*THE GOD OF DEATH*
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#703 [ま-イ子]

「………くそっ、」


ギリ、と唇を噛み締め
悪態をつく

ハンドルを握る手は
血が行き渡らない程
固く握られていて


「……峯の野郎……」


口から出たのは、
怒りの矛先である
部下の名前だった

.

⏰:08/02/24 00:10 📱:SH903i 🆔:CgmIreHo


#704 [ま-イ子]

(腹が立つ!)



被害に遭ったのは
勿論の事、
先程知った事実は

彼を憤怒させるには
十分だった



その事実とは

"囮捜査をした"という事

.

⏰:08/02/24 00:25 📱:SH903i 🆔:CgmIreHo


#705 [ま-イ子]

今までに危険な囮捜査を
した事はもちろん、有る

刑事なら犯人逮捕の為
命を張るのは
当然の事なのだが

今回の事件に関しては
次元が違いすぎる


犯人の特徴も
誘拐方法も
所持してる凶器でさえ
全てが謎なのだ

.

⏰:08/02/24 00:32 📱:SH903i 🆔:CgmIreHo


#706 [ま-イ子]

つまり、備えようがない

この件に関しては
"囮捜査をする"などと
言い出す者はいなかった


(それを、あの馬鹿…)


確かに手掛かりは
全くと言って良い程
見つかっていなかったが
囮捜査をするなんて

──それも、単独で

.

⏰:08/02/24 00:37 📱:SH903i 🆔:CgmIreHo


#707 [ま-イ子]

(───なんで、だ…)


何故俺に、一言でも
言ってくれなかったのか


恐らく止められる、と
思ったのだろうが

奴の行動は
俺に対する侮辱だ


共に捜査をし、犯人を
捕まえようと誓った
俺に対する侮辱だ

.

⏰:08/02/24 00:43 📱:SH903i 🆔:CgmIreHo


#708 [ま-イ子]

「──っなんでだ!」


少なくとも
お前が単独でやる必要は
なかった筈だろう?

そうなれば
何かが変わっていたの
かもしれない



(俺では頼りなかったのか)

(俺の決意が半端な物だと
そう感じたのか)

⏰:08/02/24 01:29 📱:SH903i 🆔:CgmIreHo


#709 [ま-イ子]

何れにしろ
俺は奴の行為を
許さない



必ず見つけ出して
ぶん殴ってやる





(…だから………)



生きてろよ──--


.

⏰:08/02/24 01:54 📱:SH903i 🆔:CgmIreHo


#710 [ま-イ子]
‐‐‐‐‐‐‐‐

第1章〜第4章
>>452

第5章(執筆中)
>>454-543
>>555-571
>>581-670
>>681-709


‐‐‐‐‐‐‐‐

⏰:08/02/24 01:56 📱:SH903i 🆔:CgmIreHo


#711 [我輩は匿名である]
待ってました頑張って

⏰:08/02/24 06:42 📱:F705i 🆔:bjbnFicM


#712 [ま-イ子]
‐‐‐‐‐‐‐‐

>>711 匿名さま_

更新不定期
ごめんなさい
こんなヘボ小説を
待っていてくだ
さったなんて、
感激です!(;ω;)
完結まで頑張り
ますので宜しく
お願いします


‐‐‐‐‐‐‐‐

⏰:08/02/24 10:45 📱:SH903i 🆔:CgmIreHo


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