その妖かし淫らにつき
最新 最初 全 
#401 [らん]
あげ
:08/07/08 18:22
:W44K
:U.ZL7qAw
#402 [羅蘭]
あげト
:08/07/09 23:16
:W43SA
:XOy84WZM
#403 [チビ
]
:08/07/10 01:28
:SO905iCS
:xXZKphPg
#404 [ひえぃ]
ながらくおまたせしましたぁ

書きます

:08/07/13 04:44
:SH906i
:BMEMYpp2
#405 [あお☆まる]
待ってました(σ・∀・)σ
:08/07/13 04:47
:812SH
:lv2rLgR.
#406 [ひえぃ]
ビュッと風が吹くと
同時にオロチの顔から
刃物で斬られたような傷ができ血が流れる。
「そんなものでは俺は死なん…」
オロチがなぞるように傷口を指で滑らすとたちまち
何もなかったように塞がった。
『知れたこと…貴様を殺す気なぞ更々ないが…キツネ…いやその姫君が殺された時の主の顔もさぞ興味深い…』
「よくよく心理で人を揺るがそうなぞ、まるで人間のようだな」
オロチがハッと鼻で笑う
:08/07/13 04:51
:SH906i
:BMEMYpp2
#407 [ひえぃ]
『…遊びは終わりだ
守りぬいてみろ!!』
「…チッ」
オロチは桜を強く抱きしめ夜叉のするどい爪を疾風の如くよけた。
「…だめ!オロチ!キツネさんが!」
桜の一声により辺りは
静かになり
静かに低く
大量の血が床に落ちる
音が広がった。
「…ぐっ…ぅ………」
こちらへ向かっていたはずの夜叉が抜いた太い剣は
間違えなくキツネさんの
腹あたりを深く貫いている
:08/07/13 05:04
:SH906i
:BMEMYpp2
#408 [ひえぃ]
「…ガッ…自分で蒔いた種…の元凶…を…彼女には…けして……飛び火…させなん………」
貫かれた剣を持つ夜叉の腕をキツネはきちりと握り
けして揺るがない
『貴様…しにぞこないの
半妖めがぁぁ!!』
スッとオロチが夜叉に近づき耳うつ
「…今宵選ばれしものは
キツネでも桜でもない…
お前だよ、夜叉天佑」
風を切るようにオロチが腕を斜めに降ろすと夜叉の体が地面へと転げキツネも共に倒れる。
:08/07/13 05:15
:SH906i
:BMEMYpp2
#409 [ひえぃ]
『…キツネの力を見切れなかった…こちの甘さ故の結果がこれか…』
「違う、貴様は自分の力を過信しすぎた。老いと時間の流れを忘れたのが貴様の定められていた結果よ」
『…ふんっ……だが…どっちみちこの出血じゃ…キツネも……助か…ら……ぬ……………………』
物言わぬ夜叉もう
動かぬ。
「ふん、どこの種も老人と女はよく喋る…おいキツネ大丈夫か?」
:08/07/13 05:24
:SH906i
:BMEMYpp2
#410 [ひえぃ]
「ふふ…本当意地が悪いですね……体の半分以上の血液がなくなったんですよ………大丈夫なわけない」
「それだけ口が回れば
問題な「キツネさん!!!」」
オロチを押し退けて
桜が急いでキツネの元へ
とかけよった。
「やぁ…可愛い人…怪我はないですか?……」
「私は全然大丈夫だから!でもキツネさんが…血が……」
:08/07/13 05:29
:SH906i
:BMEMYpp2
#411 [ひえぃ]
キツネは血だらけの手を
スッと桜の頬に重ね優しく笑う。
「…っ!…桜さん…最後に…最後に一つだけ…お願い聞いてくれますか…」
「最後なんて……」
「…あなたと口づけを
交わしたい……私の……愛しい人……」
「……………………」
桜は胸をキュッと抑え
ながらゆっくりとキツネの顔に近付き優しく唇を
重ねた。
:08/07/13 05:38
:SH906i
:BMEMYpp2
#412 [
]
主サン
頑張って


:08/07/13 18:50
:F705i
:xt9XNsXU
#413 [ひえぃ]
血の味…
こんだけ深くさされたんだから仕方ない…でも…でも……
「……?……また泣いてるんですか…」
「…死なないで」
ギュッと桜はキツネの汚れた手を強く握った。
「…今死んでしまったら桜さん自分を攻めるでしょう?…だから僕は」
「いい加減にしろ」
割って入るかのように
オロチは寝転んでるキツネの頭をボカッと蹴った。
:08/07/14 09:50
:SH906i
:m640uTcE
#414 [ひえぃ]
桜はギョッとして
直ぐさま頭に血が登る。
「ばっばか!なにやってんのよ!冗談と本気の空気の違いも読めないの!?」
「だから読んでいる
もちろん冗談のほうな」
「は…?あんた何言って………」
桜はチラッとキツネを
見ると何やら口元が緩んでるのが見える…
「…もしかして…嘘!?」
「いやぁすみません…でも痛いのは本気で死にかけたのも本気なんですが血は止まりました」
:08/07/14 09:55
:SH906i
:m640uTcE
#415 [ひえぃ]
「さっき話かけた時に俺の血を分けた…いつまであほな演技を続けると思ったら…くだらない」
桜はフルフルと怒りに
震え放つ
「キツネさんの馬鹿!本当に本当に心配したんだからね!馬鹿馬鹿馬鹿!」
「ごめんなさい!…でも見てください桜さん」
「え?」
我にかえりキツネさんの顔をよく見ると…
「…目が」
:08/07/14 09:59
:SH906i
:m640uTcE
#416 [ひえぃ]
いつも開けきらない
そんな目をしてるキツネさんの目がきちんと開いている。
「なっなんで…そういえばなんか雰囲気違うと思った…」
「また言わなかったんですが夜叉も僕に呪をかけていたんですよ、盲目の」
「え!じゃぁ今までまったく見えてなかったんですか?」
「雰囲気や五感でなんとなくって感じでしたが…今ははっきり見えます」
:08/07/14 10:03
:SH906i
:m640uTcE
#417 [ハル]
気になる
がんばれ

:08/07/14 13:23
:911T
:l/jZ13B.
#418 [ひえぃ]
すごく綺麗な目…
なんだかキツネさんじゃないみたいで…
「あなたの顔も想像の中だけのものでしたが…思ってた以上な美しいお方でしたよ」
「えっ……きゃっ!」
キツネのくすぐったい言葉に桜は翻弄されていると急に背中に何かがのしかかってきた。
「俺の事忘れんな!」
「ヒョウ?いままでどこにいたんですか?」
「夜叉のジジイに吹っ飛ばされて…気失ってた…まじでダセー…」
:08/07/15 03:37
:SH906i
:0JTmXPXQ
#419 [ひえぃ]
ヒョウ君がいじいじ
している瞬間に何やら視線を感じ目を合わすとそこには穏やかな顔をしたキツネさんの笑顔があった。
【愛しい人…】
あの言葉だって
あんな時だから言っただけで特別に意味ないよね!
でも…
あんな顔で見られたら…
「桜ぁ俺腹へったー
なんか作ってー」
ヒョウ君がだるそうに
私に頼んでくる。
「あっはい…」
明日からはまた普通の
日々が…続けばいいけど………
:08/07/15 03:43
:SH906i
:0JTmXPXQ
#420 [e]
すごくおもしろいですI
更新再開されて
嬉しい!
頑張ってくださいイ
:08/07/17 20:57
:W51S
:pbfW4qIo
#421 [
]
頑張ってください

更新楽しみにしてます

:08/07/17 21:54
:P903i
:qITUomu.
#422 [あ]
久しぶりに読めて嬉しいです(^^)
:08/07/17 23:13
:W41K
:sLdpFjoY
#423 [知]
おもしろい!!!
:08/07/20 11:26
:W52SH
:1FYukZzY
#424 [
エリ
]
:08/07/21 13:33
:D705i
:jTeH9odY
#425 [らん]
応援Uてまスx
頑張ってくださいメ
ヽ(´ワ`人´ワ`)ノ
:08/07/21 20:35
:W44K
:y0gauPtg
#426 [上げてみました]
続き楽しみにしてます!
期待させてすみませんホ
:08/07/25 20:59
:W41K
:i/FoJ3bQ
#427 [夜蝶]
かいてー

:08/07/26 00:24
:911T
:YUt1uXNc
#428 [ひえぃ]
最近
オロチの様子がおかしい
「オロチがおかしいですって?」
せっかく静かに耳元で
伝えたのにキツネさんは
普段通りの大きさで私の話を繰り返し唱えた。
「しー!声大きい!」
「すいません…けれど何故ですか急に?」
:08/07/30 01:45
:SH906i
:dHAKpOlc
#429 [ひえぃ]
夜叉が死んでから
キツネさんの目が直ってからオロチは何故だか私に余り近寄らなくなった。
話かけてもそっけなく
まるで腫れ物かのように
私を扱い二週間が経過しようとしていた。
「…前まで
私を組み敷こう……とするくらいだったのに…今じゃ目も合わそうとしない」
口にするのも恥ずかしい
けれど…
赤面していると
キツネさんが笑いながら
答えた。
「桜さん人間なのに
知らないのですね?男は本気で愛する女性の前ではかえって無口になるものですよ」
:08/07/30 01:51
:SH906i
:dHAKpOlc
#430 [ひえぃ]
「えっそーなん……えぇ!?愛!?」
「ふふふ、まぁ僕は人間ではないし想像で言っただけですが」
………
本当今までのキツネさんじゃないみたい…
確かに前も素敵な人だったけど本当…オロチ負けず劣らず綺麗な顔で笑われると心臓が高鳴る。
「ヒョウ君も美少年だし…妖怪ってみんな美形なのかな…」
「桜さん話聞いてませんね」
:08/07/30 01:56
:SH906i
:dHAKpOlc
#431 [ひえぃ]
「あっごめんなさい!」
「いぇ、…ですが確かにオロチは最近変ですね。殺気だってない彼など彼じゃなし、直球勝負が得意な貴方の聞き方があるんじゃないですか?」
とキツネさんは
裏庭へと不敵に笑うと
消えてしまった。
「直球……」
とは言ったものの。
無理!やっぱり無理!
怖いし!触らぬオロチにたたりなし!
:08/07/30 02:01
:SH906i
:dHAKpOlc
#432 [ひえぃ]
相変わらずオロチは
庭の石垣の上で空を見ながらボーっとしている。
太陽に照らされる白い肌がより白く光、切れ長の目を細める。
綺麗な生き物…
「…なんだ?」
「!?なっなんも言ってないよ?」
なんで気付かれないようにしてたのに気付かれるんだろう…
:08/07/30 02:07
:SH906i
:dHAKpOlc
#433 [我輩は匿名である]
久しぶりに続きが読めて良かったです(^^)
:08/07/30 08:52
:W41K
:5pUbA34Q
#434 [ひえぃ]
「………………」
すぃっとまた顔を戻し
空を見る。
すごい蔑ろにされた気分……………腹たってきた。
でもなんだか
空を見るオロチの目が
泣きそうな気がして(ないだろうけど)やっぱり口には出来ない。
前の嫌みたらしく意地悪なあいつの方がまだやりやすかったよ…
しょうがなく
その場を後にしようとした瞬間いつのまにかオロチは桜のすぐ後ろで膝を組み座っていた。
:08/07/30 13:45
:SH906i
:dHAKpOlc
#435 [ひえぃ]
「きゃっ!なっなに?」
「…お前
両親は?」
「…え?母様と父様は
昔村の流行り病で……」
「…顔を覚えてるか?」
「いや…私が幼い時だったからもう…」
オロチはまた黙って
しまった。
「急に何で…」
「…………………」
:08/07/30 13:48
:SH906i
:dHAKpOlc
#436 [京
]
:08/07/30 17:37
:SH906i
:D.evrrGo
#437 [知]
書かんの???
:08/07/30 20:57
:W52SH
:wnpkKylo
#438 [ひえぃ]
:08/07/31 00:20
:SH906i
:a4KFnSx6
#439 [ひえぃ]
「ねぇってば…」
オロチの肩に桜の手が
近寄ったと思った瞬間
バッ!!
とオロチは桜の手を
腕で振り払ってからようやく自分がしたことに気付き我に返った。
「………………」
「…あっ…ごっごめん…
ただ私…その…」
何かいいたげな口許だったオロチを残し溢れそうな涙を抑え桜はその場を後にした。
ばかばかばか!
なによあいつ!もう知らない!急に…なんで…私知らない間に何かしたの?………
:08/07/31 00:28
:SH906i
:a4KFnSx6
#440 [ひえぃ]
「もう知らない…」
涙だって流してやるもんか!!止まれ涙!!
「さくら!!」
「あっヒョウ君…」
廊下の先からヒョウ君が
走ってやってくる。
「?泣いてんの?目が赤いぜ?」
「違う違う!それよりどうかしたの?なんだか楽しそうだけど…」
ムフフ〜とばかしに
ヒョウ君は嬉しそうに答える。
:08/07/31 21:38
:SH906i
:a4KFnSx6
#441 [ひえぃ]
「今日街の方で祭があるらしいんだ!さっき山猫から教えてもらったんだけど
祭って旨いんだろ?」
「お祭り?…そうか寒い日ばかり続いてたから…もう夏なんだ…」
「なぁ桜も一緒に祭食いに行こうぜ!」
「私は森出られないから……それに祭は食べるものではなくて……」
『くすくす…出られない?出たくないの間違いでしょう?』
:08/07/31 21:43
:SH906i
:a4KFnSx6
#442 [ひえぃ]
「え?」
急に後ろから冷やとする
感触と共に高い女の人の声が耳に入ってきた。
「うわぁ…でたぁ」
ヒョウ君が減なり気味に
答え顔を手で抑える。
『誰がでたって?糞生意気な猫が』
上から来たと思ったら
ストッと廊下に下りその声の主は姿を表す。
うわぁ…すごい綺麗な人…長い黒髪に真っ赤な唇…
こういう人を絶世の美女っていうんだろうな。
:08/07/31 21:49
:SH906i
:a4KFnSx6
#443 [ひえぃ]
「桜、こいつはタガメ。俺らと一緒の妖怪。ちなみにオロチよりも年いってるのに若作りしてるババァ」
『あんた本気で殺すよ!
ちょーっと見ないうちに人間に懐くなんて…まぁ変わったのはあんただけじゃなさそうだけど…』
何やら考え事をしはじめるタガメさん。…えーと
「…タガメさん
今までどこにいたんですか?」
:08/07/31 21:54
:SH906i
:a4KFnSx6
#444 [ひえぃ]
「…へぇあんたが…オロチが気に入る理由が分かるよ…確かに似てる…」
クッとタゴメに顎を捕まれ上に軽く持ち上げられた
…似てる?
「私は風だからね
一つの場所には留まらない主義なのさ」
オホホとタガメが
高い声をあげるとそれに気付いたのかキツネさんとオロチも集まってきた。
「なんだか懐かしいウザったいくらいの笑い声が聞こえますが…」
:08/07/31 22:01
:SH906i
:a4KFnSx6
#445 [ひえぃ]
キツネさんがウザったそうにオロチが少し驚いた様子でタガメさんを見た時
『…オッ……オッ……オロチィィィィ!!!』
すごい勢いで
オロチに両腕を広げて突進していくタガメ。
しかし
オロチはヒラッとそれをかわしタガメさんは勢いよく裏庭に落ちた。
「ばっばか!あんた女の子に対して!!」
「女…?」
眉をひそめいかにも
不思議そうな目で私を
見る。
:08/07/31 22:10
:SH906i
:a4KFnSx6
#446 [ひえぃ]
「あはは、残念ですが桜さんタガメは男ですよ。立派な。こんなガタイのいい女子は余り気持ちよくありませんね」
「おっ男ぉ!?」
嘘!こんな綺麗なのに?
確かに背は大きいしガタイもまぁまぁいいけど声だって…
『いたたたた〜相変わらずだねぇ…さすが私の未来の旦那様

』
「…男は趣味じゃない」
はい上がってきたタガメさんはせっせとオロチに飛びつき色気を振り撒く。
『キツネは…まぁ昔の美少年に戻ったみたいね。夜叉の話は渡り鳥に聞いたわ、大変みたいだったわね』
:08/07/31 22:17
:SH906i
:a4KFnSx6
#447 [杏]
:08/08/01 00:22
:SH906i
:2A1Zkqno
#448 [我輩は匿名である]
:08/08/01 12:12
:W52SH
:sjbxCZvM
#449 [我輩は匿名である]
上げましたヘ
期待させてすみませんホ
:08/08/02 14:57
:W41K
:jip7Ljwc
#450 [ひえぃ]
「まぁタガメも夜叉並に厄介な存在でもあるんですがね…」
「凶暴だし酒乱だし
いいところなんて特にないんじゃねーの?」
キツネさんとヒョウ君が
ズバズバ言う。
「ヒョウ…今日の祭連れて行ってやろうと考えてたのに行きたくないみたいね…一人酒するか

」
「あっうそうそうそ!行く行く絶対行く!」
「っという訳でどんな流れかしりませんが僕とヒョウとタガメで祭に行ってきます。お土産楽しみにしていてくださいね」
:08/08/02 23:44
:SH906i
:n.i0r8KM
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