新☆きらきら
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#837 [向日葵]
トン……トン……
なんだかフラフラする。
居間について電気を付ける。
一旦座りたくなってソファに座った。
汗をかいていたので窓を開ける。
夏の虫の音と共にそよ風が入ってくる。
そこでやっと落ち着いた。
『さっきの夢……私は何で見たことあったんだろ。初めて見たハズなのに……。』
カチャカチャカチャ
玄関の鍵を開ける音が聞こえた。
:07/07/02 17:42
:SO903i
:KIVQQD6I
#838 [向日葵]
ガチャ……バタン
トタ…トタ……
珊瑚「友姫。何してんだ?」
友姫「あ、珊瑚君。おかえりなさい。」
珊瑚「あぁ。」
珊瑚君はそのまま部屋に戻ろうとしていたが、それを止めた。
私が。
友姫「あ、あの!」
足を止めた珊瑚君は穏やかでもどこか冷たい目を私に向けた。
珊瑚「何?」
:07/07/02 17:46
:SO903i
:KIVQQD6I
#839 [向日葵]
そんな顔しないで……
また胸の奥が痛くなる。
友姫「あ……あの……。えと……。」
またあの夢を見るのが怖い。だからせめて落ち着くまで一緒にいて欲しい。
そう思った。
でも……
時計をチラッと見ると午前3時。
珊瑚君はバイト帰りだし疲れているのかもしれない。
友姫「なんでもありません……。おやすみなさい…。」
:07/07/02 17:49
:SO903i
:KIVQQD6I
#840 [向日葵]
珊瑚君から視線を外し、窓の方を向いて体育座りしている自分の足を見つめた。
しばらく静寂が続く。
いつの間にか珊瑚君は部屋に戻ったのかもしれない。
そんな事を思っていると
ギシッ
ソファーの揺れに横を向いてみると、珊瑚君がそこにはいた。
珊瑚「なんかあったのか?」
私ではなく、窓を見ながら聞いてくる。
:07/07/02 17:52
:SO903i
:KIVQQD6I
#841 [向日葵]
:07/07/02 17:53
:SO903i
:KIVQQD6I
#842 [¥]
:07/07/02 22:01
:P903iX
:PZ2FsAAc
#843 [向日葵]
¥さん

安価ありがとうございます

更新は明日の朝になります

:07/07/02 23:03
:SO903i
:KIVQQD6I
#844 [向日葵]
私は珊瑚君を見てからまた自分の足を見つめた。
友姫「怖い夢を見たんです。それも……見たことないのに、見たことある夢を。そしたらまた頭が痛くなって……。」
珊瑚君が黙って聞いてくれてる気配がする。
それを確認して、私はまた続けた。
友姫「また、目を瞑るのが怖いんです。激しい頭痛がしたり、悲しい気分になるのが嫌だから……。」
ピクッ
私の体が一瞬震えた。
それはそれは優しく珊瑚君が頭を撫でている。
:07/07/03 09:45
:SO903i
:Sr47UkcI
#845 [向日葵]
ゆっくり珊瑚君に視線を向けると、珊瑚君はハッとして手をどけた。
珊瑚「ごめん。……俺はもう寝る。お前ももう寝ろ。同じ夢はもう見ないだろうし。」
珊瑚君が立ち上がった瞬間私は手を伸ばして珊瑚君の手を両手で握った。
今度は離されないように。
友姫「もうちょっとココにいて下さいっ!」
珊瑚「やめてくれ……。」
友姫「…え?」
珊瑚君の顔がコチラを向くと、その顔は苦しそうにしていた。
:07/07/03 09:53
:SO903i
:Sr47UkcI
#846 [向日葵]
珊瑚「覚えてないのにそんな事しないでくれ。俺も軽率だった。前の友姫がそこにいる様な気がして同じ様に接したけど……。」
そこで珊瑚君は大きく息を吸った。
珊瑚「お前は……俺が好きでも何でも無いんだろ?」
珊瑚君は泣きそうな顔をした。
私はどう答えていいかわからなかった。
今まではどうしていたの?だって覚えてない。
分からないの。
……でも、そんな顔…しないで……。
:07/07/03 09:57
:SO903i
:Sr47UkcI
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