淫ら
最新 最初 全 
#200 [あゆみ]
「こう、
あたしこうのこと
何も知らない」
あたしは口を開けた
「ん〜?
急にどした?
何知りたいん?」
あたしはこうを見た
「元カノのこととか〜」
:07/06/17 01:59
:SH902iS
:☆☆☆
#201 [あゆみ]
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今日ゎもう寝ます
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:07/06/17 02:01
:SH902iS
:☆☆☆
#202 [
あい
]
:07/06/17 02:06
:D902i
:☆☆☆
#203 [☆]
たくさんの更新お疲れ様でした
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:07/06/17 02:06
:SH903i
:☆☆☆
#204 [あゆみ]
目が覚めたので更新します(、_`)ノ笑
「あ〜そーだねえ」
「たくみ先輩から聞いたけど―」
言いかけたところでこうが言葉を遮った
「でも!
今はあゆみだから
昔なんてどーでもいーぢゃんッ」
:07/06/17 06:39
:SH902iS
:☆☆☆
#205 [あゆみ]
こうはそう言うとあたしにキスをした
あたしに覆いかぶさるようにして上に乗ると
スエットをめくった
こうは何も言わずにあたしの胸を見つめている
「なに?」
何も答えずこうは乳首をくわえた
「こう‥」
こうは何も言わず乳首を刺激した
「ァッ‥」
漏れる声
あたしは足の間がドクドクいうのがわかった
:07/06/17 06:48
:SH902iS
:☆☆☆
#206 [あゆみ]
「あゆみ‥」
パンツを下ろし片手であたしの割れ目をなぞり
少しずつ指を入れる
「ァッンッンッン〜」
あたしは目をつぶりただ声を上げた
こうはそんなあたしを見てサッと下を脱いだ
あたしはそれをガッと掴み思いきり揺らした
:07/06/17 06:53
:SH902iS
:☆☆☆
#207 [あゆみ]
こうはあたしの中から手を抜き寝転ぶ
あたしはあごを上下させこうを見た
うっすら目をあけたこうがこっちを見ている
「あゆみ‥」
時々名前を呼ばれた
あたしはそのまましゃぶり続けた
ジュル‥ジュル‥ッ
こうがビクッとした
「ぁッァッ‥イク!!!!!!」
こうの中から出た白い液体は
そのままあたしの口に溢れた
:07/06/17 06:59
:SH902iS
:☆☆☆
#208 [キャバ娘○○]
まぢこの小説ェロでィィですね
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めちやはまります!!
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更新がンばッてくださいね
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:07/06/17 07:01
:D702i
:☆☆☆
#209 [あゆみ]
こうがティッシュを持ってきてあたしの口に当てた
「わりィー苦しいよなあ
吐けッ」
あたしはこうを見つめた
そして一気にゴクンと飲みこうに笑ってみせた
「のんぢゃった♪」
「え゛!!!!」
こうはティッシュを握り驚いていた
:07/06/17 07:03
:SH902iS
:☆☆☆
#210 [あゆみ]
キャバ娘サン
ありがと
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頑張ります
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あたしはこうの体を倒し、上に重なった
「こう重い〜?」
こうの胸に耳を当て心臓の音を聞く
「あゆみ‥‥
はめて?」
こうは我慢できない感じにあたしを見た
「あッ」
あたしは急いでこうのものを自分の中にさした
:07/06/17 07:08
:SH902iS
:☆☆☆
#211 [あゆみ]
「んッ‥」
こうは腰を振り始める
「ンッンッァァッ‥」
あたしもそのリズムにあわれてこうの上で揺れた
?!
いきなりこうが起き上がりあたしに自分のものを刺したまま立った
あたしはこうに抱っこされたまま
こうはあたしを揺らした
:07/06/17 07:11
:SH902iS
:☆☆☆
#212 [あゆみ]
こうのものが自分のなかで激しく動く
「ァッァンッンッンッ‥‥!!」
こうは激しさを増しあたしは絶頂をむかえた
「ハァ‥ハァハァ‥!!」
こうも絶頂を迎え、あたしの奥に自分のものを押し付けたまま動きが止まった
こうが自分のものをあたしからぬくと白い液体がいっぱいついていた
あたしの割れ目からにはあまり付いていない
:07/06/17 07:16
:SH902iS
:☆☆☆
#213 [あゆみ]
「奥まで入っちゃった?」
こうがいきなりあたしの割れ目を手で開きながらいった
見ると白い液体がたまっている
あたしはそのままパンツをはき布団にくるまった
こうも服を来て布団に入った
「んッ!!」
あたしの体をクルッと自分の方に向けあたしの頭を胸に押し付けた
「こう苦しい〜」
苦しくてこうから離れようとした
けれどすぐこうの力で引き寄せられてしまう
:07/06/17 07:23
:SH902iS
:☆☆☆
#214 [あゆみ]
「俺んとこ来てくれてありがと‥
めちゃめちゃ嬉しかった」
こうが言った
顔は見えないけどあたしを包む腕の力が強かった
あたしは同じくらい強く、こうを抱きしめ返す
「ありがと」
あたしがそう言うとこうが深呼吸してあたしを動かしおでことおでこをくっつけた
明日目が覚めたら
きっとこうはいない
オムライスはこうが帰ってくるとき
作って待ってよう
あたしはこうが離れないように強く抱きしめて眠りについた
:07/06/17 07:30
:SH902iS
:☆☆☆
#215 [あゆみ]
「ん〜‥ん?!」
目が覚めると隣にはこうがあたしの胸に顔を埋めて寝ていた
なんでこうがいるの?!
仕事ないのかな?
あ!!ぢゃあオムライス作ろう!
そう思って立ち上がろうとしたが
こうが抱き着いてきて立てなかった
「ん〜ッ」
こうはあたしの胸に顔を埋めたままゴソゴソ動いた
:07/06/17 07:35
:SH902iS
:☆☆☆
#216 [我輩は匿名である]
gif 4KB
:07/06/17 07:36
:W44K
:☆☆☆
#217 [あゆみ]
「も〜」
あたしの体に絡まったこうの手をどけようとした
?!
こうは強くあたしの手を跳ね退けスエットをめくって乳首を吸った
赤ちゃんか
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!!と思いながら
あたしはこうのものを掴んだ
:07/06/17 07:38
:SH902iS
:☆☆☆
#218 [あゆみ]
こうはあたしを抱きしめる手を緩め
あたしはその隙にベットから出た
「あゆみ〜?」
ちょうどオムライスが出来上がるころ
ベットからこうの声が聞こえた
:07/06/17 07:40
:SH902iS
:☆☆☆
#219 [あゆみ]
「あッ起きた〜?」
あたしはこうのところに走って行き目を閉じたままのこうの唇にキスをした
こうは眠気が飛んだらしくパッチリと目を開けた
「何このいい匂い‥」
こうが周りを見て言った
「待ってね!
もうすぐだからッ」
あたしは台所にかけていきまた料理を続けた
:07/06/17 07:44
:SH902iS
:☆☆☆
#220 [あゆみ]
こうがベットから出てあたしの後ろで足をとめると
後ろからあたしを抱きしめた
「うまそ〜」
あたしはドキドキしながら包丁を動かす
「今日仕事は?」
「あ〜今日休み」
まぢッ?!
「ぢゃああたしも学校休む!今日は一緒にいよッ」
あたしは振り返り笑顔でこうに言った
「だーめ
おまえはこの後学校行くの」
:07/06/17 07:48
:SH902iS
:☆☆☆
#221 [あゆみ]
こうはあたしのおでこを指で弾いた
「やだやだやだやだー
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」
あたしはこうの胸をポカポカ叩いた
「いてえよ
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」
こうはあたしの手首を掴むとあたしを見下ろした
こう見るとあたしはこうよりずっと小さい気がした
:07/06/17 07:51
:SH902iS
:☆☆☆
#222 [あゆみ]
愛しい‥
この気持ち、どうしたら伝わるんだろう‥
あたしは伝える術を知らない
ゆっくりとこうに抱き着いた
こうもあたしの頭に手を当て髪を撫でる
こう‥
これ以上の幸せはないよ
:07/06/17 07:54
:SH902iS
:☆☆☆
#223 [みぃ]
もぅ更新されてる
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もしよかったら、感想板とか作っていただけると嬉しいです
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図々しくてすみません
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:07/06/17 07:57
:SH903i
:☆☆☆
#224 [あゆみ]
あたしは料理を並べた
こうと初めて食べる朝ごはん
これからはこうにいろいろ食べさせてあげなくちゃ
そう思った
テレビを見ながら朝ごはんを食べる
普通の夫婦みたい
あたしはこうが旦那ならいいのにな〜
そんなことを考えた
:07/06/17 07:58
:SH902iS
:☆☆☆
#225 [あゆみ]
:07/06/17 08:03
:SH902iS
:☆☆☆
#226 [あゆみ]
ご飯を食べ終わって
あたしが片付けをしていると急いでこうがやってきた
「いーよやんなくて
学校行くよ」
やっぱだめか‥
こうがまあいっかと言ってくれるような気がしていたけど
こうは学校へいかすつもりだ
こうはサッとあたしからスエットを脱がせるとあたしに制服を着せた
ヘルメットを2つ持ち1つをあたしに被らせた
「行くよ」
そう言うとあたしの鞄を片手に玄関へ歩き出した
:07/06/17 08:11
:SH902iS
:☆☆☆
#227 [あゆみ]
「あ、待って!!」
「何?」
こうが足をとめる
「鍵ほしい」
あたしは勇気をだして言ってみた
「ああ」
そう言うとこうは部屋に行き戻ってくると
あたしの手に鍵を握らせた
「なくすなよ」
「うん!」
:07/06/17 08:13
:SH902iS
:☆☆☆
#228 [あゆみ]
そのまま家を出てエレベーターに乗り、
こうのバイクにまたがった
もっと一緒にいたかったなあ‥
時計を見ると9時半
明らか遅刻だった
こうにしがみつき風を浴びた
あっという間に学校につきこうは校門であたしをおろした
「行けよ」
あたしはこうを見つめる
こうはそれを読み取ったようにあたしの唇にキスをした
「メールするねーッ」
てを振りあたしはこうと別れた
:07/06/17 08:19
:SH902iS
:☆☆☆
#229 [あゆみ]
クラスに入るとさきが笑顔であたしを見た
休み時間、
さきにこうのことを話した
「たくみ先輩の友達なんだあ!!
てことは今年19?」
「そうみたい♪」
「へえ〜
今度会いたいなあ」
「えー身長とかちっちゃいし会ってもつまんないよぉ」
「何aなのッ?!」
:07/06/17 08:29
:SH902iS
:☆☆☆
#230 [あゆみ]
「168
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」
「ぢゃああゆみと5aしか変わんないぢゃん!!」
「うるさいな〜」
そう
あたしは163aで女にしては大きい方だった
あたしはこうが小さくても嫌ぢゃないけど
こうはどうなのかな
ふとそんなことを思った
:07/06/17 08:31
:SH902iS
:☆☆☆
#231 [あゆみ]
「へえ〜
たくみ先輩がいたころは
2人ともモデルみたいでお似合いだねーってみんな話してたのにねッ」
たくみ先輩‥
さきはたくみ先輩とあたしにあった出来事を知らないからしかたないけど
たくみ先輩のことは思い出したくなかった
あたしは話しをそらしてその場を盛り上げた
:07/06/17 08:35
:SH902iS
:☆☆☆
#232 [あゆみ]
たくみ先輩、あれからどうしてるかな
大丈夫かな
たくみ先輩のことだから
きっと新しい彼女見つけて楽しくやってるよね
そんな風に軽く受け止めていた
:07/06/17 08:41
:SH902iS
:☆☆☆
#233 [我輩は匿名である]
:07/06/17 09:06
:N702iD
:☆☆☆
#234 [あゆみ]
それからあたしは放課後、こうの家に行くことが日課になった
あたしは必ずこうより先に合い鍵で家に入り
ご飯を作って待っていた
平日はほぼ毎日、
土日はこうは仕事だから家でくだくだしたり
家に帰ってからまた着たりした
:07/06/17 13:02
:SH902iS
:☆☆☆
#235 [あゆみ]
〜〜〜♪
「ん〜」
テレビの音がかすかに聞こえ、あたしは目を覚ました
「あゆみ何時から寝てたあ〜?
軽く5時間は寝てるぞ」
時計を見ると12時
きっとこうは7時からずっとあたしを起こさずにいたんだ
:07/06/17 13:06
:SH902iS
:☆☆☆
#236 [あゆみ]
「ごめん!
ご飯どうする?
あたし何も用事して―」
言いかけると目の前のちゃぶ台に
ピザと焼きそばが置いてあった
「冷めちゃったけど
食えよ」
あたしは箸を持ちご飯を食べた
冷凍ピザに具のない焼きそば
だけどこれがこうが初めてあたしに作ってくれた料理だった
:07/06/17 13:10
:SH902iS
:☆☆☆
#237 [あゆみ]
「うまいか?」
こうがあたしを見た
「微妙〜」
「まぢィ〜
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俺の努力があー」
ふっ笑
こうは単純で純粋なところが多かった
お茶碗も箸も2つに増えた
あたしのものがこの部屋に増えて行く
一つのお風呂に一緒に浸かって
一つの布団で夜を迎える
腕まくらをずっとしてほしくて、枕はいらないと言った
:07/06/17 13:17
:SH902iS
:☆☆☆
#238 [あゆみ]
あたしたちは毎日1つになった
こうの細い体に抱きしめられると、安心できた
幸せになれた
あたしはこうと出会ってから2ヶ月が過ぎた
たくみ先輩はあれから1度も学校に来なかった
:07/06/17 13:21
:SH902iS
:☆☆☆
#239 [あゆみ]
1年前はたくみ先輩は学校にいて、
廊下で会うとなにかとちょっかいを出して
毎日楽しかった
だけどいまゎもういない
OBとして部活にもこない
あたしはこうを選んだんだから、仕方ないんだよ
あのあとるみはたくみ先輩からの返事がなく、
今は違う人と付き合っているらしい
だいき先輩は、こうの家にいると時々やってきて
3人で呑んだりした
携帯に付いてるプリクラをみたら
だいき先輩の妹のあゆみちゃんはとても可愛かった
:07/06/17 13:26
:SH902iS
:☆☆☆
#240 [あゆみ]
「ぜってー将来いい女になるぜ」
「はいはい♪」
だいき先輩は妹をすごく可愛がっているみたいだった
:07/06/17 13:27
:SH902iS
:☆☆☆
#241 [あゆみ]
「あゆみ〜今日の夜ホスト行くんだけどー、一緒に行かない?!」
高校ですごく仲のいいさちが話しかけて来た
「ごめん興味ないやあ〜」
さちは少し前までポッチャリしていたのに今ではあたしより細いくらい
激ヤセしていた
奥二重だった目をアイプチで大きくし、肌を焼いていた
最近へそピを開けたと見せてきた
「あ!ぢゃああたし出すよ〜今日一緒行く人いなくて〜お願いッ」
はあ‥
あたしは仕方なく着いていくことにした
:07/06/17 13:38
:SH902iS
:☆☆☆
#242 [あゆみ]
ホストなんて行ったことない
第一あたしは好きぢゃない
夜の9時にさちと駅で待ち合わせをした
「お待たせ〜」
さちは胸や肩、足がグッと開いたドレスをきていた
髪はアップにしてあげている
「さちすごいッ
あたしこんなんでいーのかな?!」
あたしはキャミ1枚とジーパンだった
:07/06/17 13:41
:SH902iS
:☆☆☆
#243 [あゆみ]
「だいぢょぶだょぉ
ぢゃあ行こ行こッ」
さちの手があたしの手を引いた
肌はキラキラし、爪はすごい長いつけづめ
さちはいつからこうなったっけ?
「ROSE」とかかれたホストクラブに着いた
:07/06/17 13:44
:SH902iS
:☆☆☆
#244 [あゆみ]
「小牧様ですね
ご指名どうなさいますか?」
受け付けの幼い感じのホストが話しかけて来た
「龍とたくみは?」
さちが答える
たくみ?偶然だよなと勝手に思った
案内された席につき待っていると一人の男がやってきた
:07/06/17 13:47
:SH902iS
:☆☆☆
#245 [あゆみ]
「あゆみサンっすか?
はじめまして
龍です」
「龍〜おひさー♪」
さちが龍と言う男に抱き着く
「はい。小池あゆみです」
とりあえず挨拶をした
「待ってね、たくみもうすぐ来るから」
そう言うとさちは龍の腕を取り、足を組んでお酒をのみはじめた
:07/06/17 13:50
:SH902iS
:☆☆☆
#246 [あゆみ]
あたしが一人携帯をいじっていると
隣に誰かが座った
「久しぶり」
声と同時に左を向く
一瞬言葉を失った
久しぶりに見たたくみ先輩はロン毛で、いかにもホストって感じだった
:07/06/17 13:54
:SH902iS
:☆☆☆
#247 [あゆみ]
「たくみ先輩‥」
あたしはたくみ先輩の方を見て
「あ、たくみって呼んで?」
あたしはTAKUMIと書かれた名刺をもらった
:07/06/17 13:56
:SH902iS
:☆☆☆
#248 [あゆみ]
「たくみ先輩、大丈夫?」
「先輩てよぶなって
大丈夫て何が?」
たくみ先輩はあたしの頭のうしろに腕を回した
「なんでホスト?」
「別に〜
かせげるし?
今日はさちに言ってあゆみを連れてこさせたんだ
こうは、元気か?」
どこかぎこちない
だけどたくみ先輩が元気そうで嬉しかった
たくみ先輩は前のハイテンションな感じから少し冷めた感じのクールな感じになっていた
「たくみ先輩来ないから、サッカー部の高橋が寂しがってたよ」
「そうか」
「あたしね、料理大分上手くなったんだよ」
たくみ先輩は微笑みながら聞いていた
:07/06/17 14:05
:SH902iS
:☆☆☆
#249 [あゆみ]
たくみ先輩はあたしを連れて来させたくせに
特にいろいろ話さなかった
なんで呼び出したのかな
相変わらずさちは龍サンといちゃいちゃしていた
:07/06/17 14:10
:SH902iS
:☆☆☆
#250 [
]
:07/06/17 15:22
:SH700i
:☆☆☆
#251 [
]
:07/06/17 16:08
:F902iS
:☆☆☆
#252 [我輩は匿名である]
:07/06/17 16:18
:N902i
:☆☆☆
#253 [夢架]
:07/06/17 16:41
:W42H
:☆☆☆
#254 [あゆみ]
続き*
「ほら〜さち帰るよぉ」
さちはヘロヘロによっていた
あたしはほろ酔いくらいで意識はしっかりしてる
「龍また連絡してね〜
ぢゃないとさち死んで呪ってやるからぁ〜‥」
「こえーことゆうなよー」
龍は笑いながらさちをおんぶした
「龍サンお酒強いんだね♪」
あたしはさちにバンバンのまされていた龍サンを思い出した
「あ?あんなん慣れっすよ」
余裕な面持ちで答える
:07/06/17 17:24
:SH902iS
:☆☆☆
#255 [あゆみ]
「てかあたしなんかに敬語ぢゃなくていいよ
龍サン何歳なの?」
「へ?ああ、
俺まだ16ですよ」
え〜!!!!
あたしは純粋に驚いた
16って‥大人びてるなあ!!
「てかあたしにそんなこと言っていいの?!
16って違法でしょ?」
龍サンはふふっと笑って答えた
「あゆみサンは絶対言わないよ
さちの泣いてる顔見たくないでしょ?」
あたしは事実をつかれたようで悔しかった
けど実際あたしがばらしたところで何の特もない
:07/06/17 17:29
:SH902iS
:☆☆☆
#256 [あゆみ]
「わりィあゆみ!!」
店を出たところで
振り返るとたくみが走ってきた
「客に捕まっちゃってさ
てかあゆみ来たけりゃいつでも来いよ」
「てか今日何であたしを呼んだの?」
「ただ‥
あゆみの元気な顔が見たくなっただけだよ
おまえも頑張れよ」
たくみ先輩が笑顔で答えた
「うん」
たくみ先輩は切ないくらい優しかった
:07/06/17 17:34
:SH902iS
:☆☆☆
#257 [あゆみ]
さちはタクシーで帰ってった
あたしはまだ足もしっかりしていたので電車でかえることにした
たくみ先輩、
元気そうで安心したな
:07/06/17 17:36
:SH902iS
:☆☆☆
#258 [あゆみ]
プルルルルル‥プルルルルル‥
たくみの携帯に電話がかかる
―着信:さち―
「はいはーい♪」
「たくみ例のあれどーした?」
「おまえ脳みそ大丈夫〜?
財布見てみろよ」
たくみはまだ営業中
夜の世界はまだまだこれからだった
電話を片手に女の髪を撫でる
「たくだあれ〜?」
女の甘い声がさちの耳に入る
:07/06/17 17:42
:SH902iS
:☆☆☆
#259 [あゆみ]
「まだ店かよ?」
さちは頭痛がして不機嫌そうに聞く
携帯を耳と肩で挟んで財布を探した
「まーね
営業中♪」
「はッ」
さちは鼻で笑った
「あゆみ連れてけばまたこれくれる?」
さちは財布にあった透明の袋に入った白い粉を眺めた
:07/06/17 17:47
:SH902iS
:☆☆☆
#260 [あゆみ]
1ヶ月前、さちはたまたまコンビニで出会った龍に恋をした
痩せて、キャバをはじた
そのお金で龍に貢ぐ
だけど頑張っても龍は振り向いてはくれない
寂しさと辛さから開放されたくて
さちはたくみから薬を買うようになった
「あゆみならもう誘ってもこねえよ」
たくみがたばこに火をつける
:07/06/17 17:51
:SH902iS
:☆☆☆
#261 [あゆみ]
「‥‥いくらとんの?」
さちは金額を聞いた
「15」
たくみの返事にため息をつく
「わかった」
さちは電話を切り外を眺めた
:07/06/17 17:53
:SH902iS
:☆☆☆
#262 [あゆみ]
―――――――――
「たくみサン‥」
「なんだよ」
女に手を握られてるたくみの前に龍が立つ
「帰り、話しませんか?」
真剣な顔でたくみに尋ねた
「わかった」
たくみは一瞬だけ龍をチラリと見ると女の顔に視線を戻した
:07/06/17 17:57
:SH902iS
:☆☆☆
#263 [あゆみ]
「たくみサンッ!!」
たくみが控室でたばこを吸っていると龍がやってきた
「なーにまだいたの?」
たくみがだるそうに答える
「さちのこと、黙ってて貰えませんか?」
たくみはふーっと煙りをはいた
「おまえそんなにクビにされたいの?」
「‥‥‥」
龍はうつむいた
:07/06/17 18:02
:SH902iS
:☆☆☆
#264 [あゆみ]
たくみの勤めるホストクラブは
客とプライベートで関係を持ったのがばれるとクビになる
だけど1ヶ月前さちが龍を尋ねてここにきたとき
龍がさちに連絡先を教えていたのを
たくみは見逃さなかった
そう、龍もさちが好きだった
けれどクビにされるわけにはいかなくて、さちに気持ちを伝えられずにいた
:07/06/17 18:06
:SH902iS
:☆☆☆
#265 [あゆみ]
「たくみサンさえ黙っててくれたら―」
たくみの怒鳴り声が部屋に響く
「ふざけんな
俺がおまえにそこまでする義理はない」
龍はあることを思い付いた
「たくみサンはあゆみサンがほしいんですよね?」
たくみの動きが止まった
:07/06/17 18:10
:SH902iS
:☆☆☆
#266 [あゆみ]
「僕がたくみサンとあゆみサンが上手くいくようにして見せます
それなら僕たちに対して目を伏せていてくれますね?」
たくみは考えていた
「できるならやってみせろよ」
龍はニコッと笑うと
「やってみせます」
と一言言って出ていった
:07/06/17 18:13
:SH902iS
:☆☆☆
#267 [あゆみ]
―――――
バタン
扉の開く音がした
「こうお帰り〜」
あたしは仕事から帰って来たこうに思いきり抱き着いた
「あゆみッ♪
どうしたの?
なんかいいことあった?」
こうがあたしの頭を撫でた
今日は何だか気分がよかった
昨日元気そうなたくみ先輩をみたからかな
あゆみはこうに甘えた
:07/06/17 18:18
:SH902iS
:☆☆☆
#268 [あゆみ]
ご飯を食べてから
一緒にお風呂に入った
「あゆみはガキみてえだな〜」
こうがあゆみの腰くらいまである長い髪を丁寧に束ねてゴムをした
「こうはお母さんみたいだよねッ♪」
振り返りこうに話し掛ける
「せめてお父さんと言えッ」
こうがあたしのほっぺたを両手で挟む
:07/06/17 18:23
:SH902iS
:☆☆☆
#269 [あゆみ]
笑い声がお風呂に響く
お風呂からあがり
2人で乾杯をした
「お疲れ様〜♪」
「あゆみもなッ」
チューハイをゴクゴクのみ気持ちよくなってきたところで
あたしはベット転がった
「あ〜
あゆみだけずりぃ〜」
こうも隣に転がった
笑って横を見ると
こうと目が合った
:07/06/17 18:27
:SH902iS
:☆☆☆
#270 [あゆみ]
あたしはゆっくり目を閉じた
あれ?
こうは目を閉じていた
「ちょっと〜
寝ないで〜ッ」
あたしはこうの手を握った
「あッごめん
なんかここんとこ疲れてるみたい」
こうが目を擦る
:07/06/17 18:30
:SH902iS
:☆☆☆
#271 [あゆみ]
あたしはこうを抱きしめた
「んッ」
こうがあたしのスエットに顔をいれ乳首をなめる
「疲れてんぢゃなかったのぉ?」
あたしはこうの髪を撫でた
「ちょっとだけ‥」
やっぱ眠そうにこうが答えた
:07/06/17 18:33
:SH902iS
:☆☆☆
#272 [あゆみ]
あたしはこうの背中をさすった
肩から腰まで手を往復させていると
こうがビクッとした
ん?
あたしは立ち上がり寝ているこうの服をめくった
「なんだよ」
こうが薄目を開けてあたしを見上げた
「‥ここどーしたの?」
あたしはこうの背中の端っこにある青あざを指差した
「ああ、ちょっと打っただけ」
こうはめくられたスエットをなおそうとした
:07/06/17 18:37
:SH902iS
:☆☆☆
#273 [あゆみ]
あたしはその手を止めて
あざに顔をちかずけた
痛そう‥
痛いよね
あたし舐めたりキスをした
こうはそんなあたしを見て微笑みながら髪を撫でた
久しぶりに、
あの泣き出しそうなこうの顔をみた
:07/06/17 18:39
:SH902iS
:☆☆☆
#274 [あゆみ]
「あゆみ‥好き
大好き」
いきなり言われてあたしは顔を赤らさめた
「どこにも行かないで‥
‥ずっと
俺の傍にいて」
あたしはそのままこうに抱かれたままじっとしていた
こう‥
あたしも同じ気持ちだよ
こうは不安になったのか
あたしの体じゅうに自分の印をつけた
あたしにこうが刻まれていく
:07/06/17 18:43
:SH902iS
:☆☆☆
#275 [あゆみ]
気付いたら朝だった
朝になるといつもこうは隣にいない
昨日のことが夢だったようにも思えてしまう
確かにこうの家にいても
こうが脱ぎすてたスエットが温かくても
どこか寂しい
だけど着替えるときに
自分の体にこうが付けた愛の跡をみると安心できた
夢ぢゃない
こうがあたしにそう言っているかのように‥
:07/06/17 18:47
:SH902iS
:☆☆☆
#276 [みいこ]
頑張ってくださいmx
こうとあゆみは
離れてほしくないよお―…
(セ-ωq)・.°
:07/06/17 18:50
:W44T
:☆☆☆
#277 [あゆみ]
あたしはこうの家から直接学校に行った
「小池〜!」
後ろから誰かがやってきた
隣のクラスの高橋だ
高橋はたくみ先輩と1番仲のいい後輩(あたしとはタメ)でばかで明るい奴だった
一部の女子はうるさいとブーイングをとばしていたけど
高橋は社交的で友達は多いしあたしも結構好きなタイプだった
「おぁよッ♪」
:07/06/17 18:54
:SH902iS
:☆☆☆
#278 [あゆみ]
「たくみ先輩長谷部の駅前でホストやるって知ってた?!」
「あーうん
こないださちと一緒にいってみた」
「まぢー?!
たくみ先輩かっこいいからぜってーホスト似合うよな!!」
高橋が興奮気味に話しかける
「あーなんか大分落ち着いてたよ♪」
「えー!!
もしかして小池、たくみ先輩に貢いぢゃってるとか?!」
高橋がニヤニヤしてあたしをみた
:07/06/17 18:58
:SH902iS
:☆☆☆
#279 [あゆみ]
「違うよ!
さちに誘われたから行っただけだよ」
「冗談だっつーのッ☆」
高橋は八重歯をみせてニカッと笑った
「てゆーか大谷もすげーよなあ!!
あいつも長谷部のハニーズでキャバやってんだろ?」
は?さちがキャバ?
あたしは耳を疑った
:07/06/17 19:01
:SH902iS
:☆☆☆
#280 [あゆみ]
みいこサン
読んでくれて
ありがと


結末ゎ
(言っていいのか
わからないけど)
ハッピーエンドに
する予定だよっ


:07/06/17 19:02
:SH902iS
:☆☆☆
#281 [あゆみ]
「え‥
もしかしておまえ知らなかった?!
サッカー部のやつが夜ハニーズから大谷が出てくるの見たってゆーし
本当らしーぜ」
さち‥
なんで言ってくれなかったの?
「そーなんた゛あ‥」
あたしはただ聞いてるだけだった
「まあたくみ先輩に会ったら俺が会いたがってたって言っといてよ♪」
高橋は呆れるくらいたくみ先輩になついてた
「高橋ってもしかしてこっち?」
あたしは左手を右のほっぺたに付けた
「ばかッ!!ちげーよ」
:07/06/17 19:08
:SH902iS
:☆☆☆
#282 [あゆみ]
高橋は目をまるくして真剣に首を振った
「うそうそッ♪
てか1限始まるよ☆」
あたしはそのまま高橋と別れ自分の教室に向かった
さちと話したい
あたしはさちと放課後
一緒に帰ることにした
:07/06/17 19:10
:SH902iS
:☆☆☆
#283 [みいこ]
ホンマですかイ笑
毎日チェックします!
xd∀`)フ゛
頑張ってください咐x+゜
:07/06/17 19:13
:W44T
:☆☆☆
#284 [あゆみ]
「さ〜ちッ」
さちのクラスに行くと3人のギャルのこたちの中に
さちが鏡を片手にマスカラを塗っていた
「ぉ〜あゆみ
ちょいまったあ!!
マスカラが上手くぬれないのさあ↓」
さちがあたしに気付き話し掛ける
「さちあたしの使う?」
ギャルの一人がさちに自分のマスカラを渡した
「このこが"あゆみ"?」
その子は黒く縁取られた目をあたしに向けた
:07/06/17 19:15
:SH902iS
:☆☆☆
#285 [あゆみ]
みいこサン
ありがと


頑張るね(、∀`)

「あたしまりえ
こいつがよしこで
あいつがゆき」
まりえと言うギャルの子はあたしに軽く笑顔を見せながら
ショートの耳に輝くピアスを揺らして言った
それからさちと一緒に教室を出て駅に向かった
:07/06/17 19:19
:SH902iS
:☆☆☆
#286 [あゆみ]
「どこ行くよー?」
さちが話しかけてきた
「‥‥‥」
「あゆみどーしたの?」
さちがあゆみの顔を覗き込む
「さち、あたしに隠してることない?」
「え?」
さちがキョトンとした
「ハニーズでキャバやってるって本当?」
あたしは顔をしかめて聞いていた
別にさちがキャバをやっていても不思議ぢゃないけど
あたしに話してくれなかったことが悲しい
:07/06/17 20:16
:SH902iS
:☆☆☆
#287 [あゆみ]
「‥‥‥ごめん」
それからさちは黙り込んでしまった
ふーっと深呼吸をして真剣にあたしの目を見て、さちは話し始めた
「あたし龍に貢いでんの
仕事がない日はほぼ毎日」
え‥‥
さちがそんなに龍にはまってるなんて知らなかった
:07/06/17 20:19
:SH902iS
:☆☆☆
#288 [
あぃ
]
:07/06/17 21:38
:D902i
:☆☆☆
#289 [
]
あげー


:07/06/17 21:57
:P903i
:☆☆☆
#290 [あゆみ]
みんな
あげありがとッ


早く完結させたい

☆
続き*
「あははッ
笑っちゃうよね
貢いだって龍はあたしのことなんか
客としか見てないのにね
でも‥それでも龍が好きだから‥」
さちの声が細くなる
つらいよね
辛かったんだね‥
あたしはさちの肩を引き寄せ抱きしめた
:07/06/17 22:11
:SH902iS
:☆☆☆
#291 [あゆみ]
さちの肩が奮え始め
泣き崩れてしまった
「さち‥」
さちの肩はいつしかこんなに細くなっていた
前まであたしを包んでくれたさちが今ぢゃ
弱くて‥
頼りなくて‥
「あゆみ〜」
さちはあたしから離れ手で顔を覆った
「ごめん!!」
「いいんだよ」
あたしはさちに手をのばした
:07/06/17 22:15
:SH902iS
:☆☆☆
#292 [あゆみ]
「違うのッ
違うんだよ
あたし‥‥」
さちは涙で上手く喋れなそうに
でも必死に何かを伝えようとしていた
「あたしたくみから薬貰ってて‥
ないとおかしくなっちゃって‥‥
あたし‥‥自分が怖い
どうすればいいかわかんないよ」
さちが
たくみから薬?
意味わかんない
何で?
どうして?
何がここまでさちを変えた?
誰がここまでさちを変えた?
:07/06/17 22:19
:SH902iS
:☆☆☆
#293 [あゆみ]
「辛かったの‥
たくみに相談したら
ぢゃあ薬でもやれば?って言うから‥
あたし抜け出せなくなっちゃって」
たくみ先輩‥‥
さちを
こんなに変えたのは龍
ならたくみ先輩を変えたのは
あたしですか?
「さち‥
気付いてあげられなくてごめんね
あたし、さちの力になってみせるから
さちは幸せになって」
さちは潤んだ瞳であたしを見上げた
:07/06/17 22:25
:SH902iS
:☆☆☆
#294 [あゆみ]
この頃から
全ては変わり始めていた
誰もが幸せになりたい
ただそれだけなのに
誰かを幸せにするには
誰かを犠牲にしなくてはいけないときがある
あたしはさちが落ち着いてから
久しぶりに家に帰った
あたしの知らないうちに
周りは変わっていた
あたしはあることを決意していた
:07/06/17 22:29
:SH902iS
:☆☆☆
#295 [あゆみ]
この日からこうの家には
行かなくなった
こうはなぜか
連絡をしてこない
だけどあたしにとってはその方がよかった
あたしの決意が揺らぐ前に
どうか全てが上手く行きますように‥
夜中の11時
あたしは夜のまちに踏み出した
かかとの高いハイヒールに肩のでた丈の短い黒のワンピース
サングラスをかけ
反対側の道路から
ホストクラブ「ROSE」の入口を眺めていた
:07/06/17 22:35
:SH902iS
:☆☆☆
#296 [あゆみ]
背の高い金髪のホストが女と一緒に店を出てきた
あたしはそれに気付くと
ゆっくりその場に近づいた
「こんばんは」
男に向かって話し掛ける
「‥‥‥」
男は少しの間あたしを眺めてから自信なさそうに聞いてきた
「あゆみサン?」
あたしはサングラスを外し男に笑顔を向けた
そう、男は龍だった
:07/06/17 22:39
:SH902iS
:☆☆☆
#297 [あゆみ]
あたしは龍に仕事が上がる時間を聞き、
隣まちの喫茶店で待ち合わせをすることにした
少しねむくなってきた頃
龍は急いでやってきた
「あゆみサンごめん!!」
「大丈夫♪
龍ちゃん何飲む?」
あたしは龍にメニューを渡した
:07/06/17 22:43
:SH902iS
:☆☆☆
#298 [あゆみ]
「龍ちゃんて‥笑
ちょうどよかった
俺もあゆみサンに話があったんだ」
龍は強い瞳であたしを見た
あたしから乗り込んだくせに
龍の自信に溢れた態度を目の前に
あたしは拍子抜けしてしまった
:07/06/17 22:45
:SH902iS
:☆☆☆
#299 [あゆみ]
「単刀直入に言うけど‥‥
たくみサンと付き合ってくれませんか?」
は?
龍の作戦は
あたしの作戦とは大分異なるものだった
「俺らのホストクラブはさ、
プライベートて禁止なの
だから今こうしてあゆみサンと会ってるのも違反だし
俺がさちにあど聞いたりしたのも違反なわけ
だからあゆみサンに会うのはちゃんとした理由がある
1歩踏み出すのにリスクは付き物だからね」
:07/06/17 22:50
:SH902iS
:☆☆☆
#300 [あゆみ]
龍はコーヒーを飲みながら続けた
「たくみサンだけが
俺の違法に気付てるってわけ
でも俺はホストを辞める気はないし
さちを諦めるつもりもない」
え?
「龍ちゃん、
さちのこと好きなの‥?」
あたしは目を見開いて
龍を見た
龍は顔を赤らさめ
「まーな」
とだけ言った
:07/06/17 22:53
:SH902iS
:☆☆☆
#301 [あゆみ]
すごいッ!!!
あたしは自分のことのように嬉しかった
2人は両想いだったんだ!
さち!!
さちは幸せになれるんだよ!!
もう辛い想いをしなくてもいいんだよ!!
あたしは胸を高ぶらせながら龍をみた
「龍!!
さちを幸せにしてあげて!」
:07/06/17 22:56
:SH902iS
:☆☆☆
#302 [あゆみ]
「え‥‥」
今度は龍が目を見開いてあたしを見た
「だーかーらッ
言わなくてもわかるでしょ?」
強がっていた龍が弱々しく言った
「あゆみサン‥‥
そうしたいけど
さちが客リストに登録されてる以上、俺はさちとは付き合えないんだ」
:07/06/17 23:02
:SH902iS
:☆☆☆
#303 [あゆみ]
言いたいことはわかった
たくみ先輩は今ぢゃNo.1を常にキープして
リーダーのような存在だとさちが言っていたのを思い出した
「だからあたしが
たくみ先輩と付き合えばいんだよね
そうしたら例えさちと龍ちゃんが付き合ってるのがばれたとしても
たくみ先輩が助けてくれる」
そしたらさちも薬から開放されるんだ
:07/06/17 23:06
:SH902iS
:☆☆☆
#304 [あゆみ]
あたしは龍に
さちがたくみ先輩から薬を渡されていたことを教えて
たくみ先輩をクビにすることを考えていた
だけどそれだけぢゃ
薬をとめることはできても
さちを幸せにはできない
龍と話してあたしは別の形で決意を決めた
:07/06/17 23:13
:SH902iS
:☆☆☆
#305 [あゆみ]
「あゆみサン‥‥
あゆみサンはそれでいいんですか?」
始めはあんなに自信に溢れてた龍の瞳が
罪悪感からなのか弱々しくあたしを見つめた
あたしは余裕で微笑んだ
:07/06/17 23:15
:SH902iS
:☆☆☆
#306 [あゆみ]
2時間話してから
龍はタクシーに乗って帰った
「俺明日、さちに気持ち伝えます」
あたしは
「ファイト!!」
と一言だけ言い
笑顔で手を振った
そのあと
「ROSE」に帰り
ある男を待った
店から出てきた男があたしを見てぼーっとしている
「あゆみ‥」
「たくみ先輩今上がり?」
:07/06/17 23:19
:SH902iS
:☆☆☆
#307 [あゆみ]
「ああ」
たくみ先輩は複雑な顔であたしをみていた
だけどすぐにあたしに近づき抱きしめた
「あゆみなら
最後に俺を選んでくれるって信じてた‥」
あたしの気持ちを全然わかってないたくみ先輩は
相変わらずだった
たくみ先輩はプライドが高い
何だってトップになれるしいつもほしいものを手にいれてきた人
だけどあたしにとって
たくみ先輩はやっぱりトップにはなれないんだ
何があっても越えられない
こうだけには‥
:07/06/17 23:24
:SH902iS
:☆☆☆
#308 [
]
:07/06/17 23:28
:SH700i
:☆☆☆
#309 [あゆみ]
あたしよりもずっと身長の高いたくみ先輩の体に包まれて
あたしもたくみ先輩を強く抱きしめた
そのまま車で
たくみ先輩の家に行った
「たくみ先輩、一人暮らし始めたの?」
「おぅ
実家だと何かと不便でさ
俺夜と昼逆だし?」
たくみ先輩のマンションは新しい感じで
とても綺麗な造りだった
:07/06/17 23:29
:SH902iS
:☆☆☆
#310 [あゆみ]
あたしが天井を見つめていると
たくみ先輩がゆっくりあたしの前に来て
あたしを抱きしめた
「あゆみ‥ずっと欲しかった」
あたしはたくみ先輩に体を預けた
そのままベットに行き
たくみ先輩が服を脱いだ
あたしのワンピースに勢いよく手を突っ込むと
パンツをずらし指でなぞりながら
あたしの中にだんだん侵入させた
:07/06/17 23:33
:SH902iS
:☆☆☆
#311 [あゆみ]
乱暴というよりはかなり強引にあたしの体を触る
たくみ先輩は欲を剥き出しにした
痛いくらい胸を揉み上げ
体じゅうにキスマークを付けた
あたしは感じてるフリをしていた
たくみ先輩はズボンをぬぎすてると
大きくなったものを自分の手でしごいていた
:07/06/17 23:37
:SH902iS
:☆☆☆
#312 [あゆみ]
たくみ先輩がビンビンになったものを
あたしの中に購入した
「ァッんッん」
たくみ先輩は上を向き勢いよく腰を振る
たくみ先輩のものは大きくてあたしの背中には激痛が走った
「ぁーッ‥
たくみ先輩‥痛い!!」
それでもたくみ先輩は腰をとめなかった
:07/06/17 23:41
:SH902iS
:☆☆☆
#313 [あゆみ]
「あゆみ‥やばい
すげえ気持ちい‥!!」
あたしが痛みに耐えながらたくみ先輩を押したけど
たくみ先輩は簡単にあたしの手を押さえ付け
激しくあたしの奥まで
自分のものを当てた
体が揺れる
「‥‥‥!!!!」
たくみ先輩の動きが止まり溢れるくらい白い液体がどろっと垂れた
:07/06/17 23:45
:SH902iS
:☆☆☆
#314 [あゆみ]
たくみ先輩のものが赤い液体で包まれていた
生理?!
違う
あたしの中が傷ついて
血が出たんだ
一方的な行為を終えて
あたしは服を来た
たくみ先輩と手を繋いだままあたしは眠りについた
:07/06/17 23:47
:SH902iS
:☆☆☆
#315 [我輩は匿名である]
>>主サン
失礼ですが
題名なんて読むんですか?
:07/06/17 23:50
:W41SA
:☆☆☆
#316 [あゆみ]
ごつごつとした大きな手
だけどあたしが繋ぎたいのは
細くて綺麗なあの小さな手だよ
あたしはたくみ先輩に気付かれないように
涙を流した
こう‥
あたしは明日こうに会いに行くことを決めた
早い方がいい
行くと決めたときに行かないと
時間だけが過ぎてしまう
:07/06/17 23:50
:SH902iS
:☆☆☆
#317 [あゆみ]
>>315「みだら」だよ

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ただのエロ小説に
しようとしたら
話が長く
なっちやって
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
笑
:07/06/17 23:52
:SH902iS
:☆☆☆
#318 [我輩は匿名である]
>>主サン
ありがとうございます。
頑張って下さいね。
:07/06/17 23:53
:W41SA
:☆☆☆
#319 [さあ(`.□)ノ]
こうとあゆみが
羨ましい(>△<)
更新Fight♪♪
:07/06/17 23:56
:W51S
:☆☆☆
#320 [あゆみ]
朝起きるとたくみ先輩は
隣で寝ていた
あたしはそのままそっとたくみ先輩の家をあとにした
「ふふっ笑」
変な感じ
いつもならあたしが置いてかれていたのに
今度はあたしが置いてくんだね
こうを思い出したら涙が出た
周りは奇妙に思ったに違いない
だけどあたしは電車の中でわんわん泣いた
涙を枯らすように‥
もう泣かないと決めて
:07/06/17 23:57
:SH902iS
:☆☆☆
#321 [あゆみ]
ありがとう


頑張ります
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あたしは家に帰り制服に着替えると
急いで家をでた
いつもと同じ朝
学校にいけばきっと幸せな気持ちになれる
あたしは早くさちに会いたかった
:07/06/17 23:59
:SH902iS
:☆☆☆
#322 [あゆみ]
学校に着くと予想外なことにさちが廊下にいた
さちはあたしに気付くと涙を浮かべて走って来た
「あゆみッ
昨日龍から電話があって‥何がどうなってるかよくわからないんだけど
あたしのこと好きだって‥
あゆみ、これ夢ぢゃないよね?
あたしはこんなに幸せになっていいのかな」
さちはあたしにしがみつきながら話してくれた
:07/06/18 00:03
:SH902iS
:☆☆☆
#323 [あゆみ]
「いいんだよ」
さちに言った言葉が
自分にも向けられてる気がした
これでいいんだよ
さちは笑顔であたしを見た
お幸せに‥
あたしの分まで
少女のようなさちの瞳を見て素直にそう思えたんだ
:07/06/18 00:06
:SH902iS
:☆☆☆
#324 [あゆみ]
授業が終わりあたしは電車にのった
永谷駅で降り、こうの家に足を運ぶ
なかなか進まない
気持ちのせいか
いつもなら駆け足で10分かからないで歩けるのに
気付けば20分以上してやっとこうの部屋の前に着いた
:07/06/18 00:09
:SH902iS
:☆☆☆
#325 [あゆみ]
鍵はある
けれどあたしは部屋には入らずドアの前に座り込んだ
目をつぶっても寝れなかった
しんとする中
エレベーターの音がした
みなくてもわかる
これはこうの足音
:07/06/18 00:12
:SH902iS
:☆☆☆
#326 [
]
あけ
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:07/06/18 00:14
:P903i
:☆☆☆
#327 [あゆみ]
こうは不思議そうにあたしを見た
「あゆみ!!
鍵忘れたの?!
今開けるからまって!!」
こうは焦ってポケットに手を入れた
「いいッ」
あたしは下を向いたままこうの手を止めた
「ここでいい」
こうは何かを察したのか
黙ってしまった
:07/06/18 00:15
:SH902iS
:☆☆☆
#328 [あゆみ]
あたしは深く深呼吸をして言った
「こう‥別れよう」
こうは何も答えない
「ごめんね‥
ずっと一緒にはいられない」
あたしははっきり言い放った
こうはどんな顔をしてる?
何を思ってる?
知りたい‥
だけど見る勇気がない
見たらまた泣いてしまいそうだから
:07/06/18 00:18
:SH902iS
:☆☆☆
#329 [あゆみ]
あたしはそのままゆっくり立ち上がると
こうを避けるようにしてエレベーターに向かった
エレベーターに乗り1Fを押す
その時、
ドアが閉まる直前に見たんだ
あの、泣き出しそうなこうの横顔と
地面に落ちてたセブンスターのたばこ
こうは「CHERRY」というタバコを吸っていたから
それはあたしのためのものなんだね
エレベーターが閉まった瞬間、あたしは地面に座り込んで泣いた
声を上げ泣いた
涙はまだ枯れてはいなかったんだね
:07/06/18 00:23
:SH902iS
:☆☆☆
#330 [さゆり]
すごく気になる
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:07/06/18 00:29
:SH901iC
:☆☆☆
#331 [
]
あげます

:07/06/18 00:32
:P903i
:☆☆☆
#332 [我輩は匿名である]
:07/06/18 00:48
:SO903i
:☆☆☆
#333 [我輩は匿名である]
こうと、あゆみくっついてぇー!!
:07/06/18 07:11
:N601i
:☆☆☆
#334 [我輩は匿名である]
:07/06/18 09:02
:W44K
:☆☆☆
#335 [ゆう]
:07/06/18 11:29
:P902i
:☆☆☆
#336 [転
こぅ <font size="8">
ぁゅみ
<っ⊃ィてほ∪ィ!

ナニ<ミ
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きらぁィ

</font>
:07/06/18 11:34
:N702iD
:☆☆☆
#337 [
]
あげます

:07/06/18 14:05
:P903i
:☆☆☆
#338 [
]
あげっっ

:07/06/18 14:49
:P903i
:☆☆☆
#339 [ちあき]
おもしろい
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頑張って

:07/06/18 15:18
:P903i
:☆☆☆
#340 [あゆみ]
みんなコメありがと

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ちゃんと
読んでてもらえて
めちゃめちゃ
嬉しい
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完結まで
よろしくね

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続き*
――――――
外を見上げ
太陽の眩しさに
目を細める
最近のあたしは
すべてが上の空だった
思いきり笑っても
思いきり泣いても
何をしていても
心が満たされない
もう
自分がどうしたいのかさえわからない
:07/06/18 16:48
:SH902iS
:☆☆☆
#341 [あゆみ]
どれだけこうの存在が大きかったかを思い知る
こうがいない毎日はただただ胸が痛んだ
「‥小池!!」
「はい!」
先生の声にハッとさせられた
「どーした?
外なんて見て
UFOでも見えたか?」
先生が呆れて冗談を言う
みんなの笑い声が響く
何がおもしろいの?
全然笑えない
:07/06/18 16:54
:SH902iS
:☆☆☆
#342 [あゆみ]
あたしは携帯を見た
1週間前に来ただいき先輩からのメールを読み返す
こうと別れてから3週間が経った
こうは今どうしているかな
:07/06/18 16:56
:SH902iS
:☆☆☆
#343 [あゆみ]
だいき:

あゆみこうと別れちゃったの?!(i口i)
俺最近こうと同じ仕事始めたんだけどさ、なんで言ってくんねーんだよ〜(涙
あゆみなんで別れたの?
こうはわからないって言って元気ねえし‥
でもおまえが決めたんだから俺はとやかくいえねえよな
あゆみ返事くらいよこせよ(ノ><)ノ
おまえは俺の2番目の妹なんだからよ♪
ごめんな2番で(^o^)☆
兄ちゃんはいつでもあゆみの味方だからな(*^_^*)
:07/06/18 17:05
:SH902iS
:☆☆☆
#344 [あゆみ]
だいき先輩からのメールに何度も何度も苦しくなった
だいき先輩、
あたしは‥‥
あたしは目をつぶり深呼吸をすると返事を打ち始めた
:07/06/18 17:08
:SH902iS
:☆☆☆
#345 [あゆみ]
:

あゆみだょ☆
返事遅くなっちゃってごめん(>_<)
あたしなんと!!
今はたくみ先輩と付き合ってるのです!!!!
びっくりしたあ?
言わなくてごめん‥
ではまだ学校だから
また今度連絡するね♪
あたしは明るく返事を送った
ここでだいき先輩に本音をいったら
今までのことが無駄になる
だいき先輩のメールは優しすぎて
あたしはその優しさに甘えてしまいそうで怖い
:07/06/18 17:14
:SH902iS
:☆☆☆
#346 [あゆみ]
10分すぎるとメールがきた
メールはたくみからだった
たくみ:

あゆみッ♪
まだ学校だよな?(^O^)
今日は迎えに行くから授業終わったらすぐ来いよ☆
あれからたくみは来れるときはいつもあたしを
学校まで迎えに来た
そしてあたしはそのままたくみの家に行き
必ずたくみと体を重ねた
:07/06/18 17:19
:SH902iS
:☆☆☆
#347 [あゆみ]
どんなに一緒にいても
どんなに体を重ねても
あたしの心は違う場所にあった
エッチを終えてと目を閉じる
だけどたくみはすぐに起き上がり必ず仕事へ出掛けてしまう
朝になるとごそごそ布団に入り、あたしを引き寄せ眠りについた
あたしはどんなに寝れないときも目を閉じ寝ているフリをした
夢で逢えたら‥
あたしは寝る前に必ずこうのことを考える
だけどこうは夢には出てきてくれなくて‥
:07/06/18 17:25
:SH902iS
:☆☆☆
#348 [あゆみ]
授業が終わり帰ろうとすると下駄箱のところに
たくみが立っていた
いつもは車で待ってるのに
「たくみ!!
どーしたの?」
たくみはさっとあたしの鞄を持つ
「いやまことに会いてえーなって♪」
まこと‥サッカー部の高橋か!!
あたしはたくみが差し出した手を繋いで
グランドを歩きサッカー部の方へ向かった
:07/06/18 17:32
:SH902iS
:☆☆☆
#349 [あゆみ]
「高橋ッ」
あたしは部員と盛り上がって話をしている高橋に話しかけた
「小池!
‥ってたくみ先輩?!?!」
高橋は驚いた様子でかけよってきた
「まことちゃんと部活でてるのか〜?」
たくみが高橋に笑顔を向けた
「出てますよ〜!!
えー!!てか小池たくみ先輩と付き合ってんの?!」
高橋が固く繋いだあたしたちの手を見ていってきた
:07/06/18 17:44
:SH902iS
:☆☆☆
#350 [ちあき]
あげます

:07/06/18 17:46
:P903i
:☆☆☆
#351 [あゆみ]
「へへッ♪」
たくみが見せ付けるように笑ってみせた
「いーなあ〜!!
たくみ先輩は小池なんかに勿体ないっすよー」
「ちょっと!!
どうゆう意味ッ?!」
あたしたちは笑った
:07/06/18 17:46
:SH902iS
:☆☆☆
#352 [あゆみ]
少し話をして高橋に手を振り
そのままグランドをあとにした
『きゃ〜誰?!
めちゃかっこいい!!』
『あれROSEのホストぢゃない〜?!』
『あれ小池だよな〜?
隣サッカー部の先輩ぢゃん!!』
『あのふたり細いし背高いし似合うねー!!』
通り過ぎる人の声が次々に耳に入った
:07/06/18 17:51
:SH902iS
:☆☆☆
#353 [あゆみ]
たくみ先輩の車に乗りあたしは窓を開け風邪を浴びた
気付けばあっという間にたくみのマンションにつき
部屋に入るとすぐにたくみはあたしを押し倒した
「ハァ‥ンッ」
たくみのエッチは最近エスカレートし始めていた
あたしの割れ目にとろっとしたローションを垂らす
:07/06/18 17:54
:SH902iS
:☆☆☆
#354 [あゆみ]
あたしの割れ目の中が熱くなりトクントクンいいはじめる
たくみはあたしの足をガッと開くと激しい振動するバイブをおしあてた
「‥きゃ!!ンッ‥ン」
あたしはそのまま体勢を崩してしまった
そんなあたしの体を起こし背中に手を当て支えると
バイブを割れ目に入れながら
自分のズボンの下にある大きなものをあたしの手に掴ませた
:07/06/18 18:00
:SH902iS
:☆☆☆
#355 [あゆみ]
「しゃぶれ」
たくみが見下ろす
あたしが大きく口を開けたくみのものを口に含むと
たくみは腰を降り始めた
「‥ンッンッン!!」
あたしは苦しくてそれを突き放そうとした
だけどたくみはあたしの髪を掴み無理矢理自分のものをつっこんだ
あたしは苦しくて目を閉じた
目から涙が溢れる
苦しいからだけぢゃない
悲しい‥
たくみ‥こんなの愛がないよ
:07/06/18 18:05
:SH902iS
:☆☆☆
#356 [あゆみ]
たくみはあたしから自分のものを抜くと
あたしをベットに倒し
挿入した
バイブで敏感になったあたしは体中が快感でおかしくなりそうだった
「ぁーッッッ!!きゃー!!ンッ」
あたしはたくみの腰のリズムに合わせ
イッてしまった
:07/06/18 18:10
:SH902iS
:☆☆☆
#357 [あゆみ]
エッチを終え服を着る
たくみはタバコを加え天井を見つめていた
「俺今日も仕事だから」
たくみがぽつりと言う
あたしは笑ってしまった
仕事?
どーせ女のくせに
:07/06/18 18:13
:SH902iS
:☆☆☆
#358 [あゆみ]
たくみが仕事と言って出ていってから
あたしはたくみに言い忘れたことがありお店にいったことがあった
「たくみいますか?」
「たくみサンなら今日はもう来ないけど?」
店の前にいたホストははっきり言い放った
:07/06/18 18:16
:SH902iS
:☆☆☆
#359 [アイス]
あげます

:07/06/18 18:21
:P903i
:☆☆☆
#360 [あゆみ]
扉が開く音がしてたくみが帰ってきたとき
顔をあげると
たくみが女と抱き合いながらキスをしてることもあった
「たくみ‥抱いて」
女がたくみの耳元で呟くとたくみは女を抱き抱え
隣の部屋に入っていった
「ァン‥たくみ‥
だめッッ‥‥早く入れてッ」
女とたくみが息をきらせて体を重ねているのがわかった
:07/06/18 18:21
:SH902iS
:☆☆☆
#361 [あゆみ]
たくみ‥
あたし気付いてるよ
いつしかたくみはプライドであたしを手放せなくなって
そんなたくみをあたしは情で受け入れてしまったの
だけどさちがあたしに
龍ちゃんとのことを嬉しそうに話してくる度
これでいいんだって思えたの
さち‥
さちには幸せになってほしい
:07/06/18 18:27
:SH902iS
:☆☆☆
#362 [あゆみ]
あたしはスーツ姿で出ていくたくみの後ろ姿を見つめながら
眠りについた
夢はなにもかも忘れさせてくれる
これは現実逃避っていうのかな
神様‥
もしいるのなら
せめて夢で逢わせて下さい
日に日にあたしの記憶からこうの顔がぼやけてく
苦しくて切なくて‥
早く忘れたいのに
忘れられなくて‥
本当は1つも忘れたくない
:07/06/18 18:31
:SH902iS
:☆☆☆
#363 [智和]
あげます

:07/06/18 18:31
:P903i
:☆☆☆
#364 [我輩は匿名である]
:07/06/18 18:48
:W44K
:☆☆☆
#365 [あゆみ]
みんなあげ
ありがと

*
―――――
「「お疲れ様ですッ」」
6時半
こうとだいきの仕事が終わった
「おッちょッ待てよ!!
こう!!」
「うるせーな
何だよ

」
「今日ちょっとのまねえ?!
実はもうさなえ誘ってんだ
パーッとやろうぜ」
だいきがこうに言った
「のらない」
こうは振り返ったが再びだいきに背を向け歩きだした
:07/06/18 18:56
:SH902iS
:☆☆☆
#366 [あゆみ]
こうはそのままバイクにまたがりいってしまった
「おい!!
8時に行くからなー!!
絶対行くからなーッ!!」
だいきがこうに向かって叫んだ
「はあ‥」
こうがため息をつき微笑む
1人でのるバイクは風で背中に空気が入る
ついこのまえまであたかかった背中に寂しく風が流れる
:07/06/18 19:00
:SH902iS
:☆☆☆
#367 [あゆみ]
コップに並べられた2つの歯ブラシをまだ捨てられずにいる
こうはバッとピンクの歯ブラシを握り
勢い良く高く挙げた
「‥‥クッ
できねえよ‥
できるわけねえよ‥‥」
こうは座り込み肩を落とした
ポタッと涙が床に落ちる
手からコロッと歯ブラシが転がる
:07/06/18 19:06
:SH902iS
:☆☆☆
#368 [あゆみ]
ピンポーン
インターホンが鳴る
こうは急いで涙を拭き玄関に向かった
「おじゃましまーっす♪
きゃーこうぢゃん!!
相変わらずちっちゃあ☆」
さなえがこうの頭を軽くたたいた
さなえはだいきの元カノでとにかく元気な小柄な女の子だ
大人っぽいあゆみとは違ってかなり幼い感じだった
:07/06/18 19:10
:SH902iS
:☆☆☆
#369 [あゆみ]
「こう〜
いなかったらどうしようかと思ったわ!!」
だいきが安心したように顔をのぞかせた
?
だいきの後ろにおだんごでぱっつんの女の子が見えた
「誰?」
こうがその子の顔をじっとみる
「あッこいつ俺の彼女!!
あかりってゆうんだ!
今日はこうにこいつ会わせたくてさ‥」
だいきがいきずまる
:07/06/18 19:14
:SH902iS
:☆☆☆
#370 [あゆみ]
こうは自分のことでいっぱいいっぱいで
だいきの話を聞いてやれてなかったことに胸を痛めた
「あのな、こう‥‥」
「あ?」
「いや、
やっぱなんでもない
きにすんな♪」
きっとだいきは何度も打ち明けようとしたに違いない
でも俺の気持ちを思うと言えなかったんだ
こうは思った
:07/06/18 19:18
:SH902iS
:☆☆☆
#371 [あゆみ]
4人は乾杯をし、
王様ゲームで盛り上がっていた
「あ〜もう酒きれたあ〜
仕方ない♪
あたし行きまぁーす☆
こうあんたも来てッ」
さなえがこうの腕を引っ張る
「はあ〜
なんで俺〜?」
こうは嫌そうに腰をあげた
「待った!!
俺が行くよ!
わりーけどさなえはあかりといてやって!」
だいきが急いでたちあがった
:07/06/18 19:22
:SH902iS
:☆☆☆
#372 [あゆみ]
「え〜なんで〜
あたし行くぅ〜」
さなえがこうを引っ張る
「男同士の話があんだよ」
だいきが言う
さなえはしぶしぶこうから離れ腰を下ろした
「ぢゃあだいきのおごりってことで♪」
「えー!!」
さなえとだいきの会話を
あかりはクスクス笑いながら見ていた
:07/06/18 19:25
:SH902iS
:☆☆☆
#373 [あゆみ]
こうとだいきが街灯の下トボトボ歩く
「こう‥‥」
「んあ?」
こうは変な返事をした
「はあ〜‥
しっかりしろよな
おまえ最近ぼっとしすぎ」
「‥‥わりぃ」
「実はさ‥‥」
沈黙が続く‥
こうが立ち止まった
だいきは振り返りこうの目を見る
:07/06/18 19:28
:SH902iS
:☆☆☆
#374 [あゆみ]
「あゆみからメールがあった」
「いつ?」
こうが目を開く
「今日だよ
あゆみは今、
たくみと付き合ってるらしい」
こうは口をあけたままだいきを見ていた
「おまえが苦しむことねんだよ‥‥
お願いだから
もうやめてくれ
おめえみてると胸がいてえよ‥‥‥
あゆみのこと忘れて、幸せになってくれよ‥‥」
だいきが下をむく
:07/06/18 19:33
:SH902iS
:☆☆☆
#375 [あゆみ]
こうは空を見上げた
澄み切った夜空に
ぼんやりうかぶ月
そしてこうはだいきを見て微笑んだ
「‥ありがと」
だいきはこうの胸にコツッと軽く拳をぶつけた
:07/06/18 19:37
:SH902iS
:☆☆☆
#376 [みいこ]
辛すぎる―…m
こうが可哀相だあ―。
あゆみは
素直にならなきゃ
(セ-ωq)・.°
:07/06/18 19:39
:W44T
:☆☆☆
#377 [あゆみ]
みぃこサン
自分だったら
辛いよね
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笑
続き*
―――――
2人はたくさんのチューハイとビールを抱えドアを開けた
「お待たせー♪」
「遅ーいッ!!
待ちくたびれたよね、
あかりッ」
さなえはあかりに首をかしげ言った
「ごめんなあ、あかり」
だいきは優しくあかりの頭に手を乗せた
:07/06/18 20:08
:SH902iS
:☆☆☆
#378 [あゆみ]
照れながら目を反らすあかりをみてこうは微笑んだ
あかりはそれに気付くとこうに笑顔を向けた
「さなえ飲み過ぎだから!」
こうがさなえからチューハイを取り上げた
「なんで〜返せ〜ッ!!」
さなえがチューハイに手を延ばす
「さてとッぢゃああいつらのことはほっといて
行くかあかりッ♪」
だいきがあかりの手を握る
「あッ
ぢゃあさなちゃんとこう君今日はありがとッ
またみんなで会おうねッ」
:07/06/18 20:12
:SH902iS
:☆☆☆
#379 [あゆみ]
「こう明日仕事忘れんなよ」だいきがこうを見て微笑んだ
「おうッ」
こうはだいきにブイサインをだした
あかりがだいきに手を引かれドアを出ていった
さてと‥‥‥
こうは火のついてないタバコをくわえたさなえに目を向けた
:07/06/18 20:15
:SH902iS
:☆☆☆
#380 [あゆみ]
「さなえ、
おまえも送るから帰れ」
「えー!!
まだ帰らない〜!」
はあ〜‥
こうはため息をつくとさなえからタバコを取り上げて
火をつけて吸い始めた
:07/06/18 20:17
:SH902iS
:☆☆☆
#381 [あゆみ]
さなえはそんなこうを見つめながら
こうのタバコ「CHERRY」の箱を手にした
「こうは変わらないね
中2のときからずっとこれ
こうはさ‥
好きになるといつまでも大切にする人だよね」
急にさなえが声を落として話始めた
「さなえ?よってんの?」
こうがさなえの顔をみる
:07/06/18 20:22
:SH902iS
:☆☆☆
#382 [あゆみ]
「あたしさ、
知ってるんだよ
こうがあいこを妊娠させたとき毎日あいこの親に頭さげに行ってたの
あいこから聞いたけど、
ゴムもないのにしたいって言ったのあいこの方なんでしょ?
こうはゴムないならやめとこうって言ったって‥‥
あのときのこうは弱々しい目をしていた
今のこうは、あのときと同じ目をしてる」
こうはタバコを深く吸い灰皿に手を延ばした
:07/06/18 20:28
:SH902iS
:☆☆☆
#383 [さゆり]
頑張って
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:07/06/18 20:30
:SH901iC
:☆☆☆
#384 [あゆみ]
さなえはふいにこうの手首を握った
「一人で抱え込まないで
あたしはもう
こうのそんな顔見たくない」
こうはタバコの火を消した
さなえは立ち上がりこうの頭を抱き抱えた
「あたしはここにいるよ」
こうの肩が少し震えていた
:07/06/18 20:32
:SH902iS
:☆☆☆
#385 [智和]
あげー
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:07/06/18 20:33
:P903i
:☆☆☆
#386 [あゆみ]
さゆりサン
ありがと
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その後さなえは
「また来るねッ」
そう言うと部屋を飛び出してしまった
こうは布団に入り目を閉じた
あゆみ‥‥
おまえは今
ちゃんと笑ってる?
:07/06/18 20:36
:SH902iS
:☆☆☆
#387 [あゆみ]
月日は流れ、熱い夏も過ぎ9月に入った
夏休みは適当にたくみの家と自分の家を往復し、
あたしはただだらだらとした日々を過ごして終わった
こうと別れて2ヶ月が経った
久しぶりに学校に行き
さちやさきと話をした
:07/06/18 20:43
:SH902iS
:☆☆☆
#388 [あゆみ]
智和サン
あげありがと

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いつものように退屈な授業を受け学校が終わった
校門を抜けたところで目の前に懐かしい人が立っていた
「龍ちゃん‥」
あたしは立ち止まった
:07/06/18 20:46
:SH902iS
:☆☆☆
#389 [あゆみ]
龍は優しく笑いかけあたしを喫茶店に誘った
あたしの向かえに龍が座る
「元気してた?」
あたしが龍の顔を見る
久しぶりに見る龍はまた少し身長が伸びている気がした
「はい
あゆみサンは?」
「うん
元気だよ
てゆーか龍ちゃん今日はスーツぢゃないんだ?」
あたしはティシャツにジーパンとシンプルな龍を始めてみた
:07/06/18 20:51
:SH902iS
:☆☆☆
#390 [あゆみ]
龍はカプチーノを飲み口を開いた
「俺ホストやめました」
「え‥‥」
あたしがコーヒーに砂糖をいれる手を止めた
「実は‥さちに子供が出来たみたいで‥
それで籍入れようかなって‥‥」
「‥‥おめでとう!!」
あたしは龍の両手を握り興奮気味に言った
龍は驚いてあたしを見たあとあたしの手を振りほどいて下をむいた
「あゆみサンは‥‥
俺をうらんでないんですか?」
龍が聞く
:07/06/18 20:57
:SH902iS
:☆☆☆
#391 [智和]
2回目あげ
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:07/06/18 20:57
:P903i
:☆☆☆
#392 [あゆみ]
あたしは笑顔で答えた
「何言ってんの
さちの幸せは
あたしの幸せだよ」
龍はあたしのを顔を見るとグッと自分の手をにぎりしめた
「俺‥‥自分のことしか見えなくて‥‥
あゆみサンにいっぱい迷惑かけて‥‥本当最低だ
こんなことになるなら
始めからホストなんてやめてればよかった‥‥
あゆみサン‥‥
たくみサンは実は‥‥」
:07/06/18 21:04
:SH902iS
:☆☆☆
#393 [あゆみ]
たくみがいろんな女の子に手を出してることくらい知っている
薬を裏で売っていることもわかってる
あたしはそれを知ってて付き合ってきた
さちと龍のために‥‥
でも龍がホストをやめたら‥‥
あたしはたくみの傍にいる必要がなくなる
きっともう
こうはあたしを受け入れてはくれない
だけどあたしはこうが好き
こう以外見えない
あたしを満たせない
:07/06/18 21:08
:SH902iS
:☆☆☆
#394 [みいこ]
泣いちゃったmx
ホンマにいいK
:07/06/18 21:10
:W44T
:☆☆☆
#395 [あゆみ]
たくみのことならもう
何を聞いても驚かない
長い沈黙
あたしは龍が口を開くのを待った
「‥‥‥隠し子がいます」
「‥‥‥」
驚かないと思っていたのにあたしは心臓が止まるくらいびっくりしてしまった
:07/06/18 21:10
:SH902iS
:☆☆☆
#396 [あゆみ]
みぃこサン
えーッ

!!
悲しい展開ばかりで
ごめんねえ

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「この前、たくみサンとちひろサンが喧嘩してるのを見ちゃったんです
ちひろサンは
この子の父親はたくみ以外有り得ないって‥‥
だけどたくみサンは何かの間違いだって一点張りで‥‥
」
:07/06/18 21:15
:SH902iS
:☆☆☆
#397 [智和]
めっちゃいい話し
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エロがあって,
切ないよ
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:07/06/18 21:16
:P903i
:☆☆☆
#398 [あゆみ]
龍の話によると
ちひろサンは26歳のOLで
お金を渡してたくみの体を買っていたらしい
「たくみ‥‥」
あたしは龍と別れ空を見上げた
雲の流れが早い
あたしは何も考えずたくみのマンションに向かった
マンションにつくと
鍵が開いたままのドアを思いきり開けた
「ハァハァ‥」
走って来たせいで胸が苦しくなる
:07/06/18 21:20
:SH902iS
:☆☆☆
#399 [あゆみ]
智和サン
ありがと
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!
まぢ読んでくれて
ありがとねえ
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「どーしたんだよ
俺に会いたくなったかッ?」
たくみが嬉しそうにあたしの前に立った
あたしはたくみを睨んだ
「‥‥あゆみ?」
たくみはあたしのほっぺたに手を延ばした
:07/06/18 21:23
:SH902iS
:☆☆☆
#400 [あゆみ]
「触らないでッ」
あたしはたくみの手をはらった
「たくみ酷いよ‥‥
酷すぎるよ
許せない」
「何が?
ちゃんと話せよ」
あたしは熱くなる心を押さえて目に涙をためていった
「ちひろサンを‥
幸せにしてあげて
大事にしてあげて‥‥」
「おまえ、何で‥」
たくみは動揺した
:07/06/18 21:29
:SH902iS
:☆☆☆
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