〜運命のヒト(2)〜
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#37 [りく☆]
『なぁ…りく。
もしかして……お前の親父さんの事故で、優希と何かあったのか?』
『…っえ!?』
驚き、思わず声がでた。
『滝沢ってやつと美里の話聞いていたら……絶対原因は優希と何かあったとしか考えられねぇんだ。オレが知る限りでも、たしかに"あの日"からお前はおかしくなったし…』
:07/10/03 23:38
:SH903i
:3Rpaji7I
#38 [りく☆]
みっちゃんの言葉をオレはただ黙って聞いていた。否定することも、認めることも…何もできなかったのだ。
みっちゃんの予想は見事に当たっていた。ただ…"あの日"の出来事を話すことなんてできなかった。全てを話すなんて……
"ワンッ!!"
嫌な沈黙を掻き消すかのように、チロが吠えた。今まで吠えた事なんてなかったのに……
チロの鳴き声にみっちゃんは驚きを隠せていなかった。
:07/10/03 23:39
:SH903i
:3Rpaji7I
#39 [りく☆]
『い…犬!?』
チロの方を見ながらみっちゃんが叫んだ。
人に向かって吠えるなんて今までなかったのに……。しかし、チロのお陰で嫌な沈黙は掻き消された。
『犬飼ってるのか!?』
『あぁ……かわぃぃだろ!?』
少し微笑みながら答えた
:07/10/05 00:27
:SH903i
:frvIo3Pw
#40 [りく☆]
『教えてくれよ……いきなり吠えられたら驚くだろ!?』
『ぃゃ…チロは全く吠えないからさ………それにすっごい人見知りだし。』
チロはじっとみっちゃんを見つめていた。
…チロはみっちゃんが嫌いなのか?
そぉ思いながらとりあえずチロの元に行った。
:07/10/05 00:30
:SH903i
:frvIo3Pw
#41 [りく☆]
オレが近寄ると、チロはいつものようにゆっくりと動き、オレの足元によってきた。
『どぉやらオレは、きらわれたのかなぁ…』
少しへこんだようにみっちゃんが言う。
『だから……チロは人見知り』
『あっ!!!!』
オレの話を遮るように、突然みっちゃんが叫んだ
:07/10/05 00:36
:SH903i
:frvIo3Pw
#42 [りく☆]
『遅刻するっ!!』
そう言うと慌てて帰る準備をし始めた。どうやらみっちゃんは今日仕事らしい。
『仕事丈夫かぁ?』
『お前も学校完全遅刻だろ!?まぁ…今はサボり中だからな。』
笑いながらオレを見る。思わずオレは目線をそらしてしまった。
『オレは親方に頼んで、短期間だけこっちに移動させてもらって働いてるからさ……サボれないんだよ。』
:07/10/05 00:43
:SH903i
:frvIo3Pw
#43 [りく☆]
そう言うと、みっちゃんは玄関に向かって歩きだした。
『ここに来るまで迷いすぎたな………話す時間全然なかったし』
やや落ち込み気味にみっちゃんが呟いた。
『久しぶり会えてよかったよ』
オレはみっちゃんに笑顔でそぉ答えた。
…過去を知られただけなのに
…本当によかったのか?
解決できない疑問が頭に残る
:07/10/05 00:47
:SH903i
:frvIo3Pw
#44 [りく☆]
『オレも♪また時間があったら会いに来るよ。』
そう言うと、みっちゃんは玄関のドアを開けた。外は夏に近づいているため、少し暑くなってきていた。
出ようとした瞬間だった。いきなりみっちゃんがオレの方に振り返った。
『忘れ物か?』
そんなみっちゃんを見てオレが質問する
:07/10/06 20:38
:SH903i
:QRSWGQBs
#45 [りく☆]
『りく……一ついいか?』
『なに?』
『お前は…お前を心配してくれているやつを信用してないだろ?』
『えっ!?』
『あんなに心配してくれている友達に、お前は絶対心を開こうとしない。そして何も相談しない。
そんなんでお前は滝沢たちを"友人"なんて呼べないんじゃないか?
ってかやつらに失礼だろ…』
:07/10/06 20:49
:SH903i
:QRSWGQBs
#46 [りく☆]
『お前がいつまでもそんな態度だったら、誰でもそぉ思ってしまうぜ。
まぁ〜でも滝沢は特例かもな♪
じゃぁ…またな』
"バタンッ"
玄関のドアが閉まり、オレは一人になった。
みっちゃんの言葉がまだ頭の中に焼き付いている
:07/10/06 20:53
:SH903i
:QRSWGQBs
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