摂食障害U
最新 最初 全 
#1 [
]
摂食障害を読んで頂き
ありがとうございます。
摂食障害の続きとなります。
この話は実話を基にした
フィクションです。
良かったら最後まで
お付き合い下さい。
まだまだ未熟者で誤字脱字
が多いですが頑張ります。
>>2-4
安価、前トピ、感想板
:08/03/01 00:59
:SO903i
:SHkYAHoc
#2 [
]
:08/03/01 01:00
:SO903i
:SHkYAHoc
#3 [
]
:08/03/01 01:00
:SO903i
:SHkYAHoc
#4 [
]
:08/03/01 01:01
:SO903i
:SHkYAHoc
#5 [
]
でも寂しくないよ。
たまにある、
ひとりになりたいとき
物事をゆっくり考え
自分と向き合いたいとき
外に出て、夏空の下
ウチは考えた
いつまで過去にうじうじ
してるんだー、とか
:08/03/01 01:04
:SO903i
:SHkYAHoc
#6 [
]
もう時は流れてるよ、
止まってないよ、とか
そんなことをひとり
ずーっと考えてた
走馬灯のように駆け巡る
逃げたくても、もう
逃げ場がない。
「…はぁ」
:08/03/01 01:06
:SO903i
:SHkYAHoc
#7 [
]
近くの公園のベンチに
座りタバコに火を付ける
直ちゃんと同じ、
マイルドセブン
「…はぁ」
本当はわかんない
ウチの中で何が
引っかかってるのか
わかんないから
もどかしくなるんだ
:08/03/01 01:10
:SO903i
:SHkYAHoc
#8 [
]
さっきの痕が今になり
痛みだす
「ったぁー…」
痛い、ヒリヒリする
痛い、ズキズキする
また痕になるんだろな、
:08/03/01 01:12
:SO903i
:SHkYAHoc
#9 [
]
水膨れができはじめる
前にウチはもっていた
タバコを感覚のない
凍ってカチコチの腕に
押しあてタバコを消した
ジュー…
感覚のない腕は
音だけが大袈裟だった
だけど押し当てたとこが
黒くなっていた
:08/03/01 01:13
:SO903i
:SHkYAHoc
#10 [
]
ブーブーブー…―
ポケットに入れた携帯
が震えだす
ディスプレイに載る
馨という文字
少しにやけた

:俺まじで祐子を幸せにするからな

:ありがとう、
大好きだよ
:08/03/01 01:22
:SO903i
:SHkYAHoc
#11 [
]
そろそろ帰ろうか、…
立ち上がりタバコを捨て
ウチは家路に着いた
傷にガーゼを当て
包帯を巻く
もう何十回もしてるから
ひとりでサッさとする
:08/03/01 01:24
:SO903i
:SHkYAHoc
#12 [
]
痛みが少しでも
治まるようにきつく巻く
その日、ウチは
過去を捨てると決めた
また歩き出す
もう前だけを見たまま
ウチは目の前にいる
馨を追い掛けよう
後ろは見ない、
:08/03/01 01:54
:SO903i
:SHkYAHoc
#13 [
]
それから実家を離れ
またおばあちゃんの
ところに帰りいつもと
変わりない生活を送る
朝起きるとメールを
一件受信していた
お母さんからだった

:東京行っていいよ
その変わり夏休みまでの少しちゃんと学校行くこと
:08/03/01 01:56
:SO903i
:SHkYAHoc
#14 [
]
やったー…、
ウチは喜び、すぐに
馨に電話をかける
「…んー?」
寝起きの馨が電話にでる
「東京行ける」
「え?まじで?!」
馨はすぐ起きた
「まじ嬉しー」
ふたりで喜んだ
:08/03/01 01:57
:SO903i
:SHkYAHoc
#15 [まあぽ]
3日間くらい
かけて全て読みましたI
頑張ってくださいね
:08/03/01 07:10
:W52P
:5zzatR2M
#16 [
]
まあぽさん
感想板の方にお返事
書かせて頂きました
:08/03/01 11:27
:SO903i
:SHkYAHoc
#17 [
]
それからはずっと
ふたりで夏休みに会う
話をしていた
もうすぐだね、って
ふたりで笑いながら…
期末テストも終わり
夏休みが始まった。
ウチは長い夏休みを
利用し実家に帰った
:08/03/01 11:30
:SO903i
:SHkYAHoc
#18 [
]
最近休日は実家に
帰ったりしていたから
家族も「あー、居たの」
みたいな扱いだった
それでもそんな環境が
ウチは好きだった
気遣いしなくて済む
それと同時に体重は
増加する一方だった…。
:08/03/01 11:35
:SO903i
:SHkYAHoc
#19 [
]
体重計に乗り体重を計る
と遂に体重は
70手前を向かえていた。
「…ぅわ…いつの間に」
その日を境にウチは
ダイエットを決行
することにした。
いつまで続くかが
問題だが…―
:08/03/01 11:38
:SO903i
:SHkYAHoc
#20 [
]
ダイエット、何を
すればいいんだろう…
中学のときはひたすら
食べなかった
嫌、吐いていた
そして今も吐く
吐けばいいのかな…?
食べなきゃいいのかな?
:08/03/01 13:01
:SO903i
:SHkYAHoc
#21 [
]
でも今のウチに食べない
なんて無謀過ぎる…、
吐く…、しかないのか
ウチは鏡の前に立った
自分が一番気付いてる
広がった骨格
広がった骨盤
:08/03/02 05:25
:SO903i
:9Rupl1O.
#22 [
]
そして昔体育の先生が
話してた
"死"のこと…―
身体の体内が弱り
胃液がなくなっていき
最終的に若くして
亡くなる、と言う発言。
ほんとかどうか
わからないが…。
:08/03/02 05:27
:SO903i
:9Rupl1O.
#23 [
]
それを聞いてもまだ
まだ吐き続けた。
次の日から
食べたらすぐ吐いた
どこにいても吐いた
飲食店でもトイレに行き
家でもトイレに行き、
案の定体重は落ちた。
:08/03/02 05:29
:SO903i
:9Rupl1O.
#24 [
]
「…ぅ…うぇ゙っ…ぅ」
お母さんはウチが吐くの
気付いても何も口出しは
してこなかった…。
それが母の中の優しさ
だったのだろう…―、
体重は3、4日後計ると
65を切っていた。
:08/03/02 05:31
:SO903i
:9Rupl1O.
#25 [
]
「あー…切ってる」
65キロを切り少しだけ
嬉しくなった
会うまでに60キロを
切りたい…―。
体重に嘘を付いてる
でも今は本当のこと
言えないから
いつか笑い話になるとき
ちゃんと言おう
:08/03/02 06:00
:SO903i
:9Rupl1O.
#26 [
]
馨との電話は楽しい
だけど食べて吐くときは
辛かった
顔は涙と鼻水でぐちゃぐちゃになり
息はできなくなる
吐いてるとき後ろに
置いてる携帯が鳴った
ときが一番辛かった
馨は何も知らない。
ウチも馨のこと何も知らない。
:08/03/02 06:04
:SO903i
:9Rupl1O.
#27 [
]
8月に入ったときは
63キロ手前だった。
落ちてはいる、
だがリバウンドする
可能性が高かった
馨に会うまで後2週間
ちょっとになっていた
8月は猛暑ということもあり、何もしなくても
汗をかく
:08/03/02 06:06
:SO903i
:9Rupl1O.
#28 [
]
そこが凄く利点だった
「もうすぐ逢えるね」
ちょうど会う2週間前
馨が言ってきた
「そうだね」
「何も隠し事してない?」
「…す、するわけないよ」
「そっか」
:08/03/02 06:09
:SO903i
:9Rupl1O.
#29 [
]
こんなウチを
信じてくれてる人がいる
忘れちゃいけないんだ
裏切っちゃいけないんだ
馨の気持ち、想い
毎日、毎日吐き続け
2週間ちょっとが経った
ある日
ちょうど体重の針は
60キロを指していた
:08/03/02 06:11
:SO903i
:9Rupl1O.
#30 [
]
「60になってる…」
ウチは胃液が付いた顎を
タオルで拭きながら呟く
久々に見た60ジャスト
これをキープしなくちゃ
馨にもうすぐ会うんだから
その日ウチは買い物に
出かけた
:08/03/02 10:51
:SO903i
:9Rupl1O.
#31 [
]
ずっと目につけていた
ワンピースを買うため
サマーバーゲンで
安くなっていたのもあり
ワンピースとTシャツを
購入した。
久々の買い物で少し
浮かれていた
これ着て会いに行く…―
:08/03/02 10:53
:SO903i
:9Rupl1O.
#32 [
]
会うまで後1週間と
なった頃は緊張と興奮で
食べ物が喉を通らなかった
今のウチにはあり得ない
って思ってたのに…―
毎日乗る体重計。
59と60の間を
いったりきたりしてる
:08/03/02 10:56
:SO903i
:9Rupl1O.
#33 [
]
体重に関して前より
凄く敏感になっていた
馨に会う2、3日前
麻衣と遊ぶことになった
麻衣とは夏休みに入り
会っていない
「あ、痩せたね」
麻衣の一言が嬉しかった
「本当?ありがと」
:08/03/02 10:59
:SO903i
:9Rupl1O.
#34 [
]
「やっぱ恋する女はいいねー」
「麻衣もしてるやん」
麻衣は彼氏と
付き合って長い
「確かに(笑)」
「もうすぐだね」
話題はウチが東京に
行くという話に変わった
「チケットは?」
:08/03/02 11:01
:SO903i
:9Rupl1O.
#35 [
]
「明日買いに行く」
「お金結構かかるんじゃない…?」
「うー…ん。」
何かお母さんに申し訳
なくなってきた
嘘まで付いて…
信じてくれてるのに。
「ま、楽しんできな」
:08/03/02 11:03
:SO903i
:9Rupl1O.
#36 [
]
麻衣は日付が変わる
少し前に帰った

:さっきは聞かなかったけど吐いたりしてない?
麻衣からのメールを
みた瞬間背筋が凍りそうだった

:してないよ

:ならいいけど
ちょっと中学のときの
祐子思い出したからさ
:08/03/02 11:04
:SO903i
:9Rupl1O.
#37 [
]
そっか…、
ウチあのときも麻衣に
心配かけたんだった。

:大丈夫だよ
中学のときから比べたら
別人のようになった
自覚はしている
ただ思考と行動が
一致しないだけ。
ウチはそんなことを
考えながら床についた
:08/03/02 14:31
:SO903i
:9Rupl1O.
#38 [
]
朝早く起き新幹線の
切符を買いに行く
初めてひとりで
東京に行く
緑の窓口に行き並ぶ
周りはサラリーマンや
家族連ればかり
みんな慣れたように
切符を買う
:08/03/02 14:33
:SO903i
:9Rupl1O.
#39 [
]
「どうぞー」
「あの、東京に行きたいんですけど…」
「いつですか?」
「8月…―日です」
「東京何時何分着が
よろしいですか?」
「10時くらいです」
「えーっと…、
指定席と自由席
どちらにしますか?」
:08/03/02 14:36
:SO903i
:9Rupl1O.
#40 [
]
「指定席で…」
「窓側と通路側
どちらがいいですか?」
「窓側で」
「はい、じゃあ
東京10時着の…―
でよろしいでしょうか?」
「はい」
「…――円になります」
:08/03/02 14:38
:SO903i
:9Rupl1O.
#41 [
]
ウチは財布からお金を
出し切符を買った
うわー…嬉しい。
これで逢えるんだもん
馨に電話をかける
「切符買ったよ」
「まじかぁー」
ふたりで喜んだ。
嬉しい、嬉しいよ。
:08/03/02 14:40
:SO903i
:9Rupl1O.
#42 [なちゆあん
]
:08/03/02 17:41
:SH904i
:VhERfNfI
#43 [
]
なあちゆん
さん*
ありがとうございます
頑張って書きます
私情事で申し訳ないん
ですが今日は夜更新
できないかもしれません
ほんとにごめんなさい
:08/03/02 18:42
:SO903i
:9Rupl1O.
#44 [
]
やっぱり少し更新します
:08/03/02 19:02
:SO903i
:9Rupl1O.
#45 [
]
やっと馨に逢える
嬉しくて切符を握り締め
家に帰った
帰ってからもずっと
馨と話してた
切符を写メで撮り送って
ふたりで笑ったり、
凄く幸せな日だった
:08/03/02 19:03
:SO903i
:9Rupl1O.
#46 [
]
一日、一日と過ぎる毎に
嬉しい反面不安にもなる
でも信じよう
信じなきゃね
会う前夜ウチは中々
寝れなかった
興奮して目が覚める
そして馨に電話をかけた
「早く寝ろよー
お前明日早いんだろ?」
:08/03/02 19:06
:SO903i
:9Rupl1O.
#47 [
]
「そうだけど…」
寝れないんだもん
「わかった、寝るね」
と言った頃にはもう
夜中の2時を過ぎていた
よし、寝よう。
ウチはやっと眠りに付いた
:08/03/02 19:07
:SO903i
:9Rupl1O.
#48 [
]
「起きなさーい」
ウチはお母さんに
起こされ飛び起きた
「やばいっ」
急いでお風呂に入り
支度をする
買ったワンピースを着て
家を出た
:08/03/03 01:08
:SO903i
:J96xZq2g
#49 [
]
ひとりでバスに乗り
駅に向かう
麻衣とは数日前から
話を合わせていたから
多分、大丈夫だろう

:行ってらっしゃい
気をつけてね
楽しんできてね
お母さんからのメールを
見ると少し心が痛むが
ウチは新幹線に乗った
:08/03/03 02:19
:SO903i
:J96xZq2g
#50 [
]
帰省ラッシュや
旅行などのピーク
と言うこともあり
新幹線の乗り降りは
激しかった
ウチは外を見たり
ドキドキを抑えるのに
必死だった
今までバーチャルで
しか繋がらなかった人
とやっと逢えるのだ
:08/03/03 02:22
:SO903i
:J96xZq2g
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