淫ら
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#1 [あゆみ]
自分のペースで書いてくのでいろんな意味で大目に見てください
:07/06/16 14:31 :SH902iS :☆☆☆
#2 [あゆみ]
あたしは17歳の
高校3年生
友達もいっぱいいるし
意外とたくさん告られたこともある
だけど「誰が1番もてると思う?!」ていう話題に
あたしの名前が出るほどぢゃないしそういうキャラでもない
:07/06/16 14:36 :SH902iS :☆☆☆
#3 [あゆみ]
友達はいっぱいいる
だけどあたしはいつも満ち足りない思いにもがいている
どんなに仲良くしても
どんなに一緒にいても
友達に
「今日遊ぼ!」
って誘ったって
「ごめ〜ん☆今日彼氏と遊ぶんだ」
何て言われる
:07/06/16 14:39 :SH902iS :☆☆☆
#4 [あゆみ]
所詮女の友情なんてそんなもの
長く一緒にいるあたしよりも
最後は別れるのに彼氏ができたらそっちを選ぶ
そんなとき出会ったのが
"こう"だった
:07/06/16 14:41 :SH902iS :☆☆☆
#5 [あゆみ]
「あゆみ〜」
放課後帰ろうとして振り返るとたくみ先輩がいた
たくみ先輩ゎ身長が180くらいある細くて黒い
ギャル男だ
体育祭で同じ係りをしてから何かとあたしに構ってくる
「何ですか〜?」
どーせまた紹介してって言うのかな
そんなことを思った
:07/06/16 14:45 :SH902iS :☆☆☆
#6 [あゆみ]
「今日飲み会やんだけどあゆみも来ねえ?!」
今日は何も予定がなかった
「行く行く
誰が来るの〜?」
「俺と同中の奴ら!
そいつの家でやっから6時に永谷駅来いよッ」
相変わらずテンション高いな
たくみ先輩☆笑
「わかったあ〜
あたし誰連れてけばいい?」
:07/06/16 14:50 :SH902iS :☆☆☆
#7 [あゆみ]
「るみちゃん!」
「あ〜‥」
あたしがまえにプリ帳を見せた時
たくみ先輩が
「このこまぢいいぢゃん!
今度逢わせてよ!!」
と言っていたのを思い出した
「わかった☆
連れてくるねッ」
「おう!
ぢゃあまた6時にな」
:07/06/16 14:53 :SH902iS :☆☆☆
#8 [あゆみ]
るみに連絡をするとOKだった
あたしはるみをつれて永谷駅に向かった
駅につくとたくみ先輩がいた
たくみ先輩は大分るみが気に入ったらしく
いつも以上のテンションで話しかけていた
:07/06/16 14:56 :SH902iS :☆☆☆
#9 [あゆみ]
「たくみ先輩鼻の下伸ばしておやじみた〜い」
「え!!うそ?!まぢ?!
いや〜るみちゃんがやっぱ可愛いからかな」
るみばかりに話しかけるのがつまらないあたしは
たくみ先輩に意地悪を言った
前まであたしにしていた態度が今はるみに向けられていることが悲しかった
そう‥
あたしはたくみ先輩が好きでたくみ先輩もあたしが好きだと思っていたのに
:07/06/16 15:01 :SH902iS :☆☆☆
#10 [あゆみ]
でもそれが勘違いだとわかったのは1ヶ月前‥
たくみ先輩が他の女といちゃいちゃしたり、
何かと
「あゆみいい女紹介してよ〜」
と言ってきたからだ
確かにたくみ先輩はギャル男だけど
軽くないと思っていたのに!
あたしは明らかたくみ先輩の好みぢゃなさそうな大人しいめの友達を紹介した
:07/06/16 15:04 :SH902iS :☆☆☆
#11 [あゆみ]
るみはあたしとたくみ先輩がじゃれるのを見て
「なかいいねッ」
なんて言いながら笑っていた
駅から10分くらい歩いてからあるアパートについた
たくみ先輩が
「あ!ここ!」
と指差して階段を上がってく
あたしたちはただついていった
:07/06/16 15:07 :SH902iS :☆☆☆
#12 [あゆみ]
階段を上がって3Fに着いたとき、たくみ先輩はインターホンも押さずに
『木下』と書かれた扉を開けた
「勝手にいーの?!」
「ここ俺んちみたいなもんだから☆」
たくみ先輩はスタスタ部屋に入っていった
「こう〜?
連れてきたけど〜?」
部屋に入ると2人の男がくつろいでた
:07/06/16 15:11 :SH902iS :☆☆☆
#13 [あゆみ]
「おう!」
一人がこっちを向く
もう一人は雑誌をみて寝転がったままだった
「えっと、
こっちがだいきでそっちがこう!」
たくみ先輩が紹介した
「はじめまして」
あたしたちがそういうと
「よろしくちゃん♪」
だいきと言う人が答えてくれた
こうは相変わらず寝転がったまま
:07/06/16 15:14 :SH902iS :☆☆☆
#14 [あゆみ]
「おめえ〜愛想のわりいやつだなあ
あゆみが睨んでるぞ〜?」
たくみ先輩がこうにいう
あたしははっとした
「睨んでないし!」
こうは‥
背が小さいけどすごく綺麗な顔をしていた
たくみ先輩みたいに
長めの髪をワックスで盛ってる感じぢゃなく、
ねこっけでさらさらしてる感じだった
一瞬、あたしの方をみたけどその目はすぐにどこか違う方へ向けられた
:07/06/16 15:19 :SH902iS :☆☆☆
#15 [あゆみ]
あたしはただそれを見ていた
「あゆみちゃんて高校生なんだあ〜!!
もうはたちくらいなのかと思った!」
「あ〜たくみ先輩の後輩なんですよ♪
たくみ先輩、卒業したくせにOBでよく学校来るんですよ」
あたしはだいき先輩と話をして
たくみ先輩はるみと話しをしていた
こう先輩は疲れているのか、ベットの上で寝ていた
:07/06/16 15:24 :SH902iS :☆☆☆
#16 [あゆみ]
「あゆみちゃんもしかしてこう狙い?!」
あ!
いけない
またこう先輩ばかりみちゃってたんだ
「こう先輩寝ちゃいましたね」
「あ〜あいつ今日仕事だったから」
どうやらこう先輩は職人をしてるらしい
そしてこの家はこう先輩の家ということもわかった
ちょうど12時を越えた時、だいきが腰をあげた
:07/06/16 15:27 :SH902iS :☆☆☆
#17 [あゆみ]
「俺そろそろ帰んなきゃ」
「あ〜あゆみちゃん?」
たくみ先輩が聞いた
ん?
誰?
ちゃんづけってことはあたしぢゃないよね?
「こいつまだ4歳の妹がいんの
家が複雑でさ」
たくみ先輩が説明した
「あ!
ぢゃああたしもそろそろ帰ろっかな!!」
るみも立ち上がった
:07/06/16 15:30 :SH902iS :☆☆☆
#18 [あゆみ]
「え〜まぢ?!
ぢゃあだいき送ってやれよ
あゆみとこうと3人で飲むか♪」
たくみが話していると
「たくみ‥送って!!」
るみがたくみの腕を掴み見つめる
なんでたくみって呼ぶの?
あたしでさえたくみ先輩なのに‥
たくみがあたしをみてきた
「おまえ一人で大丈夫?」
え‥
あたしぢゃなくて
るみを選ぶんだ
:07/06/16 15:34 :SH902iS :☆☆☆
#19 [あゆみ]
「‥うん」
仕方なく返事をした
「ぢゃあるみ送ったらすぐ帰るからな!」
たくみ先輩はるみとだいき先輩と一緒に出ていってしまった
たくみ先輩はるみを気に入ってるし
るみもたくみ先輩を‥
あたしは一人たばこをくわえた
:07/06/16 15:37 :SH902iS :☆☆☆
#20 [あゆみ]
〜〜〜〜♪
メールだ
:だいき
いきなり帰っちゃってごめんね(>_<)
俺の妹もあゆみってゆうんだけどさ、
今日あゆみちゃんに会って妹みたいで可愛いかった!!また飲み会しよー(^0^)/
ぢゃあまた連絡するね〜☆
:07/06/16 15:39 :SH902iS :☆☆☆
#21 [あゆみ]
あたしは携帯片手にチューハイを飲んだ
はあ‥
「ん〜」
え?
後ろから聞こえる声にはっとした
「ん?たくみとだいきは?」
こう先輩が目を覚ました
「なんかたくみはるみ送ってってだいきは帰ったよ」
:07/06/16 15:42 :SH902iS :☆☆☆
#22 [あゆみ]
「ふ〜ん」
こう先輩は台所に行き灰皿をとってきて
ちゃぶ台の上に置いた
「あ、ありがと」
「は?これ俺専用」
‥は?!
あたしはぼーっとこう先輩を見ていた
「なに?」
「いや別に」
少し沈黙が続いた
:07/06/16 15:46 :SH902iS :☆☆☆
#23 [あゆみ]
「あゆみってゆーの?」
こう先輩がいきなり口を開いた
「うん!」
「あゆみー
ずっと俺のこと見てたでしょ?」
「え‥」
寝てたのに気付いてた‥?
あたしが顔をあげてこう先輩の顔を見た瞬間
こう先輩が目の前に来てあたしを包み込んだ
:07/06/16 15:49 :SH902iS :☆☆☆
#24 [あゆみ]
え?!
あたしは何も出来ずこう先輩に抱かれた
何で?
こう先輩はあたしをゆっくりべっとに寝かせ
覆いかぶさる
だめだ‥
あたしはこう先輩の吐息と香水の臭いで力が抜けてしまった
あたしがただ固まっていると、
こう先輩があたしの上で動き始めた
あたしの足を開かせズボンの下に隠れてるこう先輩の"もの"があたしの割れ目にあたる
こう先輩はものを押し当てながらくねくね動いた
:07/06/16 15:54 :SH902iS :☆☆☆
#25 [あゆみ]
こう先輩のものがだんだん大きくなり
息が荒くなった
「ハァ‥ハァ‥」
耳に掛かるこう先輩の息に力をなくしながら
立ち上がろうとしたとき
こう先輩があたしのあごを掴んだ
:07/06/16 15:57 :SH902iS :☆☆☆
#26 [あゆみ]
「〜‥チュ‥クチュ」
こう先輩の舌があたしの舌に絡まる
あたしにもスイッチが入ってしまった
パンツの中がうずうずし始める
「‥んッ‥ぁッァッ」
あたしの上にこう先輩が被さったまま
あたしの胸を掴んだ
こう先輩は器用にブラのホックを外しキャミを脱がせた
いぢられて立った乳首をこう先輩が
ゆっくりと口で含む
「‥んッンッ」
あたしは目を閉じた
:07/06/16 16:02 :SH902iS :☆☆☆
#27 [あゆみ]
「ァッ‥‥ンッ‥‥ァッアッ‥」
あたしの声だけが部屋に響く
目を開けるとこう先輩がうわめずかいにあたしを見ていた
「ちょ‥こう先輩!!
恥ずかしい///」
あたしがこう先輩の前に手をかざすと
その手を握ってベットに押し付けた
「こうでいいよ」
こう先輩が笑った
あたしはその笑顔にドキドキして顔が赤くなってしまった
「あれッ?」
こう先輩があたしを見つめる
「もーやだあ〜
見ないで〜ァッッ‥」
あたしが言っている途中でこう先輩はあたしの胸をグッと口に含む
吸ったり口で転がしながらして
あたしが体を沿っていると
自分の腕を背中に回し固定させた
:07/06/16 16:09 :SH902iS :☆☆☆
#28 [あゆみ]
「あんま動くなよ」
こうがあたしを見てきた
だめだ‥
あたしは我慢出来なくてこうを腕で包みこみ
顔を胸に押し付けた
こうが胸に顔を埋めながら言った
「俺に惚れた?」
胸の中で問い掛けるこうの息がかかって
くすぐったかった
「ねえ〜聞いてるぅ?」
あたしが何も答えないでいると
こうもあたしの背中に腕を回して包み込んだ
:07/06/16 16:14 :SH902iS :☆☆☆
#29 [あゆみ]
あたしはこうの顔を
こうはあたしの体をお互い抱きしめあった
「惚れちゃったみたいー!!」
あたしは少し可愛いく言ってみた
はじめこの部屋でこうを見た瞬間から
こうが持ってるオーラにくぎづけだったんだ
だいきと話していてもこうの寝顔をみて
手を伸ばして触れたかった
:07/06/16 16:18 :SH902iS :☆☆☆
#30 [あゆみ]
あたしが言い終わると
こうは起き上がり自分のベルトを緩め
上半身は裸になった
そしてあたしのスカートとパンツをぬがし
全裸の状態にさせた
ぱたんとあたしの体に覆いかぶさり
胸に顔を埋める
こう‥軽いな
こうは腕も体も細くてすごく軽かった
:07/06/16 16:23 :SH902iS :☆☆☆
#31 [あゆみ]
「あゆみの心臓の音、
はえ〜」
は??
「こうって天然?」
「そうかもしんないし
そうぢゃないかもしんない〜」
マイペースだなあ笑
あたしはこうのさらさらの髪を撫でた
:07/06/16 16:25 :SH902iS :☆☆☆
#32 [あゆみ]
なんでだろう‥
すごく愛しい‥‥
「あゆみ〜
眠くなって来たあ〜」
こうがあたしの胸に耳を押し当てながら言った
「えー
寝ちゃやだあ
」
「あー何?
俺とやりたかった?」
こうが眠そうにこっちを向きあたしの目を見つめた
あたしはドキドキと緊張で目が潤んできた
:07/06/16 16:29 :SH902iS :☆☆☆
#33 [あゆみ]
その瞬間
こうがいきなりあたしの足を開かせ
ふいうちのようにあたしの割れ目に指を当てた
さっきの眠そうな顔とは正反対に
こうはぱっちり目を開け
真剣にあたしを見つめる
「ぁッ‥」
あたしの声が漏れ、
自分でも目がとろんとしたのがわかった
:07/06/16 16:33 :SH902iS :☆☆☆
#34 [あゆみ]
こうはだんだん指を動かすスピードを上げた
「ァッァッアッンッ〜‥」
あたしはまた体をそり、
じっとしていられない
こうはあたしの口を塞ぐようにキスをした
「ん〜ッ!!ハァハァハァ‥」
長いキスと下から来る刺激にあたしは声を張り上げた
:07/06/16 16:37 :SH902iS :☆☆☆
#35 [あゆみ]
「あゆみ〜
俺もうだめ‥」
こうが片手をあたしの中に入れ、
もう片方の手をあたしのほっぺたに当てながら言った
顔が少し照れている
あたしはすぐにそれを察し起き上がって
こうを押し倒した
:07/06/16 16:40 :SH902iS :☆☆☆
#36 [あゆみ]
あたしは素早くこうのズボンを下ろした
?!
こうは一瞬起き上がろうとしたが再びベットに倒れ込んだ
あたしはこうの大きくなったそれを上下させ
強引に口に含んだ
こうが少し震えている
目を細くしてあたしの髪に手を延ばした
:07/06/16 16:44 :SH902iS :☆☆☆
#37 [あゆみ]
「あゆみ‥‥ハァハァ‥」
こうが荒々しく呼吸をしながら力なくあたしを呼ぶ
あたしは一気に強くくわえピストンさせた
「クチュックチュッ‥」
唾がいやらしい音をたて
こうを伝ってベットに落ちる
「あゆみまったあ!!!!」
:07/06/16 16:48 :SH902iS :☆☆☆
#38 [あゆみ]
あたしはこうのものから口を離しこうを見た
こうは起き上がりあたしに優しくキスをした
髪を撫でる
あたしはそのままこうのものから手を離し
ベットに横たわった
「イクならあゆみの中がいい」
そう言いながら
あたしの足を開かせ
大きくなった自分のものをゆっくりいれた
:07/06/16 16:53 :SH902iS :☆☆☆
#39 [あゆみ]
「んッ!!」
あたしの中に痛みと快感が込み上げた
「ごめん!痛かった?」
こうは心配そうにあたしの顔を覗く
その返事の代わりに
あたしはこうのほっぺたを両手で挟み
自分の顔の前に引き寄せた
:07/06/16 16:57 :SH902iS :☆☆☆
#40 [あゆみ]
あたしは自分の唇にこうの唇を強く押し当てわざとチュッと音をさせた
こうひあたしの頭を抱え首元を吸い
同時にゆっくり腰をふりはじめた
:07/06/16 17:00 :SH902iS :☆☆☆
#41 [あゆみ]
「ンッンッァッアッッー」
もう痛みはなかった
あたしはこうと一つになった
こうはあたしの体中に舌を走らせ
荒くなる息があたしにかかる
:07/06/16 17:03 :SH902iS :☆☆☆
#42 [あゆみ]
こうが腰をふるのを止めたくて
あたしは力いっぱいこうの細い体に抱き着いた
「何?
」
こうがあたしの顔を覗き込む
「苦しい?」
あたしがクスクス笑いながらこうを見つめた
「めちゃめちゃ苦しい」
こうが大袈裟に答える
「あははッ♪」
「はあ〜‥」
あたしが安心してこうのさらさらの髪の毛に手を延ばしたとき
こうが一気に腰を振った
:07/06/16 17:08 :SH902iS :☆☆☆
#43 [あゆみ]
「ァッアッァッアッッ‥!!
こうだめ!!待って!!!」
あたしはイキそうになるのを我慢して必死にジタバタしたが
こうは止めずに腰をふる
「こ‥ぅ〜!!」
「あゆみ‥」
あたしは体をそってイッてしまった
こうも絶頂を迎えたらしく下唇を噛み締め目を閉じた
:07/06/16 17:12 :SH902iS :☆☆☆
#44 [あゆみ]
こうもイッた
あたしの中から
こうのものから出た白い液がドクドク流れた
こうはそれを綺麗にふいてくれた
:07/06/16 17:14 :SH902iS :☆☆☆
#45 [あゆみ]
「あ!あゆみ風呂入った?!」
「まだ!」
?!
こうがあたしの体をさっと持ち上げた
「なになに??
ねえこう?」
こうは何も言わずに歩き始めた
:07/06/16 17:18 :SH902iS :☆☆☆
#46 [あい]
:07/06/16 17:19 :D902i :☆☆☆
#47 [あゆみ]
あたしは何が何だかわからないまま
こうにお姫様だっこをされた
「だ〜か〜ら〜
風呂入ろうぜ」
そのままお風呂場まであたしを連れていくと
あたしを抱えたままお風呂に入った
:07/06/16 17:22 :SH902iS :☆☆☆
#48 [あゆみ]
あいサン
ありがと
イメ-ジ崩れないように
頑張りますね
笑
:07/06/16 17:23 :SH902iS :☆☆☆
#49 [あゆみ]
あたしはいまさら
恥ずかしくなって固まってしまった
「なんで俺とおんなじ方向いてるわけ?」
あたしはこうに背中を向けお湯に浸かっていた
:07/06/16 17:28 :SH902iS :☆☆☆
#50 [あゆみ]
「あゆみ〜?」
こうがあたしの顔を覗こうとした
「いやッ」
あたしは顔を背ける
あたしが考えこんでいるとこうが口を開いた
:07/06/16 17:30 :SH902iS :☆☆☆
#51 [あゆみ]
「ごめん
俺、おまえがたくみのこと知っててこんなことしちゃって‥まぢ最低だ」
え?
「なんであたしがたくみ先輩のこと好きだって知ってんの?!」
「あ〜
たくみがあゆみはぜってー俺のこと好きだからって言ってた
でも初めてあゆみみたら
なんかどうすればいいかわかんなくって‥
あゆみがたくみのこと
本当に好きなら手出しちゃいけねえって思ってたら寝ちゃった」
:07/06/16 17:36 :SH902iS :☆☆☆
#52 [あゆみ]
あたしはこうの言う意味を一つ一つ考えていた
たくみ先輩は
あたしがたくみ先輩のこと好きだって
気付いてたんだ‥
「目が覚めたらあゆみしかいなくて
理性ふっとんだ
なんか‥勘違いかもしれないけど
寝てるときあゆみの視線感じた気がして‥
おまえはたくみが好きなのになあ〜」
:07/06/16 17:40 :SH902iS :☆☆☆
#53 [あゆみ]
あたしはたくみ先輩が好きだった
‥だけど今は?
まだこうと出会って1日も経ってないのに
気持ちはこうでいっぱいだった
こう‥
あたしこうがほしいよ
たくみ先輩ぢゃなくて
今はこうが‥
:07/06/16 17:43 :SH902iS :☆☆☆
#54 [あゆみ]
「ちょっと付けすぎたなあ〜」
こうがつぶやいた
「何が?」
「まあいっか☆
綺麗に付いたし♪♪」
「だから何があ?!」
あたしは思わず振り返ってしまった
:07/06/16 17:45 :SH902iS :☆☆☆
#55 [あゆみ]
こうが真っすぐあたしをみつめた
あたしは顔がパッと熱くなるのを感じ
目を反らそうとしたが
こうの唇があたしの唇に重なり
動きを止められてしまった
「あ〜
も〜そんな顔するなよ」
こうが抱きしめてきた
あたしは思ってたよりも広いこうの背中に手を当てた
:07/06/16 17:49 :SH902iS :☆☆☆
#56 [あゆみ]
「で、
さっき言ってたの何?」
「あ?ああ、
あれはね〜♪」
「何なに?」
「キスマークだよ♪」
あたしはお風呂から上がり洗面台の鏡に写る
自分を見た
胸や首のいたるところにキスマークが付いていた
あたしはまた一気に顔が熱くなってしまった
:07/06/16 17:53 :SH902iS :☆☆☆
#57 [あゆみ]
お風呂に戻るとこうが頭を洗っていた
「こうのばかあ〜
」
「何だよ」
「これぢゃキャミ着れないぢゃん!!」
「知るかよ」
「もう!!」
:07/06/16 17:56 :SH902iS :☆☆☆
#58 [あゆみ]
本当は何もかも嬉しかった
こうが本当はあたしに惚れていたこと
キスマークを付けたこと
抱いてくれたこと
だけどこうはなぜか機嫌が悪かった
「こう1人で暮らして寂しくないの〜?」
「あ〜別にー」
「あたしが今度ご飯作ってあげようか♪」
「来たけりゃ来れば〜」
:07/06/16 18:00 :SH902iS :☆☆☆
#59 [あゆみ]
「なんか冷たくない↓?」
「俺先あがるからあゆみも早くあがれよ」
そう言うとこうは1人で上がってしまった
何で?
あたしがたくみ先輩を好きだって思ってるから?
あたし、なんかしたかな?
:07/06/16 18:02 :SH902iS :☆☆☆
#60 [あゆみ]
あたしがお風呂からあがるとこうは
タバコを吸っていた
「えいッ!!」
こうがくわえているたばこを横取りして吸ってみた
こうは取り返す気もなく
箱から新しいたばこをとりだし
ライターでひをつけた
:07/06/16 18:05 :SH902iS :☆☆☆
#61 [あゆみ]
「俺もう寝るわ」
沈黙が続いたあと
こうはまた一人でベットに行ってしまった
「たくみがもうすぐ帰ってくるから
そしたらあゆみも帰れよ」
何で?
何でそんな急に冷たくするの?
都合いい女って思われたくないけど‥
あたし、
こうが好きだよ。
:07/06/16 18:09 :SH902iS :☆☆☆
#62 [あゆみ]
こうがひとりでベットに入り込んでから
自分も入って後ろから抱きしめた
「なあ〜に?」
こうはやっぱ不機嫌だった
「‥グスン‥」
「‥?!
あゆみ?!」
:07/06/16 18:12 :SH902iS :☆☆☆
#63 [あゆみ]
「どした?!
どっか痛いの??」
こうがあたしを見ている
「こ‥ぅ‥
あたしこうが好きだょぉ‥
好き‥好きだから
冷たくしないでッ‥」
「‥ばーか」
こうは困りながらあたしを抱きしめてくれた
こうの香水の臭いがあたしを包んだ
:07/06/16 18:14 :SH902iS :☆☆☆
#64 [あゆみ]
「はあ〜‥
おまえどっちなんだよ」
こうの胸に包まれていると心臓の音が聞こえた
「‥何が?」
「キスマーク
キャミ着れないとかぢゃなくて、やばいんでしょ?
たくみに見られたら」
:07/06/16 18:17 :SH902iS :☆☆☆
#65 [あゆみ]
あ!
ふとキスマークを見て
騒いでしまったのを思いだした
「あ、あれは
嫌とかやばいとかぢゃなくて
あの、
照れ隠しってゆーか」
あたしは一生懸命説明した
するとあたしの顔を見つめてたこうが
バッと自分の胸にあたしの顔を押し付けた
:07/06/16 18:20 :SH902iS :☆☆☆
#66 [あゆみ]
「わかった
もうしゃべるな
理性飛ぶ」
あたしは服の上からこうのものを触ってみた
「おい!!」
こうが焦ってあたしを見る
「ん?」
「も〜
おまえ可愛いすぎ」
こうはまたあたしを抱きしめた
:07/06/16 18:23 :SH902iS :☆☆☆
#67 [あゆみ]
「本当に俺のこと好き?」
「うん」
「ぢゃあ付き合ってくれる?」
「え〜
どうしようかな〜♪」
こうが悲しい顔をした
こうが真剣なことに気付いて胸がいっぱいになった
「あ、ごめん
あたしで良ければ付き合って下さい」
精一杯の返事だった
:07/06/16 18:27 :SH902iS :☆☆☆
#68 [あゆみ]
な〜んだッ
こうは妬いてただけなんだ
あたしがクスクス笑っているとこうはあたしの顔をみた
「何だよ」
「何でもな〜い♪」
あたしはこうのものに手を延ばした
:07/06/16 18:30 :SH902iS :☆☆☆
#69 [あゆみ]
「も〜何なんだよぉ
そうゆうのはやる気のあるときにだけ誘ってくんない?」
「ヤル気あるよ?」
あたしがそう言うと
こうの左手があたしの胸を掴んだ
「ぁッ‥」
「何?
『ぁッ』て」
:07/06/16 18:34 :SH902iS :☆☆☆
#70 [あゆみ]
こうはあたしのキャミをめくった
ブラはしてなかったから
こうはそのまま乳首をパクッとした
「ぁ〜ッンッ」
?!
こうはいきなりあたしを
ベットに座らせた
:07/06/16 18:38 :SH902iS :☆☆☆
#71 [あゆみ]
そして割れ目に手を入れた「ぁッンッンッ‥だめ‥」
こうはガッと足を開かせると
あたしの割れ目に顔を近づけ舌を入れた
時々キスをするように
こうの舌があたしの入口を這う
「ァッアッこ‥ぅ‥だめだょ‥
ぁーッ‥ハァハァ」
あたしはこうの舌だけでイッてしまった
:07/06/16 18:42 :SH902iS :☆☆☆
#72 [あゆみ]
「あゆみ‥好き」
いきなりこうがつぶやいた
こうの顔を見ると
照れているような
泣き出しそうな顔をしていた
はあ‥
こう‥ずるいよ
「あたしも好き」
あたしはこうを倒し、
こうの耳をパクッとした
:07/06/16 18:44 :SH902iS :☆☆☆
#73 [あゆみ]
「んッ‥」
全然声を出さなかったこうが初めて声を出した
「こう耳感じるんだッ♪」
あたしはうれしくなってこうを見た
「うるせー」
こうは顔を反らして照れている
:07/06/16 18:46 :SH902iS :☆☆☆
#74 [あゆみ]
あたしはこうの体中にキスをした
おでこ、目、ほっぺ、首、耳、胸‥
全部が愛しい‥
こうは完全にあたしのペースに流されていた
あたしがこうのものをくわえて動くと
ぐったりしてあたしの髪を撫でた
「こう‥」
:07/06/16 18:49 :SH902iS :☆☆☆
#75 [あゆみ]
自分からこうのものを
自分の中に入れた
「ハァハァ‥ンッァンッ」
自分で腰を振ろうとしたけど快感が体に流れて
上手く動けなかった
こうはそんなあたしの腰を両手で支え自分で腰を振った
「ハァンッ‥ンッンッンッンッ
こう〜ィッちゃうよ!!」
こうはあたしがイッてから
自分もイッた
:07/06/16 18:53 :SH902iS :☆☆☆
#76 [あゆみ]
あたしは力が抜けて
そのままこうの上に倒れ込んだ
こうはあたしの体を動かしあたしの胸を自分の方にむけ
乳首を吸い始めた
「こうちゃん〜?
そんなことしても
何もでないよ〜?」
こうは
眠ったまま乳首を吸い続けた
赤ちゃんみたいに
あたしはそのまま寝てしまった
:07/06/16 18:57 :SH902iS :☆☆☆
#77 [あゆみ]
目が覚めると
隣にこうはいなかった
携帯を開けると1通メールが入っていた
知らないアドレス‥
誰だろう
:07/06/16 18:59 :SH902iS :☆☆☆
#78 [あゆみ]
:
俺仕事だから先家出るわ
これ俺のあどれすだから
洗面台のコップの下に合い鍵置いといた
ま〜ほしけりゃ持ってけよ
今度飯でも作って待っててくれよ♪
こう
:07/06/16 19:02 :SH902iS :☆☆☆
#79 [あゆみ]
あたしはニコニコと言うよりはニヤニヤしながらメールを眺めた
そういえば‥
昨日結局たくみ先輩帰ってこなかったな
なんかあったのかな?
いやたくみ先輩のことだから女と遊んでたのかも
:07/06/16 19:05 :SH902iS :☆☆☆
#80 [あゆみ]
でももしなんかあったら‥!!
あたしは心配になって
たくみ先輩に電話をした
プルルル‥
「あ〜もしもーし♪」
え?
出たのはるみだった
何で?
朝まで一緒にいたの?
:07/06/16 19:07 :SH902iS :☆☆☆
#81 [あゆみ]
「るみ‥?」
「あーあゆみ?」
「たくみ先輩は?
一緒なの?」
「たくみなら今まだ寝てるよ」
寝たんだ、るみと‥
だけどもう
悲しくはなかった
あたしはこうが好きだから
:07/06/16 19:10 :SH902iS :☆☆☆
#82 [あゆみ]
「あーそっかそっか♪
寝てるんならいーんだ♪
ぢゃあまたね」
あたしは明るく振る舞い電話を切った
しっかりしないと!!
洗面台のコップの下の合い鍵を握り閉め、
しっかり戸締まりをしてから家を出た
:07/06/16 19:12 :SH902iS :☆☆☆
#83 [あゆみ]
嬉しいな♪
エレベーターの中で鍵をかざして笑った
1Fに着きエレベーターを降りようとすると
たくみ先輩がいた
「たくみ先輩!!
今電話したら寝てるって―」
言い終わる前に
たくみ先輩はエレベーターに乗り3Fを押した
え?
:07/06/16 19:15 :SH902iS :☆☆☆
#84 [あゆみ]
誰か読んでますか?
:07/06/16 19:15 :SH902iS :☆☆☆
#85 [我輩は匿名である]
読んでるよ
がんばれ
:07/06/16 19:19 :D902i :☆☆☆
#86 [なちゅ]
おもしろい
:07/06/16 19:20 :SH902iS :☆☆☆
#87 [さゆり]
読んでますよ
続き読みたいです
:07/06/16 19:23 :SH901iC :☆☆☆
#88 [キャバ娘○○]
:07/06/16 19:51 :D702i :☆☆☆
#89 [あゆみ]
みんな読んでくれてありがと
実話を混ぜたフィクションだけど1000まで物語作って行こうかなと思ってるから
ひまなときにでも読んで下さい
:07/06/16 20:49 :SH902iS :☆☆☆
#90 [みぃ]
:07/06/16 20:52 :SH903i :☆☆☆
#91 [あゆみ]
>>83のつづき
「‥たくみ先輩?」
たくみ先輩は何も言わずにあたしに背を向けている
こうの家に忘れ物でもしたのかな
3Fに着きエレベーターが開いた
「先輩あたし今日学校だよ〜?
遅刻したら先輩のせいだからねッ」
「ぁ!
わりいわりい〜
すぐ済むよ♪
なんなら俺んち近いから車出すし」
「そっか♪」
:07/06/16 20:54 :SH902iS :☆☆☆
#92 [あゆみ]
みぃサン
ありがとッ
頑張るね
歩きながらたくみ先輩が話かけてきた
「朝までこうんちいたの?」
「え‥うん
そうだけど」
「なんかされなかった?」
たくみはこうの家の玄関で足を止めた
「あいつ珍しく鍵かけてんかあ〜」
あたしは携帯に付けた鍵を見た
あ!あたし鍵持ってるんだ!!
:07/06/16 20:59 :SH902iS :☆☆☆
#93 [あゆみ]
だけどあたしはエレベーターに乗る時、
たくみ先輩があたしの首筋についたこうの印を見つめてたことに気付いてた
こうとのことは
今は言わない方がいい
てゆうかたくみ先輩には関係ない
どーせたくみ先輩だってるみと寝たんだ
「ぢゃあ入れないね〜
忘れ物?」
:07/06/16 21:03 :SH902iS :☆☆☆
#94 [あゆみ]
「あ〜
別にいいわッ♪
ちょっとあゆみに話あっただけだからさ!!
屋上行こーぜ」
エレベーターの時の何か考え込んでいたようなたくみ先輩は
いつものたくみ先輩に戻っていた
「いーよ♪
あ!ジュースでも飲む?
たくみ先輩はいつものブラックだよね☆」
:07/06/16 21:06 :SH902iS :☆☆☆
#95 [あゆみ]
たくみ先輩のブラックコーヒーと自分にはお茶を買ってエレベーターに乗り
屋上に行った
「はい先輩♪
朝からブラックとは渋いっすね〜
で、話ってなあに〜?」
「あゆみ俺昨日
るみと寝た」
「‥‥‥」
やっぱ寝たんだ
あたしの胸が少しだけ痛む
でも大丈夫
これからはこうがいる
:07/06/16 21:11 :SH902iS :☆☆☆
#96 [(・ω・)]
おもしろいです
:07/06/16 21:11 :P903i :☆☆☆
#97 [あゆみ]
1か月前はたくみ先輩に片思いをして
もうだめだって諦めて泣いた日もあった
だけど今は違う
「知ってるよ♪
たくみ先輩に電話したときるみが出たからそんなことだろーと思ったよ」
:07/06/16 21:13 :SH902iS :☆☆☆
#98 [あゆみ]
>>96ありがと
「るみが俺と付き合いたいって言って泣くから‥それで俺―」
「あ〜いいよッ
付き合うんでしょ?るみと
おめでとッ
のろけなら今度聞くって♪
あ!あたしもこうと付き合い始めたの☆
だから今度4人で遊ぶ?
だいき先輩も誘わなきゃね♪」
「‥‥‥‥は?」
:07/06/16 21:18 :SH902iS :☆☆☆
#99 [あゆみ]
たくみ先輩が顔を上げてあたしをみた
「俺るみと付き合ってねーよ?
泣くからヤッただけ
昨日帰る時だってるみと打ち合わせして、るみ送るとき
おまえに行くなって言わせようとしたんだ
だけどあゆみ「うん」しかいわねえから
るみにあゆみのこと聞こうと思ったら好きって言われてさー
参ったよ〜
けどあゆみも友達が俺とヤッたって言ったら妬くかなーって思ってさ〜」
:07/06/16 21:24 :SH902iS :☆☆☆
#100 [あゆみ]
パン‥!!
「‥最低」
あたしはたくみ先輩のほっぺたを思いきり叩いた
「たくみ先輩、勘違いしてるみたいだけど
あたしたくみ先輩好きだったこと
1度もないから!!」
嘘‥
本当はずっと好きだった
けれど今は言いたくない
:07/06/16 21:26 :SH902iS :☆☆☆
#101 [あゆみ]
「知ってるよ‥
おまえ俺が紹介してって言った時だって
妬くどころか、すんなり紹介してくれたもんな
でもこうやだいきにはおまえを取られたくなくて
いろいろ言って置いたんだ
俺、プライドあるからおまえにフラれんのが怖くて言えなかった
おまえが俺に妬いて好きって言ってくれるの待ってた
でも俺決めた!!
おまえが好きだ
こうと付き合ってるってゆうのも
おまえが俺にやきもち妬かせるための嘘だろ?
俺らって似てるよな」
:07/06/16 21:32 :SH902iS :☆☆☆
#102 [あゆみ]
‥‥‥はい?‥‥‥
たくみ先輩があたしを好き?
たくみ先輩を妬かせるための嘘?
全然違うよ
あたしはたくみ先輩がるみを利用したことが許せなかった
「嘘ぢゃないよ
あたしこうが好きだもん」
あたしはたくみ先輩を睨んだ
:07/06/16 21:35 :SH902iS :☆☆☆
#103 [あゆみ]
たくみ先輩がめを丸くしてあたしを見た
「あゆみ〜
意地はるなって☆おまえ―」
たくみ先輩の言葉を遮って言った
「意地なんか張ってない!!
昨日だってこうと一つになったし、
本当に付き合ってるの!!」
たくみ先輩はスタスタあたしの方に歩き始めた
:07/06/16 21:38 :SH902iS :☆☆☆
#104 [あゆみ]
「まだ嘘だって思う?!
これこうの印だよ」
あたしは首筋に手をあててたくみ先輩を見た
?!
「キャッ!!!!」
いきなりたくみ先輩があたしの腕を強く掴んだ
「ちょっと!!たくみ先輩?!」
:07/06/16 21:41 :SH902iS :☆☆☆
#105 [あゆみ]
たくみ先輩の力が強すぎてあたしの手首が赤くなり始めていた
必死に抵抗したが
たくみ先輩はあたしを引きずるように
エレベーターに押し込んだ
「先輩、痛い!!」
それでも先輩は手を離さない
するとあたしのバックから携帯が落ちた
「あッ」
携帯と一緒にこうの家の鍵が床に叩きつけられた
:07/06/16 21:45 :SH902iS :☆☆☆
#106 [なオ。⌒☆]
:07/06/16 21:46 :N702iD :☆☆☆
#107 [あゆみ]
「おまえ‥
こうから鍵まで貰ったの?」
あたしは顔を背けた
「よく昨日会ったばかりのやつにホイホイついて行けるよな〜」
鍵を眺めながらたくみ先輩があたしを見た
「よし♪こうの家行くぞ」
:07/06/16 21:47 :SH902iS :☆☆☆
#108 [あゆみ]
エレベーターの3Fを押しあたしの手首を握るたくみ先輩の手の力が強くなる
どうしよう‥
たくみ先輩、絶対キレてる!!
怖い!誰か!!
あたしは必死で辺りを見た
けれど元々人が少ない朝のアパートには誰も見当たらない
:07/06/16 21:50 :SH902iS :☆☆☆
#109 [あゆみ]
携帯はたくみ先輩の手の中‥
3Fに着くとたくみ先輩は片手で荒々しく鍵を開けた
ドアを開けるとあたしを入れ、鍵を閉めた
こんなことなら鍵なんか貰わなきゃよかった‥
:07/06/16 21:53 :SH902iS :☆☆☆
#110 [あゆみ]
「先輩あたしそろそろ行かないと学校―」
先輩はあたしの言葉も聞こえない様子で
あたしをガバッとベットに倒した
!!
頭が真っ白になった
:07/06/16 21:54 :SH902iS :☆☆☆
#111 [あゆみ]
「たくみ先輩‥?」
たくみ先輩はため息を着きあたしの上に乗った
「先輩あたしはこうが―」
たくみ先輩の唇があたしの唇に重なった
「んッンー!!」
嫌だ‥
あたしはこうだけのものなのに!
:07/06/16 21:57 :SH902iS :☆☆☆
#112 [あゆみ]
「‥先輩、ごめんなさい‥」
あたしは必死に先輩を拒んだ
だけど先輩はあたしの上に乗ったまま
抵抗するあたしを押さえた
「ンンッ」
たくみ先輩がブラの下のあたしの胸を揉み始めた
:07/06/16 22:00 :SH902iS :☆☆☆
#113 [あゆみ]
「あゆみ俺にしとけよ‥」
たくみ先輩が乳首にキスをする
焦らすように吸うたくみ先輩にあたしは思わずビクッとしてしまった
「感じてるぢゃん」
たくみ先輩があたしの体に舌を走らせる
「そんなことしても
あたしはこうのものだから」
あたしは言い放った
するとたくみ先輩は近くにあったタオルであたしの手と口を縛った
:07/06/16 22:04 :SH902iS :☆☆☆
#114 [あゆみ]
なんで?
なんでこんなことまでして―‥
タオルは今朝こうが使ってた気がする
こうの香水の匂いがした
こうの匂いなのに
今目のまえにいるのはこうぢゃない
昨日、こうと1つになったこのベットで
あたしは今、違う男に触られている
こう、ごめん‥
本当にごめん‥
あたしは目を閉じた
:07/06/16 22:08 :SH902iS :☆☆☆
#115 [あゆみ]
目を閉じて昨日のこうを思い浮かべた
目を閉じると、
照れたこうがいた
なんだか泣き出しそうだった
可愛いかった
愛しかった
だけどどんなにこうを思い浮かべても
たくみ先輩の声が現実に引き戻してしまう
:07/06/16 22:10 :SH902iS :☆☆☆
#116 [あゆみ]
たくみ先輩があたしの足を開かせ指を入れる
本数を増やしてあたしの中を掻き交ぜた
不思議‥
全然気持ち良くない
「そーえばこうの元カノにもあゆみって奴いたなあ〜
あいつあゆみのことその元カノに重ねてたんぢゃね〜?」
聞きたくない
:07/06/16 22:13 :SH902iS :☆☆☆
#117 [あゆみ]
「あ!あいつの親、あいつに金だけ渡してんの
あいつが中学の時
彼女にガキできたのが原因でさ〜
相手の親にあいつの親が金持ってって下ろして下さいって言ったらしーぜ」
たくみ先輩からそんなこと聞きたくないよ‥
:07/06/16 22:16 :SH902iS :☆☆☆
#118 [あゆみ]
「働かなくても金あるくせになあ〜」
あたしは目から涙が溢れた
せめてこうの口から聞きたかった
こうのこと、何も知らない
何もわからない
たくみはあたしの涙を見て話すのをやめた
:07/06/16 22:20 :SH902iS :☆☆☆
#119 [あゆみ]
そして自分のものをあたしの中に入れ
激しく腰を降り始めた
こうとは違う、
たくみ先輩のものが
あたしの中で動いている
「あゆみ‥」
「‥‥ハァハァ」
たくみ先輩はあたしの中に自分の白い液をだした
あたしは声を押し殺して
だけどイッてしまった
:07/06/16 22:23 :SH902iS :☆☆☆
#120 [あゆみ]
「あゆみ、ごめんな」
たくみ先輩が服を着ながら言った
もう遅いよ‥
あたしは服を着ると携帯を片手にこうの家を出た
携帯から鍵を外して机の上に置いていった
こうといたこの場所に
たくみ先輩といるのが辛かった
こう‥
あたしは汚い
あたしはもう
こうの家の鍵を
持つ資格がない
:07/06/16 22:29 :SH902iS :☆☆☆
#121 [あゆみ]
携帯の電源を切った
あたしは永谷駅に向かった
後からたくみ先輩が追いかけてきて
何か叫んでいた気がしたけど
あたしの耳には入らなかった
あたしは頭がぼーっとしたまま
家に帰った
:07/06/16 22:31 :SH902iS :☆☆☆
#122 [あゆみ]
その日は金曜だった
あたしは学校をさぼりただただ寝続けた
ご飯を食べ、自分の部屋に行き、ネイルをいじったり寝続ける日々‥
時々涙が込み上げて来た
はあ‥
もうどうすればいいかわからなかった
泣いても何もかわらないのに
:07/06/16 22:36 :SH902iS :☆☆☆
#123 [あゆみ]
日曜日の夕方、
あたしは3日ぶりに携帯の電源を入れた
新着メール
12件
:07/06/16 22:37 :SH902iS :☆☆☆
#124 [あい]
ぁゆみサン更新早ぃ
から嬉しぃ
こぅとハッピーェンドを
願ぃます
:07/06/16 22:40 :D902i :☆☆☆
#125 [あゆみ]
こう:
あゆみ鍵持ってかなかったんだな
ま!きたくなったらメールしろよ♪
俺が飯作ってまっててやる♪
こう‥ごめん‥
だめだ
また涙が溢れた
:07/06/16 22:42 :SH902iS :☆☆☆
#126 [あゆみ]
あいサン
読んでくれてありがと
暇なんですよ
笑
:07/06/16 22:43 :SH902iS :☆☆☆
#127 [あい]
:07/06/16 22:46 :D902i :☆☆☆
#128 [あゆみ]
だいき:
あゆみちゃんこうと付き合ったの〜?(:_;)
さっきこうから連絡来たよ☆
でもおめでと♪
今度またのもうねッ♪♪
るみ:
たくみ先輩のこと好きになっちゃったみたい‥
今朝別れてからメール返ってこないんだけど
シカトされてるのかなあ?あゆみ今一緒にいる??
:07/06/16 22:47 :SH902iS :☆☆☆
#129 [あゆみ]
あいサン
ありがと
人気なくても
あいサンのために
頑張るね
*笑
:07/06/16 22:48 :SH902iS :☆☆☆
#130 [キャバ娘○○]
めちおもろ
更新がんばってねン
:07/06/16 22:52 :D702i :☆☆☆
#131 [あゆみ]
こう:
なんか部屋荒れてるんだけどなんかあった?
なんかあったんなら隠さず言えよ
さき:
今日学校来なかったけどサボりかーい?!笑
ちえ:
明日遊び行かない?
:07/06/16 22:52 :SH902iS :☆☆☆
#132 [あゆみ]
:07/06/16 22:53 :SH902iS :☆☆☆
#133 [あゆみ]
こう:
返事返さないけど何で?!
なんかした?
俺のせい??
るみ:
たくみ先輩連絡取れたあ?
返事くらいしてよ〜(>_<)
最後のメールはこうからだった
こう:
逢いたいんだけど‥
あとはメルマガやあど変のメールばかりだった
:07/06/16 22:56 :SH902iS :☆☆☆
#134 [あゆみ]
たくみ先輩からのメールはない
月曜日、
あたしは重い体を起こし、仕方なく学校へ行った
たくみ先輩が部活のOBにきてたらと心配だったけど見かけることはなかった
あるサッカー部員から
「たくみ先輩は小池(あたし)のこと見に部活きてたらしーぜ」
とも言われた
:07/06/16 23:00 :SH902iS :☆☆☆
#135 [あゆみ]
毎日1通はこうからメールが来ていた
あゆみ大丈夫か〜?
まぢ疲れた!癒されたい!笑
間違えてあゆみの歯ブラシ使っちゃった☆
腹減った〜
あゆみ好き
内容はたいしたことばっかり
だけどあたしはすごくすごく嬉しかった
:07/06/16 23:03 :SH902iS :☆☆☆
#136 [あゆみ]
こうと連絡を取らなくなってから2週間が過ぎた
返信する勇気がないのに、メールを待ってるあたしがいる
「誰からのメール待ってんのさあ☆
もしかしてダーリン?♪」
クラスで一緒にいるさきが話かけてきた
違うともそうとも言えず
話をそらしてばかりだった
:07/06/16 23:07 :SH902iS :☆☆☆
#137 [あゆみ]
「さきは彼氏とどーなんだよー♪」
「あたしはねッ」
だけど2週間を越えたある日、突然こうからのメールがかえってこなくなった
嫌われたかな
仕方ないよね
:07/06/16 23:09 :SH902iS :☆☆☆
#138 [あい]
ぅちの為に頑張って
くれるとヵ嬉しぃ
笑
完結まで頑張って
くださぃね
!!
でゎ、あまリコメント
書くと他の読者の
邪魔になるのでコレで
失礼します
:07/06/16 23:11 :D902i :☆☆☆
#139 [あゆみ]
だけどあたしはいつも携帯を握りしめていた
こうからの連絡が
もうこないかもしれないのに
そう思って電車に乗ったとき、だいきに会った
「えー!!あゆみちゃんぢゃん!
久しぶりぃ〜♪」
「あ!!だいき先輩!!」
「もう1ヶ月振りかなあ?!
元気〜?」
「はい!!元気ですよ♪」
:07/06/16 23:13 :SH902iS :☆☆☆
#140 [あゆみ]
あいサン
はい
!
完結まで頑張るんで
よろしくお願いします
:07/06/16 23:14 :SH902iS :☆☆☆
#141 [KJ]
:07/06/16 23:17 :D902iS :☆☆☆
#142 [あゆみ]
久しぶりに会うだいき先輩にあの日のこうを思い出していた
「こうあいつ
前より仕事増やしたみたいでさ〜
全然構ってくんないの!
あゆみちゃんは会ってる?」
あたしは困って黙り込んでしまった
それを察したのか
「まあでも親が親で寂しい思いしてるからさ、
あゆみちゃんが傍にいてあげてよ」
と言われた
:07/06/16 23:18 :SH902iS :☆☆☆
#143 [あゆみ]
KJサン
ありがと
読んでいてくれて
めちゃうれしい
ありがと〜
:07/06/16 23:20 :SH902iS :☆☆☆
#144 [KJ]
:07/06/16 23:21 :D902iS :☆☆☆
#145 [あゆみ]
だいき先輩と別れあたしは駅の改札を抜けた
こう‥
仕事頑張ってるんだ
寂しい思いしてるのかな?
もうあたしのこと
忘れちゃった?
あたし、こうが好きだよ
あまり深く考えないようにしていたのに
だいき先輩に会ったらいきなりこうへの気持ちが溢れてしまった
:07/06/16 23:23 :SH902iS :☆☆☆
#146 [あゆみ]
気持ちより体が正直だった
あたしは1度降りた改札に戻り電車に乗った
2駅離れた永谷駅で足を止め、
改札をくぐった
駅から10分のわかりやすい大通りを歩いたところでこうのアパートに着いた
よかった
こうのアパートの場所を
あたしは忘れてはいなかった
:07/06/16 23:28 :SH902iS :☆☆☆
#147 [あゆみ]
3Fを押す
エレベーターをおり、
こうの部屋のに向かって1歩1歩踏み締める
心臓がドキドキし始めた
鍵は持ってないから
インターホンを押す
だけどこうは出てこなかった
午後7時―
寝てるのかな
仕事かも
:07/06/16 23:31 :SH902iS :☆☆☆
#148 [あゆみ]
あたしはドアの前にもたれ掛かった
こう‥早く会いたい
メールはしなかった
今更何て言えばいいかわからない
あたしは地面に寝転がった
:07/06/16 23:33 :SH902iS :☆☆☆
#149 [あゆみ]
カッカッカッ‥‥
誰かの足音が近づいてくる
だけどあたしは眠くて目が開かない
足音があたしの目のまえで止まった
「あゆみ‥?」
:07/06/16 23:35 :SH902iS :☆☆☆
#150 [あゆみ]
あたしは目を擦りながら目を開けた
?!
あたしの目には
しゃがんだこうの顔がどあっぷに映った
「うわッ!」
あたしが体を起こし
足をぺたんと地面につけて座っているとこうがあたしの髪を引っ張った
:07/06/16 23:39 :SH902iS :☆☆☆
#151 [あゆみ]
「痛い痛い痛い!」
「あー、
やっぱ本物か」
「はい?
」
こうの顔を見つめているとこうはハッとしてあたしと目を合わせた
「いや!
なんか幻かなって!」
思わず笑ってしまった
こうを見ると複雑そうな顔であたしに微笑んでいた
:07/06/16 23:42 :SH902iS :☆☆☆
#152 [あゆみ]
「とりあえず、入れよ」
「‥うん」
久しぶりに入ったこうの部屋は片付いていた
あたしをソファーに座らせるとこうはオレンジジュースをもってあたしの隣に座った
「ずっと待ってたの?」
時計を見ると1時だった
あたし、6時間もあそこで寝てたんだ
そうえば肩とお尻痛いかも
:07/06/16 23:46 :SH902iS :☆☆☆
#153 [あゆみ]
「ううん大丈夫!!
さっき家飛び出してきただけだし」
「でも指冷たいよ?」
こうがあたしの指を自分の両手で掴んだ
あ‥‥
またこうが泣き出しそうな顔をしている
何で?
そんな顔しないで
:07/06/16 23:49 :SH902iS :☆☆☆
#154 [あゆみ]
あたしは胸が苦しくなった
きっとこうはそんなに強くない
あたしはこうを抱きしめたくなった
けれど出来ない‥
あたしも弱かった
こうに握られた指先が
だんだん温まってきた
「あ!こう!部屋片付いてるね」
あたしは焦って話題を探した
:07/06/16 23:52 :SH902iS :☆☆☆
#155 [あゆみ]
「あー
あゆみが来るかなって」
‥‥あたしのため?
嬉しいけど切ない
こう、
あたし汚いよ?
こんな汚いあたしのためにそんな気使わないでよ
傷つけてよ
捨ててもいいよ
:07/06/16 23:55 :SH902iS :☆☆☆
#156 [みぉ]
読んでます
がんばってくださぃ
:07/06/16 23:56 :N904i :☆☆☆
#157 [エ]
途中にすいませんKホ
こうやばかっこいいですイ
これ言いたかっただけなのにごめんなさい…訳
:07/06/16 23:57 :W44K :☆☆☆
#158 [あゆみ]
「あゆみ先風呂入れよ」
そう言うとこうは風呂場に行ってしまった
こうは‥
もうあたしを許してはくれないかもしれない
好きぢゃないかもしれない
そう思うと
胸が苦しくて切なくて‥
:07/06/16 23:57 :SH902iS :☆☆☆
#159 [あゆみ]
:07/06/16 23:59 :SH902iS :☆☆☆
#160 [あゆみ]
こうがリビングに帰って来た
「あ!お腹空いてない?」
「大丈夫
さっき食った」
「そっか」
あたしが微笑んだのを見て
「あ!オムライス食べたいかも」
そう言った
:07/06/17 00:03 :SH902iS :☆☆☆
#161 [さゆり]
:07/06/17 00:05 :SH901iC :☆☆☆
#162 [あゆみ]
「あ!作れるよ」
あたしは立ち上がり冷蔵庫を開けた
‥‥‥
冷蔵庫の中は
ビールやチューハイ、つまみばかりだった
「こう、いつも何食べてんの?」
「え?あー
コンビニ弁当とか?」
あたしは冷蔵庫を見つめた
こんなんだったら来るまえに材料買っとけば良かった
あたしは冷蔵庫を閉め、バックから財布を出そうとした
「どこ行くの?!」
:07/06/17 00:07 :SH902iS :☆☆☆
#163 [あゆみ]
:07/06/17 00:08 :SH902iS :☆☆☆
#164 [あゆみ]
こうがあたしの手首を掴んだ
「スーパー!!」
「え?!空いてないよ?!」
あ‥‥
時計を見ると1時を過ぎていた
いや!!
それでもあたしは諦めなかった
「わかんないぢゃんッ
探してくる!!」
あたしは部屋を飛び出した
「あゆみ待てよ!!」
急いでこうが追いかけて来た
:07/06/17 00:11 :SH902iS :☆☆☆
#165 [あゆみ]
「こう、ちゃんと鍵閉めた?!」
「あ、やべッ」
こうが急いで部屋に戻る
「もー」
遠くなるこうをみて微笑んだ
「わり〜」
振り返るとヘルメットを持ったこうが走ってくる
「え?!」
こうはそのままあたしの肩をだきエレベーターに乗った
「こうバイクのんの?!」
「まーな」
:07/06/17 00:15 :SH902iS :☆☆☆
#166 [あゆみ]
こうよりも少し背の低いあたしにヘルメットを被せた
1Fに付き駐車場の横に停まってあるバイクにまたがると
手慣れた感じにエンジンを入れた
「乗れよ」
あたしはこうの後ろにちょこんと乗り服をちょっとだけ掴んだ
:07/06/17 00:18 :SH902iS :☆☆☆
#167 [あゆみ]
「あのな〜
そんなんだと落ちるよ?
ばか?」
あたしはこうのすねを蹴り抱き着いた
「いてえ〜な!」
こうは勢いよくバイクをだした
:07/06/17 00:21 :SH902iS :☆☆☆
#168 [あゆみ]
こうの香りが風邪に乗ってやってくる
ドキドキする
あたしはこうの背中にほっぺたを当てた
ずっとこうしてたいな
「なんかどこまでも行けそうだね」
こうの顔を覗くと何も言わず微笑んでいた
:07/06/17 00:24 :SH902iS :☆☆☆
#169 [(・ω・)]
あげます
:07/06/17 00:26 :P903i :☆☆☆
#170 [あゆみ]
だけど酔いしれてる暇もなくとなりまちのスーパーについた
「閉店2時ー?!
すげー」
あたしは大きな声で言った
「こうこのスーパー知ってて来たの?」
「いや全然
たまたま見つけた☆」
あたしは足早にスーパーに向かった
:07/06/17 00:27 :SH902iS :☆☆☆
#171 [にか]
おもろいです
:07/06/17 00:30 :P903i :☆☆☆
#172 [あゆみ]
あげありがと
☆
不意にこうがあたしの手を繋いだ
真っ直ぐ前を見ていたけど多分こうは照れている
あたしも強くてを握り返した
食材を一通り買って
袋に詰めた
食材を選ぶときも
レジをするときも
あたしはこうの手を離さなかった
:07/06/17 00:31 :SH902iS :☆☆☆
#173 [あゆみ]
にかサン
ありがと
再びバイクに乗りあたしたちは帰った
部屋に着きあたしは食材を台所に並べた
包丁を手に始めようとすると
「そんなんあとでいいから
先風呂入れよ」
後ろからこうが話しかけた
:07/06/17 00:38 :SH902iS :☆☆☆
#174 [あゆみ]
あたしは包丁手に後ろをむいた
「おい!!
あぶねー奴だなッ
俺殺す気?」
こうが冗談混じりに言った
「あ‥
ごめん」
あたしは包丁を置いてこうを見た
「何だよ」
こうが目を反らす
「一緒に入ろーよ、お風呂‥」
あたしは俯いた
:07/06/17 00:42 :SH902iS :☆☆☆
#175 [あゆみ]
「‥はあ〜仕方ないッ」
俯いたままのあたしの体がふわっと浮いた
「え?!いーよ
重いでしょ?自分で歩くッ!」
お姫様だっこをされあたしはばたばたした
「いーの
俺がしたいからしてるのッ」
あたしはそのままお風呂まで連れて行かれた
:07/06/17 00:45 :SH902iS :☆☆☆
#176 [(・―・)]
:07/06/17 00:47 :W41CA :☆☆☆
#177 [あゆみ]
「はいッ
ばんざいして?」
あたしは言われるままにあっという間にぬがされた
その後こうは自分も脱いだ
こうがポチャンとお湯につかる
「来いよ」
あたしは胸を両手で抱えながらこうの足の間に座った
「〜〜〜♪」
こうは歌なんか歌っていた
あたしはこうにもたれ掛かりこうの手を繋いだ
:07/06/17 00:50 :SH902iS :☆☆☆
#178 [あゆみ]
きれい‥
「こうは職人なのに綺麗な手してるね」
「そうか〜?♪」
こうの歌が響く
こうに触れる度伝えきれない想いが込み上げて
あたしはどうしようもなくなった
だめだ‥
あたしは泣いていた
:07/06/17 00:53 :SH902iS :☆☆☆
#179 [あゆみ]
こうが好き
大好き‥
嫌われたくない
失いたくない‥
あたしはクルッと向きを変えこうに抱き着いた
こうは歌いながらあたしの髪を撫でる
その綺麗な手で‥
:07/06/17 00:56 :SH902iS :☆☆☆
#180 [あゆみ]
「こう、
あたしは‥‥
こうが好き
こうが好きだよ、‥」
「うん」
「ずっといたい‥
一緒にいたい」
「うん」
「こうは‥
こうはあたしが嫌いデスカ?」
:07/06/17 01:00 :SH902iS :☆☆☆
#181 [☆]
リァルタィムで見てます
この話大好き
頑張ってください
:07/06/17 01:03 :SH903i :☆☆☆
#182 [あゆみ]
こうは涙を溜めたあたしの瞳を真っ直ぐ見つめながら言った
「好き
俺も離す気ない
だから‥‥‥話して?
ちゃんとあゆみの口から聞きたい」
あたしは頭が真っ白になった
‥やっぱ知ってたんだ
あたしはたくみ先輩のことを全部話した
:07/06/17 01:04 :SH902iS :☆☆☆
#183 [あゆみ]
☆サン
ありがと
リアルタイムとかなんか
悪い気するなあ
:07/06/17 01:06 :SH902iS :☆☆☆
#184 [にか]
あげます
:07/06/17 01:06 :P903i :☆☆☆
#185 [TOMMYGIRL]
はまりました
!!
これからも..
頑張ッて下さい
応援してます
:07/06/17 01:12 :SH903i :☆☆☆
#186 [あゆみ]
あたしは自分の気持ちを精一杯伝えた
「ごめんな、
俺はたくみがおまえのこと好きだって知ってたから‥本当最低なことしたって思ってるんだ
けどおまえが俺でいいって言うなら俺はおまえを渡さない」
「‥うん」
お湯だか涙だかわからないあたしのほっぺたを流れる水滴をこうは指でなぞった
:07/06/17 01:13 :SH902iS :☆☆☆
#187 [あゆみ]
TOMMYサン
応援ありがと
:07/06/17 01:15 :SH902iS :☆☆☆
#188 [さら]
:07/06/17 01:15 :SH903i :☆☆☆
#189 []
みてます
おもしろすぎです
:07/06/17 01:16 :P903i :☆☆☆
#190 [あゆみ]
「あゆみ‥」
こうの顔が近づきあたしは目を閉じた
長いキスをした
こうがゆっくり顔を離すとあたしを強く抱きしめた
1ヶ月間、
会えなかったこうが
今あたしの腕の中にいる
あたしたちはお互いを確かめるように抱きしめた
:07/06/17 01:22 :SH902iS :☆☆☆
#191 [あゆみ]
さらサン
サン
読んでくれて
しかも気に入ってくれて
ありがと
みんながそう言ってくれるとかきごたえあります
!
完結までよろしくねッ
:07/06/17 01:25 :SH902iS :☆☆☆
#192 [あゆみ]
「あ!あたしが頭洗って上げる〜♪」
「ぢゃあ俺は体洗ってやるよ♪」
「えろおやじ〜」
「ちっちゃくても男だからなッ」
「何a?」
「168」
「へえ〜
意外と大きんだッ!」
「失礼な!
これでもナイーブなんだからッ!」
:07/06/17 01:33 :SH902iS :☆☆☆
#193 [あゆみ]
こうといっぱい笑ってお風呂を上がった
あたしがタオルを手に取ると
こうはそれを自分でもち
あたしの体や頭を拭いてくれた
「よし!」
その後で自分の体を拭く
「こうはお母さんみたいだね!」
あたしは全裸のまま部屋にいった
:07/06/17 01:37 :SH902iS :☆☆☆
#194 [あゆみ]
「こらこら
服くらい着ろよ〜」
こうの言葉を無視し、
あたしはこうの部屋に行き引き出しをあさった
明日は学校
きっとこうは仕事だろうけど
あたしはここに泊まろう
そう思っていた
引き出しを開けこうのスエットを見つけ着た
「ぶかぶか☆」
:07/06/17 01:41 :SH902iS :☆☆☆
#195 [あゆみ]
あたしは引き出しを閉めた
すると床にプリクラが落ちていた
手に取ると今より少し髪の短いこうと女の子がくっついて映っていた
:07/06/17 01:43 :SH902iS :☆☆☆
#196 [あゆみ]
わかってる‥
ちゃんとわかってる
元カノくらい、こうにいても当たり前
でも辛かった
なんでこんなとこにあるのかな
こうが見てたのかな
あたしはプリクラをそのままにして部屋を出た
台所に向かい包丁を持つ
すると
「あ!それ俺のスエット?
てかまだ作る気あったの?!」
「だって食べたいんでしょー?」
「あー今日はいーやッ
明日作ってよ♪」
:07/06/17 01:49 :SH902iS :☆☆☆
#197 [あゆみ]
「え〜」
「今は飯よりあゆみが欲しい」
ドキッとした
「だからこっち来いよ」
やばい‥
あたしは照れながらこうの前に行った
:07/06/17 01:51 :SH902iS :☆☆☆
#198 []
あげます
:07/06/17 01:54 :P903i :☆☆☆
#199 [あゆみ]
こうはタバコを片手に
あたしを見上げた
そしてあたしの手を掴むとタバコを灰皿に押し付け
あたしの体をグイッと引き寄せた
少し何も言わず抱きしめると
こうはあたしをベットに寝かせ
髪を撫でた
「可愛いな〜」
こうが呟く
あたしは恥ずかしくなって
目を反らす
:07/06/17 01:56 :SH902iS :☆☆☆
#200 [あゆみ]
「こう、
あたしこうのこと
何も知らない」
あたしは口を開けた
「ん〜?
急にどした?
何知りたいん?」
あたしはこうを見た
「元カノのこととか〜」
:07/06/17 01:59 :SH902iS :☆☆☆
#201 [あゆみ]
今日ゎもう寝ます
:07/06/17 02:01 :SH902iS :☆☆☆
#202 [あい]
:07/06/17 02:06 :D902i :☆☆☆
#203 [☆]
たくさんの更新お疲れ様でした
:07/06/17 02:06 :SH903i :☆☆☆
#204 [あゆみ]
目が覚めたので更新します(、_`)ノ笑
「あ〜そーだねえ」
「たくみ先輩から聞いたけど―」
言いかけたところでこうが言葉を遮った
「でも!
今はあゆみだから
昔なんてどーでもいーぢゃんッ」
:07/06/17 06:39 :SH902iS :☆☆☆
#205 [あゆみ]
こうはそう言うとあたしにキスをした
あたしに覆いかぶさるようにして上に乗ると
スエットをめくった
こうは何も言わずにあたしの胸を見つめている
「なに?」
何も答えずこうは乳首をくわえた
「こう‥」
こうは何も言わず乳首を刺激した
「ァッ‥」
漏れる声
あたしは足の間がドクドクいうのがわかった
:07/06/17 06:48 :SH902iS :☆☆☆
#206 [あゆみ]
「あゆみ‥」
パンツを下ろし片手であたしの割れ目をなぞり
少しずつ指を入れる
「ァッンッンッン〜」
あたしは目をつぶりただ声を上げた
こうはそんなあたしを見てサッと下を脱いだ
あたしはそれをガッと掴み思いきり揺らした
:07/06/17 06:53 :SH902iS :☆☆☆
#207 [あゆみ]
こうはあたしの中から手を抜き寝転ぶ
あたしはあごを上下させこうを見た
うっすら目をあけたこうがこっちを見ている
「あゆみ‥」
時々名前を呼ばれた
あたしはそのまましゃぶり続けた
ジュル‥ジュル‥ッ
こうがビクッとした
「ぁッァッ‥イク!!!!!!」
こうの中から出た白い液体は
そのままあたしの口に溢れた
:07/06/17 06:59 :SH902iS :☆☆☆
#208 [キャバ娘○○]
まぢこの小説ェロでィィですね
めちやはまります!!
更新がンばッてくださいね
:07/06/17 07:01 :D702i :☆☆☆
#209 [あゆみ]
こうがティッシュを持ってきてあたしの口に当てた
「わりィー苦しいよなあ
吐けッ」
あたしはこうを見つめた
そして一気にゴクンと飲みこうに笑ってみせた
「のんぢゃった♪」
「え゛!!!!」
こうはティッシュを握り驚いていた
:07/06/17 07:03 :SH902iS :☆☆☆
#210 [あゆみ]
キャバ娘サン
ありがと
頑張ります
あたしはこうの体を倒し、上に重なった
「こう重い〜?」
こうの胸に耳を当て心臓の音を聞く
「あゆみ‥‥
はめて?」
こうは我慢できない感じにあたしを見た
「あッ」
あたしは急いでこうのものを自分の中にさした
:07/06/17 07:08 :SH902iS :☆☆☆
#211 [あゆみ]
「んッ‥」
こうは腰を振り始める
「ンッンッァァッ‥」
あたしもそのリズムにあわれてこうの上で揺れた
?!
いきなりこうが起き上がりあたしに自分のものを刺したまま立った
あたしはこうに抱っこされたまま
こうはあたしを揺らした
:07/06/17 07:11 :SH902iS :☆☆☆
#212 [あゆみ]
こうのものが自分のなかで激しく動く
「ァッァンッンッンッ‥‥!!」
こうは激しさを増しあたしは絶頂をむかえた
「ハァ‥ハァハァ‥!!」
こうも絶頂を迎え、あたしの奥に自分のものを押し付けたまま動きが止まった
こうが自分のものをあたしからぬくと白い液体がいっぱいついていた
あたしの割れ目からにはあまり付いていない
:07/06/17 07:16 :SH902iS :☆☆☆
#213 [あゆみ]
「奥まで入っちゃった?」
こうがいきなりあたしの割れ目を手で開きながらいった
見ると白い液体がたまっている
あたしはそのままパンツをはき布団にくるまった
こうも服を来て布団に入った
「んッ!!」
あたしの体をクルッと自分の方に向けあたしの頭を胸に押し付けた
「こう苦しい〜」
苦しくてこうから離れようとした
けれどすぐこうの力で引き寄せられてしまう
:07/06/17 07:23 :SH902iS :☆☆☆
#214 [あゆみ]
「俺んとこ来てくれてありがと‥
めちゃめちゃ嬉しかった」
こうが言った
顔は見えないけどあたしを包む腕の力が強かった
あたしは同じくらい強く、こうを抱きしめ返す
「ありがと」
あたしがそう言うとこうが深呼吸してあたしを動かしおでことおでこをくっつけた
明日目が覚めたら
きっとこうはいない
オムライスはこうが帰ってくるとき
作って待ってよう
あたしはこうが離れないように強く抱きしめて眠りについた
:07/06/17 07:30 :SH902iS :☆☆☆
#215 [あゆみ]
「ん〜‥ん?!」
目が覚めると隣にはこうがあたしの胸に顔を埋めて寝ていた
なんでこうがいるの?!
仕事ないのかな?
あ!!ぢゃあオムライス作ろう!
そう思って立ち上がろうとしたが
こうが抱き着いてきて立てなかった
「ん〜ッ」
こうはあたしの胸に顔を埋めたままゴソゴソ動いた
:07/06/17 07:35 :SH902iS :☆☆☆
#216 [我輩は匿名である]
gif 4KB
:07/06/17 07:36 :W44K :☆☆☆
#217 [あゆみ]
「も〜」
あたしの体に絡まったこうの手をどけようとした
?!
こうは強くあたしの手を跳ね退けスエットをめくって乳首を吸った
赤ちゃんか
!!と思いながら
あたしはこうのものを掴んだ
:07/06/17 07:38 :SH902iS :☆☆☆
#218 [あゆみ]
こうはあたしを抱きしめる手を緩め
あたしはその隙にベットから出た
「あゆみ〜?」
ちょうどオムライスが出来上がるころ
ベットからこうの声が聞こえた
:07/06/17 07:40 :SH902iS :☆☆☆
#219 [あゆみ]
「あッ起きた〜?」
あたしはこうのところに走って行き目を閉じたままのこうの唇にキスをした
こうは眠気が飛んだらしくパッチリと目を開けた
「何このいい匂い‥」
こうが周りを見て言った
「待ってね!
もうすぐだからッ」
あたしは台所にかけていきまた料理を続けた
:07/06/17 07:44 :SH902iS :☆☆☆
#220 [あゆみ]
こうがベットから出てあたしの後ろで足をとめると
後ろからあたしを抱きしめた
「うまそ〜」
あたしはドキドキしながら包丁を動かす
「今日仕事は?」
「あ〜今日休み」
まぢッ?!
「ぢゃああたしも学校休む!今日は一緒にいよッ」
あたしは振り返り笑顔でこうに言った
「だーめ
おまえはこの後学校行くの」
:07/06/17 07:48 :SH902iS :☆☆☆
#221 [あゆみ]
こうはあたしのおでこを指で弾いた
「やだやだやだやだー
」
あたしはこうの胸をポカポカ叩いた
「いてえよ
」
こうはあたしの手首を掴むとあたしを見下ろした
こう見るとあたしはこうよりずっと小さい気がした
:07/06/17 07:51 :SH902iS :☆☆☆
#222 [あゆみ]
愛しい‥
この気持ち、どうしたら伝わるんだろう‥
あたしは伝える術を知らない
ゆっくりとこうに抱き着いた
こうもあたしの頭に手を当て髪を撫でる
こう‥
これ以上の幸せはないよ
:07/06/17 07:54 :SH902iS :☆☆☆
#223 [みぃ]
もぅ更新されてる
もしよかったら、感想板とか作っていただけると嬉しいです
図々しくてすみません
:07/06/17 07:57 :SH903i :☆☆☆
#224 [あゆみ]
あたしは料理を並べた
こうと初めて食べる朝ごはん
これからはこうにいろいろ食べさせてあげなくちゃ
そう思った
テレビを見ながら朝ごはんを食べる
普通の夫婦みたい
あたしはこうが旦那ならいいのにな〜
そんなことを考えた
:07/06/17 07:58 :SH902iS :☆☆☆
#225 [あゆみ]
:07/06/17 08:03 :SH902iS :☆☆☆
#226 [あゆみ]
ご飯を食べ終わって
あたしが片付けをしていると急いでこうがやってきた
「いーよやんなくて
学校行くよ」
やっぱだめか‥
こうがまあいっかと言ってくれるような気がしていたけど
こうは学校へいかすつもりだ
こうはサッとあたしからスエットを脱がせるとあたしに制服を着せた
ヘルメットを2つ持ち1つをあたしに被らせた
「行くよ」
そう言うとあたしの鞄を片手に玄関へ歩き出した
:07/06/17 08:11 :SH902iS :☆☆☆
#227 [あゆみ]
「あ、待って!!」
「何?」
こうが足をとめる
「鍵ほしい」
あたしは勇気をだして言ってみた
「ああ」
そう言うとこうは部屋に行き戻ってくると
あたしの手に鍵を握らせた
「なくすなよ」
「うん!」
:07/06/17 08:13 :SH902iS :☆☆☆
#228 [あゆみ]
そのまま家を出てエレベーターに乗り、
こうのバイクにまたがった
もっと一緒にいたかったなあ‥
時計を見ると9時半
明らか遅刻だった
こうにしがみつき風を浴びた
あっという間に学校につきこうは校門であたしをおろした
「行けよ」
あたしはこうを見つめる
こうはそれを読み取ったようにあたしの唇にキスをした
「メールするねーッ」
てを振りあたしはこうと別れた
:07/06/17 08:19 :SH902iS :☆☆☆
#229 [あゆみ]
クラスに入るとさきが笑顔であたしを見た
休み時間、
さきにこうのことを話した
「たくみ先輩の友達なんだあ!!
てことは今年19?」
「そうみたい♪」
「へえ〜
今度会いたいなあ」
「えー身長とかちっちゃいし会ってもつまんないよぉ」
「何aなのッ?!」
:07/06/17 08:29 :SH902iS :☆☆☆
#230 [あゆみ]
「168
」
「ぢゃああゆみと5aしか変わんないぢゃん!!」
「うるさいな〜」
そう
あたしは163aで女にしては大きい方だった
あたしはこうが小さくても嫌ぢゃないけど
こうはどうなのかな
ふとそんなことを思った
:07/06/17 08:31 :SH902iS :☆☆☆
#231 [あゆみ]
「へえ〜
たくみ先輩がいたころは
2人ともモデルみたいでお似合いだねーってみんな話してたのにねッ」
たくみ先輩‥
さきはたくみ先輩とあたしにあった出来事を知らないからしかたないけど
たくみ先輩のことは思い出したくなかった
あたしは話しをそらしてその場を盛り上げた
:07/06/17 08:35 :SH902iS :☆☆☆
#232 [あゆみ]
たくみ先輩、あれからどうしてるかな
大丈夫かな
たくみ先輩のことだから
きっと新しい彼女見つけて楽しくやってるよね
そんな風に軽く受け止めていた
:07/06/17 08:41 :SH902iS :☆☆☆
#233 [我輩は匿名である]
:07/06/17 09:06 :N702iD :☆☆☆
#234 [あゆみ]
それからあたしは放課後、こうの家に行くことが日課になった
あたしは必ずこうより先に合い鍵で家に入り
ご飯を作って待っていた
平日はほぼ毎日、
土日はこうは仕事だから家でくだくだしたり
家に帰ってからまた着たりした
:07/06/17 13:02 :SH902iS :☆☆☆
#235 [あゆみ]
〜〜〜♪
「ん〜」
テレビの音がかすかに聞こえ、あたしは目を覚ました
「あゆみ何時から寝てたあ〜?
軽く5時間は寝てるぞ」
時計を見ると12時
きっとこうは7時からずっとあたしを起こさずにいたんだ
:07/06/17 13:06 :SH902iS :☆☆☆
#236 [あゆみ]
「ごめん!
ご飯どうする?
あたし何も用事して―」
言いかけると目の前のちゃぶ台に
ピザと焼きそばが置いてあった
「冷めちゃったけど
食えよ」
あたしは箸を持ちご飯を食べた
冷凍ピザに具のない焼きそば
だけどこれがこうが初めてあたしに作ってくれた料理だった
:07/06/17 13:10 :SH902iS :☆☆☆
#237 [あゆみ]
「うまいか?」
こうがあたしを見た
「微妙〜」
「まぢィ〜
俺の努力があー」
ふっ笑
こうは単純で純粋なところが多かった
お茶碗も箸も2つに増えた
あたしのものがこの部屋に増えて行く
一つのお風呂に一緒に浸かって
一つの布団で夜を迎える
腕まくらをずっとしてほしくて、枕はいらないと言った
:07/06/17 13:17 :SH902iS :☆☆☆
#238 [あゆみ]
あたしたちは毎日1つになった
こうの細い体に抱きしめられると、安心できた
幸せになれた
あたしはこうと出会ってから2ヶ月が過ぎた
たくみ先輩はあれから1度も学校に来なかった
:07/06/17 13:21 :SH902iS :☆☆☆
#239 [あゆみ]
1年前はたくみ先輩は学校にいて、
廊下で会うとなにかとちょっかいを出して
毎日楽しかった
だけどいまゎもういない
OBとして部活にもこない
あたしはこうを選んだんだから、仕方ないんだよ
あのあとるみはたくみ先輩からの返事がなく、
今は違う人と付き合っているらしい
だいき先輩は、こうの家にいると時々やってきて
3人で呑んだりした
携帯に付いてるプリクラをみたら
だいき先輩の妹のあゆみちゃんはとても可愛かった
:07/06/17 13:26 :SH902iS :☆☆☆
#240 [あゆみ]
「ぜってー将来いい女になるぜ」
「はいはい♪」
だいき先輩は妹をすごく可愛がっているみたいだった
:07/06/17 13:27 :SH902iS :☆☆☆
#241 [あゆみ]
「あゆみ〜今日の夜ホスト行くんだけどー、一緒に行かない?!」
高校ですごく仲のいいさちが話しかけて来た
「ごめん興味ないやあ〜」
さちは少し前までポッチャリしていたのに今ではあたしより細いくらい
激ヤセしていた
奥二重だった目をアイプチで大きくし、肌を焼いていた
最近へそピを開けたと見せてきた
「あ!ぢゃああたし出すよ〜今日一緒行く人いなくて〜お願いッ」
はあ‥
あたしは仕方なく着いていくことにした
:07/06/17 13:38 :SH902iS :☆☆☆
#242 [あゆみ]
ホストなんて行ったことない
第一あたしは好きぢゃない
夜の9時にさちと駅で待ち合わせをした
「お待たせ〜」
さちは胸や肩、足がグッと開いたドレスをきていた
髪はアップにしてあげている
「さちすごいッ
あたしこんなんでいーのかな?!」
あたしはキャミ1枚とジーパンだった
:07/06/17 13:41 :SH902iS :☆☆☆
#243 [あゆみ]
「だいぢょぶだょぉ
ぢゃあ行こ行こッ」
さちの手があたしの手を引いた
肌はキラキラし、爪はすごい長いつけづめ
さちはいつからこうなったっけ?
「ROSE」とかかれたホストクラブに着いた
:07/06/17 13:44 :SH902iS :☆☆☆
#244 [あゆみ]
「小牧様ですね
ご指名どうなさいますか?」
受け付けの幼い感じのホストが話しかけて来た
「龍とたくみは?」
さちが答える
たくみ?偶然だよなと勝手に思った
案内された席につき待っていると一人の男がやってきた
:07/06/17 13:47 :SH902iS :☆☆☆
#245 [あゆみ]
「あゆみサンっすか?
はじめまして
龍です」
「龍〜おひさー♪」
さちが龍と言う男に抱き着く
「はい。小池あゆみです」
とりあえず挨拶をした
「待ってね、たくみもうすぐ来るから」
そう言うとさちは龍の腕を取り、足を組んでお酒をのみはじめた
:07/06/17 13:50 :SH902iS :☆☆☆
#246 [あゆみ]
あたしが一人携帯をいじっていると
隣に誰かが座った
「久しぶり」
声と同時に左を向く
一瞬言葉を失った
久しぶりに見たたくみ先輩はロン毛で、いかにもホストって感じだった
:07/06/17 13:54 :SH902iS :☆☆☆
#247 [あゆみ]
「たくみ先輩‥」
あたしはたくみ先輩の方を見て
「あ、たくみって呼んで?」
あたしはTAKUMIと書かれた名刺をもらった
:07/06/17 13:56 :SH902iS :☆☆☆
#248 [あゆみ]
「たくみ先輩、大丈夫?」
「先輩てよぶなって
大丈夫て何が?」
たくみ先輩はあたしの頭のうしろに腕を回した
「なんでホスト?」
「別に〜
かせげるし?
今日はさちに言ってあゆみを連れてこさせたんだ
こうは、元気か?」
どこかぎこちない
だけどたくみ先輩が元気そうで嬉しかった
たくみ先輩は前のハイテンションな感じから少し冷めた感じのクールな感じになっていた
「たくみ先輩来ないから、サッカー部の高橋が寂しがってたよ」
「そうか」
「あたしね、料理大分上手くなったんだよ」
たくみ先輩は微笑みながら聞いていた
:07/06/17 14:05 :SH902iS :☆☆☆
#249 [あゆみ]
たくみ先輩はあたしを連れて来させたくせに
特にいろいろ話さなかった
なんで呼び出したのかな
相変わらずさちは龍サンといちゃいちゃしていた
:07/06/17 14:10 :SH902iS :☆☆☆
#250 []
:07/06/17 15:22 :SH700i :☆☆☆
#251 []
:07/06/17 16:08 :F902iS :☆☆☆
#252 [我輩は匿名である]
:07/06/17 16:18 :N902i :☆☆☆
#253 [夢架]
:07/06/17 16:41 :W42H :☆☆☆
#254 [あゆみ]
続き*
「ほら〜さち帰るよぉ」
さちはヘロヘロによっていた
あたしはほろ酔いくらいで意識はしっかりしてる
「龍また連絡してね〜
ぢゃないとさち死んで呪ってやるからぁ〜‥」
「こえーことゆうなよー」
龍は笑いながらさちをおんぶした
「龍サンお酒強いんだね♪」
あたしはさちにバンバンのまされていた龍サンを思い出した
「あ?あんなん慣れっすよ」
余裕な面持ちで答える
:07/06/17 17:24 :SH902iS :☆☆☆
#255 [あゆみ]
「てかあたしなんかに敬語ぢゃなくていいよ
龍サン何歳なの?」
「へ?ああ、
俺まだ16ですよ」
え〜!!!!
あたしは純粋に驚いた
16って‥大人びてるなあ!!
「てかあたしにそんなこと言っていいの?!
16って違法でしょ?」
龍サンはふふっと笑って答えた
「あゆみサンは絶対言わないよ
さちの泣いてる顔見たくないでしょ?」
あたしは事実をつかれたようで悔しかった
けど実際あたしがばらしたところで何の特もない
:07/06/17 17:29 :SH902iS :☆☆☆
#256 [あゆみ]
「わりィあゆみ!!」
店を出たところで
振り返るとたくみが走ってきた
「客に捕まっちゃってさ
てかあゆみ来たけりゃいつでも来いよ」
「てか今日何であたしを呼んだの?」
「ただ‥
あゆみの元気な顔が見たくなっただけだよ
おまえも頑張れよ」
たくみ先輩が笑顔で答えた
「うん」
たくみ先輩は切ないくらい優しかった
:07/06/17 17:34 :SH902iS :☆☆☆
#257 [あゆみ]
さちはタクシーで帰ってった
あたしはまだ足もしっかりしていたので電車でかえることにした
たくみ先輩、
元気そうで安心したな
:07/06/17 17:36 :SH902iS :☆☆☆
#258 [あゆみ]
プルルルルル‥プルルルルル‥
たくみの携帯に電話がかかる
―着信:さち―
「はいはーい♪」
「たくみ例のあれどーした?」
「おまえ脳みそ大丈夫〜?
財布見てみろよ」
たくみはまだ営業中
夜の世界はまだまだこれからだった
電話を片手に女の髪を撫でる
「たくだあれ〜?」
女の甘い声がさちの耳に入る
:07/06/17 17:42 :SH902iS :☆☆☆
#259 [あゆみ]
「まだ店かよ?」
さちは頭痛がして不機嫌そうに聞く
携帯を耳と肩で挟んで財布を探した
「まーね
営業中♪」
「はッ」
さちは鼻で笑った
「あゆみ連れてけばまたこれくれる?」
さちは財布にあった透明の袋に入った白い粉を眺めた
:07/06/17 17:47 :SH902iS :☆☆☆
#260 [あゆみ]
1ヶ月前、さちはたまたまコンビニで出会った龍に恋をした
痩せて、キャバをはじた
そのお金で龍に貢ぐ
だけど頑張っても龍は振り向いてはくれない
寂しさと辛さから開放されたくて
さちはたくみから薬を買うようになった
「あゆみならもう誘ってもこねえよ」
たくみがたばこに火をつける
:07/06/17 17:51 :SH902iS :☆☆☆
#261 [あゆみ]
「‥‥いくらとんの?」
さちは金額を聞いた
「15」
たくみの返事にため息をつく
「わかった」
さちは電話を切り外を眺めた
:07/06/17 17:53 :SH902iS :☆☆☆
#262 [あゆみ]
―――――――――
「たくみサン‥」
「なんだよ」
女に手を握られてるたくみの前に龍が立つ
「帰り、話しませんか?」
真剣な顔でたくみに尋ねた
「わかった」
たくみは一瞬だけ龍をチラリと見ると女の顔に視線を戻した
:07/06/17 17:57 :SH902iS :☆☆☆
#263 [あゆみ]
「たくみサンッ!!」
たくみが控室でたばこを吸っていると龍がやってきた
「なーにまだいたの?」
たくみがだるそうに答える
「さちのこと、黙ってて貰えませんか?」
たくみはふーっと煙りをはいた
「おまえそんなにクビにされたいの?」
「‥‥‥」
龍はうつむいた
:07/06/17 18:02 :SH902iS :☆☆☆
#264 [あゆみ]
たくみの勤めるホストクラブは
客とプライベートで関係を持ったのがばれるとクビになる
だけど1ヶ月前さちが龍を尋ねてここにきたとき
龍がさちに連絡先を教えていたのを
たくみは見逃さなかった
そう、龍もさちが好きだった
けれどクビにされるわけにはいかなくて、さちに気持ちを伝えられずにいた
:07/06/17 18:06 :SH902iS :☆☆☆
#265 [あゆみ]
「たくみサンさえ黙っててくれたら―」
たくみの怒鳴り声が部屋に響く
「ふざけんな
俺がおまえにそこまでする義理はない」
龍はあることを思い付いた
「たくみサンはあゆみサンがほしいんですよね?」
たくみの動きが止まった
:07/06/17 18:10 :SH902iS :☆☆☆
#266 [あゆみ]
「僕がたくみサンとあゆみサンが上手くいくようにして見せます
それなら僕たちに対して目を伏せていてくれますね?」
たくみは考えていた
「できるならやってみせろよ」
龍はニコッと笑うと
「やってみせます」
と一言言って出ていった
:07/06/17 18:13 :SH902iS :☆☆☆
#267 [あゆみ]
―――――
バタン
扉の開く音がした
「こうお帰り〜」
あたしは仕事から帰って来たこうに思いきり抱き着いた
「あゆみッ♪
どうしたの?
なんかいいことあった?」
こうがあたしの頭を撫でた
今日は何だか気分がよかった
昨日元気そうなたくみ先輩をみたからかな
あゆみはこうに甘えた
:07/06/17 18:18 :SH902iS :☆☆☆
#268 [あゆみ]
ご飯を食べてから
一緒にお風呂に入った
「あゆみはガキみてえだな〜」
こうがあゆみの腰くらいまである長い髪を丁寧に束ねてゴムをした
「こうはお母さんみたいだよねッ♪」
振り返りこうに話し掛ける
「せめてお父さんと言えッ」
こうがあたしのほっぺたを両手で挟む
:07/06/17 18:23 :SH902iS :☆☆☆
#269 [あゆみ]
笑い声がお風呂に響く
お風呂からあがり
2人で乾杯をした
「お疲れ様〜♪」
「あゆみもなッ」
チューハイをゴクゴクのみ気持ちよくなってきたところで
あたしはベット転がった
「あ〜
あゆみだけずりぃ〜」
こうも隣に転がった
笑って横を見ると
こうと目が合った
:07/06/17 18:27 :SH902iS :☆☆☆
#270 [あゆみ]
あたしはゆっくり目を閉じた
あれ?
こうは目を閉じていた
「ちょっと〜
寝ないで〜ッ」
あたしはこうの手を握った
「あッごめん
なんかここんとこ疲れてるみたい」
こうが目を擦る
:07/06/17 18:30 :SH902iS :☆☆☆
#271 [あゆみ]
あたしはこうを抱きしめた
「んッ」
こうがあたしのスエットに顔をいれ乳首をなめる
「疲れてんぢゃなかったのぉ?」
あたしはこうの髪を撫でた
「ちょっとだけ‥」
やっぱ眠そうにこうが答えた
:07/06/17 18:33 :SH902iS :☆☆☆
#272 [あゆみ]
あたしはこうの背中をさすった
肩から腰まで手を往復させていると
こうがビクッとした
ん?
あたしは立ち上がり寝ているこうの服をめくった
「なんだよ」
こうが薄目を開けてあたしを見上げた
「‥ここどーしたの?」
あたしはこうの背中の端っこにある青あざを指差した
「ああ、ちょっと打っただけ」
こうはめくられたスエットをなおそうとした
:07/06/17 18:37 :SH902iS :☆☆☆
#273 [あゆみ]
あたしはその手を止めて
あざに顔をちかずけた
痛そう‥
痛いよね
あたし舐めたりキスをした
こうはそんなあたしを見て微笑みながら髪を撫でた
久しぶりに、
あの泣き出しそうなこうの顔をみた
:07/06/17 18:39 :SH902iS :☆☆☆
#274 [あゆみ]
「あゆみ‥好き
大好き」
いきなり言われてあたしは顔を赤らさめた
「どこにも行かないで‥
‥ずっと
俺の傍にいて」
あたしはそのままこうに抱かれたままじっとしていた
こう‥
あたしも同じ気持ちだよ
こうは不安になったのか
あたしの体じゅうに自分の印をつけた
あたしにこうが刻まれていく
:07/06/17 18:43 :SH902iS :☆☆☆
#275 [あゆみ]
気付いたら朝だった
朝になるといつもこうは隣にいない
昨日のことが夢だったようにも思えてしまう
確かにこうの家にいても
こうが脱ぎすてたスエットが温かくても
どこか寂しい
だけど着替えるときに
自分の体にこうが付けた愛の跡をみると安心できた
夢ぢゃない
こうがあたしにそう言っているかのように‥
:07/06/17 18:47 :SH902iS :☆☆☆
#276 [みいこ]
頑張ってくださいmx
こうとあゆみは
離れてほしくないよお―…
(セ-ωq)・.°
:07/06/17 18:50 :W44T :☆☆☆
#277 [あゆみ]
あたしはこうの家から直接学校に行った
「小池〜!」
後ろから誰かがやってきた
隣のクラスの高橋だ
高橋はたくみ先輩と1番仲のいい後輩(あたしとはタメ)でばかで明るい奴だった
一部の女子はうるさいとブーイングをとばしていたけど
高橋は社交的で友達は多いしあたしも結構好きなタイプだった
「おぁよッ♪」
:07/06/17 18:54 :SH902iS :☆☆☆
#278 [あゆみ]
「たくみ先輩長谷部の駅前でホストやるって知ってた?!」
「あーうん
こないださちと一緒にいってみた」
「まぢー?!
たくみ先輩かっこいいからぜってーホスト似合うよな!!」
高橋が興奮気味に話しかける
「あーなんか大分落ち着いてたよ♪」
「えー!!
もしかして小池、たくみ先輩に貢いぢゃってるとか?!」
高橋がニヤニヤしてあたしをみた
:07/06/17 18:58 :SH902iS :☆☆☆
#279 [あゆみ]
「違うよ!
さちに誘われたから行っただけだよ」
「冗談だっつーのッ☆」
高橋は八重歯をみせてニカッと笑った
「てゆーか大谷もすげーよなあ!!
あいつも長谷部のハニーズでキャバやってんだろ?」
は?さちがキャバ?
あたしは耳を疑った
:07/06/17 19:01 :SH902iS :☆☆☆
#280 [あゆみ]
みいこサン
読んでくれて
ありがと
結末ゎ
(言っていいのか
わからないけど)
ハッピーエンドに
する予定だよっ
:07/06/17 19:02 :SH902iS :☆☆☆
#281 [あゆみ]
「え‥
もしかしておまえ知らなかった?!
サッカー部のやつが夜ハニーズから大谷が出てくるの見たってゆーし
本当らしーぜ」
さち‥
なんで言ってくれなかったの?
「そーなんた゛あ‥」
あたしはただ聞いてるだけだった
「まあたくみ先輩に会ったら俺が会いたがってたって言っといてよ♪」
高橋は呆れるくらいたくみ先輩になついてた
「高橋ってもしかしてこっち?」
あたしは左手を右のほっぺたに付けた
「ばかッ!!ちげーよ」
:07/06/17 19:08 :SH902iS :☆☆☆
#282 [あゆみ]
高橋は目をまるくして真剣に首を振った
「うそうそッ♪
てか1限始まるよ☆」
あたしはそのまま高橋と別れ自分の教室に向かった
さちと話したい
あたしはさちと放課後
一緒に帰ることにした
:07/06/17 19:10 :SH902iS :☆☆☆
#283 [みいこ]
ホンマですかイ笑
毎日チェックします!
xd∀`)フ゛
頑張ってください咐x+゜
:07/06/17 19:13 :W44T :☆☆☆
#284 [あゆみ]
「さ〜ちッ」
さちのクラスに行くと3人のギャルのこたちの中に
さちが鏡を片手にマスカラを塗っていた
「ぉ〜あゆみ
ちょいまったあ!!
マスカラが上手くぬれないのさあ↓」
さちがあたしに気付き話し掛ける
「さちあたしの使う?」
ギャルの一人がさちに自分のマスカラを渡した
「このこが"あゆみ"?」
その子は黒く縁取られた目をあたしに向けた
:07/06/17 19:15 :SH902iS :☆☆☆
#285 [あゆみ]
みいこサン
ありがと
頑張るね(、∀`)
「あたしまりえ
こいつがよしこで
あいつがゆき」
まりえと言うギャルの子はあたしに軽く笑顔を見せながら
ショートの耳に輝くピアスを揺らして言った
それからさちと一緒に教室を出て駅に向かった
:07/06/17 19:19 :SH902iS :☆☆☆
#286 [あゆみ]
「どこ行くよー?」
さちが話しかけてきた
「‥‥‥」
「あゆみどーしたの?」
さちがあゆみの顔を覗き込む
「さち、あたしに隠してることない?」
「え?」
さちがキョトンとした
「ハニーズでキャバやってるって本当?」
あたしは顔をしかめて聞いていた
別にさちがキャバをやっていても不思議ぢゃないけど
あたしに話してくれなかったことが悲しい
:07/06/17 20:16 :SH902iS :☆☆☆
#287 [あゆみ]
「‥‥‥ごめん」
それからさちは黙り込んでしまった
ふーっと深呼吸をして真剣にあたしの目を見て、さちは話し始めた
「あたし龍に貢いでんの
仕事がない日はほぼ毎日」
え‥‥
さちがそんなに龍にはまってるなんて知らなかった
:07/06/17 20:19 :SH902iS :☆☆☆
#288 [あぃ]
:07/06/17 21:38 :D902i :☆☆☆
#289 []
あげー
:07/06/17 21:57 :P903i :☆☆☆
#290 [あゆみ]
みんな
あげありがとッ
早く完結させたい
☆
続き*
「あははッ
笑っちゃうよね
貢いだって龍はあたしのことなんか
客としか見てないのにね
でも‥それでも龍が好きだから‥」
さちの声が細くなる
つらいよね
辛かったんだね‥
あたしはさちの肩を引き寄せ抱きしめた
:07/06/17 22:11 :SH902iS :☆☆☆
#291 [あゆみ]
さちの肩が奮え始め
泣き崩れてしまった
「さち‥」
さちの肩はいつしかこんなに細くなっていた
前まであたしを包んでくれたさちが今ぢゃ
弱くて‥
頼りなくて‥
「あゆみ〜」
さちはあたしから離れ手で顔を覆った
「ごめん!!」
「いいんだよ」
あたしはさちに手をのばした
:07/06/17 22:15 :SH902iS :☆☆☆
#292 [あゆみ]
「違うのッ
違うんだよ
あたし‥‥」
さちは涙で上手く喋れなそうに
でも必死に何かを伝えようとしていた
「あたしたくみから薬貰ってて‥
ないとおかしくなっちゃって‥‥
あたし‥‥自分が怖い
どうすればいいかわかんないよ」
さちが
たくみから薬?
意味わかんない
何で?
どうして?
何がここまでさちを変えた?
誰がここまでさちを変えた?
:07/06/17 22:19 :SH902iS :☆☆☆
#293 [あゆみ]
「辛かったの‥
たくみに相談したら
ぢゃあ薬でもやれば?って言うから‥
あたし抜け出せなくなっちゃって」
たくみ先輩‥‥
さちを
こんなに変えたのは龍
ならたくみ先輩を変えたのは
あたしですか?
「さち‥
気付いてあげられなくてごめんね
あたし、さちの力になってみせるから
さちは幸せになって」
さちは潤んだ瞳であたしを見上げた
:07/06/17 22:25 :SH902iS :☆☆☆
#294 [あゆみ]
この頃から
全ては変わり始めていた
誰もが幸せになりたい
ただそれだけなのに
誰かを幸せにするには
誰かを犠牲にしなくてはいけないときがある
あたしはさちが落ち着いてから
久しぶりに家に帰った
あたしの知らないうちに
周りは変わっていた
あたしはあることを決意していた
:07/06/17 22:29 :SH902iS :☆☆☆
#295 [あゆみ]
この日からこうの家には
行かなくなった
こうはなぜか
連絡をしてこない
だけどあたしにとってはその方がよかった
あたしの決意が揺らぐ前に
どうか全てが上手く行きますように‥
夜中の11時
あたしは夜のまちに踏み出した
かかとの高いハイヒールに肩のでた丈の短い黒のワンピース
サングラスをかけ
反対側の道路から
ホストクラブ「ROSE」の入口を眺めていた
:07/06/17 22:35 :SH902iS :☆☆☆
#296 [あゆみ]
背の高い金髪のホストが女と一緒に店を出てきた
あたしはそれに気付くと
ゆっくりその場に近づいた
「こんばんは」
男に向かって話し掛ける
「‥‥‥」
男は少しの間あたしを眺めてから自信なさそうに聞いてきた
「あゆみサン?」
あたしはサングラスを外し男に笑顔を向けた
そう、男は龍だった
:07/06/17 22:39 :SH902iS :☆☆☆
#297 [あゆみ]
あたしは龍に仕事が上がる時間を聞き、
隣まちの喫茶店で待ち合わせをすることにした
少しねむくなってきた頃
龍は急いでやってきた
「あゆみサンごめん!!」
「大丈夫♪
龍ちゃん何飲む?」
あたしは龍にメニューを渡した
:07/06/17 22:43 :SH902iS :☆☆☆
#298 [あゆみ]
「龍ちゃんて‥笑
ちょうどよかった
俺もあゆみサンに話があったんだ」
龍は強い瞳であたしを見た
あたしから乗り込んだくせに
龍の自信に溢れた態度を目の前に
あたしは拍子抜けしてしまった
:07/06/17 22:45 :SH902iS :☆☆☆
#299 [あゆみ]
「単刀直入に言うけど‥‥
たくみサンと付き合ってくれませんか?」
は?
龍の作戦は
あたしの作戦とは大分異なるものだった
「俺らのホストクラブはさ、
プライベートて禁止なの
だから今こうしてあゆみサンと会ってるのも違反だし
俺がさちにあど聞いたりしたのも違反なわけ
だからあゆみサンに会うのはちゃんとした理由がある
1歩踏み出すのにリスクは付き物だからね」
:07/06/17 22:50 :SH902iS :☆☆☆
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