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#215 [can]
 
―――

夢を見た。

乱暴なSEXをされた後
必ずと言ってもいいぐらい
必ず見る夢。

私の過去の夢。

本当にあった
高校時代の時の夢。

初恋をした時の夢。

⏰:07/02/13 23:01 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#216 [can]
 
>>215ミス!

×高校時代
○中学時代
 

⏰:07/02/13 23:01 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#217 [can]
 
私が中2の頃
初恋を知った。

相手は3年生の
耕太くん。

耕ちゃんって呼んでいて
すごく整った顔立ちだけど
女遊びがひどかった。

⏰:07/02/13 23:03 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#218 [can]
 
中2の頃の私は
死にたいぐらい
親から見放されていたから
誰とでも寝てた。

学校中で有名になり
女友達からは嫌われ
男友達からは
体を求められていた。

⏰:07/02/13 23:05 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#219 [◆u/km8TbafI]
>>1-200
>>201-400
頑張れッッ

⏰:07/02/13 23:05 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#220 [can]
 
耕ちゃんとは
メル友程度だった。

恵まれた家庭じゃないから
援交して
初めて会った親父に
名義を借りて
保証人になってもらい
携帯を購入した。

⏰:07/02/13 23:07 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#221 [can]
 
>>219どうも

⏰:07/02/13 23:07 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#222 [can]
 
使用料金も
控えないといけないから
自分からメールを送ったり
電話をかけたりなどは
しなかった。

耕ちゃんは
週5ぐらいの割合で
私に電話やメールをくれた。

メールを返すと金がいるから
返信をしない時は
電話をかけてくれた。

⏰:07/02/13 23:09 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#223 [can]
 
そんな優しい耕ちゃんに
惹かれていった。

ある時、
耕ちゃんが友達と
話しているのを
盗み聞きしていた。

耕ちゃん『俺はやっぱ
巨乳がいいな〜』

友達『胸だけかよ』

耕ちゃん『女は胸だよ』

⏰:07/02/13 23:11 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#224 [can]
 
そう言って
耕ちゃんと友達は
笑い合っていた。

ショックだった。

私は胸が小さい。

耕ちゃんを
振り向かせたくて
私はバストアップ体操や
サプリメントを買ったりと
たくさん努力した。

⏰:07/02/13 23:12 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#225 [can]
 
だけど
なかなか大きくならなくて
落ち込む日が続いた。

そんなある日
追い討ちをかける事が
起こった。

私は屋上で
授業をサボっていた時。

男と女も
サボっていたらしく
壁の向こうから
笑い声が聞こえた。

⏰:07/02/13 23:15 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#226 [匿名]
>>1-50
>>51-100
>>101-150
>>151-200
>>201-250
>>251-300

⏰:07/02/13 23:24 📱:W42K 🆔:☆☆☆


#227 [can]
 
>>226
どうもで〜す
 

⏰:07/02/13 23:27 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#228 [can]
 
女『アハハ…面白〜い』

嫌でも聞こえてくる
女の笑い声。

恋に苦しんでいた私には
ウザイとしか
感じなかった。

⏰:07/02/13 23:29 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#229 [can]
 
ボンヤリと
ひなたぼっこしながら
教室にあった漫画を
適当に持って来て
眠りそうになりつつも
読み始めた。

クリクリした目。

細い体。

大きな胸。

少女漫画は
非現実的だから嫌い。

⏰:07/02/13 23:31 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#230 [can]
 
恋愛物のストーリーらしく
主人公は私のように
サッカー部の爽やかな先輩に
恋をしていた。

読むのが面倒になり
最後のページを開くと
主人公と先輩は
キスしていた。

⏰:07/02/13 23:33 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#231 [can]
 
ハッピーエンドか…

いいね…

漫画の主人公は
幸せになれて…

そう心の中で呟いた。

もう一つの漫画を
手に取った。

こっちはエロ漫画だった。

主人公はセフレとして
ある男に恋してた。

⏰:07/02/13 23:35 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#232 [can]
 
最終的には
セフレから恋人になる
って言う物語だった。

またハッピーエンド…

セフレが恋人に?

ありえない…

実際にセフレと言う物を
目の当たりにしていた私は
漫画に入り込めずに
心の中で文句ばかり
思い浮かぶばかりだった。

⏰:07/02/13 23:36 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#233 [can]
 
莉奈『ハァ〜』

自然と溜め息が出た。

本腰で眠くなったので
私は瞼を閉じた。

温かい太陽が
眠りを誘う。

壁越しのカップルも
昼寝をしてるのかな?

急に静かになった。

⏰:07/02/13 23:38 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#234 [∀]
主さんがんばってますね
一日でめっちゃ更新があって感激しました
応援してます

⏰:07/02/14 02:05 📱:SO903i 🆔:☆☆☆


#235 [can]
 
>>234頑張ってます
これからも応援
お願いしま〜す
 

⏰:07/02/14 09:35 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#236 [can]
 
朝から急用が

今から更新
 

⏰:07/02/14 19:38 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#237 [can]
 
だけど
静かな屋上も
つかの間だった。

女『ンッ…やだ…』

女の甲高い声が耳に入り
私は目を開けた。

まさか…?

耳を澄ませて聞いていると
予想は的中…

男と女は
SEXしようとしていた。

⏰:07/02/14 19:41 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#238 [can]
 
女『ヤダ…痛い…』

男『嫌なの?
辞めよっか?』

男は相当Sだな。

話し方一つでわかる。

女『…意地悪』

男『素直に言えば?
ヤリたいですって』

女『ヤリ…たい…です』

女は恥じらいながら
答えた。

⏰:07/02/14 19:45 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#239 [can]
 
男『ん』

男はたった一言
満足気に相槌を打ち
また女を触り出した。

女の喘ぎ声が
嫌でも聞こえてきた。

男『淫乱だね』

男『濡れすぎ』

男『ここ気持ちいの?』

⏰:07/02/14 19:46 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#240 [can]
 
男は女に言葉攻めする。

聞いていると
呆れてくるから、
私は漫画をもう一度
手に取り
読もうと思った。

今、私が出ていくと
気まずくなるから
いないフリをしようと
そう決めた。

⏰:07/02/14 19:48 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#241 [can]
 
女『アッ…こう…気持ちい』

…こう?

その言葉に私は
すぐに反応した。

もしかして耕ちゃん?

そう言えば
耕ちゃんの声に
似てるかも…

好きな人の声にも
気付かないくらい
私は
ボーッとしていたのだろう。

⏰:07/02/14 19:50 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#242 [can]
 
本当は見たくないけど、
私はゆっくりと
壁から顔を出した。

…嘘。

そこにいたのは
初めての恋の相手。

やっぱり耕ちゃんだった。

私は抜け殻のように
耕ちゃんを見つめた。

ただ気持ちよさそうに
腰を振る耕ちゃんを…

⏰:07/02/14 19:52 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#243 [can]
 
見たくないけど
女の人に目が勝手に行く。

大きな胸だった。

きっと耕ちゃんとタメ。

中3のくせに
あの胸はズルいよ。

私は
自分が恥ずかしかった。

胸が小さい上、
根が生えたように
その場所から動けない。

⏰:07/02/14 19:55 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#244 [can]
 
私は弱虫なのかな?

ギュッと目をつぶり、
顔を反らした。

女『アッ…耕ッ』

男『ヤベ…締まる…ウッ』

聞きたくない。

好きな人が知らない女と
ヤッてる所なんて
見たくない。

私は目を閉じて
耳を塞いで俯いた。

⏰:07/02/14 19:57 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#245 [can]
 
自然と涙が溢れる。

鼻水だって垂れそう。

だけど
物音立てると
気付かれるって気持ちが
私をもっと弱くする。

今、私がいる事が
耕ちゃんにバレたら
きっと嫌われる。

そんな気持ちで
いっぱいいっぱいだった。

⏰:07/02/14 20:00 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#246 [can]
 
―――

あの日以来
私は耕ちゃんと
上手く接する事が
出来なかった。

メールや電話は全て無視。

学校で話しかけられても
よそよそしい態度。

そんな自分が
大嫌いだった。

⏰:07/02/14 20:05 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#247 [can]
 
そんな私だけど
耕ちゃんは私を
見放したりしなかった。

一日一回必ず、
学校で話しかけてくれた。

食堂で出会うと
『莉奈〜!
カレーパンおごって』
…とか。

休み時間出会うと
『大富豪やんない?』
…とか。

⏰:07/02/14 20:09 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#248 [can]
 
くだらない事だし
私を妹ぐらいにしか
見てないんだろうけど
そうやって
優しくしてくれる
耕ちゃんを
嫌いになるどころか
益々好きになっていった。

⏰:07/02/14 20:10 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#249 [can]
 
―――

あれはとても寒い、
ある三学期の事。

もうすぐ3年は
卒業だから
学校も卒業ムードで
いっぱいだった。

耕ちゃんが卒業する事が
すごく寂しかった。

だけど素直になれず
あの日からの態度は
変わらないまま。

⏰:07/02/14 20:13 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#250 [can]
 
そんな私に
耕ちゃんは限界
だったのかも。

二時間目が終わり
休み時間になった途端
耕ちゃんが私の教室に
入って来た。

耕ちゃん『莉奈!
三時間目サボるぞ。
ちょっと来い』

そう言って私の腕を
引っ張った。

⏰:07/02/14 20:18 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#251 [can]
 
莉奈『え!?
耕ちゃんどうしたの?』

耕ちゃんは
私の話も聞かないで
腕を引っ張りながら
誘導するだけ。

ガチャッ―――

ついた先は屋上だった。

嫌な思い出の場所に
耕ちゃんに
連れて来られるなんて
想像もしなかった。

⏰:07/02/14 20:21 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#252 [can]
 
莉奈『寒い…』

風が強くて冷たくて…
耕ちゃんの顔も
いつもと違って
何だか少し恐かった。

耕ちゃん『座ろう』

耕ちゃんが指差した所…

こないだ女と
ヤッてた所だった。

⏰:07/02/14 20:49 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#253 [can]
 
莉奈『うん』

嫌だなんて
言える訳ないから
私は嫌々そこに座った。

耕ちゃん『莉奈』

莉奈『ん?どしたの?』

耕ちゃん『卒業やだよ』

急に耕ちゃんは
甘えて来た。

いつもと違う耕ちゃんに
戸惑いを隠せなかった。

⏰:07/02/14 20:58 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#254 [can]
 
莉奈『仕方ないよ』

耕ちゃん『寂しいな』

莉奈『高校行くの?』

耕ちゃん『うん』

莉奈『頑張ってね』

耕ちゃん『うん』

耕ちゃんは
本当に寂しそうだった。

切ない笑顔が
私の胸を締め付けた。

⏰:07/02/14 20:59 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#255 [can]
 
しばらく沈黙した。

その沈黙を破ったのは
耕ちゃんのマジな声の
言葉だった。

耕ちゃん『莉奈さぁ
何で俺の事避けんの?』

心臓がドキッとした。

何も言い返せない。

耕ちゃん『俺の事
嫌いになった?』

⏰:07/02/14 21:08 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#256 [can]
 
莉奈『違う…
嫌いなんかじゃないよ』

耕ちゃん『何か悪い事
したんなら
俺、謝るからさぁ…』

莉奈『何もないよ…
気にしないで』

気を使って言った
言葉なのに
耕ちゃんの機嫌を
悪くさせてしまった。

⏰:07/02/14 21:11 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#257 [can]
 
耕ちゃん『気になるから
こうやって呼び出して
話ししてんじゃん』

莉奈『…』

耕ちゃん『お前さぁ
俺の気持ちわかんない?』

莉奈『…え?』

耕ちゃん『鈍感!
俺ずっと莉奈の事
好きなんだよ』

⏰:07/02/14 21:12 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#258 [can]
 
突然の告白。

訳がわからない。

両想いのはずなのに
あまり嬉しくないのは
何でだろう?

莉奈『…本当に?』

耕ちゃん『うん。
気付かなかった?』

莉奈『うん』

耕ちゃん『結構マメに
メールとか電話したのに』

⏰:07/02/14 21:15 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#259 [can]
 
耕ちゃんは苦笑いした。

莉奈『ごめん』

耕ちゃん『アハハッ!
謝んなよ。俺の力不足』

耕ちゃんの笑顔は
目が笑っていなかった。

全く気付かなくて
…ごめんね。

⏰:07/02/14 21:17 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#260 [can]
 
耕ちゃん『莉奈は
俺の事好き?』

莉奈『…わかんない』

本当は好きなのに
なぜか素直になれない。

耕ちゃん『そっか』

また沈黙。

弱い自分が嫌い。

勇気を振り絞って
ゆっくり口を開いてみた。

⏰:07/02/14 21:20 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#261 [can]
 
莉奈『私…胸小さいよ?』

耕ちゃん『…え?』

耕ちゃんは
困りながら笑う。

莉奈『耕ちゃんは
胸が大きい女でないと
嫌なんでしょ?』

今思うと可愛い悩み。

純粋な恋も
悪くないなって思う。

⏰:07/02/14 21:24 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#262 [can]
 
何だか無償に泣けてきて
私は頬を濡らした。

耕ちゃん『莉奈?
泣いてんの?』

莉奈『泣いてない』

耕ちゃん『強がんな』

私の涙を耕ちゃんは
自分の制服の袖で
拭ってくれた。

⏰:07/02/14 21:28 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#263 [can]
 
莉奈『前に聞いたもん…
耕ちゃんと友達が
女は胸だって…
それ聞いて私…』

淡い恋をしていた私は
泣きながら耕ちゃんに
訴えた。

耕ちゃんは黙って
私の涙を拭いてくれた。

⏰:07/02/14 21:31 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#264 [can]
 
耕ちゃん『莉奈?
それはただの憧れじゃん。
女は胸なんか関係ないよ』

そう言った耕ちゃんの
無神経さに少し
腹が立った。

莉奈『…嘘つき』

耕ちゃん『え?』

莉奈『こないだ
ここでヤッてたじゃん』

⏰:07/02/14 21:37 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#265 [can]
 
我慢しきれず
ついつい言ってしまった。

耕ちゃん『何で
知ってんの?』

莉奈『そこにいたの』

私は壁の裏側を
指差した。

耕ちゃん『マジで?』

莉奈『胸の大きい人と
エッチしてたの見たよ!』

⏰:07/02/14 21:41 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#266 [can]
 
耕ちゃんは
バツの悪そうな顔で
自分の頭を
クシャクシャっとかいた。

耕ちゃん『そっか…
出てきてくれれば
良かったのに』

莉奈『無理だよ。
耕ちゃんに嫌われるって
思ったから』

⏰:07/02/14 21:50 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#267 [can]
 
耕ちゃん『…それって
どういう意味なの?』

ついつい口走った言葉は
好きを告げる言葉だとは
耕ちゃんに言われるまで
気付かなかった。

もう素直になろう…

莉奈『そのままの意味!
私も耕ちゃんが
好きなの!』

⏰:07/02/14 21:55 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#268 [can]
 
耕ちゃん『だったら
さっき何で
わからないって
言ったの?』

莉奈『そんな…
他の女とエッチしてて
好きって言われても
素直になれないよ』

耕ちゃん『…ごめん』

⏰:07/02/14 21:57 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#269 [can]
 
また口走ってしまった。

誰にでも股を広げる私に
そんな事言う権利ない。

莉奈『ごめん。
私だって軽い女なのに
生意気言って…
口走っちゃった』

耕ちゃん『別にいいよ』

⏰:07/02/14 22:00 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#270 [can]
 
自分の感情に
訳がわからなくなって
私は俯いて
大泣きしてしまった。

耕ちゃん『莉奈…
もう泣くなよぉ』

耕ちゃんは
私を抱きしめて
頭を撫でてくれた。

⏰:07/02/14 22:06 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#271 [can]
 
莉奈『何かもう…
訳わかんなくなって…
気持ちの整理できない…
ごめんなさい…』

耕ちゃん『ちょっと
落ち着きなよ…なぁ?』

耕ちゃんの腕の中で
しばらく泣きわめいた。

⏰:07/02/14 22:17 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#272 [can]
 
―――

気付くと私は
耕ちゃんとキスしてた。

お互い自然と求め合い
どちらともなく
キスをして…SEXした。

荒々しいSEXだけど
どこか優しくて
涙が止まらなかった。

⏰:07/02/14 22:24 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#273 [can]
 
好きな人とのSEXは
幸せで温かかった。

耕ちゃんは
何度も私の胸を
触ったり舐めたりしながら

『綺麗だよ』

『可愛いよ』

って言ってくれた。

⏰:07/02/14 22:28 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#274 [゚.++.゚]
更新されてる-ッ(・∀・)
ゃッたァ(′。・ω・。`)))嬉Uいなァ
主様これからも頑張ッてくださぃ(`・ω・´)

⏰:07/02/14 22:42 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#275 [can]
 
あんなに幸せで

あんなに激しくて

あんなに温かいSEXは

生まれて初めてだった。

乱暴なSEXなのに
どこか優しい
Sの耕ちゃんは
私の中でイッた。

初めての中出し。

耕ちゃんが
ある意味初めての人だよ。

⏰:07/02/14 22:42 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#276 [can]
 
>>274
ありがとうございます
私も嬉しいです
 

⏰:07/02/14 22:43 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#277 [can]
 
たった一度のSEX。

耕ちゃんと両想いだけど
付き合う事はなかった。

SEXをした後は
なぜか気まずい雰囲気は
全くなくて
自然に過ごせた。

そして
耕ちゃんは
卒業していった。

⏰:07/02/14 23:28 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#278 [ナツ]
おもしろいです
更新楽しみにしてまぁす

⏰:07/02/14 23:35 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#279 [can]
 
>>278ありがとう
 

⏰:07/02/15 11:52 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#280 [can]
 
―――

内藤『莉奈…起きろ』

莉奈『…んんっ』

窓からは
朝日が差し込んでいた。

莉奈『あ…ごめんなさい。
私ったら熟睡
しちゃったみたい』

内藤『何か夢でも
見ていたの?』

⏰:07/02/15 11:54 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#281 [can]
 
莉奈『え?』

内藤『泣いてたよ』

目に手をあてると
微かに濡れていた。

莉奈『あ…本当だ。
泣いてたんだ』

内藤『どんな夢?』

莉奈『昔…
好きだった人の
夢見てたんです』

⏰:07/02/15 11:56 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#282 [can]
 
内藤『元カレかい?』

莉奈『いえ、その人とは
付き合ってないんです』

内藤『そう…片思いか』

莉奈『まぁ…』

説明するのが嫌で
両想いだった事は
言わなかった。

もう耕ちゃんの事
あまり思い出したくない。

⏰:07/02/15 11:58 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#283 [can]
 
内藤『それより
俺はもうすぐ会社に
行かないといけないんだ』

莉奈『あ!そうですよね。
私も帰らないと
仕事があるだろうし』

内藤『そろそろ出よう。
帰る支度して』

莉奈『はい』

⏰:07/02/15 11:59 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#284 [can]
 
私は服を着て
髪をとかし、
化粧を軽く直した。

しばらくして
ホテルをチェックアウトし、
私は家まで送って貰った。

お礼とキスを内藤にして
私は車を降りた。

⏰:07/02/15 12:04 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#285 [can]
 
ガチャッ―――

部屋に帰り
お風呂場に直行。

シャワーで汗を流した。

昨日の夢のような夜を
時々思い出したりして
私はお風呂を出た。

出ると同時に
インターホンが鳴った。

亜由美『莉奈開けて〜』

⏰:07/02/15 12:08 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#286 [can]
 
玄関の外から
亜由美の声が聞こえた。

莉奈は急いで
ドアの鍵を開けた。

ガチャッ―――

亜由美『朝帰り
お疲れ様〜』

莉奈『うん。おはよう』

亜由美『朝帰りの莉奈に
お荷物届いております』

⏰:07/02/15 12:12 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#287 [can]
 
少し不機嫌な亜由美は
私の腕を引っ張った。

莉奈『はぁ?』

莉奈は訳がわからないまま
亜由美の部屋に
連れて行かれた。

亜由美『これ!
昨日の真夜中に届いた』

莉奈『あ…忘れてた』

⏰:07/02/15 12:13 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#288 [can]
 
亜由美が指差す所には
昨日私が内藤に
買って貰った物の
袋や箱が並んでいた。

亜由美『買い過ぎ』

莉奈『あ〜…ごめんね』

亜由美『手伝うから
莉奈の部屋に
移動させよう!?』

莉奈『ありがと』

⏰:07/02/15 12:15 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#289 [can]
 
亜由美は
荷物が夜中に届いた上、
朝が早いから
余計に機嫌が
悪そうだった。

申し訳ない気持ちで
いっぱい。

私は急いで荷物を
自分の部屋に移動させた。

⏰:07/02/15 12:16 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#290 [can]
 
10分ぐらいで
荷物は全部私の部屋に
移動させる事ができた。

莉奈『本当ありがとう!
好きなの持ってって
いいよ』

亜由美『…マジ?』

莉奈『うん』

罪ほろぼしがしたくて
私は亜由美にそう言った。

⏰:07/02/15 12:19 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#291 [can]
 
亜由美は単純だから
急に機嫌が良くなった。

亜由美『バッグ欲しい』

亜由美『あ、靴も!』

亜由美『ピアスも可愛い』

次々に袋や箱を開けて
目を輝かせながら
物色する亜由美は
何だから子供みたいで
すごく笑えた。

⏰:07/02/15 12:21 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#292 [can]
 
30分ぐらい
一緒に見ていると
すっかり目が覚めたらしく
いつもの可愛い亜由美に
戻っていた。

亜由美『それにしても
内藤はすごいね〜』

莉奈『代償も大変だよ』

亜由美『あ〜…エッチ?』

莉奈『かなり激しいの』

⏰:07/02/15 12:23 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#293 [can]
 
亜由美『可哀相に…
でも内藤逃すと
絶対後悔するから
逃しちゃダメだよ!?』

莉奈『わかってるよ』

苦笑いして頷いた。

その後
しばらく話して
亜由美は鞄とピアスを持って
帰って行った。

⏰:07/02/15 12:25 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#294 [can]
 
―――

ボーイ『莉奈さん
おはようございます!
…あれ?
お疲れですか?
肌荒れてますよ』

出勤して早々
仲のいいボーイに
そう言われてしまった。

莉奈『マジ?
…今日朝帰りだったの』

⏰:07/02/15 12:27 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#295 [can]
 
ショックを受けながら
ボーイに説明した。

ボーイ『大変ですね。
お疲れ様です!』

ボーイは頭を下げた。

そして
いつものように
事務所に行って、
休憩室に行き
夏美さんに昨日の事を
話した。

⏰:07/02/15 12:29 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#296 [can]
 
夏美さんは
羨ましそうに話を
聞いていたけど
肌荒れしている私を
哀れんで見ていた。

何だかんだで
私はボーイに呼ばれて
和風のショーに向かう。

和風でよかった。

無理に笑顔を
作らなくて済む。

⏰:07/02/15 12:32 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#297 [あやな]
この小説大好きです

⏰:07/02/15 18:23 📱:SH902i 🆔:☆☆☆


#298 [can]
 
>>297ありがとう
私もあなたが大好きです
(笑)
 

⏰:07/02/15 21:07 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


#299 [あやな]
ありがとうです

頑張って下さいねぇ
続きが気になる〜

⏰:07/02/15 23:36 📱:SH902i 🆔:☆☆☆


#300 [can]
 
>>299ありがとう
今日の夜には
書けるはずです
 

⏰:07/02/16 08:09 📱:SH901iC 🆔:☆☆☆


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