うまく言えない
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#401 [紗奈]
そんなことを話しながら凌斗は準備して尚君とこに行った。
「まあ座りいや」
美弥子が聞きたいことはわかる。
真人のこと。
うちは座ってから全部話した。
「次うちが会いに行ってそんな感じになったら付き合おうと思うんやけどどー思う?」
:09/03/07 02:00 :D905i :☆☆☆
#402 [紗奈]
これはうちの素直な気持ちだった。
真人が好き。
真人と一緒にいたい。
そう思った。
「ええんやない!紗奈は不器用やからうまくいかんこといっぱいやけど、真人くんとおって紗奈が幸せを感じることができるなら、それでいいと思うで!がんばりや♪Y市行くとき送ってってあげるから〜」
:09/03/07 02:03 :D905i :☆☆☆
#403 [沙奈]
よし、頑張ろう。
ちゃんと真人と向き合う。
なあ真人?
うちとおった時間は幸せだった?
うちは幸せだったよ。
:09/03/07 23:09 :D905i :☆☆☆
#404 [沙奈]
8月に入って少ししてから、うちはY市に行くことになった。
美弥子が連れて行ってくれる(美弥子はついでに実家に帰省する)わけで、凌斗の家を出たのは朝の10時くらいだった。
それからY市についたのが昼過ぎ。
美弥子に駅でおろしてもらい、真人を待った。
:09/03/07 23:16 :D905i :☆☆☆
#405 [沙奈]
:09/03/07 23:25 :D905i :☆☆☆
#406 []
見てるんで頑張ってくださいー
:09/03/11 10:22 :N02A :☆☆☆
#407 [紗奈]
ありがとうございます
ちょっとドタバタというか…
この小説の終わりが
わからなくなりました
笑
とりあえず書きますね
:09/03/12 21:54 :D905i :☆☆☆
#408 [紗奈]
真人は仕事の休憩の合間を縫って駅に来た。
作業着姿の真人は格好良かった。
2人で真人の家へ向かった。
「仕事終わるまでおってや」
真人はそう言うと仕事場に戻っていった。
:09/03/12 21:57 :D905i :☆☆☆
#409 [紗奈]
真人の部屋に初めて入った。
決して綺麗ではないけど全体的に黒で統一された部屋。
特に何もすることなく真人の帰宅を待った。
:09/03/12 22:20 :D905i :☆☆☆
#410 [紗奈]
しばらくしてから真人が帰ってきた。
真人が風呂から出てすぐに真人は抱きついてきた。
「髪乾かしてからにしいよ」
うちはそう言って真人をどかした。
「紗奈〜?」
「ん?」
:09/03/12 23:41 :D905i :☆☆☆
#411 [紗奈]
「来てくれてありがと」
真人は髪を乾かしながら笑顔で言った。
それから夕飯を食べて、テレビみながらゴロゴロして、うちも風呂に入ってまたゴロゴロした。
:09/03/12 23:46 :D905i :☆☆☆
#412 [みお]
死語と前に来てしまいましたぁ
続きがとても気になりますぅ〜
更新待ってますね!
:09/03/13 07:58 :N906imyu :Wmf5h01g
#413 [みお]
間違えました
死語と ×
仕事 ○
:09/03/13 10:38 :N906imyu :Wmf5h01g
#414 [紗奈]
ありがとうございます☆
更新遅くてすみません
:09/03/13 23:34 :D905i :☆☆☆
#415 [紗奈]
「真人〜」
「ん?」
「うちのこと好き?」
「は!?何お前いきなり」
「この前のこと考えよったんやけどさ、ほんまに真人が好きなら付き合いたいと思った。そんだけ」
「は!?まじで?」
「うん」
:09/03/13 23:37 :D905i :☆☆☆
#416 [紗奈]
「そんなん好きに決まっとるやん!!ほんまに付き合ってくれるん?」
「うん」
そんな感じでうちらは付き合った。
:09/03/13 23:39 :D905i :☆☆☆
#417 [みお]
:09/03/13 23:46 :N906imyu :Wmf5h01g
#418 [紗奈]
真人はずっとぎゅってしてきた。
「付き合ったらすぐHしようとしてくると思った」
だってそうじゃん?
付き合ってもないのにちゅうしてくるような奴なのに。
「こーしとるだけで幸せやからいーの」
うちも凄く幸せだった。
:09/03/16 13:35 :D905i :☆☆☆
#419 [紗奈]
真人との付き合いは順調だった。
別に真人の家に居座るわけでもない。
うちが地元に帰ればなかなか会えないけど、仕事が無い日は会いに来てくれる。
凌斗の家に一緒に行ったこともあった。
「お前俺の妹泣かすなよ」
とか凌斗が言って、そしたら真人
「え!お兄さんなんですか!?」
って(笑)
ちげーよw
:09/03/16 15:19 :D905i :☆☆☆
#420 [紗奈]
志乃にも真人を合わせた。
「中途半端なことしたらうちが許さんからな。紗奈はこう見えてもナイーブなんやから」
「そうでもないやろ」
「あんた自分で気付いてないだけやって。やから真人くんしっかりしてな」
「大丈夫。紗奈のこと大好きやから」
って。
:09/03/16 15:25 :D905i :☆☆☆
#421 [紗奈]
真人からの愛は本当にストレートに伝わってきた。
うちも真人が大好きだった。
今でも真人のこと思い出す。
真人は大切な人やったから。
:09/03/16 15:28 :D905i :☆☆☆
#422 [紗奈]
10月初め、うちは大学に合格した。
自己推薦だから早く決まった。
その頃から、真人の行動がおかしくなった。
:09/03/16 15:35 :D905i :☆☆☆
#423 [紗奈]
毎日してた連絡もなくなり、
3日に1回あれば良いほう。
「最近忙しいから」
真人はそれ以上何も話してくれなかった。
うちは何でも良いから話してほしかった。
何でも良いから力になりたかったよ。
何もできなかったかもしれないけど、何かできたかもしれんやん…
:09/03/16 15:40 :D905i :☆☆☆
#424 [紗奈]
:09/03/16 15:40 :D905i :☆☆☆
#425 [紗奈]
11月に入ってから、全く連絡が取れなくなった。
14日、いきなり掛かってきた電話。
知らない番号。
「もしもし?」
「もしもし、紗奈?」
:09/03/16 15:45 :D905i :☆☆☆
#426 [紗奈]
聞き覚えのある声。
少したってようやく気付く。
「曜?」
:09/03/16 15:47 :D905i :☆☆☆
#427 [紗奈]
「いきなりごめんな。あのさ、お前…真人って奴と付き合っとるよな?」
「曜、真人のこと知っとん?」
「いや、そんな知り合いやないんやけどさ。俺んとこにそいつの連れから連絡来て、紗奈探してほしいって」
「は?意味わからん。何で曜に?てか何?まじで何?」
「詳しくは聞いてない。今から行ったるから一緒にY市行こか」
:09/03/16 15:52 :D905i :☆☆☆
#428 [紗奈]
しばらくしてから曜が車で来た。
「免許取ったん?」
「おう。まあ乗れや」
久しぶりに会った曜。
ほんま久しぶりやった。
久しぶりの再会がこんなんなんてね。
:09/03/16 15:59 :D905i :☆☆☆
#429 [m]
:09/03/16 16:59 :SH903i :☆☆☆
#430 [紗奈]
ありがとうございます
:09/03/16 23:10 :D905i :☆☆☆
#431 [紗奈]
ちょいちょい曜と話しながら、うちらはY市についた。
「俺ここで待っとくから行ってこい」
うちは車を降りて真人の家に向かった。
:09/03/16 23:20 :D905i :☆☆☆
#432 [紗奈]
「紗奈ちゃんやんね?」
真人の家の前に立っていた男が問う。
うちは無言で頷いた。
「真人どこおるか知らん?」
「知らないです。真人と連絡取れないし。」
「やっぱな…。あんな、真人、飛んだみたいやわ」
:09/03/17 00:32 :D905i :☆☆☆
#433 [紗奈]
「…は?何で?」
「あいつちょっとやらかしてさ…。飛んだみたい」
「え、待って?意味わからん。」
「やからな、俺らもどこおるんかわからんくてさ。…どっか行った」
:09/03/17 00:35 :D905i :☆☆☆
#434 [紗奈]
「は?待って、ほんまに意味分からん。真人…何した?」
「いや、まあ…ヤクザ絡んどるから。何にせよもう真人はここには帰って来れん。どっかで生きとったらええなってくらいやわ。何か知らんかと思って紗奈ちゃん呼んだんやけど…なんかごめんな。こんな言い方冷たいかも知らんけど、真人のことは忘れ?」
男はそう言って去っていった。
うちは動くことができずに呆然と立ち尽くした。
:09/03/17 17:24 :D905i :☆☆☆
#435 [紗奈]
意味わからん。
真人…どこ行ったん?
うちに言わんとどこ行ったん?
なあ、何があったん?
うちに言えんようなことだったん?
真人にとってうちはなんだったん?
:09/03/17 21:03 :D905i :☆☆☆
#436 [紗奈]
なあ真人…
今、どこで、何しとるん?
元気しとる?
真人…うちは幸せだった。
真人…今幸せ?
:09/03/17 21:05 :D905i :☆☆☆
#437 [紗奈]
.
真人が姿を消してから、うちは今まで真人と会ってない。
.
:09/03/17 21:06 :D905i :☆☆☆
#438 [紗奈]
もし生きとるなら、何でも良いから連絡がほしい。
元気でやっとるなら、それでいいから。
こんな掲示板見とる可能性なんてかなり低いやろうけど、もし自分のことやって思ったら、連絡ください。
アドレスも番号も、ずっと変わってないから…。
生きとるよって
それだけでいいから。
:09/03/17 21:10 :D905i :☆☆☆
#439 [紗奈]
.
うちはそれから曜の車に戻った。
車に乗った瞬間、涙が溢れ出た。
曜は何も聞かなかった。
ただ、頭をポンと叩いて、車を走らせた。
:09/03/17 21:13 :D905i :☆☆☆
#440 [紗奈]
曜、相変わらず優しいんやね。
うちは酷いことしたのに、曜はそれでもこーやって優しくしてくれる。
曜は優しい。
優しすぎるんだよ。
.
:09/03/18 02:27 :D905i :☆☆☆
#441 [紗奈]
「また何かあったら連絡して」
「うん。ありがとう…」
「…あのさ、また俺からも連絡していい?」
「え?」
「いや、嫌ならええんやけどっ!!紗奈のことやっぱ心配やから…」
「…うん。良いよ」
「ありがとう」
:09/03/18 02:29 :D905i :☆☆☆
#442 [紗奈]
「曜…ごめんね」
「いいって〜」
「違くてっ…!!今日のことだけじゃなくて…今まで…ごめん。うち酷いことして…」
「気にすんなよ。あれで良かった。確かに別れるってなったとき、かなりメンタルくらったけど…でも、俺は俺で悪いとこいっぱいあったことわかったし」
「違うよ。全部うちのわがままだった。ほんまにごめん…」
:09/03/18 02:34 :D905i :☆☆☆
#443 [紗奈]
「大丈夫。な?今こうして話ができる。それだけで良いことだって。」
「ほんまに…ほんまにありがとう」
「もーいいって!あ、また遊びに来いな。気が向いたらまたみんなに会ってやって?」
「そんな気分やないけど…」
「気が向いたらでええよ。気持ちに整理がついたら、またいつでも遊びに来いな」
「うん」
:09/03/18 02:37 :D905i :☆☆☆
#444 [さや]
:09/03/18 05:28 :F905i :Vhpp/6pQ
#445 [ゆうすけ]
頑張って下さい
:09/03/19 12:08 :W61SH :d/ecFSws
#446 [紗奈]
ありがとうございます!
:09/03/20 00:44 :D905i :☆☆☆
#447 [紗奈]
地元に帰ってから、誰にも会う気になれずに自分の家に籠もった。
学校も行かなかった。
携帯の電源も切って、ただひたすらぼーっとしてた。
何も考えられなかった。
本当に"無"だった。
:09/03/20 00:49 :D905i :☆☆☆
#448 [紗奈]
志乃は何回も家に足を運んでくれたけど会う気になれなかった。
志乃に会ったところで何を話せばいいのかもわからなかった。
学校からも家に電話がかかってくる。
学校にも行かないと卒業できない。
大学にも行けなくなる。
なのにずっとぼーっとしたままだった。
:09/03/20 00:52 :D905i :☆☆☆
#449 [紗奈]
12月に入ってから、携帯の電源を付けた。
問い合わせをするとたくさんのメール。
一気に全て受信しきれなくて、結構時間がかかった。
志乃、凌斗、美弥子、曜…
その他にもいろんな人から何通もメールが来ていた。
:09/03/20 00:56 :D905i :☆☆☆
#450 [紗奈]
そして画面が変わり、表示される"志乃"の文字。
しばらく鳴ってから切れ、またすぐかかってきた。
うちは受話ボタンを押した。
:09/03/20 00:58 :D905i :☆☆☆
#451 [紗奈]
「紗奈!!!???もしもし!?」
「…志乃」
「あんた何してんや!!…今から家行くから」
志乃は電話を切ってしばらくして家に上がり込んできた。
「お前みんなどんだけ心配しとったと思いよんや!!何があったんか知らんけどいい加減にしいや!!!」
:09/03/20 01:05 :D905i :☆☆☆
#452 [紗奈]
「ごめん…」
「何があった?」
「真人がおらんくなった…どこにおるかわからんなったって…」
「…ほんまに?」
「うん。うちどーしたらいいん」
志乃は多分必死にかける言葉を考えたんだと思う。
でも、何を言ったらいいかなんてわかるわけない。
志乃は黙ったままうちを抱き締めてくれた。
:09/03/20 01:13 :D905i :☆☆☆
#453 []
最後まで頑張ってください
:09/03/22 01:00 :N906imyu :LsECoCVM
#454 [紗奈]
ありがとうございます
更新遅くてすみません
:09/03/25 14:23 :D905i :☆☆☆
#455 [紗奈]
しばらくして少し落ち着いた。
「真人がおらんくなったよ‥」
「うん」
「嫌だよ…忘れるとか無理やよ‥」
「今すぐは無理かも知らん、でもな、ずっと真人君のことばっかり考えやっても仕方ないやん。冷たい言い方かもしらんけどさ‥真人君は帰って来んのやよ。あんた大学だって行くんやろ?もしかしたら、真人君○○県行ったかもしらんよ。卒業せないかんやろ?学校おいで」
:09/03/25 14:36 :D905i :☆☆☆
#456 [紗奈]
変な期待させんなやって思った。
でも、このままこうしてても意味ないんだよなって思った。
結局は前に進まないといけないんだから、ずっとうじうじしてても仕方ない。
うち自身もこんな性格で良かった。
忘れられたわけじゃない。まだ好きだった。でも、真人とは会えないんだから仕方ないんだ…。
:09/03/27 05:03 :D905i :☆☆☆
#457 [紗奈]
それからうちはしっかり学校に行き、できるだけちゃんと6時間授業を受けた。
そしてきちんと家に帰るようにもなった。
そんなある日、曜からの着信。
あれから曜とはちょいちょい連絡を取っていた。
良い友達としてだけど。
:09/03/31 00:31 :D905i :☆☆☆
#458 [紗奈]
「おい!何しよるか?」
「普通に学校やしな〜」
「真面目に行きよるか?」
「あたまえやーん」
「なら学校終わったら迎え行くから飯食い行こや!」
「ほんまに!?なら焼き肉なッ」
「少しは女の子らしくイタリアンレストラン♪とか言ってみろや!笑」
「焼き肉の気分なんやし!」
:09/03/31 00:46 :D905i :☆☆☆
#459 [紗奈]
「わかったわかった。じゃあまた後でな」
そんな感じであれ以来久しぶりの対面。
授業が終わって校門前に行くと曜の車。
うちは助手席に乗り込んだ。
「元気そーやん」
「空回りやよ(笑)」
:09/03/31 00:54 :D905i :☆☆☆
#460 [紗奈]
それから焼き肉食べてドライブ。
久しぶりの曜。
やっぱり曜といるのは楽しかった。
それから冬休みになり、3学期が始まり、あっと言う間に自由登校、そして卒業式が終わり、引っ越しの日が来た。
:09/03/31 01:11 :D905i :☆☆☆
#461 [紗奈]
引っ越しの日、曜から電話がかかってきた。
「お前そっちで良い恋しろよ?な。まあ何かあったらいつでも連絡して来いな!」
「ありがとう」
そんな会話をして電話を切った。
そして大学の入学式。
この時あんたに会ってなかったら、うちはあいつに出会ってなかった。
:09/03/31 01:19 :D905i :☆☆☆
#462 [紗奈]
入学式、受付をすませて中に入る。
同じ学部の人が沢山並んで座る中に、うちも混ざった。
「なあ!名前は!?」
茶髪の男が話しかけてきた。
「紗奈やけど」
「俺、あきまさってゆーんやけどアキって呼んで!あとアド教えてや」
うちはアキとアドを交換した。
:09/03/31 01:35 :D905i :☆☆☆
#463 [紗奈]
入学式が終わり、次の日からすぐに色々あった。
夏香(なつか)って言う、目が大きくてショートヘアの女の子と友達になり、好調なスタートだった。
入学式から何日か経ち、アキからメールが来た。
「今から連れんち行くんやけど来ん!?」
「は?なんでうちが?」
「えーやん!紗奈って○×県の人やろ?○×県の知り合いおるんやって!」
:09/03/31 01:48 :D905i :☆☆☆
#464 [紗奈]
「男?女?」
「男。ちなみに男4人と女2人おる」
「そーなん。まあ暇やし行ってもえーよ」
少し、真人かな?って期待した。
少しだけね。
:09/03/31 01:50 :D905i :☆☆☆
#465 [紗奈]
大学までアキに迎えに来てもらってから、みんながいるって言う家まで行った。
「お邪魔しまーす」
「お、紗奈ちゃんやんな!アキから聞いてるで〜!○×出身やって?俺もやし仲良くしてな!」
これが佑太との出会いだった。
:09/03/31 01:54 :D905i :☆☆☆
#466 [紗奈]
:09/03/31 01:55 :D905i :☆☆☆
#467 [紗奈]
「じゃ、俺帰りますわー」
アキは帰ろうとした。
「は?あんた何しに来たん」
「ん?紹介」
「あっそ。じゃーね」
:09/03/31 23:54 :D905i :☆☆☆
#468 [紗奈]
「紗奈って呼ぶわ!俺は佑太って呼んでや。」
他には
ミチ君(当時32歳)
まじで32には見えないし、20代前半って言われても納得できる顔。
ミチ君の彼女の千尋(当時17歳)
かなりの歳の差カップル。しかもこの千尋、めっちゃ生意気。笑
:09/04/01 00:01 :D905i :☆☆☆
#469 [紗奈]
つぅくん(当時18歳でタメ)ヤンキーって言うよりギャル男に近い感じ。
つぅくんの彼女の結衣(当時16歳)こいつもまた生意気。
圭君(当時23歳)なんかパシリ気質な人。
:09/04/01 00:08 :D905i :☆☆☆
#470 [紗奈]
佑太はタメ。見た目はヤンキー。格好いいのと可愛いのが混ざった感じ。
話を聞いていれば元暴走族らしい。
しかもさらによく聞けば、真人と同じY市。
うちは、真人と比べるわけではなくて、佑太に惹かれた。
比べるつもりはなかった。
でもやっぱり、真人と比べてたから、好きになったんかもな…。
:09/04/01 00:13 :D905i :☆☆☆
#471 [紗奈]
うちは惚れやすいんかな。
でも、本当に惹かれたんだ、
今思えば、真人の影をどこかで探していたのかもしれない。
でもこれだけは言える。
うちは佑太が好きだった。
うちは、周りの人を傷付ける素質があるのかもしれない。
:09/04/01 11:26 :D905i :☆☆☆
#472 [紗奈]
「なあ、真人…知っとる?」
「あぁ?真人…真人……あぁ。わかるで。そいつがどーした?」
「いや、何でもないけど」
「俺、言っとくけどあいつより地位上やから〜」
「なんやその自慢(笑)」
「馬鹿馬鹿、大切なことやし!あいつより弱いとか思われたくないからな〜」
「わかったわかった。うちそーゆーの興味ないんやて」
:09/04/01 11:33 :D905i :☆☆☆
#473 [紗奈]
「珍しっ」
「はぁ?なんでや」
「俺の周りの奴今までそーゆーこと言ったらよってくるような奴ばっかやったからね〜」
「そらぁその女が馬鹿だわ」
「言うね〜」
「言うよ。うちは。そーゆー男いっぱい見てきたかんね。みんなさ、薬しとんやろ?」
:09/04/01 11:43 :D905i :☆☆☆
#474 [紗奈]
図星だった。
千尋と結衣はやってなかったけど。
「紗奈なんか頭良さそうやね」
「気のせいやろ」
「つか結構生意気やね、お前」
そう言ったのはミチ君。
「そうですかね?」
:09/04/01 11:49 :D905i :☆☆☆
#475 [紗奈]
「おい、紗奈やめとけ」
佑太とつぅくんが止めてくる。
「お前誰に口きいとんかわかっとんのか」
「ミチ君やろ。ミチ君が言ってきたんやないんすか?」
ミチ君は立ち上がってうちに向かって灰皿を投げつけた。
「…最悪」
うちは灰をはらって立ち上がった。
:09/04/01 11:55 :D905i :☆☆☆
#476 [紗奈]
「うちはミチ君と今日初めて会ったんやしどんな人かなんか知らんっすよ。どんだけ偉くてどんだけ強いかとかも知らん。やからうちには関係無いです。ただわかるのはミチ君が先輩やってことだけです」
「…」
しばらく沈黙が続いた。
「紗奈、服洗濯したるからこっち来い」
佑太はうちの腕を引っ張って脱衣場に連れて行った。
:09/04/01 12:06 :D905i :☆☆☆
#477 [紗奈]
「なんなん?別にこんくらいええわ」
「ごめんなぁ。ミチ君…」
「別にええよ。つか佑太に謝られる意味わからんしな」
「…あのさ、ミチ君この辺じゃ有名な人なんやて。平気で人だって殺す。何もしてない人でも気が向いたら殴るような人でな…」
「…そか。でもうち関係ないでな」
「怪我してからや遅いやろ!?やから忠告しとんやないかい」
:09/04/01 15:42 :D905i :☆☆☆
#478 [紗奈]
「わかったわ。でもうちもう関わりたくないでな」
「…ほんまごめんな。とりあえずこれ俺の服。着とき」
「ありがとう。」
うちは服を着て元の部屋に戻った。
:09/04/01 15:44 :D905i :☆☆☆
#479 [麗]
:09/04/01 20:14 :SO905i :y29iz1MY
#480 [紗奈]
「ミチ君」
「…あ?」
「確かにミチ君は先輩で、それなのに気に障るようなこと言ってすんませんでした。さっき、佑太からミチ君がどんな人なんかってこと聞きました。でも、だから謝ってるんじゃないです。先輩に対して失礼なことをしたと思ったから謝ります。すみませんでした。…だけど、ミチ君がどんな人だからっつって、うちには関係ないし、他の先輩と態度は変わらないですよ」
:09/04/01 20:27 :D905i :☆☆☆
#481 [紗奈]
「…お前さぁ、なんかすげーな」
ミチ君はフッと笑った。
「は?」
「俺のこと聞いたんやんな?やのにそこまで言える女初めてみたわ。千尋でさえそこまで言うて来んでな。その度胸は気に入った。」
「はぁ…」
「なんかあったら連絡して来いや」
ミチ君はうちに名刺を渡してきた。
「いや、別にいいっすよ。」
:09/04/01 20:37 :D905i :☆☆☆
#482 [紗奈]
「なんやその言い方。素直に受け取れや」
「あー、はい。まあありがとうございます」
つうかうち普通のことしただけじゃないか?笑
…まあ気に入られて悪い気はしない。
:09/04/01 20:42 :D905i :☆☆☆
#483 [紗奈]
それからなぜかみんな仲良くなった。
さっきまでの気まずい空気が嘘みたいに話をした。
「つーか俺明日仕事やし」
「いや、うちだって大学あるし」
「いいよな〜ニートは」
(ニート=千尋・結衣)
「とりあえずうち帰らんといかん」
:09/04/01 20:58 :D905i :☆☆☆
#484 [紗奈]
「じゃあ大学終わったらまたここ集合な?」
ミチ君が言った。
「てかここ俺んちっすよ!?笑」
「関係ねーやろが」
「まあ…」
「つかうちこの場所覚えてないですし」
「俺明日仕事無いし行ったるわ」
ってことでつぅくんが迎えに来てくれることになった。
:09/04/01 21:11 :D905i :☆☆☆
#485 [紗奈]
大学が終わっていったん家に帰り、準備をしてつぅくんの携帯にメールを入れる。
10分ほどしてつぅくんの単車の音がして外を見ると、つぅくんが手招きをした。
「結衣に悪いね。ごめんね!」
そう言ってつぅくんの後ろに乗った。
「結衣に怒られるよりミチ君に怒られるほうが怖いかんね」
そうしてつぅくんは佑太の家に向かった
:09/04/02 00:55 :D905i :☆☆☆
#486 [紗奈]
家にはいると千尋と結衣。
うちはあんまり2人と話したくなかった。
「うち眠いから寝たいんやけどベッド使ってええ思う?」
「ええやろ。寝ときや」
うちは佑太のベッドに転がり、すぐに眠りについた。
:09/04/02 01:02 :D905i :☆☆☆
#487 [紗奈]
にぎやかな声で目が覚めた。
佑太とミチ君が帰ってきたらしい。
うちは寝ぼけたままボーっと転がっていた。
「翼〜、紗奈は?」
「そこで寝とる」
え、うちまだ寝とることになっとる?
うちは急いで目をつむった。
:09/04/02 01:07 :D905i :☆☆☆
#488 [紗奈]
ベッドに誰かがあがってくる音がした。
そしてほっぺたをつつかれた。
「紗奈〜起きて〜」
そう言ってうちを椅子がわりにして座る佑太。
「…重っ」
「起きた?」
「起きました」
:09/04/02 01:10 :D905i :☆☆☆
#489 [紗奈]
:09/04/02 01:11 :D905i :☆☆☆
#490 [紗奈]
「飲む?」
佑太は飲みかけの水(ボル○ック)を差し出してきた。
うちはそれを取って全部飲みきった。
「お前ちょっとは残せよ!可愛くねーなあ(笑)」
「ぶりっこしてちょびちょびっと飲んだ方がよかった?w」
「それもキモいけど」
「やろ?ならえーやん」
:09/04/02 23:21 :D905i :☆☆☆
#491 [我輩は匿名である]
更新しないの
:09/04/05 21:24 :830CA :G44y2ydI
#492 [紗奈]
すみません
今忙しいのでまた落ち着いたら更新します。
更新遅いですが最後までお付き合いください
:09/04/07 01:00 :D905i :☆☆☆
#493 [紗奈]
それからしばらく佑太と話してた。
するとミチくんが立ち上がってこっちに来た。
「ちょい出てくるけど佑太行くか?」
「どこっすか?」
「I市に決まっとるやん」
「…ですよね〜。今日は行きませんわ。」
:09/04/09 07:25 :D905i :☆☆☆
#494 [紗奈]
「じゃあ翼行くぞ」
「俺は強制っすか?」
「お前は俺の暇つぶしや」
そう言ってミチくんはつぅくんを連れて出て行った。
:09/04/09 07:30 :D905i :☆☆☆
#495 [紗奈]
「じゃあうちらも帰る!」
「じゃあ俺送ってくわあ」
佑太が立ち上がった。
「え、じゃあうちも帰るよ」
「紗奈は待っといて!」
「は?」
「すぐ戻ってくる」
そう言ってみんなで家の外へ出て行った。
:09/04/09 23:19 :D905i :☆☆☆
#496 [我輩は匿名である]
早く見たい
この小説大好きデス
:09/04/11 17:27 :P903i :BEYTJOOU
#497 [紗奈]
ありがとうございます
最近忙しいのでなかなか更新できませんがよろしくお願いします
:09/04/12 01:50 :D905i :☆☆☆
#498 [紗奈]
しばらくして佑太が戻ってきた。
「どたばたでごめんなぁ」
「えーけど。ミチくんらどこ行ったん?」
「○○組の○×会(※ヤーサンの事務所)」
「あ〜、やっぱそっち系なんや」
「まあ気にすんなって」
「別に気にしてないけど」
:09/04/12 02:04 :D905i :☆☆☆
#499 [紗奈]
「てかうち眠いんやけど」
「寝たらえーやん」
「帰りたいんやけど」
「嫌やし」
「は〜?意味分からん」
こんなことを繰り返して
結局うちは泊まることになった。
:09/04/12 02:09 :D905i :☆☆☆
#500 [紗奈]
うちが布団で転がっていて、佑太が仕事の事をしてて、うちはそれをベッドからみていた。
「面倒くさそうやね〜」
「かなりね〜」
うちはそのままうとうとして寝かけてた。
:09/04/12 02:15 :D905i :☆☆☆
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