゚*。+-想いの行方-+。*゚
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#551 [三ッ葉]
皆姿を表した

私も上体を起こした


ぎりぎりセーフ☆

だと思ってたら――

ガチャッ


真山「やっぱり、馬鹿者がいたなッ!!」


ばれた;;

⏰:07/01/26 00:14 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#552 [三ッ葉]
その後、部屋から無理矢理追い出されて…

廊下で反省の旅へ……;;


真山先生の一時間にもわたる説教を聞かされ、
耳にタコができそうだった

真山先生が去っても、今日はは罰として
  廊下で寝ることに


真山先生のハズレの意味を身に染みて感じた時だった――

⏰:07/01/26 00:19 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#553 [三ッ葉]
――――――………

数分たつと亜梨沙先輩、栞、龍也は睡魔に負けたらしく寝息をたてて寝ていた……


とり残される私……


寝れないないんだもん…

だって!!

笙吾先輩と新先輩に挟まれた場所に私はいるから――…

⏰:07/01/26 00:31 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#554 [三ッ葉]
…………

でも、
そんな私もいつしか
夢の世界へ…………

………………

⏰:07/01/26 00:33 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#555 [三ッ葉]
最終的に取り残された
    新と笙吾

寝てしまった梨緒は、新の肩に顔をもたれさせていた

そんな光景をみて、笙吾が顔を一瞬しかめた


そんな笙吾を新は見逃さなかった――…

新「お前さ……梨緒のことどうなんだよ……」


新は、静かに無表情に言った

⏰:07/01/26 00:41 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#556 [三ッ葉]
笙「別に……」

笙吾は目を反らしてから俯いた


新「それなら…俺のものにしちゃうよ…?」


その言葉で笙吾は新の方に目線をゆっくり向ける


笙「は……?」


笙吾の睨みをきかせた視線     と
新の悪魔の笑みを浮かべた視線が重なりあった…

⏰:07/01/26 00:51 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#557 [三ッ葉]
笙「俺には亜梨沙がいるんだよ…
いちいち俺に言いにくんなよ……」


新「嘘つくな馬鹿。
何年お前と親友やってきたと思ってんだよ…
お前の本当の気持ちなんか見え見えなんだよ」


笙「それじゃあ……助けてくれんのかよ??」
新「まさか。
嫌だし……」

新は即答した……

⏰:07/01/26 01:11 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#558 [三ッ葉]
笙「今回は、新は本気の恋ってわけなんだ?
応援はしねえよ??」

皮肉っぽく言う


新「それがお前の本性だろ?
応援なんていらねーし。
つーか、好きなら何で亜梨沙と付き合ったんだよ…」

新は軽く笑いとばしながら言い返す

⏰:07/01/26 01:22 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#559 [三ッ葉]
笙「梨緒から約束を裏切ったから……」

新「何の約束?」


笙「言わねぇ。」

新「あっそ…ならいいわ」
笙「お前と梨緒がくっつこうが勝手だし。」    
新「あんま余裕ぶっこいてると後悔するよ?」

新は笑顔のまま言った

⏰:07/01/26 01:32 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#560 [三ッ葉]
そんな二人の止まることのない言い合いを止めたのは―――――…

梨緒だった……


目を覚ましていないが

目から一筋の涙を流している梨緒だった――…


二人は、そんな梨緒をみて黙った

⏰:07/01/26 01:36 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#561 [三ッ葉]
━━━━━━………
━━━━………

梨『ん……?』

朝になったようで、私は眠りから目を覚ます


場所は廊下……

朝早くから学園へ迎う人が何人か通っていく

その人たちは、私をみて驚いたような顔をした


その理由がわかった

⏰:07/01/26 01:55 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#562 [三ッ葉]
やけに両肩が重かった……

左肩には、
   笙吾先輩
右肩には、
    新先輩
の頭が寄り添っていたからだ―――…


私は、唖然として体をぴくりとも動かせなくなる……

⏰:07/01/26 02:07 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#563 [三ッ葉]
梨『……///』

私が戸惑っていると

亜「梨緒ちゃんごめんね;;
笙吾ッ!起きろ〜」


と、言って私の左肩から笙吾先輩の頭をどけた


梨『………』

⏰:07/01/26 02:14 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#564 [なな]
>>1-250
>>250-500
>>500-750
>>750-1000

応援してマス

⏰:07/01/26 07:14 📱:P901iS 🆔:☆☆☆


#565 [三ッ葉]
ななサン
アンカー有難うございます嬉しいです

感想などがあればこちらへ
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/1629/

⏰:07/01/26 16:56 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#566 [三ッ葉]
私が体を揺らすと
新先輩の頭もゆらゆらと揺れた

新「んん……?朝ぁ?」


目を覚ましたのか横から声がしたので
私はその方向にクルリと顔を傾けた………



梨『…………!!!』

⏰:07/01/26 23:03 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#567 [三ッ葉]
……………            3p
      ………………
新先輩と私の顔との間が―――…


新先輩の目から目がそらせなくなる……


新先輩の目を見るとそこから薄らと見える私の顔…………

新先輩も私を見ているのだ

梨『…………』

⏰:07/01/27 00:42 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#568 [三ッ葉]
ピン――…


新「そんな見んなよ…」


新先輩は、平然とした表情で私のおでこにデコピンをした………

新(やべぇ―…///
  ちけぇよ…;;    

梨『はっ…はい!!』

私は、サッと立ち上がって部屋に戻った――…


笙(…………

⏰:07/01/27 00:50 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#569 [三ッ葉]
━━━━……
━━━━━━………‥
   ‥……━━━━━━
私はある道の上にたっていた――…


ペタ…ペタ…


一歩一歩先へと歩いていく

「……梨緒…」


そう呼ぶ誰かの悲しそうな声の元へと――…

⏰:07/01/27 00:58 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#570 [三ッ葉]
誰かの影が見えた


私はその人に向かって走りだした――…


そして抱きついたんだ……

「梨緒…約束だよ」

そう言う"笙ちゃん"に――…


ひまわりみたいな笑顔な笙ちゃんに……

⏰:07/01/27 01:06 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#571 [めーたん]
続きがきになる
更新楽しみに待ってます

⏰:07/01/27 01:08 📱:SH902i 🆔:☆☆☆


#572 [三ッ葉]
私達はぎゅっと抱き締めあっていた


そんな私達は、まだ幼かった――…


約束を交わした時
小学5年生の姿だった――…


ブワッ……

急に真っ暗になり何も見えなくなった――…

⏰:07/01/27 01:09 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#573 [三ッ葉]
めーたんサン
見てくださって有難うございます(・ロ・)ノ

更新頑張ります

⏰:07/01/27 01:11 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#574 [三ッ葉]
ブワッ………

まわりが明るくなった


笙ちゃんは大きくなっていて――…
  笙吾先輩だった


私の姿も今の姿になっていた…………


笙吾先輩は、笑った

ひまわりみたいな笑顔で………          

でも―――……

⏰:07/01/27 01:15 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#575 [三ッ葉]
私が抱き締めている手に力を込めようとした時―…


笙吾先輩は、私から離れてしまう………



「約束……裏切ったのは…お前だろ……」


冷たく鋭い目で……
泣きそうな目を私に向けてそう言い放って私の腕の中から
突然消えてった……   
私は、必死につかもうとしたが無理だった

⏰:07/01/27 01:20 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#576 [三ッ葉]
雨が降ってきた…


私――…
いつ、裏切っちゃったんだろ…………


知らないとこで傷つけたのだろうか――…?


どうして私の想いは彷徨い続けてるの??


どうして私の想いは届かないの????

ねぇ……神様?

⏰:07/01/27 01:24 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#577 [三ッ葉]
……………

恋愛は――…
こんなに辛くて苦しいものなの…………??     

誰かを好きになることは
こんなにも
苦しいものなの―――?


ねぇ……?
     ………━━━━  ……………━━━━━━━━━━…………

⏰:07/01/27 01:28 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#578 [めーたん]
切ないょ

どーなっちゃぅの
めっちゃ気になる

⏰:07/01/27 01:30 📱:SH902i 🆔:☆☆☆


#579 [三ッ葉]
《バコッ!!!!》


頭に激しい衝撃が走った!!
梨『…いっ……!!』


顔をあげると先生が怒りのおびた笑みを浮かべて、
片手に教科書を丸めて筒状にした物を手にしていた


これで、殴られたんだ…;;

先「楠未……居眠りなんかせんと、真面目に授業聞け―――ッ!!」

先生が怒鳴った

⏰:07/01/27 01:34 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#580 [三ッ葉]
梨『すいまひぇん;;』

私は頭を擦りながら言った

まわりは、声を挙げて笑っていた………

恥ずかしい;;;


先「許してやろう!!
ただし――……」


いやな予感がした;;

⏰:07/01/27 01:38 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#581 [三ッ葉]
先「体育祭の種目でリレーでてくれる奴がいねぇから…………楠未ッ!!
お前がでろ!!!」


梨『えッ………!!!』


私は、それから懸命に嫌だと言い続けたが
その努力も虚しく

リレーにでることに;;

《はぁッ……;;》


私は、心の中で大きくため息をついた

⏰:07/01/27 01:43 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#582 [三ッ葉]
さっき……
見たものは夢だったんだ―――…



夢にでてきてしまうくらいに気にしていたのだろうか………??



ズキッ―…

どこかに痛み走った

⏰:07/01/27 08:22 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#583 [三ッ葉]
めーたんさん
昨日は、途中で寝てしまってすみません

何だか一気に切なさから抜けてしまいました

今から勉強なので、また暇があれば更新しますネ

上の文章を
【どこかに痛みが走った】にしてください

⏰:07/01/27 08:27 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#584 [三ッ葉]
それから体育の時間は、
体育祭の練習へ………


いろんな所で笙吾先輩と新先輩を見かけるけど


周りには女子がたくさんいた――…


正確にいうと
笙吾先輩の周りに――…
だった

⏰:07/01/27 14:15 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#585 [三ッ葉]
新先輩もすごくモテてるけど、女を寄せ付けようとしない人だから………


笙吾先輩も久しぶりに逢ったときは
周りに女子をはべらしたりしてなかったのに――…


今はいつ見ても周りには
亜梨沙先輩か、女子の先輩――…


見てて気持ちいいものではなかった………

⏰:07/01/27 14:20 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#586 [三ッ葉]
━━━━……………
━━━━━━…

《パァンッ………!!》


銃声が何かの始まりを告げようと青空の空間に大きく鳴り響いた!!


そぅ―……

水菜月学園の
    体育祭
の始まりを告げるために……


.

⏰:07/01/27 16:22 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#587 [三ッ葉]
また夜中に更新しますネ
ここから更に動きだしてきますョ多分;;笑

読んでくださってる方がいればココ
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/1629/
に感想くださると嬉しいです(。・ロ・)*

⏰:07/01/27 16:24 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#588 [三ッ葉]
競技をしてる間は、自分のクラスの場所にいとかなきゃならない


私は、仕方なしに座っていた……………


「楠未さんッ!!
俺…楠未さんの隣になれてラッキー☆
今日のリレー応援してるから頑張ってね」


隣の男子が私に話し掛けにきた………


梨『ぅ…うん……;;』

⏰:07/01/28 09:14 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#589 [ゅレ1]
頑張って下さL1
>>400-450
>>451-500
>>501-550
>>551-600
>>601-650
>>651-700

⏰:07/01/28 09:17 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#590 [三ッ葉]
「いや〜俺たちこれがきっかけで仲良くなれそうじゃない〜〜??!」


男子は、私の片手を両手で握ってブンブンと振り回しにきた

ちょっと痛い;;

私が生返事を返そうとしたとき――――…


笙「それはねぇな!!!」 
突然後ろから笙吾先輩が
私の隣の男子の肩をポンッと叩いて表れる

笑顔に殺気が入っているようだ………       
笙(気やすく触ってんじゃねえよ……怒

⏰:07/01/28 09:21 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#591 [三ッ葉]
ゆレ1さん
お久しぶりです
アンカー有難うございます
アンカーもらえると最高に嬉しいです

頑張れます

⏰:07/01/28 09:24 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#592 [三ッ葉]
「…そうですね;;泣」

男子は渋々そう言って私の手を離した

梨『しょ―――
女子「きゃ――ッ!!!
笙吾先輩と新先輩が近くにいる!!!!」


私が口を開こうとした時に、私の周りにいた女子がピンク色の声をあげた

うるさいな;;


笙「どぉも!!」
新「よってくんなよ…」 
先輩達の女子に対する対応は、真逆だった……

⏰:07/01/28 09:30 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#593 [三ッ葉]
その対応の差から、
新先輩の周りの女子が退いていく………


笙吾先輩が周りの女子にチヤホヤされたまま手を伸ばしてきて

笙「一緒にみよ☆」

と言ってきた……


笙吾先輩は……
私の事
引き付けにきたり
遠ざけたり
退きついてきたり……  

一体何を考えてるんだろ……

⏰:07/01/28 09:35 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#594 [三ッ葉]
まだ笙吾先輩の周りに女子がたくさん………

何かモヤモヤする;

私は、笙吾先輩を軽く睨み
梨『はい……』

と言った


笙吾先輩の手をとらずに新先輩の横までスタスタと歩いた……


笙「何で手とってくれないの〜??」

笙吾先輩が不機嫌そうな顔をして周りの女子から離れて近づいてくる…

ちょっと恐い;;

⏰:07/01/28 09:41 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#595 [三ッ葉]
"笙吾先輩には、亜梨沙先輩がいるのに……周りの女子と仲良くしてるのはおかしい!!!!"

な〜んて言ったら女子に反感を買われそうだから言えなかった


何よりも
笙吾先輩には、亜梨沙先輩がいるってことをまた口にするのは辛い――…


まだ現実を受けとめられてない私がいた………

心の奥は、嫉妬だらけだった………

汚い…………
自分が汚い…………

⏰:07/01/28 09:45 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#596 [三ッ葉]
私がいろんな事を考えてると、新先輩が私の体を抱き寄せて

新「俺の事好きだから、笙吾の手取らなかったんだよな〜??」

といつものように怪しい笑みを浮かべて言った   

梨『え………えッ!!??』

私は、突然の事で驚いた


栞「新先輩!!
梨緒の事からかいすぎですよ〜〜〜〜」

龍「梨緒はまだガキなんですからぁ!!!笑」

と言ってでてきた

⏰:07/01/28 09:50 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#597 [三ッ葉]
新「そうだな……;」

新先輩が抱き寄せた私の体をそっと離した


新(ちょっと本気だったんだけどな;;


梨『ところで……亜梨沙先輩は??』

さっきから亜梨沙先輩の姿が見えないのだ…

笙「……亜梨沙なら今競技でてるよ!」

笙吾先輩が答えた…

⏰:07/01/28 09:56 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#598 [三ッ葉]
梨『そうですか……』

グイッ―

笙吾先輩が私のはちまきを引っ張った……

笙「結び目ぐしゃぐしゃになってるよ??」

と言って私の黄色いはちまきを結びだす―――…


……
バチッ―…

笙吾と新の目があう

笙吾は新にウインクをした

⏰:07/01/28 10:00 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#599 [三ッ葉]
新(あの野郎…;
亜梨沙がいない今に責めとこって訳か………


新は、笙吾を軽く睨んでから余裕な表情をみせた



そんな二人のやりとりに気づくものはいない――…

⏰:07/01/28 10:03 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#600 [三ッ葉]
……
はちまきを結んでいる間、私の背中に笙吾先輩の体が触れた………


笙吾先輩に亜梨沙先輩がいてることは分かっているけどドキドキしてしまう


早く終われ〜〜///

笙「はい、できた☆」

ようやく結び終えたようだ…………

梨(ホッ……

⏰:07/01/28 10:08 📱:N902i 🆔:☆☆☆


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