心霊夜話
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#106 [怪男]
午前8時20分…
「夏美…今日もなの?」
ため息混じりでそう言う妻・渓子の視線の先にはソファーでテレビを見ている高校1年生の次女・夏美の姿。
「っせえな…人の勝手だろ」
まるで男のような言葉遣いで反発する次女にも妻・渓子は手をやく。
「もう学校5日も休んでるんだよ? このままだと留年するよ!」
「あーうぜ、余計なお世話。それよりそのダミ声なんとかなんないの?朝っぱらから耳障りなんだけど」
「…………」
ああ言えばこう言う口減らずな所は一体誰に似たんだか、といつも思う妻・渓子である。
:11/12/01 13:34
:W62P
:☆☆☆
#107 [怪男]
「じゃあ今日の夜はすき焼きにしようと思うんだけど、暇なら材料買いについてきてくれる?」
「…は、めんどくせえし。てかなんもない日になんですき焼きなの?」
「夏美すき焼き大好物でしょ?」
「答えになってねーし。もういいや、学校遅刻していく」
次女・夏美はソファーから立ち上がって自分の部屋へと向かった。
「まったく…」
そんな次女の後ろ姿を見ながら再び大きなため息をつく母・渓子。
:11/12/01 15:43
:W62P
:☆☆☆
#108 [みゆ]
あげます(^O^)
:11/12/09 12:56
:841SH
:☆☆☆
#109 [我輩は匿名である]
:11/12/11 13:49
:U1
:☆☆☆
#110 [匿名]
:11/12/11 15:18
:SH003
:☆☆☆
#111 [マヨ]
同じ名前だからなんか楽しいです♪
気になる( ̄∀ ̄)イ
頑張って下さい(^^)
:11/12/17 00:51
:W61T
:☆☆☆
#112 [怪男]
皆さんありがとうございます。更新します。
:11/12/17 12:27
:W62P
:☆☆☆
#113 [怪男]
長男・勇紀の学校―
朝のホームルームが終わり
一限目の授業が始まるまでの数分間
教室内は雑談タイムである。
勇紀は前の席の男友達と受験についての話をしていた。
「お前大学行くんだろ?」
羨ましそうな顔で勇紀に尋ねる男友達。
「まあね。たっちゃんは家の仕事手伝うんでしょ?」
「そうなんだよ。親父に、高い金払ってまで大学通う必要なんかないとか言われちゃってさぁ」
「それは…むちゃくちゃだね」
苦笑いで言う勇紀。
:11/12/17 12:40
:W62P
:☆☆☆
#114 [怪男]
「親父の奴、自分も大学行ってなかったからあんな事言えるんだよな」
「頑固親父って感じだね」
「そう、それよ!」
あはは、と笑い合う二人。
『キーンコーンカーンコーン…』
そんな一時の雑談タイムは一限目が始まるチャイムによって終了する。
「一時間目からいきなり数学とか鬱だわな」
男友達はめんどくさそうな顔で言って前に向き直した。
:11/12/17 12:49
:W62P
:☆☆☆
#115 [怪男]
『数学』
男友達は数学が鬱だと軽く言ったが
勇紀にとっては重くのしかかるほどに苦手で嫌いな教科である。
数字の集まりを見るだけでも頭が混乱し滅茶苦茶になる。
吐き気にも襲われる事があり、数学の時間が終わると一人こっそりトイレに行き嘔吐する事も多くあった。
数字アレルギーとでも言うべきなのだろうか。
おかげで数学が終わった後はしばらくの間極度のストレスにさらされる。
:11/12/17 13:12
:W62P
:☆☆☆
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