〜運命のヒト〜
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#601 [りく☆]
…落ち着け…
オレは自分に言い聞かせた
たかが二人の写真があっただけでカップルと"勘違い"するなんて………
気にしすぎだ。
…誰でも写真は撮る
オレは早く冷静な自分を取り戻そうと言い聞かせていた
:07/06/20 01:44
:SH903i
:YKRvc0uE
#602 [りく☆]
お互いが顔を寄せ合って写っている…
笑顔で…
偽りのない
笑顔で…
2人とも幸せそうな顔だ。写真を見ているだけでそれが伝わってくる。
:07/06/20 01:49
:SH903i
:YKRvc0uE
#603 [りく☆]
!!ププーッ!!
車のクラクションが公園に鳴り響いた。
?『そこにカード入れおちてなかったかい?』
男性が慌てた顔でオレに叫んできた
:07/06/20 01:51
:SH903i
:YKRvc0uE
#604 [りく☆]
オレは放心状態のまま車に駆け寄った。
右手にカード入れ
左手に写真をもって
:07/06/20 01:52
:SH903i
:YKRvc0uE
#605 [りく☆]
?『拾っててくれたのかい……ありがとう。』
男性は微笑みながら窓から手を伸ばしてきた。
オレは、まずカード入れを手に乗せ、その上に写真を置いた。
わざと…
:07/06/20 01:55
:SH903i
:YKRvc0uE
#606 [りく☆]
オレ『落ちてましたよ』
何事もなかったかのようにオレは言った……が、どこかしら言い方にトゲがあった。
?『ははっ……写真みたのか。勝手に中を見たらいけないよ♪』
笑いながらオレに言う
:07/06/20 01:57
:SH903i
:YKRvc0uE
#607 [りく☆]
オレはしばらく黙って見つめていた…
何か答えを与えてくれる気がしたのだ
知りたくない事実かもしれないが
気になる
:07/06/20 01:59
:SH903i
:YKRvc0uE
#608 [りく☆]
?『拾ってくれてありがとう』
男性はそう言うと窓を閉めようとした。
オレ『あのっ!』
閉まりかけの窓に手を置き叫んだ
?『何だい?』
…聞くしかない
オレ『2人はどんな関係で?』
笑った…
男性はオレを見て悪気のないように笑った。
それは幸せの微笑みなのか?
愛想笑いなのか?
男性はゆっくり口を開く
?『ただの"カップル"さ』
:07/06/20 02:04
:SH903i
:YKRvc0uE
#609 [りく☆]
:07/06/20 02:18
:SH903i
:YKRvc0uE
#610 [りく☆]
空は暗くなり、少しずつ星が顔をだそうとしていた。
あれから何時間たっただろうか……
オレはずっと公園のベンチに座り、考え込んでいた。
:07/06/21 00:48
:SH903i
:R0KFk1Fc
#611 [りく☆]
…優希の彼氏?
…あの男性が?
信じたくないことだが……実際に彼の口から証明された事実だ
オレには、もぉ関係ないことかもしれないが
気になる
:07/06/21 00:51
:SH903i
:R0KFk1Fc
#612 [りく☆]
優希に彼氏がいた…
その事実がオレに大きなショックをもたらした。
もぉオレには関係ないはずなのだが……
ただ
悲しみは涙となって流れていく
流しても
流しても…
悲しみはなくならない
:07/06/21 00:55
:SH903i
:R0KFk1Fc
#613 [りく☆]
…オレだって結衣と付き合っていた。
そう思うと迂闊に優希を攻められずにいた
…攻める?
…結衣と付き合っていたことは間違っていたのか?
…そんな事はない!
もはや自分が何を考えるべきかさえ、わからなくなっていた
:07/06/22 00:39
:SH903i
:7vnzM6Yg
#614 [りく☆]
この現状をどうしたいのか…
過去をどう受け入れたらいいのか…
簡単そうで難しい問題だ。答えが容易にでてこないのだ…。
オレ『オレはどぉしたらぃぃんだ…』
誰もいない公園で独り呟いた……夜風は何も答えてはくれない
:07/06/22 00:43
:SH903i
:7vnzM6Yg
#615 [りく☆]
美里『りく!!』
気がつけば目の前に美里が立っている。慌てた様子で、まるで何か大事な用に急かされているかのように思えた。
オレ『どうした?』
放心状態のオレが口を開く
今のオレは何も理解しようとさえしていなかった。ただ何事もなく時が進めばいい……そんな事を考えていた。
:07/06/22 00:54
:SH903i
:7vnzM6Yg
#616 [にゃん]
あげっ


:07/06/26 18:46
:SH902i
:bTNzHANU
#617 [にゃん]
:07/06/28 10:36
:SH902i
:GbFBQPEk
#618 [拓モ]
:07/06/28 20:53
:SH703i
:Ezj1D5Pw
#619 [りく☆]
:07/06/30 00:00
:SH903i
:jTw8rarQ
#620 [りく☆]
美里『"どうした?"じゃぁないよ!
携帯に電話してもつながらないし…家にもいないから
捜してもいないし
心配したんだよ!』
息を切らしながら、オレにむかって叫んでいた。よほどオレを捜してくれたんだろう…
…なんで?
オレを捜す理由が何故あるのだ?
:07/06/30 00:08
:SH903i
:jTw8rarQ
#621 [りく☆]
美里『卓也に頼まれたの…』
オレの頭の中の疑問を見破ったかのように美里が言った。
オレ『卓也が?』
美里『詳しい理由は知らないよ。……ただ大至急捜してくれって頼まれてさ。
何か心あたりある?』
オレ『あっ……!!!!』
…そうだ……
…滝沢を捜さなきゃ
:07/06/30 00:14
:SH903i
:jTw8rarQ
#622 [りく☆]
忘れてたいた……
あまりにも急にショックな出来事があったもんで、肝心な事を忘れてた……
美里『何かあったの?』
心配そうに美里がオレの顔をのぞく。
いろいろありすぎて何から言ったらいいのか……滝沢の事は話してはいけない気がしてきた。
オレ『後で話す!』
そう言って慌てて携帯を手に取ろうとした
:07/06/30 00:19
:SH903i
:jTw8rarQ
#623 [りく☆]
"ヒラリッ"
携帯をとるのと同時に、1枚の小さな紙切れが落ちてきた。
それを美里が渋々拾う。世話のやける子供をもった親のように…
美里『この名刺……だれ?』
………名刺?
!!!!!!!!!
あの男性のだ!!
:07/06/30 00:23
:SH903i
:jTw8rarQ
#624 [りく☆]
また思い出したくない記憶が頭を駆け巡る。
あの時の男性の言葉が、一言一言鮮明に頭の中に聞こえてくるようだった。
オレ『それは…………』
思わす言葉が止まる
:07/06/30 00:26
:SH903i
:jTw8rarQ
#625 [りく☆]
話したくない…
その一心だった。
話したら全て事実であったと認めなければならない気がした。
オレ『とりあえず卓也捜してくる』
オレは美里から名刺を取り上げ、独りで歩き始めた。
:07/06/30 00:29
:SH903i
:jTw8rarQ
#626 [りく☆]
美里『……りく!』
歩き去ろうとしたオレを、美里が突然呼び止めた。
オレ『なんだ?』
美里『何かあったの?』
オレ『滝沢の事は後で話す……』
美里『違う!!
りくに何かあったの?』
美里はただオレを見つめていた
:07/06/30 08:11
:SH903i
:jTw8rarQ
#627 [りく☆]
何か?
いろいろありすぎた…!
こんな事美里にいいたくなかった。
しかし、彼女は優希と男性の関係を知ってるのではないのか?優希と仲のいい彼女なら…………
??????
あれ?
:07/06/30 08:15
:SH903i
:jTw8rarQ
#628 [りく☆]
おかしい……
オレが今こんなにもショックを受けているのには2つの理由が存在する
1つは当然優希と男性の関係……
もう1つは……"優希がまだオレの事を好きだ"という情報が嘘だった。ありえない事だとはわかっていたが、すくない希望をオレはもっていたのだ。その希望を絶望に変えられたこと。
そして……優希がオレの事をまだ好きだなんて情報を与えたのは…美里だ!
:07/06/30 08:26
:SH903i
:jTw8rarQ
#629 [りく☆]
その情報と
今日あった出来事は
明らかに矛盾している。
そして
彼女を
優希をよく知る美里がこんな矛盾したことを言うなんてありえない。
:07/06/30 08:31
:SH903i
:jTw8rarQ
#630 [りく☆]
だったら"あの日の夜"美里が話したことは何だったんだ?
嘘だったのか?
:07/06/30 08:33
:SH903i
:jTw8rarQ
#631 [りく☆]
なんで……
なんのために……
何故あんな嘘をいったんだ…
何故
あの日
あの夜
あんな事までして
こんな嘘を言う必要があったんだ
:07/06/30 12:32
:SH903i
:jTw8rarQ
#632 [りく☆]
美里『……りく?』
下を向くオレの顔を覗き込むように、美里がオレに言う
オレ『嘘だったのか…』
微かな声でオレは呟いた。
:07/06/30 12:38
:SH903i
:jTw8rarQ
#633 [りく☆]
美里『……え?』
美里は何も理解できていない顔をオレに見せた。
…その顔も嘘だろ
そんな言葉が頭を過ぎる。もはやオレは美里を完全に信じられなくなってしまっていた。
むしろ彼女に対して怒りをおぼえてきた。
あんな嘘を言った彼女に…
:07/07/01 00:44
:SH903i
:OeLeJb4s
#634 [りく☆]
!!!!!!
誰かに呼ばれた気がして振り返ってみた。
卓也『…りくっ!!』
そこには、息を荒らし、額から流れる汗を拭いながら立っている卓也の姿があった。
卓也『ったく……何やってんだよ。連絡してもシカトだし』
オレ『悪ぃ…』
よほど心配してくれていたのだろう。卓也は疲れ果てていた。
:07/07/01 01:09
:SH903i
:OeLeJb4s
#635 [りく☆]
卓也『何処捜してもいない……』
オレ『…ゴメン』
卓也『お前じゃなくて勇貴の事』
オレ『あっ………滝沢の事。
あいつ大丈夫かな?』
卓也『わからん。
……だいたい何であんな事やってんだあいつは』
理由はおそらく祥子との事が原因だろう
:07/07/01 01:18
:SH903i
:OeLeJb4s
#636 [拓モ]
ぁげっ

これからも頑張って

:07/07/06 23:04
:SH703i
:23VVu2Xk
#637 [あカ(*゚゚)]
ガむばッて下さいね姻シ
上げときます(*`-3.)Pメ
:07/07/07 01:27
:W43K
:mhiAuPW2
#638 [りく☆]
しばらくの間更新できていなくてすいません


せっかく読んで頂いているのに本当に申し訳ありません


中断する気はありませんが、もぉしばらく更新が遅れると思います

自分勝手な都合で遅れてしまいすいません

感想・指摘がありましたらドン

書いてください


今後の参考にしたいと思います

:07/07/12 00:39
:SH903i
:Pb236ewA
#639 [我輩は匿名である]
頑張ってくださいツ
:07/07/12 00:55
:W51K
:.dC8XJRg
#640 [まな]
:07/07/12 02:14
:D902iS
:hwbXd98I
#641 [りく☆]
卓也『てか、お前ここで何やってんだ?』
疲れ果てた体を公園のベンチに預けて、卓也は尋ねてきた。
美里『私も今その事を聞いていたの!』
卓也の疑問に美里ものってきた。
…何があったとか
…何をやっていたとか
…言えない
…言えるはずがない
:07/07/15 18:12
:SH903i
:/rw449ZA
#642 [りく☆]
オレ『別に……何も…』
聞こえるかどうかもわからないような微かな声を出した。
未だにオレは何も考えられず、放心状態のままだった。
卓也『"その顔"が何もなかったようなヤツの顔か!』
完全にオレの心は見透かされていた…。
:07/07/15 18:14
:SH903i
:/rw449ZA
#643 [りく☆]
美里『りく……どうしたの?何があったの?』
…どうした…だと?
少しずつ押さえていた感情が湧き出てくるのがわかる
…お前の嘘に
…オレはどれだけ苦しめられたか
美里に対する怒りの感情が
押さえきれなくなっていた。
:07/07/15 18:15
:SH903i
:/rw449ZA
#644 [りく☆]
美里『ねぇ…り』
オレ『うるせぇ!!!!!!!!!』
美里の言葉を掻き消すように、オレは声を張り上げた。そんなオレに卓也は、ただ…驚いていた。
オレ『お前の……お前の嘘にオレがどれだけ苦しめられたかわかるか!?!?!?
あんな事までしてオレを信じさせて………有り得な事とはわかっていたけど
オレは少しだけ希望をもったのに……』
卓也『りく……!?!?』
辺りは何ともいえない空気に包まれていた。
美里は何も理解できていないような顔で、呆然と立ったまま
卓也はただ驚いていた。
:07/07/15 18:17
:SH903i
:/rw449ZA
#645 [りく☆]
もはやオレは自分の感情をコントロールできずにいた。
何が善で
何が悪か
わからない……
何を信じていいのかも
誰を信じていいのかも
わからない……
:07/07/15 18:18
:SH903i
:/rw449ZA
#646 [りく☆]
そんなもどかしさが今、怒りとなって表れているのだろうか…
しかし1番の理由は美里にある!!
美里『りく……何のこと??!』
恐る恐る美里が尋ねてきた。
…何のことだって?
…とぼけるなよ!!
:07/07/15 18:19
:SH903i
:/rw449ZA
#647 [りく☆]
卓也『りくっ!!!!!!!』
オレの怒りが最高潮に達したのに気がついたのだろう。
卓也がなだめるように、オレを見つめている。
:07/07/15 18:20
:SH903i
:/rw449ZA
#648 [りく☆]
卓也『そぉ…あつくなるな。
お前と美里の間に何があったかは知らないが………
そんなにキレたところで何にも解決にならねぇぞ!!
ましてや話しの内容を美里はつかめてねぇじゃないか。』
卓也は冷静にオレに語りかけた。
でもオレの気持ちは収まらない…
卓也『何があったのか……少し教えてくれないか?』
卓也がオレに言う
:07/07/15 18:22
:SH903i
:/rw449ZA
#649 [りく☆]
…何があったか……
有りすぎて言葉に表せない。それに誰かに話す気にもなれない…。
ただ美里へ対する怒りや、今までの出来事の悲しみがつのるばかりだ。
卓也『なぁ……りく。オレはお前の力になれないのか?』
!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そんな言葉
滝沢にも言われた気がする
:07/07/15 22:10
:SH903i
:/rw449ZA
#650 [りく☆]
オレ『悪ぃ……帰る』
卓也を振り払い、オレは早々と歩き始めた。
本当はそんなつもりはなかったのだが…
卓也『……りくっ!!』
必死にオレを引き止めようとする…
けど
オレは構わず歩き始めた
:07/07/16 00:18
:SH903i
:aULAP1gM
#651 [りく☆]
卓也『おぃっ……りく!!
まだ話しは終わってない』
…………
オレ『話す事なんか……ないさ。
話したところでお前になにがわかる。』
キツく
ツメたく
オレは卓也に言ってしまった
こんな事言うつもりなんてなかったのに……
つい強がってしまった
オレを心配してくれた
親友を
突き放してしまった
:07/07/16 00:23
:SH903i
:aULAP1gM
#652 [りく☆]
それからしばらく
オレは一人でたださ迷うように歩いていた。何の目的もなく……ただ無心で
辺りは暗く外灯と、雲から見え隠れする月の光りにオレは照らされていた。
:07/07/16 00:40
:SH903i
:aULAP1gM
#653 [りく☆]
…独りになった
愛する人も
親友も
全てを失った気がした
自分の手によって……
そんな思いがオレの心に残る…。
:07/07/16 00:42
:SH903i
:aULAP1gM
#654 [りく☆]
もぉ……
自分が完全にわからなくなっていた。何をしたらいいのか……何を考えたらいいのか……
"ポツリ"
空から小さな水の雫が降ってきた……
それは少しずつ強さを増していき、オレを潤していく。
そんな雨が
オレの代わりに泣いているかのように思えた
:07/07/16 00:47
:SH903i
:aULAP1gM
#655 [りく☆]
雨は激しく降り注ぐ
オレは構わず歩いていた………走ることもなく、雨宿りすることもなく…
ただ
濡れ始めた道を歩いている
:07/07/16 00:50
:SH903i
:aULAP1gM
#656 [りく☆]
"ワンッ!!!!"
オレ『い……ぬ?!』
道の隅っこにある電柱の横に、古びた段ボール箱があった。
雨で濡れたその段ボールの中には…小さな子犬が吠えていた。
近づいたオレに、無邪気に吠えている……自分が捨てられた事なんか知らずに
:07/07/16 00:55
:SH903i
:aULAP1gM
#657 [りく☆]
オレ『お前も……独りか??』
段ボールの前に座り込み、語りかけた……言葉なんてわかるはずもない子犬に
オレはそっと子犬を抱き抱えた。
子犬は何も抵抗することなく、ただオレの温もりに浸っていた。
:07/07/16 00:58
:SH903i
:aULAP1gM
#658 [りく☆]
オレ『オレは最低な人間だぞ……
お前を捨てた人間より何倍も最低なんだぞ…
そんなに懐いていいのか?』
子犬は無邪気に雨で濡れたオレの頬をナメていた。
オレ『……バカだなぁ
本当にバカだ
何してんだよ……』
子犬に言ったのか
自分に言ったのかわからない。
ただ……涙だけが流れてきた
:07/07/16 01:03
:SH903i
:aULAP1gM
#659 [りく☆]
"クゥゥン"
オレの異変に気がついたのか、子犬は心配そうに鳴きながらオレの涙をなめていた
何だろう……
よくわからないが
この時は
無性に泣けてきた
:07/07/16 01:07
:SH903i
:aULAP1gM
#660 [りく☆]
強く降り注ぐ雨がオレの涙を浄化していく。
オレは子犬を抱き抱え、ただ泣いていた。
バカみたいだけど
笑えるほどに
泣けてきたのだ
:07/07/16 01:09
:SH903i
:aULAP1gM
#661 [りく☆]
何もかもがわからない…
今まで崩れることのなかった親友との関係が……
崩れてしまった。
ぃゃ
オレが崩してしまったのだ。
…もぉみんなバラバラだ
オレはただ泣くことしかできない
:07/07/16 01:11
:SH903i
:aULAP1gM
#662 [りく☆]
オレ達の絆という"糸"が複雑に絡みあった瞬間だった。一本一本が乱雑に絡み合って、もはや手の付けれないような状態に思えた。だからこそオレはそんな絡み合った"糸"を切るしかない……そんな想いがでてきた。
:07/07/16 01:18
:SH903i
:aULAP1gM
#663 [りく☆]
しかし、そのような状態になる"運命"だったのかもしれない。
この後、絡み合った絆が、予期せぬ"運命"を俺達に与えることになる。
当然そんな事に気がつく事など、当時のオレには無理だった。
そして
絡まった"糸"は、時間をかけてゆっくり解いていけば、元通りになることに
この時のオレは
気がついていなく
ただ泣いていたのだった
:07/07/16 01:26
:SH903i
:aULAP1gM
#664 [りく☆]
今日はここで終わりです


感想がありましたら
どうか書いてください


長い間更新遅れてすいませんでした

:07/07/16 01:28
:SH903i
:aULAP1gM
#665 [ゅう]
:07/07/16 01:32
:SO903i
:BnB9MNJA
#666 [よち]
:07/07/16 20:40
:P902i
:AP5342vU
#667 [りく☆]
"ゅう"さん
"よち"さん
コメントありがとうございます



どうかこれからも読んでください


:07/07/16 23:55
:SH903i
:aULAP1gM
#668 [りく☆]
《第5節、2001年春…糸(キズナ)》
…
……
………
優希『まだぁ!?』
待ちくたびれた様子で優希はオレに問い掛ける。
オレ『もぉすぐで書けるから……待ってよ。』
優希『それさっきも聞いた!!』
オレ『優希が書くのが早いんだよ……』
優希『だって前々から考えてたもん♪
ほらっ…りく早くA♪口動かさないで手を動かして♪』
上機嫌な優希は悩むオレをせかす
:07/07/17 00:06
:SH903i
:d3H/r7aY
#669 [りく☆]
オレ『早くって言われても………何書けばぃぃかわかんないよ。』
優希『未来の私達に書くメッセージだょ♪タイムカプセルみたいな感じじゃん』
オレ『それがむずかしんだって………』
優希『思ったこと書いたらぃぃの♪』
オレ『ん〜………』
優希『書いた?』
オレ『もぉ少し……
よしっ!!書いたよ』
:07/07/17 00:13
:SH903i
:d3H/r7aY
#670 [りく☆]
オレ『こらっ!!……読むなよ!!』
優希『だって〜気になるもん♪』
オレ『今読んだら意味ないだろぉ』
優希『わかってるよ……
ちゃんと"これ"に入れておくよ』
オレ『んで何処に埋めるの?』
優希『ん〜決めてない』
:07/07/17 00:22
:SH903i
:d3H/r7aY
#671 [りく☆]
優希『いつか埋めるよ♪』
オレ『そんなこと言って……一人で見るなよ』
優希『そんなことしないよ!!
じゃぁ旅行から帰ってきたら、一緒に埋めよ』
オレ『うん!!約束だ♪』
:07/07/17 00:26
:SH903i
:d3H/r7aY
#672 [りく☆]
………
……
…
!!!!!!!
オレ『夢……かぁ』
ぃゃ……夢というよりは昔の記憶だ。最近よくあの頃の記憶が、鮮明に夢の中にでてくる。
あの夢は……深山に行く前にオレと優希が交わした約束…。
オレ『そんなに簡単に……
…忘れられないか』
ため息混じりに呟いた
:07/07/17 00:33
:SH903i
:d3H/r7aY
#673 [りく☆]
あの頃の記憶は、今のオレにはあまりにもツラい。
忘れたくても、決して消えることのない過去が、オレの心を蝕んでいく。
オレ『また今日も…眠れないのかな…』
暗闇に問いかけた…。
決して答えてくれない暗闇に
:07/07/17 00:37
:SH903i
:d3H/r7aY
#674 [りく☆]
"クゥゥン"
突然起きたオレを心配したのか、鳴きながら"あの子犬"が近づいて来た。
オレ『"チロ"……ゴメンな。起こしちゃったか?』
"あの日"偶然見つけた子犬…。オレは気がつけば連れて帰ってきていた………ぃゃ勝手についてきたのか?!
そんな子犬をまた捨てるわけにもいかず、飼っている
:07/07/17 00:45
:SH903i
:d3H/r7aY
#675 [りく☆]
名前は"チロ"
白くて小さな子犬だ。
犬はよく吠える動物のはずなのだが……チロは全く吠えない。
そして、何となくオレの言葉をわかっているような気がする。
よくわからないが珍しい犬だ。
そんなチロにオレは最近癒されている。
:07/07/17 00:48
:SH903i
:d3H/r7aY
#676 [りく☆]
チロは黙って近づき、オレの膝の上で、中断していた睡眠を始めた。
オレは優しくチロを撫でる
チロは気持ち良さそうに、深い睡眠へと落ちていくのだ。
そんなチロを見て
オレもやっと寝ることができる
正確に言うなら
チロがいないとオレは今寝ることができない
そんな状態だ
:07/07/17 00:53
:SH903i
:d3H/r7aY
#677 [りく☆]
オレ『ま……眩しい』
窓から差し込む太陽の光りが、オレの顔を優しく撫でる。
気がつけば朝になっていた
昨日もチロのお陰で寝れたのだ。
そんなオレを助けてくれるチロは、オレの横で寝ている
:07/07/17 00:57
:SH903i
:d3H/r7aY
#678 [りく☆]
こんなチロとの生活も今日で4日……
つまり、"あの日"からもぉ4日も経った……
誰からも連絡はない。
当然の結果だろう…
美里と卓也にはヒドイことを言ってしまった
祥子は自分の悲しみに浸っている
滝沢は、相変わらず何をしているかわからない
オレは完全に独りだ
:07/07/17 01:03
:SH903i
:d3H/r7aY
#679 [りく☆]
オレはそんな孤独に埋もれていた…。
そして今、完全に家にこもり、空腹を感じたら外へ買い出しにいっている。こんな状態……"昔"もあった気がする
オレは人との接触を完全に避けていた……
…だから
…オレの友達はチロだけ
そんな考えをもっていた
:07/07/17 01:09
:SH903i
:d3H/r7aY
#680 [りく☆]
オレはゆっくり起き上がり、普段着に着替え始めた。
今日は平日だが、学校なんて行く気はない。
オレには何が正しくて、何が間違いか区別ができなくなっていた。
:07/07/17 01:12
:SH903i
:d3H/r7aY
#681 [りく☆]
オレが起きると、チロもゆっくりと起き始める。
寝起きは動きが遅く、甘えん坊なチロにオレは、皿にミルクを入れて、床に置く。
オレのいつもの朝の日課だ。
チロは相変わらずゆっくりとミルクをなめていた
:07/07/17 01:15
:SH903i
:d3H/r7aY
#682 [りく☆]
オレ『いつ見てもカワィィな♪』
尻尾を振りながらミルクを飲むチロに、オレは思わず語りかけた。
そんな愛嬌たっぷりなチロが、オレに元気をくれる
:07/07/17 01:18
:SH903i
:d3H/r7aY
#683 [りく☆]
突然……チロの動きが止まった…。
オレ『チロ?』
チロは何かに怯えるかのように部屋の隅に駆け寄った。
"ピンポーン"
!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…誰だ?
:07/07/17 01:21
:SH903i
:d3H/r7aY
#684 [りく☆]
こんな時間に
一体誰だ?
そもそもチロは訪問者が来るのをわかって、動き出したのか?
未だにチロへの謎は深まるばかりだ。
"ピンポーン"
インターフォンの音が鳴り響く…。
訪問者とは一体……
:07/07/17 01:25
:SH903i
:d3H/r7aY
#685 [りく☆]
:07/07/17 01:28
:SH903i
:d3H/r7aY
#686 [かあ]
:07/07/18 04:48
:D904i
:L6B17gWg
#687 [我輩は匿名である]
:07/07/18 14:14
:SO903i
:C4/YJ6KI
#688 [我輩は匿名である]
:07/07/18 14:45
:SO903i
:C4/YJ6KI
#689 [りく☆]
…平日のこの時間に誰だよ?!
オレは恐る恐る玄関へと近づく…
…がしかし、なかなかドアを開けることができない。
人との接触を
体が避けている
:07/07/20 01:07
:SH903i
:uGzYVeA6
#690 [りく☆]
"ピンポーン"
またインターフォンが鳴る…
余程オレに何かしら用事があるのだろ
…でるか
一呼吸おき
ドアを開けた
:07/07/20 01:12
:SH903i
:uGzYVeA6
#691 [りく☆]
!!!!!!
オレ『えっ?!?!………』
何で?
祥子『おはよう……』
祥子がここに?
:07/07/20 01:15
:SH903i
:uGzYVeA6
#692 [りく☆]
オレ『お……おはよう』
驚きを隠せないまま、オレはとりあえず言葉を返した。
……………
しばらく沈黙が続いた。祥子は何も語ろうとはしない
:07/07/20 01:21
:SH903i
:uGzYVeA6
#693 [りく☆]
オレ『学校は?』
沈黙をやぶるために言った一言……
祥子『今日もいってないよ』
オレ『今日も?』
祥子『りくと同じで4日前から休んでる。』
オレ『そっか……』
未だに話の意図がつかめない……何故祥子がオレの目の前にいるんだ?
:07/07/20 01:24
:SH903i
:uGzYVeA6
#694 [りく☆]
祥子『りくも行ってないんでしょ?……美里から聞いたよ』
オレ『あぁ……行ってない』
美里……その名前を聞くと、あの日の出来事が思い出されてくる
祥子『ちゃんと行かなきゃ』
オレ『お互いね』
:07/07/20 01:28
:SH903i
:uGzYVeA6
#695 [りく☆]
くだらない話しも一段落つき、また沈黙がおとずれてきた。
祥子『ねぇ……りく』
オレ『何だ?』
畏まった様に祥子が話し掛けてきた。
祥子『……好きなの』
:07/07/20 01:32
:SH903i
:uGzYVeA6
#696 [りく☆]
…………えっ?!?!?!?
祥子の突拍子のない発言にオレは…ただ驚いている。何と言葉を返したらいいかわからない。
…これ…告白…?
戸惑うオレをよそに、祥子は口を開き始めた。
:07/07/22 00:45
:SH903i
:GQGoQFGA
#697 [りく☆]
祥子『最初はね……そんな気なかった
ぃゃ……もしかしたら自分の気持ちに気付いてなかったのかもしれないね。』
祥子は下を向き話し始める……その言葉一言一言に祥子の気持ちすべてが注ぎ込まれている……そんな感じがした。
しかしどことなく話の内容がわかりにくい…
:07/07/22 01:05
:SH903i
:GQGoQFGA
#698 [りく☆]
祥子はこの前公園で、確かに滝沢にオレが好きだと相談していた……
…だったら前から気付いていたはずだろ?
小さな疑問が頭を過ぎる
祥子『いつからかな……こんな気持ちになったのは…。』
:07/07/22 01:09
:SH903i
:GQGoQFGA
#699 [りく☆]
祥子『しばらく自分がわからなかった……
でもこの前確信したの。
やっぱり好きなんだって
"勇貴"が好きなんだって!!』
:07/07/22 01:11
:SH903i
:GQGoQFGA
#700 [りく☆]
オレ『えっ!?!?』
思わず声がでた
滝沢が……好きだと?
祥子の気持ちが一気にわからなくなった瞬間だった。
そんなオレに一言一言丁寧に祥子が語りかけてくる
:07/07/22 01:14
:SH903i
:GQGoQFGA
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