きらきら
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#401 [向日葵]
爽やか笑顔で否定する千歳君に対して

『嘘をつけっ!』

と(多分)3人共思っただろう……。


―――――新幹線乗り場

秋帆「あー!ついにこれから行っちゃうのねー☆」

友姫「私乗るの初めて!」

律「へぇ。ん?なんか先生呼んでるみたい。行こう。」

友姫「あ、まっ……」

ボスッ

友姫「んぷ!」

「お前はよくぶつかるな。」

『―――っこの声は!!』

⏰:07/03/18 02:26 📱:SO903i 🆔:AV76elL6


#402 [向日葵]
珊瑚「大丈夫か?」

―――ドクンッ

『珊瑚君っ!!』

久しぶりだった。
休んでから次の日はなるべく会わないようにしていた。これは秋帆が考えた作戦で「焦らし作戦」らしい。……焦らす必要がどこにあるんだろうか……。

珊瑚「おい?」

頭をポンと叩かれた。

『あっ……』

⏰:07/03/18 02:30 📱:SO903i 🆔:AV76elL6


#403 [向日葵]
友姫「ど、ども、ありがとう!じゃっ!!」

珊瑚「ぁっ……」

私は振り向きもせず、集まってるとこまで早歩きした。

『頭……久々だった……』

先生が話す注意事項なんか耳に入らず、心臓の音だけが私を支配していた。

『なんだか…私が焦らされてるみたい……。』

⏰:07/03/18 02:34 📱:SO903i 🆔:AV76elL6


#404 [向日葵]
ホームの階段を上がる途中、律はある目線に気がついた。
千歳だ。友姫を妖しく見ている。

秋帆「あー!わくわくするー♪♪」

私はわくわくしている秋帆を微笑ましくみていた。
ふと横を見ると、律が難しい顔をしていた。

友姫「律?どうしたの……?」

律「――え?ぁ、いや何にも…。秋帆。……ちょっと。」

⏰:07/03/18 02:39 📱:SO903i 🆔:AV76elL6


#405 [向日葵]
律は少し先に歩いている秋帆においつき、何か話している。周りの声もあって、私は何を話してるかわからなかった。


――――<律、秋帆の会話>

律「ちょっと厄介よ。千歳直……」

秋帆「だぁいじょうぶだってー!新幹線の中じゃウチらいるんだし。」

律「あのねぇ……。」

秋帆「あんまりピリピリしてると友姫が心配しちゃうじゃない。」

律「わかってるわ。でもアイツ何かしでかしてくれるかもよ……?」

秋帆「まぁ私もちゃんと気をつけるからさ、もっと気楽にしようよ。」

⏰:07/03/18 02:45 📱:SO903i 🆔:AV76elL6


#406 [向日葵]
すいません明日早いので、残念ながら今日はここまでとさして頂きます感想よろしければお願いします↓↓
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/1859/

⏰:07/03/18 02:47 📱:SO903i 🆔:AV76elL6


#407 [向日葵]
―――……

ホームに着いて私は2人に追いついた。

秋帆「新幹線乗ったら何するー?」

友姫「私寝るかも…。朝早かったし。昨日準備とかで遅かったし。」

律「友姫夜弱いよね〜。」
秋帆「じゃあ今日の晩お菓子パーティーできないじゃぁん!!」

友姫「そのために今から寝ておくよ」

秋帆「うんそぅして!あ、新幹線きた!」

到着した新幹線に乗り込み、指定された席に行った。

⏰:07/03/19 00:08 📱:SO903i 🆔:i5qGmlI2


#408 [向日葵]
律「ちゃんと3人で座れるわね。」

友姫「すごい!!これ席動くよ?!」

律「友姫それ田舎もんが言うことだから……」

秋帆「気圧の関係で時々耳詰まるよね〜。アレ苦手なんだけど」

他愛ない話をしていると、新幹線は出発した。

友姫「よっこいしょっと…。……じゃ、私寝るね。」

秋帆「いぃよ〜。律!!怖い話しようよ!!」

⏰:07/03/19 00:13 📱:SO903i 🆔:i5qGmlI2


#409 [向日葵]
律「またぁ〜?アンタ本当に好きよね〜……まぁいいけど……」

『朝っぱらからホラー……』

秋帆「あのね…、Aさんがある家の前を――――」

秋帆が話だしてからしばらくして、私は眠りについた。

―――――……

秋帆「――でね…後ろ振り向いたら、……あったんだってソレが……」

律「さっき見落としてたんじゃないの?」

秋帆「もー!!律はすぐ話の腰折るー!!……ぁ、ちょっとトイレ行ってくるわ。」

律「えー!!せんな話の後に行かないでよー!!」

⏰:07/03/19 00:20 📱:SO903i 🆔:i5qGmlI2


#410 [向日葵]
秋帆「友姫いるから大丈夫だって。じゃ、行ってくるね。」

前を通りすぎて秋帆はドアへと向かった。
律は次の怖い話を考える。

女子1「ぇーっ……と。あ、いたいた!りっちゃん!あっちで誰か呼んでるって!!」

律「え?誰?」

女子1「さぁ…。とりあえず行ってみたら?」

律「でも……。」

律は友姫を見た。

⏰:07/03/19 00:24 📱:SO903i 🆔:i5qGmlI2


#411 [向日葵]
律『すぐ帰ってくるし、秋帆もトイレならもぅ戻るでしょ…。』

律「わかった。ありがとう。」

律は秋帆とは逆のドアへと向かった。

女子2「…あ、○○〜(女子1の名)、次トランプアンタだよー。」

女子1「ウン。ゴメンゴメン!!」

女子3「どうしたの?遅かったけどぉ。」

⏰:07/03/19 00:27 📱:SO903i 🆔:i5qGmlI2


#412 [向日葵]
女子1「あー、なんかね〜トイレから出たら千歳君が『石垣さんを呼んでる人がいる』って言うから、りっちゃんに教えてあげてたの。」

女子2「そーだったんだ。」

女子1「トイレすっごい並んでてさぁ、秋帆がぶーたれてたの。」

女子3「アハハ!秋帆らしい!!」

その会話を聞いていた1人の男子が、横を通り過ぎ、どこかへ行ってしまった。

⏰:07/03/19 00:33 📱:SO903i 🆔:i5qGmlI2


#413 [向日葵]
友姫「スー…。スー…。」

友姫に忍び寄る、1つの影がある。

千歳「これはこれは……寝顔もなかなか……」

千歳は友姫のイスに手をかける。

ギシッ……

友姫「スー……。スー……。」

千歳「寝てる方が悪いんだよ……。」

千歳は友姫との距離を縮めていく。

ガッ!

が、あと少しのとこで、誰かに肩を掴まれ止められた。

⏰:07/03/19 00:41 📱:SO903i 🆔:i5qGmlI2


#414 [向日葵]
珊瑚「やめろ。」

肩越しに千歳は振り向き、口をニヤッと歪ませた。

千歳「ったく、また君か。さすが王子だねぇ……。」

珊瑚「黙れ。うせろ。」

千歳「ハイハイわかりました。」

悪びれもせず、手をあげヒラヒラとさせた。
そして珊瑚の隣を通り過ぎる時、肩を叩いて耳元で囁いた。

⏰:07/03/19 00:44 📱:SO903i 🆔:i5qGmlI2


#415 [向日葵]
千歳「せいぜい楽しませろよ?ナイト様?」

それだけ言ってどこかへ行ってしまった。
珊瑚はその背中を睨んでいた。
そして友姫に目を落とす。

珊瑚「はぁー…。ったく無防備なんだよ……。」

友姫は真ん中の席にいる。珊瑚は通路側のイスの肘掛けに座った。
友姫には背中を向ける形だ。

⏰:07/03/19 00:49 📱:SO903i 🆔:i5qGmlI2


#416 [向日葵]
――――…

『……?この声は……。』

寝惚けながら、私は目を少し開けた。
秋帆っ律がいない代わりに、見覚えのある背中があった。

『あ、……あれは……。』

――――……

友姫「珊瑚く……」

名前を呼ばれた珊瑚は後ろを振り返った。

⏰:07/03/19 00:54 📱:SO903i 🆔:i5qGmlI2


#417 [向日葵]
見ると友姫が、眠そうに半目でこちらを見ていた。

友姫「さ……ご……く……。」

今にも閉じそうな目を必死に開けながら、友姫は名前を呼ぶ。
珊瑚は困ったように笑い、友姫の頭をポンポンと叩いた。

友姫『……あ、この感じ……久しぶりだなぁ……。』

再び眠りについた友姫を珊瑚は見つめ、微笑んだ。

律「寛和?何してんの?」

⏰:07/03/19 00:58 📱:SO903i 🆔:i5qGmlI2


#418 [向日葵]
**********
キリます

⏰:07/03/19 00:59 📱:SO903i 🆔:i5qGmlI2


#419 [ゆリこ]
<<100-200
<<200-300
<<300-400
<<400-500
<<500-600
<<600-700
<<700-800

⏰:07/03/19 09:48 📱:D902i 🆔:bgteEcN6


#420 [ゆリこ]
>>300-500

⏰:07/03/19 09:48 📱:D902i 🆔:bgteEcN6


#421 [向日葵]
ゆりこさんアンカーありがとうございます
**********

珊瑚「千歳が来たんだよ。だから護衛。」

律「えっ?!」

珊瑚「ついでにお前が誰かに呼ばれたのは嘘らしいぞ。」

そぅ。さっき会話をしている女子の隣を通ったのは珊瑚なのだ。千歳が絡んでいると知り、慌てて友姫のところまで行った。

⏰:07/03/20 01:33 📱:SO903i 🆔:YccISfHo


#422 [向日葵]
律「どうりで誰もいないハズよ…。やられたわ……。」

珊瑚「ま、お前とも来たことだし、俺は帰る。」

立ち去ろうとした珊瑚は何かに行くのを止められた。

前のめりになる律は、止めているのが何かを調べた。

律「あらあら……」

珊瑚も出来るだけ後ろを向いた。するといつの間にか寝ている友姫が、珊瑚のブレザーの裾を掴んでいた。

律「どうする?起こす?どうせアンタも用事あったんでしょ?」

⏰:07/03/20 01:37 📱:SO903i 🆔:YccISfHo


#423 [向日葵]
すいません
訂正です

前のめりの律は

前のめりになった原因を見るため律は

です

⏰:07/03/20 01:40 📱:SO903i 🆔:YccISfHo


#424 [向日葵]
すいません、また違います……

前のめりになる律は

前のめりになる珊瑚をみた律は

⏰:07/03/20 01:41 📱:SO903i 🆔:YccISfHo


#425 [向日葵]
***********
珊瑚「いや……いい。コイツに俺が来たこと言うなよ。」

律「ふ〜ん。わかった。」

律は友姫の手を放しながら頷いた。

律「ハイ。取れたよ。……ところで…………アンタ今度はキスしてないでしょうね?」

珊瑚は思わずむせた。

珊瑚「ウッ!ゲホゲホ!!っっなん…それ…!」

⏰:07/03/20 01:46 📱:SO903i 🆔:YccISfHo


#426 [向日葵]
律「ぜぇんぶ知ってるわよっ!!!ったく。アンタもねぇ、男なら、早くけじめつけなさい!」

珊瑚「……わかってる。」

そぅ呟いて、珊瑚は自分の席へと帰って行った。
律が席に着くと、友姫が目を覚ました。

律「あら、起こした?」

友姫「ぁふぁ〜…。ううん。自分から起きた。」

欠伸をしながら友姫は眠たそうに話した。

友姫「……律。ずっとここにいた?」

律「え?…あぁ居たわよ。なんで?」

⏰:07/03/20 01:52 📱:SO903i 🆔:YccISfHo


#427 [向日葵]
友姫「……夢を見たの……。」

律「夢?」

思い出して、仄かに笑った。

『夢……。温かくて、嬉しい夢……。』

話すのが勿体無い気がして、それ以上は話さなかった。

やがて秋帆が帰ってきて、再び怖い話大会が始まった。私の作った怖い話に2人は顔が真っ青になって、私は大笑いした。

⏰:07/03/20 01:57 📱:SO903i 🆔:YccISfHo


#428 [向日葵]
そうして、新幹線は京都へつき、私達はホテルに向かった。
今からまた何か起こりそうな気がしてならない私だった。

⏰:07/03/20 01:58 📱:SO903i 🆔:YccISfHo


#429 [向日葵]
********
10章終りです
誰か読んでますか(ノд;)??よければ感想いただけたら嬉しいです。
感想板
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/1859/

もちろんここでいただけるのもありがたいです

⏰:07/03/20 02:01 📱:SO903i 🆔:YccISfHo


#430 [向日葵]
【第11章 行動・・・思いの丈】


355号室。これが私達が泊まる部屋だ。
入ると意外に広くて綺麗だった。
秋帆は目をキラキラさせていた。

秋帆「うっはっはぁぁー♪!!素敵すぎぃっ」

律「景色もいいわね〜。さて、夕飯まで何しとく?」

秋帆「6時だっけー?お風呂入っておかない?」

⏰:07/03/21 01:03 📱:SO903i 🆔:RK5KCe42


#431 [向日葵]
友姫「なら、私入ってもいい?なんか疲れたし。」

秋帆「ウンいいよ。入っといでー♪」

ユニットバスのトイレの上に着替えを置いた。

『さ、て、と。じゃんじゃん洗うかぁ。』

カーテンを閉め、シャワーの蛇口を捻ると、冷たい水が勢いよく出てきて慌ててよけた。

友姫「びっ!びっくりしたぁ!!」

⏰:07/03/21 01:09 📱:SO903i 🆔:RK5KCe42


#432 [向日葵]
段々と暖かくなってきたんで、体をまず流してからシャンプーをした。

『……あ、明日、告白するんだよねー……。』

緊張してきたせいで、頭を洗う手に力が入ってしまい、ついでに体を洗ったりするのにもガシガシとしてしまった。
全部が終わるころにはところどころヒリヒリした。

『ぁいっ…たたたたた。つぃ気合い入っちゃって……。』

服を気ながら反省していると

秋帆「えぇ――――っっ!!!!」

と秋帆の声が大音量で聞こえた。思わず滑りそうになってしまった。

⏰:07/03/21 01:16 📱:SO903i 🆔:RK5KCe42


#433 [向日葵]
律「ちょっと!!声大きい!!」

律の声もなんとか聞き取れる。

『なんの話だろ。』

しばらく聞いてみることにした。

秋帆「だって!まさかそこまでするとは思わないじゃない!!」

律「私も千歳なんかに騙されるなんて……」

『え……千歳君?!』

秋帆「でも寛和君が来てくれてよかった……。」

『――――!!』

バンッ!!

⏰:07/03/21 01:23 📱:SO903i 🆔:RK5KCe42


#434 [向日葵]
2人は私の方へ視線を向けた。

友姫「なんで珊瑚君?千歳君に騙されたって何?!」

律は、はぁーっと息を吐いて新幹線で起こったことを話した。

律「アンタが寝てる間、秋帆はトイレ、私は千歳に騙されて余所へ行ってた時、友姫また狙われたのよ。それで間一髪で寛和が助けてくれたの。」

友姫「…っ!」

私は玄関へ急いだ。
それを律が許さなかった。

律「待ちなさい友姫!!!」

私はノブまであと少しで止められた。

⏰:07/03/21 01:33 📱:SO903i 🆔:RK5KCe42


#435 [向日葵]
律「アンタが今どうしたいのか分かる。でも今はやめなさい。」

それでも私が行こうとするのを秋帆がやめさした。

秋帆「今までは運良く寛和君が助けてくれたけど、次はそぅもいかないかもしれない。だから今はダメ。ね?」

確かにそうかもしれない。私は納得して、諦めた。
2人はホッとしたようだ。

秋帆「じゃ、次私が入ってくるから。」

キィ、…パタン

律「友姫。……おいでよ。」

ドアの前で立ち尽くす私を、自分の隣に来いと、律はポンポンとベッドを叩く。

⏰:07/03/21 01:41 📱:SO903i 🆔:RK5KCe42


#436 [向日葵]
素直に従い、私は律の隣へと移動した。

律「ゴメン黙ってて。でも寛和が言ったの。私に友姫には黙っててくれって。」

友姫「……そっか…。別にいいのにね。…………律。ひとつお願いがあるの。」

律「ん?」

友姫「焦らし作戦やってた…って言っても会っちゃったけど(笑)、お礼を夕飯の時言っていい?」

律「別にいいよ。大勢いるから千歳は動かないだろうし。好きにしな。」

友姫「ありがと……」

何分かして、秋帆が出てきて、律が今度入った。そしてまた何十分かして、私達は夕飯に向かった。

⏰:07/03/21 01:50 📱:SO903i 🆔:RK5KCe42


#437 [向日葵]
――――大広間にて

友姫「ひっろー……」

大広間は高い天井に大きなシャンデリアがあって、床はフワフワの絨毯が敷いてある。
料理はバイキング形式でズラリと並んである。そこはすでに人の行列が出来ていて、全部見て回るのに時間がかかりそうだ。

秋帆「さぁって!!取りますか!」

秋帆が先陣をきってトレーに皿を乗せる。律と私もそれにならった。

⏰:07/03/21 01:58 📱:SO903i 🆔:RK5KCe42


#438 [向日葵]
律「全部おいしそうに見えてくる……」

友姫「アハハ。そうだねー。」

『あ!アレおいしそー……なんだけどなぁ……』

お目当ての料理がいささか遠い。手を伸ばせば他の料理をひっくり返してしまいそうだ。

『仕方ない……あきらめよー。』

と思って料理の方を見ると誰かが取った。

『手が長い人はうらやましいなぁ……』

⏰:07/03/21 02:02 📱:SO903i 🆔:RK5KCe42


#439 [向日葵]
するとそれは私の元へ来た。

『え?え?え??』

そして、料理の場所に挟む器具を置く。よく考えてみると後ろの人らしい。

『あらまー。親切に……。お礼を言わな――っ』

後ろを向くと、立っていたのは

友姫「……珊瑚君っ!」

珊瑚「前。」

秋帆達と少し離れてしまったため、足早に追いついた。もちろんその間にも料理は取っている。

⏰:07/03/21 02:07 📱:SO903i 🆔:RK5KCe42


#440 [向日葵]
友姫「どぅして……これが欲しいって……」

料理を取っているが、頭の中はグルグルして選んでいない。

珊瑚「どうしてって。ずっと見てたからそうかと思って。」

『出たエスパ―――!!!!』

それから新幹線での出来事を思い出した。

友姫「し……新幹線の…ことなんだけどっ!」

⏰:07/03/21 02:16 📱:SO903i 🆔:RK5KCe42


#441 [向日葵]
珊瑚「え?」

友姫「また、…助けてもらっちゃったみたいで……。ありがと……。」

珊瑚「聞いたのか。」

友姫「う…うん。」

全身が心臓になったみたいに、うるさかった。
平常、平常と心の中で唱えた。

珊瑚「口止めしたのに……。」

友姫「どうして?!私は教えてほしかった…っ」

珊瑚「教える必要なんてないだろ。」

この言葉にカチンときた。

⏰:07/03/21 02:21 📱:SO903i 🆔:RK5KCe42


#442 [向日葵]
友姫「隠す必要だって、ないでしょ?」

珊瑚「それは俺の勝手だろ?」

なんだかイライラしてきて、私はその場の机に今まで取った料理を置いた。

友姫「……もぅ……いぃっ!」

秋帆達には部屋に戻ると言い、私は大広間をあとにした。

『何よ!教える必要ないちて!!私を助けたのは何かのついでで、別に大したことじゃないって言いたいの?!』

⏰:07/03/21 02:27 📱:SO903i 🆔:RK5KCe42


#443 [向日葵]
ムカムカしながらエレベーターを待っていると、肩をトントンと叩かれた。

友姫「え?」

千歳「ゆっきちゃぁん!寝間着姿かわいいねぇ★」

友姫「なっ……!!!」

千歳君が後ろから抱きついてきた。最悪だ。忘れていた。

友姫「ちょっと!放してよ!!」

千歳「大丈夫。今日はコレしたら帰るからさっ♪」

友姫「は?何…………っ!!!ちょ、ィヤァッ!!!!」

千歳君は私の首にキスしてきた。私は空いてた手で千歳君の脇腹に思いっきり肘鉄をお見舞いした。

⏰:07/03/21 02:35 📱:SO903i 🆔:RK5KCe42


#444 [向日葵]
ゴッ!!

千歳「ぅおっ!!ってぇ……ハハ。俺のもんって言う証拠☆」

チンッ

エレベーターが着いた。
私は乗り込んですぐにボタンを押した。

千歳「今日はもぅ何もしないから安心して!じゃぁねぇ〜♪」

最後まで聞かず私はドアを閉めた。
上がっている時、ふと鏡を見た。

友姫「!?やだっ……コレッ!!」

首に赤い痕が……キスマークをつけられた。
擦るが取れない。

⏰:07/03/21 02:41 📱:SO903i 🆔:RK5KCe42


#445 [向日葵]
友姫「最っっ低!!!!!」

泊まってる階に着くなり部屋へ駆け込み、またシャワーを浴びた。念入りに首を洗うものの、やっぱり取れない。

『こんなの……珊瑚君に見つかったらっ!』

珊瑚『友姫ってそんな奴だったんだ。』

冷たく言い放つ珊瑚君が脳裏によぎる。
私はそれが恐くなって涙が出てきた。

友姫「なんで……こんなの……っ」

シャワー室で私は泣き崩れた。

⏰:07/03/21 02:46 📱:SO903i 🆔:RK5KCe42


#446 [向日葵]
**********
今日はここでキリまぁす(●´∀`●)
また感想などよろしければください
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/1859/

⏰:07/03/21 02:47 📱:SO903i 🆔:RK5KCe42


#447 [るぅ]
すっごく楽しいです

主さん才能ありますよね

応援してるんで頑張ってくださいaΔ・。.。

⏰:07/03/21 13:46 📱:P901i 🆔:9e4ngVG2


#448 [我輩は匿名である]
>>275-500

⏰:07/03/21 16:28 📱:P902iS 🆔:☆☆☆


#449 [我輩は匿名である]
>>1-100
>>101-200
>>201-300
>>301-400
>>401-500
>>501-600
>>601-700
>>701-800
>>801-900
>>901-1000

⏰:07/03/21 17:05 📱:P902i 🆔:rjFV7heA


#450 [向日葵]
るぅさん
コメありがとうです
感想板にも来て頂いて嬉しいです

我輩さん
アンカーありがとうございました

⏰:07/03/21 17:57 📱:SO903i 🆔:RK5KCe42


#451 [向日葵]
バスタオルで頭をがむしゃらに拭きながらお風呂場を出た。
ベッドに座ろうとしたら

コンコン――――

誰かが部屋をノックしている。

『まさか……また千歳君……?』

コンコン――――

本気で椅子か何かを武器にしようか考えていた。
あんなことをされてしまったらもぅあの人は信じられない! すると外から声がした。

珊瑚「友姫?いないのか?」

⏰:07/03/22 00:26 📱:SO903i 🆔:uhbxTNqQ


#452 [向日葵]
『珊瑚君?!』

バスタオルを風呂場に放り投げて、急いでドアを開けた。

珊瑚「あ、悪い。風呂入ってたのか。」

友姫「え、…!!ぃやあの……」

シャワーを浴びた目的を思い出し、とっさに首を隠した。

珊瑚「首、どうかしたのか?」

友姫「…いえ……まぁ、中にドーゾ……」

とりあえず珊瑚君を中に招き、私は自分のベッド、珊瑚君は律のベッドに座り、私達は向かい合わせになった。依然まだ私は首を押さえたままだ。

⏰:07/03/22 00:31 📱:SO903i 🆔:uhbxTNqQ


#453 [向日葵]
珊瑚君の目線は首に集中してる。
私はなんとか話題をずらした。

友姫「バッバイキング……おいしかった?!」

珊瑚「食べてない。」

会話終了。
頭の中でチーンと虚しい音が鳴った。

珊瑚「首。どうかしたのか?」

友姫「……っべ、別に……。」

全身から冷や汗が出てくる。

『話題ー話題ー!!!』

⏰:07/03/22 00:35 📱:SO903i 🆔:uhbxTNqQ


#454 [向日葵]
友姫「大広間すごかったねー!あんなに広いとは思わなか」

珊瑚「何を隠してるんだ?」

言葉を遮られ、詰め寄られた。もぅ、誤魔化しはできない。

友姫「け、怪我を、ちょっとしちゃって……」

珊瑚「見せてみろ。」

友姫「いやちょっとグロくなってるから見てほしくないんだよね…。気持ち悪いって思われたくないし……。」

珊瑚「思わないから見せてみろ。」

言い訳が見つからない。どうしようと視線を泳がせた。

⏰:07/03/22 00:41 📱:SO903i 🆔:uhbxTNqQ


#455 [向日葵]
友姫「嫌……です……。」

私は珊瑚君を見ることが出来なかった。
きっと怒ってる。恐かった。

しばらく間が出来て、珊瑚君は息を吐いた。

珊瑚「わかった……」

それを聞いて安心した私は勘違いだと言うことにすぐ気づく。
珊瑚君が立ち上がり、私の所へ寄って来たのだ。
未だ私は珊瑚君を見ることが出来ない。うつ向いたままだ。

⏰:07/03/22 00:45 📱:SO903i 🆔:uhbxTNqQ


#456 [向日葵]
珊瑚「俺は力づくが好きじゃない。……けどそこまで頑ななら仕方ない。―――行動に移さしてもらう…っ!!」

『!!』

珊瑚君は首を押さえている私の左手を引き剥がそうとした。

友姫「やだっ!珊瑚君!!やだったらぁっ!!!」

抵抗するも、いとも簡単に剥がされてしまった。
ついに首の痕を見られたのだ。

『終りだ……嫌われる……っ』

珊瑚「……前のアイツか。」

私はうつ向いたまま頷いた。

⏰:07/03/22 00:52 📱:SO903i 🆔:uhbxTNqQ


#457 [向日葵]
自分の足を見つめていた視界が歪んだ。

友姫「ゴメンナサイ!ゴメンナサイ!!……っせ、かく…珊瑚君が助けてっくれてた…の……に!!」

それを無駄にして、自分の不注意でこんなことされるだなんて……。
珊瑚君に申し訳がたたなかった。

友姫「ゴメンナサイ……っお願い!……だ、から嫌いにならないっ…でっ!」

私は、私が好きなのは、……貴方なの……。

友姫「…………好きです……。」

私は小さな声でそぅ呟いた。

⏰:07/03/22 00:57 📱:SO903i 🆔:uhbxTNqQ


#458 [向日葵]
珊瑚「友姫……?」

握られた手が揺るまった。

友姫「私は……珊瑚君が好きです……ずっと、側に居たい、で…す」

涙が次々と流れていく。
珊瑚君の表情はわからない。顔を見ていないから。

珊瑚君は床に膝まずき私と目線を合わした。そして、握っていた手を、私の頬に触れた。

珊瑚「……友姫」

優しく呼ばれて、私はそこで初めて珊瑚君をみた。
すると珊瑚君は…………



優しく触れるキスをした。

⏰:07/03/22 01:05 📱:SO903i 🆔:uhbxTNqQ


#459 [向日葵]
『……っ』

私は思わず目を瞑った。
これで2回目とか思いながら。

唇が離れて、私は目を開けた。そこには優しい笑顔の珊瑚君がいた。

珊瑚「嫌いになんかならない…。俺も……友姫の側にいていいか?」

友姫「……っ!――ハイッ……!」

夢だと思った。だってあまりにも幸せすぎて、こんなことあり得ないと思ったから。

涙が、また流れてきた。
そんな私を珊瑚君は抱き締めた。

⏰:07/03/22 01:10 📱:SO903i 🆔:uhbxTNqQ


#460 [向日葵]
私もキツク抱き締めた。
ようやく温かさを感じられると思った。
珊瑚君は私の体を放し、首へ目線をやった。

友姫「グスッ……これとれないよ……」

珊瑚「…………友姫。ちょっと我慢しろ。」

友姫「ズッ…え?何を……ヒャァッ!!!」

なんと珊瑚君があの痕の上にまたキスをしてきたのだ。

『きあぁぁぁぁぁぁ!!!』

涙をも吹っ飛ばす威力。流石珊瑚君。予想だにしないことをしてくれる。

⏰:07/03/22 01:17 📱:SO903i 🆔:uhbxTNqQ


#461 [向日葵]
唇を放された後、どこに痕があるか分からないくらい私は真っ赤になった。

友姫「さ……さんっご……く……」

珊瑚君は真っ赤で少々半泣きの私を見て、困ったように笑った。

珊瑚「ゴメン…俺、欲張りだから……」

そんな珊瑚君が、すごく可愛いような気がした。
そして私達は、おでこをコツンと合わして笑いあった。胸の中で、ジワーっと温かい何かが溢れてくるのを感じながら……。

⏰:07/03/22 01:24 📱:SO903i 🆔:uhbxTNqQ


#462 [向日葵]
部屋の中で幸せムードが漂う中、外では祝福モードの4人がいた。

秋帆「なぁんだか……」

律「作戦は無用みたいね……。」

佳苗「でもよかったぁ!私すっごい嬉しいよ!」

暁「なら明日の自由時間はみんなで回るか!」

と提案しながら、修学旅行1日目は過ぎていった。

⏰:07/03/22 01:31 📱:SO903i 🆔:uhbxTNqQ


#463 [向日葵]
11章終りです
今日はここでキリますね感想の方も是非お願いします
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/1859/

⏰:07/03/22 01:34 📱:SO903i 🆔:uhbxTNqQ


#464 [向日葵]
少し更新します
************

【第12章 友情・・・秋帆と友姫】

今からの話は、秋帆と友姫が出会った話です。
番外編みたいなものと取って、お読み下さい。


修学旅行2日目

秋帆「ねぇ!なんかお揃いの物買わない?!」

只今自由時間。
友姫、珊瑚、秋帆、律、暁、佳苗はお土産屋にて品物を物色中。

暁「いいねぇ。なんにする?」

⏰:07/03/22 23:10 📱:SO903i 🆔:uhbxTNqQ


#465 [向日葵]
佳苗「ストラップとかは?みんな携帯もってるし♪」

秋帆「いぃねぇ!どんなのにする?!」

友姫「みんな見て回って多数決って言うのは?」

律「いいわね。そうしましょ。」

秋帆「じゃあ、捜索開始ぃぃ☆」

みんなは散らばってストラップを探し始めた。

⏰:07/03/22 23:14 📱:SO903i 🆔:uhbxTNqQ


#466 [向日葵]
 

――――……

秋帆「やっぱり限定キティちゃんかなぁ……でもみんな持ってそうだよね〜」

悩んでいて、視線を滑らすと友姫と珊瑚が楽しそうに探していた。

秋帆『あの友姫がねぇー……。』

思い返せば、友姫と出会ったのは中学2年の時だった。

――――……

秋帆「2年3組…かぁ……。」

『やだなぁ…。クラスで仲良い子はみんな余所だし、男子もチャラチャラしたの多いし。』

⏰:07/03/22 23:20 📱:SO903i 🆔:uhbxTNqQ


#467 [向日葵]
私がドアの前で立ち尽くしていると、女の子が寄ってきた。

?「……。」

秋帆「?」

その子は私の名札をジーッと見て、何か考えているようだった。

?「まの?……しんの…?……もしくはしんや?!」

秋帆『あぁ。読み方わからないのか。』

秋帆「まのだよ。貴方は誰さん?」

?「私?私は東雲友姫!真野さんも2年3組?」

⏰:07/03/22 23:26 📱:SO903i 🆔:uhbxTNqQ


#468 [向日葵]
********
ちょっとキリますね

⏰:07/03/22 23:27 📱:SO903i 🆔:uhbxTNqQ


#469 [向日葵]
秋帆「ウンそうよ。東雲さんも?」

秋帆『ん?東雲さんってどっかで……』

友姫「このクラス、仲良い子いないんだぁ…。よかったら友達になってくれない?」

秋帆「あ!私もなの!なろなろ!!」

そこへ1人の男子が友姫を呼び出した。

男子「東雲さん。ちょっといい?」

友姫「?…はぁ」

⏰:07/03/23 00:39 📱:SO903i 🆔:X4faw6y2


#470 [向日葵]
友姫達は階段の所まで行って何か話している。
すると近くで話している女の子2人の声が聞こえた。

女子1「関井君だー。遂に関井君も東雲さんにいったかぁ。」

女子2「さすがの東雲さんでも、関井君は断らないでしょー!」

関井君と言えば、サッカー部で運動神経がよく、顔もかっこよくて人気の男子だ。

秋帆『東雲……あ!あの子!』

⏰:07/03/23 00:50 📱:SO903i 🆔:X4faw6y2


#471 [向日葵]
東雲さんは確か、1〜3年の男子に可愛いと狙われてることで有名で月5回のペースで告白されてる子だ。

秋帆『そんな子と友達になれちゃうなんて…』

考えてると東雲さんが帰ってきた。

秋帆「お、おかえり……。」

友姫「ん?あぁ、ただいま。」

秋帆「…………なんて返事したの?」

友姫「え?」

秋帆『しまったぁ!!これじゃぁ直球じゃんっ』

⏰:07/03/23 01:01 📱:SO903i 🆔:X4faw6y2


#472 [向日葵]
友姫「私は、そーゆーの興味ないから。」

私はその言葉に少しひっかかって尋ねた。

秋帆「ねぇ…。もしかして断る時、興味ないって断ってるの?」

友姫「そぅだけど何?」

秋帆「それって、失礼じゃないかなぁ…。相手だって勇気振り絞って言ってるんだから。」

東雲さんは何故か驚いた顔をしていた。
でもしばらくして

⏰:07/03/23 01:07 📱:SO903i 🆔:X4faw6y2


#473 [向日葵]
友姫「でも私は、こぅしか言えないから。」

と言って教室に入って行った。

秋帆『な、なにを――っ?!』

こうして、2年生の幕開けは最悪に終わった。


――――次の日

女子「秋帆ー!!おっはよー!!」

登校中に、前のクラスで仲良かった子が話しかけてきた。

女子「新しいクラスどぉっ?!」

秋帆「微妙…。特に東雲さん。」

⏰:07/03/23 01:13 📱:SO903i 🆔:X4faw6y2


#474 [向日葵]
すると思いがけない返事が返ってきた。

女子「うそぉ?!東雲さんいい子だよ!!」

秋帆「だって興味ないってフルんだよ?!相手の気持ち考えて断れっつーの!!」

女子「あぁ、興味ないのは本当らしいね。でもこの前すごかったんだよ?!」

聞くと、ついこの間。ナルシストな男子がみんなの前で友姫に告白したらしい。その男子は最低で有名だったそうだ。

⏰:07/03/23 01:19 📱:SO903i 🆔:X4faw6y2


#475 [向日葵]
東雲さんはその告白断固拒否したらしい。するとその男子がキレて

男子[お前何様だよ!!この俺が告ってやってんだぜ?頭おかしいんじゃねぇの?]

秋帆「確実にそいつが頭おかしいよね……。」

女子「だねぇ。そしたらね……」

友姫[自分を過大してる人に誰も魅力なんか感じないことを気づいてください。]

一刀両断とはこの事だろう。

女子「あの時はすっきりしたねー☆」

秋帆「そ、それでも!!他に言い方があるでしょ?!」

⏰:07/03/23 01:26 📱:SO903i 🆔:X4faw6y2


#476 [向日葵]
女子「あーアレね、人によって違うみたいよ?」

秋帆「……え?」

女子「うちの友達が同じクラスでね―――」

―――――……

ガラガラガラ

教室へ行くと、すでに友姫が来ていた。

秋帆「……ぁっ。」

友姫「…………。」

私はさっきのことを思い出した。

――――……

⏰:07/03/23 01:30 📱:SO903i 🆔:X4faw6y2


#477 [向日葵]
女子「聞いたんだって。断り方他にしたことないのかって。そしたらね……」

友姫[いい加減な気持ちの伝え方の人にはいい加減に。一生懸命伝えくれてる人にはちゃんと返してる。見下した言い方かもしれないけど、いい加減な気持ちの人は全然心に響いてこないから嫌なの。]

秋帆「……っ」

女子「だから、本当はいい子だよ……?」

―――……

秋帆「お、おはよー……。」

友姫「……っおはよう!!」

東雲さんは笑顔で挨拶を返してきた。

⏰:07/03/23 01:39 📱:SO903i 🆔:X4faw6y2


#478 [向日葵]
友姫「昨日、真野さんに嫌われちゃったかと思ったから!良かったぁ!!」

秋帆「……。」

私も、この子と友達になってみたいなぁ……。

秋帆「秋帆でいいよ。友姫……。」

それから私達は段々仲良しになっていって、親友と呼べるくらいになった。
とても楽しかった。
いいことが重なって好きな人も出来た。名前は雅君。毎日私に喋りかけてくれる。

⏰:07/03/23 01:46 📱:SO903i 🆔:X4faw6y2


#479 [向日葵]
……でもある日。
下校中の私達。

友姫「秋帆ホントに雅君だっけ?と仲良いねー。」

秋帆「やっと名前覚えたー!」

友姫「そりゃあれだけ毎日雅君の話しかしなかったらねぇ……。」

秋帆「もーいぃじゃあぁん!!!…………あ!!やばい!!プリント忘れた!!」

友姫「うそ。取りに戻ろっか?」

秋帆「ウンゴメーン(泣)」

⏰:07/03/23 01:53 📱:SO903i 🆔:X4faw6y2


#480 [向日葵]
*********
今日は終了しまぁす感想またあればお願いしますhttp://bbs1.ryne.jp/r.php/novel/1859/

⏰:07/03/23 01:55 📱:SO903i 🆔:X4faw6y2


#481 [向日葵]
もいっかい
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/1859/

⏰:07/03/23 01:55 📱:SO903i 🆔:X4faw6y2


#482 [向日葵]
こんにちわ
今日の夜中にまた更新しますね〜

⏰:07/03/24 17:10 📱:SO903i 🆔:sGmivVok


#483 [ako]
まってまぁす

⏰:07/03/24 19:50 📱:SH901iS 🆔:qiLsHelE


#484 [向日葵]
akoさん
お待たせしました
今からお風呂なんでちょっとしか更新できませんが、またあがったら続き更新しますね
**********

友姫「別にいいよ。ホラ行くよ。」

秋帆「ありがとっ!」

・・・・・・・・・・・

とりあえず戻ってきて、階段をあがり、2年3組へと向かった。

⏰:07/03/25 00:32 📱:SO903i 🆔:ZGAWB5FA


#485 [向日葵]
するとまだ教室の電気が着いていた。

秋帆「まだ誰かいるみたいよ?」

友姫「でも良かったじゃん。早く行こう。」

教室にあと1歩で入るとき。

雅「やっべ!!おもれぇぇ!!アッハハハハ!!」

秋帆「!!!友姫どーしよ!雅君だよ!」

友姫「なら尚更いいじゃない!行ってきなよ!」

⏰:07/03/25 00:36 📱:SO903i 🆔:ZGAWB5FA


#486 [向日葵]
秋帆「ぅ……うん……」

足を浮かせた所で、他の男子が喋りだした。

男子1「なぁ雅。お前最近真野さんと仲良いけど付き合ってんの?」

秋帆『えぇぇぇ!私ですかぁぁ?!』

入ろうとしていた足をやめて立ち聞き。この状況では入りにくい。

雅「真野さん?……あぁ。東雲さんにくっついてるやつね。」

秋帆『……ぇ……』

私は耳を疑った。いつも沢山話してるのに、なんで名前覚えてないの?

⏰:07/03/25 00:40 📱:SO903i 🆔:ZGAWB5FA


#487 [向日葵]
雅「あの子も可愛くなくないんだけどー。俺の狙い東雲さんだし。」

――――ドクン

男子2「でも真野さんはお前のこと好きなんじゃねぇの?」

雅「あぁー……。だとしたらゴメンネって感じ?」

――――ドクン

雅「まぁ、東雲さんがダメだった時の為の子だな。」

男子1・2「アハハハハ……ハハ……ハ」

ドア側に向いて座ってる男子の笑いが消えた。
それもその筈。雅君のすぐ後ろに私がいたのだから。

⏰:07/03/25 00:45 📱:SO903i 🆔:ZGAWB5FA


#488 [向日葵]
2人の様子に気付いた雅君は、後ろを振り返った。でも私を見ても振り向くどころか、喋りかけてきた。…いや馬鹿にしてきた。

雅「あっれ〜?もしかして聞いてた?んま、そーゆーことだからさ!ゴメンネ〜?」

最低……ナンデコンナ奴……

雅「ま、君は東雲さんに近づく為の道具ってわけよ?お分かり?」

ナンデコンナ奴……私ハ好キニ……

雅「ま、東雲さんがダメなら、付き合ってあげてもいいよ?」

私ハ……ッ!!!!!!

⏰:07/03/25 00:49 📱:SO903i 🆔:ZGAWB5FA


#489 [向日葵]
 









好キニ…ナッタノ……ッ!!!

雅「ま、これからも道具として、働いてよ。」

私の肩に、雅君の右手が乗った。


その時だった。

⏰:07/03/25 00:52 📱:SO903i 🆔:ZGAWB5FA


#490 [向日葵]
ボッッッコォォォ……ン!!!!!!

視界の隅で雅君の顔が醜く変形し、机へダイブ。

ガタァァン!!!!

いつの間にか泣いていた私の側に、手をグーにして前へ突き出している友姫がいた。

友姫「貴方は……何様ですか……。」

それは友姫からじゃ想像できない、怒りに満ちた声だった。
女の子のグーパンチに口が閉まらない男子一同。

⏰:07/03/25 00:57 📱:SO903i 🆔:ZGAWB5FA


#491 [向日葵]
友姫「ここまでして……貴方の得の為に……秋帆の心をズタズタにして…………貴方は何様ですか!!!!」

秋帆『友姫……っ』

友姫「それに私は貴方のような最低最悪人間がいっっっっちばん嫌いです!!!!さようなら!!……秋帆。行こ?」

秋帆「へ?あ、ウン!……!」

肩に添えられた友姫の綺麗な白い手が、赤く腫れてるのに気が付いた。

友姫「あと……」

ドアの所で一旦止まった友姫は男子達を肩越しに振り返った。

⏰:07/03/25 01:02 📱:SO903i 🆔:ZGAWB5FA


#492 [向日葵]
********
では休憩します

⏰:07/03/25 01:03 📱:SO903i 🆔:ZGAWB5FA


#493 [リナ]
続き楽しみにしてます@

⏰:07/03/25 01:05 📱:W41SH 🆔:OZazt6Bs


#494 [向日葵]
リナさん
ありがとうございます
では続き

⏰:07/03/25 01:33 📱:SO903i 🆔:ZGAWB5FA


#495 [向日葵]
視線を向けられた男子はビクッとして、せっかく座り込んでいた雅君を立たせようと掴んでいた手を放してしまった。

友姫「次こんなことしたらどぅなるか……覚えてなさい。」

雅「ハッ…ハイ……」

秋帆『弱いなぁ……』

そして私達は教室を出て行った。

⏰:07/03/25 01:37 📱:SO903i 🆔:ZGAWB5FA


#496 [向日葵]
・・・・・・・・ジャー…

靴箱を出た後、近くの水飲み場によっていた。

秋帆「……あー。私って見る目無いのかなぁ……。」

友姫「運命の人に出会ってないだけよ。ハイ。コレで目冷やして。」

受け取ろうとした手を私は止めた。濡れたハンカチを差し出している右手が腫れていたからだ。

秋帆「……ったく。冷やすのわ、アンタでしょ?」

友姫の手の甲に、ハンカチを置いた。

友姫「ぁっ痛っ!!わっ!こんなになってたんだ!」

⏰:07/03/25 01:44 📱:SO903i 🆔:ZGAWB5FA


#497 [向日葵]
秋帆「ねぇ友姫?」

友姫「ん〜?」

秋帆「……ありがと。」


お礼を言うと、友姫は今までに見たことがないくらい可愛く笑った。


――――……

友姫「秋帆決まったぁ??」

秋帆「わ!びっくりした!まだだよっ」

いきなり現在の友姫が出てきたので私はびっくりした。

友姫「あのね?これはどうかな!」

友姫が出してきたのは、小さい透明な四角いガラスっぽい中に可愛いい武士姿の人形が入っていた。

⏰:07/03/25 01:50 📱:SO903i 🆔:ZGAWB5FA


#498 [向日葵]
友姫「京都って確か新撰組が有名でしょ?だからと思って!で、同じようなバージョンで中に舞鼓さんが入ってるのもあるの!だから男の子は新撰組、女の子は舞鼓さんでどぅかな?!」

秋帆「いいね!それ、他の人達にも言って来てくれる?」

友姫「うん!いいよ!」

秋帆「……あ、友姫!」

他の人達のトコへ行こうとしてた友姫を秋帆は呼び止めた。

⏰:07/03/25 01:55 📱:SO903i 🆔:ZGAWB5FA


#499 [向日葵]
少し離れた所で友姫は振り向き、首を傾げている。


友姫と友達になれて良かった。あの時、すごくすごく嬉しかったの…。だから友姫。本当に…本当に…

秋帆「……ありがとう……。」

友姫「ん?うん。…?」

『ねぇ友姫。私自信あるよ…。』

⏰:07/03/25 01:59 📱:SO903i 🆔:ZGAWB5FA


#500 [向日葵]
みんなに私と同じような説明をしている様子の友姫の姿を見ながら秋帆は思った。

『私ね……寛和君に負けないくらい、友姫のこと……大好きだからね。』

今日も空は青くて綺麗。あの時2人で帰った空は、暗かったけど星やお月様が出ていたから、やっぱり綺麗だった。そしてお月様の光が、優しく2人を照らしていたのだった。

⏰:07/03/25 02:04 📱:SO903i 🆔:ZGAWB5FA


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