浮 き 世 の 諸 事 情 。
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#444 []
 
血液が体を
何度も何度も巡るのがわかる
勢いの良い鼓動が帯びる熱


「‥妻です、よ
さぁて、帰ったら直ぐに
此の火照った体を頂こう、か」

首筋を一舐め
生暖かい感覚に支配され
足の力が抜けそうだ

「なな‥なっ」

顔を真っ赤にした茂七さんは
嵐のように目の前から去った

⏰:10/02/06 21:31 📱:D905i 🆔:uaVNeT2k


#445 []
 

もう‥もう‥もう!!!


「壱助さんのすけべぇえぇえ!!!」


「おや、おや
威勢が良い妹です、ね」


破廉恥なクセに美しいから
結局、憎めない訳ですが‥

⏰:10/02/06 21:32 📱:D905i 🆔:uaVNeT2k


#446 [笹]
第十三章 【現れて/後編】

*。*。*。*。*
兄としての心配か
男としての心配か
微妙な所です壱助さん(笑)

香夜ちゃん
振り回されっぱなしだし←

とんだ破廉恥野郎です、ねw
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4676/

⏰:10/02/06 21:35 📱:D905i 🆔:uaVNeT2k


#447 [我輩は匿名である]
>>390-440

⏰:10/02/07 09:32 📱:W53H 🆔:CcPPBOhA


#448 [我輩は匿名である]
>>420-440

⏰:10/02/07 09:33 📱:W53H 🆔:CcPPBOhA


#449 [れぃ]
>>2-200
>>201-400
>>401-600

⏰:10/02/07 11:31 📱:N04A 🆔:eBOH6ab6


#450 []
 
酒は人を変えますが、
酔った姿が‥本当の姿
とも言うもんで‥。

しかし、酒に飲まれては
だらしなくなるものです、よ


"赤いは酒の咎"なんぞ‥
言い訳は無用です、ぜ

⏰:10/02/07 18:26 📱:D905i 🆔:zJfCkqns


#451 []



―‥ある日の事である。

宿から聞こえるむせび声
何かと思って襖を開ければ
ぽつり部屋の片隅で
‥うずくまる"雌猫"一匹


「うぅ‥ッグズ」

‥酒臭い

虚しく転がる一升瓶
滴がぽたり

⏰:10/02/07 18:26 📱:D905i 🆔:zJfCkqns


#452 []
 
足袋が畳に擦れる音に
ぴくりと反応しこちらを向いた


「壱助さぁああぁん」

酷い顔‥ですねぇ

「遅かったじゃ‥ッヒク
遅かったじゃらいれすかぁ」

四つん這いで着物にしがみつく
流石"雌猫"

⏰:10/02/07 18:26 📱:D905i 🆔:zJfCkqns


#453 []
 
「‥酔ってるんで?」

「酔ってまぁぁあっしゅ!!」


"えへへ"なんて言いながら
右手を挙げて見上げた



‥厄介な者に出くわしやした、ね

⏰:10/02/07 18:27 📱:D905i 🆔:zJfCkqns


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