あいつはあの子のことが好き。
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#481 [みぉり]
4階から3階へと階段を降りてから
中庭により近い方の階段へ移動しようと
"倉庫B"と書かれた暗室のある廊下を歩いていると
その扉から誰か・・・・女の子が出てくるのが見えた
:08/02/24 00:33
:PC
:eepis.OQ
#482 [みぉり]
写真部の人かな・・・・女の子もいるんだ〜
2年生は2人だけって言ってたし・・・・
1年生はまだ入学したばっかりだし・・・・・3年生・・・かな?
私はそんなことを考えながら確実に"倉庫B"へと近づいていく
:08/02/24 00:35
:PC
:eepis.OQ
#483 [みぉり]
女の子は私に気づいたのかこちらへと顔を向けた。
すると、女の子はすごく驚いた様子で私を見ると
すぐに背を向けてそのまま走っていってしまった
え?え?
:08/02/24 00:39
:PC
:eepis.OQ
#484 [みぉり]
一瞬の出来事に思わず足が止まる
ん?今の人・・・・私をみて驚いてたよね??
なんで??
ってゆうか・・・・あの人・・・・どっかで見たことあるような・・・
:08/02/24 00:40
:PC
:eepis.OQ
#485 [みぉり]
はて誰だったっけ?
足を止めたままうーんと考えていると再び扉が開いた
そこから出てきたのは・・・・
あ「今泉さん!」
:08/02/24 00:58
:PC
:eepis.OQ
#486 [みぉり]
私の声に振り向いた今泉さんがさっきの女の子よりも
数倍驚いた顔でこちらを見ている
・・・・私はバケモノですかっっ(泣)
:08/02/24 01:00
:PC
:eepis.OQ
#487 [みぉり]
2人してそんなに驚いた顔しなくてもいいのにぃ〜と思いながらも
今泉さんの元へと歩く
私が歩いている間に今泉さんは扉にかけてあるボードをひっくりかえしていた
:08/02/24 01:01
:PC
:eepis.OQ
#488 [みぉり]
近くに行くといつもの今泉さんの顔になっていて
私ににっこりと微笑みかけてくれた
でも・・・さっきの"あの"やけに驚いた顔が気になって
あ「なんか驚かせちゃいました?私・・・」
と声をかけた
:08/02/24 01:04
:PC
:eepis.OQ
#489 [みぉり]
恭「え?・・・・あ、いや・・・そんなことはないですよ」
今泉さんは一瞬、こわばった表情を浮かべたがすぐに私に向き直って言う
あ「そ・・・うですか?ならいいんですけど・・・その前に出てきた人も私に驚いてたみたいで・・・」
恭「えっ!!??瀬戸さん・・・見たの?」
:08/02/24 01:07
:PC
:eepis.OQ
#490 [みぉり]
今泉さんの目の色が変わった
驚いている・・・・というよりも真剣な・・・・目つき
その真剣さに押されて私は思わず息を呑む
なんか・・・余計なこと言っちゃった・・・・?
:08/02/24 01:10
:PC
:eepis.OQ
#491 [みぉり]
あ「あ・・・いや、ちらっとだけ・・・なんか私を見てすごく驚いた様子で・・・・そのまま走って行っちゃったんで・・・」
恭「顔は?!・・・・・はっきりみた?」
あ「え?・・・まぁ・・・見ましたけど・・・どこの誰かまでは・・・・」
恭「そう・・・ならいいんだ」
私の返答に納得したらしく、今泉さんは再びにっこりと笑って"中庭に行きましょう"と歩き始めた
:08/02/24 01:13
:PC
:eepis.OQ
#492 [みぉり]
そんな今泉さんに違和感を感じずにはいられなかったけど・・・・
なんだかそれ以上聞くことはしないでほしいという空気も感じた私は何も聞かずに中庭へと今泉さんの後を歩き出す
そのときちらっとみた扉のボードは"入室可"となっていた
・・・さっきまでは"入室禁止"だったってこと?
一緒に現像でもしてたんだろうか?そんなことを考えながらその場後にした
:08/02/24 01:19
:PC
:eepis.OQ
#493 [みぉり]
あ「えと・・・・私はどうしたら・・・」
中庭について早速撮影!!となったんだけど・・・・
なんせど素人の私はどうしていいのか全くわからない
恭「そこのベンチに座って携帯見た状態になってもらえますか?」
今泉さんの指差すほうにあるベンチに腰掛けて言われたとおりに自分の携帯を取り出して画面を見つめた
:08/02/24 01:47
:PC
:eepis.OQ
#494 [みぉり]
その様子を今泉さんが撮っているのがシャッター音でわかる
私は・・・・というと
もうガッチガチでどうしたらいいのかわからずとりあえず必死に携帯を見つめるだけ
カシャ・・・・
恭「・・・・瀬戸さん?そんなに緊張しなくても大丈夫ですよ(笑)」
今泉さんはそういって笑いながら、カメラを下ろした
:08/02/24 01:50
:PC
:eepis.OQ
#495 [みぉり]
恭「普通にしてくれていいので・・・」
そうは言われてもなかなか緊張は解けず、自分でもすごく表情が硬いのはよくわかる
だってー(泣)
撮られてるって思ったら普通になんかできないよぉ〜〜・・・・
:08/02/24 01:53
:PC
:eepis.OQ
#496 [みぉり]
私が一人百面相みたいに一生懸命、表情を変えようと必死になっちていると
今泉さんのくくっという笑い声が聞こえた
あ「あっ!!今笑いましたねぇ?!?!」
恭「え?・・・・いや〜・・・・そんなことないですよ?(笑)」
そうは言いながらもカメラを持っていない左手で口元を押さえている
絶対笑ったじゃん!!!!!!(泣)
:08/02/24 01:57
:PC
:eepis.OQ
#497 [みぉり]
笑われたのと恥ずかしさとで真っ赤になってしまい
思わず立ち上がり今泉さんに詰め寄ろうとした瞬間
カシャ・・・
?!?!?!?!?!?!
:08/02/24 01:59
:PC
:eepis.OQ
#498 [みぉり]
今泉さんがカメラを構えて私を撮り始めた
あ「ちょっ!?・・・今泉さんっ?!////」
カシャ・・・カシャ・・・
取り乱した私に構わず、今泉さんはシャッターを切り続ける
私は慌てて顔を隠すように携帯を正面に持ちかえた
:08/02/24 02:02
:PC
:eepis.OQ
#499 [みぉり]
すると今泉さんはすぐにカメラを下ろし、少し困った顔で私を見る
恭「写真撮れないじゃないですか」
あ「だっだって・・・っ///」
ふいうちなんて卑怯だっ////
:08/02/24 02:04
:PC
:eepis.OQ
#500 [みぉり]
あ「こんな真っ赤な顔・・・恥ずかしいじゃないですかっ///」
私も携帯を顔から下ろして今泉さんに反論する
こんなゆでだこみたいな顔!!恥ずかしくて撮られたくないよっ
と心の中で叫んでは見るも今泉さんの口からでたのはー・・・
:08/02/24 02:11
:PC
:eepis.OQ
#501 [みぉり]
恭「え?だってかわいかったから・・・・」
という呟き
あ「へ?」
思わず素っ頓狂な声で聞き返してしまうと、今泉さんははっとして
恭「あ・・・・っ///」
顔を隠すように左手をあてるが・・・みるみる真っ赤になっていくのがわかる
:08/02/24 02:15
:PC
:eepis.OQ
#502 [みぉり]
そんな今泉さんを見て、私の顔もますます真っ赤になってしまった
あ「・・・・っ/////」
かわっ・・・・かわいかったからって・・・////
"そんな冗談よしてくださいよ"っていつもなら言うところだけど・・・
この今泉さんの様子は・・・・冗談ではなくうっかり言ってしまった感がヒシヒシと伝わってくる
:08/02/24 02:18
:PC
:eepis.OQ
#503 [みぉり]
顔を真っ赤にしたまま2人の間にはやや沈黙が流れた
このっ・・・この空気なんとかしてっ////
私はまともに今泉さんの顔を見れず、うつむいてしまった
するとー・・・・
〜♪〜♪
どこからともなく携帯の着メロが・・・・・
:08/02/24 02:22
:PC
:eepis.OQ
#504 [みぉり]
恭「あっ・・・俺のです///」
今泉さんはまだ顔を赤くしたまま、ブレザーのポケットから携帯を取り出し、私に背を向けて話しだした
恭「はい・・・・え?兄貴?・・・・はぁ?・・・うん」
電話に出た今泉さんの声のトーンが明らかに下がったのがわかる
:08/02/24 02:24
:PC
:eepis.OQ
#505 [みぉり]
そんな後ろ姿を見ながらも私はあの状態から抜け出せたことにほっとする
う〜・・・・恥ずかしかったよ〜・・・・////
顔に両手をあてて、平静になろうと深呼吸した
:08/02/24 02:27
:PC
:eepis.OQ
#506 [みぉり]
その横では、少し不機嫌そうな顔で今泉さんが電話を続けている
恭「ったく・・・・凪は?・・・わかったよ、今から行くから」
なんだろ?凪???
少しだけ聞こえた会話の中に"凪"という言葉が聞こえた
やや内容が気になりはしたもののすぐに今泉さんは"じゃあ"と言って電話を切ったので慌てて目をそらす
:08/02/24 02:31
:PC
:eepis.OQ
#507 [みぉり]
恭「ごめん・・・急に兄貴に呼ばれちゃって・・・・今日はこれで終わりにさせてください」
今泉さんは申し訳なさそうに私に言う
あ「あ、はい。わかりましたっ!」
恭「すいません・・・・俺から頼んだのに・・・・」
あ「いえいえ!気にしないでください!私はいつでも暇なので(笑)」
私が笑って言うと今泉さんもにっこりと笑ってありがとうと言ってくれた
:08/02/24 02:36
:PC
:eepis.OQ
#508 [みぉり]
相変わらずその笑顔がかっこよくてまたドキッとしてしまう
その笑顔は反則だぁ〜////
こっそりと心の中で思ったけど、顔には出さないようにしてそのまま今泉さんと別れ、帰ることにした
:08/02/24 02:37
:PC
:eepis.OQ
#509 [みぉり]
━━──…‥
恭平side
焦った
暗室を出たらすぐにあいつに声をかけられて心臓が飛び上がった
しかも・・・・暗室から出てきたあの女を見たなんて・・・・
最悪なタイミングだ
:08/02/24 02:39
:PC
:eepis.OQ
#510 [
]
更新あざーす


:08/02/24 06:13
:SH903iTV
:Ko/Wgp9U
#511 [いちご]
続き気になる
あの女は何者なんだ
!
:08/02/24 11:54
:SH703i
:zzrjjHGo
#512 [我輩は匿名である]
:08/02/24 17:20
:W51P
:Q5iis3b.
#513 [みぉり]
>>

さん

いつも応援ありがとうございます


また更新しますのでよろしくお願いします
>>いちごさん

コメントありがとうございます

あの女の正体はあとでわかりますので…もう少しお付き合いください


>>匿名さん

アンカーありがとうございます


:08/02/24 17:59
:N904i
:CrU9HtlQ
#514 [みぉり]
>>509から
俺は家に戻り、着替えてから兄貴のバーへ向かって歩く
・・・・まさか、あそこを通るとは思わなかったが
あの女が誰か気づかなかったのはせめてもの救いだ
:08/02/24 18:14
:PC
:eepis.OQ
#515 [みぉり]
バーにつき、裏口から入った俺は更衣室で制服に着替えてから
ワックスで髪をいじり、眼鏡を外して仕事仕様の俺に意識を変え店内に入る
更衣室にある時計をチラリと見ると時刻は5時すぎを示していた
:08/02/24 18:18
:PC
:eepis.OQ
#516 [みぉり]
「恭平っ!急に悪いな」
恭「兄貴・・・」
店内に入るとすぐに俺に気づいた兄貴がカウンターから出てきて声をかけてくる
5時オープンなので人はほとんどいない状態であるが
一応、仕事中なので俺は控えめに兄貴に"気にすんな"と言って一緒にカウンターに入った
:08/02/24 18:25
:PC
:eepis.OQ
#517 [みぉり]
兄貴は、バイトの一人が急に体調不良で入れなくなったために人が足りず俺に連絡をしてきたのだ
恭「凪は?捕まらなかったの?」
俺はまだ少し不機嫌さを引きずってはいたが、店内に流すBGMレコードをカウンター内の隅にある戸棚で探しながら訊く
「あー・・・なんか部活動?あるんでって言われてなぁ〜・・・」
:08/02/24 18:29
:PC
:eepis.OQ
#518 [みぉり]
あんにゃろー・・・・
俺はため息をついたが、凪が本気でコンテストに臨む姿勢を感じたためそれ以上は何も思わなかった
一枚のレコードを選んで、店内にあるジュークボックスへ行こうと兄貴の横を通ると兄貴に腕をつかまれた
「恭平・・・・お前・・・首」
:08/02/24 18:33
:PC
:eepis.OQ
#519 [みぉり]
あ?首?
兄貴はニヤっと笑って襟の隙間から見える俺の首を指差し
「キスマークついてっけど?(笑)」
と笑って俺の持っていたレコードを持ってカウンターを出て行った
俺はあわてて更衣室に戻り、鏡で自分の首元を確認する
:08/02/24 18:36
:PC
:eepis.OQ
#520 [みぉり]
兄貴に言われた通り、ほんのわずかな隙間からキスマークがついているのが見える
あの女・・・・
俺は思わず舌打ちして、首元が見えないようきっちりとシャツの襟までボタンをとめ、再び店内へと戻った
:08/02/24 18:40
:PC
:eepis.OQ
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