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#501 [ゆうと]
「彩乃…」

「…だから、あたしは赤が好きだっていう話なんだけど…ごめんね…長くなった上に暗くなっちゃったね…」


俺は彩乃を抱きしめた。
「話してくれてありがとう」

そう言うと、彩乃は俺の腕の中で泣いていた…

⏰:09/11/08 03:23 📱:F902iS 🆔:wLpez8uE


#502 [ゆうと]
>>1-100
>>101-200
>>201-300
>>301-400
>>401-500
>>501-600
>>601-700
>>701-800
>>801-900
>>901-1000

⏰:09/11/08 03:24 📱:F902iS 🆔:wLpez8uE


#503 [ゆうと]
そんな話を聞いて、なおさら俺は彩乃を守りたいと思うようになった。


翌日…
彩乃はいつも通り笑っていた。
昨日聞いた昔話はきっと、誰にも話せないような辛い思い出だったんだろうなって思う…
また1つふっきれたのかな?
だったら俺がなんでも聞いてやるから!

⏰:09/11/08 20:58 📱:F902iS 🆔:wLpez8uE


#504 [ゆうと]
─6月─

何があったっけ?
記憶はないけど、喧嘩が多かった気がする。
6月の記憶として、唯一覚えてるのが俺の部屋での大喧嘩…

彩乃の態度が気に入らなかった俺は、

「ふざけんな!」

って言って肩をドンと押した。

⏰:09/11/08 21:07 📱:F902iS 🆔:wLpez8uE


#505 [ゆうと]
彩乃は本気でブチギレて、バチコーンとビンタくらわしやがった…

めちゃくちゃ痛くて俺は大激怒してんのに彩乃はケータイをいじりだした。

「お前、この状況でケータイなんかいじってんじゃねーよ!」

「あんたが勝手に1人でキレてるだけジャン」

彩乃は「…ジャン」のトコを強調しやがった…
以前の「…ケド」を強調したように…

⏰:09/11/08 21:14 📱:F902iS 🆔:wLpez8uE


#506 [ゆうと]
嫌みたっぷりな表情の彩乃に、更に苛立ちが増してきた。
んで怒りはケータイに…

「いいからケータイ置けや!話になんねーだろ」

「ケータイケータイうるせーな!」

「どーせまたしょうもない用なんだろ?」

⏰:09/11/08 21:18 📱:F902iS 🆔:wLpez8uE


#507 [ゆうと]
「はぁ?勝手にそう思っとけば?(笑)」

そして、またケータイの画面に視線を戻す。

とりあえずガキだった俺は、用事が終わるまで待っとけばよかったのにケータイを取り上げようとした。

「…ってか、ケータイばっか触ってんじゃねーよ」

「待つってこと知らねーのかよ、アホ」
彩乃はいつから毒舌になったのだろう…

⏰:09/11/08 21:22 📱:F902iS 🆔:wLpez8uE


#508 [ゆうと]
取り上げようとする俺の手を取っ払った彩乃…


何を思ったのか、

「あ〜もう、ウザい!そんなにケータイが邪魔ならこんなもんいらんわ!」

バキッ…

俺は目がピヨッてなった…
仰天…

⏰:09/11/08 21:33 📱:F902iS 🆔:wLpez8uE


#509 [ゆうと]
彩乃愛用…
auの白いケータイは、真っ二つに折れた…
中の接続部分だけが虚しく繋がっている状態…


ちょっ…
そんなこと求めてない…

「何してんだよ!俺はそんなこと%#&*¢$」

「何言ってんのか分かんない!ってかこれで気ぃ済んだでしょ?」

⏰:09/11/08 21:45 📱:F902iS 🆔:wLpez8uE


#510 [ゆうと]
「そんなん求めてねーよ!ってか、どーすんだよ、ケータイぶっ壊して…何考えてんだよ!」

「ケータイなくても死なないよ。いちいちあんたは大袈裟なんだっつーの…」

「知らねーよ、俺」

「別にあんたに世話してもらおうなんて思ってないし…ほっといて」

「…このやろ」

⏰:09/11/08 21:50 📱:F902iS 🆔:wLpez8uE


#511 [ゆうと]
しばらくは取っ組み合いでバトルしてた。

隣人(ユウキ・アキヒロ)が仲裁に入ってきた。
隣までドタバタ聞こえてたらしい…

頭に来た俺は彩乃を追い払った。
彩乃はあんたの部屋とか2度と来ねーよ!とか言いながら帰っていった。

とにかくイライラがハンパなかった。

⏰:09/11/08 21:56 📱:F902iS 🆔:wLpez8uE


#512 [ゆうと]
翌日…

彩乃と俺は、仲良くK市のauショップにケータイを見に行った。

「この前白だったから今回は黒とかがいいかな♪」

「んー…俺が黒だからかぶらない?」

「ああ、そっか…どぉしよっかなぁ♪…あ、紫とか斬新♪紫とかよくない?」

「紫か…いいんじゃない?」

⏰:09/11/08 22:00 📱:F902iS 🆔:wLpez8uE


#513 [ゆうと]
「じゃあ紫で…手続きしないとね♪」


…こんな感じで喧嘩はおさまってた。
俺と彩乃のいいところ…喧嘩をいつまでもズリズリ引きずらないこと…


帰りは仲良く外食して寮に帰った。

こんな感じで6月は過ぎていった。

⏰:09/11/08 22:05 📱:F902iS 🆔:wLpez8uE


#514 [ゆうと]
─7月─

俺の誕生日が来た…
ミクさんは就活で地元に帰っていたため、男女バスの1年生で会を開いてくれた。

夜は、彩乃からプレゼントの香水をもらった。
その香水がなくなっても、しばらくはずっと同じものを買って、愛用していた。

誕生日を迎え、彩乃22歳、俺19歳…

⏰:09/11/08 22:10 📱:F902iS 🆔:wLpez8uE


#515 [ゆうと]
7月半ば…

大学のテストの時期だ…
講義中はちゃんとノート取ったし、ほとんどサボらなかったからなんとかなると思ってたけど…


最大の山場がやっぱり数学だった…
公式なんて覚えてない&計算の仕組み分かんない&xだのyだのうざい&講義内容は右から左へ受け渡すかのように耳をすっぽ抜けてたから聞いてなかった…最悪だ…

⏰:09/11/08 22:18 📱:F902iS 🆔:wLpez8uE


#516 [ゆうと]
数学のテスト前日になって追い込みを開始した。

それでも間に合うはずもないし、数学というものを一切理解してない俺は、とにかくあたふたしていた。

問題を解けることなくイライラしていると、彩乃が部屋へとやってきた。

「進んでますかぁ?(笑)アイス買ってきたから部屋おいでよ」

⏰:09/11/08 22:27 📱:F902iS 🆔:wLpez8uE


#517 [ゆうと]
んで彩乃の部屋でアイス食いながら勉強再開!

彩乃が部屋の片付けやらなんやらしてる中、俺は1人、数学とバトルしていた。
しかし、何も進まない。

公式を覚えてれば簡単に解けますよ〜♪

先生の言葉はまったくの嘘だ!
見ろ!公式と照らし合わせても何も解けないじゃねーか!

⏰:09/11/08 23:03 📱:F902iS 🆔:wLpez8uE


#518 [ゆうと]
「苦戦してるみたいね(笑)」

彩乃が隣に座った。
「数学かぁ。あたしらこんな問題やってたっけ?(笑)」

「…まったく分かんない」

俺はカッコ悪いセリフをボソリとつぶやいた。

「大丈夫!ほら、シャーペン持って♪」

⏰:09/11/08 23:07 📱:F902iS 🆔:wLpez8uE


#519 [ゆうと]
「とりあえず、公式さえ覚えとけばなんとかなるもんだよ♪」

「それ先生にも言われたけど、まったく意味が分かんない」

「やってみないと分かんないでしょうが(笑)この問1はこの公式を活用すればいいんだから…」


彩乃講座が開かれた。

⏰:09/11/08 23:11 📱:F902iS 🆔:wLpez8uE


#520 [ゆうと]
「…(あれ?なんか分かるかも♪)」

1時間もしないうちに、なんとなくだけど理解できてきた。

「ほら!やればできるんじゃん♪じゃあ、ステップあげるよ。次のページ開いて」


彩乃の説明は分かりやすかった。
イヤイヤやってた数学だったけど、いつの間にかのめり込んでいた。

⏰:09/11/08 23:15 📱:F902iS 🆔:wLpez8uE


#521 [ゆうと]
さっきまで夕方の6時過ぎだったのに、もう10時だ…
4時間も数学をやっていたなんて…
生まれて初めてだ…
しかも分かってきたし…ヤホイ♪


「ね、簡単でしょ?」

「簡単っつーか、分かってきたかも♪」

「いいぞ♪頑張れ頑張れ!」

⏰:09/11/08 23:19 📱:F902iS 🆔:wLpez8uE


#522 [ゆうと]
深夜0時過ぎ…

さすがに疲れてきた…
しかも眠い…

「疲れてきたね。もう寝る?」

「…もうちょっとやる」

「偉いぞ♪ね、ちょっと息抜きで散歩行かない?」

「散歩?」

「うん。ちょっとは気持ち的に違うかなぁって思って」

⏰:09/11/08 23:23 📱:F902iS 🆔:wLpez8uE


#523 [ゆうと]
そういうワケで、30分くらい寮周辺を歩いて、勉強を再開した。


「よし!やってやる」

深夜2時…
彩乃がうつらうつらし始めた。

「寝てていいよ。きついだろ?」

「…大丈夫!顔洗ってくる」
そう言って顔をペチペチと叩いた。
(>_<)←こんな顔で。

⏰:09/11/08 23:27 📱:F902iS 🆔:wLpez8uE


#524 [ゆうと]
明け方4時過ぎ…

俺は追い込みを続けていた。
必死にやってたから気付かなかったけど、肘を付いたまま彩乃は寝ていた。

俺は彩乃をお姫様抱っこして布団に寝かせた。

感謝の気持ちでいっぱいだった。
眠かっただろうに、こんな時間まで付き合ってくれてありがとう。

⏰:09/11/08 23:30 📱:F902iS 🆔:wLpez8uE


#525 [ゆうと]
明け方6時…

俺も限界がきて、うつらうつらレベルどころじゃない眠さが襲ってきた。
8時過ぎには寮を出ないといけない…


約2時間の仮眠をとり、彩乃にお礼の手紙を書き残して寮を出た。

テストは9時から行われる。

⏰:09/11/09 00:43 📱:F902iS 🆔:C5x3N09w


#526 [ゆうと]
眠さと緊張がマッチして、最悪のコンディションでテストに臨むことになった…

寝不足の俺に向かって、
ユウキは、
「ひでぇ顔(笑)」
アキヒロは、
「ブッサ(笑)」
リョータは、
「変な顔(笑)」
ヒロユキは、
「無理だけはすんなよ」
の言葉をくれた。

愛してるぜヒロユキ♪

⏰:09/11/09 00:48 📱:F902iS 🆔:C5x3N09w


#527 [ゆうと]
テスト用紙が配られた…
この数学で、俺の運命は決まると言っても過言ではない。
他の教科はそれなりに自信がある。
だから数学だけは…
彩乃の気持ちにも答えたい!
単位落とした成績表を親には見せたくない…
腹減った…

いろんな思いを胸に抱いて、シャーペンを握った。

⏰:09/11/09 00:54 📱:F902iS 🆔:C5x3N09w


#528 [ゆうと]
とにかく公式にあてはめればいいんだ…
難しく考える必要はないんだから…


とにかく書いて書いて書きまくった。
ギリギリまで粘った。

結果が出るのに数日かかる。
数学が終わったと同時にテストすべてが終了した。
あとか結果を待つしかない。

⏰:09/11/09 01:34 📱:F902iS 🆔:C5x3N09w


#529 [ゆうと]
寮に戻り、彩乃に報告した。

「どうだった?」

「とりあえず書くところは全部書いたよ。昨日やった公式にあてはめるヤツは自信がある♪」

「ホントに?よかった♪よく頑張ったね」

「昨日はマジ助かったよ。ありがとな」

⏰:09/11/09 01:37 📱:F902iS 🆔:C5x3N09w


#530 [ゆうと]
「いえいえ♪ちゃんと書けたならよかった!教えたかいがあったわ♪」


7月末…
帰省期間が設けられた。俺も彩乃も、それぞれの地元に帰ることになった。
帰省が終わってからは、彩乃と大量の花火を買って、近くの川辺で2人で花火をした。
ある時はミクさん・ユウキと俺と彩乃の4人、ある時は男女バス1年で…

⏰:09/11/09 01:44 📱:F902iS 🆔:C5x3N09w


#531 [ゆうと]
夏の思い出がたくさん残った。
このまま時間が止まればいいのに…
そう思えるほど、本当に今この瞬間が幸せだったんだ…





そうして、夏は終わりを迎えた。

⏰:09/11/09 01:47 📱:F902iS 🆔:C5x3N09w


#532 [ゆうと]
─9月─

彩乃に異変が起き始めた。

「彩乃、コンビニ行こうよ」

「…めんどくさい」
いつもなら、子供みたいに笑ってついて来るのに…

「休日何する?どっか行こうか?」

「…ダルい」
いつもなら彩乃の方があれこれ計画立てて遊びに行ったりするのに…

⏰:09/11/09 01:51 📱:F902iS 🆔:C5x3N09w


#533 [ゆうと]
大学バスケは、9月になるとほとんどのチームの4年生は引退する。
K大の女子も、いいところまでいったけど負けた。
だから彩乃達4年生は引退して、就活したり、やりたいことをやっていいってなってた。


別にたるんでたワケじゃない…
彩乃は引退してから、日に日に態度がおかしくなっていた。

⏰:09/11/09 01:57 📱:F902iS 🆔:C5x3N09w


#534 [ゆうと]
いつもなら取っ組み合いの喧嘩になるようなことがあっても、軽く流されたり…

前みたいに笑わなくなった彩乃に対して、別に不満はなかった。
たぶん、試合で負けて引退したっていうことで、彩乃の中で何か変化があったんだろうって…
引退したことに気持ちの整理をつける時期なんだろうって…

そう考えてたんだ…
また俺が元気づけてやろうって考えてた…

⏰:09/11/09 02:02 📱:F902iS 🆔:C5x3N09w


#535 [ゆうと]
でも、さすがに限界がきた。

何言っても聞いてんのか聞いてないのか分かんない態度…

「あのさ、言いたいことあるなら言えば?」

彩乃は振り向かない。

「俺が何かしたんなら、謝るし…」

振り向かない…

「引退して気持ちの整理つかないのは分かるけど…」

⏰:09/11/09 02:06 📱:F902iS 🆔:C5x3N09w


#536 [ゆうと]
俺のその一言に、彩乃はキッとこちらを睨みつけた。

「引退したから何?引退とか関係ないよ?」

「じゃあ、なんでそんな態度なの?ワケ教えてよ」

「…知らない」
そう言うと、また顔をそらした。
俺が元気づけないといけないのに…
でも、俺もさすがにカチンときた…

⏰:09/11/09 02:11 📱:F902iS 🆔:C5x3N09w


#537 [ゆうと]
「知らないじゃねーよ。なんかあるから、そんな態度なんだろ?言いたいことあるなら言えよ。前はもっと言ってくれてただろ?」


その言葉を聞いた彩乃は、表情を変えることなく、またこっちを向いた。

「あたし…あんたにいろんなこと言い過ぎたね…ってか、甘え過ぎてたね(笑)」

⏰:09/11/09 02:14 📱:F902iS 🆔:C5x3N09w


#538 [ゆうと]
「はぁ?」

「なんか、自分が情けないわ…なんかよく分かんないけど…そんだけ」

「何それ…」

「んー?自分でもよく分かんないや(笑)なんかめんどくさい(笑)」

「めんどくさいって何だよ…」

「しつこいなぁ…いいでしょ別に」

⏰:09/11/09 02:18 📱:F902iS 🆔:C5x3N09w


#539 [ゆうと]
「こっちは気分わりぃよ…一方的にそんなん言われて。理由言えよ」

「あーもう…ウザいウザいウザいウザいウザいウザいウザい!」

「いい加減にしろ!」

「何キレてんの(笑)ウザいから部屋帰ってよ(笑)」

「…………」

⏰:09/11/09 02:22 📱:F902iS 🆔:C5x3N09w


#540 [ゆうと]
「あ、大学のレポート書かないといけないんだった」

彩乃はテーブルに資料とレポート用紙を広げた。
俺に背を向け、作業し始めた。
そのまま振り向かずに、
「まだ立ってたの?あたしレポート書かなきゃなんないの!なんなら、あんたが書いてくれる?そしたらその間、あたしいろいろできるし(笑)」

⏰:09/11/09 02:25 📱:F902iS 🆔:C5x3N09w


#541 [ゆうと]
これ以上ここにいても、火に油を注ぐだけだ…

俺は背を向けて、部屋へと戻った。
ユウキやミクさんに話を聞いてもらうべきだろうか…
でも、ヘタに行動しても彩乃の立場が悪くなる…

イライラと不安が治まらず、その日の夜は一睡もできなかった。

⏰:09/11/09 02:28 📱:F902iS 🆔:C5x3N09w


#542 [ゆうと]
しばらくはお互いの部屋に出入りすることもなくなったし、いつものユウキやミクさん達4人で行動することもなくなっていった…

ミクさんは異変に気付いた。
そして、俺はミクさんの部屋に呼ばれた。

「ねぇ、最近変わったことなかった?」

「……………」

「アヤとなんかあったでしょ?」

⏰:09/11/09 02:33 📱:F902iS 🆔:C5x3N09w


#543 [ゆうと]
「俺自身もよく分かりません…」

「…ってことは、何かあったのね…」

「…たぶん」

「ユウトどうした?最近元気ないし、痩せたみたいだし…」

「最近あんまり食わないんすよ(笑)」

「ちゃんと食べなきゃ…」

⏰:09/11/09 02:37 📱:F902iS 🆔:C5x3N09w


#544 [ゆうと]
「…食えないって言った方が正しいかも。食欲なくて…」

「男子試合も近いんだから、食べないと力出ないよ…待ってて」

ミクさんは立ち上がるとキッチンへと入っていった。

ミクさんの部屋はお香の匂いがする…
ユウキと一緒のやつかな…?

ミクさんは戻ってきた。

⏰:09/11/09 02:40 📱:F902iS 🆔:C5x3N09w


#545 [ゆうと]
「あまりモノだけど…あっためたから食べて」

肉じゃがだった。
箸を渡され、少しだけ食べた。
懐かしい味がした…
泣いちゃダメなのに…




「ユウト?」
「…すみません」

「この肉じゃがね。あたしが1年の頃、アヤに教えてもらったレシピで作ったんだ」

⏰:09/11/09 02:44 📱:F902iS 🆔:C5x3N09w


#546 [ゆうと]
やっぱりな…


「美味しい?」
「…旨いです」


彩乃が初めて作ってくれた料理が肉じゃがだったんだ…
この肉じゃがも彩乃の味…



頭をポンポンされた。
俺は泣きながら肉じゃがを全部食った。

⏰:09/11/09 02:47 📱:F902iS 🆔:C5x3N09w


#547 [ゆうと]
「あたしがアヤと話しよっか?」

「いや…俺が話します。もうちょいしたら話してくれると思うから…」

「そう…でも、なんかあったらあたしに言ってよ?あたしも気になる」

「ありがとうございます」

俺は立ち上がり、部屋を出ようとする。

「ユウト!」
「?」
「頑張って」

⏰:09/11/09 02:51 📱:F902iS 🆔:C5x3N09w


#548 [ゆうと]
頑張って…の一言でかなり元気づけられた!
ミクさん、泣いちゃってスミマセン…



とりあえず2・3日様子を見たけど、なんの変化もない…
もう冷めちゃったのかな?
部屋行ってみようかな…

ユウキに話してみようか…
いや、ダメだ…

俺は意を決して彩乃に話を切り出した。

⏰:09/11/09 23:28 📱:F902iS 🆔:C5x3N09w


#549 [ゆうと]
「あ、なんか久しぶりだね(笑)あんたに会うの…」

この前の適当オーラを感じさせない対応だった。しかも笑顔だし…

「うん。今何してた?」

「今からお皿片付けたり洗濯したりしないとなぁ〜って思ってた」

「そっか…今からやる?」

「いや。めんどくさいから後でやるよ。…で、どうしたん?」

⏰:09/11/09 23:32 📱:F902iS 🆔:C5x3N09w


#550 [ゆうと]
「あのさ、まぁ…なんつーか…ここ最近、彩乃の態度がさ…おかしかったじゃん?もう冷めたんかなー?とか思ってさ」

「単刀直入だね(笑)そうかもね」

え?
何笑ってんの?


「…マジで言ってんの?」

「う〜ん…自分でもよく分かんないんだけどさ。たぶんそうなんじゃないかなぁって思う」

⏰:09/11/10 00:32 📱:F902iS 🆔:C5xoJQM6


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