化け猫の恋バナ。
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#151 [
]
この胸の苦しさは‥
一体何処から来るの‥?
こんな気持ち初めてで
どう言い表せばいいのか
わからない…‥
:07/06/17 03:13
:F902i
:☆☆☆
#152 [
]
たとえペットでも
どんなひどいことされても
わたしはきっと直を
憎めない‥
それはきっと
【ご主人様】
だけではなくて
もっと……
きっと別の何か─…‥
:07/06/17 03:16
:F902i
:☆☆☆
#153 [
]
わたしはしばらく
直の胸に顔をうずめていた。
直の心臓の音‥
こんな近くで‥
「直‥一緒に寝て‥ほしい‥」
わたしは蚊の鳴くような声で言った。
:07/06/17 03:52
:F902i
:☆☆☆
#154 [ぱなっぷュ]
上げます(δДδ)ゝ
:07/06/18 22:15
:W51P
:☆☆☆
#155 [
]
「お前はいつからそんな甘えたになったんだ…?」
直はそう言って
わたしの隣に横になった。
伸ばしてくれた腕に
頭をのせる。
:07/06/19 00:15
:F902i
:☆☆☆
#156 [
]
直が頭を撫でてくれる…
わたしは安心して
すぐに眠ってしまった。
こんな幸せな日が…
ずっと続くといいのに─…
:07/06/19 00:18
:F902i
:☆☆☆
#157 [
]
───……
「えー、今日は転校生を紹介します」
次の日学校で
担任の言葉に
クラスがざわついた。
「市ヶ谷 麗(イチガヤ レイ)です。よろしく」
:07/06/19 02:46
:F902i
:☆☆☆
#158 [
]
「かっこいい!!」
「美形じゃん〜!」
所々で女子の声が聞こえた。
うつ伏せになっていたわたしも
体を起こし転校生を見る。
────ドクン…
:07/06/19 02:50
:F902i
:☆☆☆
#159 [
]
一瞬にして胸が鳴った。
わたしは言葉をなくし
彼を見つめる。
彼は深緑の瞳をしていた…
それは、
限りなく確信に近い憶測だった。
彼は…
わたしと同じ
“秘密”を持っている…と。
:07/06/19 02:53
:F902i
:☆☆☆
#160 [
]
彼はわたしの視線に気づくと、
こっちを見て微笑んだ。
わたしは思わず視線を反らす。
わたしと同じ秘密を持っているなんて
思い過ごしだろうか…?
この胸のざわつきは何…?
何だか嫌な予感がするのは……何故…?
:07/06/19 03:01
:F902i
:☆☆☆
#161 [
]
「えぇと席は…あぁ、池内の前が空いてるからそこに座ってくれ。」
担任がわたしの方を指さす。
「池内さん?よろしく」
市ヶ谷くんは席に着くと
振り向いてわたしに挨拶をした。
:07/06/20 16:04
:F902i
:☆☆☆
#162 [
]
「よろしく…」
わたしはあまり目を合わさず言った。
何だか
関わっちゃいけないような気がした……
:07/06/20 16:12
:F902i
:☆☆☆
#163 [[卍、、みっ+ニん]]
:07/06/20 17:21
:W41T
:☆☆☆
#164 [
]
:07/06/20 17:52
:F902i
:☆☆☆
#165 [
]
「ただいま…」
あれ?直の靴がない。
まだ仕事から帰ってないのかな…
わたしは部屋のソファに座り深く息をついた。
彼…市ヶ谷くんのこと…
直に言うべきなのかな……
:07/06/20 18:00
:F902i
:☆☆☆
#166 [
]
でも余計な心配はかけたくない…
その日直は
夜遅くに帰ってきた。
「─ん……重…?」
わたしは体に何か重みを感じ
目をあけた。
:07/06/20 18:12
:F902i
:☆☆☆
#167 [
]
「直……?」
覚めきらない瞳でぼーっと直を見つめる。
直はわたしの腕をベッドに押さえつけ
キスをしてきた。
「んっ……は、直っ…!?」
お酒の…匂い…?
:07/06/20 18:15
:F902i
:☆☆☆
#168 [
]
「ちょっ…酔ってるの…!?」
直はお構いなしに唇を首筋に這わせる。
「ん…ッ」
簡単にわたしの服を乱すと
胸のふくらみを乱暴に揉んだ。
:07/06/20 18:22
:F902i
:☆☆☆
#169 [
]
「嫌っ……ぁ」
また…前と同じことするの…??
直は舌で胸の突起を弄びながら
手を下に移動させた。
「直っ…!やだ‥っ‥」
わたしは首を横に振る。
:07/06/20 18:29
:F902i
:☆☆☆
#170 [
]
直の指が入り口を丸く撫で、
ゆっくり入ってくる。
「ッは……あ…」
一瞬痛みを感じたが、
前ほどではなかった。
それに…
乱暴だけど…どこか優しくて…
前と全然違う…
:07/06/20 18:37
:F902i
:☆☆☆
#171 [
]
「あっ…直…」
直の指を根本までくわえ込み
わたしは甘い吐息を漏らす。
「抵抗しなくなったな」
意地悪く笑う直。
「直が…優しくする…から…」
「じゃあひどくしようか?」
:07/06/20 18:49
:F902i
:☆☆☆
#172 [
]
「直が‥したいならいいよ…?」
本当は
少し乱暴にされても
求められてる気がして…
嬉しいの……‥
「お前は‥無防備すぎる…」
直はそう言うと
わたしの中の指を動かした。
:07/06/20 18:52
:F902i
:☆☆☆
#173 [
]
「んぁっ…あ…」
直の指が中で壁をこするように蠢く。
「んん……ふっ‥」
わたしは自分の指をくわえ、声を抑えた。
「我慢すんな‥…」
:07/06/20 22:42
:F902i
:☆☆☆
#174 [
]
直がわたしの手を掴む。
「だって…なんか変‥なの‥わたしっ…」
「アイ…気持ちいいんだな?」
こんなことして…
気持ちいいだなんて
わたしは…いやらしい……
:07/06/20 22:46
:F902i
:☆☆☆
#175 [
]
「嫌…見ないで‥恥ずかし…っあ…」
直は一度指を抜くと
二本に増やしてまた挿入してきた。
「ッひぁ……あ‥─」
「簡単に呑み込んでく‥」
直はわざとバラバラに指を動かす。
:07/06/20 22:52
:F902i
:☆☆☆
#176 [
]
「だ…めっ…嫌ッ……ん」
わたしは直の手を引き離そうとしたが
体に力が入らない。
「嫌じゃないだろ?こっちは欲しがってるみたいだぜ…」
わざと音を立てながら
直は指を抜いた。
:07/06/20 22:56
:F902i
:☆☆☆
#177 [
]
「こんだけ慣らしときゃ平気だな…‥」
「は‥ぁ…直…?」
直は指を舐めると
わたしの足を割り
体を入り込ませた。
手で膝を持ち足を開くとさっきまで直の指をくわえ込んでいたソコを見つめる。
:07/06/20 23:02
:F902i
:☆☆☆
#178 [
]
「指だけでこんなにヒクついてやがる…」
「や…違‥─っ」
わたしが言い終わる前に
直はわたしの中に入ってきた。
「──ッひぁ…ァ…っ…!」
指とは比べものにならない程の……‥
直が‥わたしの中に…
:07/06/20 23:06
:F902i
:☆☆☆
#179 [
]
「ッく…‥力抜け‥」
ゆっくりと、
でも少し急かすように
直はわたしの中に侵入してきた。
「ッんぁ‥!あ‥も、いっぱいっ…」
「まだだ…」
「ひぅ……んっ…」
奥まで入れられ
わたしは小さく声を上げた。
:07/06/20 23:11
:F902i
:☆☆☆
#180 [
]
直と繋がってるトコロが……
「なんか…ジンジンする‥」
「痛いか?」
「違うの…熱いの‥すごく‥熱…んっ」
いきなり直の唇が重なった。
「ハァ…直…‥?」
「俺を誘ってんのか?」
:07/06/20 23:19
:F902i
:☆☆☆
#181 [
]
わたしは顔を赤らめ
首を横に振ったが遅かった。
「あッ‥やぁあ…っ」
直がわたしの中で動く。
「お前が俺を誘うなんて10年早いな…」
「ダメっ‥動かな…で…っ」
:07/06/20 23:25
:F902i
:☆☆☆
#182 [
]
「お前はまだ…俺に壊されてろ─…」
耳元で囁く直の声が掠れて
妙に色っぽくて……
「ア……直……‥直っ‥──」
直が動く度に
熱は帯び、蜜は溢れ
わたしのナカは
あなたで満たされていく───…‥
:07/06/20 23:34
:F902i
:☆☆☆
#183 [
]
─────………
「アイ…起きろ」
「ん…─」
直に起こされわたしは寝ぼけ眼(マナコ)をこすった。
昨日あのまま寝ちゃったんだ……。
「用意しろ。今日は学校まで送ってやる」
:07/06/20 23:38
:F902i
:☆☆☆
#184 [
]
直に言われ、
わたしは急いで用意をして学校まで送ってもらった。
「ありがとう。行ってきます」
わたしは門で直の車を見送り校舎に入った。
:07/06/20 23:41
:F902i
:☆☆☆
#185 [
]
「おはよ、池内さん」
教室に入ると、
市ヶ谷くんが声をかけてきた。
「あ…おはよ」
わたしは少し驚いたが
笑顔で返した。
:07/06/20 23:45
:F902i
:☆☆☆
#186 [
]
それからわたしはしばらく、
市ヶ谷くんのことを
少し警戒していた。
でも彼が転校してきて
特に変わったこともなく、
だんだん彼への警戒心は薄れていった──……
:07/06/20 23:53
:F902i
:☆☆☆
#187 [
]
「おーい池内!ちょっとこれ図書室持ってってくれ!」
ある日の放課後。
わたしが帰ろうとすると
担任に呼び止められた。
わたしはプリントの束を受け取り図書室に向かう。
:07/06/21 00:00
:F902i
:☆☆☆
#188 [
]
ガラ……
図書室には誰もいない。
「このへんに置いといたらいいかな?」
わたしは適当にプリントを置くと、
図書室を出ようと
扉の方に向かった。
:07/06/21 00:05
:F902i
:☆☆☆
#189 [
]
「あ、市ヶ谷くん…?どうしたの?」
扉に市ヶ谷くんがもたれかかっていた。
「いや、池内さんが入ってくの見えたから」
「そっか、じゃあわたし帰るね──」
わたしが図書室を出ようとした時
「まぁ待てって」
:07/06/21 00:44
:F902i
:☆☆☆
#190 [
]
市ヶ谷くんは腕を伸ばし
わたしの前を防ぐ。
「…ッ‥何‥?!」
嫌な、予感がする。
「そんなびびんなよ」
市ヶ谷くんは扉を閉めると内側から鍵をかけた。
:07/06/21 02:01
:F902i
:☆☆☆
#191 [
]
カチリと鍵を閉める音が
静かな部屋に響く。
近づいてくる市ヶ谷くん。
わたしは後ずさりをしたが、
すぐに腕を捕まれ
図書室にある長い机の上に押し倒された。
「いやあっっ…‥!!!」
:07/06/21 02:07
:F902i
:☆☆☆
#192 [
]
ガタガタと音をたて抵抗したが、
両腕を押さえつけられ
力ではかなわなかった。
「離してっ‥…」
「そこまで嫌がることねーだろ?俺らは……
同じなんだから」
耳元で言われて
寒気がした。
:07/06/21 02:25
:F902i
:☆☆☆
#193 [
]
「やっぱり…市ヶ谷くん…」
わたしは彼を見た。
日差しが反射し妖しく輝く深緑の瞳が真実を物語っている。
わたしの他にも
人間になれた猫がいたなんて……
:07/06/21 02:37
:F902i
:☆☆☆
#194 [
]
「どうして‥人間になれたの‥?」
わたしは素朴な疑問を
ぶつけてみた。
「俺は人間が憎くて憎くてしょうがねぇんだよ。強く思いすぎたらこの様だ。憎い人間共と同じ姿形になるなんてな‥…
まぁおかげで復讐はしやすくなった…」
:07/06/21 02:42
:F902i
:☆☆☆
#195 [
]
人間が…憎い…?!
どうして──…‥‥?
市ヶ谷くんは
わたしの心を読んだかのように言った。
「どうして?とでも言いたそうな顔だな‥。教えてやろうか?俺が人間を憎む理由を……‥」
:07/06/21 02:49
:F902i
:☆☆☆
#196 [
]
──…
俺にはたった一人…
いや、一匹の妹がいた。
俺によくなついて
毎日餌が食える保証もなかったが
文句言わず俺の後をついてきてたんだ……
:07/06/21 02:52
:F902i
:☆☆☆
#197 [
]
ある日妹は
ひとりの男に拾われた…
妹はまだ小さかったから
大きくて可愛げのない俺よりいいと思ったんだろう…
俺は幸せだった。
これで妹は毎日餌も食えて
幸せになれると信じていたから。
:07/06/21 02:55
:F902i
:☆☆☆
#198 [
]
でもそんな俺の思いは
すぐにぶち壊されたんだ。
あれは少し寒い日の朝方。
俺は何か餌はないかとマンションのゴミ捨て場に行った。
そこで見つけた
小さな猫のぐったりとした姿。
:07/06/21 02:58
:F902i
:☆☆☆
#199 [
]
一瞬で俺は
妹だとわかった。
あんなに幸せそうに拾われていったのに
何故………
妹は見るも無惨な姿だった。
刃物のようなもので
つけられた傷が
至る所にあった。
:07/06/21 03:01
:F902i
:☆☆☆
#200 [
]
:07/06/21 03:11
:F902i
:☆☆☆
#201 [
]
妹はすでに
息絶えていた。
痛かったろ…
苦しかったろ…
人間が警察に通報したんだろう
残忍かつ卑劣な反抗として
ニュースで少し取りあげられたらしい…
:07/06/21 03:15
:F902i
:☆☆☆
#202 [
]
それから
ある男が逮捕された。
妹を拾っていった
あの男だった。
そいつは
動物を傷つけ
悶え苦しむ姿を見て
性的興奮を覚えていたらしい…
そんなイかれた奴に
妹は………
俺の行き場のない
怒り、悲しみ、悔しさは
ついに俺を人間の姿に変えてしまったんだ…
:07/06/21 03:21
:F902i
:☆☆☆
#203 [
]
その男だけじゃない…
子猫や子犬の時は
可愛がるくせに
大きくなったら
「邪魔」
「可愛くない」
そう言って簡単に捨てる人間共。
俺はそんな人間が許せない。
だから復讐すると誓ったんだ…………
──────……
:07/06/21 03:27
:F902i
:☆☆☆
#204 [
]
わたしはその話を聞いて
衝撃を受けた。
「─で、そんな人間にうつつ抜かしてる猫も腹立つんだよな」
市ヶ谷くんはそう言って
わたしにキスをした。
:07/06/21 03:42
:F902i
:☆☆☆
#205 [
]
「んんッ…!?い‥やっ!」
ガリッ‥
「ッチ‥」
思わず市ヶ谷くんの唇を噛んでしまった。
「お前…たまに送り迎えさせてる男とできてんだろ……?」
唇に滲んだ血をを舐めながら
市ヶ谷くんが言う。
:07/06/21 03:47
:F902i
:☆☆☆
#206 [
]
:07/06/21 03:48
:F902i
:☆☆☆
#207 [ぱなっぷュ]
上げますx
頑張って下さい~
:07/06/21 22:32
:W51P
:☆☆☆
#208 [
]
「直は…関係ない‥」
「本気で相手にされてると思ってんのか?お前は猫だろーが」
市ヶ谷くんの言葉が…
胸に刺さる……
「直は…そんなひどい人じゃない…」
:07/06/21 23:33
:F902i
:☆☆☆
#209 [
]
「純粋なこった……
もしお前が俺に傷モノにされたらその男はどう思うんだろうなァ…?」
「何言っ……いやぁっ!」
市ヶ谷くんがわたしの制服の中に手をいれてきた。
直………
助けて………!!
:07/06/21 23:44
:F902i
:☆☆☆
#210 [
]
「やめてっ…こんなこと…」
わたしは必死に抵抗した。
「“こんなこと”?お前が男とやってることと一緒だろ?」
「違っ……」
「人間に性欲処理の道具として使われてるだけなんだよ」
:07/06/22 00:50
:F902i
:☆☆☆
#211 [
]
ヤメテ………
「どうせ飽きられて捨てられるんだよ」
それ以上言わないで……
思い知らせないで……
わたしがペットだということ
わたしが玩具だということ……
:07/06/22 00:53
:F902i
:☆☆☆
#212 [
]
「泣いてるってことは図星だろ?」
「っ…!」
その時遠くの方から話し声が聞こえた。
誰か来る……
話し声を聞いて
わたしの腕を押さえていた市ヶ谷くんの手の力が一瞬ゆるまった。
わたしは隙を見て市ヶ谷くんを突き飛ばした。
:07/06/22 01:00
:F902i
:☆☆☆
#213 [
]
わたしは急いで扉の方まで逃げる。
「ひとつだけ言っといてやる。
猫と人間は一緒にはなれないんだよ…。」
不敵に笑う市ヶ谷くんを睨んでわたしは図書室を飛び出した。
:07/06/22 01:04
:F902i
:☆☆☆
#214 [こ
]
あげます!

頑張って下さい

!
:07/06/22 01:06
:SH902iS
:☆☆☆
#215 [
]
わたしは走った。
とにかく市ヶ谷くんから離れたかった。
学校を飛び出し
息が切れるまで走った。
「ハァッ……はぁ……」
気がつくと家の近くまできていた。
わたしは息を整え家に帰る。
ここまで走ってきたけどその時のことを覚えていない。
ただ逃げることに必死だった。
:07/06/22 01:07
:F902i
:☆☆☆
#216 [
]
:07/06/22 01:14
:F902i
:☆☆☆
#217 [
]
:07/06/22 01:23
:F902i
:☆☆☆
#218 [
]
部屋に入った途端
安堵の息が漏れ
わたしは泣き崩れた。
市ヶ谷くんに襲われて
すごく怖かった。
でもそれ以上に
市ヶ谷くんの言葉が
頭から離れない。
:07/06/22 16:40
:F902i
:☆☆☆
#219 [
]
『性欲処理ノ道具』
『飽キテ捨テラレル』
ぐるぐると
頭の中をまわり
まるで脳を支配されたみたい……
「いやっ………」
わたしは耳を塞いだ。
:07/06/22 16:45
:F902i
:☆☆☆
#220 [ぱなっぷュ]
下がってる(泣)
上げます★
:07/06/22 22:28
:W51P
:☆☆☆
#221 [
]
「今帰ったぞ」
直が部屋に入ってくる。
やばい、涙………
「おかえりなさい…」
わたしは直に背を向けて言った。
涙早く止まって…!
「アイ?どうした?」
:07/06/22 22:53
:F902i
:☆☆☆
#222 [
]
「何でもないよっ…」
明るく言ったが、
少し声が震えた。
「おい……」
直がわたしの肩をつかむ。
「!?…何泣いて……」
「何でもない!!」
「嘘つくな!」
わたしも直も声を張り上げた。
:07/06/22 22:58
:F902i
:☆☆☆
#223 [
]
一瞬静まり返る部屋。
「アイ…おいで」
直が腕を広げる。
だめ……
直に甘えちゃだめ…
また迷惑をかけてしまう…
:07/06/22 23:01
:F902i
:☆☆☆
#224 [
]
でも…今は……
「直っ………」
わたしは直の胸にしがみついた。
優しく抱きしめてくれる直…。
直が優しいから
わたしは忘れていたんだ…
わたしが猫だってこと…
直は住む世界が違う人だってこと…
:07/06/22 23:11
:F902i
:☆☆☆
#225 [ぱなっぷュ]
あげてばかり何度もすみませんm(_ _)m続き気になりゃす
この小説が一番お気に入りなんで
:07/06/23 21:29
:W51P
:☆☆☆
#226 [
]
「直………わたし……」
気づいてしまったの…
この感情が
なんなのか……
わたしは………
直のことが…………
言ってしまいそうになる…
決して叶わぬ想いを……
:07/06/23 21:47
:F902i
:☆☆☆
#227 [
]
「どうしたんだ…?」
直がわたしの髪をなでる。
手を離せば
目をつむれば
直がいなくなってしまいそうで…
今はこうして
ずっと抱き締めていて──……
:07/06/23 21:58
:F902i
:☆☆☆
#228 [
]
次の日
学校へ行く足取りが重かった。
市ヶ谷くんに会いたくない…
でもどうしても
会ってしまう……
落ち着け、落ち着けわたし…
:07/06/23 22:15
:F902i
:☆☆☆
#229 [
]
わたしは
市ヶ谷くんがまた
何かしてくるんじゃないかと怯えていた。
でもその日は何もなく
一日が終わった。
わたしは靴箱の扉を閉め
小さく息を吐いた。
「アーイちゃん♪」
後ろから声が聞こえた。
:07/06/23 22:30
:F902i
:☆☆☆
#230 [
]
振り向くと市ヶ谷くんが立っていた。
わたしは一瞬体を強ばらせた。
「一緒に帰ろうぜ」
わたしは無視をして市ヶ谷くんを背に歩いていく。
:07/06/23 22:34
:F902i
:☆☆☆
#231 [
]
「つれないなーせっかくイイコト教えてあげようと思ったのに」
「いらないっ……」
肩に置かれた手を振り払う。
「本当の人間になれると言っても?」
耳元で言われ
わたしは驚いた表情で市ヶ谷くんを見た。
:07/06/23 22:44
:F902i
:☆☆☆
#232 [
]
本当の………
人間…………?!
「興味あるみたいだな…?」
彼についていくのは
危険だとわかっていた…
でも…
どうしても知りたい…
:07/06/23 23:25
:F902i
:☆☆☆
#233 [
]
「市ヶ谷くんを信じてるわけじゃないからっ」
わたしはそう言って
市ヶ谷くんの3歩後ろを歩く。
「はいはい。わかってるよ」
彼は笑うとスタスタ歩いていく。
:07/06/24 00:52
:F902i
:☆☆☆
#234 [
]
それにしてもどこへ行くの?
「ついたぜ。俺ん家」
目の前にはマンションがそびえ立っていた。
「家なんて聞いてない!」
「だって言ってねーもん」
「〜〜〜っ!!!帰る!」
:07/06/24 00:54
:F902i
:☆☆☆
#235 [
]
「ここまで来て?知りたいんだろ?」
「なんて意地の悪い人なの…」
「そりゃ誉め言葉だな。さ、入れよ」
わたしは部屋に案内された。
市ヶ谷くんは
案外学校から近い場所で
一人暮らしをしていた。
:07/06/24 00:59
:F902i
:☆☆☆
#236 [
]
「ここまで来たんだから…ちゃんと教えてよね」
「茶しかねーけどいいだろ?」
わたしの言葉を無視してコップにお茶を注ぐ。
「人の話聞いてるの?」
「まぁ焦んなって。」
市ヶ谷くんはテーブルにコップを置くと
服を脱ぎ始めた。
:07/06/24 01:04
:F902i
:☆☆☆
#237 [
]
「ちょっ…!?何で脱いでるの!?」
「どーせ脱げる」
え???
脱げる……って??
「よく見とけ」
そう言ったかと思うと
眩しい光が
市ヶ谷くんの体を包んだ…
:07/06/24 01:06
:F902i
:☆☆☆
#238 [
]
光がゆっくりと消えていき市ヶ谷くんの姿が露わになる。
「う……そ……」
わたしが目にしたのは
猫の姿になった市ヶ谷くんだった。
わたしがボー然としていると
いつの間にか市ヶ谷くんは人間の姿になっていた。
:07/06/24 01:10
:F902i
:☆☆☆
#239 [
]
「驚いたろ?」
「そんな…自在に猫に戻れたりなんて…ありえるの?」
「俺の体は特殊らしいんだ。ただ戻るだけですげー体力使うからな…」
わたしは動揺した心を落ち着かせようと
お茶を一口飲んだ。
:07/06/24 01:19
:F902i
:☆☆☆
#240 [
]
「そんなことより…本当の人間になれる方法を教えて!!」
わたしは身を乗り出して問いつめた。
「あぁ、どうしよっかなー…」
薄ら笑いを浮かべて市ヶ谷くんは言った。
:07/06/24 01:25
:F902i
:☆☆☆
#241 [
]
「なっ・・最初から教えるつもりなかったのね!?」
わたしは立ち上がり鞄を持ち、
玄関へ向かった。
「おい!待てって!」
教えてくれないなら
こんなとこにいても
意味がない……!
:07/06/24 01:28
:F902i
:☆☆☆
#242 [
]
「あ……れ…?」
何か頭…
クラクラする……
わたしはドアにたどり着く前に
その場に座り込んでしまった。
「だから待てっつったじゃん…今歩いたら危ないよ…?」
わたしの腕を市ヶ谷くんが掴む。
:07/06/24 01:31
:F902i
:☆☆☆
#243 [
]
「離……し…」
駄目…体に力が入らない…
「一口飲んだだけなのにすげー効き目だな…」
「…な………」
お茶に何か……
入れたの…!?
:07/06/24 01:33
:F902i
:☆☆☆
#244 [
]
わたしの体は
軽々と持ち上げられ
ベッドへと運ばれた。
「タダで知りたいなんて甘いんだよ…
ちゃんと払ってもらわないとな…?
このカラダで………」
「ぁ……いや……いやっ……!」
:07/06/24 01:36
:F902i
:☆☆☆
#245 [
]
市ヶ谷くんの手が
胸に触れる。
「や…だ…」
「体は嫌がってないみたいだけど…?」
「ッあ…──」
市ヶ谷くんは胸の突起を口に含むと
舌でいたぶるように弄んだ。
薬のせいだって
わかってるのに……
反応してしまう
自分が許せない──……
:07/06/24 01:43
:F902i
:☆☆☆
#246 [
]
「ほら…こっちも」
「そこ…っ…だめぇッ…」
自分でもわかるぐらい
ソコはいやらしい蜜で
溢れていた。
「何がだめ?こんなにしておいて……」
ゆっくりとナカに入ってくる…
市ヶ谷くんの指…。
直とは違う人の……
:07/06/24 01:46
:F902i
:☆☆☆
#247 [
]
「いや……っ…ァあ‥」
直‥‥
ごめんなさい。
ごめんなさい…
「直……なぉっ…う…っえ…」
わたしは声を出して泣いた。
言葉とは裏腹に
反応してしまう体。
市ヶ谷くんに
犯されながら
直のことを考えてしまうわたしは………
わたしは…
いやらしくて
汚い。
:07/06/24 01:50
:F902i
:☆☆☆
#248 [
]
[..続き]ってなってしまった

すいませんm(_ _)m
:07/06/24 01:53
:F902i
:☆☆☆
#249 [
]
「ッ…直…ごめ‥ん‥なさい‥」
わたしは呪文を唱えるようにつぶやいた。
「あのなぁ…そんな泣かれたらやる気失せんだけど。」
市ヶ谷くんはため息をつくとわたしから体を離した。
わたしはシーツで涙を拭った。
:07/06/24 01:58
:F902i
:☆☆☆
#250 [
]
そして市ヶ谷くんは話し始めた。
【本当の人間になる方法】を──………。
:07/06/24 02:01
:F902i
:☆☆☆
#251 [
]
.
[本当の人間になる方法]
それは
人間と相思相愛になること。
そして相手の人間に
愛の言葉を言ってもらえれば
本当の人間になれる。
ただし、
一度本当の人間になってしまうと
二度と猫に戻ることはできない。
:07/06/24 02:04
:F902i
:☆☆☆
#252 [
]
そして─
本当の人間になると
今までの記憶は
全てなくなる─。
愛の言葉を囁かれると同時に
体は光に包まれ
姿と記憶を消し
また違う場所で
0から本当の人間として
生きてゆく─…。
.
:07/06/24 02:13
:F902i
:☆☆☆
#253 [
]
「だから、相思相愛になったってすぐに相手のことは忘れてしまうんだ。」
市ヶ谷くんはそう締めくくった。
「そ……んな…」
わたしが絶望に陥ってるとき……
:07/06/24 02:15
:F902i
:☆☆☆
#254 [
]
ドンドンッ!!
玄関のドアを叩く音が響いた。
「誰だよ…インターホンついてるだろーが…」
市ヶ谷くんがドアを開けにいく。
「てめーか……アイを連れてったのは」
この声………
:07/06/24 02:20
:F902i
:☆☆☆
#255 [
]
わたしは慌てて部屋を出た。
目の前には
市ヶ谷くんに殴りかかろうとしている直の姿が。
「直っ…!ダメーっっ!!!」
わたしはとっさに止めに入る。
:07/06/24 02:22
:F902i
:☆☆☆
#256 [
]
「アイっ…!」
わたしの乱れた制服を見て
直の怒りはヒートアップ。
「殴っちゃダメ…!!」
わたしは必死に直を抑えた。
「…おい…二度目はないと思え」
直は市ヶ谷くんにそう吐き捨てるとわたしの腕を引いて部屋を出た。
:07/06/24 02:28
:F902i
:☆☆☆
#257 [
]
「待って…直…ッ」
薬がまだ…
足がもつれてうまく歩けない……
直の手が痛いくらいに
強くわたしの腕を掴んで…
掴まれた腕が熱くて…
心配してくれていたのかと…
期待してしまう……
:07/06/24 02:32
:F902i
:☆☆☆
#258 [
]
家につくなりベッドに押し倒された。
「何故のこのことついて行った?」
直…怒ってる…
「ごめんなさ……知りたかったの…ッ」
「他の男の体をか?」
:07/06/24 02:38
:F902i
:☆☆☆
#259 [
]
わたしは首を横にふった。
「本当の人間に…なる方法を……わたしッ…人間に…なりたくてっ…」
そうすれば直と
ずっと一緒にいれると
思ったの………
なのに……
人間になれば
記憶をなくしてしまう…
直のことも…
忘れてしまうの………
:07/06/24 02:40
:F902i
:☆☆☆
#260 [
]
「アイ…何か飲まされてるな…」
「直…わたしっ…」
わたしは…
他の人の愛撫に
反応してしまった…
直とは違う人に…
「何も言うな。俺が全部消してやる」
:07/06/24 02:51
:F902i
:☆☆☆
#261 [
]
直はそう言って
キスをする。
わたしは必死に
直のキスに応える。
唇を軽く噛み
舌を絡ませ
キスだけで
翻弄(ホンロウ)される……
:07/06/24 02:54
:F902i
:☆☆☆
#262 [
]
「ッ…う……んぁッ…あ」
直の指が太股をなぞるように触る。
焦れったくて
もどかしい…。
「他の男にこんなにされたかと思うと…許せないな」
「…ごめ…なさい…ッ」
:07/06/24 03:00
:F902i
:☆☆☆
#263 [
]
「ココに触れていいのは俺だけだ」
直はわたしの足を開くと
充分に濡れたソコに顔をうずめた。
「ッひァ‥ダメ…!!そんな‥トコ‥」
柔らかく暖かい感触に
わたしは体を反応させ
背中をのけ反らせた。
:07/06/24 03:04
:F902i
:☆☆☆
#264 [
]
「お前は俺だけ感じてろ」
「ァあ…ッ…ふ…」
直……
もしかして
嫉妬してくれてるの…?
わたしのために……
:07/06/24 03:08
:F902i
:☆☆☆
#265 [
]
「直……ッと…もっと…シて…」
もっとわたしを求めてほしい…
「嫌だっつっても…
やめてやらねーからな……」
「──あっ……」
入ってくる……
直がわたしのナカに──
:07/06/24 03:14
:F902i
:☆☆☆
#266 [
]
:07/06/24 03:15
:F902i
:☆☆☆
#267 [ななか]
あげえ
:07/06/25 18:12
:PC
:☆☆☆
#268 [
]
ななかさん

あげありがとう

:07/06/25 22:51
:F902i
:☆☆☆
#269 [
]
「な……ァあ……っ」
奥まで…………
「いやらしいな…お前の中は…」
直が意地悪く笑う。
「…直っ……」
もっとして…
直の為なら
どこまでもいやらしくなるから───
:07/06/25 22:57
:F902i
:☆☆☆
#270 [
]
──…
「無茶しすぎたか」
息を整えベッドに横になるわたしの頭を直が撫でる。
「ううん…大丈夫」
直に激しくされるのは嬉しい…
それほど
わたしを求めてくれている気がするから…。
:07/06/25 23:14
:F902i
:☆☆☆
#271 [とう]
あげです(´ω`*)
:07/06/26 18:23
:SO903i
:☆☆☆
#272 [
]
とうさん

あげありがとう

:07/06/26 19:23
:F902i
:☆☆☆
#273 [
]
でもどこか胸が苦しい。
直に抱かれる度、
わたしの中の直の存在が
大きくなっていく…
直を想う数だけ
わたし達はひとつにはなれないのだと
思い知らされる。
:07/06/26 19:26
:F902i
:☆☆☆
#274 [
]
直…
もしわたしが
いなくなったらどう思う?
わたしを捜してくれる?
聞きたくて
聞けなくて
直の気持ちを知るのが怖くて
愛の言葉を言ってもらえるなんて
夢のまた夢………
:07/06/26 19:34
:F902i
:☆☆☆
#275 [
]
ある日のこと─
「─で、猫から人間になってどれくらいたつ?」
いきなり市ヶ谷くんが聞いてきた。
「え…えーと……もう少しで3ヶ月…。」
市ヶ谷くんとあまり親密にすると
直に怒られるので
わたしは一線引いて接していた。
:07/06/26 19:55
:F902i
:☆☆☆
#276 [ぱなっぷュ]
あげちゃいます
:07/06/27 15:27
:W51P
:☆☆☆
#277 [
]
ぱなっぷさん

あげありがとう

:07/06/27 15:41
:F902i
:☆☆☆
#278 [ぱなっぷュ]
今日は調子悪くて早退したんで暇なんですι主さんの小説が読みたいです♪
:07/06/27 15:46
:W51P
:☆☆☆
#279 [
]
「…やばいな。時間がない」
「え??何の話?」
わたしが問いかけると
市ヶ谷くんはため息をついた。
「ハァ…やっぱ知らなかったか。あのな、人間でいられる期間は3ヶ月なんだ。」
「3ヶ月…?じゃあそれを過ぎたらどうなるの?」
わたしは続きを急かす。
:07/06/27 15:46
:F902i
:☆☆☆
#280 [
]
「選択肢は3つ。」
──────
・そのまま3ヶ月を過ぎても何もしなければ
今までの記憶をなくし
猫に戻る。
・3ヶ月過ぎるまでに
猫に戻りたい!と強く願えば、記憶はそのままで猫に戻る。
・3ヶ月過ぎるまでに
人間になりたい!と強く願えば、記憶はなくすが一生人間でいられる。
──────
:07/06/27 15:56
:F902i
:☆☆☆
#281 [
]
「要するに3ヶ月はお試し期間ってわけ。」
何がなんだか…よくわからない…
頭パンクしちゃいそう…
でもとにかく3ヶ月過ぎるまでに
決めなくちゃいけないってこと。
:07/06/27 15:58
:F902i
:☆☆☆
#282 [
]
………ちょっと待って。
3ヶ月………って……
わたしは必死に数える。
「あと…一週間…」
:07/06/27 15:59
:F902i
:☆☆☆
#283 [
]
「─…まぁ、最後に決めるのはお前だからな。」
市ヶ谷くんの言葉は
耳に入らなかった。
どれを選んだって
直とは離れることになる……
:07/06/27 16:06
:F902i
:☆☆☆
#284 [
]
猫に戻ったって
直と話すことはできない。
人間になったって
直のことは忘れてしまう…
わたしは……
どうすればいいの…!?
:07/06/27 16:08
:F902i
:☆☆☆
#285 [
]
時間は刻一刻と迫っている。
こんな時に限って
時間が流れるのは早くて……
気がつけば期日の3日前になっていた。
そしてわたしは……
一つの答えを出した。
:07/06/27 16:25
:F902i
:☆☆☆
#286 [
]
───……
その日わたしは家で
直の帰りを待った。
「ただいま」
「おかえりなさいっ‥
直‥あのね‥」
「なんだ?」
直はネクタイをゆるめながら
視線をこちらに向ける。
:07/06/27 16:33
:F902i
:☆☆☆
#287 [
]
直のまっすぐな瞳がわたしを捕らえる。
全てを見通してしまいそうな瞳‥……
「わたし…この家出ようと思うの…」
「…何を言い出すのかと思えば…バカバカしい」
「本気だよっ…!」
:07/06/27 16:36
:F902i
:☆☆☆
#288 [
]
「行く当てはあるのか?」
「しばらくは…友達のところに…」
ほんとは行く当てなんてない……
「家を出るなんて許さん。」
「もう決めたの!!わたしの勝手でしょ?!」
わたしは声を荒げた。
:07/06/27 16:40
:F902i
:☆☆☆
#289 [
]
「直といるとツライの…毎晩あんな…いやらしいことして…もう嫌なの…」
嘘…
ホントはこんなこと
言いたくないの……
「デカイ口をたたくようになったもんだな…」
「わたしのことはもう…ほっといて……」
:07/06/27 16:43
:F902i
:☆☆☆
#290 [
]
違う…
こんなの本心じゃない…
「─勝手にしろ。所詮お前は玩具に過ぎん。」
─え…………。
直の言葉が胸に突き刺さる。
:07/06/27 16:50
:F902i
:☆☆☆
#291 [ぱなっぷュ]
ドキドキ(((゜д゜;)))
:07/06/27 16:50
:W51P
:☆☆☆
#292 [
]
「男に足を開くしか能のないやつがここを出てどうやって生きていくんだ?」
「直………」
わたしのこと
そんな風に…
わたしの瞳から涙が溢れた。
:07/06/27 16:53
:F902i
:☆☆☆
#293 [
]
「人形は人形らしく足だけ開いてろ…。」
「……っ…」
わたしはソファに置いてあったクッションを直に投げつけた。
「直なんてっ……だいっきらい……!!」
わたしは勢いよくドアを開け外に飛び出した。
:07/06/27 17:00
:F902i
:☆☆☆
#294 [
]
止めどなく溢れる涙。
直がわたしのことを
あんな風に思っていたなんて………
玩具。
人形。
それがわたしの
存在価値。
悲しくて空(ムナ)しい…
直との別れ。
:07/06/27 17:03
:F902i
:☆☆☆
#295 [
]
どれくらい走っただろうか。
気がつくと市ヶ谷くんの住むマンションの前まで来ていた。
頼りたくないけど…
わたしの気持ちを一番に理解できるのは
彼なのかもしれない。
:07/06/27 17:04
:F902i
:☆☆☆
#296 [
]
インターホンをならす。
「はい─………って、お前か」
「………」
「…入れよ」
わたしが無言でうつむいていると
何かを察したのか
部屋に入るよう促(ウナガ)した。
「…どうせあの男と何かあったんだろ?」
:07/06/27 17:08
:F902i
:☆☆☆
#297 [
]
痛いところをつかれ、
わたしは小さくうなずいた。
「お前はどんな答えを出したの?」
「わたしは…猫に戻ることにしたの…
直のこと忘れたくないから……」
直と抱き合うことも
一つになることもできないけど
どうしても忘れたくない……
:07/06/27 17:11
:F902i
:☆☆☆
#298 [
]
「けど……」
けど直は……
わたしのこと……
言いかけて、また涙が出てきた。
「とりあえず今日は泊まってけよ。行くとこねぇんだろ」
市ヶ谷くんの言葉に
わたしは少し笑った。
「市ヶ谷くんて…優しいのかひどいのかわかんないね」
:07/06/27 17:14
:F902i
:☆☆☆
#299 [
]
「うるせー。…まぁ、気持ちはわからなくもないからな…」
一瞬、遠い目をした市ヶ谷くんを見て、
もしかして彼も
同じような思いをしたことがあるんじゃないか…
なんて思った。
:07/06/27 17:19
:F902i
:☆☆☆
#300 [
]
「市ヶ谷くん…起きてる?」
「…んー?」
わたしはベッドに
市ヶ谷くんはソファに横になった。
「わたし…思うの。憎しみはまた新たな憎しみを生んでしまうんだって。
妹さんは可哀想だと思う…でも、誰かが憎しみを抑えないと終わりはこない…」
:07/06/27 17:24
:F902i
:☆☆☆
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