きらきら
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#371 [向日葵]
カチャ……
『え?アラーム?しかもスヌーズ……』
時間を見ると8時半だった。
友姫「変な時間に目覚ましかけちゃったなぁ……。晩御飯食べに…………あれ?」
カーテンをしている窓が明るい。
シャァァ……
カーテンを開けて見ると眩しい光が差し込んできた。
:07/03/17 01:21
:SO903i
:G6LQb8oE
#372 [向日葵]
間違いない。
友姫「遅刻―――――!!!!!」
朝だ。
ドタドタドタ……
階段を転びそうになりながら降りていく。
友姫「ちょ、母さん!!なんで起こしてくれなかったのぉ!!!!」
母「あら友姫ちゃんいたのぉ?!お母さんもぅ行ったんだと思ってた!」
友姫「朝ごはん降りて来ない時点で気づいてよ……。」
:07/03/17 01:25
:SO903i
:G6LQb8oE
#373 [向日葵]
母さんはほわんとしていてちょっと(だいぶ…?)抜けている。
40には見えないほど外見はキレイでカワイイのに……。
ちなみに父さんはしっかりしていて、これまかっこいい方なのだ。父さんは母さんのほわんとしている所に惹かれたらしい。
友姫「ってかなんで昨日の晩御飯の時に起こしてくれなかったのー!」
:07/03/17 01:29
:SO903i
:G6LQb8oE
#374 [向日葵]
母「やだ!ちゃぁんと起こしたわよー?でも起きないからそのままにしておいたのー。なんか疲れてたみたいだから☆」
『うっ……』
母の偉大だ。ちゃんと見抜いてる。
友姫「何があったとか聞かないの?」
母「あら。聞いてほしい?」
友姫「いや、……そぅじゃなくて……。」
母さんはずっとニコニコしながら、朝食のサンドイッチを食べる私を頬杖つきながら見ている。
:07/03/17 01:34
:SO903i
:G6LQb8oE
#375 [向日葵]
母「友姫ちゃんが話したくなった時でいいのよ?家族に話せないことってあるもの。」
友姫「母さ……」
母「とりあえず、簡単なことから解決しましょ?今日は学校どうする?」
変わらずニコニコしている母の優しさに私はリラックスできた。
友姫「じゃあ……今日は休ましてもらうよ。」
母さんはより一層ニコォっとして席を立ち、台所へ向かった。
:07/03/17 01:39
:SO903i
:G6LQb8oE
#376 [向日葵]
――――……一方学校組
珊瑚「え?今日来てない?」
秋帆「うん。どうやら体調不良だって。」
律「アンタ…またなんかやらかしたの……?」
律の目が冷たくなった。
それを見て、秋帆はなだめた。
秋帆「何か用事でもあった?よかったら伝えるけど。」
珊瑚「いや……ちょっと、確かめたくて……」
秋帆「何を?」
珊瑚「うん…。いや、じゃあ……」
珊瑚は自分の教室へと帰って行った。
:07/03/17 01:45
:SO903i
:G6LQb8oE
#377 [向日葵]
千歳「なんで友姫ちゃん来ないのー?」
律「うっさい。」
千歳「聞いただけじゃん。答えてくれてもいいっしょ?」
秋帆「私達も正確には知らないから。律、あっち行こう?」
千歳「あ、ちょっとー…」
秋帆はどこかへ行ってしまった。
千歳「フフ……昨日ちょっとやり過ぎたかなぁ……。――でも」
まだまだこれからでしょ……?
:07/03/17 01:49
:SO903i
:G6LQb8oE
#378 [向日葵]
律「あぁぁぁ!!!アイツもいい加減ウザイ!!!!(怒)」
秋帆「まぁあの人より友姫だよー。あの子、どぅしたんだろ……」
律「今日の帰りくらい寄って見る?」
秋帆「そーねー。そうしよっかぁ!」
いつもの図書室の秘密の場所に、珊瑚は一人座っていた。
:07/03/17 01:53
:SO903i
:G6LQb8oE
#379 [向日葵]
友姫[珊瑚君!]
珊瑚は友姫を思い浮かべていた。
しばらく目を閉じて、何かを考えていた珊瑚は、立ち上がり、教室へと向かった。
――――――……
『あー…もぅ2時だぁ……。』
学校を休んだので1日何もすることが無く、気がつけば国民的お昼番組のウキウキウォッチングが流れてたり、でっかいサイコロ転がしてたりしていた。
:07/03/17 01:58
:SO903i
:G6LQb8oE
#380 [向日葵]
ピンポーン
家のチャイムが鳴った。
誰か来たらしい。
母「あらあらまぁまぁ!友姫ちゃぁん!降りてらっしゃいー!」
『?』
とりあえず身支度を整えてから玄関に向かった。
そこに居たのは――…
秋帆「ぃよっ♪」
律「なぁんだ。元気そうじゃない。」
友姫「秋帆、律!どうして?!だって今まだ5時間目のハズ……っ」
秋帆「サボっちゃった☆ダルいし!」
律「時間差で学校出て校門で待ち合わせしたの。」
友姫「どうやって抜けたの?」
秋帆「誰かさんと同じ体調不良〜」
友姫「――ハハッ!ありがとう……」
私は、すごく幸せ者なのかもしれない。
:07/03/17 02:06
:SO903i
:G6LQb8oE
#381 [向日葵]
お茶を持って自室に行き、秋帆達に何をしにきたのか尋ねた。
秋帆「健康診断。」
友姫「は?」
律「アホ。もうちょっとなんかあるでしょ。」
秋帆「間違ってないわよぉ!心の健康診断!」
そこまで言われてわかった。2人は私に何かあったか聞きにきたらしい。
秋帆「友姫の悪いくせ!何も言わず溜めること!」
:07/03/17 02:11
:SO903i
:G6LQb8oE
#382 [向日葵]
母さんと言ってることが真逆だ。
律「話したくなったら言うと思った。」
律正解。
律「……けど、今日は強制させていただきます。予想が違う方がいいけど、千歳も関係してる気がするから。」
そこまで言われたら、観念するしかない。
私は昨日の一部始終を話した。途中、「佳苗ちゃんに話を聞いてもらって」と言うと、ヤキモチの青筋が秋帆に浮かび、律がなだめた。
:07/03/17 02:16
:SO903i
:G6LQb8oE
#383 [向日葵]
律「――――なるほどねぇ。やっぱり千歳絡んでたか……。それにしても寛和…。あのガキ……」
秋帆「律私のこと言えてないじゃん。」
友姫「私混乱しちゃって……。でも頑張るって決めたんだよ!」
秋帆「ふーん…」
「……なら」と秋帆と律は顔を合わせ、またこっちを向いた。
律「頑張ってもらいましょう。」
友姫「え?」
:07/03/17 02:21
:SO903i
:G6LQb8oE
#384 [向日葵]
秋帆が人差し指を立てて私の前までズイッと来た。
秋帆「友姫……………………アンタ
告白なさい。」
私は目が点になってしまった。
友姫「………………ぇ?」
律「まぁ一番てっとり早いわよね。」
友姫「…………ぇ?あの……いつ……?」
:07/03/17 02:25
:SO903i
:G6LQb8oE
#385 [向日葵]
秋帆はおでこに手をやり、フッと笑った。
秋帆「嫌だわ友姫さん。あるじゃないの最高にして最高の行事が……。」
つまりとてもいい機会にある行事があるらしい。
律「修学旅行よ。それで告りなさい。」
友姫「ええぇぇぇえぇ!!!!!!!いや無理でしょ!!しかも機会無いし!」
秋帆「甘いわね……。私達を誰だと思ってるの?」
『誰だと思って欲しいんだろう……。』
:07/03/17 02:29
:SO903i
:G6LQb8oE
#386 [向日葵]
律「今日ね、部屋割り表がクラスに貼られてたの。」
友姫「はぁ……。」
秋帆「ウチのクラス+E組男子って奇数なのよね……人数。」
友姫「はぁ……。」
イマイチ話が掴めない……。
律「つまり、部屋って2人ずつじゃない?あ、ウチらは3人同じだけどね?」
友姫「あぁ……そぅなんだ……。」
秋帆「だからD組男子とE組男子が混じるのよ。」
友姫「……はぁ……。」
なんとなく掴めてきた。
:07/03/17 02:35
:SO903i
:G6LQb8oE
#387 [向日葵]
律「白月と寛和……同じ部屋なの」
友姫「…まさか……」
秋帆・律「白月と宮川さんに協力してもらって友姫ちゃん珊瑚君に告白しちゃいましょう大作戦ー☆!」
2人は手を合わせて作戦名を発表した。
友姫「長い!そしてネーミングが古い」
いやツッコミ所はそこじゃない。
つまりそれって珊瑚君の部屋で告れってことでしょっ?!
:07/03/17 02:41
:SO903i
:G6LQb8oE
#388 [向日葵]
秋帆「部屋ならば奴も男!行き着くとこまで」
友姫「ギャー!!!自主規制自主規制!!!!!第一告白なんかっ……」
律「いつまでもそうやって躊躇してもしょうがないでしょ?他の人に取られるわよ?」
秋帆「大体、相手の気持ちがわからなくてモヤモヤするよりマシでしょ?!」
友姫「そりゃそうかも知れないけど、心の準備が……っ!!」
:07/03/17 02:45
:SO903i
:G6LQb8oE
#389 [向日葵]
秋帆「そんなもん必要ないわ!!!バーンと言っちゃえばいいのよぉ!!!」
友姫「ちょっと人事すぎるんですけどぉぉ!!!」
律「決まりね。」
友姫「えぇええ……っ」
と言うわけで……私(わたくし)東雲 友姫。人生初の告白をします。
秋帆「目指すわ修学旅行ぉぉ!!」
律「in京都。」
友姫「……ぁぁ……。」
:07/03/17 02:50
:SO903i
:G6LQb8oE
#390 [向日葵]
*************
第9章終りです(´∀`人)キリいいんで今日はここまでで

次はいよいよ10章目☆そして気づけばもぅすぐ400でございます

感想いつでもお待ちしてます

感想板もどうぞ

:07/03/17 02:53
:SO903i
:G6LQb8oE
#391 [ako]
:07/03/17 20:08
:SH901iS
:eNz4UouY
#392 [向日葵]
akoさん

ありがとうございます(´;ω;`)頑張ります


:07/03/17 20:26
:SO903i
:G6LQb8oE
#393 [ゆか]
:07/03/17 21:23
:SH903i
:EAGB0Utk
#394 [向日葵]
ゆかさんありがとうございます


また夜中に更新します(●´∀`●)
:07/03/17 22:54
:SO903i
:G6LQb8oE
#395 [向日葵]
【第10章 夢・・・リアル】
ブロロロ……
秋帆「ねぇ、律、友姫!これ食べてみて!!」
友姫「なにこれ。新作ポッキー?」
律「しかもバナナミルクって微妙だなぁ……」
やって参りました修学旅行(in京都)。
只今新幹線で行くためそこまでバスで移動中。
千歳「いっただきー♪」
千歳君は私の食べ欠けのポッキーを食べた。
友姫「ちょっと!」
千歳君は通路をはさんで私の隣にいる。
律「友姫。こっちに来な。」
隣に座っていた律が場所を交代してくれた。
:07/03/18 01:59
:SO903i
:AV76elL6
#396 [向日葵]
千歳「ちょっとその扱いひどくない?」
秋帆「それだけのことをアンタがやったんでしょ?」
千歳「なぁんだ。筒抜けかぁ……。まぁスリルあった方がおもしろいけど。」
秋帆「っ!アンッタねぇ!!」
友姫「秋帆。もぅいいから……。」
今ここで騒いでしまってはクラス中に響き渡ってしまうし、大事になっても困る。とりあえずこの場は静まった。
そんな時、白月君が声をかけた。
:07/03/18 02:04
:SO903i
:AV76elL6
#397 [向日葵]
暁「なぁ真野ー!!あれどうなったのー?!」
秋帆「あぁ。ちょっとこっち来てー!!」
千歳「俺も混ざろ〜♪」
律「関係無いでしょ。」
千歳「あ〜ハイハイ。わかりました〜っと。」
白月君が秋帆の隣に来て、小声でミーティングが開始された。
:07/03/18 02:08
:SO903i
:AV76elL6
#398 [向日葵]
秋帆「では、今から作戦を復習します。」
作戦とはご想像通り。アレです。告白の。
作戦はこぅだ。
・白月君と秋帆が連絡を取り合い部屋の番号を教えてもらう。
・白月君は私が部屋を出たとわかったら珊瑚君に佳苗ちゃんに会いに行くと言い部屋を出る。
・私は部屋につき、珊瑚君に告白する。
以上。
秋帆「質問ある人ー?」
:07/03/18 02:12
:SO903i
:AV76elL6
#399 [向日葵]
律「点呼の時どうする?」
暁「風呂入ってるって言えばいいだろ〜。心配だったらシャワー出しとくとか。」
律「あぁなるほど。」
暁「それにしても友姫ちゃんがねぇ〜…。」
秋帆「そーなのよ。我が子の成長って感じ?」
友姫「産んでもらった覚えないけど……」
:07/03/18 02:17
:SO903i
:AV76elL6
#400 [向日葵]
暁「そぅいえば、珊瑚も告白されることはあったとしても、彼女は作ったことはなかったなぁ。」
その時私は皆の見えないところで小さくガッツポーズした。
ここでまた千歳君が入ってきた。
千歳「俺もいたことないよ。」
律「うっさい。」
容赦ない律……。
千歳「いぃじゃん。それぐらい別に。」
暁「へぇ〜千歳君モテてそうなのに〜。」
千歳「そんなモテたことなんてないよ〜。」
:07/03/18 02:21
:SO903i
:AV76elL6
#401 [向日葵]
爽やか笑顔で否定する千歳君に対して
『嘘をつけっ!』
と(多分)3人共思っただろう……。
―――――新幹線乗り場
秋帆「あー!ついにこれから行っちゃうのねー☆」
友姫「私乗るの初めて!」
律「へぇ。ん?なんか先生呼んでるみたい。行こう。」
友姫「あ、まっ……」
ボスッ
友姫「んぷ!」
「お前はよくぶつかるな。」
『―――っこの声は!!』
:07/03/18 02:26
:SO903i
:AV76elL6
#402 [向日葵]
珊瑚「大丈夫か?」
―――ドクンッ
『珊瑚君っ!!』
久しぶりだった。
休んでから次の日はなるべく会わないようにしていた。これは秋帆が考えた作戦で「焦らし作戦」らしい。……焦らす必要がどこにあるんだろうか……。
珊瑚「おい?」
頭をポンと叩かれた。
『あっ……』
:07/03/18 02:30
:SO903i
:AV76elL6
#403 [向日葵]
友姫「ど、ども、ありがとう!じゃっ!!」
珊瑚「ぁっ……」
私は振り向きもせず、集まってるとこまで早歩きした。
『頭……久々だった……』
先生が話す注意事項なんか耳に入らず、心臓の音だけが私を支配していた。
『なんだか…私が焦らされてるみたい……。』
:07/03/18 02:34
:SO903i
:AV76elL6
#404 [向日葵]
ホームの階段を上がる途中、律はある目線に気がついた。
千歳だ。友姫を妖しく見ている。
秋帆「あー!わくわくするー♪♪」
私はわくわくしている秋帆を微笑ましくみていた。
ふと横を見ると、律が難しい顔をしていた。
友姫「律?どうしたの……?」
律「――え?ぁ、いや何にも…。秋帆。……ちょっと。」
:07/03/18 02:39
:SO903i
:AV76elL6
#405 [向日葵]
律は少し先に歩いている秋帆においつき、何か話している。周りの声もあって、私は何を話してるかわからなかった。
――――<律、秋帆の会話>
律「ちょっと厄介よ。千歳直……」
秋帆「だぁいじょうぶだってー!新幹線の中じゃウチらいるんだし。」
律「あのねぇ……。」
秋帆「あんまりピリピリしてると友姫が心配しちゃうじゃない。」
律「わかってるわ。でもアイツ何かしでかしてくれるかもよ……?」
秋帆「まぁ私もちゃんと気をつけるからさ、もっと気楽にしようよ。」
:07/03/18 02:45
:SO903i
:AV76elL6
#406 [向日葵]
:07/03/18 02:47
:SO903i
:AV76elL6
#407 [向日葵]
―――……
ホームに着いて私は2人に追いついた。
秋帆「新幹線乗ったら何するー?」
友姫「私寝るかも…。朝早かったし。昨日準備とかで遅かったし。」
律「友姫夜弱いよね〜。」
秋帆「じゃあ今日の晩お菓子パーティーできないじゃぁん!!」
友姫「そのために今から寝ておくよ」
秋帆「うんそぅして!あ、新幹線きた!」
到着した新幹線に乗り込み、指定された席に行った。
:07/03/19 00:08
:SO903i
:i5qGmlI2
#408 [向日葵]
律「ちゃんと3人で座れるわね。」
友姫「すごい!!これ席動くよ?!」
律「友姫それ田舎もんが言うことだから……」
秋帆「気圧の関係で時々耳詰まるよね〜。アレ苦手なんだけど」
他愛ない話をしていると、新幹線は出発した。
友姫「よっこいしょっと…。……じゃ、私寝るね。」
秋帆「いぃよ〜。律!!怖い話しようよ!!」
:07/03/19 00:13
:SO903i
:i5qGmlI2
#409 [向日葵]
律「またぁ〜?アンタ本当に好きよね〜……まぁいいけど……」
『朝っぱらからホラー……』
秋帆「あのね…、Aさんがある家の前を――――」
秋帆が話だしてからしばらくして、私は眠りについた。
―――――……
秋帆「――でね…後ろ振り向いたら、……あったんだってソレが……」
律「さっき見落としてたんじゃないの?」
秋帆「もー!!律はすぐ話の腰折るー!!……ぁ、ちょっとトイレ行ってくるわ。」
律「えー!!せんな話の後に行かないでよー!!」
:07/03/19 00:20
:SO903i
:i5qGmlI2
#410 [向日葵]
秋帆「友姫いるから大丈夫だって。じゃ、行ってくるね。」
前を通りすぎて秋帆はドアへと向かった。
律は次の怖い話を考える。
女子1「ぇーっ……と。あ、いたいた!りっちゃん!あっちで誰か呼んでるって!!」
律「え?誰?」
女子1「さぁ…。とりあえず行ってみたら?」
律「でも……。」
律は友姫を見た。
:07/03/19 00:24
:SO903i
:i5qGmlI2
#411 [向日葵]
律『すぐ帰ってくるし、秋帆もトイレならもぅ戻るでしょ…。』
律「わかった。ありがとう。」
律は秋帆とは逆のドアへと向かった。
女子2「…あ、○○〜(女子1の名)、次トランプアンタだよー。」
女子1「ウン。ゴメンゴメン!!」
女子3「どうしたの?遅かったけどぉ。」
:07/03/19 00:27
:SO903i
:i5qGmlI2
#412 [向日葵]
女子1「あー、なんかね〜トイレから出たら千歳君が『石垣さんを呼んでる人がいる』って言うから、りっちゃんに教えてあげてたの。」
女子2「そーだったんだ。」
女子1「トイレすっごい並んでてさぁ、秋帆がぶーたれてたの。」
女子3「アハハ!秋帆らしい!!」
その会話を聞いていた1人の男子が、横を通り過ぎ、どこかへ行ってしまった。
:07/03/19 00:33
:SO903i
:i5qGmlI2
#413 [向日葵]
友姫「スー…。スー…。」
友姫に忍び寄る、1つの影がある。
千歳「これはこれは……寝顔もなかなか……」
千歳は友姫のイスに手をかける。
ギシッ……
友姫「スー……。スー……。」
千歳「寝てる方が悪いんだよ……。」
千歳は友姫との距離を縮めていく。
ガッ!
が、あと少しのとこで、誰かに肩を掴まれ止められた。
:07/03/19 00:41
:SO903i
:i5qGmlI2
#414 [向日葵]
珊瑚「やめろ。」
肩越しに千歳は振り向き、口をニヤッと歪ませた。
千歳「ったく、また君か。さすが王子だねぇ……。」
珊瑚「黙れ。うせろ。」
千歳「ハイハイわかりました。」
悪びれもせず、手をあげヒラヒラとさせた。
そして珊瑚の隣を通り過ぎる時、肩を叩いて耳元で囁いた。
:07/03/19 00:44
:SO903i
:i5qGmlI2
#415 [向日葵]
千歳「せいぜい楽しませろよ?ナイト様?」
それだけ言ってどこかへ行ってしまった。
珊瑚はその背中を睨んでいた。
そして友姫に目を落とす。
珊瑚「はぁー…。ったく無防備なんだよ……。」
友姫は真ん中の席にいる。珊瑚は通路側のイスの肘掛けに座った。
友姫には背中を向ける形だ。
:07/03/19 00:49
:SO903i
:i5qGmlI2
#416 [向日葵]
――――…
『……?この声は……。』
寝惚けながら、私は目を少し開けた。
秋帆っ律がいない代わりに、見覚えのある背中があった。
『あ、……あれは……。』
――――……
友姫「珊瑚く……」
名前を呼ばれた珊瑚は後ろを振り返った。
:07/03/19 00:54
:SO903i
:i5qGmlI2
#417 [向日葵]
見ると友姫が、眠そうに半目でこちらを見ていた。
友姫「さ……ご……く……。」
今にも閉じそうな目を必死に開けながら、友姫は名前を呼ぶ。
珊瑚は困ったように笑い、友姫の頭をポンポンと叩いた。
友姫『……あ、この感じ……久しぶりだなぁ……。』
再び眠りについた友姫を珊瑚は見つめ、微笑んだ。
律「寛和?何してんの?」
:07/03/19 00:58
:SO903i
:i5qGmlI2
#418 [向日葵]
**********
キリます

:07/03/19 00:59
:SO903i
:i5qGmlI2
#419 [ゆリこ
]
<<100-200
<<200-300
<<300-400
<<400-500
<<500-600
<<600-700
<<700-800
:07/03/19 09:48
:D902i
:bgteEcN6
#420 [ゆリこ
]
:07/03/19 09:48
:D902i
:bgteEcN6
#421 [向日葵]
ゆりこさん

アンカーありがとうございます


**********
珊瑚「千歳が来たんだよ。だから護衛。」
律「えっ?!」
珊瑚「ついでにお前が誰かに呼ばれたのは嘘らしいぞ。」
そぅ。さっき会話をしている女子の隣を通ったのは珊瑚なのだ。千歳が絡んでいると知り、慌てて友姫のところまで行った。
:07/03/20 01:33
:SO903i
:YccISfHo
#422 [向日葵]
律「どうりで誰もいないハズよ…。やられたわ……。」
珊瑚「ま、お前とも来たことだし、俺は帰る。」
立ち去ろうとした珊瑚は何かに行くのを止められた。
前のめりになる律は、止めているのが何かを調べた。
律「あらあら……」
珊瑚も出来るだけ後ろを向いた。するといつの間にか寝ている友姫が、珊瑚のブレザーの裾を掴んでいた。
律「どうする?起こす?どうせアンタも用事あったんでしょ?」
:07/03/20 01:37
:SO903i
:YccISfHo
#423 [向日葵]
すいません

訂正です


前のめりの律は

前のめりになった原因を見るため律は
です
:07/03/20 01:40
:SO903i
:YccISfHo
#424 [向日葵]
すいません、また違います……



前のめりになる律は

前のめりになる珊瑚をみた律は
:07/03/20 01:41
:SO903i
:YccISfHo
#425 [向日葵]
***********
珊瑚「いや……いい。コイツに俺が来たこと言うなよ。」
律「ふ〜ん。わかった。」
律は友姫の手を放しながら頷いた。
律「ハイ。取れたよ。……ところで…………アンタ今度はキスしてないでしょうね?」
珊瑚は思わずむせた。
珊瑚「ウッ!ゲホゲホ!!っっなん…それ…!」
:07/03/20 01:46
:SO903i
:YccISfHo
#426 [向日葵]
律「ぜぇんぶ知ってるわよっ!!!ったく。アンタもねぇ、男なら、早くけじめつけなさい!」
珊瑚「……わかってる。」
そぅ呟いて、珊瑚は自分の席へと帰って行った。
律が席に着くと、友姫が目を覚ました。
律「あら、起こした?」
友姫「ぁふぁ〜…。ううん。自分から起きた。」
欠伸をしながら友姫は眠たそうに話した。
友姫「……律。ずっとここにいた?」
律「え?…あぁ居たわよ。なんで?」
:07/03/20 01:52
:SO903i
:YccISfHo
#427 [向日葵]
友姫「……夢を見たの……。」
律「夢?」
思い出して、仄かに笑った。
『夢……。温かくて、嬉しい夢……。』
話すのが勿体無い気がして、それ以上は話さなかった。
やがて秋帆が帰ってきて、再び怖い話大会が始まった。私の作った怖い話に2人は顔が真っ青になって、私は大笑いした。
:07/03/20 01:57
:SO903i
:YccISfHo
#428 [向日葵]
そうして、新幹線は京都へつき、私達はホテルに向かった。
今からまた何か起こりそうな気がしてならない私だった。
:07/03/20 01:58
:SO903i
:YccISfHo
#429 [向日葵]
:07/03/20 02:01
:SO903i
:YccISfHo
#430 [向日葵]
【第11章 行動・・・思いの丈】
355号室。これが私達が泊まる部屋だ。
入ると意外に広くて綺麗だった。
秋帆は目をキラキラさせていた。
秋帆「うっはっはぁぁー♪!!素敵すぎぃっ」
律「景色もいいわね〜。さて、夕飯まで何しとく?」
秋帆「6時だっけー?お風呂入っておかない?」
:07/03/21 01:03
:SO903i
:RK5KCe42
#431 [向日葵]
友姫「なら、私入ってもいい?なんか疲れたし。」
秋帆「ウンいいよ。入っといでー♪」
ユニットバスのトイレの上に着替えを置いた。
『さ、て、と。じゃんじゃん洗うかぁ。』
カーテンを閉め、シャワーの蛇口を捻ると、冷たい水が勢いよく出てきて慌ててよけた。
友姫「びっ!びっくりしたぁ!!」
:07/03/21 01:09
:SO903i
:RK5KCe42
#432 [向日葵]
段々と暖かくなってきたんで、体をまず流してからシャンプーをした。
『……あ、明日、告白するんだよねー……。』
緊張してきたせいで、頭を洗う手に力が入ってしまい、ついでに体を洗ったりするのにもガシガシとしてしまった。
全部が終わるころにはところどころヒリヒリした。
『ぁいっ…たたたたた。つぃ気合い入っちゃって……。』
服を気ながら反省していると
秋帆「えぇ――――っっ!!!!」
と秋帆の声が大音量で聞こえた。思わず滑りそうになってしまった。
:07/03/21 01:16
:SO903i
:RK5KCe42
#433 [向日葵]
律「ちょっと!!声大きい!!」
律の声もなんとか聞き取れる。
『なんの話だろ。』
しばらく聞いてみることにした。
秋帆「だって!まさかそこまでするとは思わないじゃない!!」
律「私も千歳なんかに騙されるなんて……」
『え……千歳君?!』
秋帆「でも寛和君が来てくれてよかった……。」
『――――!!』
バンッ!!
:07/03/21 01:23
:SO903i
:RK5KCe42
#434 [向日葵]
2人は私の方へ視線を向けた。
友姫「なんで珊瑚君?千歳君に騙されたって何?!」
律は、はぁーっと息を吐いて新幹線で起こったことを話した。
律「アンタが寝てる間、秋帆はトイレ、私は千歳に騙されて余所へ行ってた時、友姫また狙われたのよ。それで間一髪で寛和が助けてくれたの。」
友姫「…っ!」
私は玄関へ急いだ。
それを律が許さなかった。
律「待ちなさい友姫!!!」
私はノブまであと少しで止められた。
:07/03/21 01:33
:SO903i
:RK5KCe42
#435 [向日葵]
律「アンタが今どうしたいのか分かる。でも今はやめなさい。」
それでも私が行こうとするのを秋帆がやめさした。
秋帆「今までは運良く寛和君が助けてくれたけど、次はそぅもいかないかもしれない。だから今はダメ。ね?」
確かにそうかもしれない。私は納得して、諦めた。
2人はホッとしたようだ。
秋帆「じゃ、次私が入ってくるから。」
キィ、…パタン
律「友姫。……おいでよ。」
ドアの前で立ち尽くす私を、自分の隣に来いと、律はポンポンとベッドを叩く。
:07/03/21 01:41
:SO903i
:RK5KCe42
#436 [向日葵]
素直に従い、私は律の隣へと移動した。
律「ゴメン黙ってて。でも寛和が言ったの。私に友姫には黙っててくれって。」
友姫「……そっか…。別にいいのにね。…………律。ひとつお願いがあるの。」
律「ん?」
友姫「焦らし作戦やってた…って言っても会っちゃったけど(笑)、お礼を夕飯の時言っていい?」
律「別にいいよ。大勢いるから千歳は動かないだろうし。好きにしな。」
友姫「ありがと……」
何分かして、秋帆が出てきて、律が今度入った。そしてまた何十分かして、私達は夕飯に向かった。
:07/03/21 01:50
:SO903i
:RK5KCe42
#437 [向日葵]
――――大広間にて
友姫「ひっろー……」
大広間は高い天井に大きなシャンデリアがあって、床はフワフワの絨毯が敷いてある。
料理はバイキング形式でズラリと並んである。そこはすでに人の行列が出来ていて、全部見て回るのに時間がかかりそうだ。
秋帆「さぁって!!取りますか!」
秋帆が先陣をきってトレーに皿を乗せる。律と私もそれにならった。
:07/03/21 01:58
:SO903i
:RK5KCe42
#438 [向日葵]
律「全部おいしそうに見えてくる……」
友姫「アハハ。そうだねー。」
『あ!アレおいしそー……なんだけどなぁ……』
お目当ての料理がいささか遠い。手を伸ばせば他の料理をひっくり返してしまいそうだ。
『仕方ない……あきらめよー。』
と思って料理の方を見ると誰かが取った。
『手が長い人はうらやましいなぁ……』
:07/03/21 02:02
:SO903i
:RK5KCe42
#439 [向日葵]
するとそれは私の元へ来た。
『え?え?え??』
そして、料理の場所に挟む器具を置く。よく考えてみると後ろの人らしい。
『あらまー。親切に……。お礼を言わな――っ』
後ろを向くと、立っていたのは
友姫「……珊瑚君っ!」
珊瑚「前。」
秋帆達と少し離れてしまったため、足早に追いついた。もちろんその間にも料理は取っている。
:07/03/21 02:07
:SO903i
:RK5KCe42
#440 [向日葵]
友姫「どぅして……これが欲しいって……」
料理を取っているが、頭の中はグルグルして選んでいない。
珊瑚「どうしてって。ずっと見てたからそうかと思って。」
『出たエスパ―――!!!!』
それから新幹線での出来事を思い出した。
友姫「し……新幹線の…ことなんだけどっ!」
:07/03/21 02:16
:SO903i
:RK5KCe42
#441 [向日葵]
珊瑚「え?」
友姫「また、…助けてもらっちゃったみたいで……。ありがと……。」
珊瑚「聞いたのか。」
友姫「う…うん。」
全身が心臓になったみたいに、うるさかった。
平常、平常と心の中で唱えた。
珊瑚「口止めしたのに……。」
友姫「どうして?!私は教えてほしかった…っ」
珊瑚「教える必要なんてないだろ。」
この言葉にカチンときた。
:07/03/21 02:21
:SO903i
:RK5KCe42
#442 [向日葵]
友姫「隠す必要だって、ないでしょ?」
珊瑚「それは俺の勝手だろ?」
なんだかイライラしてきて、私はその場の机に今まで取った料理を置いた。
友姫「……もぅ……いぃっ!」
秋帆達には部屋に戻ると言い、私は大広間をあとにした。
『何よ!教える必要ないちて!!私を助けたのは何かのついでで、別に大したことじゃないって言いたいの?!』
:07/03/21 02:27
:SO903i
:RK5KCe42
#443 [向日葵]
ムカムカしながらエレベーターを待っていると、肩をトントンと叩かれた。
友姫「え?」
千歳「ゆっきちゃぁん!寝間着姿かわいいねぇ★」
友姫「なっ……!!!」
千歳君が後ろから抱きついてきた。最悪だ。忘れていた。
友姫「ちょっと!放してよ!!」
千歳「大丈夫。今日はコレしたら帰るからさっ♪」
友姫「は?何…………っ!!!ちょ、ィヤァッ!!!!」
千歳君は私の首にキスしてきた。私は空いてた手で千歳君の脇腹に思いっきり肘鉄をお見舞いした。
:07/03/21 02:35
:SO903i
:RK5KCe42
#444 [向日葵]
ゴッ!!
千歳「ぅおっ!!ってぇ……ハハ。俺のもんって言う証拠☆」
チンッ
エレベーターが着いた。
私は乗り込んですぐにボタンを押した。
千歳「今日はもぅ何もしないから安心して!じゃぁねぇ〜♪」
最後まで聞かず私はドアを閉めた。
上がっている時、ふと鏡を見た。
友姫「!?やだっ……コレッ!!」
首に赤い痕が……キスマークをつけられた。
擦るが取れない。
:07/03/21 02:41
:SO903i
:RK5KCe42
#445 [向日葵]
友姫「最っっ低!!!!!」
泊まってる階に着くなり部屋へ駆け込み、またシャワーを浴びた。念入りに首を洗うものの、やっぱり取れない。
『こんなの……珊瑚君に見つかったらっ!』
珊瑚『友姫ってそんな奴だったんだ。』
冷たく言い放つ珊瑚君が脳裏によぎる。
私はそれが恐くなって涙が出てきた。
友姫「なんで……こんなの……っ」
シャワー室で私は泣き崩れた。
:07/03/21 02:46
:SO903i
:RK5KCe42
#446 [向日葵]
:07/03/21 02:47
:SO903i
:RK5KCe42
#447 [るぅ
]
すっごく楽しいです


主さん才能ありますよね


応援してるんで頑張ってください

aΔ・。

.。
:07/03/21 13:46
:P901i
:9e4ngVG2
#448 [我輩は匿名である]
:07/03/21 16:28
:P902iS
:☆☆☆
#449 [我輩は匿名である]
:07/03/21 17:05
:P902i
:rjFV7heA
#450 [向日葵]
:07/03/21 17:57
:SO903i
:RK5KCe42
#451 [向日葵]
バスタオルで頭をがむしゃらに拭きながらお風呂場を出た。
ベッドに座ろうとしたら
コンコン――――
誰かが部屋をノックしている。
『まさか……また千歳君……?』
コンコン――――
本気で椅子か何かを武器にしようか考えていた。
あんなことをされてしまったらもぅあの人は信じられない! すると外から声がした。
珊瑚「友姫?いないのか?」
:07/03/22 00:26
:SO903i
:uhbxTNqQ
#452 [向日葵]
『珊瑚君?!』
バスタオルを風呂場に放り投げて、急いでドアを開けた。
珊瑚「あ、悪い。風呂入ってたのか。」
友姫「え、…!!ぃやあの……」
シャワーを浴びた目的を思い出し、とっさに首を隠した。
珊瑚「首、どうかしたのか?」
友姫「…いえ……まぁ、中にドーゾ……」
とりあえず珊瑚君を中に招き、私は自分のベッド、珊瑚君は律のベッドに座り、私達は向かい合わせになった。依然まだ私は首を押さえたままだ。
:07/03/22 00:31
:SO903i
:uhbxTNqQ
#453 [向日葵]
珊瑚君の目線は首に集中してる。
私はなんとか話題をずらした。
友姫「バッバイキング……おいしかった?!」
珊瑚「食べてない。」
会話終了。
頭の中でチーンと虚しい音が鳴った。
珊瑚「首。どうかしたのか?」
友姫「……っべ、別に……。」
全身から冷や汗が出てくる。
『話題ー話題ー!!!』
:07/03/22 00:35
:SO903i
:uhbxTNqQ
#454 [向日葵]
友姫「大広間すごかったねー!あんなに広いとは思わなか」
珊瑚「何を隠してるんだ?」
言葉を遮られ、詰め寄られた。もぅ、誤魔化しはできない。
友姫「け、怪我を、ちょっとしちゃって……」
珊瑚「見せてみろ。」
友姫「いやちょっとグロくなってるから見てほしくないんだよね…。気持ち悪いって思われたくないし……。」
珊瑚「思わないから見せてみろ。」
言い訳が見つからない。どうしようと視線を泳がせた。
:07/03/22 00:41
:SO903i
:uhbxTNqQ
#455 [向日葵]
友姫「嫌……です……。」
私は珊瑚君を見ることが出来なかった。
きっと怒ってる。恐かった。
しばらく間が出来て、珊瑚君は息を吐いた。
珊瑚「わかった……」
それを聞いて安心した私は勘違いだと言うことにすぐ気づく。
珊瑚君が立ち上がり、私の所へ寄って来たのだ。
未だ私は珊瑚君を見ることが出来ない。うつ向いたままだ。
:07/03/22 00:45
:SO903i
:uhbxTNqQ
#456 [向日葵]
珊瑚「俺は力づくが好きじゃない。……けどそこまで頑ななら仕方ない。―――行動に移さしてもらう…っ!!」
『!!』
珊瑚君は首を押さえている私の左手を引き剥がそうとした。
友姫「やだっ!珊瑚君!!やだったらぁっ!!!」
抵抗するも、いとも簡単に剥がされてしまった。
ついに首の痕を見られたのだ。
『終りだ……嫌われる……っ』
珊瑚「……前のアイツか。」
私はうつ向いたまま頷いた。
:07/03/22 00:52
:SO903i
:uhbxTNqQ
#457 [向日葵]
自分の足を見つめていた視界が歪んだ。
友姫「ゴメンナサイ!ゴメンナサイ!!……っせ、かく…珊瑚君が助けてっくれてた…の……に!!」
それを無駄にして、自分の不注意でこんなことされるだなんて……。
珊瑚君に申し訳がたたなかった。
友姫「ゴメンナサイ……っお願い!……だ、から嫌いにならないっ…でっ!」
私は、私が好きなのは、……貴方なの……。
友姫「…………好きです……。」
私は小さな声でそぅ呟いた。
:07/03/22 00:57
:SO903i
:uhbxTNqQ
#458 [向日葵]
珊瑚「友姫……?」
握られた手が揺るまった。
友姫「私は……珊瑚君が好きです……ずっと、側に居たい、で…す」
涙が次々と流れていく。
珊瑚君の表情はわからない。顔を見ていないから。
珊瑚君は床に膝まずき私と目線を合わした。そして、握っていた手を、私の頬に触れた。
珊瑚「……友姫」
優しく呼ばれて、私はそこで初めて珊瑚君をみた。
すると珊瑚君は…………
優しく触れるキスをした。
:07/03/22 01:05
:SO903i
:uhbxTNqQ
#459 [向日葵]
『……っ』
私は思わず目を瞑った。
これで2回目とか思いながら。
唇が離れて、私は目を開けた。そこには優しい笑顔の珊瑚君がいた。
珊瑚「嫌いになんかならない…。俺も……友姫の側にいていいか?」
友姫「……っ!――ハイッ……!」
夢だと思った。だってあまりにも幸せすぎて、こんなことあり得ないと思ったから。
涙が、また流れてきた。
そんな私を珊瑚君は抱き締めた。
:07/03/22 01:10
:SO903i
:uhbxTNqQ
#460 [向日葵]
私もキツク抱き締めた。
ようやく温かさを感じられると思った。
珊瑚君は私の体を放し、首へ目線をやった。
友姫「グスッ……これとれないよ……」
珊瑚「…………友姫。ちょっと我慢しろ。」
友姫「ズッ…え?何を……ヒャァッ!!!」
なんと珊瑚君があの痕の上にまたキスをしてきたのだ。
『きあぁぁぁぁぁぁ!!!』
涙をも吹っ飛ばす威力。流石珊瑚君。予想だにしないことをしてくれる。
:07/03/22 01:17
:SO903i
:uhbxTNqQ
#461 [向日葵]
唇を放された後、どこに痕があるか分からないくらい私は真っ赤になった。
友姫「さ……さんっご……く……」
珊瑚君は真っ赤で少々半泣きの私を見て、困ったように笑った。
珊瑚「ゴメン…俺、欲張りだから……」
そんな珊瑚君が、すごく可愛いような気がした。
そして私達は、おでこをコツンと合わして笑いあった。胸の中で、ジワーっと温かい何かが溢れてくるのを感じながら……。
:07/03/22 01:24
:SO903i
:uhbxTNqQ
#462 [向日葵]
部屋の中で幸せムードが漂う中、外では祝福モードの4人がいた。
秋帆「なぁんだか……」
律「作戦は無用みたいね……。」
佳苗「でもよかったぁ!私すっごい嬉しいよ!」
暁「なら明日の自由時間はみんなで回るか!」
と提案しながら、修学旅行1日目は過ぎていった。
:07/03/22 01:31
:SO903i
:uhbxTNqQ
#463 [向日葵]
:07/03/22 01:34
:SO903i
:uhbxTNqQ
#464 [向日葵]
少し更新します

************
【第12章 友情・・・秋帆と友姫】
今からの話は、秋帆と友姫が出会った話です。
番外編みたいなものと取って、お読み下さい。
修学旅行2日目
秋帆「ねぇ!なんかお揃いの物買わない?!」
只今自由時間。
友姫、珊瑚、秋帆、律、暁、佳苗はお土産屋にて品物を物色中。
暁「いいねぇ。なんにする?」
:07/03/22 23:10
:SO903i
:uhbxTNqQ
#465 [向日葵]
佳苗「ストラップとかは?みんな携帯もってるし♪」
秋帆「いぃねぇ!どんなのにする?!」
友姫「みんな見て回って多数決って言うのは?」
律「いいわね。そうしましょ。」
秋帆「じゃあ、捜索開始ぃぃ☆」
みんなは散らばってストラップを探し始めた。
:07/03/22 23:14
:SO903i
:uhbxTNqQ
#466 [向日葵]
――――……
秋帆「やっぱり限定キティちゃんかなぁ……でもみんな持ってそうだよね〜」
悩んでいて、視線を滑らすと友姫と珊瑚が楽しそうに探していた。
秋帆『あの友姫がねぇー……。』
思い返せば、友姫と出会ったのは中学2年の時だった。
――――……
秋帆「2年3組…かぁ……。」
『やだなぁ…。クラスで仲良い子はみんな余所だし、男子もチャラチャラしたの多いし。』
:07/03/22 23:20
:SO903i
:uhbxTNqQ
#467 [向日葵]
私がドアの前で立ち尽くしていると、女の子が寄ってきた。
?「……。」
秋帆「?」
その子は私の名札をジーッと見て、何か考えているようだった。
?「まの?……しんの…?……もしくはしんや?!」
秋帆『あぁ。読み方わからないのか。』
秋帆「まのだよ。貴方は誰さん?」
?「私?私は東雲友姫!真野さんも2年3組?」
:07/03/22 23:26
:SO903i
:uhbxTNqQ
#468 [向日葵]
********
ちょっとキリますね

:07/03/22 23:27
:SO903i
:uhbxTNqQ
#469 [向日葵]
秋帆「ウンそうよ。東雲さんも?」
秋帆『ん?東雲さんってどっかで……』
友姫「このクラス、仲良い子いないんだぁ…。よかったら友達になってくれない?」
秋帆「あ!私もなの!なろなろ!!」
そこへ1人の男子が友姫を呼び出した。
男子「東雲さん。ちょっといい?」
友姫「?…はぁ」
:07/03/23 00:39
:SO903i
:X4faw6y2
#470 [向日葵]
友姫達は階段の所まで行って何か話している。
すると近くで話している女の子2人の声が聞こえた。
女子1「関井君だー。遂に関井君も東雲さんにいったかぁ。」
女子2「さすがの東雲さんでも、関井君は断らないでしょー!」
関井君と言えば、サッカー部で運動神経がよく、顔もかっこよくて人気の男子だ。
秋帆『東雲……あ!あの子!』
:07/03/23 00:50
:SO903i
:X4faw6y2
★コメント★
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