大好きな春へ ...≪BL≫
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#201 [コロ]
 
僕が誠二さんに虐待されていた..?しかも無理矢理
犯されてたなんて...

春「そんなのッ
 信じれるわけない!」

海「誘拐されてから
 1ヵ月間の記憶ある?」
春「そんな子供の頃の
 事なんてッ...あるよ!
 桜が満開で綺麗だった」 

⏰:07/08/24 15:39 📱:SH700i 🆔:9B/YEvoo


#202 [コロ]
 
勇「よく思い出して...
 誘拐された時はまだ
 桜は咲いてなかったの
 では...?」

春「ぇ...」

海「お前が桜を見たのは
 誠二の部屋の窓から
 見た景色だろ...
 連れ去られる時だよ。
 桜は咲いてたか?」
 

⏰:07/08/24 15:47 📱:SH700i 🆔:9B/YEvoo


#203 [コロ]
 
誠二さんは公園に一人で
居た僕を誘拐した...

公園には桜の木がある。
その桜の木には花が...

春「....!?...―――」
海「春日、誘拐された時
 桜は咲いてなかった。
 なのに誠二の部屋から
 見た桜は咲いてた。
 ....なんでだ?」

⏰:07/08/24 15:53 📱:SH700i 🆔:9B/YEvoo


#204 [コロ]
 
春「...ッ....日にちが
 たったから...ッ..」

あぁ....そっか...
そうだった。
誠二さんに感じた
違和感...

海「なんで日にちが
 たったか思い出した?」

春「ヒッ..ゥ..ッ...
 僕、誠二さんに...
 酷い事..されたッ..」
 

⏰:07/08/24 15:59 📱:SH700i 🆔:9B/YEvoo


#205 [コロ]
 
海「...春日」

 ギュッ

僕は誠二さんの事が
本当は怖くて、逆らえ
なかったんだ...。

海斗さんに抱きしめられながら、僕は鮮明によみがえる記憶が怖くて体が奮えた

無理矢理の愛だった...
愛してたんじゃなく
愛させられていた。
 

⏰:07/08/24 16:08 📱:SH700i 🆔:9B/YEvoo


#206 [コロ]
勇「春日さん...」

春「ゥッ...ふぇッ..
 ぅわぁぁんッ..ヒック...」

その後はひたすら泣きじゃくった...
海斗さんの優しい腕に
甘えるようにすがり付いた

酷いよ誠二さん...
誘拐された時、8歳だと
思ってたのに...
 

⏰:07/08/24 16:16 📱:SH700i 🆔:9B/YEvoo


#207 [コロ]
桜が咲いてなかったあの時は...まだ7歳だった。

 サァァァッ

勇「海斗様、春日さん
 風が吹いてきました。
 中に入りましょう」

海「あぁ...
 春日、行こう。」
 
夜風が冷たい...
僕の心も...
海斗さん、暖めてくれるかな...―――

⏰:07/08/24 16:23 📱:SH700i 🆔:9B/YEvoo


#208 [コロ]
 



―寝室―

 チュッ クチュ

春「ン...は..ァンッ...」

海「泣きやんだ?...」

春「海斗..さん...(ポロ)」

海「こら、そんなに
 泣いたらウサギになる」

海斗さんは指で僕の涙を
そっと拭った。
 

⏰:07/08/24 17:06 📱:SH700i 🆔:9B/YEvoo


#209 [コロ]
その優しい行動が余計に
涙を流させる...

それでも海斗さんは
優しく触り続けた。

服をゆっくり脱がされ
色んな所に海斗さんの
唇が落ちる...

それだけで僕は
イッてしまいそうだった

暖めるどころか
もぅ、熱くて死んでしまいそう...
 

⏰:07/08/24 17:11 📱:SH700i 🆔:9B/YEvoo


#210 [コロ]
"幸せ"を初めて知った。

"愛しい"と感じた。

どうか僕の片思いじゃ
ありませんように...。

春「海斗さ..ん...
 もっと...ァッ..」

海「春日...ハァ..ハァ」

徐々に絶頂へ近づく。
その前に...
イッてしまう前に...
 

⏰:07/08/24 17:17 📱:SH700i 🆔:9B/YEvoo


#211 [コロ]
春「一人は嫌...ッ
 海斗さん..が...僕の
 中に居てくれないと」

海「///....ッ..春日!」

 ぎゅうッ

春「ピクンッ..///」

海「可愛い...」

春「ドキン....海斗さん」
 

⏰:07/08/24 17:21 📱:SH700i 🆔:9B/YEvoo


#212 [コロ]
 
その後の海斗さんは
優しく、激しく...
僕の身も心も満たしてくれた...

 グチュ ズプッ

春「アッアッ...ヒァッ..ン」

海「ァッ...クッ....春日」

キスは優しく、濃厚で
お互いその甘美を
むさぼる様に味わった。
 

⏰:07/08/24 17:32 📱:SH700i 🆔:9B/YEvoo


#213 [コロ]
絶頂は突然だった...

海斗さんが僕を激しく
突いた。

 ズンッ ヌプッ ズプッ

春「ぁッダメ..あああッ」

海「ンッ...ハァッ...春日ッ」

 ギュッ...

海「愛してる..ッ」

春「海斗さ...ァ..ぁあ!」

 ドプッ ビクビクッ
 

⏰:07/08/24 17:36 📱:SH700i 🆔:9B/YEvoo


#214 [コロ]
 
春「ゃッ..ヒィああッ!」

 ビュクッ ピュッ...


体の力が抜けていく...
数回の痙攣が襲った後は
僕も海斗さんも
だだ息を荒くしていた

僕より早く息を整えた
海斗さんが僕の中から
出ていく...

そして沈黙が続く...
少し心地イイ沈黙だ。

⏰:07/08/24 17:42 📱:SH700i 🆔:9B/YEvoo


#215 [コロ]
 
海「....春日..」

海斗さんが何か待ってるような顔をしていた。

わかってるよ...
ちゃんとわかってる。

春「僕も....海斗さんを
 愛してる...///ニコ」

海「ッ...///」

僕の言葉を聞いて
海斗さんは顔を赤くした。 

⏰:07/08/24 17:46 📱:SH700i 🆔:9B/YEvoo


#216 [コロ]
 
この気持ちが恋なんだって気付いたから...
僕は海斗さんに応えた。

僕の顔も赤いよね
だって恥ずかしいんだ

誰かと結ばれたのって
初めてだから...///



 

⏰:07/08/24 17:49 📱:SH700i 🆔:9B/YEvoo


#217 [コロ]
僕と海斗さんは
そのまま抱き合って
眠った...

今までで一番暖かい
夜だった。




 
―翌朝―

 コンコン...カチャ

勇「おはようございます
 ...クス...」

春・海「スー...スー...」

勇「そんなにくっついて
 寝なくても(笑)」
 

⏰:07/08/24 17:54 📱:SH700i 🆔:9B/YEvoo


#218 [コロ]
 
勇気はだまって部屋を出た

 キィィ― パタン

勇「さて、まだやる事は
 残ってますよ(笑)」



勇気は準備をし始めた。
今日は海斗とある場所に
行かなくてはならない。
 

⏰:07/08/24 18:01 📱:SH700i 🆔:9B/YEvoo


#219 [コロ]
 

春「...ンッ...ぁ...?」

僕が朝起きると
海斗さんは居なかった。

春「あれ...?海斗さん」

辺りを見回し、服を着て
部屋の外、庭も見て回ったけど海斗さんも勇気さんも居ない...

春「...どこ...?..ッ」
 

⏰:07/08/24 18:06 📱:SH700i 🆔:9B/YEvoo


#220 [コロ]
 

結局二人は夕方まで帰ってこなかった...

海「ただいま春日!」

春「ッ...ぁ..ヒック..グスッ」

海「何泣いてんだよ!?」

勇「春日さん...」

春「一人は嫌ぁ..ヒック
 置いてかないでッ..」

僕は海斗さんに飛び付いていた。
寂しかったよッ

⏰:07/08/24 18:10 📱:SH700i 🆔:9B/YEvoo


#221 [コロ]
 
そんな僕を海斗さんは
優しく腕に包んでくれた。

海「誠二の所に行って
 きたよ。」

海斗さんと勇気さんは
誠二さんの所へ行ってきたようだ...

春「な、何しに?」

海「春日が元気だって
 伝えに...あと今は
 俺と愛し合ってるて」

⏰:07/08/24 18:18 📱:SH700i 🆔:9B/YEvoo


#222 [コロ]
 
そう言った海斗さんは
少し照れた顔だった。

春「誠二さん...何て?」

海「わかったって...
 春日に謝ってたよ。
 すまなかったって」

春「...そぅ..
 ありがとう。ニコ」

海「クス...いい子だ」

 

⏰:07/08/24 18:28 📱:SH700i 🆔:9B/YEvoo


#223 [コロ]
海斗さんはポンポンと
僕の頭を撫でた。

勇「...あーぁ...
 俺も恋人ほしいな」

春「勇気さん///」

海「作れば?(笑)」

勇「.....。」

勇気さんはチラッと僕の
顔を見た。

勇「春日さんを俺に
 くれますか?」

海「....へ?」

⏰:07/08/24 18:32 📱:SH700i 🆔:9B/YEvoo


#224 [コロ]
 
勇気さん...なんか
すごい事言った...?

勇「プッ(笑)冗談です」

いやいや...
ビックリするじゃん

海「勇気ッ...今度
 冗談でも言うなよ!」

勇「はい(笑)...」

勇気さんは焦る海斗さんを笑った。

少し僕も可笑しくなった。
 

⏰:07/08/24 18:37 📱:SH700i 🆔:9B/YEvoo


#225 [コロ]
 


最後は笑って終わった
今回の休日は
終わり良ければ全て良し
の言葉通り、良い思い出
となった。

海斗さん、勇気さん
ありがとう...


暖かい木漏れ日の中
僕達三人は車に乗り、
三波家まで笑顔の帰宅を
した...。

 

⏰:07/08/24 18:45 📱:SH700i 🆔:9B/YEvoo


#226 [コロ]
きります☆

[話しの流れ]
16、よみがえる記憶
17、恋人同士
18、笑顔の帰宅
―――――――――――
読んでもらえてるかな?
感想待ってます!(>_<)
◆感想板◆
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2722/

⏰:07/08/24 18:54 📱:SH700i 🆔:9B/YEvoo


#227 [コロ]
 


―数日後―

春「ねぇ、勇気さん」

勇「はい」

僕は最近、勇気さんに
海斗さんの子供時代の話しを聞くのが日課になっている

春「この前の続き...
 おしえて?」

勇気さんは海斗さんに
怒られるから
あまり話したがらないけど...

⏰:07/08/25 00:43 📱:SH700i 🆔:D75H/44w


#228 [コロ]
 
春「勇気さぁん...
 聞きたいなぁ?」

僕が勇気さんの顔を
のぞきこむと...

勇「...ハァ↓
 どこまで話しました?」

春「にこぉ☆
 えっとー、教師と
 生徒会の対立...」

勇「あぁ...」

 

⏰:07/08/25 00:50 📱:SH700i 🆔:D75H/44w


#229 [コロ]
観念して、しぶしぶ
話してくれる(笑)

勇気さんが海斗さんと
初めて会ったのは
海斗さんが10歳で、
勇気さんが17歳の時。

当時まだ高校生だった
勇気さんは、警察官の父親に連れられて、三波家の
パーティーに出席した...
 

⏰:07/08/25 01:00 📱:SH700i 🆔:D75H/44w


#230 [コロ]
―9年前・三波家―

勇「でけぇ家...」

(勇)父「三波社長は
 父さんの古い友人だ。
 恥をかかすなよ」

勇「父さん、あそこに
 女優がいるぜ!
 サインもーらお♪」

 バコッ!

勇「痛いッ!」

勇(父)「勇気ッ...(怒)」

⏰:07/08/25 01:10 📱:SH700i 🆔:D75H/44w


#231 [コロ]
 
勇「わかったよ....
 うっせーな」

勇(父)「はぁー...
 俺は今、お前を連れて
 来た事を後悔している」

勇「プッ(笑)
 残念だったな」

この頃の勇気は普通に
街中を歩いてる高校生
そのものだった。
 

⏰:07/08/25 01:20 📱:SH700i 🆔:D75H/44w


#232 [コロ]
煙草は吸うし、髪も染め、苦いビールを無理に
平気な顔をしながら飲む
高校生...。

大人びた見た目と整った
顔立ちの勇気は何をしても似合った。

勉強もそこそこ出来る。

そんな勇気を父は、よく
可愛いがった。
 

⏰:07/08/25 01:38 📱:SH700i 🆔:D75H/44w


#233 [コロ]
妻に先立たれた父は
一人息子の勇気と
少しでも長く一緒に
すごそうとした。

そのへんの俳優に負けない見た目だと、父は勇気を
心から自慢にしている。

ただ未成年の喫煙と飲酒
だけは常々しかっていた。 
 

⏰:07/08/25 01:48 📱:SH700i 🆔:D75H/44w


#234 [コロ]
 
(勇)父「あ!三波社長」

三波「ようこそ中西さん」

(勇)父「息子の勇気まで
 招待していただき
 ありがとうございます」

勇「はじめまして。
 勇気です」

三波「はじめまして
 やっと会えたね。ニコ」
  

⏰:07/08/25 01:58 📱:SH700i 🆔:D75H/44w


#235 [コロ]
三波社長は、いつも汗臭い体で帰ってくる父とは違い、なかりオシャレで
ダンディに見えた...

三波「私にも息子が
 居てね...えっと..キョロ
 海斗!来なさい」

勇「....チラッ...!?」

海「はい」

(勇)父「これはこれは
 はじめまして」

⏰:07/08/25 02:07 📱:SH700i 🆔:D75H/44w


#236 [コロ]
 
勇気にとって海斗との出会いは衝撃的だった。
はじめて綺麗な人間を
見たような...

子供とは思えないほど
妖艶な表情をしていた。

勇「はじめ...まして」

海「?..はじめまして」

これが初めて言葉をかわした瞬間だった。
 

⏰:07/08/25 03:06 📱:SH700i 🆔:D75H/44w


#237 [コロ]
 

この日以来、勇気は
三波家に出入りするようになる。

パーティーの時、三波社長に
海斗の家庭教師を頼まれたのだ。

後に海斗の秘書になるなんて思ってもなかったが
あのパーティーが勇気にとって人生のターニングポイントになった事は間違いない。
 

⏰:07/08/25 03:12 📱:SH700i 🆔:D75H/44w


#238 [コロ]
まぁ、海斗がこんなに
憎たらしい奴だったと
後々後悔はしたが...

弟同然に勉強を教えてやった、あの小さな子供が
社長として成長していく
姿を一番近くで見ていられるのは、なかなか楽しい。
海斗は勇気のちょっとした自慢なのだ。
 

⏰:07/08/25 03:19 📱:SH700i 🆔:D75H/44w


#239 [コロ]
若いと言うだけで
海斗を馬鹿にする奴も
居るが、海斗はそんなの
気にしない。

文句を言われない様に
仕事だけは真面目にこなす

そんな海斗の姿を見てきたから、勇気は海斗を
心から自慢に思う。
 

⏰:07/08/25 03:25 📱:SH700i 🆔:D75H/44w


#240 [コロ]
きっと父もこんな気持ちで自分を育ててくれたんだろう...
そう思うと嬉しかった。
 ・
 ・
 ・

春「わぁ、じゃあ
 生徒会が勝ったんだ!」

勇「そうです(笑)」

春「海斗さんが会長
 だからだね☆」

勇「クスクス(笑)」
 

⏰:07/08/25 11:12 📱:SH700i 🆔:D75H/44w


#241 [コロ]
小学校の1年生しか
知らない僕にとって
海斗さんの学生時代の話しは、すごく楽しい。

でも、時々思う...
勉強をたくさんしてきた
海斗さんにとって
誠二さんに少し勉強を
教えてもらってただけの
僕は、話しが合わなくて
つまんないんじゃ...
 

⏰:07/08/25 11:18 📱:SH700i 🆔:D75H/44w


#242 [コロ]
 
春「学校って楽しそう
 みんな生き生き
 してるんだろなぁ」

勇「そうですね...」

みんなが友達作りや
勉強に夢中だった頃...
僕は誠二さんに人生を
捧げてた。

今となれば悔しいような
気もするけど
 

⏰:07/08/25 11:27 📱:SH700i 🆔:D75H/44w


#243 [コロ]
誠二さんに会ってなければ、海斗さんにも会ってなかったわけだし...

無駄な時間じゃなかったと思おう。

勇「学校へ行きたい
 ですか?」

春「ぇ?」

勇「今からでも高校や
 大学に行けますよ」

春「.....ううん。
 行かない(笑)」
 

⏰:07/08/25 11:30 📱:SH700i 🆔:D75H/44w


#244 [コロ]
勇「?...」

春「僕はこれから
 海斗さんのために
 おかえりなさいって
 言う人になるの。」

僕がそう言うと、勇気さんは少し赤い顔をした。

勇「そうですか(笑)
 それは良いですね...
 (( なんて初々しい
 んだろうッ.../// ))
 

⏰:07/08/25 11:38 📱:SH700i 🆔:D75H/44w


#245 [コロ]
勇気が僕の子供っぽい
発言に心の中でツッコミをいれてる時、海斗さんが
部屋にもどってきた。

 カチャ...

海「勇気、パーティーが
 入った。今井社長だ」

勇「また今井社長ですか
 あの人パーティー好きです
 ねぇ...」
 

⏰:07/08/25 11:44 📱:SH700i 🆔:D75H/44w


#246 [コロ]
勇気さんが言うと
海斗さんも同感って顔で
めんどくさそうに
スーツに着替え始めた。

ベッドの横のクローゼットの中には、海斗さんのスーツが何着もはいっている。

高そうなスーツがあんなにたくさん...
すごいなぁ...
 

⏰:07/08/25 11:49 📱:SH700i 🆔:D75H/44w


#247 [コロ]
僕がそう思っていると
シャツに袖を通した海斗さんが振り返り、一言...

海「春日も来る?」

春「.....え"?」

変な声でちゃったッ!?

海「友人同行OKだし
 ...どぅ?(笑)」

勇「いくらなんでも
 海斗様...」

 

⏰:07/08/25 12:27 📱:SH700i 🆔:D75H/44w


#248 [コロ]
勇気さんが止めた...
ほら、勇気さんも僕なんか行かない方がいいんだって思ってる。

海「なんだよ...
 いいじゃん別に」

勇「....中には変な趣味
 を持った方も居るのに
 春日さんを連れてった
 ら、すぐ目を付けられ
 ますよ...」
 

⏰:07/08/25 12:32 📱:SH700i 🆔:D75H/44w


#249 [コロ]
春「え?」

海「ぁ...」

勇「それでもよろしいん
 でしたら...どうぞ」

海斗さんは少し考えてから僕の方を見て言った...

海「春日、今日も留守番
 しててな?...」

 

⏰:07/08/25 12:37 📱:SH700i 🆔:D75H/44w


#250 [コロ]
てことは、やっぱり僕が
"おかえりなさい"って
言ってあげないと(笑)

春「はいっ!ニコ
 いってらっしゃい」

海「///...」

 ぎゅうッ

海「可愛い...///」

春「///...クスッ」

海斗さんに愛されてるだけで嬉しい。
 

⏰:07/08/25 12:43 📱:SH700i 🆔:D75H/44w


#251 [コロ]
 


少しして二人はパーティーに
出掛けた。

部屋で一人、僕はベッドの上でごろごろしていた。






 

⏰:07/08/25 12:57 📱:SH700i 🆔:D75H/44w


#252 [コロ]
 カチャ キィィ―

春「スー スー.....」

いつの間にか眠ってしまった...
一つの影が部屋に入ってきたのも知らず...

 ギシッ スッ

春「ん...か..いと.さ?」

 ガバッ!

春「んん"ッ!?..」

何かがいきなり覆いかぶさってきて、僕の口をふさぐ

⏰:07/08/25 13:05 📱:SH700i 🆔:D75H/44w


#253 [コロ]
 
龍「ニヤ...(笑)
 春日く〜ん☆ハロー」

龍さんだった...

春「んっァ...龍さんッ」

海斗さんが居ないのを
狙って、部屋に入ってきたのだ。

龍「やっぱ可愛いな...
 海斗と恋人同士なん
 だって?(笑)」
 

⏰:07/08/25 13:10 📱:SH700i 🆔:D75H/44w


#254 [我輩は匿名である]
>>1-50
>>51-100
>>101-150
>>151-200
>>201-250

⏰:07/08/25 17:56 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#255 [コロ]
我輩様
アンカーありがとうございます(^0^)/
 

⏰:07/08/26 05:59 📱:SH700i 🆔:g1Mb8nLg


#256 [樹]
龍〜春日をどうする気だぁ!!
主さんっ応援してます
がんばってくださいね

⏰:07/08/26 21:03 📱:P902iS 🆔:sHc1N/hs


#257 [コロ]
樹様
頑張りますo(^-^)o
少し更新します☆
龍よ、春日をどうする気だ!!!

⏰:07/08/27 07:06 📱:SH700i 🆔:eolsbrVc


#258 [コロ]
春「だから?!...」

僕が睨んでも楽しそうに
笑うだけで、馬乗りのまま離れない。

龍「海斗って自己中だし
 わがままで、嫌味で
 ちょー最悪じゃん?
 アイツやめて俺にしとけ」

この人むちゃくちゃ。
しかも海斗さんの悪口まで言うしッ...

⏰:07/08/27 07:28 📱:SH700i 🆔:eolsbrVc


#259 [コロ]
 
春「早く僕から離れて。
 じゃないと大声だす」

龍「だせば?(笑)
 海斗も勇気も居ない
 となると、今この家で
 一番権力があるのは
 この俺なんだぜ?」

龍さんはもし誰か来ても
自分の一声でどうにでもなると言った。
 

⏰:07/08/27 07:46 📱:SH700i 🆔:eolsbrVc


#260 [コロ]
龍「クス...泣くの?笑」

春「ッ..(フルフル)」

僕は首をふった。
だけど、振りほどけない
ほどの力で腕と体を押さえつけられて、身動きが
とれない。

 グイッ ビリッ

春「ビクッ...」

服を引っ張られた拍子に
胸元が破けた。
 

⏰:07/08/27 07:58 📱:SH700i 🆔:eolsbrVc


#261 [コロ]
調度イイとばかりに
龍さんは僕の胸に手を
入れてきた。

春「いやッ!..ッ...」

 ゴソッ スル...

春「ぁッ...ッ」

龍さんは僕の胸の突起を
見つけ、こねる様に指で
摘んだ。

抵抗しても龍さんは
びくともしない...
 

⏰:07/08/27 15:04 📱:SH700i 🆔:eolsbrVc


#262 [コロ]
春「やめてッ..嫌ぁ!」

龍「嫌ぁ?(笑)
 かーわいい...」

 グッ ズルッ

春「ァッ...ビク...ッ」

ズボンを下着ごと下ろされて僕の秘部があらわになった...

龍「クス...なんだ?
 反応してるし(笑)」
 

⏰:07/08/27 15:16 📱:SH700i 🆔:eolsbrVc


#263 [コロ]
春「ビクンッ....やめッ..」

龍「やめない。」

さっきまでふざけ顔してたのに、いきなり本気になった様に言われ、体が硬直した...

 ガッ グイッ

春「!...ッ..嫌ッ」

龍「うるせぇよ」

腕を破けたシャツでベッドに縛られた。
 

⏰:07/08/27 15:26 📱:SH700i 🆔:eolsbrVc


#264 [コロ]
 
龍さんが僕の少し勃ち始めたものをツンと指で触る

腰がビクンと跳ね、それを
見た龍さんはニヤリと
笑ってさらに触る。

 キュッ ムニ...

春「ヒッ..あぅ...ヤッ」

龍「たまんねぇ(笑)
 海斗だけコレを独り
 占めかよ...」
 

⏰:07/08/27 16:06 📱:SH700i 🆔:eolsbrVc


#265 [コロ]
 スル...

春「!...ぃゃッ
 やめて...そこはッ」

龍「え?どこ?(笑)」

龍さんが軽く触った場所は一番触られたくない所。

今は海斗さんしか
受け入れない...

春「お願いしますッ...
 ふぇッ...嫌だ」

龍「ははっ...嫌(笑)」
 

⏰:07/08/27 16:12 📱:SH700i 🆔:eolsbrVc


#266 [コロ]
 グッ

春「!ッ...ヤッ.いやァ!」

海斗さんッ!
助けて!嫌だッ嫌だッ
海斗さん...海斗さんッ!


その時、部屋の外から
声がしてきた...

"おかえりなさいませ"

"ただいま。オイ勇気"

"はい"

"これを書斎に"

海斗さんが帰ってきた。
 

⏰:07/08/27 16:23 📱:SH700i 🆔:eolsbrVc


#267 [コロ]
今たしかにメイドさんの
おかえりなさいの声ね後に海斗さんと勇気さんの話す声が聞こえた。

春「海斗さ...ッ
 海斗さん!海斗さん!」

龍「!...やべッ...」

 ガチャッ

海「春日?どうし...
 オイ...何してる龍」

勇「!....」
 

⏰:07/08/27 16:29 📱:SH700i 🆔:eolsbrVc


#268 [コロ]
春「海斗さんッ...ヒック
 助けてぇッ...」

僕の声と同時に海斗さんがベッドに駆け寄り、龍さんに殴りかかった

龍「うわッ!やめろッ」

 バキッ! ガッ

海「ふざけんじゃねぇ!」

龍「グッぁ...」
 

⏰:07/08/27 16:40 📱:SH700i 🆔:eolsbrVc


#269 [コロ]
 ガキッ

今、口の中で何が折れる
音がした

春「海斗さんッ
 もぅいいよ!」

勇「春日さん大丈夫です
 腕を...」

勇気さんは僕の腕を解いてフトンを肩にかけてくれた

海「龍!...もぅいいッ
 部屋から出て行け。
 後で話しがある」

⏰:07/08/27 16:51 📱:SH700i 🆔:eolsbrVc


#270 [コロ]
 
龍「イテ...クソッ....」

龍さんは部屋から出ていった...


春「ヒック..ぇっ..ヒッ..」

海「春日ッ...」

 ぎゅっ

海「ごめんな!
 こんな事になって...」

春「海斗さんッ...
 怖かったよ..ふぇッ」
 

⏰:07/08/27 16:55 📱:SH700i 🆔:eolsbrVc


#271 [コロ]
海斗さんは痛いぐらい
僕を抱きしめて、何度も
キスをしてくれた。

勇「.....書斎へ行って
 ますね」

海「あぁ、悪いな」

勇気さんが行った後も
海斗さんは僕を抱きしめ
続けた。
僕の奮えが止まるまで
ずっと...
 

⏰:07/08/27 17:08 📱:SH700i 🆔:eolsbrVc


#272 [コロ]
いったんきります☆

[感想板]
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2722/

⏰:07/08/27 17:11 📱:SH700i 🆔:eolsbrVc


#273 [コロ]
 


―翌日―

海斗さんは僕を抱きしめながら一緒に眠ってくれた。

書斎にて・・・――

海「なぁ、龍。
 春日には手をだすな
 それが無理なら
 俺の前から消えろ」

龍「....俺が居なく
 なって困るのは誰だ?」 

⏰:07/08/27 21:06 📱:SH700i 🆔:eolsbrVc


#274 [我輩は匿名である]
>>1-100
>>101-200
>>201-300

⏰:07/08/28 00:54 📱:D903i 🆔:G7gMgcfE


#275 [コロ]
我輩様
アンカーありがとうございます(^^)

⏰:07/08/28 04:46 📱:SH700i 🆔:/mhg27Ho


#276 [コロ]
勇「ここの従業員ですね」

龍「しかも...消えろ?
 俺が消えたら誰が一番
 驚く?(笑)」

海「...ッ....親父か?」

龍「そうだろ?(笑)」

海斗の父である三波社長は、海斗が12歳の時
友人から一人の子供を養子として引き取った。

⏰:07/08/28 05:00 📱:SH700i 🆔:/mhg27Ho


#277 [コロ]
 
その子供が龍だ。

三波の学生時代の友人が
交通事故で亡くなり
残された龍には身寄りがなかった。

当時14歳だった龍に
三波は家の事をまかせ
龍は現在、三波家の従業員を全て取り仕切っている。 

⏰:07/08/28 17:47 📱:SH700i 🆔:/mhg27Ho


#278 [コロ]
龍「7年間、俺はこの家
 に使えた...
 責任者として、お前の
 義理の兄として。」

海「ッ....あぁ」

海斗は龍の事が、けして
嫌いなわけじゃない。
龍がこの家の事を懸命に
覚えようと努力する姿を
見てきた...
 

⏰:07/08/29 07:48 📱:SH700i 🆔:REYO8jow


#279 [コロ]
兄として見ると出来が
悪いが、友達としてだと
楽しいやつだ。

ただ、気に入った子が
あらわれると
人の物だろうが何だろうが関係なく自分の物にしようと手を出してくる。

海斗はそれが許せなかった...。
 

⏰:07/08/29 07:59 📱:SH700i 🆔:REYO8jow


#280 [コロ]
海「確かに、龍が居なく
 なると親父も従業員も
 困る...
 でも春日にちょっかい
 出されると俺が困る。
 だから次何かしたら
 マジで消えてもらう
 からなッ」

そう言われて、龍は少し
言葉を詰まらせた後
わかったと一言いった。
 

⏰:07/08/29 08:06 📱:SH700i 🆔:REYO8jow


#281 [コロ]
龍は海斗の性格を、勇気
の次によく知っている。

次、春日に手を出せば
確実に追い出される...

龍(( 見つかれば。
 の話しだけど(笑)))

勇「...反省してない
 感じがするな」

龍「は?(ドキッ)」
 

⏰:07/08/29 18:57 📱:SH700i 🆔:REYO8jow


#282 [コロ]
海「そうだな...
 当分春日は一人に
 しないでおく」

海斗は龍に向かって言った

せっかくここの生活に
慣れて笑顔が増えた
春日を、また泣かせる
わけにはいかない。

龍には絶対手を出させないと決めた。
 

⏰:07/08/29 19:05 📱:SH700i 🆔:REYO8jow


#283 [コロ]
 



―部屋―

朝、起きた僕は勇気さんに着替えをさせられていた。

今日も仕事のはずなのに
どうして僕まで...

と考えてる間に着替えは
終わり、ドアがノック
された。

 カチャ

海「用意出来たか?」

勇「はい大丈夫です」
 

⏰:07/08/29 19:33 📱:SH700i 🆔:REYO8jow


#284 [コロ]
海斗さんが少し
楽しそうな顔で入ってきた

春「海斗さん...」

海「春日ぃ☆」

 ぎゅうぅ

春「...///」

今日も朝から海斗さんに
ぎゅってしてもらえた。

僕は嬉しくて顔が真っ赤になってしまった。
 

⏰:07/08/29 19:38 📱:SH700i 🆔:REYO8jow


#285 [コロ]
海「春日一人にするの
 心配だから、今日は
 一緒に会社に行くぞ」

春「え?!」

海斗さんの会社に?
僕が行っていいの?

なんだか、いきなりで
ビックリだけど
あっと言う間に準備が
されて、車に乗せられていた...。
 

⏰:07/08/29 20:27 📱:SH700i 🆔:REYO8jow


#286 [コロ]
 

車に揺られて40分...

僕は海斗さんが働く
会社を初めて見た。

こんな大きい建物見た事がない...

まわりのビルも大きいけど海斗さんの会社が
一番大きくて綺麗。

車はそのままビルの地下にある駐車場へ入った。
 

⏰:07/08/29 20:56 📱:SH700i 🆔:REYO8jow


#287 [コロ]
勇「海斗様、今日
 春日さんはずっと
 社長室ですか?」

海「そうだなァ...
 俺のIDカード渡しとく
 から、飽きたら中庭に
 行ってお茶でも飲んで
 るといいよ」

春「はい...///」

勇「クス...春日さん
 嬉しそうですね」

⏰:07/08/30 00:19 📱:SH700i 🆔:jHmK.nQI


#288 [コロ]
 
だってこんなに大きな
建物初めてだから
わくわくしてる!

車が止まり、僕たちが
社長室に行く間も
エレベーターや廊下や
扉の豪華さに驚くばかり
だった...。



 

⏰:07/08/30 03:23 📱:SH700i 🆔:jHmK.nQI


#289 [コロ]
―社長室―

海「はぁ、よし春日。
 一日おとなしく
 してるんだぞ」

海斗さんは僕の頭を
撫でてそう言ったあと
勇気さんに今日の予定を
説明され始めた。

僕は社長室の凄さに
その言葉を半分聞き流して見入っていた。
 

⏰:07/08/30 03:33 📱:SH700i 🆔:jHmK.nQI


#290 [コロ]
そんな時
部屋にノックの音が響き
扉が開かれた。

〇「社長、
 おはようございます」

海「おはよう三木(ミキ)」

三木さんと言う人は
海斗さんに深々と頭を
下げた。

三「社長、今日の会議
 なんですが......ぁ」
 

⏰:07/08/30 03:45 📱:SH700i 🆔:jHmK.nQI


#291 [コロ]
春「ん?...」

目が合ってしまった。

三「わぁ...可愛いッ///
 彼女ですか?」

海「彼女ではない(笑)
 こいつは男だ」

三「ぇ....あッ
 すいません。てっきり
 女性かと」

勇「三木さん用件は」

三「あ、会議ですか..」

⏰:07/08/30 03:53 📱:SH700i 🆔:jHmK.nQI


#292 [コロ]
 
三木さんは用件を話し始めて、海斗さんも勇気さんも真剣な顔になり、僕はそんな二人(特に海斗さん)に
くぎづけになった。

春「かっこいいな」

やっと触れ始めた
外の世界...

僕にはまだ眩しい世界。

 

⏰:07/08/30 04:01 📱:SH700i 🆔:jHmK.nQI


#293 [コロ]
これからは、もっと
いろんな事が待ってるんだろうな...

楽しみだな。



その日はいろんな事をして過ごした。

会社の中庭にも行って
そこのカフェで紅茶を
飲んで。

⏰:07/08/30 04:15 📱:SH700i 🆔:jHmK.nQI


#294 [コロ]
 
気付いたら社長室で
眠っていた。


―車―

海「春日のやつ全然
 起きないな(笑)」

勇「随分、はしゃいで
 ましたからね」

僕はそのまま海斗さんの
膝の上で眠った。
 

⏰:07/08/30 04:22 📱:SH700i 🆔:jHmK.nQI


#295 [コロ]
 

 
あの日以来、毎日会社に
つれていってもらってる。

そのおかげで龍さんに
手をだされる事がなくなってホッとしていた。

そんなある日...

今日は会社が休み。
だけど海斗さんは
海外の人達と会うって
言うから僕は留守。
 

⏰:07/08/30 04:55 📱:SH700i 🆔:jHmK.nQI


#296 [コロ]
勇気さんも付いて行くから僕は本当に一人きりだ。

海斗さんは僕を連れていくって言ったけど
そんな邪魔になる事は
出来ないし、勇気さんも
それはやめた方がいいと
言った。

よって、今日は
久々に"お帰りなさい"
の出番☆
 

⏰:07/08/30 05:11 📱:SH700i 🆔:jHmK.nQI


#297 [コロ]
きります☆
最近いそがしくて
なかなか話しが進まなくてごめんなさい(>_<)
それでも見てくれてる方
居ましたら嬉しいです!

[感想板]
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2722/

⏰:07/08/30 05:15 📱:SH700i 🆔:jHmK.nQI


#298 [コロ]
 
海斗さん達が出掛けてる間ラブを散歩につれて行っていつもの美味しいランチを食べて...

僕の久々の休日(?)は
海斗さんがいないせいか
長く感じる。

春「早く帰って来ない
 かなぁ...」

そんな僕をラブが
不思議そうな顔で見ていた
 

⏰:07/08/30 19:28 📱:SH700i 🆔:jHmK.nQI


#299 [コロ]
 
部屋でゴロゴロしていること、数分...

いきなりバタバタと
騒がしい音が聞こえて
ベッドから飛び起きた。

 バタバタッ ガタッ!

春「何?...」

 ガチャッ バタン!

そして音の原因は部屋に
入ってきた。

 

⏰:07/08/30 19:40 📱:SH700i 🆔:jHmK.nQI


#300 [コロ]
海「ハァ...ハァ...ッ」

春「かっ海斗さん!?」

凄い息を切らして
部屋に入って来た海斗さんは、そのままの勢いて
僕の肩を掴んだ。

海「春日ッ....お前」

春「な、何かあったの?」

海「お前の親...ッ」

春「え?」
 

⏰:07/08/30 19:43 📱:SH700i 🆔:jHmK.nQI


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