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#314 [t]
>>313

おっ男や
今では恋愛なんか
さっぱりやわ

コメントありがとな

⏰:09/06/14 22:56 📱:F906i 🆔:jRY.nLYU


#315 [t]
            ▼結婚を前提に

ある雑誌をペラペラ捲るさやか


俺『なんそれー』

さやかの後ろに周り雑誌を覗きこもうとする俺


『だめー!だめっ早くあっち行ってー!』


おとといからこんな感じでさやかがなんか怪しい。

⏰:09/06/14 22:59 📱:F906i 🆔:jRY.nLYU


#316 [t]
            さやかが読んどる雑誌があるんやけど
絶対見してくれんの。

それ持ってすぐ部屋戻ねん


怪しい…

あやしい

アヤシイ


そう俺は気になってしょうがないのだ

⏰:09/06/14 23:01 📱:F906i 🆔:jRY.nLYU


#317 [t]
            DSに夢中になるかいに話かける


『なあーさやか何読んでるんかなー』


『さあ?なんですかねぇ〜!!』


俺『おいかい、何か知ってるやろ?ー全部言えー全部吐くんだ早く言えー』


かいは俺の顔を不思議そうに見回す

⏰:09/06/14 23:02 📱:F906i 🆔:jRY.nLYU


#318 [t]
            『もう、本当にわかんないんすか?うといな先輩はーゼクシィですよ!!』


俺『…結婚の奴やんなそれ!!!?』


『えー!そうですけど、まさかさやかちゃんとする気ないんすかー?』

⏰:09/06/14 23:04 📱:F906i 🆔:jRY.nLYU


#319 [t]
            俺『いやいや!大有りやけどさやかも結婚とか考えてくれてるんかなって…』


『そりゃあお年頃の女の子ですもん!当たり前ですよー!!』


俺『そうやな、そやな。』

ふむふむ

俺は鼻血が収まらないほどの興奮に襲われたのだ

⏰:09/06/14 23:06 📱:F906i 🆔:jRY.nLYU


#320 [t]
            この頃のさやかのブログにはこう書いてあった


タクちゃんはさやかの事いつも大好きって言ってくれるし
毎日らぶらぶです


けど冗談でも


結婚したいなーとは言ってくれないんです

⏰:09/06/14 23:11 📱:F906i 🆔:jRY.nLYU


#321 [t]
            うー不安です

さやかは今すぐにでも
プロポーズされたいななんて思っちゃいます


さやかの気が早いのかなぁ?

それとタクちゃんには結婚したらすぐにでもホストをやめてもらいたいです!!


本当は今すぐにでも…
正直もう辛いんだ

⏰:09/06/14 23:12 📱:F906i 🆔:jRY.nLYU


#322 [t]
            だってさやかのタクちゃんだよっ!て堂々と言えないんだもんね


最近はちょっとの間でも連絡がとれないと不安になったりします


結婚を意識してからなのかすごくヤキモチ妬きになってしまったぁ〜><

これじゃだめだょね〜
気をつけなきゃあ


では〜また〜☆

⏰:09/06/14 23:12 📱:F906i 🆔:jRY.nLYU


#323 [t]
            俺はれいにその話を聞いてからうきうきワクワクな気分で浮かれとった!!


さやかが不安になっとる事なんて

ちっとも知らずにただただ浮かれとった

その日俺はさやかのマンションでいつもように

さやかと寝ながらゴロゴロしとった

⏰:09/06/14 23:15 📱:F906i 🆔:jRY.nLYU


#324 [t]
            でもいつもと違う所があんねんな


さやかは鬱な気分で俺は最高の気分やったから


ここですでに小さなすれ違いが起きとった。


最終的にお互いが好きな気持ちからのすれ違いなんやけど


うまくいかんかった

⏰:09/06/14 23:17 📱:F906i 🆔:jRY.nLYU


#325 [t]
             さやかともっと一緒にいたいなーなんて
考えながらも結婚の為にはよ金貯めとかなあかん!


と言う気持ちが勝った俺は気合いを入れた。


俺『さやか〜そろそろもう仕事行かなあかんわ〜!頑張ってくる!』

⏰:09/06/14 23:19 📱:F906i 🆔:jRY.nLYU


#326 [t]
            『えぇ〜早くない?てか、なんか仕事なのにすごいご機嫌だね』


俺『今日は同伴の予定あるでちょっと早い…ごめんな!いやっ別にご機嫌では無いけど』


『はあ。いいよー別に!どこ行くのか知らないけどどおぞ頑張ってきて。何か嬉しそうだしさそがし楽しいんだろうね』


さやかはこの日、刺のある言葉を連発した

⏰:09/06/14 23:21 📱:F906i 🆔:jRY.nLYU


#327 [t]
            俺『なにーさやか何ふてってん?ご飯行くだけやよ!今更怪しむなやーボケーチビー』


『ふぅ〜ん。ご飯行くだけ?でも相手女だしね!正直浮気と一緒だよねしてる事はさぁ』


最後のその一言が俺は許せんくて声を荒げた


ごめんねさやか

⏰:09/06/14 23:25 📱:F906i 🆔:jRY.nLYU


#328 [t]
            俺『なんなんその言い方!俺やってさやかと飯食い行きたいけどしゃあないやろ?仕事なんやから!お前のためにも働いてるんちゃうの?なあ』


『はいはいそうですね!ごめんね!いってらっしゃい〜お気をつけて!!』


俺『あーなんやねんわけわからんわその態度』


その日はさやかが初めて俺の仕事に対して

嫌な顔をした日やった。

⏰:09/06/14 23:26 📱:F906i 🆔:jRY.nLYU


#329 [t]
            部屋を出てから俺は何度も着信が無いか確かめたんやけど

かかって来んかった。


俺は営業中に我慢出来なくなってかける事にした。

『お客様のおかけになった電話は電波の…』


電源が…


訳わからん…なんで…。

⏰:09/06/14 23:29 📱:F906i 🆔:jRY.nLYU


#330 [t]
            その後何度かけても
同じアナウンスが流れるだけやった


『あ゙ーもぅ!さやか!いつまでふてってんねん』


それにしてもなんやったんやろ今日の態度


俺のイライラも募る。

⏰:09/06/14 23:31 📱:F906i 🆔:jRY.nLYU


#331 [t]
            勢いよくタバコを灰皿に押し当ててまた賑やかなテーブルに戻った


そして俺は勢いに任せて飲み明かす。


その日さやかは電源を切ったままやった

⏰:09/06/14 23:32 📱:F906i 🆔:jRY.nLYU


#332 [t]
            朝になっても電源を入れないさやかにイライラしとった気持ちも


だんだん心配に変わってきた頃やった


竜『どーしたー暗いなー顔ー』


か『さやかちゃんと喧嘩したんすかー?』


(図星…やっやめてくれ)

⏰:09/06/14 23:34 📱:F906i 🆔:jRY.nLYU


#333 [t]
            俺『う〜ん…喧嘩…そうやな〜喧嘩なんかなー分からんけど!なんかさやかがめっちゃ不機嫌なん』


竜『なんでかなー心当たり無いの?』


俺『仕事行くって言ったら急に不機嫌に…今までそんなん無かったんすけどね』


か『女の子は難しいっすねーでも心配だし一応、様子見に行ったらどうすか?』


俺は竜さんとかいに押され渋々さやかの様子を見に行く事にした

⏰:09/06/14 23:36 📱:F906i 🆔:jRY.nLYU


#334 [t]
            今日はこないだ貰った合い鍵でスムーズに入れる

『さやかー入ったでー』

さやかはソファーに座ってテレビを見とった


『なあ…さやか?』

『…。』

完全にしかとしよった

⏰:09/06/14 23:38 📱:F906i 🆔:jRY.nLYU


#335 [t]
            『なあってば!何ですぐしかとするん?こっち1回くらい見たらいいんちゃうの!』


『やだ…さやか用事ないもん!用事あるなら言えば?聞くから!』


俺はさやかの隣に座ってテレビを消した


『なあ?なんなんお前!わけわからん何が不満なん?』

⏰:09/06/14 23:39 📱:F906i 🆔:jRY.nLYU


#336 [t]
            『わかんないけど何かタクちゃんの事もう、信じれない。ホストなんだもん…なんか…辛いよもう…やだ。何で他の女相手してる間さやかは待ってなきゃなんないの!』


『今更何言うてんの…付き合う前から知ってて好きなってくれたんやろ?なんで今頃そんなん言うん?さやかだけやって毎日言ってるやんか』


俺はなんとか泣かんように必死やった

分かってもらえんってこんなに辛いんや

⏰:09/06/14 23:40 📱:F906i 🆔:jRY.nLYU


#337 [t]
            『それが信じれないの!他の女の子とご飯食べる時だって…買い物する時だって…タクちゃんは優しくするんでしょ!!何か買ってあげたりするんでしょ!』


『そんなんさやかへの優しさとは別物やろ!』


『一緒だよ!さやかにとったら全部一緒…かあくん追いかけてる時も辛かったけど今も一緒だよ!さやか辛いもん』

⏰:09/06/14 23:41 📱:F906i 🆔:jRY.nLYU


#338 [t]
            すぐに

さやかは{かあくん}
と言う名前を出してしまった事に

ハッとして気まずい顔をしとった。

それに気づいた俺はもっとどーしようも無い感情で

胸がいっぱいやった

⏰:09/06/14 23:44 📱:F906i 🆔:jRY.nLYU


#339 [t]
            『なんやねんそれ…今更比べんなや!ほんならかあくんやらなんちゃら知らんけども、そっち戻ったらええんちゃん?今更そんなん言うとか何のつもりか分からんわ!』


俺は近くにあった椅子を蹴り飛ばしてそう言った

その後さやかは無言やった

ただ泣くだけやった

⏰:09/06/14 23:45 📱:F906i 🆔:jRY.nLYU


#340 [t]
            俺『もうええわ。話してくれな俺やってさやかの気持ち分からん時もあるんやで。とりあえず帰る』


俺は部屋を後にするのは嫌やったけど

さっき出た言葉が本音なんかなって考えたら

とてもやないけど
その場にいられんかった

⏰:09/06/14 23:46 📱:F906i 🆔:jRY.nLYU


#341 [t]
            俺はさやかの部屋を何度も振り返りながら愛車に向かった

カーテンがガッて開いて
さやかがこっち見たりしとったら…

なんて考えとったけどそんな展開は無かった


ピンクのカーテンは、がっちりと閉まったままやった

⏰:09/06/14 23:49 📱:F906i 🆔:jRY.nLYU


#342 [t]
            カーテンも頑固やな。

(ん゛だああぁ゛よ)


言葉にならない声を出して

俺はその場のイライラを抑えるのに精一杯やった

俺はどーしよーもねぇこのイライラを

パチンコでぶつけてから家へ帰る事にした

⏰:09/06/14 23:50 📱:F906i 🆔:jRY.nLYU


#343 [t]
            さやかのブログ

タクちゃんと喧嘩しちゃった


なんでかな…なんで
さやかちゃんと言えないのかな


話せばいいのにね

安心したいくせにね!
思うだけで伝えないから自分で安心出来ないんじゃんね〜ぇ

⏰:09/06/14 23:52 📱:F906i 🆔:jRY.nLYU


#344 [t]
            あ〜あ。タクちゃんごめんなさいです


しかもさやか最低だ…
かあくんと比べるとか1番最悪だもんね


でもかあくんがホストの時と何か重ねちゃって…

でもさやか1番にタクちゃん思ってるよ?

⏰:09/06/14 23:53 📱:F906i 🆔:jRY.nLYU


#345 [t]
            でも辛くて…お客さんとは言えどもさやか前、お客さんにぬいぐるみ買ってあげてるのとか見た事あるし、

それ思い出すと胸が痛くなるの本当


もう耐えられないの

さやかだけ見て欲しい


あぁ…タクちゃんと毎日いつでも一緒がいいな

⏰:09/06/14 23:54 📱:F906i 🆔:jRY.nLYU


#346 [t]
            そしたら不安にならないのにね


タクちゃんに会いたい

さやか大好きーて言って欲しいな

さやか自業自得だね


さやか死んじゃいたいな
だってさやか不機嫌になっちゃうもん

⏰:09/06/14 23:54 📱:F906i 🆔:jRY.nLYU


#347 [t]
            さやかにタクちゃんが優しくする度にね

お店でもこうなのかな?てそう考えちゃうんだよ

さやかどうしたらいいの

タクちゃん大好きだよ
今すぐ結婚したいよ

バカ!


もう泣き疲れたから寝よう

愚痴ってるブログでごめんなさい

おやすみなさい。

⏰:09/06/14 23:55 📱:F906i 🆔:jRY.nLYU


#348 [t]
            そんな状態のまま2日立った


こんなに連絡せんのは付き合って初めての事やった


かいや竜さんには

『早く連絡してやれー』だの『家行けー!』『お前が悪いー』だのって

言われ続けた。


俺は納得いかん気持ちがまだあって素直にはなれんかった

⏰:09/06/14 23:57 📱:F906i 🆔:jRY.nLYU


#349 [t]
            竜『昼飯食いに行こーぜー』


竜さんが気分転換に飯に誘ってくれて
ドアを開けた時やった。

『キャアっびっくりした』


『うをぉ!』

(???)

⏰:09/06/14 23:58 📱:F906i 🆔:jRY.nLYU


#350 [t]
            そこには喧嘩中の、
さやかがドアの前におった


ピンポンする所やったみたいで

その瞬間ドアが開いたでびっくりしたらしい。


かいと竜さんは気を聞かせたのか何なのか、

『たまには2人で行くかー!』

とさやかに中へどーぞと案内し俺を置いて出て行った

⏰:09/06/14 23:59 📱:F906i 🆔:jRY.nLYU


#351 [ひかちゃん]
良いところでやめられたー!!おーい

いつも楽しみに読んでるよー
最後まで読むからね
(`・ω・
うちも今年は恋しよーっと

⏰:09/06/15 00:46 📱:P701iD 🆔:Pi6ldpTw


#352 [(´∀`)]
続き気になる
がんばって書ききって下さいね
また見にきます

⏰:09/06/15 01:32 📱:N906imyu 🆔:JxtunFlk


#353 [t]
>>351

(^O^)/w
すまん

恋ねえ
人の話聞くとしたく
なるよなー
んな更新するよん

⏰:09/06/15 08:02 📱:F906i 🆔:8iF/f5O.


#354 [t]
>>352

了解
またコメくれな

あっこれからは
落ちる時一言書きます
んじゃ更新ー

⏰:09/06/15 08:11 📱:F906i 🆔:8iF/f5O.


#355 [t]
            さやかは黙ったまま立っとった


俺『中…入れや。寒いやろ』


『…。』

俺『入らんの?』

『…ぅうん、入る』

さやかは濡れてるようやった

⏰:09/06/15 08:17 📱:F906i 🆔:8iF/f5O.


#356 [t]
            俺『外雨降っとんの?てか歩いてきたん?』


『うん。』

俺『そうか、寒かったな。座れよ』

タオルケットをさやかの頭に落としたってから

俺はコートを引っ掛けた

⏰:09/06/15 08:20 📱:F906i 🆔:8iF/f5O.


#357 [t]
俺『なんか飲むか?』

『うん、ありがとう』

俺『レモンティーでええ?…てかごめんこれどうやんの?』


『えっ?わかんないの?』

さやかの顔が一瞬優しく笑った

⏰:09/06/15 08:34 📱:F906i 🆔:8iF/f5O.


#358 [t]
            俺『なんだよ今笑った(´・ω・`)?』


『ご、ごめん(´・ω・`)』


と言った会話を交わした後、レモンティーを無事にいれもらった


(結局いれてもらったんかーい!w)

⏰:09/06/15 08:38 📱:F906i 🆔:8iF/f5O.


#359 [ゆか]
書き込み中すみません。
「大好きやったんやで」
って言う小説を書いている方ですか?

⏰:09/06/15 08:39 📱:F01A 🆔:☆☆☆


#360 [t]
            ソファーに座るさやかを横目に

俺は一瞬和んだ空気をどうするかと意味も無く窓に向かった


俺『ッ!…』

さやかは俺の洋服を掴んで泣いとった


手を後ろに回してさやかのほっぺを撫でた


声を出して俺の背中で泣いとるさやかを俺は前に移動させた

⏰:09/06/15 08:44 📱:F906i 🆔:8iF/f5O.


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