先生のいうとおり…サイドストーリー…
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#1 [あお☆まる]

【先生のいうとおり】
に出てきた登場人物が
主役の話しです。
短編形式で書いていきます





◇◆本編◆◇
bbs1.ryne.jp/r.php/novel-f/8335/
◆◇番外編◇◆
bbs1.ryne.jp/r.php/novel-f/8456/
□■感想板■□
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/3711/

⏰:08/08/05 05:11 📱:812SH 🆔:gizAkrVc


#2 [あお☆まる]
<Div Align=center>■アンカー■</Div


>>1-100
>>101-200
>>201-300
>>301-400
>>401-500
>>501-600
>>601-700
>>701-800
>>801-900
>>901-1000

⏰:08/08/05 05:46 📱:812SH 🆔:gizAkrVc


#3 [あお☆まる]
 






**猫**

 

⏰:08/08/05 05:48 📱:812SH 🆔:gizAkrVc


#4 [あお☆まる]
<Font Size=-1> 


「おばぁーちゃーん」




「どぅしたんだい?まりえ」




「おばぁちゃんが……マリエに買ってくれたね……タマがね…いなく…なっちゃったの………」

 

⏰:08/08/05 05:51 📱:812SH 🆔:gizAkrVc


#5 [あお☆まる]
 
「そぉーかい……
タマも歳だったからねぇ…
死に場所を探しに出たのかもしれないね…」



「タマ……一人で死んじゃうの?!なんで…マリエはタマと一緒に居たいよ!!独りぼっちは可哀相……」



「マリエ……猫はね本当はとっても優しい生き物なんだよ……だから最後は悲しませないために一人で旅に出かけるんだ」

⏰:08/08/05 05:58 📱:812SH 🆔:gizAkrVc


#6 [あお☆まる]
 
私の最初のペットはタマ
毛並みがとても綺麗で雑種には見えない精悍な顔立ち



大好きな大好きな
おばぁちゃんが最後にくれた贈り物だった



私はタマがいなくなって以来
猫は飼わないって決めたの
だって…タマ以上に愛しい猫はいないから



そして私がこの世で1番愛した男も猫みたいな人だった

⏰:08/08/05 06:03 📱:812SH 🆔:gizAkrVc


#7 [あお☆まる]
 
それは調度タマがいなくなった時と同じ季節だった



「暑いぃ……」



夏休み中の私は居間でパタパタとウチワを仰ぎ夏の暑さを紛らしていた



「マリエー買い物行って来てぇー」

⏰:08/08/05 06:12 📱:812SH 🆔:gizAkrVc


#8 [あお☆まる]
 
なんで暑い中…


そう思ったものの
言葉にしたら怒られるのが目に見えたので
黙って言う事を聞くことにした




ついでにアイスでも買おう…

⏰:08/08/05 06:15 📱:812SH 🆔:gizAkrVc


#9 [あお☆まる]
 
言い付け通り醤油と卵を買ってアイスを食べながら来た道を歩く




「それにしても暑いなぁ…」



と空を見上げながら歩いていると
案の定…つまづいた…



ドン…………ベチョ

⏰:08/08/05 06:21 📱:812SH 🆔:gizAkrVc


#10 [あお☆まる]
 
ベチョ……?
もしかして……



転んだ状態のままアイスを持ってたはずの左手に目をやると
そこには愛しのアイスが刺さっていた棒しか残されていなかった



「あぁー…勿体ない」そう思っていたら頭上から声がする




「冷たい……」

⏰:08/08/05 06:25 📱:812SH 🆔:gizAkrVc


#11 [あお☆まる]
 
「へぇ?」



恐る恐る上を見上げる</F


そこには愛しのアイスちゃんが見事にTシャツきヒットしている男の人が一人……




しまった………

⏰:08/08/05 06:31 📱:812SH 🆔:gizAkrVc


#12 [あお☆まる]
 
いきよいよく立ち上がり深く深く腰を曲げた



「すっすいませんでした!!」



「別に…」



顔をあげると、男の人が手についたアイスを舐めながら無表情でそう答えた

⏰:08/08/05 06:35 📱:812SH 🆔:gizAkrVc


#13 [あお☆まる]
 
私はしばし、その仕草に見とれてしまった



「…なに?」



「……タマ……?」




貴方はその時呆れた顔でそう言ってたけど
私には本当にタマに見えたの。
今思えば私はこの瞬間から貴方に恋してたのかもね?

⏰:08/08/05 06:39 📱:812SH 🆔:gizAkrVc


#14 [あお☆まる]
……………………………………
【訂正】

「……タマ……?」
の後に
「いや…ちげぇーけど…」
ってセリフを足して下さい。すみません!いきなり誤字脱字が多いですね(σ_σ;)
……………………………………

⏰:08/08/05 06:42 📱:812SH 🆔:gizAkrVc


#15 [悠]
あげます^^

⏰:08/08/05 21:37 📱:SO903i 🆔:JR.h0eE.


#16 [あお☆まる]
……………………………………
【悠 様】
いつもありがとうございます!
……………………………………

⏰:08/08/06 06:53 📱:812SH 🆔:We7fLiVY


#17 [あお☆まる]
 
「それじゃ。」



そう言って彼は去って行った




名前…聞きそびれちゃった………


ここら辺の人かな…?
でも見たことないし…何か私より年上な感じだし…もう会えないかな…



少し切なくなりつつ家に帰った

⏰:08/08/06 06:56 📱:812SH 🆔:We7fLiVY


#18 [あお☆まる]
  
その彼との出会い以外にとくに特別な事もなく夏休みは普通に終わってしまった……




「おはよぉ〜〜マリエ!!ってか焼けた?」



元気よく挨拶してきたのは親友の川村 彩。
幼稚園からずーと仲良しで高校一年の今でもこーして一緒にいる。



「えへへ〜。暇人でずっと窓開けて寝てたからね〜〜」

⏰:08/08/06 07:05 📱:812SH 🆔:We7fLiVY


#19 [あお☆まる]
  
「家で日焼けって……どんだけ可哀相なの?」



「だって彼氏いないもぉ〜〜ん。彩もでしょ!」



と言いながら彩を見ると、何やらニヤけてる…
も…もしや……



「ごぉ〜めんねぇ〜〜」



そう言って堂々と薬指に付けている真新しいリングを見せ付ける

⏰:08/08/06 07:09 📱:812SH 🆔:We7fLiVY


#20 [あお☆まる]
 
「いっいつからよぉ?!」



驚く私に自慢げにノロケ始める彩
そんな彩を見てたら無性に恋したくなった…
誰でもいい訳じゃないけど…



ふと、【彼】の顔が浮かんだ

⏰:08/08/06 07:13 📱:812SH 🆔:We7fLiVY


#21 [あお☆まる]
 
「いいなぁ…」



「ってかマリエはモテるんだから、作ろうと思えば作れるじゃん
ってかマリエのタイプ未だに分かんないんだけど」



タイプ…好きなタイプねぇ………そーだなぁ




「猫みたいな人?」

⏰:08/08/06 07:17 📱:812SH 🆔:We7fLiVY


#22 [あお☆まる]
 
「意味不明」と一言いって彩は自分の席についた。

そーしてる内に担任の【沢ぞお】が教室に入って来る
私の担任の先生はとっても気さくで生徒に人気がある

私も先生は好き。ライクだけどね




「おっ!皆焼けたなぁ〜そんな日焼けっ子達に新しい仲間を紹介するぞ!」

⏰:08/08/06 07:22 📱:812SH 🆔:We7fLiVY


#23 [あお☆まる]
 
転校生…?時期外れだなぁ…




「女子は喜べ!男子は…妬むなよ?俺に似てけっこうな美少年だ!」



そう言って扉を開く沢ぞお
そこには……



「あぁーーータマぁ!!?」

⏰:08/08/06 07:26 📱:812SH 🆔:We7fLiVY


#24 [あお☆まる]
 
思わず指を指して席を立ってしまった…


だって…あの【彼】がいるんだもん…





「おっ!黒田はマリエの知り合いか?」



「いや…」



彼は無表情でそう答えた


あれ?忘れるられてる?

⏰:08/08/06 07:30 📱:812SH 🆔:We7fLiVY


#25 [あお☆まる]
感想†‡††‡†‡†‡†‡†‡†
いったん更新
ストップです
見ている人がいたら
是非感想下さい!!
(人μωμ)

>>1   感想板です♪
†‡†‡†‡†‡†‡†‡†‡

⏰:08/08/06 07:41 📱:812SH 🆔:We7fLiVY


#26 [あお☆まる]
 
少しショックだなぁ…



「じゃあ、とりあえず自己紹介してくれ美少年君」



「……黒田 雅稀です。」



名前は黒田 雅稀(くろた まさき)ね!よしよし記憶…記憶……

⏰:08/08/07 05:04 📱:812SH 🆔:DrPTCjh.


#27 [あお☆まる]
 
「なぁーんだそれだけかぁ?まぁーいい席は窓際の後ろから三番目な!」




あっ…私の前だ…



彼はチラッと私を見てやはら無表情で席についた




早く授業終わらないかなぁ〜話しかけたい♪

⏰:08/08/07 05:07 📱:812SH 🆔:DrPTCjh.


#28 [イ セ]
リアルタイムで
読んでますっ(^^)★

⏰:08/08/07 05:11 📱:SO903i 🆔:☆☆☆


#29 [あお☆まる]
 
けど…そー思ってたのは私だけじゃなかったみたいで……チャイムが鳴ると同時にクラスの女子がタマに群がった




むぅ〜……こんなんじゃ話しかけれない……



「何処から来たの?」「彼女いるの?」「何処にすんでるの?」



キャーキャーといつもの数倍高い声で止まること質問を投げかける女子

⏰:08/08/07 05:12 📱:812SH 🆔:DrPTCjh.


#30 [あお☆まる]
……………………………………
【イセしゃま】
わぁーいヽ(≧∀≦)ノ嬉しいでぇ〜〜す!!今回大分アコと達也は後にしか出て来ませんが見て下さいね♪
……………………………………

⏰:08/08/07 05:14 📱:812SH 🆔:DrPTCjh.


#31 [あお☆まる]
 
そんな様子をボーとただ見ていたら
急にタマが立ち上がった


ん?トイレかな?



「うぜぇ……転校生がどんだけ珍しーんだよ…」



無表情でそーいうと頭をかきながら教室を出て行ってしまった

⏰:08/08/07 05:18 📱:812SH 🆔:DrPTCjh.


#32 [あお☆まる]
 
一気にシーンとしてしまった教室……




あれ…もうすぐ授業なのに。…ってそーじゃなくて!今がチャンスだぁ!



と私も続けて教室を出ようとすると彩ちゃんが私を呼び止める

⏰:08/08/07 05:21 📱:812SH 🆔:DrPTCjh.


#33 [あお☆まる]
 
「マリエ!もしかして黒田追い掛けんの?」



「え…そーだよ?早くしないと、いなくなっちゃう!」



「止めなよぉーマリエ!さっきの聞いたでしょ?絶対性格悪いって!」



で…でも……

⏰:08/08/07 05:24 📱:812SH 🆔:DrPTCjh.


#34 [あお☆まる]
 
「私…仲良くなれると思うの!」



なんで?って言われても理由はないけど…
けどそんな気がしたの。貴方と再開して




そう言って私は彩ちゃんの制しを振り切りタマを追い掛けた。

⏰:08/08/07 05:28 📱:812SH 🆔:DrPTCjh.


#35 [あお☆まる]
……………………………………
【訂正】

“再開”でなく“再会”です(ノ_・。)
……………………………………

⏰:08/08/07 05:30 📱:812SH 🆔:DrPTCjh.


#36 [あお☆まる]
 
タマ…何処に行ったのかなぁ………もう帰っちゃったとか…?




教室を出て探し回るが彼の姿はなく
途方に暮れて廊下の窓から中庭を見下ろす



「…ーあっ!!」

⏰:08/08/07 05:35 📱:812SH 🆔:DrPTCjh.


#37 [あお☆まる]
 


 
「…ふぅ……。今日は…風が気持ちいいな…」




「たぁぁまああ!」




 
そう言って中庭に居たのを見つけた私は彼に抱き着く 

⏰:08/08/07 05:39 📱:812SH 🆔:DrPTCjh.


#38 [あお☆まる]
 
そんな私を自分から引き離すと



「……だからタマじゃないから………アイスちゃん」



と少し笑った気がした




「あっ……覚えてたんだ」

嬉しい……

⏰:08/08/07 05:42 📱:812SH 🆔:DrPTCjh.


#39 [あお☆まる]
 
「あんな強烈なの。忘れろってのが無理だろ」



「あっ!私のアイスちゃんじゃなくて、大塚マリエって言うのぉ!」



「マリエね……なんかあんただと毬藻って感じ」



あら……けなされた?

⏰:08/08/07 05:49 📱:812SH 🆔:DrPTCjh.


#40 [あお☆まる]
……………………………………
【訂正】

「大塚マリエ」じゃなくて「加藤マリエ」でした……訂正多過ぎですね……すいません
……………………………………

⏰:08/08/07 05:51 📱:812SH 🆔:DrPTCjh.


#41 [あお☆まる]
 
「ねーそれ…褒め言葉?」



って悩みながら聞いてみた



「ん〜…褒め言葉…じゃね?なんか丸々して可愛いんじゃん毬藻」




可愛い…?えへへ…嬉しい

⏰:08/08/07 05:54 📱:812SH 🆔:DrPTCjh.


#42 [あお☆まる]
 
隣に座ってニマニマしてたら「あんた…単純だね」って笑われた



なんか馬鹿にされた?でも笑った顔みれたし…いっかぁ…



「タマは授業サボるの?」



「だから…タマじゃねーし…」



「じゃあ…クロね!」

⏰:08/08/07 05:58 📱:812SH 🆔:DrPTCjh.


#43 [あお☆まる]
 
そう言って笑う私を見てタマ改めクロは呆れた顔でこっちを見た



「またしても猫っぽくない?」



「だってぇークロなんか猫みたいなんだもん」



私にはクロの、
薄い茶色のフワフワした柔らかそうな髪の毛とか
少し鋭くて切れ長な綺麗な黒目がちな目とか…
容姿に加えて仕草全てが猫に見える

⏰:08/08/07 06:03 📱:812SH 🆔:DrPTCjh.


#44 [あお☆まる]
……………………………………
ちなみにクロ

……………………………………

クロこと黒田 雅稀 [jpg/33KB]
⏰:08/08/07 06:42 📱:812SH 🆔:DrPTCjh.


#45 [あお☆まる]
†‡††‡†‡†‡†‡†‡†
…眠気が…
ストップします
見ている人いますかぁ?
いたら是非感想下さい!!
(人μωμ)

>>1   感想板です♪
†‡†‡†‡†‡†‡†‡†‡

⏰:08/08/07 06:44 📱:812SH 🆔:DrPTCjh.


#46 [あお☆まる]
 
「私、クロと仲良くなる!」


笑顔でそう宣言する私を不思議そうに見るクロ


「相手の気持ちは無視?」



「えぇー…絶対仲良しになるよぉ!私たち!」



「…なんで又決めつける…」



「私の感ね、よく当たるの!」

⏰:08/08/08 14:19 📱:812SH 🆔:6FzBCrmU


#47 [あお☆まる]
 
「へぇー…そりゃすごいな」


と言って立ち上がるクロ


「クロ…サボるの?」


「ってか帰る。…じゃあなマリエ」


そう言って私の頭をクシャってしてクロは歩いて行ってしまった

⏰:08/08/08 14:24 📱:812SH 🆔:6FzBCrmU


#48 [あお☆まる]
 
あぁ…帰っちゃった……でも名前覚えてくれたんだ……嬉しいなぁ



私はその日、初めての胸の高鳴りに戸惑ったけど、触られた頭はなんかちょっとくすぐったかった




一人で教室に戻ると、ちょうど一限目が終わり次の授業までの5分休憩だった

⏰:08/08/08 14:30 📱:812SH 🆔:6FzBCrmU


#49 [あお☆まる]
 
教室に入ると彩が一目散に駆け寄ってくる



「大丈夫?」


「へぇ?なにが?」


とあっけらかんに答える私にため息混じりに話を続ける彩


「いや…ね。冷たい事言われたりしなかった?」


「しなかった!ってか仲良しになった!」

⏰:08/08/09 03:23 📱:812SH 🆔:p5xjX202


#50 [あお☆まる]
 
「……へぇ?」


不思議な彩

と授業始まりのチャイムが鳴る




私はその後の授業とか昼休みとか…とにかく一日中クロの事を考えていた

⏰:08/08/09 03:25 📱:812SH 🆔:p5xjX202


#51 [あお☆まる]
 
□放課後□





結局私…ずっとクロの事考えてたなぁ……




「マリエ帰ろう」


「あっうん 待って!」

⏰:08/08/09 03:28 📱:812SH 🆔:p5xjX202


#52 [あお☆まる]
……………………………………
【またまた訂正】
>>50 不思議な彩
じゃなくて 不思議そうな彩
でお願いします!
……………………………………

⏰:08/08/09 03:30 📱:812SH 🆔:p5xjX202


#53 [あお☆まる]
 
私は荷物をまとめて彩の側に駆け寄った



「ねぇー彩…」


「なぁーに?」


彩は自分の髪をいじりながらこちらを見る


「私……クロの事…黒田君の事好きになったぁ」


⏰:08/08/09 20:54 📱:812SH 🆔:p5xjX202


#54 [あお☆まる]
 
笑顔でそう答える私に彩はものすごくビックリしている



「……は?黒田って……黒田?!」


「うん」


コクリと頷く私の肩を持つと真剣な顔で話す彩

⏰:08/08/09 20:58 📱:812SH 🆔:p5xjX202


#55 [あお☆まる]
 
「マリエ…悪い事言わない!黒田はやめときなよ!マリエにはもっと…ポヤっとしてる人のが合ってるよ!!」



私に…合ってるって何……?私はクロがいい



「そるになんか黒田君って冷たい感じがする。付き合っても泣かされるよ」



冷たい…?私はクロと居ると…あんなに心が穏やかになるのに…

⏰:08/08/09 21:02 📱:812SH 🆔:p5xjX202


#56 [あお☆まる]
 
「彩ちゃん…心配してくれてありがとう。でも…私はクロがいい」



そう言う私に彩は「もぉ…この子は…」と少し呆れ顔で言った





ねぇー彩?私はクロと付き合って色々泣いたりもしたけど……クロを選んだ事に後悔は一度もしなかった。
今はクロは側には居ないけど…代わりに宝物が出来たの
それに私はまだ信じてるから………

⏰:08/08/09 21:07 📱:812SH 🆔:p5xjX202


#57 [あお☆まる]
 

クロ…今日も来ないのかな………


クロは転校初日いらい学校に中々こない
ふらりと来ていつの間にか居なくなってる。
本当猫みたい…


中々仲良くなれないなぁ…

⏰:08/08/09 21:45 📱:812SH 🆔:p5xjX202


#58 [あお☆まる]
 
そう思いながら中庭に目をやるとクロが気持ち良さそうに日向ぼっこしていた



私は中庭へ急いだ
途中彩に声をかけられた

「どこ行くの?」


「クロが中庭にいるの!」

⏰:08/08/09 21:51 📱:812SH 🆔:p5xjX202


#59 [あお☆まる]
 
そう言うと私は彩の返事を待たずに中庭まで走った



「止めても…無駄…ね」





「クロぉ!!」

⏰:08/08/09 21:53 📱:812SH 🆔:p5xjX202


#60 [あお☆まる]
 
私の声にクロが反応してこちらを見る



「おう。マリモいつもお前は元気だな」



クロの横に座る
久しぶりのクロの声…



「マリエだよ…」

⏰:08/08/09 22:11 📱:812SH 🆔:p5xjX202


#61 [あお☆まる]
 
「あぁ…そうだっけ?」



ちょっと笑った?



「クロ…今日もサボるの?」


「ん……かもな」

⏰:08/08/09 23:03 📱:812SH 🆔:p5xjX202


#62 [あお☆まる]
 
そう言って腰をあげるクロ


あれ…帰っちゃのかな?




私は思わずクロの制服を引っ張る



「……なに?」

⏰:08/08/10 00:09 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#63 [あお☆まる]
 
「帰っ……ちゃうの…?」



「……まぁ。」



私は寂しくてクロの服の裾を持ったまま俯く
そんな私の頭をクロの大きな手がクシャとする



「…家……来る?」

⏰:08/08/10 00:25 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#64 [あお☆まる]
 
「行く!!」



私は学校をサボってクロと一緒にクロの家に向かう
クロは一つのアパートに入って行く



……一人暮らし……かな?

⏰:08/08/10 00:31 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#65 [あお☆まる]
 
「適当に座って」



そう言ってお茶を用意してくれるクロ



「クロは…一人暮らしなの?」



「あぁー…。俺両親病気で亡くしてるから」

⏰:08/08/10 00:44 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#66 [あお☆まる]
 
そう言って無表情で私にお茶を出す



「……何……泣いてるの?」



クロの問い掛けに自分自身ビックリした

あれ…私……涙…

⏰:08/08/10 00:48 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#67 [あお☆まる]
 
だって……


「だってクロ…泣きそうな顔するから……」


「はぁ?俺が…?
…変なやつ」



私の頬に触れるクロ
クロに触れられた所が熱くなる

⏰:08/08/10 00:51 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#68 [あお☆まる]
 
そして…段々とクロの顔が私に近づいてくる

頬に伝う涙をクロが舐める


そんな仕草にみせられながら「やっぱり猫みたい」なんてボーと考えた




「…しょっぱい」

⏰:08/08/10 00:54 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#69 [あお☆まる]
 
「やっぱりクロって…猫みたいだね」



顔を赤く染めながら微笑むとクロは


「そう?」


って言って私を床に押し倒す

⏰:08/08/10 00:56 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#70 [あお☆まる]
 
「…私……猫好き…だよ?」


「へぇ…俺も毬藻は嫌いじゃない……」



クロはそう言うと私に口づけをする



クロ……綺麗……

⏰:08/08/10 00:59 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#71 [あお☆まる]
 
………………………………………………………………………



目を覚めるとクロのベットの上
……隣には裸のまま寝ているクロ




私…クロと…しちゃったんだぁ……

⏰:08/08/10 01:03 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#72 [あお☆まる]
 
好きって言われた訳じゃない…。
無理矢理された訳でもない。私も望んでした



私…クロが好きだよ…
クロは……?
でも怖くて聞けない
今は…こうしてるだけでもイイ……
クロに触れられるなら

⏰:08/08/10 01:07 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#73 [あお☆まる]
 
 


初めて好きな人と肌を重ねた日は
幸せだったけど……切なくて少し泣けた



 

⏰:08/08/10 01:10 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#74 [あお☆まる]
†‡††‡†‡†‡†‡†‡†
いったん更新
ストップです
見ている人がいたら
是非感想下さい!!
やる気出ます♪
お願いします
(人μωμ)

>>1   感想板です♪
†‡†‡†‡†‡†‡†‡†‡

⏰:08/08/10 01:12 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#75 [あお☆まる]
 
あれから私はクロがサボるのと一緒にサボって
クロの家に行った
時々キスしたり肌を重ねたりした


けどクロから【好き】って言葉はもらってない




「ね……クロ」



私は事が終わって裸のままクロのベットに横になりながら
服を着替えるクロに話しかけた

⏰:08/08/10 03:55 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#76 [あお☆まる]
 
「…なに?」


私を見ずクロが答える



「…私…クロ…大好き」



そう言う私に体を向けるとクロは「そっか」と笑って頭をクシャと撫でた

⏰:08/08/10 03:58 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#77 [あお☆まる]
 
私ね…
クロの私の頭をクシャとする仕草が好き

なんか大きいクロの手で撫でられると
なんか気持ちいいの


でも……
今は頭を撫でられるより
【好き】って言葉が欲しい



私はクロのなんなのかな… 

 

⏰:08/08/10 04:01 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#78 [あお☆まる]
 
「マリエ……俺今日バイトあるから」


「あ…うん。今服着るね」


クロは両親を早くに病気で亡くしてる
それ以来親戚をたらい回しされたらしい。けど高校生になったのを機に
一人暮らしを始めたんだって。
だから学校に来ない日はバイトばっかりしてる



親戚に頼りたくないって…一人で頑張ってるクロは凄いと思う

⏰:08/08/10 04:09 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#79 [あお☆まる]
 
私はそんなクロの支えになりたい…
私じゃ…無理かな…?



「ね…クロ……」


「なに?」


「私…クロの帰り……待ってちゃダメ…?」

⏰:08/08/10 04:11 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#80 [あお☆まる]
 
「え…?」


ビックリした表情のクロ


「暗い部屋に帰るのって寂しいでしょ?だから私…明かりつけて、クロの為に料理しながら待ってるよ」


「料理…出来んの?」

⏰:08/08/10 04:14 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#81 [あお☆まる]
 
「でっ出来るもん!」


私が少し拗ねて言うとクロは少し笑った



「あっ!キャットフードは御免だぜ?」



私が「もぉ!」ってクロの肩を軽く叩くとクロはその手を握りしめ
家の鍵をくれた

⏰:08/08/10 04:18 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#82 [あお☆まる]
 
「じゃあ…頼むな。」



そう言ってクロはバイトに出掛けた




わぁー!クロに初めて頼まれちゃった!嬉しいな!

人に頼られるのがこんなに嬉しいだなんて…初めてしった…
 

⏰:08/08/10 04:20 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#83 [あお☆まる]
 
まずは部屋を片付けようかなぁ〜!



部屋を片付け始めると小さい古びたアルバムみたいなものが出てきた



見たい……でも人のだし…勝手に……でも……



結局好奇心には勝てずにアルバムを見てしまった

⏰:08/08/10 18:50 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#84 [あお☆まる]
 
そこには今と違うクロの表情豊かな幼い時の写真

そしてクロの横で穏やかに微笑むどこと無くクロと似た顔の…両親…



クロは今は少しは微笑んでくれる…けど…【微笑む】程度
はち切れんばかりの笑顔とか笑い声は聞いた事ない

⏰:08/08/10 18:58 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#85 [あお☆まる]
 
写真に写るクロはどれも白い歯を見せて笑ってる



私にもこんな顔…見せてほしいな…
やっぱり…両親を失ったショックなのかな…




あっ…いけない。ご飯作らなくちゃ!

⏰:08/08/10 19:02 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#86 [あお☆まる]
 
………………………………
…………


カンカン…
階段を上る音


あっ…クロかな…



ガチャ



「くろぉーーお帰りぃ」

⏰:08/08/10 19:04 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#87 [あお☆まる]
 
勢いよくクロにしがみつく


無言なクロ

心配になりクロを抱きしめたまま覗き込む



「…クロ?」

⏰:08/08/10 19:06 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#88 [あお☆まる]
 
クロはハッと我に返った様に言葉に詰まらせた



「やっ……あの……ただ…いま」



「お帰り!!」



「…まぁ帰ったらマリエが居るってのもイイかもな…」

⏰:08/08/10 19:09 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#89 [あお☆まる]
 
「え?」


「なんでもない。腹減ったぁー。飯、飯」


頭を撫でるとクロは居間に行って着替える




もぉ……聞こえるか聞こえないかぐらいに呟くから聞こえないじゃない……

⏰:08/08/10 19:11 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#90 [あお☆まる]
 
「何作ったの?」


「シチュー!クロ食べれる?」


「…大好物…。」


「良かったぁ!はい。食べて♪食べて♪」



皿によそったシチューをクロに差し出す

⏰:08/08/10 19:15 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#91 [あお☆まる]
 
スプーンですくって口に運ぶクロの姿は綺麗で見とれちゃった



「美味しい?」



「……うん。なんか…久しぶりだな……昔はお袋がよく作ってくれたっけな」



「あの優しそうなお母さんが?」

⏰:08/08/10 19:18 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#92 [あお☆まる]
 
「?」


「あっ…ごめん。部屋片付けたらアルバムが出てきて……見ちゃった…」


「そうか…こんな所にあったんだな……」



そう微笑むクロは今にも泣きだしそうな顔をしていた

⏰:08/08/10 19:21 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#93 [あお☆まる]
 
…やだ…
クロ……泣かないで



私は気がつくとクロを抱きしめていた



「なぁーんだよ…毬藻。そーいうのは食べてからな」



「クロ……泣かないで」

⏰:08/08/10 19:23 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#94 [あお☆まる]
 
「はぁ?なかねーよ」



「クロの笑顔…好き。けど…いつも泣きそうな顔してる……だから…泣かないで」



「…な……なにっ…言って………」



そう言うクロから一粒の綺麗な涙が零れた

⏰:08/08/10 19:26 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#95 [あお☆まる]
 
私は私の胸に顔を埋めて泣くクロの頭を撫で続けた



クロが一人を感じないように…私が居るって分かって欲しくて

ずっとずっと頭を撫でた



しばらくしてクロが頭を上げて「そんなに撫でられたら…ハゲル」って笑った

⏰:08/08/10 19:30 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#96 [あお☆まる]
 
その笑顔は私が今までみた
どの笑顔よりアルバムの笑顔に近い気がした





その日私は初めてクロの家に泊まった
クロの腕枕で寝るとすぐ深い眠りにひきづり込まれた

⏰:08/08/10 19:34 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#97 [あお☆まる]
 
だから…クロが私の寝顔を見ながら



「これ以上……俺の心に入ってくるなよ……頼むよ」



って呟いていた事に気付くはずもなく
私はノンキにクロとデートしている夢を見てた

⏰:08/08/10 19:38 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#98 [あお☆まる]
 
…………………………………
…………………
「ん……クロ…?」


「はよ。お前今日はちゃんと学校行けよ」


「……クロは?」


「…五・六時間目は出る」


「じゃあ!放課後デートしよお?」

⏰:08/08/10 22:58 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#99 [あお☆まる]
 
クロはちらっと私を見るとまた支度をはじめた


「…気が向いたら…な」






なんか…クロ…変……

⏰:08/08/10 23:25 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


#100 [あお☆まる]
 
クロに言われたとおり学校に行く
すると私の姿を見つけて彩が素早く駆け寄る



「マリエ!久しぶりじゃん。朝から来るの!マリエってばクロと一緒にいなくなるから……」



「放課後ねデートしようかと…」



「へぇ……なんだかんだで付き合ってんだ?」

⏰:08/08/10 23:32 📱:812SH 🆔:5/bc0AiE


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