淫ら
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#201 [あゆみ]
今日ゎもう寝ます
:07/06/17 02:01 :SH902iS :☆☆☆
#202 [あい]
:07/06/17 02:06 :D902i :☆☆☆
#203 [☆]
たくさんの更新お疲れ様でした
:07/06/17 02:06 :SH903i :☆☆☆
#204 [あゆみ]
目が覚めたので更新します(、_`)ノ笑
「あ〜そーだねえ」
「たくみ先輩から聞いたけど―」
言いかけたところでこうが言葉を遮った
「でも!
今はあゆみだから
昔なんてどーでもいーぢゃんッ」
:07/06/17 06:39 :SH902iS :☆☆☆
#205 [あゆみ]
こうはそう言うとあたしにキスをした
あたしに覆いかぶさるようにして上に乗ると
スエットをめくった
こうは何も言わずにあたしの胸を見つめている
「なに?」
何も答えずこうは乳首をくわえた
「こう‥」
こうは何も言わず乳首を刺激した
「ァッ‥」
漏れる声
あたしは足の間がドクドクいうのがわかった
:07/06/17 06:48 :SH902iS :☆☆☆
#206 [あゆみ]
「あゆみ‥」
パンツを下ろし片手であたしの割れ目をなぞり
少しずつ指を入れる
「ァッンッンッン〜」
あたしは目をつぶりただ声を上げた
こうはそんなあたしを見てサッと下を脱いだ
あたしはそれをガッと掴み思いきり揺らした
:07/06/17 06:53 :SH902iS :☆☆☆
#207 [あゆみ]
こうはあたしの中から手を抜き寝転ぶ
あたしはあごを上下させこうを見た
うっすら目をあけたこうがこっちを見ている
「あゆみ‥」
時々名前を呼ばれた
あたしはそのまましゃぶり続けた
ジュル‥ジュル‥ッ
こうがビクッとした
「ぁッァッ‥イク!!!!!!」
こうの中から出た白い液体は
そのままあたしの口に溢れた
:07/06/17 06:59 :SH902iS :☆☆☆
#208 [キャバ娘○○]
まぢこの小説ェロでィィですね
めちやはまります!!
更新がンばッてくださいね
:07/06/17 07:01 :D702i :☆☆☆
#209 [あゆみ]
こうがティッシュを持ってきてあたしの口に当てた
「わりィー苦しいよなあ
吐けッ」
あたしはこうを見つめた
そして一気にゴクンと飲みこうに笑ってみせた
「のんぢゃった♪」
「え゛!!!!」
こうはティッシュを握り驚いていた
:07/06/17 07:03 :SH902iS :☆☆☆
#210 [あゆみ]
キャバ娘サン
ありがと
頑張ります
あたしはこうの体を倒し、上に重なった
「こう重い〜?」
こうの胸に耳を当て心臓の音を聞く
「あゆみ‥‥
はめて?」
こうは我慢できない感じにあたしを見た
「あッ」
あたしは急いでこうのものを自分の中にさした
:07/06/17 07:08 :SH902iS :☆☆☆
#211 [あゆみ]
「んッ‥」
こうは腰を振り始める
「ンッンッァァッ‥」
あたしもそのリズムにあわれてこうの上で揺れた
?!
いきなりこうが起き上がりあたしに自分のものを刺したまま立った
あたしはこうに抱っこされたまま
こうはあたしを揺らした
:07/06/17 07:11 :SH902iS :☆☆☆
#212 [あゆみ]
こうのものが自分のなかで激しく動く
「ァッァンッンッンッ‥‥!!」
こうは激しさを増しあたしは絶頂をむかえた
「ハァ‥ハァハァ‥!!」
こうも絶頂を迎え、あたしの奥に自分のものを押し付けたまま動きが止まった
こうが自分のものをあたしからぬくと白い液体がいっぱいついていた
あたしの割れ目からにはあまり付いていない
:07/06/17 07:16 :SH902iS :☆☆☆
#213 [あゆみ]
「奥まで入っちゃった?」
こうがいきなりあたしの割れ目を手で開きながらいった
見ると白い液体がたまっている
あたしはそのままパンツをはき布団にくるまった
こうも服を来て布団に入った
「んッ!!」
あたしの体をクルッと自分の方に向けあたしの頭を胸に押し付けた
「こう苦しい〜」
苦しくてこうから離れようとした
けれどすぐこうの力で引き寄せられてしまう
:07/06/17 07:23 :SH902iS :☆☆☆
#214 [あゆみ]
「俺んとこ来てくれてありがと‥
めちゃめちゃ嬉しかった」
こうが言った
顔は見えないけどあたしを包む腕の力が強かった
あたしは同じくらい強く、こうを抱きしめ返す
「ありがと」
あたしがそう言うとこうが深呼吸してあたしを動かしおでことおでこをくっつけた
明日目が覚めたら
きっとこうはいない
オムライスはこうが帰ってくるとき
作って待ってよう
あたしはこうが離れないように強く抱きしめて眠りについた
:07/06/17 07:30 :SH902iS :☆☆☆
#215 [あゆみ]
「ん〜‥ん?!」
目が覚めると隣にはこうがあたしの胸に顔を埋めて寝ていた
なんでこうがいるの?!
仕事ないのかな?
あ!!ぢゃあオムライス作ろう!
そう思って立ち上がろうとしたが
こうが抱き着いてきて立てなかった
「ん〜ッ」
こうはあたしの胸に顔を埋めたままゴソゴソ動いた
:07/06/17 07:35 :SH902iS :☆☆☆
#216 [我輩は匿名である]
gif 4KB
:07/06/17 07:36 :W44K :☆☆☆
#217 [あゆみ]
「も〜」
あたしの体に絡まったこうの手をどけようとした
?!
こうは強くあたしの手を跳ね退けスエットをめくって乳首を吸った
赤ちゃんか
!!と思いながら
あたしはこうのものを掴んだ
:07/06/17 07:38 :SH902iS :☆☆☆
#218 [あゆみ]
こうはあたしを抱きしめる手を緩め
あたしはその隙にベットから出た
「あゆみ〜?」
ちょうどオムライスが出来上がるころ
ベットからこうの声が聞こえた
:07/06/17 07:40 :SH902iS :☆☆☆
#219 [あゆみ]
「あッ起きた〜?」
あたしはこうのところに走って行き目を閉じたままのこうの唇にキスをした
こうは眠気が飛んだらしくパッチリと目を開けた
「何このいい匂い‥」
こうが周りを見て言った
「待ってね!
もうすぐだからッ」
あたしは台所にかけていきまた料理を続けた
:07/06/17 07:44 :SH902iS :☆☆☆
#220 [あゆみ]
こうがベットから出てあたしの後ろで足をとめると
後ろからあたしを抱きしめた
「うまそ〜」
あたしはドキドキしながら包丁を動かす
「今日仕事は?」
「あ〜今日休み」
まぢッ?!
「ぢゃああたしも学校休む!今日は一緒にいよッ」
あたしは振り返り笑顔でこうに言った
「だーめ
おまえはこの後学校行くの」
:07/06/17 07:48 :SH902iS :☆☆☆
#221 [あゆみ]
こうはあたしのおでこを指で弾いた
「やだやだやだやだー
」
あたしはこうの胸をポカポカ叩いた
「いてえよ
」
こうはあたしの手首を掴むとあたしを見下ろした
こう見るとあたしはこうよりずっと小さい気がした
:07/06/17 07:51 :SH902iS :☆☆☆
#222 [あゆみ]
愛しい‥
この気持ち、どうしたら伝わるんだろう‥
あたしは伝える術を知らない
ゆっくりとこうに抱き着いた
こうもあたしの頭に手を当て髪を撫でる
こう‥
これ以上の幸せはないよ
:07/06/17 07:54 :SH902iS :☆☆☆
#223 [みぃ]
もぅ更新されてる
もしよかったら、感想板とか作っていただけると嬉しいです
図々しくてすみません
:07/06/17 07:57 :SH903i :☆☆☆
#224 [あゆみ]
あたしは料理を並べた
こうと初めて食べる朝ごはん
これからはこうにいろいろ食べさせてあげなくちゃ
そう思った
テレビを見ながら朝ごはんを食べる
普通の夫婦みたい
あたしはこうが旦那ならいいのにな〜
そんなことを考えた
:07/06/17 07:58 :SH902iS :☆☆☆
#225 [あゆみ]
:07/06/17 08:03 :SH902iS :☆☆☆
#226 [あゆみ]
ご飯を食べ終わって
あたしが片付けをしていると急いでこうがやってきた
「いーよやんなくて
学校行くよ」
やっぱだめか‥
こうがまあいっかと言ってくれるような気がしていたけど
こうは学校へいかすつもりだ
こうはサッとあたしからスエットを脱がせるとあたしに制服を着せた
ヘルメットを2つ持ち1つをあたしに被らせた
「行くよ」
そう言うとあたしの鞄を片手に玄関へ歩き出した
:07/06/17 08:11 :SH902iS :☆☆☆
#227 [あゆみ]
「あ、待って!!」
「何?」
こうが足をとめる
「鍵ほしい」
あたしは勇気をだして言ってみた
「ああ」
そう言うとこうは部屋に行き戻ってくると
あたしの手に鍵を握らせた
「なくすなよ」
「うん!」
:07/06/17 08:13 :SH902iS :☆☆☆
#228 [あゆみ]
そのまま家を出てエレベーターに乗り、
こうのバイクにまたがった
もっと一緒にいたかったなあ‥
時計を見ると9時半
明らか遅刻だった
こうにしがみつき風を浴びた
あっという間に学校につきこうは校門であたしをおろした
「行けよ」
あたしはこうを見つめる
こうはそれを読み取ったようにあたしの唇にキスをした
「メールするねーッ」
てを振りあたしはこうと別れた
:07/06/17 08:19 :SH902iS :☆☆☆
#229 [あゆみ]
クラスに入るとさきが笑顔であたしを見た
休み時間、
さきにこうのことを話した
「たくみ先輩の友達なんだあ!!
てことは今年19?」
「そうみたい♪」
「へえ〜
今度会いたいなあ」
「えー身長とかちっちゃいし会ってもつまんないよぉ」
「何aなのッ?!」
:07/06/17 08:29 :SH902iS :☆☆☆
#230 [あゆみ]
「168
」
「ぢゃああゆみと5aしか変わんないぢゃん!!」
「うるさいな〜」
そう
あたしは163aで女にしては大きい方だった
あたしはこうが小さくても嫌ぢゃないけど
こうはどうなのかな
ふとそんなことを思った
:07/06/17 08:31 :SH902iS :☆☆☆
#231 [あゆみ]
「へえ〜
たくみ先輩がいたころは
2人ともモデルみたいでお似合いだねーってみんな話してたのにねッ」
たくみ先輩‥
さきはたくみ先輩とあたしにあった出来事を知らないからしかたないけど
たくみ先輩のことは思い出したくなかった
あたしは話しをそらしてその場を盛り上げた
:07/06/17 08:35 :SH902iS :☆☆☆
#232 [あゆみ]
たくみ先輩、あれからどうしてるかな
大丈夫かな
たくみ先輩のことだから
きっと新しい彼女見つけて楽しくやってるよね
そんな風に軽く受け止めていた
:07/06/17 08:41 :SH902iS :☆☆☆
#233 [我輩は匿名である]
:07/06/17 09:06 :N702iD :☆☆☆
#234 [あゆみ]
それからあたしは放課後、こうの家に行くことが日課になった
あたしは必ずこうより先に合い鍵で家に入り
ご飯を作って待っていた
平日はほぼ毎日、
土日はこうは仕事だから家でくだくだしたり
家に帰ってからまた着たりした
:07/06/17 13:02 :SH902iS :☆☆☆
#235 [あゆみ]
〜〜〜♪
「ん〜」
テレビの音がかすかに聞こえ、あたしは目を覚ました
「あゆみ何時から寝てたあ〜?
軽く5時間は寝てるぞ」
時計を見ると12時
きっとこうは7時からずっとあたしを起こさずにいたんだ
:07/06/17 13:06 :SH902iS :☆☆☆
#236 [あゆみ]
「ごめん!
ご飯どうする?
あたし何も用事して―」
言いかけると目の前のちゃぶ台に
ピザと焼きそばが置いてあった
「冷めちゃったけど
食えよ」
あたしは箸を持ちご飯を食べた
冷凍ピザに具のない焼きそば
だけどこれがこうが初めてあたしに作ってくれた料理だった
:07/06/17 13:10 :SH902iS :☆☆☆
#237 [あゆみ]
「うまいか?」
こうがあたしを見た
「微妙〜」
「まぢィ〜
俺の努力があー」
ふっ笑
こうは単純で純粋なところが多かった
お茶碗も箸も2つに増えた
あたしのものがこの部屋に増えて行く
一つのお風呂に一緒に浸かって
一つの布団で夜を迎える
腕まくらをずっとしてほしくて、枕はいらないと言った
:07/06/17 13:17 :SH902iS :☆☆☆
#238 [あゆみ]
あたしたちは毎日1つになった
こうの細い体に抱きしめられると、安心できた
幸せになれた
あたしはこうと出会ってから2ヶ月が過ぎた
たくみ先輩はあれから1度も学校に来なかった
:07/06/17 13:21 :SH902iS :☆☆☆
#239 [あゆみ]
1年前はたくみ先輩は学校にいて、
廊下で会うとなにかとちょっかいを出して
毎日楽しかった
だけどいまゎもういない
OBとして部活にもこない
あたしはこうを選んだんだから、仕方ないんだよ
あのあとるみはたくみ先輩からの返事がなく、
今は違う人と付き合っているらしい
だいき先輩は、こうの家にいると時々やってきて
3人で呑んだりした
携帯に付いてるプリクラをみたら
だいき先輩の妹のあゆみちゃんはとても可愛かった
:07/06/17 13:26 :SH902iS :☆☆☆
#240 [あゆみ]
「ぜってー将来いい女になるぜ」
「はいはい♪」
だいき先輩は妹をすごく可愛がっているみたいだった
:07/06/17 13:27 :SH902iS :☆☆☆
#241 [あゆみ]
「あゆみ〜今日の夜ホスト行くんだけどー、一緒に行かない?!」
高校ですごく仲のいいさちが話しかけて来た
「ごめん興味ないやあ〜」
さちは少し前までポッチャリしていたのに今ではあたしより細いくらい
激ヤセしていた
奥二重だった目をアイプチで大きくし、肌を焼いていた
最近へそピを開けたと見せてきた
「あ!ぢゃああたし出すよ〜今日一緒行く人いなくて〜お願いッ」
はあ‥
あたしは仕方なく着いていくことにした
:07/06/17 13:38 :SH902iS :☆☆☆
#242 [あゆみ]
ホストなんて行ったことない
第一あたしは好きぢゃない
夜の9時にさちと駅で待ち合わせをした
「お待たせ〜」
さちは胸や肩、足がグッと開いたドレスをきていた
髪はアップにしてあげている
「さちすごいッ
あたしこんなんでいーのかな?!」
あたしはキャミ1枚とジーパンだった
:07/06/17 13:41 :SH902iS :☆☆☆
#243 [あゆみ]
「だいぢょぶだょぉ
ぢゃあ行こ行こッ」
さちの手があたしの手を引いた
肌はキラキラし、爪はすごい長いつけづめ
さちはいつからこうなったっけ?
「ROSE」とかかれたホストクラブに着いた
:07/06/17 13:44 :SH902iS :☆☆☆
#244 [あゆみ]
「小牧様ですね
ご指名どうなさいますか?」
受け付けの幼い感じのホストが話しかけて来た
「龍とたくみは?」
さちが答える
たくみ?偶然だよなと勝手に思った
案内された席につき待っていると一人の男がやってきた
:07/06/17 13:47 :SH902iS :☆☆☆
#245 [あゆみ]
「あゆみサンっすか?
はじめまして
龍です」
「龍〜おひさー♪」
さちが龍と言う男に抱き着く
「はい。小池あゆみです」
とりあえず挨拶をした
「待ってね、たくみもうすぐ来るから」
そう言うとさちは龍の腕を取り、足を組んでお酒をのみはじめた
:07/06/17 13:50 :SH902iS :☆☆☆
#246 [あゆみ]
あたしが一人携帯をいじっていると
隣に誰かが座った
「久しぶり」
声と同時に左を向く
一瞬言葉を失った
久しぶりに見たたくみ先輩はロン毛で、いかにもホストって感じだった
:07/06/17 13:54 :SH902iS :☆☆☆
#247 [あゆみ]
「たくみ先輩‥」
あたしはたくみ先輩の方を見て
「あ、たくみって呼んで?」
あたしはTAKUMIと書かれた名刺をもらった
:07/06/17 13:56 :SH902iS :☆☆☆
#248 [あゆみ]
「たくみ先輩、大丈夫?」
「先輩てよぶなって
大丈夫て何が?」
たくみ先輩はあたしの頭のうしろに腕を回した
「なんでホスト?」
「別に〜
かせげるし?
今日はさちに言ってあゆみを連れてこさせたんだ
こうは、元気か?」
どこかぎこちない
だけどたくみ先輩が元気そうで嬉しかった
たくみ先輩は前のハイテンションな感じから少し冷めた感じのクールな感じになっていた
「たくみ先輩来ないから、サッカー部の高橋が寂しがってたよ」
「そうか」
「あたしね、料理大分上手くなったんだよ」
たくみ先輩は微笑みながら聞いていた
:07/06/17 14:05 :SH902iS :☆☆☆
#249 [あゆみ]
たくみ先輩はあたしを連れて来させたくせに
特にいろいろ話さなかった
なんで呼び出したのかな
相変わらずさちは龍サンといちゃいちゃしていた
:07/06/17 14:10 :SH902iS :☆☆☆
#250 []
:07/06/17 15:22 :SH700i :☆☆☆
#251 []
:07/06/17 16:08 :F902iS :☆☆☆
#252 [我輩は匿名である]
:07/06/17 16:18 :N902i :☆☆☆
#253 [夢架]
:07/06/17 16:41 :W42H :☆☆☆
#254 [あゆみ]
続き*
「ほら〜さち帰るよぉ」
さちはヘロヘロによっていた
あたしはほろ酔いくらいで意識はしっかりしてる
「龍また連絡してね〜
ぢゃないとさち死んで呪ってやるからぁ〜‥」
「こえーことゆうなよー」
龍は笑いながらさちをおんぶした
「龍サンお酒強いんだね♪」
あたしはさちにバンバンのまされていた龍サンを思い出した
「あ?あんなん慣れっすよ」
余裕な面持ちで答える
:07/06/17 17:24 :SH902iS :☆☆☆
#255 [あゆみ]
「てかあたしなんかに敬語ぢゃなくていいよ
龍サン何歳なの?」
「へ?ああ、
俺まだ16ですよ」
え〜!!!!
あたしは純粋に驚いた
16って‥大人びてるなあ!!
「てかあたしにそんなこと言っていいの?!
16って違法でしょ?」
龍サンはふふっと笑って答えた
「あゆみサンは絶対言わないよ
さちの泣いてる顔見たくないでしょ?」
あたしは事実をつかれたようで悔しかった
けど実際あたしがばらしたところで何の特もない
:07/06/17 17:29 :SH902iS :☆☆☆
#256 [あゆみ]
「わりィあゆみ!!」
店を出たところで
振り返るとたくみが走ってきた
「客に捕まっちゃってさ
てかあゆみ来たけりゃいつでも来いよ」
「てか今日何であたしを呼んだの?」
「ただ‥
あゆみの元気な顔が見たくなっただけだよ
おまえも頑張れよ」
たくみ先輩が笑顔で答えた
「うん」
たくみ先輩は切ないくらい優しかった
:07/06/17 17:34 :SH902iS :☆☆☆
#257 [あゆみ]
さちはタクシーで帰ってった
あたしはまだ足もしっかりしていたので電車でかえることにした
たくみ先輩、
元気そうで安心したな
:07/06/17 17:36 :SH902iS :☆☆☆
#258 [あゆみ]
プルルルルル‥プルルルルル‥
たくみの携帯に電話がかかる
―着信:さち―
「はいはーい♪」
「たくみ例のあれどーした?」
「おまえ脳みそ大丈夫〜?
財布見てみろよ」
たくみはまだ営業中
夜の世界はまだまだこれからだった
電話を片手に女の髪を撫でる
「たくだあれ〜?」
女の甘い声がさちの耳に入る
:07/06/17 17:42 :SH902iS :☆☆☆
#259 [あゆみ]
「まだ店かよ?」
さちは頭痛がして不機嫌そうに聞く
携帯を耳と肩で挟んで財布を探した
「まーね
営業中♪」
「はッ」
さちは鼻で笑った
「あゆみ連れてけばまたこれくれる?」
さちは財布にあった透明の袋に入った白い粉を眺めた
:07/06/17 17:47 :SH902iS :☆☆☆
#260 [あゆみ]
1ヶ月前、さちはたまたまコンビニで出会った龍に恋をした
痩せて、キャバをはじた
そのお金で龍に貢ぐ
だけど頑張っても龍は振り向いてはくれない
寂しさと辛さから開放されたくて
さちはたくみから薬を買うようになった
「あゆみならもう誘ってもこねえよ」
たくみがたばこに火をつける
:07/06/17 17:51 :SH902iS :☆☆☆
#261 [あゆみ]
「‥‥いくらとんの?」
さちは金額を聞いた
「15」
たくみの返事にため息をつく
「わかった」
さちは電話を切り外を眺めた
:07/06/17 17:53 :SH902iS :☆☆☆
#262 [あゆみ]
―――――――――
「たくみサン‥」
「なんだよ」
女に手を握られてるたくみの前に龍が立つ
「帰り、話しませんか?」
真剣な顔でたくみに尋ねた
「わかった」
たくみは一瞬だけ龍をチラリと見ると女の顔に視線を戻した
:07/06/17 17:57 :SH902iS :☆☆☆
#263 [あゆみ]
「たくみサンッ!!」
たくみが控室でたばこを吸っていると龍がやってきた
「なーにまだいたの?」
たくみがだるそうに答える
「さちのこと、黙ってて貰えませんか?」
たくみはふーっと煙りをはいた
「おまえそんなにクビにされたいの?」
「‥‥‥」
龍はうつむいた
:07/06/17 18:02 :SH902iS :☆☆☆
#264 [あゆみ]
たくみの勤めるホストクラブは
客とプライベートで関係を持ったのがばれるとクビになる
だけど1ヶ月前さちが龍を尋ねてここにきたとき
龍がさちに連絡先を教えていたのを
たくみは見逃さなかった
そう、龍もさちが好きだった
けれどクビにされるわけにはいかなくて、さちに気持ちを伝えられずにいた
:07/06/17 18:06 :SH902iS :☆☆☆
#265 [あゆみ]
「たくみサンさえ黙っててくれたら―」
たくみの怒鳴り声が部屋に響く
「ふざけんな
俺がおまえにそこまでする義理はない」
龍はあることを思い付いた
「たくみサンはあゆみサンがほしいんですよね?」
たくみの動きが止まった
:07/06/17 18:10 :SH902iS :☆☆☆
#266 [あゆみ]
「僕がたくみサンとあゆみサンが上手くいくようにして見せます
それなら僕たちに対して目を伏せていてくれますね?」
たくみは考えていた
「できるならやってみせろよ」
龍はニコッと笑うと
「やってみせます」
と一言言って出ていった
:07/06/17 18:13 :SH902iS :☆☆☆
#267 [あゆみ]
―――――
バタン
扉の開く音がした
「こうお帰り〜」
あたしは仕事から帰って来たこうに思いきり抱き着いた
「あゆみッ♪
どうしたの?
なんかいいことあった?」
こうがあたしの頭を撫でた
今日は何だか気分がよかった
昨日元気そうなたくみ先輩をみたからかな
あゆみはこうに甘えた
:07/06/17 18:18 :SH902iS :☆☆☆
#268 [あゆみ]
ご飯を食べてから
一緒にお風呂に入った
「あゆみはガキみてえだな〜」
こうがあゆみの腰くらいまである長い髪を丁寧に束ねてゴムをした
「こうはお母さんみたいだよねッ♪」
振り返りこうに話し掛ける
「せめてお父さんと言えッ」
こうがあたしのほっぺたを両手で挟む
:07/06/17 18:23 :SH902iS :☆☆☆
#269 [あゆみ]
笑い声がお風呂に響く
お風呂からあがり
2人で乾杯をした
「お疲れ様〜♪」
「あゆみもなッ」
チューハイをゴクゴクのみ気持ちよくなってきたところで
あたしはベット転がった
「あ〜
あゆみだけずりぃ〜」
こうも隣に転がった
笑って横を見ると
こうと目が合った
:07/06/17 18:27 :SH902iS :☆☆☆
#270 [あゆみ]
あたしはゆっくり目を閉じた
あれ?
こうは目を閉じていた
「ちょっと〜
寝ないで〜ッ」
あたしはこうの手を握った
「あッごめん
なんかここんとこ疲れてるみたい」
こうが目を擦る
:07/06/17 18:30 :SH902iS :☆☆☆
#271 [あゆみ]
あたしはこうを抱きしめた
「んッ」
こうがあたしのスエットに顔をいれ乳首をなめる
「疲れてんぢゃなかったのぉ?」
あたしはこうの髪を撫でた
「ちょっとだけ‥」
やっぱ眠そうにこうが答えた
:07/06/17 18:33 :SH902iS :☆☆☆
#272 [あゆみ]
あたしはこうの背中をさすった
肩から腰まで手を往復させていると
こうがビクッとした
ん?
あたしは立ち上がり寝ているこうの服をめくった
「なんだよ」
こうが薄目を開けてあたしを見上げた
「‥ここどーしたの?」
あたしはこうの背中の端っこにある青あざを指差した
「ああ、ちょっと打っただけ」
こうはめくられたスエットをなおそうとした
:07/06/17 18:37 :SH902iS :☆☆☆
#273 [あゆみ]
あたしはその手を止めて
あざに顔をちかずけた
痛そう‥
痛いよね
あたし舐めたりキスをした
こうはそんなあたしを見て微笑みながら髪を撫でた
久しぶりに、
あの泣き出しそうなこうの顔をみた
:07/06/17 18:39 :SH902iS :☆☆☆
#274 [あゆみ]
「あゆみ‥好き
大好き」
いきなり言われてあたしは顔を赤らさめた
「どこにも行かないで‥
‥ずっと
俺の傍にいて」
あたしはそのままこうに抱かれたままじっとしていた
こう‥
あたしも同じ気持ちだよ
こうは不安になったのか
あたしの体じゅうに自分の印をつけた
あたしにこうが刻まれていく
:07/06/17 18:43 :SH902iS :☆☆☆
#275 [あゆみ]
気付いたら朝だった
朝になるといつもこうは隣にいない
昨日のことが夢だったようにも思えてしまう
確かにこうの家にいても
こうが脱ぎすてたスエットが温かくても
どこか寂しい
だけど着替えるときに
自分の体にこうが付けた愛の跡をみると安心できた
夢ぢゃない
こうがあたしにそう言っているかのように‥
:07/06/17 18:47 :SH902iS :☆☆☆
#276 [みいこ]
頑張ってくださいmx
こうとあゆみは
離れてほしくないよお―…
(セ-ωq)・.°
:07/06/17 18:50 :W44T :☆☆☆
#277 [あゆみ]
あたしはこうの家から直接学校に行った
「小池〜!」
後ろから誰かがやってきた
隣のクラスの高橋だ
高橋はたくみ先輩と1番仲のいい後輩(あたしとはタメ)でばかで明るい奴だった
一部の女子はうるさいとブーイングをとばしていたけど
高橋は社交的で友達は多いしあたしも結構好きなタイプだった
「おぁよッ♪」
:07/06/17 18:54 :SH902iS :☆☆☆
#278 [あゆみ]
「たくみ先輩長谷部の駅前でホストやるって知ってた?!」
「あーうん
こないださちと一緒にいってみた」
「まぢー?!
たくみ先輩かっこいいからぜってーホスト似合うよな!!」
高橋が興奮気味に話しかける
「あーなんか大分落ち着いてたよ♪」
「えー!!
もしかして小池、たくみ先輩に貢いぢゃってるとか?!」
高橋がニヤニヤしてあたしをみた
:07/06/17 18:58 :SH902iS :☆☆☆
#279 [あゆみ]
「違うよ!
さちに誘われたから行っただけだよ」
「冗談だっつーのッ☆」
高橋は八重歯をみせてニカッと笑った
「てゆーか大谷もすげーよなあ!!
あいつも長谷部のハニーズでキャバやってんだろ?」
は?さちがキャバ?
あたしは耳を疑った
:07/06/17 19:01 :SH902iS :☆☆☆
#280 [あゆみ]
みいこサン
読んでくれて
ありがと
結末ゎ
(言っていいのか
わからないけど)
ハッピーエンドに
する予定だよっ
:07/06/17 19:02 :SH902iS :☆☆☆
#281 [あゆみ]
「え‥
もしかしておまえ知らなかった?!
サッカー部のやつが夜ハニーズから大谷が出てくるの見たってゆーし
本当らしーぜ」
さち‥
なんで言ってくれなかったの?
「そーなんた゛あ‥」
あたしはただ聞いてるだけだった
「まあたくみ先輩に会ったら俺が会いたがってたって言っといてよ♪」
高橋は呆れるくらいたくみ先輩になついてた
「高橋ってもしかしてこっち?」
あたしは左手を右のほっぺたに付けた
「ばかッ!!ちげーよ」
:07/06/17 19:08 :SH902iS :☆☆☆
#282 [あゆみ]
高橋は目をまるくして真剣に首を振った
「うそうそッ♪
てか1限始まるよ☆」
あたしはそのまま高橋と別れ自分の教室に向かった
さちと話したい
あたしはさちと放課後
一緒に帰ることにした
:07/06/17 19:10 :SH902iS :☆☆☆
#283 [みいこ]
ホンマですかイ笑
毎日チェックします!
xd∀`)フ゛
頑張ってください咐x+゜
:07/06/17 19:13 :W44T :☆☆☆
#284 [あゆみ]
「さ〜ちッ」
さちのクラスに行くと3人のギャルのこたちの中に
さちが鏡を片手にマスカラを塗っていた
「ぉ〜あゆみ
ちょいまったあ!!
マスカラが上手くぬれないのさあ↓」
さちがあたしに気付き話し掛ける
「さちあたしの使う?」
ギャルの一人がさちに自分のマスカラを渡した
「このこが"あゆみ"?」
その子は黒く縁取られた目をあたしに向けた
:07/06/17 19:15 :SH902iS :☆☆☆
#285 [あゆみ]
みいこサン
ありがと
頑張るね(、∀`)
「あたしまりえ
こいつがよしこで
あいつがゆき」
まりえと言うギャルの子はあたしに軽く笑顔を見せながら
ショートの耳に輝くピアスを揺らして言った
それからさちと一緒に教室を出て駅に向かった
:07/06/17 19:19 :SH902iS :☆☆☆
#286 [あゆみ]
「どこ行くよー?」
さちが話しかけてきた
「‥‥‥」
「あゆみどーしたの?」
さちがあゆみの顔を覗き込む
「さち、あたしに隠してることない?」
「え?」
さちがキョトンとした
「ハニーズでキャバやってるって本当?」
あたしは顔をしかめて聞いていた
別にさちがキャバをやっていても不思議ぢゃないけど
あたしに話してくれなかったことが悲しい
:07/06/17 20:16 :SH902iS :☆☆☆
#287 [あゆみ]
「‥‥‥ごめん」
それからさちは黙り込んでしまった
ふーっと深呼吸をして真剣にあたしの目を見て、さちは話し始めた
「あたし龍に貢いでんの
仕事がない日はほぼ毎日」
え‥‥
さちがそんなに龍にはまってるなんて知らなかった
:07/06/17 20:19 :SH902iS :☆☆☆
#288 [あぃ]
:07/06/17 21:38 :D902i :☆☆☆
#289 []
あげー
:07/06/17 21:57 :P903i :☆☆☆
#290 [あゆみ]
みんな
あげありがとッ
早く完結させたい
☆
続き*
「あははッ
笑っちゃうよね
貢いだって龍はあたしのことなんか
客としか見てないのにね
でも‥それでも龍が好きだから‥」
さちの声が細くなる
つらいよね
辛かったんだね‥
あたしはさちの肩を引き寄せ抱きしめた
:07/06/17 22:11 :SH902iS :☆☆☆
#291 [あゆみ]
さちの肩が奮え始め
泣き崩れてしまった
「さち‥」
さちの肩はいつしかこんなに細くなっていた
前まであたしを包んでくれたさちが今ぢゃ
弱くて‥
頼りなくて‥
「あゆみ〜」
さちはあたしから離れ手で顔を覆った
「ごめん!!」
「いいんだよ」
あたしはさちに手をのばした
:07/06/17 22:15 :SH902iS :☆☆☆
#292 [あゆみ]
「違うのッ
違うんだよ
あたし‥‥」
さちは涙で上手く喋れなそうに
でも必死に何かを伝えようとしていた
「あたしたくみから薬貰ってて‥
ないとおかしくなっちゃって‥‥
あたし‥‥自分が怖い
どうすればいいかわかんないよ」
さちが
たくみから薬?
意味わかんない
何で?
どうして?
何がここまでさちを変えた?
誰がここまでさちを変えた?
:07/06/17 22:19 :SH902iS :☆☆☆
#293 [あゆみ]
「辛かったの‥
たくみに相談したら
ぢゃあ薬でもやれば?って言うから‥
あたし抜け出せなくなっちゃって」
たくみ先輩‥‥
さちを
こんなに変えたのは龍
ならたくみ先輩を変えたのは
あたしですか?
「さち‥
気付いてあげられなくてごめんね
あたし、さちの力になってみせるから
さちは幸せになって」
さちは潤んだ瞳であたしを見上げた
:07/06/17 22:25 :SH902iS :☆☆☆
#294 [あゆみ]
この頃から
全ては変わり始めていた
誰もが幸せになりたい
ただそれだけなのに
誰かを幸せにするには
誰かを犠牲にしなくてはいけないときがある
あたしはさちが落ち着いてから
久しぶりに家に帰った
あたしの知らないうちに
周りは変わっていた
あたしはあることを決意していた
:07/06/17 22:29 :SH902iS :☆☆☆
#295 [あゆみ]
この日からこうの家には
行かなくなった
こうはなぜか
連絡をしてこない
だけどあたしにとってはその方がよかった
あたしの決意が揺らぐ前に
どうか全てが上手く行きますように‥
夜中の11時
あたしは夜のまちに踏み出した
かかとの高いハイヒールに肩のでた丈の短い黒のワンピース
サングラスをかけ
反対側の道路から
ホストクラブ「ROSE」の入口を眺めていた
:07/06/17 22:35 :SH902iS :☆☆☆
#296 [あゆみ]
背の高い金髪のホストが女と一緒に店を出てきた
あたしはそれに気付くと
ゆっくりその場に近づいた
「こんばんは」
男に向かって話し掛ける
「‥‥‥」
男は少しの間あたしを眺めてから自信なさそうに聞いてきた
「あゆみサン?」
あたしはサングラスを外し男に笑顔を向けた
そう、男は龍だった
:07/06/17 22:39 :SH902iS :☆☆☆
#297 [あゆみ]
あたしは龍に仕事が上がる時間を聞き、
隣まちの喫茶店で待ち合わせをすることにした
少しねむくなってきた頃
龍は急いでやってきた
「あゆみサンごめん!!」
「大丈夫♪
龍ちゃん何飲む?」
あたしは龍にメニューを渡した
:07/06/17 22:43 :SH902iS :☆☆☆
#298 [あゆみ]
「龍ちゃんて‥笑
ちょうどよかった
俺もあゆみサンに話があったんだ」
龍は強い瞳であたしを見た
あたしから乗り込んだくせに
龍の自信に溢れた態度を目の前に
あたしは拍子抜けしてしまった
:07/06/17 22:45 :SH902iS :☆☆☆
#299 [あゆみ]
「単刀直入に言うけど‥‥
たくみサンと付き合ってくれませんか?」
は?
龍の作戦は
あたしの作戦とは大分異なるものだった
「俺らのホストクラブはさ、
プライベートて禁止なの
だから今こうしてあゆみサンと会ってるのも違反だし
俺がさちにあど聞いたりしたのも違反なわけ
だからあゆみサンに会うのはちゃんとした理由がある
1歩踏み出すのにリスクは付き物だからね」
:07/06/17 22:50 :SH902iS :☆☆☆
#300 [あゆみ]
龍はコーヒーを飲みながら続けた
「たくみサンだけが
俺の違法に気付てるってわけ
でも俺はホストを辞める気はないし
さちを諦めるつもりもない」
え?
「龍ちゃん、
さちのこと好きなの‥?」
あたしは目を見開いて
龍を見た
龍は顔を赤らさめ
「まーな」
とだけ言った
:07/06/17 22:53 :SH902iS :☆☆☆
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