新☆きらきら
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#841 [向日葵]
:07/07/02 17:53
:SO903i
:KIVQQD6I
#842 [¥]
:07/07/02 22:01
:P903iX
:PZ2FsAAc
#843 [向日葵]
¥さん

安価ありがとうございます

更新は明日の朝になります

:07/07/02 23:03
:SO903i
:KIVQQD6I
#844 [向日葵]
私は珊瑚君を見てからまた自分の足を見つめた。
友姫「怖い夢を見たんです。それも……見たことないのに、見たことある夢を。そしたらまた頭が痛くなって……。」
珊瑚君が黙って聞いてくれてる気配がする。
それを確認して、私はまた続けた。
友姫「また、目を瞑るのが怖いんです。激しい頭痛がしたり、悲しい気分になるのが嫌だから……。」
ピクッ
私の体が一瞬震えた。
それはそれは優しく珊瑚君が頭を撫でている。
:07/07/03 09:45
:SO903i
:Sr47UkcI
#845 [向日葵]
ゆっくり珊瑚君に視線を向けると、珊瑚君はハッとして手をどけた。
珊瑚「ごめん。……俺はもう寝る。お前ももう寝ろ。同じ夢はもう見ないだろうし。」
珊瑚君が立ち上がった瞬間私は手を伸ばして珊瑚君の手を両手で握った。
今度は離されないように。
友姫「もうちょっとココにいて下さいっ!」
珊瑚「やめてくれ……。」
友姫「…え?」
珊瑚君の顔がコチラを向くと、その顔は苦しそうにしていた。
:07/07/03 09:53
:SO903i
:Sr47UkcI
#846 [向日葵]
珊瑚「覚えてないのにそんな事しないでくれ。俺も軽率だった。前の友姫がそこにいる様な気がして同じ様に接したけど……。」
そこで珊瑚君は大きく息を吸った。
珊瑚「お前は……俺が好きでも何でも無いんだろ?」
珊瑚君は泣きそうな顔をした。
私はどう答えていいかわからなかった。
今まではどうしていたの?だって覚えてない。
分からないの。
……でも、そんな顔…しないで……。
:07/07/03 09:57
:SO903i
:Sr47UkcI
#847 [向日葵]
私は珊瑚君を引っ張って強制的に座らせた。
珊瑚「な……っ!」
驚く珊瑚君を余所におずおずと両手を伸ばした。
そして珊瑚君の顔を包む。
珊瑚君は目を見開いて私を見つめる。
そして私は珊瑚君の頭を包みこんだ。
珊瑚「友姫……やめろ……。」
私は辞めない。
珊瑚「頼むから……。」
:07/07/03 10:00
:SO903i
:Sr47UkcI
#848 [向日葵]
その頼みは聞けない。
沢山優しさをくれたのは知ってる。
恩返しをしなきゃいけない。それは分かってる。
でも……珊瑚君今
友姫「泣かないで……。」
珊瑚君の頭が小刻みに震えているのを腕で感じた。
私が覚えていないせいで彼を悲しませている。
だからせめてこの瞬間だけは……昔の私を思い出して…………。
珊瑚「―――っ!」
珊瑚君は腕をきつく回して私を抱き締めた。
:07/07/03 10:04
:SO903i
:Sr47UkcI
#849 [向日葵]
一瞬、息が出来なくなった。
珊瑚君の鳴咽が聞こえる。
そしたら何故か……私も悲しくなった。
気がついたら涙が流れていて私も震えだしていた。
それに気づいた珊瑚君が、私の体を離して涙に濡れた目で私を見つめた。
珊瑚「なんで……お前が泣くんだよ。」
友姫「勝手に……涙が……。」
手で拭っても後から後からポロポロ落ちていく。
:07/07/03 10:08
:SO903i
:Sr47UkcI
#850 [向日葵]
すると珊瑚君が手を伸ばして私の頬に触れた。
でもまた躊躇っていて、手を下げようとしたけどその上から私が手を置いて離れないようにした。
温かい……。
胸に安堵感が広がっていく。
―――トクン……
『トクン?』
聞き慣れない音が聞こえた。
珊瑚「友姫……。」
安らかな気持ちに包まれて瞑っていた目を開けた。
:07/07/03 10:12
:SO903i
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