クソガキジジイと少年」
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#539 [゚∀゚]
:06/09/28 15:17
:D902i
:8dxhcM6Q
#540 [ザセツポンジュ]
―
「何やってんだ、すーさん。」
トミーは、部屋でくつろぐ隣の家の老人に
素朴な質問をした。
「トミオちゃん、香水かしてくれ。今ランキング1位のはどれだ。」
優しいトミーはしぶしぶ、去年のランキング1位の香水を手に取り、すーさんの手を持った。
「お前、ホモか!!気軽に手なんか触るんじゃないよ!変態!さっさと貸せ!!」
すーさんは
トミーから去年のランキング1位の香水を
取り上げ体中にしつこくふりまくった。
:06/09/29 08:07
:W41S
:hfmCCq3I
#541 [ザセツポンジュ]
「あ〜もぉ〜やると思ったよ!そんなにふりまいたら臭いだろ!」
自分が毎朝、しつこいほどに体中にふりまいている行動は棚にあげて、トミーは鼻をつまんで、手ではらった。
「お?ワシもこれで19くらいになったろう。」
くんくんと全身の匂いをかぎまくり
すーさんは何やら満足そうだ。
:06/09/29 08:11
:W41S
:hfmCCq3I
#542 [ザセツポンジュ]
「勘違いもはなはだしいぞ。すーさんそんな香水ふりまいて、どこへ行くつもりなんだい?それとうちのじーちゃんをどこへ隠したの??」
外はものすごく寒いが
この隣のじぃさんの
不釣り合いな香水の匂いと
そして同じ部屋にいる空気を吸わなければいけないくらいならと
歯を食いしばって
窓を開けたトミオちゃん。
:06/09/29 08:15
:W41S
:hfmCCq3I
#543 [ザセツポンジュ]
「今日は、空ちゃんとデートなの〜」
トミーは、この、目をパチクリさせている62にもなった
隣のじぃさんに
吐き気をもよおした。
「すーさん…ぉぇ………すーさん。まず、会ってすぐ嫌われるんじゃないのか。」
「な〜ぜだ。お前、あまりバカ気たことを言うんじゃないぞ。死なされるぞ。」
――ガチャ。
「あ〜いい湯だったよ、待たせたねすーさ………ぅぅうっぷ……おぇ……」
ゴツン。
今世紀最大の
思いを込めてきーさんはすーさんに
おもいくそ ゲンコツをくらわした。
:06/09/29 08:22
:W41S
:hfmCCq3I
#544 [ザセツポンジュ]
「おい!!お前、なんだその匂いは!!ドリアンか!!!ドリアンか!!!!」
すーさんは、泡をふいて倒れた。
きーさんのゲンコツは
痛いのだ。
:06/09/29 08:25
:W41S
:hfmCCq3I
#545 [ザセツポンジュ]
「じぃちゃん、運ぼうよすーさん。」
「そうだな。トミオ。お前は足を持て。」
トミーときーさんの共同作業ですーさんを
ベランダへ放置した。
「今日は寒いな、トミオ。きっちり鍵も閉めとけ。……お〜っと忘れものをしいた。」
きーさんはティッシュを2枚ほど手に取り
再びベランダへ出た。
そして、顔に一枚と
寒さしのぎのために
体に一枚
ティッシュをかぶせた。
:06/09/29 08:30
:W41S
:hfmCCq3I
#546 [ザセツポンジュ]
すーさんは
立派に
死人のようになったところを
ニンマリ笑ってきーさんは眺めている
実に満足そうだ。
:06/09/29 08:32
:W41S
:hfmCCq3I
#547 [ザセツポンジュ]
「で、じぃちゃんどこ行くの。」
トミーは暖房をつけてコタツにくるまった。
「あ〜。キャバクラだよ。またこれがすーさんが好きでねぇ。どぉにもならんな。」
きーさんは髪の毛を
タオルでわしゃわしゃ拭きながら、口笛を吹いていた。きーさんも心の中ではきららちゃんとご飯を食べに行くのが楽しみなのだ。
「こんなはやい時間から?同伴でもするのか?」
「トミオ。お前14歳のわりには世の中の仕組みを把握しているんだなぁ。正解だ。刺身を食いに行ってくる。」
「え!!あの臭さで女と飯を食うのか!?じぃちゃん、友達だろ、あんなので大丈夫か!?」
:06/09/29 08:41
:W41S
:hfmCCq3I
#548 [我輩は匿名である]
:06/09/29 10:54
:P902iS
:K9VImiro
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