きらきら
最新 最初 🆕
#501 [向日葵]
12章終了です〜(●´∀`●)
明日早いんで、あと少し更新したら寝させていただきます

⏰:07/03/25 02:05 📱:SO903i 🆔:ZGAWB5FA


#502 [向日葵]
500
***************
【第13章 守る・・・繋いだ手】

遂に明日は帰る日だ。
その前に今日は1日自由行動の日です!

律「生八ツ橋の種類って多いのねぇ。やっぱり京都だから抹茶かしら…。」

秋帆「私アンコが普通で好き。」

友姫「でもスイートポテトも捨てがたいよ!」

只今生八ツ橋の試食中。
どれもとてもおいしい。

ヴーヴーヴー

『あ。』

友姫「ねぇ、周り先生いないよね?!」

⏰:07/03/25 02:13 📱:SO903i 🆔:ZGAWB5FA


#503 [向日葵]
律「いないけど何?」

友姫「携帯鳴ってる。悪いけど見張っててくれる?」

秋帆「おっけー!モグモグ」

出来るだけお店の端っこに行ってコソコソ携帯を開くと、珊瑚君からの電話だった。

友姫「ハイ?もしもし?」
珊瑚{友姫か?今ドコ?}

私は辺りをキョロキョロ見回した。目印がないか探しているのだ。

⏰:07/03/25 02:17 📱:SO903i 🆔:ZGAWB5FA


#504 [向日葵]
友姫「えぇ……っと…………」

『あ、確か隣昨日行ったお店がある。』

友姫「あのね…」

場所を告げようとした瞬間……

コツン…

頭を叩かれた。
一気に全身の体温が下がる。

『……ヤバイ…見つかった。』

――しかしそれは勘違いだった。

珊瑚「{発見}」

受話器からと普通に近くで同じ声が聞こえる。

友姫「へ?」

横を向くと珊瑚君が立っていた。

友姫「び、っびびびびっくりしたよぉぉ!どーしたの?」

⏰:07/03/25 02:23 📱:SO903i 🆔:ZGAWB5FA


#505 [向日葵]
暁「また皆で回りたいと思って!」

佳苗「縁結びの神社とか行こうよ!」

珊瑚君の陰から2人がピョコンと出てきた。

友姫「うん行こう!…じゃあ秋帆達にも聞いてく」

秋帆「なんでアンタも一緒なのぉぉ?!?!」

いきなり大声で秋帆が叫びだした。

⏰:07/03/25 02:26 📱:SO903i 🆔:ZGAWB5FA


#506 [ちい]
一気に読みました
ハマっちゃいました
更新頑張って

⏰:07/03/25 02:27 📱:SH703i 🆔:WmyAxbCM


#507 [向日葵]
『?どぅしたんだろ……』

珊瑚君をよけて見てみると……

千歳「いいじゃん。暁がいいって言ってくれたんだから。」

『なんてこと…千歳君まで……』

暁「他の奴ら全員彼女とどっか行っちまってさ。1人だから誘ったんだ。ダメだった?」

『ダメっすよ本気で。……でも……』

珊瑚君を見た。

『珊瑚君がいるから平気……。』

⏰:07/03/25 02:30 📱:SO903i 🆔:ZGAWB5FA


#508 [向日葵]
ちぃさんありがとうございます残念ながら今日はここまでとさして頂きますよろしければ感想など頂けると嬉しいです
感想板↓↓
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/1859/

⏰:07/03/25 02:32 📱:SO903i 🆔:ZGAWB5FA


#509 [向日葵]
そんな私の視線に気付いたのか、珊瑚君はこちらを向いて微笑んだ。

珊瑚「友姫さえいいなら、俺はいいから。」

私も笑顔で返した。

――――……

秋帆[じゃあ私、彼氏のトコ行ってくるよ!]

と言って秋帆脱退。(笑)
私、珊瑚君、律、佳苗ちゃん、白月君、千歳君で行動することにした。

⏰:07/03/25 23:24 📱:SO903i 🆔:ZGAWB5FA


#510 [向日葵]
今日は日曜ってこともあり、結構な人混みで、避けるのもやっとだ。

友姫「…っとと。ほっ!っと!」

珊瑚「さっきから何言ってんの?」

聞かれていたことが恥ずかしくてどもった。

友姫「や、あの……避けるための…掛け声を少々……。」

とか言いながら人に流されそうになる。

友姫「んぷっ!」

⏰:07/03/25 23:28 📱:SO903i 🆔:ZGAWB5FA


#511 [向日葵]
珊瑚「ったく……それならちゃんと言え。」

友姫「?何を?」

珊瑚は立ち止まって、ゆっくりと手を差し出した。
その手の動きを追っていた私は珊瑚君の顔を見て「何?」と目で訴えた。

珊瑚「手繋いでくれって言ってくれれば、はぐれないように繋ぐから。」

『そんな恥ずかしい……』

私はゆっくり手を出して珊瑚君の手に乗せた。
珊瑚君は私の手を優しく包む。

⏰:07/03/25 23:32 📱:SO903i 🆔:ZGAWB5FA


#512 [向日葵]
珊瑚「……友姫の手冷たいんだけど。」

友姫「あぁ……心が冷たいのかなぁ……」

……間……

珊瑚「………………それって暖かいの間違いじゃないのか?」

……再び間……

友姫「…………ぁ…だね……。」

微妙なニアミスをしてしまった……。

珊瑚「友姫って時々抜けてるな。」

⏰:07/03/25 23:37 📱:SO903i 🆔:ZGAWB5FA


#513 [向日葵]
可笑しそうに笑う珊瑚君を見て、本当に自分がこの人の彼女なんだと思うと、胸がキューっとして握った手に力を入れた。

珊瑚「?……どーした?」

友姫「え?…あ、いや。私って結構力あるってこと知らせようと思って。」

珊瑚「何を急に…。ってかさ。男に敵うと思ってんの?」

とニヤッと笑って珊瑚君は手に力を入れた。

友姫「ぃ痛い痛い痛い!!!!!!ゴメンナサイゴメンナサイ!!!!」

⏰:07/03/25 23:44 📱:SO903i 🆔:ZGAWB5FA


#514 [向日葵]
何故か謝る私。
それを聞いて力を緩め、そっぽを向いて肩を震わす珊瑚君。

友姫「笑いすぎだから(怒)!!」

――――一方……

2・2になったせいで、仕方なく一緒に歩いている律と千歳。

千歳「あーぁ。せっかくなら友姫ちゃんの隣が良かったよ。」

律「なら行けば?」

⏰:07/03/25 23:48 📱:SO903i 🆔:ZGAWB5FA


#515 [向日葵]
千歳「行こうとしたらどうせ止めるんでしょ?」

律「当たり前でしょ。」

千歳の問掛けに即答で返す律。律は頭の回転が早いため、口喧嘩では負けたことが無い。小さい背でも目力があるため、睨まれたら怯む人も多い。
だが、千歳はなんなく喋る。

律『それだけ恨み買ってんのかしらね…。』

半ば感心の律だ。

千歳「ねぇ。アンタは彼氏いないの?」

律「いないけどそれが何か?」

⏰:07/03/25 23:52 📱:SO903i 🆔:ZGAWB5FA


#516 [向日葵]
千歳「わぁ可愛そうだね!さっびし〜!」

律「アンタがどう思おうが勝手だけど寂しくはないんで。ご心配なく。」

千歳「アンタの心配なんかしないよ。」

律「まぁ心配していらんけどね。」

他の2人とは違ってピンクのオーラではなくピリピリとした空気が流れている。周りは何故か道を開けずにはいられなかった。

⏰:07/03/25 23:56 📱:SO903i 🆔:ZGAWB5FA


#517 [向日葵]
千歳「ねぇアンタさぁ。俺のことアンタって言うの辞めてくんない?俺にはアンタの性格とは正反対の真っ直ぐって字で直って言うんだから。」

律「あら偶然ね。私にもちゃんと名前があるの。アンタの性格ではあり得ない律義の律って言うのよ。お分かり?」

両者睨み合う。先に名前を呼ぶのを待っているのだ。先に呼んでしまっては負けるようで嫌なのだ。

⏰:07/03/26 00:01 📱:SO903i 🆔:.pHm2M5o


#518 [向日葵]
しばらく睨み合いが続くが、やがて

千歳「っ……ぷ、アハハハハ!!!アンタ!気強すぎ!ハハハハ!!すっげぇおもしれぇっ!!アハハハハ!!!!」
千歳はお腹を抱えて笑い出した。

律「……は?」

律はいきなり笑い転げる千歳に「なんだコイツ」と冷めた目を向ける
大分笑い収まった千歳は、ずいっ!と律に寄って来て顔をじーっと見た。

律「……何。」

千歳「友姫ちゃんはくっついちゃったし……律にしてみよっかなぁ。アンタ結構美人だし。」

⏰:07/03/26 00:09 📱:SO903i 🆔:.pHm2M5o


#519 [向日葵]
律「そんな軽い言葉いらない。」

そう言って律は足早に去って行った。

千歳「ま、キープくらいならねぇ……」

――――……

佳苗「暁ちゃん。ココ〜?」

暁「あ!そう!」

私達は白月君が見たと言うお店に来た。どうやら定食屋さんっぽい。

『あ、京セットがいいかも……』

友姫「京セットにしよっかな……」

佳苗「やっぱり友姫ちゃんも?!いいよねこれ!!」

京セットは、ご飯、ミニうどん、天ぷら、そして何と言っても……

友姫・佳苗「抹茶あんみつ☆!!」

⏰:07/03/26 00:17 📱:SO903i 🆔:.pHm2M5o


#520 [向日葵]
珊瑚「この寒い時期によく食べようと思うな。」

佳苗「珊瑚君分かってない!!女の子に甘いもの食べる季節なんて関係無いの!」

暁「そうよ!わかってないわよ!!」

珊瑚「お前が言うな。」

なんか漫才みたいと笑ってしまった。
すると珊瑚君が誰かに当たってしまった。

?「いったいなぁ!もー!」

珊瑚「あ、スイマセン。」

⏰:07/03/26 00:22 📱:SO903i 🆔:.pHm2M5o


#521 [向日葵]
珊瑚君が当たったのは女の子で、肩までの茶色い髪をキレイに巻き、メイクをばっちりしたケバイけどキレイな子だ。
そして私は見てしまった。その子の目がハートになるのを……

?「あ…いや、こっちもゴメンナサイ……」

『さっきと態度全然違うじゃない。早くどっか行ってよ。』

私はムッとしていた。

?「その制服って、観西(かんざい)学園(友姫達の学校の名前)だよね?」

⏰:07/03/26 00:28 📱:SO903i 🆔:.pHm2M5o


#522 [向日葵]
珊瑚「はぁ……」

?「やっぱり?あたし、その隣の澪(れい)高校なんだ!あ、それと、あたし植村深夜(うえむらみよ)」

珊瑚「ふーん……」

眉間に眉毛を寄せながらそれを見ている私に、佳苗ちゃんが耳許で言った。

佳苗「あれ、完全に逆ナンだよねー。」

『あー。あれが噂の(?)』

初めて見るナンパに私は少し珍しい物を見るように深夜(とか言う子)を見た。

⏰:07/03/26 00:34 📱:SO903i 🆔:.pHm2M5o


#523 [向日葵]
************
今日はここまでにしますよければ感想などお願いします
感想板↓↓
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/1859/

⏰:07/03/26 00:35 📱:SO903i 🆔:.pHm2M5o


#524 [向日葵]
お風呂入る前にちょっと更新します

⏰:07/03/26 23:09 📱:SO903i 🆔:.pHm2M5o


#525 [向日葵]
深夜「ねぇねぇ!お友達になった印に、メアド教えてくんない?!」

珊瑚「中に入るぞー。」

珊瑚君無視。
ちょっといい気味って思ってしまった。…反省……。しかし反省なんかしなくても良かった。

深夜「あぁん!待ってよちょっと!」

厚かましく珊瑚君を追いかけてきたのだ。
しかも隣に座った。

『んなっ……!』

⏰:07/03/26 23:17 📱:SO903i 🆔:.pHm2M5o


#526 [向日葵]
律「ちょっとアンタねぇ!」

友姫「律!いいから。」

腹が立っていたことは確かだけど、珊瑚君がなびかないのは知ってる。だからここは私が冷静にいたらみんな平和に過ごせるんだ。私は必死に堪えていた。

仕方なく後のみんなは珊瑚君(と深夜とか言う子)が座っている後ろの6人席に座った。

聞こえてくるのは深夜って子の声だけ。
「名前は?」とか「血液型は?」とか。珊瑚君は質問攻めされていた。

⏰:07/03/26 23:21 📱:SO903i 🆔:.pHm2M5o


#527 [向日葵]
それに聞耳を立てながら私はスカートを握り絞めて我慢した。
心配そうに見てくる律や佳苗ちゃんには笑顔で大丈夫と答える。……大丈夫じゃないけど……。

深夜「えー!!珊瑚って言うの?!超カッコイイ!!じゃあ珊瑚って呼ぶね☆」

『はぁぁぁぁぁ?!私だってまだ君付けなのにぃっ!!』

そして次に彼女が目につけたのが、みんなお揃いのあのストラップ。

深夜「アハハハハ何コレ!似合わねー!」

『貴方にそんな判断求めてないもん!』

⏰:07/03/26 23:26 📱:SO903i 🆔:.pHm2M5o


#528 [向日葵]
深夜「コレ、もーっらい♪」

『―――っ!それはっ!』
珊瑚「おい返せよ。」

深夜「いいじゃん。また同じの買えばぁ。あ、そん時はお揃いじゃぁん☆」

限界。

お店の人「ハイ。お待たせし」

ガタンッ!

ここにいたら…何しでかすかわからない……。

⏰:07/03/26 23:29 📱:SO903i 🆔:.pHm2M5o


#529 [向日葵]
友姫「ちょっと秋帆から電話入ってる。外まで出てくるね!」

無理矢理の笑顔。ちゃんと笑えたかな……。

私はお店を後にした。

深夜「なぁんか冴えない子。」

佳苗「ちょっと……」

律「アンタいい加減に」

珊瑚「うっせぇ!!!!」

珊瑚の怒声に、一同+お客さんびっくり。

珊瑚「黙ってりゃ調子に乗りやがって……ふざけんな。」

⏰:07/03/26 23:33 📱:SO903i 🆔:.pHm2M5o


#530 [向日葵]
珊瑚は取られていたストラップを奪い返した。

深夜「それアタシのー!」

珊瑚「外に行って友姫戻してくる。」

一同「いってらっしゃ〜い。」

そして珊瑚も店を出た。

深夜「何アイツ……――――超カッコイイ!!!!」

なんとでも言えと思い、一同はうどんをすすった。

⏰:07/03/26 23:37 📱:SO903i 🆔:.pHm2M5o


#531 [向日葵]
**********
では休憩入ります

⏰:07/03/26 23:37 📱:SO903i 🆔:.pHm2M5o


#532 [たけぞー]
ヤバイ超おもろいで
頑張って更新してな
応援してるで♪( ̄▽ ̄)ノ″

⏰:07/03/26 23:46 📱:P902i 🆔:6A0lEAHE


#533 [向日葵]
たけぞーさん
ありがとうございます嬉しいです頑張りますもぅ少し待ってください

⏰:07/03/26 23:57 📱:SO903i 🆔:.pHm2M5o


#534 [向日葵]
更新しまぁす
************
友姫「はぁぁー……」

私はまたストラップを買ったお店に行っていた。

『ヤキモチなんて……嫌なのに……。』

心の中であの女の子を見下げるみたいに見る自分が堪らなく嫌だった。
なんか汚いって言うか…
醜いって言うか……。

友姫「なんかここに居ても気分があがらないよー…。」

私は他の店へ行くことにした。

⏰:07/03/27 00:24 📱:SO903i 🆔:lDYdnURQ


#535 [向日葵]
相変わらず人が多い道を避けて避けてしていた。

友姫「ふぅ…さすが古都……大人気。……ん?」

ふと視線を横にやると、何かが光っていた。

友姫「これ…なんて言うんだっけ……トンボ……玉……?だっけ。」

革生地で輪っかにされているストラップに様々な模様や色が混じっている小さい玉が付いていた。

⏰:07/03/27 00:29 📱:SO903i 🆔:lDYdnURQ


#536 [向日葵]
友姫「キレイ……。わぁ……欲しいなぁ……。」

『…………。!』

友姫「―――スイマセーン!」

・・・・・・・・・・・・・

私はさっきのお店で買った袋を持って来た道を戻って行った。

『あ、そういえば京セット食べ損ねた……。』

切ないぐらいにお腹がキュルルルと鳴った。

⏰:07/03/27 00:33 📱:SO903i 🆔:lDYdnURQ


#537 [向日葵]
『抹茶あんみつ……』

後にも先にも思いつくのはデザートのことばかり。
そして

『あの子……まだいるのかなぁ。そうだ。また最初に居たお店に戻って律にメールしてみよう!』

そう思って私は下に向けていた頭を前に向けた。
そして私は驚いたのだ。
数メートル前に、息を切らしてこちらを見ている珊瑚君がいたのだ。

⏰:07/03/27 00:36 📱:SO903i 🆔:lDYdnURQ


#538 [向日葵]
私は慌てて駆け寄った。珊瑚君もゆっくり走ってくる。

友姫「――!珊瑚君!」

珊瑚「ハァハァ……っどこに行ってたんだ!道に迷ったらどうする!」

友姫「ビクッ!そ、その時は携帯に…………ぁ、ゴメンナサイ……」

「携帯に連絡するよ。」と言いたかったけど、珊瑚君の目に制されて言えなくなった。

珊瑚君はその場にしゃがみこんで大きく息を吐いた。道の脇なので邪魔にはならないだろう。

⏰:07/03/27 00:44 📱:SO903i 🆔:lDYdnURQ


#539 [向日葵]
『そんなにいっぱい探して、いっぱい心配してくれたのかな……』

不謹慎だけど胸がトクンと音を鳴らした。

私はおずおずと同じようにしゃがみこんで珊瑚君の顔を覗きこんだ。

友姫「ゴメンネ?今から戻ろうと思ってたの…。」


珊瑚「俺も……嫌な思いさせてゴメン。ちゃんと避ければよかった。」

⏰:07/03/27 00:48 📱:SO903i 🆔:lDYdnURQ


#540 [向日葵]
友姫「あ、ちっ違うの!確かに嫌だったけどそれだけじゃなくて、自分にも嫌気がさしてたの!」

私は手を振って否定した。

珊瑚「自分に……?」

私は話すべきか悩んだ。でも珊瑚君は言葉を待ってるみたいなので話した。

友姫「……ゃ……ヤキモチを妬いたの。それが凄い醜くて嫌で、私最低だと思って…!」

珊瑚「なんで?ヤキモチ妬くなんか普通だろ?」

『……ぁ…。』

⏰:07/03/27 00:53 📱:SO903i 🆔:lDYdnURQ


#541 [向日葵]
珊瑚「大体ヤキモチなんてもんは汚いもんなんだよ。独占欲の塊みたいなもんなんだから。じゃなきゃ俺は千歳を殴ってなんざいない。」

と言いながら珊瑚君は立った。私もそれにならう。

珊瑚「帰るぞ。みんな待ってる。」

珊瑚君が微笑んで、私はホッとした。そして歩きだした。

友姫「わぷっ!…っと!」

珊瑚「友姫?大丈夫か?」

⏰:07/03/27 00:58 📱:SO903i 🆔:lDYdnURQ


#542 [向日葵]
友姫「うん平気!……―――ぁ、あの!珊瑚君。」

珊瑚「ん?」

私はニコッと笑って右手を出した。

友姫「手。繋いでください!」

珊瑚君はキョトンとしている。正直自分も恥ずかしくて寒気がしている。でも珊瑚君は笑って手を握った。
珊瑚「今度から嫌な思いさせないから…。」

⏰:07/03/27 01:02 📱:SO903i 🆔:lDYdnURQ


#543 [向日葵]
私は首をゆっくり横に振った。

友姫「嫌なことがあっても、2人で乗り越えようよ。珊瑚君が私を守ってくれるばっかりじゃ疲れるじゃない。……私にも守らせて?」

珊瑚「……ッハハ!友姫は勇者だな……。」

友姫「そんなの……」

『珊瑚君には負けちゃうよ……。』

⏰:07/03/27 01:06 📱:SO903i 🆔:lDYdnURQ


#544 [向日葵]
だって、私がピンチの時、いつも助けに来てくれたしゃない。

私達は手を繋ぐ。前みたいに手のひらを握るのではなく、指を絡ませて、離れないように。

⏰:07/03/27 01:08 📱:SO903i 🆔:lDYdnURQ


#545 [向日葵]
13章終りです(●´∀`●)感想あればお願いします

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/1859/

⏰:07/03/27 01:10 📱:SO903i 🆔:lDYdnURQ


#546 [向日葵]
今日はちょっと疲れてるんで、あんまり更新はできませんがご了承ください
************

【第14章 荒む・・・敵】

修学旅行最後の夕飯を終えた私達は、部屋へ戻っていた。

秋帆「はぁー。また厄介な奴が来たもんねぇ。しかも隣の高校。」

律「あの調子じゃまた来ちゃうわね。」

歩きながら今日の出来事を話していた。

⏰:07/03/27 23:36 📱:SO903i 🆔:lDYdnURQ


#547 [向日葵]
友姫「でも大丈夫だよ。珊瑚君が一緒なら!」

秋帆・律「……」

目が点になってる2人を見て首を傾げる。

秋帆「何かあったな。」

律「ウン完全に何かあったわねコレ。ノロけてるもん。」

友姫「いやあの別に深い意味ないんだけど……。」

部屋に着いたので鍵を開けて中に入ろうとすると、向こうから佳苗ちゃんがやってきた。

佳苗「あ!友姫ちゃん達!丁度良かった!」

『トレーナーとジャージなのに何でこんなに可愛いんだろ。』

⏰:07/03/27 23:44 📱:SO903i 🆔:lDYdnURQ


#548 [向日葵]
基本みんなの寝間着はそうなんだが佳苗ちゃんはどうしてもいつもバックに花を背負ってるような気がする。

佳苗「――って!友姫ちゃん達どうする?」

秋帆「いいね!友姫、律、行こうよ!」

佳苗ちゃんについてうだうだ考えていたため肝心な佳苗ちゃんの話を聞いていなかった。

友姫「え?何?」

佳苗「暁ちゃんがみんなでトランプしよって☆」

友姫「なら私、ちょっとカーディガン取ってくるよ。」

⏰:07/03/27 23:48 📱:SO903i 🆔:lDYdnURQ


#549 [向日葵]
ドアを開けると、ベッドの上に置いていたサブディスプレイが光っていた。

『?』

律「友姫?行かないの?」

友姫「行くよ。だけどちょっと待って。」

パカッ ポチポチ…

友姫「珊瑚君からだ。」

見ればメールが来た時刻は7時17分。現在18分。ついさっき来たらしい。

⏰:07/03/27 23:52 📱:SO903i 🆔:lDYdnURQ


#550 [向日葵]
律「寛和がどうかした?」
友姫「なんか……来てほしいところがあるみたい。ちょっと行って来る。先に佳苗ちゃんと行ってて!」

秋帆「あ、友姫!一応携帯持って行きな!」

ポイッ

友姫「…っと!ありがとう!」

私は急いで珊瑚君の言った場所へ向かった。

佳苗「よかった!ラブラブで☆」

⏰:07/03/27 23:56 📱:SO903i 🆔:lDYdnURQ


#551 [向日葵]
律「まぁ付き合う前から」
秋帆「ラブラブではあるけどね……それにしても…見た?律。」

律「ばっちし。あれは見たことないからね。」

秋帆と律は知っていた。
友姫の携帯に見たことがないものが付いてあるのを。
――――……

友姫「階段を上がって…右に曲がって……次は左……と――――ココ?」

私は珊瑚君が指定した場所に着いた。

⏰:07/03/28 00:00 📱:SO903i 🆔:iuTpDotM


#552 [向日葵]
友姫「コレ……。」

見れば大きな格子窓みたいなドアがある。どうやら外に出れるらしい。広い場所が窓の外にある。

カチャカチャ……キィ……

開けると同時に冷たい風が入ってきた。

友姫「うっ……さっっっむ……――――!!わぁぁ!!!!」

目の前に絶景の夜景が見える。感動そしと感動だった。

⏰:07/03/28 00:05 📱:SO903i 🆔:iuTpDotM


#553 [向日葵]
100万ドルの夜景とはこの事だ。
街がキラキラするように、私の目もキラキラした。

私は柵のトコへ駆け寄った。身を乗り出して夜景を目に吸収する。

友姫「わぁぁぁぁ……」

感想が思いつかない。ただただ「わぁぁぁ……」なのだ。

⏰:07/03/28 00:08 📱:SO903i 🆔:iuTpDotM


#554 [向日葵]
**********
スイマセン短いですが今日は終りにさせて頂きます感想またあればお願いします(>人<)
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/1859/

⏰:07/03/28 00:09 📱:SO903i 🆔:iuTpDotM


#555 [向日葵]
こんばんわ
まだ完璧じゃありませんが、今日更新したいと思うんでまた読んでください

⏰:07/03/29 20:23 📱:SO903i 🆔:twssefOQ


#556 [向日葵]
珊瑚「おい友姫!」

友姫「へ?――おぶっ!」
振り向いた途端何かが顔に被さってきた。
ペラっと捲ると珊瑚君がいた。

友姫「何?どうかした?」

珊瑚「そんな恰好で出たら風邪ひくだろ!」

『今日はよく怒られるなぁ……。』

⏰:07/03/30 01:04 📱:SO903i 🆔:Vb.QfID.


#557 [向日葵]
友姫「あ、ありがとう…………ってこれ被っちゃったら珊瑚君が寒いよ!」

珊瑚「服が分厚いから平気。それは予備で持ってきた。」

友姫「じ、じゃあお言葉に甘えて……」

上着に袖を通すと予想通り大きかった。でも珊瑚君の匂いがした。

友姫「明日…帰るんだねー……。」

珊瑚「だな……。」

そこで私はふと思い出した。

友姫「あ。」

⏰:07/03/30 01:08 📱:SO903i 🆔:Vb.QfID.


#558 [向日葵]
ズボンのポケットに手を突っ込んで、袋を取り出した。

友姫「珊瑚君。ハイコレ!」

珊瑚「何?」

友姫「ホントは、夕飯の時渡したかったんだけど渡しそびれて…。開けてみて?」

珊瑚君は袋に貼ってあるセロハンテープをキレイに剥がした。そして中身を出した。

コロン

珊瑚「…?これは……」

⏰:07/03/30 01:12 📱:SO903i 🆔:Vb.QfID.


#559 [向日葵]
友姫「トンボ玉って言うの。キレイでしょ?色々種類あって迷ったんだけど、やっぱり珊瑚君は海をイメージして青にしたんだ!!」

珊瑚「でもなんで…?」

友姫「2人でのお揃いが欲しかったの。だから私も買ったよ。」

さすがにやり過ぎかもしれないと思ったけど、やっぱり何か特別に欲しくなってついつい買ってしまった。それに珊瑚君は自分のこと欲張りって言ってたしいっか!と思った。

珊瑚「友姫は何色?」

⏰:07/03/30 01:17 📱:SO903i 🆔:Vb.QfID.


#560 [向日葵]
ポケットを探り、携帯を出す。

友姫「これ!私の誕生石って緑色なの。だからトンボ玉も緑色にしたの。」

珊瑚「それって、ペリドット?」

友姫「よく知ってるねぇ!私8月生まれだから。」

珊瑚「俺もなんだけど。」

・・・・・間・・・・

友姫「緑にしなくてスイマセン…。」

激しく落ち込む。

⏰:07/03/30 01:21 📱:SO903i 🆔:Vb.QfID.


#561 [向日葵]
珊瑚「いや、青一番好きだし、嬉しいけど?」

・・・・間・・・・
パアァァァ
一気に回復。

友姫「良かったぁ!!!一瞬どうしようかと思っちゃったよ!」

すると珊瑚君は微笑みながら、するりと私の頬に手を触れた。

―――ドキン

友姫「あ…の……?」

上目使いで珊瑚君をゆっくりと見る。

珊瑚「ありがとう……」

⏰:07/03/30 01:25 📱:SO903i 🆔:Vb.QfID.


#562 [向日葵]
―――ドキン

友姫「いやあの別にお礼を言わ……っ」

珊瑚は頬にあった手を後頭部にやり寄せて、私の額にキスをした。

友姫「……っ」

びっくりしたのと嬉しいので、耳まで真っ赤になった。そして珊瑚君はそのまま私を抱き寄せた。

ギュ……

嬉しくて、私も珊瑚君を包む。幸せだなぁとか考えてたたら、トランプの件を思い出した。

友姫「ぁ……白月君が……皆でトランプしよって……」

珊瑚「あぁ……なら行こっか?」

⏰:07/03/30 01:32 📱:SO903i 🆔:Vb.QfID.


#563 [向日葵]
*******
スイマセン寝ます

⏰:07/03/30 01:34 📱:SO903i 🆔:Vb.QfID.


#564 [向日葵]
今日は頑張っていっぱい更新したいと思うんでもうしばらくお待ちください

⏰:07/03/30 23:48 📱:SO903i 🆔:Vb.QfID.


#565 [るぅ]
がんばってください

⏰:07/03/30 23:57 📱:SH703i 🆔:6BFS6gLI


#566 [向日葵]
るぅさん
ありがとうございます***********
そしてどちらから言う訳でもなく手を繋いだ。
繋いだって言うより、指先を少し握った。
それだけで嬉しかった。

――――別棟203号室

友姫「ここ?」

珊瑚「そぅ。」

カチャ

暁「おー珊瑚ぉ。友姫ちゃんもー。」

⏰:07/03/31 00:17 📱:SO903i 🆔:dJp4Wn5Y


#567 [向日葵]
たった今1ゲーム終ったらしく、秋帆がトランプをくってた。

秋帆「友姫!こっちおいで。」

友姫「うん。」

私が秋帆の隣に座ったのとドアがノックされるのとは同時だった。

コンコン

珊瑚「はい。」

ガチャ

千歳「なんだナイト様かよー。まぁなんだ入れろ。」

⏰:07/03/31 00:20 📱:SO903i 🆔:dJp4Wn5Y


#568 [向日葵]
珊瑚「断固拒否する。」

ドアのトコでバチバチなってる。

『まぁ……お昼間なんもなかったし……』

友姫「いいじゃない珊瑚君。みんなでやった方が楽しいし!」

秋帆「友姫ぃっ!」

友姫「大丈夫よ。」

千歳「さっすが友姫ちゃぁぁん!」

⏰:07/03/31 00:23 📱:SO903i 🆔:dJp4Wn5Y


#569 [向日葵]
そう言って抱きつこうとする千歳君を、珊瑚君、秋帆、律3人がかりで阻止する。

『こんなのするから信用してくれないんだよ…。』

千歳「ぃよっこいしょっ!」

千歳君が座った場所にみんなびっくりした。
千歳君が座った場所は秋帆と律の間だった。
しかもわざわざ割り込んで。

律「……なんで……ココ……?」

⏰:07/03/31 00:26 📱:SO903i 🆔:dJp4Wn5Y


#570 [向日葵]
千歳「え?昼間言ったこと忘れたの?律にしよっかなって言ったの。」

びっくりそしてびっくり。みんなして「えぇっ?!?!」っと大合唱。

律「床にめり込ますよ?」

秋帆「ウン律なら出来るね。」

律「先に秋帆からかしらねぇ。」

秋帆「すいません。」

ひとコント終えたとかで本題。

佳苗「今日2人楽しそうに喋ってたもんね。」

⏰:07/03/31 00:31 📱:SO903i 🆔:dJp4Wn5Y


#571 [向日葵]
『なんと……。』

律「佳苗ちゃん大きな勘違い。」

珍しい。律が頭抱えてる。明日は雨だ。

律「大体アンタ友姫はどうしたのよ!」

いや律それってどうよ……。

千歳「だぁかぁらぁ!律にしたの!……はっ!友姫ちゃん!ゴメンネ!俺の事は諦めてくれ!!」

友姫「ミジンコの欠片ほどもそんな気持ちないんで心配しないでください。」

⏰:07/03/31 00:37 📱:SO903i 🆔:dJp4Wn5Y


#572 [向日葵]
「アンタコイツどぅにかしなさいよ」と言う目を向ける律。
どうにかって言われてもどうしましょうねぇ……
秋帆に目線を投じてみる。
これには秋帆もどうしたらいいかわからないらしい。

秋帆「千歳君、冗談はそのナンパ癖だけにして。」

その時千歳君の顔が一瞬曇った。

『……あれ?』

千歳「あぁあ。辛いねぇ。」

軽く言ってるけど、ホントに辛そうだった。

⏰:07/03/31 00:43 📱:SO903i 🆔:dJp4Wn5Y


#573 [向日葵]
そして再びトランプに入り、とりあえず楽しく時間を過ごした。

―――――……

佳苗「――…あ!もぅ8時40分!!帰んなきゃ!」

暁「え?何で?」

佳苗「もー暁ちゃんしおり読んだ?9時に点呼なのよ?!」

暁「なぁんだ。まだ20分あんじゃん!」

しかし佳苗ちゃんはトランプをまとめだした。

佳苗「帰る途中に先生に会っちゃったら大変じゃない!というわけで、女子帰宅ー☆」

⏰:07/03/31 00:48 📱:SO903i 🆔:dJp4Wn5Y


#574 [向日葵]
友姫「…律、秋帆。先に帰ってて。…………千歳君。ちょっと。」

珊瑚「……っ?!」

珊瑚が急いで私の腕を掴んだ。とても心配してる。
私はその手を外して、笑った。

友姫「…大丈夫だよ。」

・・・・・・・・・・・・

千歳「何?告白?」

壁にもたれていつもみたいな茶化した態度をする千歳君。
私は真剣な顔をして千歳君に話しかけた。

⏰:07/03/31 00:52 📱:SO903i 🆔:dJp4Wn5Y


#575 [向日葵]
友姫「お願い。ちゃんと答えて。これが貴方を信じる最後のチャンスだから。」

千歳「フッ。何それ。」

友姫「律のことは…本気なの?」

律と言うと千歳君がこっちを向いた。その顔は、いつもの様に爽やかな表面上の笑顔じゃなくて、笑みは消え、真剣な眼差しをしていた。

千歳「……それが何か?」

友姫「それは本気ってこと?」

⏰:07/03/31 00:58 📱:SO903i 🆔:dJp4Wn5Y


#576 [向日葵]
千歳君は頭をポリポリかきながら困った顔をした。

千歳「なんっか……あの強気なトコ見てると、弱いトコ出さないタイプなんだろうなって…。」

友姫「……。」

千歳「少し、俺とも似てるし。気になるってゆうかなんてゆうか……」

友姫「千歳君…。」

話を聞いてると、遡ること私がお店を出ていった後の話。

千歳「あ。なぁ律。」

律「え?」

⏰:07/03/31 01:04 📱:SO903i 🆔:dJp4Wn5Y


#577 [向日葵]
千歳「仲良くなる印にメアド交換しね?」

律「なんの冗談?」

千歳「いや冗談じゃねぇし。」

律はキッと目を向けて千歳君を拒否したらしい。

律「そんなのどこぞなワケわからん女みたいなこと言わないで。絶対教えないんだから。」

その時はすでに深夜はいなかったらしいけど、いたらいたでまた大変な事になってただろう。

⏰:07/03/31 01:10 📱:SO903i 🆔:dJp4Wn5Y


#578 [向日葵]
律「アンタの本気はどこまでかわからないから嫌。」

―――……

友姫「律は、中途半端一番嫌いだからねぇ……。」

律はいつでも冷静沈着。そして真面目。なんでも決めたことはやらないと気が済まない。有言実行するのだ。
ただ、いい加減が嫌いなのだ。

友姫「律にホントに本気なら、それなりの態度見せなきゃいけないよ。」

⏰:07/03/31 01:15 📱:SO903i 🆔:dJp4Wn5Y


#579 [向日葵]
千歳「ぅ……うん。」

今までの千歳君ではなく、これはきっとこれが千歳君なんだ。

友姫「これが嘘なら、私はもぅ知らないからね。」

スチャ

私は携帯を取り出した。

千歳「……何?」

友姫「律のアド。今なら教えてあげてもいいけど?」

千歳「マジ?!やった!」

⏰:07/03/31 01:18 📱:SO903i 🆔:dJp4Wn5Y


#580 [向日葵]
友姫「私からっていうのは秘密ね。」

千歳「ウンッ!!!!」

『ウンって……』

無邪気に笑う千歳君は子供みたいで、少しだけ珊瑚君を思い出す。
珊瑚君もそーゆートコあるから。

千歳君に律のメアドを教えてから、私は部屋に向かった。

⏰:07/03/31 01:23 📱:SO903i 🆔:dJp4Wn5Y


#581 [向日葵]
 

次の日。
今日はとぅとぅ帰る日だ。

律「ちょっと……だからアンタはなんなのよ!」

只今バスで新幹線乗り場に移動中。
前行くときは秋帆が1人だったので今回は律が1人だ。
その隣は、千歳君。

千歳「まぁまぁ。そう邪険にすんなって。少し話でもしようよ。」

律「嫌。絶対嫌。」

そんな後ろを気にしながら秋帆が私に話しかける。

⏰:07/03/31 01:28 📱:SO903i 🆔:dJp4Wn5Y


#582 [向日葵]
秋帆「ねぇ……大丈夫?」

友姫「まだ迷惑にはなってないから大丈夫。」

秋帆「いや……十分に迷惑っぽいよ……。」

『今…頑張ってるんだから。邪魔しちゃ駄目だよ。』

そうこうしてる間に新幹線乗り場に着いた。
帰りってあっという間だ。

⏰:07/03/31 01:32 📱:SO903i 🆔:dJp4Wn5Y


#583 [向日葵]
新幹線に乗って指定された席に座った。

秋帆「あーぁ……もぅ帰るのかぁ……。」

友姫「また来ようよ。」

律「次は卒業旅行かな……。」

友姫「……ちょっと、外出てくるね。」

私は車両と車両の通る道に出て、ドアの外にを眺めた。

『早いなぁ…。もぅあんなに泊まってたホテルが遠いや……。』

⏰:07/03/31 01:37 📱:SO903i 🆔:dJp4Wn5Y


#584 [向日葵]
友姫「――――まるで…、気持ちみたい。」

きっと、すれ違ってしまえばこんな早さでお互いが離ればなれになっちゃうんだろう。
もしくは、好きな人が出来れば駆け抜けるように相手に気持ちが走っちゃうんだろうなぁ。

『私は…前者にはなりたくないなぁ……。』

一瞬、深夜(既に呼び捨て)の顔が浮かんだ。

友姫「…っっ!」

珊瑚「友姫?」

⏰:07/03/31 01:41 📱:SO903i 🆔:dJp4Wn5Y


#585 [向日葵]
振り向くと珊瑚君がいた。

友姫「ぁ……」

珊瑚「どうした?冷えるぞ。」

珊瑚君はいつもみたいに頭をポンポンとした。
私はされるがままになってうつ向いた。
すると、珊瑚君のズボンのポケットに皆でお揃いにしたストラップと、私とお揃いのストラップが見えた。
私は深夜に取られたことを思い出す。

⏰:07/03/31 01:45 📱:SO903i 🆔:dJp4Wn5Y


#586 [向日葵]
『もしいつか……このストラップを本当に取られる日が来てしまったら――っ』

どうするだろう。
違う。こんなこと、なんで考えてるんだろ。
たまたま今さっき思っただけじゃないっ。

珊瑚「……友姫?」

友姫「ぁ……あのね?珊瑚君っ。あの……っ私っ!!」

⏰:07/03/31 01:49 📱:SO903i 🆔:dJp4Wn5Y


#587 [向日葵]
***********
今日はここまでです
感想いただければ嬉しいです
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/1859/

⏰:07/03/31 01:50 📱:SO903i 🆔:dJp4Wn5Y


#588 [向日葵]
「やぁっだぁ!!!!珊瑚ぉぉ☆♪」

誰かが珊瑚君の背後に飛び付いた。

珊瑚「…っ?!誰だっ!」

深夜「みーよでぇっす☆」
ウィンクをしながら目許でピースしている深夜がいた。

深夜「こんなトコで合うなんて運命じゃぁん!やっぱりウチらくっつくべきなんだよぉ!!」

抱きついて離れようとしない深夜に私は痺をきらした。

⏰:07/03/31 14:45 📱:SO903i 🆔:dJp4Wn5Y


#589 [向日葵]
友姫「ちょっと離れてください。」

深夜「あ、ぱっとしない子だ。」

珊瑚「オイ。口を慎めよ。」

そう言って深夜を引き剥がした。

深夜「あぁん!もぅちょーぉカッコイイ〜!!!!絶対手に彼氏にする!」

『なんか漫画みたい。』

若干他人事の私だ。

⏰:07/03/31 14:49 📱:SO903i 🆔:dJp4Wn5Y


#590 [向日葵]
深夜「ねぇそこの子?」

ビシィッと指を指された。
その指をよけて深夜を見る。

友姫「……何か。」

深夜「アンタ彼女よね?見たところ。」

友姫「はぁ。」

深夜「宣戦布告よ。珊瑚をアンタから奪うわ!!」

…………さてさて。千歳君の件が済んだと思いきや、今度はこの子…。
平和な日はいづこへ……。

⏰:07/03/31 14:54 📱:SO903i 🆔:dJp4Wn5Y


#591 [向日葵]
15章へいきます(●´∀`●)読んで頂いてるでしょうか
ではどうぞ

⏰:07/03/31 14:55 📱:SO903i 🆔:dJp4Wn5Y


#592 [向日葵]
【第15章 場所・・・届く距離でさえ…】

修学旅行が終わって代休2日目。
ベッドの上で寝そべっていた。

友姫「明後日からまた学校だ……。ダル……。」


それに、あの深夜って子……。絶対学校に来る。なんてったって隣の高校だし。

『なんで私の周りってこんなんばっかりなんだろう……。』

⏰:07/03/31 15:05 📱:SO903i 🆔:dJp4Wn5Y


#593 [向日葵]
なんだか私の周りの空気がモンモンとしてきた気がする。

ガバッとベッドから飛び起きた。

友姫「ダメだ。外行って来よう。」

トントントントン……

私は階段を降りて、リビングにいる母さんに声をかけた。

友姫「母さん。ちょっと庭に出てくるよ。」

⏰:07/03/31 15:14 📱:SO903i 🆔:dJp4Wn5Y


#594 [向日葵]
************
休憩します

⏰:07/03/31 15:15 📱:SO903i 🆔:dJp4Wn5Y


#595 [向日葵]
母「ハイハイ。あ、友姫ちゃん。お花にお水あげててくれる〜?」

友姫「わかった。」

キィ…パタン

私はジョウロを持って、庭にある水道で水をくんだ。
キュッキュッ ジャー…

ジョウロに入っていく水を見つめながら、私はボンヤリした。
最近どうもマイナス思考気味だ……。

⏰:07/03/31 21:15 📱:SO903i 🆔:dJp4Wn5Y


#596 [向日葵]
『考えたくないことまで考えちゃう。』

私が気にしているのはもちろん深夜のことだ。
あのお店での一件。
あの時私は珊瑚君はなびかないから大丈夫と思った。でも……やっぱり恐い。

友姫「佳苗ちゃんも、こんな気持ちだったのかもしれない。」

――ジョボジョボ…

友姫「……ん?…!ぅおう!!!」

水を入れすぎて洪水状態になっていた。

⏰:07/03/31 21:21 📱:SO903i 🆔:dJp4Wn5Y


#597 [向日葵]
友姫「あちゃちゃ!」

私は急いで蛇口をひねった。

『あぁあ…。いっそお花になって光合成してきたいよ……。』

友姫「お水だよー」

咲いているパンジーに水をかける。

『やっぱり千歳君以上にあの子は注意しなきゃなぁ……』

⏰:07/03/31 22:12 📱:SO903i 🆔:dJp4Wn5Y


#598 [向日葵]
ジャバジャバジャバジャバ

「――?」

『佳苗ちゃんに相談に乗ってもらおう。』

ジャバジャバジャバジャバ

「―――ぃ!」

『あ、でも秋帆達に先に話した方が…いっそのことみんなに集合してもらって……いやでもそんな迷惑をかけちゃ…』

「おいっ!」

⏰:07/03/31 22:37 📱:SO903i 🆔:dJp4Wn5Y


#599 [向日葵]
友姫「へ?」

現実に戻って手許を見ると、ジョウロの先に人の手。目をあげて見ると人がいた。

友姫「珊瑚君!どーしたの?こんな所ってー言っても通るか……。」

珊瑚「お前がいたから声かけたのになんの反応もしないから寄ってみたんだ。」

その時気付いた。そして下を見る。
見事に水を遣りすぎてビショビショになってるわ、気を抜いていたせいで水を適当にかけていたので、ズボンが濡れていた。

⏰:07/03/31 22:52 📱:SO903i 🆔:dJp4Wn5Y


#600 [向日葵]
友姫「……ぁ……あぁ……」

とりあえずジョウロを置いて、意味は無いが足の水を払う。
そして門の外に出る。
珊瑚君の手には袋が持たれていた。

友姫「どこかの帰り?」

珊瑚「2丁目の角の本屋さん。」

耳を疑った。本屋…さん?!さんを付けた!

『この人のこーゆー時々カワイイトコに弱い…。』

⏰:07/03/31 23:08 📱:SO903i 🆔:dJp4Wn5Y


#601 [向日葵]
*************
明日早いので寝ます
感想頂ければとても嬉しいです

⏰:07/03/31 23:15 📱:SO903i 🆔:dJp4Wn5Y


#602 [向日葵]
友姫「ホント本好きだね〜。」

珊瑚「小さい頃から玩具より本が好きだったしな。」

こーゆー時、どう対応したらいいんだろうと私は悩んだ。珊瑚君の家庭は複雑な事情があるから、入りこんで聞いていいかわからなくなる。

その時、珊瑚君はおでこをコツンとした。

友姫「!」

珊瑚「なんも思わないから聞きたいなら聞け。気使いすぎ。」

⏰:07/04/01 13:31 📱:SO903i 🆔:4dTDDOgo


#603 [向日葵]
友姫「いや別に聞きたいことはないんだけど…絵本とか読んでたのかな〜って……。」

自分で言って自分で小さい頃の珊瑚君が絵本読んでるトコ想像したら悶えた。

『かっ…!可愛いすぎるー!!!』

珊瑚「まぁ小さい頃に小説は読めないし。もっぱらディズニーとかの物語見てたなぁ……。」

『ディズニ―――――ッ!!!!!!』

⏰:07/04/01 18:49 📱:SO903i 🆔:4dTDDOgo


#604 [向日葵]
悶える自分を脳裏で浮かべながら、表では普通にしていた。

友姫「そぅなんだ。私はシャボン玉とかして遊んでたなぁ〜。」

珊瑚「シャボン玉か。なんか久々にしたいなぁ」

友姫「ゴメン珊瑚君それ以上可愛いこと言わないで…。」

珊瑚「え?」

そんなこんなで代休はあっという間に過ぎていった。

⏰:07/04/01 18:57 📱:SO903i 🆔:4dTDDOgo


#605 [向日葵]
――――…
<学校にて>

ピシャァァァァン!!!

律「ゆ――きぃ――!!!(怒)」

ドアを開けると共に怒鳴る律。

友姫「あ、律。おはよー。」

律「おはよー。…じゃぁない!!!アンタ……千歳にメアド教えたでしょ…。」

友姫「…………さぁ?」

律「間ぁ!!何その間ぁぁ!!!」

⏰:07/04/01 19:03 📱:SO903i 🆔:4dTDDOgo


#606 [向日葵]
秋帆「やっだぁ!律。朝からそんな大声!」

友姫「大体なんで私?」

律「修学旅行の時、私達先に帰らして千歳と話してたでしょ!」

友姫「だからって私が理由にならないよ?」

律「薄情なさい?」

これ以上は嘘はつけないなと思い、素直に薄情。

⏰:07/04/01 20:00 📱:SO903i 🆔:4dTDDOgo


#607 [向日葵]
律「はぁ…お願いだから勝手なことはしないでね……?」

友姫「ハァイ。ゴメンネ。」

律は決して頭ごなしには怒らない。そーゆーところが好き。(前の珊瑚君の件は別として……。)

秋帆「千歳君とのメールはどうなの?」

律「別に。メールなんてホントの気持ちわかんないものだし。」

『そっけなく返してそうだなぁ…。』

⏰:07/04/01 20:06 📱:SO903i 🆔:4dTDDOgo


#608 [向日葵]
暁「おいーっす!」

佳苗「おはよー♪」

秋帆・律「おっはよー!」

佳苗ちゃんが来たので、一昨日考えてたことを相談しようと思った。

友姫「あ、佳苗ちゃん。それと秋帆も。放課後時間貰える?」

佳苗「ん?ハイハイ?」

律「何があるの?」

千歳「そーりゃ恋関係っしょー!」

⏰:07/04/01 20:16 📱:SO903i 🆔:4dTDDOgo


#609 [向日葵]
窓からいきなり千歳君が顔を出した。

千歳「律おはよー♪」

律「アンタのせいで寝不足よ。」

千歳「メールぶちればよかったじゃぁん!」

律「ぶちってもアンタが何回も送ってくんでしょうがぁぁぁぁぁ!!」

一同『夫婦漫才…!』

言い合ってるんだけど訳を知らない周りからはラブラブに見えるだろう。

⏰:07/04/01 20:46 📱:SO903i 🆔:4dTDDOgo


#610 [向日葵]
珊瑚「なんの騒ぎ?」

友姫「あ、おはよー!……?眠そうだね。」

珊瑚「あのわけわからない女がメールしてきたんだ。いつの間にかアド見たらしい。」

―――ドクン…

『……え?』

珊瑚「ん?心配すんな。どこにも行かないから。」

友姫「え?……あ、……ウン……。」

⏰:07/04/01 20:51 📱:SO903i 🆔:4dTDDOgo


#611 [向日葵]
珊瑚君。どこにも行かない保証なんてないよ…。
信じてないわけじゃない。

ただ胸騒ぎがして。

例えば、忘れ物ないように荷物を準備したのに落ち着かない様な……。

わかんないの。
どう表現すればいいか。

ゴメンナサイ。珊瑚君。
信じてるよ?
珊瑚君。



…………恐いよ…。

⏰:07/04/01 20:56 📱:SO903i 🆔:4dTDDOgo


#612 [向日葵]
暁「友姫ちゃん?どしたの?顔青いよ?」

友姫「ハッ。ううん。…………なんでもない。」

学校始まりのチャイムが鳴り響く。
私は、私の中で何かが始まる合図にしか聞こえなかった。


―――……

<1時間目>

黒板には自習の文字。
先生が風邪をひいたらしい。

⏰:07/04/01 21:10 📱:SO903i 🆔:4dTDDOgo


#613 [向日葵]
配られたプリントをやる気にはなれず、裏に落書きをしていた。

友姫「はぁ……」

千歳「何書いてんの?」

千歳君がプリントを取った。

友姫「あ!っちょ!」

千歳「……なにこれ……猫?」

秋帆「え?ネズミでしょ?」

律「カバじゃ……。」

⏰:07/04/01 21:14 📱:SO903i 🆔:4dTDDOgo


#614 [向日葵]
この会話を聞いてわかったでしょう。
私は絵が最低最悪に苦手。

友姫「犬なんですけど……。」

一同「………………。」

静かに私を見る3人。

『最悪だ……』

勉強はまぁまぁ出来る方だが、美術の才能は無いに等しい私。
3人はプリントの絵と私を交互に見る。

⏰:07/04/01 21:18 📱:SO903i 🆔:4dTDDOgo


#615 [向日葵]
************
今日はここまでにします
感想頂ければ嬉しいです

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/1859/

⏰:07/04/01 21:22 📱:SO903i 🆔:4dTDDOgo


#616 [我輩は匿名である]
おもしろすぎです★私的に律が好き(≧艸≦*)

これからも頑張ってください!

⏰:07/04/02 14:05 📱:W43T 🆔:WKgh7Of2


#617 [向日葵]
我輩さん
ありがとうございます(´;ω;`)
でも今日更新できるかわかりませんでも更新してたら見て下さいね

⏰:07/04/02 19:44 📱:SO903i 🆔:72U4uVxk


#618 [向日葵]
ほんの少し更新
**********

秋帆「ねぇ……これ寛和君に」

友姫「見せたらどうなるか分かってる?」

千歳「あ、友姫ちゃん。携帯貸して?」

友姫「?いいけど」

これが間違いだった。
千歳君は携帯をいじり、カメラモードにして写した。
そして……

千歳「そーしーん☆」

⏰:07/04/02 20:41 📱:SO903i 🆔:72U4uVxk


#619 [向日葵]
友姫「え?!何?!?!」

千歳「ナイト様に送っちゃった。」

ウィンクしながら言う千歳君に、青くなる私。

『あ…っあんなの見られたらっ!!』

友姫「最低!」

私は携帯を奪い返して、珊瑚君にメールを打った。

⏰:07/04/02 20:44 📱:SO903i 🆔:72U4uVxk


#620 [向日葵]
<新規メール作成>
ゴメン!それ千歳君が勝手に送ったの絵は私だけど…

送信。

律「あんまり無神経な事しないであげてよ千歳。」

千歳「あー…ゴメンネ?友姫ちゃん。」

友姫「はぁぁ…。もぅいいから……。」

それより気になってたことがある。

秋帆「ねぇ。なんで律は律なのに千歳君は千歳なの?」

律・千歳「は?」

⏰:07/04/02 20:55 📱:SO903i 🆔:72U4uVxk


#621 [向日葵]
私が聞きたい事を秋帆が先に聞いてしまった。
つまり千歳君は律と呼ぶのに律は何故千歳と苗字で呼ぶのかと言いたいのだ。

律「アンタはダメと言われたから千歳なだけ。」

千歳「やっぱり彼女だから?」

律「ふざけんな。」

ヴーヴーヴー

友姫「あ、珊瑚君だ。」

<受信メール>
そうか。

『え?それだけ?』

⏰:07/04/02 21:07 📱:SO903i 🆔:72U4uVxk


#622 [向日葵]
珊瑚君……?

―――……

お昼休みになって、E組に行ってみた。

ドアの入口からヒョコッと顔を出して珊瑚君を探す。

佳苗「あれ?友姫ちゃん。」

お弁当を持って佳苗ちゃんが私に声をかけてきた。

友姫「佳苗ちゃん。珊瑚君知らない?」

佳苗「珊瑚君ならどっか行っちゃったよ?」

⏰:07/04/02 21:14 📱:SO903i 🆔:72U4uVxk


#623 [向日葵]
***********
スイマセン今日はこれで感想頂ければ嬉しいです

⏰:07/04/02 21:15 📱:SO903i 🆔:72U4uVxk


#624 [我輩は匿名である]
>>1-200
>>201-400
>>401-600
>>601-800
>>801-1000

⏰:07/04/02 22:50 📱:SH702iD 🆔:UzW2HnX.


#625 [我輩は匿名である]
続きかなーりっ
気になる!!

⏰:07/04/03 00:03 📱:SH702iD 🆔:MvFWKwCI


#626 [向日葵]
我輩さん
ありがとうございますですが、今日は残念ながら更新できません
スイマセン(ノд;)

⏰:07/04/03 23:05 📱:SO903i 🆔:IXrmHxLY


#627 [向日葵]
なかなか更新できませんが、少しずつ更新します
************

友姫「そっか……」

『食堂にでも行ったのかな……』

私はとりあえず食堂に行くことにした。


・・・・・・・・・・・・・

ペタペタペタ……

珊瑚君がどこかにいないか見渡しながら歩いて行った。

⏰:07/04/04 19:50 📱:SO903i 🆔:H2BXQggI


#628 [向日葵]
『……あれ?』

立ち止まって外を見る。
食堂は玄関を通り過ぎないと行けない。
そして玄関からは正門が見える。
外にある姿を見つけた。
珊瑚君だ。

『どうしたんだろ。』

―――!

⏰:07/04/04 19:59 📱:SO903i 🆔:H2BXQggI


#629 [向日葵]
正門にもたれるようにしている珊瑚君の傍らに、あの子の姿…………深夜の姿があった。


訳が分からず、何故か靴箱の陰に隠れた。

『なんであの子?そういえばメールが来るって……。』

色々なことが頭を回った。
私は自分に自信が持てない。この頃不安で……。だっていつか手が……










離れてしまうかもって……

⏰:07/04/04 20:05 📱:SO903i 🆔:H2BXQggI


#630 [向日葵]
友姫「―――――っや…だ……」

そんなの絶対に……

珊瑚「あれ?友姫?」

ハッとして横を向くと珊瑚君が私の顔を覗き込んでいた。

友姫「……ぁ…………。」

珊瑚「どうした?泣きそう顔して。」

『泣きそう……な顔。』

⏰:07/04/04 20:12 📱:SO903i 🆔:H2BXQggI


#631 [向日葵]
歯を食いしばって、今言いたいことを全て押し止めた。

今不安なこと。深夜のこと。さっきのこと。

友姫「泣きそうなんかじゃ…ないよ……。」

目を反らして歩き出した。

珊瑚「おい友姫」

友姫「珊瑚君探しに来たの。それで休憩してただけだから…っ」

⏰:07/04/04 20:19 📱:SO903i 🆔:H2BXQggI


#632 [向日葵]
珊瑚「友姫!」

腕を後ろに引っ張られた。
私は前を向いたまんま返事をする。

友姫「なに?」

珊瑚「言いたい事があるなら言えよ。」

友姫「…………何もないから。」

言ってしまえば止まらなくなりそうで恐い。
今は嘘をつくしかできない。

珊瑚「言えよ。何だよ。」

⏰:07/04/04 20:28 📱:SO903i 🆔:H2BXQggI


#633 [向日葵]
友姫「何もないって……。」

珊瑚「言えって。」

友姫「お願いだから離して!!!!」

ハッ!
強く言い過ぎたと思い、口に手を当てる。
一瞬強く握られた手は、ゆっくりと離されていった。

珊瑚「…………わかった。」

珊瑚君は反対方向に歩いて行って、どこかへ行ってしまった。

友姫「珊瑚君…………」

⏰:07/04/04 20:38 📱:SO903i 🆔:H2BXQggI


#634 [向日葵]
**********
今日はここまでにさせてください

感想頂ければ嬉しいです
感想板
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/1859/

⏰:07/04/04 20:41 📱:SO903i 🆔:H2BXQggI


#635 [我輩は匿名である]
続きが気になリすぎる

⏰:07/04/04 21:15 📱:SH702iD 🆔:xzq9jkrY


#636 [向日葵]
我輩さん
どうもです
今日は更新出来ませんが、明日また更新するんで、見てくださいね

⏰:07/04/05 20:56 📱:SO903i 🆔:/2jTWVYM


#637 [我輩は匿名である]
もちっ見るよ

⏰:07/04/06 12:01 📱:SH702iD 🆔:Gwin8xeE


#638 [向日葵]
我輩さん
ありがとうございます
スイマセンが、今日風邪ひいてしまったのでまた更新できませんホントにゴメンナサイ

⏰:07/04/06 23:28 📱:SO903i 🆔:s.4O6AVI


#639 [向日葵]
私は恋愛なんて
この17年間一度もしたことなくて


さっきの光景について、どうしたらいいかわからない。
この不安な気持ちもどうすればいいかわからない。

でも珊瑚君を失う。
それだけは嫌なの。
離れないで。行かないで。



嫌いにならないで……。

⏰:07/04/07 14:57 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#640 [向日葵]
佳苗「えー?あの女の子が?」

私は首を縦に振る。

只今放課後。
「友姫ちゃんお悩み相談室!」と黒板に書いた秋帆と、静かに話を聞いてくれている律がいる。

⏰:07/04/07 15:27 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#641 [向日葵]
友姫「私、それでどうしたらいいかわかんなくて…なんか責めちゃいそうで見なかったフリしたら、…………ちょっといざこざになっちゃって……」

律「言っちゃえばよかったのに。そんなので寛和は怒んないでしょ?」

友姫「それでも言っちゃう自分が嫌だったの。」

そんな自分が醜くて、嫌だった。
私は頭を抱えた。
どうしてた?前まで珊瑚君とどう接してた?

⏰:07/04/07 20:19 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#642 [向日葵]
友姫「せっかく集まってもらってなんだけど…。私今日は帰るよ。」

秋帆「え?友姫?!」

私は帰る支度をしてカバンを持った。

友姫「ホント、ゴメンナサイ……じゃぁ」

秋帆「ちょ、ちょっとゆ」
ピシャン

秋帆「友姫ぃ……」

⏰:07/04/07 20:28 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#643 [向日葵]
―――……

私は階段を降りて靴箱の前で立ち止まった。
今日のことを思い出した。
『珊瑚君…。』

私は相談してほしかったのかも知れない。
あの深夜について迷惑なこと、嫌なことがあったなら。

友姫「だって…言ったじゃない……」

私にも珊瑚君を守らせて……って……

⏰:07/04/07 20:35 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#644 [向日葵]
視界が歪む。
目に珊瑚君を思う滴が溜まる。

友姫「珊瑚君……私…………頼りない……?」

遠くで消防車か、救急車のサイレンが聞こえた。
よくあることだ。


でも


なんでだろう……

⏰:07/04/07 20:39 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#645 [向日葵]
 



胸騒ぎが止まらなかった。

――――……

秋帆「はぁ〜。あの子、意外に不器用に生きてるなぁ……。」

教室では秋帆達がまだ話をしていた。

佳苗「不安になるのは分かるけど、あそこまで深刻に考えてちゃねー……」

⏰:07/04/07 21:06 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#646 [向日葵]
その時、佳苗の携帯が鳴った。

佳苗「あ、暁ちゃんだ!もしもし?……ウン」

律「って言うか付き合い始めにそんなこと気にするなんて……」

秋帆「私なんてそこまで考えたことないけどねぇ。」
佳苗「えぇぇぇ?!?!」

叫びながらイスから立つ佳苗に2人はびっくりした。
受話器の所を抑えながら、青ざめながら2人の方に振り向く佳苗。

⏰:07/04/07 21:11 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#647 [向日葵]
そんな佳苗に涙が溜まる。

佳苗「……った…大変……。」

その内容を聞いて、秋帆と律も青ざめ、友姫に連絡した。


―――――……

私は電車待ちをしていた。

『とりあえず、落ち着こう。落ち込んでも仕方ない。』

⏰:07/04/07 21:14 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#648 [向日葵]
まだ空の上の方にある太陽が暖かい。

『そういえば……あの時。』

あのファンクラブのせいで帰りが遅くなった日。
空気はキンとするぐらい寒かったのに、握られた手はすごく暖かくて、胸が締め付けられた。

友姫「…………私…」

信じたいのに、珊瑚君を疑ってる……っ!!
深夜のこと。
自分から離れてしまうかもと。
あんなに暖かい人を。

友姫「私……最低じゃない……っ」

⏰:07/04/07 21:19 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#649 [向日葵]
ピルルルルル

ビクッ!
いきなり静かなホームに着信音が鳴り響く。

<着信・秋帆>

友姫「もしもし?どうかした?」

秋帆「……ゆ、ゆき……落ち着いて聞いて?」

その瞬間、頭の中で鳴り響いた音がある。

⏰:07/04/07 21:22 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#650 [向日葵]
 







秋帆「寛和君が事故にあった……。」


あのサイレンの音だ。

⏰:07/04/07 21:23 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#651 [向日葵]
*************
15章終りです(●´∀`●)暗いですが次の章も暗くなります
見て頂ければ幸いです
ではどうぞ

⏰:07/04/07 21:25 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#652 [我輩は匿名である]
はやーくみたいっ

⏰:07/04/07 21:28 📱:SH702iD 🆔:2xxVwSiE


#653 [向日葵]
【第16章 声・・・奇跡の瞬間】

私はホームに座りこんで動けなかった。
そこへ佳苗ちゃん達が来て、私を支えながら病院に連れて行ってくれた。

目の前が真っ暗で、佳苗ちゃんが珊瑚君の容態を詳しく言ってくれてるのに、耳に入って来るのは「重体」って言葉とサイレンの音だけだった。

バタバタバタ……

暁「佳苗…。友姫ちゃん……っ」

律「寛和は?」

⏰:07/04/07 21:29 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#654 [向日葵]
我輩さん
頑張りますありがとうございます
**************
暁「今、手術室に行ったらしい。俺も今来た所だから……。」

秋帆「え?じゃあ誰が……っ貴方!」

秋帆が叫んだ先を見てみた。

深夜が泣いていた。

深夜「わ、私のせいだ……っ」

⏰:07/04/07 21:32 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#655 [向日葵]
佳苗「暁ちゃん。なんで……。」

暁「……この子をかばったらしい……。」

『――――っ』

深夜「珊瑚が…私をフッたから……腹が立って帰ろうとしたら……道路…渡ってる時、車来てるの知らなくて…………」

―――……

<放課後>

深夜「あ!さーんご!♪」

⏰:07/04/07 21:36 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#656 [向日葵]
珊瑚「またお前か……昼休みにもうやめろって言っただろ。」

深夜「アタシも嫌だっていったじゃん☆ねぇ1回でいいからデートしてってばぁ!」

昼休みに珊瑚が深夜といた訳。それは深夜に付きまとうのをやめるようにと言う内容だった。

珊瑚「だから嫌だ。」

深夜「1回くらい浮気になんないって!いいじゃん!!そんなにあの子大事なの?」

珊瑚「当たり前だろ。」

⏰:07/04/07 21:40 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#657 [向日葵]
それまで楽しそうに笑ってた深夜の顔が意地悪そうに笑った。

深夜「じゃああの子に何かしてもいいんだ?」

帰ろうとしていた珊瑚の背中がピクリと動く。

深夜「駄目ならデートしてよ……」

珊瑚は振り向き、これ以上ないほどの不機嫌な顔をして深夜を睨む。

珊瑚「やってみろよ……。」

深夜「……!」

珊瑚「俺が守るまでだ……。」

⏰:07/04/07 21:44 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#658 [向日葵]
悔しそうに顔を歪ませた深夜は珊瑚を突き飛ばして歩いていった。

珊瑚「おい!ちょっと待てよ!」

深夜「何よ!あの子のどこがいいのよ!私の方がカワイイのに!!」

プァァァ…ン

深夜「……え?」

珊瑚「……っ!危ない!!」

キィィィィ!!!!!

⏰:07/04/07 21:47 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#659 [向日葵]
――――……

友姫「……さ……」

私は絶句して足がフラついた。

秋帆「ぁっ!友姫……」

そんな私を秋帆が支える。

友姫「な……で……なんで……こん…………な……」

涙がとめどなく流れる。

もうあの手に触れることも……
柔らかい声を聞くことも……
優しい笑顔も……

⏰:07/04/07 21:51 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#660 [向日葵]
見ることが出来ないかもしれないのに……。

深夜「ゴメンナサイ!!」

友姫「謝らないで…………!!!貴方の…せいじゃない……から……」

赤く点灯する「手術中」のランプ。

友姫「珊瑚君……どうか……」

生きて……
戻ってきて……

⏰:07/04/07 21:55 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#661 [向日葵]
バン!!!!

手術室の扉がいきなり開かれた。

看護師「家族の方ですか?」

暁「いえ……。珊瑚は……っ」

看護師「まだオペ中ですので。寛和さんの血液が足りません。この中でO型の方いらっしゃいますか?」


友姫「―――っ!私!私O型です!!」

看護師さんはニコッと笑って私を部屋へと案内した。

⏰:07/04/07 22:03 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#662 [向日葵]
看護師「ちょっとチクッとしますねー。」

針が、私の腕に食い込む。

友姫「……っつ」

『珊瑚君…。私の血を全部あげてもいい……。だから頑張って……。』

しばらくして終わり、血が早急に運ばれて行った。

血を抜かれたので私は少しめまいがした。

⏰:07/04/07 22:06 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#663 [向日葵]
――――……

珊瑚「真っ暗だ……」

珊瑚は暗闇にいた。
どこまでも果てしなく続く闇の中で1人立たずんでいた。

『なんか……体ダルいな……。』

ペタペタと歩きだす。
すると仄かに光が見えた。

『出口……?』

光に向かって歩き出す珊瑚。

その時

⏰:07/04/07 22:09 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#664 [向日葵]
「――…ん」

珊瑚「……?何だ?」

―――……

ピ――――

心臓停止を告げる音が手術室内に流れる。

執刀医「心臓マッサージ。」

看護師「ハイ。」

ドッドッドッドッド

ピ―――――

依然珊瑚の心臓は動かない。

⏰:07/04/07 22:13 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#665 [向日葵]
看護師「寛和さん!」

執刀医「輸血の流れる速度早くして!」

看護師「ハイ!」


―――――……

知ってるこの声。
どこかで聞いた。

「―――……ごくん!」

珊瑚「…佳苗?」

いや違う。
その声を聞けば嬉しくて、振り向かずにはいられない。

⏰:07/04/07 22:17 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#666 [向日葵]
大好きで……大好きで大好きで仕方ないくらい。

でも自分は泣かせてばかりで、守れてなくて……
でも、君は言ってくれた。

自分も俺を守ると。

だから……帰るよ。

珊瑚は声のする方に足を進めた。

嬉しかった。その言葉。
俺の愛しい人……。

「珊瑚君!」

珊瑚「…友姫……」

⏰:07/04/07 22:21 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#667 [向日葵]
その名を呟いた瞬間。
珊瑚は光に包まれた。

――――……

パッ

手術中の電気が消えたのに気付き、私達はその方に目をやった。

バンッ

看護師「……もぅ心配ありませんよ。」

友姫「……!!――っふっ…うわぁぁぁ!!」

私は支えてくれてた秋帆の胸に顔を埋めて泣いた。

よかった……
ホントによかった……

⏰:07/04/07 22:29 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#668 [向日葵]
みんなが喜ぶ中、深夜は涙を堪えている様子だった。

私はかまっていられず、ひたすら泣いていた。

?「!ハァハァッ!」

暁「あ、おばさん……。」

私は走ってきた様子の女性に目を向けた。

『珊瑚君の……お母さん……』

珊瑚母「さ……っ珊瑚……は?」

暁「大丈夫ですよ。途中血が足りなくて、こちらの友姫ちゃんが輸血してくれたんだ。」

⏰:07/04/07 22:33 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#669 [向日葵]
白月君が紹介してくれた私を見る珊瑚君のお母さん。
年はわからないくらい若く見える。
よく見れば珊瑚君に似てるのかもしれない。

珊瑚君のお母さんはゆっくり私に近づいてきた。

私は涙を急いで拭き、珊瑚君のお母さんに向き直った。

珊瑚母「…っありがとう……本当に……ありがとうねぇっ……」

⏰:07/04/07 22:38 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#670 [向日葵]
涙を流して震える手で私の手を握って珊瑚君のお母さんはお礼を言ってくれた。

その手の暖かみが、珊瑚君を思い出させて私もせっかき涙を拭いたけどまた沢山流れてきた。

友姫「ぃ……いえ…いえっ……!」

それだけしか言えなくて、ただただ喜びあった。

―――……

今日は面会は出来ないらしいので私達は帰ることにした。

⏰:07/04/07 22:42 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#671 [向日葵]
私は布団の中で今日のことを考えた。

先の不安をしても仕方ない。もし今日みたいなことがあって、2度と何も伝えることすら出来なくなったら……。

だから今、珊瑚君といる時間を大切に。

友姫「それにね……思ったの。」

珊瑚君は多分、私の側にいてくれるって。

そんな気がするの。
……だから約束するよ。

私も離さないから……

⏰:07/04/07 22:53 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#672 [向日葵]
―――……

秋帆「めっずらしー!友姫が数学のノートまとめてる!」

あれから数日。
珊瑚君のお見舞いにはまだ行ってない。

友姫「ウン。珊瑚君が休んでる間頑張ろうって。だからこれも応用クラスにいる友達のノート借りたの。」

私は珊瑚君のためにノートをまとめるので大忙しだった。
佳苗ちゃんがやると言ってくれたが私が無理矢理やらせてもらった。

⏰:07/04/07 22:57 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#673 [向日葵]
律「でもそろそろ行かなきゃ寛和も寂しがるわよ?今日あたり行ったら?」

友姫「ぅ……うん」

実は少し躊躇していた。
なぜならあのケンカ(?)以来だからなんだか緊張していた。

友姫「わかったよ……。」

・・・・・・・

602号室。
珊瑚君は個人部屋でこの中にいる。

友姫「……っぃよし!」

⏰:07/04/07 23:01 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#674 [向日葵]
まとめたノートを持っていざ出陣!……だけどドアはソローッと開けた。

中に入るとカーテンがかかっていた。

「……――……」

話声が聞こえる。
近くまで行って待つことにした。
声の主は

深夜「体……どぅ……?」

友姫「……!」

先に来ていたらしい。

⏰:07/04/07 23:07 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#675 [向日葵]
珊瑚「まぁ……普通だ。」

『あぁ……久しぶりの珊瑚君だ……』

切なくて胸がギュッとした。

深夜「ごめんなさい……。私のせいで……。」

珊瑚「気にするな。生きてるから。」

深夜「……っこんなになってもアレだけどっ……アタシ本当に珊瑚のこと……」
……!
『珊瑚君……』

しばらく沈黙があって、珊瑚君が喋りだした。

⏰:07/04/07 23:10 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#676 [向日葵]
珊瑚「……ありがとう。でも俺は、もう友姫なしじゃ生きれないから……。」


友姫「……っ」

そんなことを言ってくれるとは思ってなくて、私は両手を口許に当てた。

深夜「……それでも……諦めない……。好きでいちゃ、駄目?」

珊瑚「……いぃよ。でも言っておく。俺は、振り向かないから。」

深夜「わかった……。」

シャッ!!

いきなりカーテンを開けられてびっくりした。
目の前に深夜。そしてその先に、ベッドに体を起こして、頭に包帯を巻いてる珊瑚君がいた。

⏰:07/04/07 23:15 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#677 [向日葵]
珊瑚「……ゆ」

友姫「あ……」

深夜「……。じゃあ。」

ガラ パタン……。

見つめあったまま。私達は何も言わない。
でもさすがに限界なので、手に神経をやって、ノートの存在を気付かせた。

友姫「…ぁ。あのコレ!ノート!」

珊瑚「……そんなのいいから……もっと…こっち来い。」

⏰:07/04/07 23:21 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#678 [向日葵]
少し躊躇って徐々に距離を縮める。

珊瑚君の側に立つ。

友姫「あ…でね!数学とかノートまとめたの。で、これが日本史」

珊瑚「いいから!」

珊瑚君は私の手を引っ張って抱き締めた。

友姫「っ……」

珊瑚「……会いたかった。」

そういいながらより強く抱き締める珊瑚君。

⏰:07/04/07 23:24 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#679 [向日葵]
珊瑚「真っ暗闇にいて、友姫の声が聞こえたんだ。……友姫が呼んでくれたから俺は、ここにいる……っ」
その切なそうな声。
力強い腕。
感じる体温。

全てが、生きていると言うことを示している。

涙が流れた。
嬉しい。珊瑚君。私も良かった。また貴方に触れることが出来た。

友姫「帰ってきてくれて……っありがとぅ……」

私も珊瑚君の背中に腕を回し、力一杯抱き締めた。

その奇跡に感謝をして……。

⏰:07/04/07 23:30 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#680 [向日葵]
16章終わりです(●´∀`●)

17章書きたいんですが、少し休憩します

⏰:07/04/07 23:32 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#681 [我輩は匿名である]
さんごくんかっけー

⏰:07/04/07 23:34 📱:SH702iD 🆔:2xxVwSiE


#682 [向日葵]
我輩さん
ありがとうございます読んで頂けて嬉しいです(´;ω;`)

みなさんもよければ感想ください

感想板
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/1859/

⏰:07/04/07 23:37 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#683 [&◆ps46nG7SA6]
ハヤム「ス

⏰:07/04/07 23:38 📱:PC 🆔:odXgku26


#684 [&◆ps46nG7SA6]
ハヤム「ス

⏰:07/04/07 23:38 📱:PC 🆔:odXgku26


#685 [向日葵]
↑?なんですか?

⏰:07/04/07 23:40 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#686 [我輩は匿名である]
アハヤム「ス

⏰:07/04/07 23:44 📱:PC 🆔:odXgku26


#687 [我輩は匿名である]
荒らしか・・・
シカトが一番☆

感動した♡

⏰:07/04/07 23:48 📱:PC 🆔:odXgku26


#688 [向日葵]
スイマセン我輩さん荒らしはやめてください傷つくんで……

⏰:07/04/07 23:53 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#689 [向日葵]
今から書きます(●´∀`●)
************
【第17章 真剣・・・嘘か誠か】


今日も病室にて談笑中。
今日は皆でお見舞いに来た。

暁「珊瑚〜。お前いつ退院よ〜。」

珊瑚「再来週らしいけどな。まだはっきりとは知らない。」

千歳「ナイト様の威厳まるで無しだな〜。」

今日は千歳君も一緒だ。

⏰:07/04/08 00:49 📱:SO903i 🆔:RD7.YeWk


#690 [向日葵]
珊瑚「うるせぇ。」

千歳「やっぱり俺が友姫ちゃん守らなきゃ駄目かねぇ……」

泣き真似をしながら演技がかって言う千歳君に、律が黙って見つめる。

友姫「……律?」

律「え?何?」

千歳「ん?何だよ律ー!!俺はお前一筋だって!」

律「あっそ。お手洗い行くわ。」

友姫「あ、私も!」

秋帆「私も〜!」

⏰:07/04/08 00:52 📱:SO903i 🆔:RD7.YeWk


#691 [向日葵]
・・・・・・・・・・・・

鏡を見ながら髪の毛を整える。

律「友姫〜…。アイツどう思う?」

友姫「え?……あぁ千歳君?どぅって?」

律は目を泳がせて言葉を選んでる。

律「私を好きっ…と言うのは……ホントかしら……。」

私は目をパチパチさせた。

『つまりそれって……』

友姫「千歳君が気になるの?」

⏰:07/04/08 00:56 📱:SO903i 🆔:RD7.YeWk


#692 [向日葵]
律は息を吐いて目線を鏡から私に向けた。

律「……いい加減な奴だと思ったら…………なんか……」

友姫「良かったと。」

律「だってこの前…っ!」
――――……

千歳[友姫ちゃんはびっくりするぐらい真っ直ぐだな……。うらやましい。俺も真っ直ぐに思われてみたいなぁ…。]

⏰:07/04/08 01:14 📱:SO903i 🆔:RD7.YeWk


#693 [ミニ]
昨日今日で読みました
ホント感動しました(∀)文才ありすぎです(^ω^)ずッと応援してますァハがんばッてくださィ

⏰:07/04/08 01:21 📱:N901iS 🆔:QVEYydaE


#694 [向日葵]
律「とかって寂しそうに言うんだもん…。かと思えば、さっきみたいにあんな風に……」

話てる最中に秋帆も出てきて一緒に聞いていた。

秋帆「混乱してるの…?」

律は無言で秋帆を見る。
そして床に目線をやる。

律「そうかも……だから今の気持ちも分からないのかも……」

⏰:07/04/08 01:23 📱:SO903i 🆔:RD7.YeWk


#695 [向日葵]
ミニさん
ありがとうございます
文才なんてそんな(//△///)ノシ

*************
寂しそうな顔、冗談の顔。
どっちが本当?

それともどっちも……
………………嘘なの?



病室に戻ると、千歳君しか残っていなかった。

⏰:07/04/08 01:39 📱:SO903i 🆔:RD7.YeWk


#696 [向日葵]
千歳「おっ!律帰ってきた!帰ろうぜ!!」

律「え?」

千歳「じゃあな〜ナイト様〜」

律「ちょっ!」

強引に律の手を引っ張って病室を出て行った。
私達はそれを止める暇もなく、ただ見ていただけだった。

秋帆「大丈夫かねぇ…。」

友姫「まぁ千歳次第ねぇ……。」

⏰:07/04/08 01:48 📱:SO903i 🆔:RD7.YeWk


#697 [向日葵]
**********
今日はここまでです
感想頂ければ嬉しいです

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/1859/

⏰:07/04/08 01:49 📱:SO903i 🆔:RD7.YeWk


#698 [向日葵]
・・・・・・・・・・・
病院を出て、律と千歳は帰っていた。

律「なんでアンタと帰らなきゃ……」

千歳「なんでそんなに嫌がるんだよー。」

律「アンタの本気がわからないから嫌なのよ!」

するとピタッと千歳が足を止めた。
それに気づいた律は言い過ぎたかと考えた。

千歳「……本気だよ。全部。」

律「……ぇ……」

いきなり真剣な顔をする千歳に律は戸惑った。

⏰:07/04/08 09:55 📱:SO903i 🆔:RD7.YeWk


#699 [向日葵]
少し強めの風が吹く。
先に数歩行ってる律に1歩、2歩と近づく千歳。

なんだか恐くて、後退りする律。

その手を千歳は掴む。

⏰:07/04/08 09:58 📱:SO903i 🆔:RD7.YeWk


#700 [我輩は匿名である]
>>270-650

⏰:07/04/08 10:50 📱:SH902iS 🆔:SrBi5TpI


#701 [我輩は匿名である]
>>270-370
>>371-470
>>471-570
>>571-670
>>671-700

⏰:07/04/08 10:52 📱:SH902iS 🆔:SrBi5TpI


#702 [向日葵]
我輩さん
アンカーありがとうございました

*************

律「な…っ何っ……?」

千歳「本気で言ってやるよ。俺は律が好きだ。」

律「なんで私よ…アンタは友姫が好きなくせに……。」

千歳「好きになるのに理由がいちいちいるの?ただ律が好きだと思ったから好きって言ってるのに。」

律「そんなのわかんない。本気じゃないくせに」

⏰:07/04/08 15:32 📱:SO903i 🆔:RD7.YeWk


#703 [向日葵]
千歳「じゃあお前の本気ってどうしたら本気ってとってくれるんだよ!」

千歳は語調を荒げ、握ってる手の力を強めた。

律「ぃた…っアンタが悪いんでしょ?!友姫にあんなことしたから敵を作ったんじゃない!!」

千歳「俺は修学旅行以来友姫ちゃんには何もしてないよ。」

千歳の目は真剣で真っ直ぐだった。
そのせいで律は千歳を見れずうつ向く。
気持ちがわからない内はこの目を見てしまったら気持ちが流されそうで嫌だった。

⏰:07/04/08 15:39 📱:SO903i 🆔:RD7.YeWk


#704 [向日葵]
律「離してっ…お願い……」

千歳「律がこっち見るまで離さない。」

律「今は無理なの!」

千歳「……なんだよそれ……」

千歳は律の手を離した。

千歳「そんなに俺が嫌いかよ……」

その悲しそうな声に、少し顔をあげて千歳を見る律。
千歳は傷付いて痛そうな顔をしていた。

⏰:07/04/08 15:45 📱:SO903i 🆔:RD7.YeWk


#705 [向日葵]
律「ちと…」

千歳「律がどぅ思ってても、俺はお前がいいから…。」

そぅ言って足早に千歳はその場を去った。

律『な、なによ……今のっ』

律は高鳴る胸をおさえた、あんな目が出来るんだ……っ

⏰:07/04/08 16:21 📱:SO903i 🆔:RD7.YeWk


#706 [向日葵]
―――……

友姫「じゃあそろそろ帰るね。」

秋帆も帰り、私だけが病室に残った。

珊瑚「あぁ。いつもありがとな。」

友姫「うぅん。……あ、ねぇ珊瑚君。1つ聞きたいんだけど。」

珊瑚「ん?」

気になってたこと。それはあのそっけないメール。

友姫「あの時どうかしたの?」

珊瑚「……。はぁ…。」

⏰:07/04/08 20:32 📱:SO903i 🆔:RD7.YeWk


#707 [向日葵]
ぐぃっ

珊瑚君が腕を引っ張って後ろから抱き締めた。

友姫「へぁっ。どーしたの?」

珊瑚「カッコ悪いよなぁ……。」

耳元で珊瑚君の声がする。
脳に直接響くみたいでゾクゾクした。

珊瑚「携帯…千歳が打ったんだろ?それが嫌で……。」

友姫「……。それーはぁー…やきもち?」

珊瑚「うるさい。」

そう言うときつく抱き締めた。

『…照れてるんだ。』

胸が暖かくなった。

⏰:07/04/08 20:38 📱:SO903i 🆔:RD7.YeWk


#708 [向日葵]
―――……

帰り道で携帯を見ると、律からメールが来ていた。

<新規メール>
ウチに来たら?どう?

送信。
律が相談なんて珍しい。
まぁ察しはつく。

『千歳君だろうなぁ…。』

帰る時に2人の間に何かあったのかもしれない。

⏰:07/04/08 20:45 📱:SO903i 🆔:RD7.YeWk


#709 [向日葵]
友姫「…ぁ。」

門の前に律が立っていた。

友姫「律。」

すると律がこっちを向き、泣きそうな顔で笑った。

・・・・・・・・・・・・

カチャ

友姫「どうぞ。」

律「お邪魔します。」

⏰:07/04/08 20:54 📱:SO903i 🆔:RD7.YeWk


#710 [向日葵]
律はチョコンと座ると何から話すか迷っているようだった。

友姫「千歳…君?」

律の体がピクッと動いた。それからゆっくり頷いた。

律「真剣な顔して、告白された……。」

友姫「そっかぁ…。で、どうしたいの?」

眉間にシワを寄せて、目を伏せた。

律「気持ち…自分の気持ちがわかんないの……。でも言われた途端ドキドキして……。でもそれは気持ちが流されてる気がして……。」

⏰:07/04/08 21:01 📱:SO903i 🆔:RD7.YeWk


#711 [向日葵]
************
今日はここまでにします感想よろしければください

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/1859/

⏰:07/04/08 21:04 📱:SO903i 🆔:RD7.YeWk


#712 [向日葵]
「でも」と律は続けた。
髪の毛をくしゃっと掴んで顔を真っ赤にした。

律「嬉しかった…。でもどこかで好きになっちゃダメって思ってる!」

友姫「それは私が千歳君から色んな目にあったから?」

律「……正直そぅなんだ…。友姫が悪いんじゃない。千歳だってマシになったと思う。だけど「それでも」って思う自分がいるのもホント……。」

⏰:07/04/09 20:44 📱:SO903i 🆔:aYI2Zjy.


#713 [向日葵]
友姫「じゃあ素直に自分の嬉しい気持ちに従ってみたら?そこまで悩むなら答えは決まってるじゃない。」
律「友姫……。」

律は顔を背けて溜め息をついた。

律「まさかあの恋愛若葉マークの友姫にこんなこと言われるなんてね…。」

友姫「私もそんな相談乗るとはねー。」

2人で笑って、用意してた紅茶とクッキーを食べた。

⏰:07/04/09 20:49 📱:SO903i 🆔:aYI2Zjy.


#714 [向日葵]
律が帰ると言うので門まで見送りに行った。

友姫「気を付けてね。」

律「ありがとう。…じゃ、また明日ね。」

友姫「ウン。」

後ろを振り向きながら手を振る律の顔は、どこかすっきりした顔をしていて私はホッとした。

『答えはもぅ決まってるよね?律…。』

律の背中を見ながら私は微笑んだ。

⏰:07/04/09 20:52 📱:SO903i 🆔:aYI2Zjy.


#715 [向日葵]
部屋に帰ると丁度携帯が鳴っていた。

<着信・珊瑚君>

『え?!』

パカ ポチッ

友姫「もしもし?!どうしたの?!」

珊瑚{そっちがどうしたよ。そんなに急いで。}

友姫「何かあったのかと思って…。」

もしかしたら容態が悪化したとか、退院の日にちが延びたとか。

でも両方違った。

⏰:07/04/09 20:57 📱:SO903i 🆔:aYI2Zjy.


#716 [向日葵]
珊瑚{ちょっと声が聞きたかったんだ。病院は暇すぎてな…。}

友姫「あれ?珊瑚君どこで電話してるの?」

病院では携帯で電話はいけないハズなのに。

珊瑚{屋上。密かに廊下徘徊してて見つけたから登ってみたら開いてた(笑)}

友姫「笑い事じゃないよ!!ちゃんと寝てなきゃ退院早くできないじゃない!!」

少し怒鳴ると珊瑚君は黙ってしまった。

『あ……。自分が早く会いたいからって……。』

⏰:07/04/09 21:02 📱:SO903i 🆔:aYI2Zjy.


#717 [向日葵]
珊瑚{俺だって早く退院して友姫と図書室行きてぇよ…。だからこうして電話したんだ。}

―――トクン…

友姫「……ウン…。早く良くなってね…。」

珊瑚{あぁ。じゃあ、おやすみ…。}

友姫「ウン……。」

初めて口で「おやすみ」と言われた。
少し照れくさい…。でも胸がほっこりする。

『あぁ…。好きだなぁ……。珊瑚君。』

⏰:07/04/09 21:07 📱:SO903i 🆔:aYI2Zjy.


#718 [向日葵]
ニヤけながら階段を降り、お風呂に入って予習もしなくていいので今日は寝た。


<次の日>

『そうだ。図書室の本借りて珊瑚君に持って行ってみようかなぁ!』

秋帆・律「「おっはよー!」」

廊下を歩いてると後ろから秋帆と律が声をかけてきた。

友姫「おはよー。律早いねー。」

律「机にプリント忘れたから。ホラ、あの国語の。」

いつも通りの律に何故か笑えた。
早い理由はてっきり千歳君かと思ったのに。

⏰:07/04/09 21:13 📱:SO903i 🆔:aYI2Zjy.


#719 [向日葵]
律「ん?何?」

友姫「ぅうん。別に!」

3人で喋りながら教室の前に行くと、千歳君が窓の前にいた。
喋って笑顔だった律の顔がこわばる。

秋帆「りーつ!いつも通り!!」

律「ゎ…わかってるけど……。」

友姫「返事、今日するの?」

律「い、ぃ一応……。」

秋帆「じゃあドーン!!と頑張ってきなさぁぁい♪」

⏰:07/04/09 21:18 📱:SO903i 🆔:aYI2Zjy.


#720 [向日葵]
そう言って秋帆は律の背中を押した。

押された律は少し秋帆を睨んで進みだした。

が、そこで事件勃発。

女子「すっすむー♪」

律『……え。』

見たことない女子が千歳君の腕に抱きついた。

女子「今日こそデートしてよ♪」

千歳「しゃあねーなぁ〜」

そういって目線を動かすと律が立っていたことに気づいた。

⏰:07/04/09 21:26 📱:SO903i 🆔:aYI2Zjy.


#721 [向日葵]
千歳君は顔色変えず律に近づく。

千歳「りっつー!うぃっすー!今日もカワイイなぁぁ!!」

バシンッ!

千歳君の眼鏡が飛ぶ。
律が千歳君の横っ面をひっぱたたいた。

律「……だから…。だからアンタなんて大っ嫌いなのよ!!」

律は私達の横をすり抜けてどこかへ走っていってしまった。

秋帆「律!!」

友姫「千歳君!どーゆー…………?千歳君?」

⏰:07/04/09 21:31 📱:SO903i 🆔:aYI2Zjy.


#722 [向日葵]
千歳君は叩かれた頬に手を添えて放心していた。
ショックだったらしい。

『それは違うよね?だって千歳君が悪いんだから…。』

女子「ちょっと直!!ダメじゃない!演技台無し!!」

友姫「え…?演技?」

頭に数個の?出現。
それに千歳君がショックの淵からなんとか浮上してノロノロと説明してくれた。

千歳「りつの…気持ちさりたくてー……試したら……余計に嫌わ…れたー……。」

千歳君はドコを見てるのかわからない。
びっくりした+嫌われたと勘違い。

⏰:07/04/09 21:36 📱:SO903i 🆔:aYI2Zjy.


#723 [向日葵]
************
今日はここまでです
感想など頂ければ嬉しいです

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/1859/

⏰:07/04/09 21:46 📱:SO903i 🆔:aYI2Zjy.


#724 [向日葵]
今日は明日早いので更新は控えさせて頂きます
また明日、出来れば書きたいと思うのでよろしくお願いします

⏰:07/04/10 21:04 📱:SO903i 🆔:X3.HzOPQ


#725 [向日葵]
友姫「早く追いかけて!」

千歳「もぅ無理だ…。」

私は千歳君の胸ぐらをぐぃっと引っ張って無理矢理立たせた。

友姫「嫌われたんじゃない!律は千歳君のフラフラした態度が嫌いなの!」

千歳「ホラ嫌われたじゃん。」

友姫「そーじゃない!だから本気になってくれた千歳君は好きってことよ!!」

⏰:07/04/11 21:04 📱:SO903i 🆔:u6/nwjq.


#726 [向日葵]
そこでようやく千歳君は覚醒した。

『なんでこの人自分には疎いんだろう…。』

友姫「ほら早く行って!!」

千歳君は全力で律が行った方に走って行った。

秋帆「大丈夫かねぇ…。」

友姫「大丈夫よきっと……。」

千歳君。律はもう貴方が好きよ。

⏰:07/04/11 21:08 📱:SO903i 🆔:u6/nwjq.


#727 [向日葵]
ハァハァ…ハァ……ハァ

律は屋上に続く階段を昇っている最中だった。

律『やっぱり……アイツを信用した私がバカだったんだ……。』

本気で…あの目で、私を見つめてくれるのなら、私は千歳に心を開こうと思ったのに。

律「それなのにアイツ……!」

あ゛――――!!!!!!!段々腹立ってきたぁぁ!!
泣けねぇ!!悲しいのに泣けねぇ!!

律「絶対もう数十発殴るっ!!むろんグーで!!!!」

⏰:07/04/11 21:16 📱:SO903i 🆔:u6/nwjq.


#728 [向日葵]
千歳「そんなことしたら顔が腫れちゃうでしょぉ……」

ハッとして振り向くと何段か下に千歳がいた。
息を切らして手すりに寄りかかっている。
熱いのかネクタイを緩めてボタンを1、2個外している。

律「モテなくなるから残念かしら?!」

いきり立つ律。

千歳「いいや?律になら別にいいや。」

律「ふざけんなっ!」

⏰:07/04/11 21:20 📱:SO903i 🆔:u6/nwjq.


#729 [向日葵]
律は更に上に上がって行った。

千歳「……ふざけてねぇよ…。」

呟いて、千歳は律を追った。

・・・・・・・・・

トタタタタ……

律「ハァ…行き……止まり……。」

目の前は屋上に出るドア。が、鍵がかかっている。

律「もー!開きなさいよー!!」

いくらガチャガチャとノブを回しても当たり前のごとく鍵は開かない。

⏰:07/04/11 21:25 📱:SO903i 🆔:u6/nwjq.


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194