<<来栖>>
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#154 [nanoka]
:09/10/20 23:07
:P906i
:XhA/sXmE
#155 [nanoka]
:09/10/20 23:08
:P906i
:XhA/sXmE
#156 [nanoka]
「何か汚れちゃったんだけど…」
そう言って市原さんは手のひらに乗せた数珠を蒼井さんに見せた。
それは前にも見たことのある黒くくすんだ色をしていた。
:09/10/22 16:40
:P906i
:TiXHFAh.
#157 [nanoka]
蒼井さんは静かに微笑むと新しい数珠の玉を市原さんの前に置いた。
「色はすぐに戻りますから気にしなくて良いですよ」
蒼井さんの言葉通り、蒼井さんの手のひらに乗せられた数珠は一分も経たない内に透明に戻っていた。
:09/10/22 16:45
:P906i
:TiXHFAh.
#158 [nanoka]
「何だかUVセンサーみたいだな」
と、市原さんは笑った。
霊的なものを感知すると色が濃くなり、蒼井さんに触れていると薄くなる。
中々うまい例えだと思った。
:09/10/22 16:47
:P906i
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#159 [nanoka]
それ以来、市原さんはちょくちょく店に顔を出すようになった。
数珠が黒くなったら店に来て新しい数珠と取り替えてもらう。
蒼井さんいわく
:09/10/22 17:03
:P906i
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#160 [nanoka]
「あくまで応急措置なので憑かれているという状態が改善したわけじゃないんですけどね」
ということらしい。
「ちゃんとお祓いに行くのが一番なんですけど」
:09/10/22 17:05
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#161 [nanoka]
何度目かに店に来た市原さんを見送った後、蒼井さんはそう呟いた。
「まだ憑いてるんですか?」
その日は他にお客さんもいなかったので、俺は訊いた。
:09/10/22 17:07
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#162 [nanoka]
「無視していれば他に行くケースもあるんですけど、市原さんには執着があるみたいですね」
蒼井さんの口調から市原さんを心配していることが伝わってきた。
俺はずっと気になっていた質問を蒼井さんにした。
:09/10/22 17:10
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#163 [nanoka]
「あの霊が喋っていることが声として認識できなくて耳鳴りに聞こえるって言ってましたよね?」
「えぇ。大まかに言えばそんな感じです」
「何て…言ってるんですか?あの霊」
:09/10/22 17:12
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