摂食障害U
最新 最初 🆕
#1 []

摂食障害を読んで頂き
ありがとうございます。
摂食障害の続きとなります。
この話は実話を基にした
フィクションです。
良かったら最後まで
お付き合い下さい。
まだまだ未熟者で誤字脱字
が多いですが頑張ります。
>>2-4
安価、前トピ、感想板

⏰:08/03/01 00:59 📱:SO903i 🆔:SHkYAHoc


#2 []

-安価-
良かったらお使い下さい。

>>1-100
>>101-200
>>201-300
>>301-400
>>401-500
>>501-600
>>601-700
>>701-800
>>801-900
>>901-999

⏰:08/03/01 01:00 📱:SO903i 🆔:SHkYAHoc


#3 []

-前トピ-

この話のTとなります。

bbs1.ryne.jp/r.php/novel-f/5912/

⏰:08/03/01 01:00 📱:SO903i 🆔:SHkYAHoc


#4 []

-感想板-

良かったらご意見・ご感想
・ご指摘下さい。
凄く励みになります。

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2845/

⏰:08/03/01 01:01 📱:SO903i 🆔:SHkYAHoc


#5 []
でも寂しくないよ。

たまにある、

ひとりになりたいとき

物事をゆっくり考え
自分と向き合いたいとき


外に出て、夏空の下
ウチは考えた


いつまで過去にうじうじ
してるんだー、とか

⏰:08/03/01 01:04 📱:SO903i 🆔:SHkYAHoc


#6 []
もう時は流れてるよ、
止まってないよ、とか


そんなことをひとり
ずーっと考えてた


走馬灯のように駆け巡る


逃げたくても、もう
逃げ場がない。


「…はぁ」

⏰:08/03/01 01:06 📱:SO903i 🆔:SHkYAHoc


#7 []
近くの公園のベンチに
座りタバコに火を付ける


直ちゃんと同じ、
マイルドセブン


「…はぁ」


本当はわかんない
ウチの中で何が
引っかかってるのか


わかんないから
もどかしくなるんだ

⏰:08/03/01 01:10 📱:SO903i 🆔:SHkYAHoc


#8 []
さっきの痕が今になり
痛みだす


「ったぁー…」


痛い、ヒリヒリする
痛い、ズキズキする


また痕になるんだろな、

⏰:08/03/01 01:12 📱:SO903i 🆔:SHkYAHoc


#9 []
水膨れができはじめる
前にウチはもっていた
タバコを感覚のない
凍ってカチコチの腕に
押しあてタバコを消した


ジュー…


感覚のない腕は
音だけが大袈裟だった


だけど押し当てたとこが
黒くなっていた

⏰:08/03/01 01:13 📱:SO903i 🆔:SHkYAHoc


#10 []
ブーブーブー…―


ポケットに入れた携帯
が震えだす


ディスプレイに載る
馨という文字


少しにやけた


:俺まじで祐子を幸せにするからな


:ありがとう、
大好きだよ

⏰:08/03/01 01:22 📱:SO903i 🆔:SHkYAHoc


#11 []
そろそろ帰ろうか、…


立ち上がりタバコを捨て
ウチは家路に着いた


傷にガーゼを当て
包帯を巻く


もう何十回もしてるから
ひとりでサッさとする

⏰:08/03/01 01:24 📱:SO903i 🆔:SHkYAHoc


#12 []
痛みが少しでも
治まるようにきつく巻く


その日、ウチは
過去を捨てると決めた


また歩き出す
もう前だけを見たまま


ウチは目の前にいる
馨を追い掛けよう


後ろは見ない、

⏰:08/03/01 01:54 📱:SO903i 🆔:SHkYAHoc


#13 []
それから実家を離れ
またおばあちゃんの
ところに帰りいつもと
変わりない生活を送る


朝起きるとメールを
一件受信していた
お母さんからだった

:東京行っていいよ
その変わり夏休みまでの少しちゃんと学校行くこと

⏰:08/03/01 01:56 📱:SO903i 🆔:SHkYAHoc


#14 []
やったー…、


ウチは喜び、すぐに
馨に電話をかける


「…んー?」


寝起きの馨が電話にでる


「東京行ける」


「え?まじで?!」


馨はすぐ起きた


「まじ嬉しー」


ふたりで喜んだ

⏰:08/03/01 01:57 📱:SO903i 🆔:SHkYAHoc


#15 [まあぽ]
3日間くらい
かけて全て読みましたI
頑張ってくださいね

⏰:08/03/01 07:10 📱:W52P 🆔:5zzatR2M


#16 []

まあぽさん
感想板の方にお返事
書かせて頂きました

⏰:08/03/01 11:27 📱:SO903i 🆔:SHkYAHoc


#17 []
それからはずっと
ふたりで夏休みに会う
話をしていた


もうすぐだね、って
ふたりで笑いながら…


期末テストも終わり
夏休みが始まった。


ウチは長い夏休みを
利用し実家に帰った

⏰:08/03/01 11:30 📱:SO903i 🆔:SHkYAHoc


#18 []
最近休日は実家に
帰ったりしていたから
家族も「あー、居たの」
みたいな扱いだった


それでもそんな環境が
ウチは好きだった


気遣いしなくて済む


それと同時に体重は
増加する一方だった…。

⏰:08/03/01 11:35 📱:SO903i 🆔:SHkYAHoc


#19 []
体重計に乗り体重を計る
と遂に体重は
70手前を向かえていた。


「…ぅわ…いつの間に」


その日を境にウチは
ダイエットを決行
することにした。


いつまで続くかが
問題だが…―

⏰:08/03/01 11:38 📱:SO903i 🆔:SHkYAHoc


#20 []
ダイエット、何を
すればいいんだろう…


中学のときはひたすら
食べなかった


嫌、吐いていた
そして今も吐く


吐けばいいのかな…?
食べなきゃいいのかな?

⏰:08/03/01 13:01 📱:SO903i 🆔:SHkYAHoc


#21 []
でも今のウチに食べない
なんて無謀過ぎる…、


吐く…、しかないのか


ウチは鏡の前に立った


自分が一番気付いてる


広がった骨格
広がった骨盤

⏰:08/03/02 05:25 📱:SO903i 🆔:9Rupl1O.


#22 []
そして昔体育の先生が
話してた

"死"のこと…―


身体の体内が弱り
胃液がなくなっていき
最終的に若くして
亡くなる、と言う発言。


ほんとかどうか
わからないが…。

⏰:08/03/02 05:27 📱:SO903i 🆔:9Rupl1O.


#23 []
それを聞いてもまだ
まだ吐き続けた。


次の日から
食べたらすぐ吐いた


どこにいても吐いた


飲食店でもトイレに行き
家でもトイレに行き、


案の定体重は落ちた。

⏰:08/03/02 05:29 📱:SO903i 🆔:9Rupl1O.


#24 []
「…ぅ…うぇ゙っ…ぅ」


お母さんはウチが吐くの
気付いても何も口出しは
してこなかった…。


それが母の中の優しさ
だったのだろう…―、


体重は3、4日後計ると
65を切っていた。

⏰:08/03/02 05:31 📱:SO903i 🆔:9Rupl1O.


#25 []
「あー…切ってる」


65キロを切り少しだけ
嬉しくなった


会うまでに60キロを
切りたい…―。


体重に嘘を付いてる


でも今は本当のこと
言えないから
いつか笑い話になるとき
ちゃんと言おう

⏰:08/03/02 06:00 📱:SO903i 🆔:9Rupl1O.


#26 []
馨との電話は楽しい

だけど食べて吐くときは
辛かった


顔は涙と鼻水でぐちゃぐちゃになり
息はできなくなる


吐いてるとき後ろに
置いてる携帯が鳴った
ときが一番辛かった

馨は何も知らない。
ウチも馨のこと何も知らない。

⏰:08/03/02 06:04 📱:SO903i 🆔:9Rupl1O.


#27 []
8月に入ったときは
63キロ手前だった。


落ちてはいる、
だがリバウンドする
可能性が高かった


馨に会うまで後2週間
ちょっとになっていた


8月は猛暑ということもあり、何もしなくても
汗をかく

⏰:08/03/02 06:06 📱:SO903i 🆔:9Rupl1O.


#28 []
そこが凄く利点だった


「もうすぐ逢えるね」


ちょうど会う2週間前
馨が言ってきた


「そうだね」


「何も隠し事してない?」


「…す、するわけないよ」


「そっか」

⏰:08/03/02 06:09 📱:SO903i 🆔:9Rupl1O.


#29 []
こんなウチを
信じてくれてる人がいる


忘れちゃいけないんだ
裏切っちゃいけないんだ

馨の気持ち、想い


毎日、毎日吐き続け
2週間ちょっとが経った
ある日
ちょうど体重の針は
60キロを指していた

⏰:08/03/02 06:11 📱:SO903i 🆔:9Rupl1O.


#30 []
「60になってる…」


ウチは胃液が付いた顎を
タオルで拭きながら呟く


久々に見た60ジャスト


これをキープしなくちゃ


馨にもうすぐ会うんだから


その日ウチは買い物に
出かけた

⏰:08/03/02 10:51 📱:SO903i 🆔:9Rupl1O.


#31 []
ずっと目につけていた
ワンピースを買うため


サマーバーゲンで
安くなっていたのもあり
ワンピースとTシャツを
購入した。


久々の買い物で少し
浮かれていた


これ着て会いに行く…―

⏰:08/03/02 10:53 📱:SO903i 🆔:9Rupl1O.


#32 []
会うまで後1週間と
なった頃は緊張と興奮で
食べ物が喉を通らなかった



今のウチにはあり得ない
って思ってたのに…―


毎日乗る体重計。


59と60の間を
いったりきたりしてる

⏰:08/03/02 10:56 📱:SO903i 🆔:9Rupl1O.


#33 []
体重に関して前より
凄く敏感になっていた


馨に会う2、3日前
麻衣と遊ぶことになった


麻衣とは夏休みに入り
会っていない


「あ、痩せたね」


麻衣の一言が嬉しかった


「本当?ありがと」

⏰:08/03/02 10:59 📱:SO903i 🆔:9Rupl1O.


#34 []
「やっぱ恋する女はいいねー」


「麻衣もしてるやん」


麻衣は彼氏と
付き合って長い


「確かに(笑)」


「もうすぐだね」


話題はウチが東京に
行くという話に変わった


「チケットは?」

⏰:08/03/02 11:01 📱:SO903i 🆔:9Rupl1O.


#35 []
「明日買いに行く」


「お金結構かかるんじゃない…?」


「うー…ん。」


何かお母さんに申し訳
なくなってきた


嘘まで付いて…
信じてくれてるのに。


「ま、楽しんできな」

⏰:08/03/02 11:03 📱:SO903i 🆔:9Rupl1O.


#36 []
麻衣は日付が変わる
少し前に帰った


:さっきは聞かなかったけど吐いたりしてない?


麻衣からのメールを
みた瞬間背筋が凍りそうだった


:してないよ


:ならいいけど
ちょっと中学のときの
祐子思い出したからさ

⏰:08/03/02 11:04 📱:SO903i 🆔:9Rupl1O.


#37 []
そっか…、
ウチあのときも麻衣に
心配かけたんだった。


:大丈夫だよ


中学のときから比べたら
別人のようになった


自覚はしている


ただ思考と行動が
一致しないだけ。


ウチはそんなことを
考えながら床についた

⏰:08/03/02 14:31 📱:SO903i 🆔:9Rupl1O.


#38 []
朝早く起き新幹線の
切符を買いに行く


初めてひとりで
東京に行く


緑の窓口に行き並ぶ


周りはサラリーマンや
家族連ればかり


みんな慣れたように
切符を買う

⏰:08/03/02 14:33 📱:SO903i 🆔:9Rupl1O.


#39 []
「どうぞー」


「あの、東京に行きたいんですけど…」


「いつですか?」


「8月…―日です」


「東京何時何分着が
よろしいですか?」


「10時くらいです」


「えーっと…、
指定席と自由席
どちらにしますか?」

⏰:08/03/02 14:36 📱:SO903i 🆔:9Rupl1O.


#40 []
「指定席で…」


「窓側と通路側
どちらがいいですか?」


「窓側で」


「はい、じゃあ
東京10時着の…―
でよろしいでしょうか?」


「はい」


「…――円になります」

⏰:08/03/02 14:38 📱:SO903i 🆔:9Rupl1O.


#41 []
ウチは財布からお金を
出し切符を買った


うわー…嬉しい。

これで逢えるんだもん


馨に電話をかける


「切符買ったよ」


「まじかぁー」


ふたりで喜んだ。
嬉しい、嬉しいよ。

⏰:08/03/02 14:40 📱:SO903i 🆔:9Rupl1O.


#42 [なちゆあん]
見てるよっ
頑張れ〜

⏰:08/03/02 17:41 📱:SH904i 🆔:VhERfNfI


#43 []

なあちゆんさん*
ありがとうございます
頑張って書きます

私情事で申し訳ないん
ですが今日は夜更新
できないかもしれません
ほんとにごめんなさい

⏰:08/03/02 18:42 📱:SO903i 🆔:9Rupl1O.


#44 []

やっぱり少し更新します

⏰:08/03/02 19:02 📱:SO903i 🆔:9Rupl1O.


#45 []
やっと馨に逢える

嬉しくて切符を握り締め
家に帰った


帰ってからもずっと
馨と話してた


切符を写メで撮り送って
ふたりで笑ったり、


凄く幸せな日だった

⏰:08/03/02 19:03 📱:SO903i 🆔:9Rupl1O.


#46 []
一日、一日と過ぎる毎に
嬉しい反面不安にもなる


でも信じよう
信じなきゃね


会う前夜ウチは中々
寝れなかった


興奮して目が覚める


そして馨に電話をかけた


「早く寝ろよー
お前明日早いんだろ?」

⏰:08/03/02 19:06 📱:SO903i 🆔:9Rupl1O.


#47 []
「そうだけど…」


寝れないんだもん


「わかった、寝るね」


と言った頃にはもう
夜中の2時を過ぎていた


よし、寝よう。


ウチはやっと眠りに付いた

⏰:08/03/02 19:07 📱:SO903i 🆔:9Rupl1O.


#48 []
「起きなさーい」


ウチはお母さんに
起こされ飛び起きた


「やばいっ」


急いでお風呂に入り
支度をする


買ったワンピースを着て
家を出た

⏰:08/03/03 01:08 📱:SO903i 🆔:J96xZq2g


#49 []
ひとりでバスに乗り
駅に向かう


麻衣とは数日前から
話を合わせていたから
多分、大丈夫だろう


:行ってらっしゃい
気をつけてね
楽しんできてね


お母さんからのメールを
見ると少し心が痛むが
ウチは新幹線に乗った

⏰:08/03/03 02:19 📱:SO903i 🆔:J96xZq2g


#50 []
帰省ラッシュや
旅行などのピーク
と言うこともあり
新幹線の乗り降りは
激しかった


ウチは外を見たり
ドキドキを抑えるのに
必死だった


今までバーチャルで
しか繋がらなかった人
とやっと逢えるのだ

⏰:08/03/03 02:22 📱:SO903i 🆔:J96xZq2g


#51 []
寂しかった

会いたいときに
会えなくて

辛かった

人に言えなくて

だけど、好きだから
乗り越えられた

掲示板の恋も
ありじゃない?

ぶ厚い壁はあるけど
砕けば、崩せば
乗り越えれば
こっちのものだもん

⏰:08/03/03 02:24 📱:SO903i 🆔:J96xZq2g


#52 []
新幹線での時間は
凄く凄く長く感じた


ずっと携帯の時計と
にらめっこしてた


まだかなぁ…。


:着いたよ。
まだかかりそう?


:うん(>_<)ごめんね


後少しで逢える…―


大好きな愛しい人に

⏰:08/03/03 02:26 📱:SO903i 🆔:J96xZq2g


#53 []
次は東京、東京…―


アナウンスが流れる


ウチは慌てて用意をした


ドキドキドキドキ…―


あー、緊張する
やばいよ、やばいよ


とうとう新幹線が終点の
東京に着いた


「着いたよ?」

⏰:08/03/03 02:28 📱:SO903i 🆔:J96xZq2g


#54 []
「まじで?
じゃあ階段降りて来て
改札んとこいるから」


「わかったー」


ウチは荷物を抱え
階段を降りる


後、少し。後、少し。


改札を出た…―


「あれ?いない」

⏰:08/03/03 02:29 📱:SO903i 🆔:J96xZq2g


#55 []
「どこぉ?」


もう一度電話をかける


「え?…―の前
お前周りに何ある?」


「…―があるよ」


「まじか
違うとこにいるから
今そっちに行く」

⏰:08/03/03 02:30 📱:SO903i 🆔:J96xZq2g


#56 []
ウチらは携帯を繋いだ
ままお互いを探した


さすが東京だ


周りは沢山の人で
中々見つけることが
できなかった


「あ、いたー」


先に馨が言った


「え?どこ?」


ウチは辺りを見回す

⏰:08/03/03 02:34 📱:SO903i 🆔:J96xZq2g


#57 []
「居たーっ」


ウチは携帯を閉じ
馨の元に駆け寄った


「やっと会えたね」


ウチは嬉しくて
でも恥ずかしかった


ふたりで電車に乗り
馨の家に向かった


「何でそっちばっか向くの?」

⏰:08/03/03 02:36 📱:SO903i 🆔:J96xZq2g


#58 []
恥ずかしさの余り
ずっと電車の外を見ていた


「…何か変な感じ
電話と同じ声の人が
隣にいるんだもん」


「ははは
同一人物だし当たり前だろ」


何か夢を見てるみたい


凄くウチ幸せ。

⏰:08/03/03 02:38 📱:SO903i 🆔:J96xZq2g


#59 []
幸せすぎるよ…―。


好きな人が隣にいる


それだけで幸せなんだ


電車はすぐに着き
ウチらは降りた


少しずつ近づく距離。


馨の最寄りに着き
車に乗り家に向かう

⏰:08/03/03 02:40 📱:SO903i 🆔:J96xZq2g


#60 []
家に向かう途中コンビニ
に寄りお昼を買う


あんまり食べたら
ダメだよね…―?


ウチはおにぎりひとつ
にした


「足りんの?」


「大丈夫」


大丈夫、じゃない。
何て言えなかった

⏰:08/03/03 02:42 📱:SO903i 🆔:J96xZq2g


#61 []
家に着き買った
おにぎりを食べた


何かどうしたら
いいのかわかんない


どうしたらいいんだろう


テレビの音だけが
部屋に響き渡る


ご飯を食べ終え、
馨のアルバムを
見ることになった

⏰:08/03/03 02:43 📱:SO903i 🆔:J96xZq2g


#62 []
うわ…、吐きたい

けど我慢しなくちゃ

食べると吐きたくなる
癖がついていた


我慢、我慢、我慢、我慢…―我慢、我慢、我慢。


「アルバム見せてー」


気を散らす


「はいよっ」

⏰:08/03/03 02:45 📱:SO903i 🆔:J96xZq2g


#63 []
「これ結構前?」


ウチが一枚の写真を
指差し聞くと馨は
恥ずかしそうに


「うわっ
それ見るなって」


アルバムを取ろうとすり


「やだ、見せてー」


「まじ無理無理」


取り合いになる

⏰:08/03/03 02:47 📱:SO903i 🆔:J96xZq2g


#64 []
「無理だって」


すると、後ろから
馨がギュッと抱き締めた


うわ…―やばい。


ドキドキが止まらない


ウチはアルバムを返した


改めて好きなんだ、
と強く実感した。

⏰:08/03/03 02:49 📱:SO903i 🆔:J96xZq2g


#65 [なちゆあん]
書かないのお〜?
読みたいなあ

⏰:08/03/08 02:11 📱:SH904i 🆔:N1IMC8/w


#66 [なちゆあん]
あげとく

⏰:08/03/08 02:12 📱:SH904i 🆔:N1IMC8/w


#67 []

なちゆあんさん
あげありがとう
ございます
最近更新できてなくて
ごめんなさい

⏰:08/03/09 17:36 📱:SO903i 🆔:mXRopFis


#68 []
一瞬時が止まったもん

自惚れだけど
ウチ今世界一幸せ者だ
って思ったもん。

すぐに馨とは離れたが
ドキドキが止まらない

久々に胸に激しい
鼓動が走る

「部屋行く?」

⏰:08/03/09 17:39 📱:SO903i 🆔:mXRopFis


#69 []
部屋に入るなり、
馨は自分のベットの上で
寝転びだした


ウチも部屋に入り
ドアの前で立っていた


「…来れば?」


「…うん」


ウチもベット入る

⏰:08/03/09 17:41 📱:SO903i 🆔:mXRopFis


#70 []
ギュッと抱き寄せられ

おでこに…頬に…、
何回もキスをされる

わかってる
だけど気付かない
ふりをした

何回もキスをされ、
恥ずかしいふりをした

ほんとは口付けを
交わそうとしてるくらい
気付いていた。

⏰:08/03/09 19:54 📱:SO903i 🆔:mXRopFis


#71 []
ゆっくり、ゆっくり
口元に近づく

「…んっ」

初めてじゃないのに
戸惑いと緊張感

それから何度も何度も
キスを交した

馨の手がゆっくり
ウチの体を触る

嫌いじゃないけど…、
嫌だった

⏰:08/03/09 23:34 📱:SO903i 🆔:mXRopFis


#72 []
その手を阻止する

「…ダメなの?」

ズルい、その顔と
その声は反則だよ…。

「うん」

「わかった…」

馨は止めた

何か凄く申し訳ない
気がした

「…やっぱり、いいよ」

「大丈夫だから、な?」

⏰:08/03/09 23:35 📱:SO903i 🆔:mXRopFis


#73 [我輩は匿名である]
がんばれぇ(*o>∪<*)o゙"みてるょy

⏰:08/03/12 12:09 📱:W51CA 🆔:pAUsJoMo


#74 []

ありがとうございます

⏰:08/03/13 22:00 📱:SO903i 🆔:IintgAks


#75 []
無理させてるのが
凄くわかるから…―


ウチはもう一度


「‥大丈夫だよ?」


と言った


馨の手がゆっくり
ウチの胸に触れる

⏰:08/03/13 22:03 📱:SO903i 🆔:IintgAks


#76 []
次第に強弱を付ける


そして馨の手が下に
かかろうとする


「…やめて?」


「何でよ‥?」


「それは嫌だ」


ウチは止めた
普通嫌だよね‥
ここまで許しといて

⏰:08/03/15 04:09 📱:SO903i 🆔:g7QKOoTM


#77 []
よく言われる


ウチもわかってるよ


「わかった‥
じゃあ夕飯買いに行く?」


「うん‥」


「あ…ちょっと待って」


馨はいきなりウチを
押し倒し首元にキスをする

⏰:08/03/15 04:13 📱:SO903i 🆔:g7QKOoTM


#78 []
「これで自分のもの」


馨は笑顔で言う


ウチもつられて笑う


「前からそうだよ?」


とウチもキスをする


「これでウチのもの」


ふたりで笑い合った

⏰:08/03/15 04:15 📱:SO903i 🆔:g7QKOoTM


#79 []
幸せだなあ…―ウチ。


それから手を繋ぎ馨の
運転でスーパーに向かう


今日は吐かない。大丈夫
がんばれ、自分。


夕飯の材料を買い、
車に乗る


家路に付きふたりで
台所に立つ

⏰:08/03/15 04:19 📱:SO903i 🆔:g7QKOoTM


#80 []
何か新婚さんみたい。


馨が野菜を切る姿を見て
思わず後ろから抱き締めた


あー…愛しい。大好き。


「どしたぁ?」


「何もないよ」


馨は淡々と野菜を切り
夕飯の支度をする

⏰:08/03/15 04:20 📱:SO903i 🆔:g7QKOoTM


#81 []
ウチは皿を並べたり
お茶を用意する


ご飯が並びふたりで
「いただきます」と
手を合わせ食べる


「おいしいっ」


いつもより何倍も
ご飯が美味しく感じた


いつもならたくさん
食べてお腹いっぱい
なのに食べて食べて…

⏰:08/03/15 05:07 📱:SO903i 🆔:g7QKOoTM


#82 []
止まらないのに今日は
違った


全然違った


お腹がすぐに満腹になる


何でかな…、
何でなんだろう…


好きな人といるから?
多分、そうだよね。


「ごちそうさま」

⏰:08/03/15 05:09 📱:SO903i 🆔:g7QKOoTM


#83 []
「もういらないの?」


「うん、お腹いっぱい
‥馨食べて」


「えー、こんなに?
わかった。置いとき」


えー、とか言いながら
食べてくれる。
そういう優しさが好き


食べ終わり片付けをし
馨の自室に行く

⏰:08/03/16 00:21 📱:SO903i 🆔:IpsEQgOw


#84 []
「お風呂先入るか?」


「わかった」


ウチは先にお風呂に入り
次に馨が入った


ふと思った…―


明日帰るんだなぁ。


馨がお風呂を上がると
急に馨が恋しくなり
抱きついた


「どうした?」

⏰:08/03/16 00:25 📱:SO903i 🆔:IpsEQgOw


#85 []
「‥何もない」


「泣いてんじゃん」


「帰りたくないよ‥」


「まだ時間あるから
泣いたらあかん
考えたら辛くなるから」


遠距離恋愛の辛さ、
寂しさこのときは
まだまだわかって
いなかった

⏰:08/03/16 00:27 📱:SO903i 🆔:IpsEQgOw


#86 []
「‥うん
涙拭いてな?」


馨が持っていたタオルで
ウチの顔を拭いてくれた


「ありがと‥」


「それでさ‥一つ
聞きたいことがある」


「‥え?何…」


一瞬にして空気が
ガラッと変わった

⏰:08/03/16 00:34 📱:SO903i 🆔:IpsEQgOw


#87 []
「祐子はさ何で
自傷行為をするの‥?」


…―
何でなんだろう。


ウチは手首を眺めた


「わかんない‥
…嫌いになる?」


「ならないよ」


「…でも夏半袖
着れないよ?」

⏰:08/03/16 00:44 📱:SO903i 🆔:IpsEQgOw


#88 []
「そんなこと
気にしないから、な?」


「何でするかわからない
気付いたら‥してて」


「…そっか
変なこと聞いてごめんな」


と馨はウチをギュッと
抱きしめてくれた


「また、泣く〜」

⏰:08/03/16 00:46 📱:SO903i 🆔:IpsEQgOw


#89 []
そう言いながら鼻水と
涙でぐちゃぐちゃに
なった顔を拭いてくれた


「‥ありがと」


馨の優しさが嬉しくて
そして切なかった。


キスを交わしそれ以上は
することはなく一夜が明けた


今日帰るんだ…―

⏰:08/03/16 00:48 📱:SO903i 🆔:IpsEQgOw


#90 []
白昼少し前に家を出た


帰りたくないよ
バイバイしたくない


一分でも、一秒でも
長く長く一緒に居たい


電車で駅に向かう


下を向いたら泣く


駅に着き改札口付近で
新幹線が来るのを待つ

⏰:08/03/16 00:51 📱:SO903i 🆔:IpsEQgOw


#91 []
涙、出ないでよ…


「泣いてる‥?」


「大丈夫だよ」


ウチは溢れる涙を
抑えるのでいっぱい
いっぱいだった


次はいつ会えるの?


昨日の今は会ってたね
キスしてたね


辛い、バイバイ嫌だ‥

⏰:08/03/16 00:53 📱:SO903i 🆔:IpsEQgOw


#92 []
「祐子?時間
新幹線来るから…」


「…うん」


握ってた手を離し
改札口に入る


後ろを振り向くと愛しい
人が笑って手を振ってくれた


何で…もっと、ずっと
一緒に居たいよ‥―


新幹線に乗りウチは
周りなんて気にせず泣いた

⏰:08/03/16 00:55 📱:SO903i 🆔:IpsEQgOw


#93 []
泣いても、涙は
止まらなくて…―


今バイバイしたのに
もう会いたくなる‥


声を出して泣いた

周りの人はわかって
くれてたのかな‥?

誰も煩いとか言わなくて
見てもこなかった

⏰:08/03/16 00:56 📱:SO903i 🆔:IpsEQgOw


#94 []
会いたいよ…―


来月会えるかな?


また頑張らなきゃね。


ウチは馨にメールを送る


溢れる涙を堪えて
溢れた涙を拭いて


ありがとう。大好き。
をメールで届けた

⏰:08/03/16 00:58 📱:SO903i 🆔:IpsEQgOw


#95 []
馨からすぐ返事が届く


寂しいのは同じ
会いたいのは同じ


ウチは地元に着き
家に向かうバスに乗る


昨日に戻りたい
何てずーっと思ってた

⏰:08/03/16 02:47 📱:SO903i 🆔:IpsEQgOw


#96 []
「ただいまぁ〜」


家に着くとおばあちゃん
とお母さんが迎えてくれた


「楽しかった?」


「楽しかったよ
じゃあウチ、部屋行く」


部屋に入り電気も
付けずに泣いた


会いたいよぉ…―

⏰:08/03/16 02:50 📱:SO903i 🆔:IpsEQgOw


#97 []
泣き寝入りしてしまい
馨からの電話で起きた


「どうしたの?」


「…嫌、何となく」


「あ…そういや
馨の机の上に紙の束
置いてないー?」


「あ…あるよ?」


「それ、手紙」

⏰:08/03/16 02:52 📱:SO903i 🆔:IpsEQgOw


#98 []
「まじで…?」


「うん」


それからウチは馨に会う
度何かをして帰る
ことにしている…―


馨との電話を終え、
お腹が空きパンを食べる


また、食べるのか…。


昨日は大丈夫だった。

⏰:08/03/16 02:54 📱:SO903i 🆔:IpsEQgOw


#99 []
なのにまだまだ闘い
は終盤を迎えない


馨に会わない日が続き
比例するように
食べ続けただ食べるだけ
吐かないから体重は
また増える一方だった


そんな繰り返し。


夏休みの終わり
宿題に終われていた

⏰:08/03/16 02:56 📱:SO903i 🆔:IpsEQgOw


#100 []
「馨やばいよ〜」

電話で話すと馨は一言


「じゃあ待ってるから
今から宿題終わらしな」


「はーい」


ウチは宿題に追われて
夜中にやっと終らせる
ことができた


「馨〜終わった」


電話をすると馨は
寝ていたようだった

⏰:08/03/16 03:01 📱:SO903i 🆔:IpsEQgOw


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