淫ら
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#151 [あゆみ]
「痛い痛い痛い!」
「あー、
やっぱ本物か」
「はい?
」
こうの顔を見つめているとこうはハッとしてあたしと目を合わせた
「いや!
なんか幻かなって!」
思わず笑ってしまった
こうを見ると複雑そうな顔であたしに微笑んでいた
:07/06/16 23:42 :SH902iS :☆☆☆
#152 [あゆみ]
「とりあえず、入れよ」
「‥うん」
久しぶりに入ったこうの部屋は片付いていた
あたしをソファーに座らせるとこうはオレンジジュースをもってあたしの隣に座った
「ずっと待ってたの?」
時計を見ると1時だった
あたし、6時間もあそこで寝てたんだ
そうえば肩とお尻痛いかも
:07/06/16 23:46 :SH902iS :☆☆☆
#153 [あゆみ]
「ううん大丈夫!!
さっき家飛び出してきただけだし」
「でも指冷たいよ?」
こうがあたしの指を自分の両手で掴んだ
あ‥‥
またこうが泣き出しそうな顔をしている
何で?
そんな顔しないで
:07/06/16 23:49 :SH902iS :☆☆☆
#154 [あゆみ]
あたしは胸が苦しくなった
きっとこうはそんなに強くない
あたしはこうを抱きしめたくなった
けれど出来ない‥
あたしも弱かった
こうに握られた指先が
だんだん温まってきた
「あ!こう!部屋片付いてるね」
あたしは焦って話題を探した
:07/06/16 23:52 :SH902iS :☆☆☆
#155 [あゆみ]
「あー
あゆみが来るかなって」
‥‥あたしのため?
嬉しいけど切ない
こう、
あたし汚いよ?
こんな汚いあたしのためにそんな気使わないでよ
傷つけてよ
捨ててもいいよ
:07/06/16 23:55 :SH902iS :☆☆☆
#156 [みぉ]
読んでます
がんばってくださぃ
:07/06/16 23:56 :N904i :☆☆☆
#157 [エ]
途中にすいませんKホ
こうやばかっこいいですイ
これ言いたかっただけなのにごめんなさい…訳
:07/06/16 23:57 :W44K :☆☆☆
#158 [あゆみ]
「あゆみ先風呂入れよ」
そう言うとこうは風呂場に行ってしまった
こうは‥
もうあたしを許してはくれないかもしれない
好きぢゃないかもしれない
そう思うと
胸が苦しくて切なくて‥
:07/06/16 23:57 :SH902iS :☆☆☆
#159 [あゆみ]
:07/06/16 23:59 :SH902iS :☆☆☆
#160 [あゆみ]
こうがリビングに帰って来た
「あ!お腹空いてない?」
「大丈夫
さっき食った」
「そっか」
あたしが微笑んだのを見て
「あ!オムライス食べたいかも」
そう言った
:07/06/17 00:03 :SH902iS :☆☆☆
#161 [さゆり]
:07/06/17 00:05 :SH901iC :☆☆☆
#162 [あゆみ]
「あ!作れるよ」
あたしは立ち上がり冷蔵庫を開けた
‥‥‥
冷蔵庫の中は
ビールやチューハイ、つまみばかりだった
「こう、いつも何食べてんの?」
「え?あー
コンビニ弁当とか?」
あたしは冷蔵庫を見つめた
こんなんだったら来るまえに材料買っとけば良かった
あたしは冷蔵庫を閉め、バックから財布を出そうとした
「どこ行くの?!」
:07/06/17 00:07 :SH902iS :☆☆☆
#163 [あゆみ]
:07/06/17 00:08 :SH902iS :☆☆☆
#164 [あゆみ]
こうがあたしの手首を掴んだ
「スーパー!!」
「え?!空いてないよ?!」
あ‥‥
時計を見ると1時を過ぎていた
いや!!
それでもあたしは諦めなかった
「わかんないぢゃんッ
探してくる!!」
あたしは部屋を飛び出した
「あゆみ待てよ!!」
急いでこうが追いかけて来た
:07/06/17 00:11 :SH902iS :☆☆☆
#165 [あゆみ]
「こう、ちゃんと鍵閉めた?!」
「あ、やべッ」
こうが急いで部屋に戻る
「もー」
遠くなるこうをみて微笑んだ
「わり〜」
振り返るとヘルメットを持ったこうが走ってくる
「え?!」
こうはそのままあたしの肩をだきエレベーターに乗った
「こうバイクのんの?!」
「まーな」
:07/06/17 00:15 :SH902iS :☆☆☆
#166 [あゆみ]
こうよりも少し背の低いあたしにヘルメットを被せた
1Fに付き駐車場の横に停まってあるバイクにまたがると
手慣れた感じにエンジンを入れた
「乗れよ」
あたしはこうの後ろにちょこんと乗り服をちょっとだけ掴んだ
:07/06/17 00:18 :SH902iS :☆☆☆
#167 [あゆみ]
「あのな〜
そんなんだと落ちるよ?
ばか?」
あたしはこうのすねを蹴り抱き着いた
「いてえ〜な!」
こうは勢いよくバイクをだした
:07/06/17 00:21 :SH902iS :☆☆☆
#168 [あゆみ]
こうの香りが風邪に乗ってやってくる
ドキドキする
あたしはこうの背中にほっぺたを当てた
ずっとこうしてたいな
「なんかどこまでも行けそうだね」
こうの顔を覗くと何も言わず微笑んでいた
:07/06/17 00:24 :SH902iS :☆☆☆
#169 [(・ω・)]
あげます
:07/06/17 00:26 :P903i :☆☆☆
#170 [あゆみ]
だけど酔いしれてる暇もなくとなりまちのスーパーについた
「閉店2時ー?!
すげー」
あたしは大きな声で言った
「こうこのスーパー知ってて来たの?」
「いや全然
たまたま見つけた☆」
あたしは足早にスーパーに向かった
:07/06/17 00:27 :SH902iS :☆☆☆
#171 [にか]
おもろいです
:07/06/17 00:30 :P903i :☆☆☆
#172 [あゆみ]
あげありがと
☆
不意にこうがあたしの手を繋いだ
真っ直ぐ前を見ていたけど多分こうは照れている
あたしも強くてを握り返した
食材を一通り買って
袋に詰めた
食材を選ぶときも
レジをするときも
あたしはこうの手を離さなかった
:07/06/17 00:31 :SH902iS :☆☆☆
#173 [あゆみ]
にかサン
ありがと
再びバイクに乗りあたしたちは帰った
部屋に着きあたしは食材を台所に並べた
包丁を手に始めようとすると
「そんなんあとでいいから
先風呂入れよ」
後ろからこうが話しかけた
:07/06/17 00:38 :SH902iS :☆☆☆
#174 [あゆみ]
あたしは包丁手に後ろをむいた
「おい!!
あぶねー奴だなッ
俺殺す気?」
こうが冗談混じりに言った
「あ‥
ごめん」
あたしは包丁を置いてこうを見た
「何だよ」
こうが目を反らす
「一緒に入ろーよ、お風呂‥」
あたしは俯いた
:07/06/17 00:42 :SH902iS :☆☆☆
#175 [あゆみ]
「‥はあ〜仕方ないッ」
俯いたままのあたしの体がふわっと浮いた
「え?!いーよ
重いでしょ?自分で歩くッ!」
お姫様だっこをされあたしはばたばたした
「いーの
俺がしたいからしてるのッ」
あたしはそのままお風呂まで連れて行かれた
:07/06/17 00:45 :SH902iS :☆☆☆
#176 [(・―・)]
:07/06/17 00:47 :W41CA :☆☆☆
#177 [あゆみ]
「はいッ
ばんざいして?」
あたしは言われるままにあっという間にぬがされた
その後こうは自分も脱いだ
こうがポチャンとお湯につかる
「来いよ」
あたしは胸を両手で抱えながらこうの足の間に座った
「〜〜〜♪」
こうは歌なんか歌っていた
あたしはこうにもたれ掛かりこうの手を繋いだ
:07/06/17 00:50 :SH902iS :☆☆☆
#178 [あゆみ]
きれい‥
「こうは職人なのに綺麗な手してるね」
「そうか〜?♪」
こうの歌が響く
こうに触れる度伝えきれない想いが込み上げて
あたしはどうしようもなくなった
だめだ‥
あたしは泣いていた
:07/06/17 00:53 :SH902iS :☆☆☆
#179 [あゆみ]
こうが好き
大好き‥
嫌われたくない
失いたくない‥
あたしはクルッと向きを変えこうに抱き着いた
こうは歌いながらあたしの髪を撫でる
その綺麗な手で‥
:07/06/17 00:56 :SH902iS :☆☆☆
#180 [あゆみ]
「こう、
あたしは‥‥
こうが好き
こうが好きだよ、‥」
「うん」
「ずっといたい‥
一緒にいたい」
「うん」
「こうは‥
こうはあたしが嫌いデスカ?」
:07/06/17 01:00 :SH902iS :☆☆☆
#181 [☆]
リァルタィムで見てます
この話大好き
頑張ってください
:07/06/17 01:03 :SH903i :☆☆☆
#182 [あゆみ]
こうは涙を溜めたあたしの瞳を真っ直ぐ見つめながら言った
「好き
俺も離す気ない
だから‥‥‥話して?
ちゃんとあゆみの口から聞きたい」
あたしは頭が真っ白になった
‥やっぱ知ってたんだ
あたしはたくみ先輩のことを全部話した
:07/06/17 01:04 :SH902iS :☆☆☆
#183 [あゆみ]
☆サン
ありがと
リアルタイムとかなんか
悪い気するなあ
:07/06/17 01:06 :SH902iS :☆☆☆
#184 [にか]
あげます
:07/06/17 01:06 :P903i :☆☆☆
#185 [TOMMYGIRL]
はまりました
!!
これからも..
頑張ッて下さい
応援してます
:07/06/17 01:12 :SH903i :☆☆☆
#186 [あゆみ]
あたしは自分の気持ちを精一杯伝えた
「ごめんな、
俺はたくみがおまえのこと好きだって知ってたから‥本当最低なことしたって思ってるんだ
けどおまえが俺でいいって言うなら俺はおまえを渡さない」
「‥うん」
お湯だか涙だかわからないあたしのほっぺたを流れる水滴をこうは指でなぞった
:07/06/17 01:13 :SH902iS :☆☆☆
#187 [あゆみ]
TOMMYサン
応援ありがと
:07/06/17 01:15 :SH902iS :☆☆☆
#188 [さら]
:07/06/17 01:15 :SH903i :☆☆☆
#189 []
みてます
おもしろすぎです
:07/06/17 01:16 :P903i :☆☆☆
#190 [あゆみ]
「あゆみ‥」
こうの顔が近づきあたしは目を閉じた
長いキスをした
こうがゆっくり顔を離すとあたしを強く抱きしめた
1ヶ月間、
会えなかったこうが
今あたしの腕の中にいる
あたしたちはお互いを確かめるように抱きしめた
:07/06/17 01:22 :SH902iS :☆☆☆
#191 [あゆみ]
さらサン
サン
読んでくれて
しかも気に入ってくれて
ありがと
みんながそう言ってくれるとかきごたえあります
!
完結までよろしくねッ
:07/06/17 01:25 :SH902iS :☆☆☆
#192 [あゆみ]
「あ!あたしが頭洗って上げる〜♪」
「ぢゃあ俺は体洗ってやるよ♪」
「えろおやじ〜」
「ちっちゃくても男だからなッ」
「何a?」
「168」
「へえ〜
意外と大きんだッ!」
「失礼な!
これでもナイーブなんだからッ!」
:07/06/17 01:33 :SH902iS :☆☆☆
#193 [あゆみ]
こうといっぱい笑ってお風呂を上がった
あたしがタオルを手に取ると
こうはそれを自分でもち
あたしの体や頭を拭いてくれた
「よし!」
その後で自分の体を拭く
「こうはお母さんみたいだね!」
あたしは全裸のまま部屋にいった
:07/06/17 01:37 :SH902iS :☆☆☆
#194 [あゆみ]
「こらこら
服くらい着ろよ〜」
こうの言葉を無視し、
あたしはこうの部屋に行き引き出しをあさった
明日は学校
きっとこうは仕事だろうけど
あたしはここに泊まろう
そう思っていた
引き出しを開けこうのスエットを見つけ着た
「ぶかぶか☆」
:07/06/17 01:41 :SH902iS :☆☆☆
#195 [あゆみ]
あたしは引き出しを閉めた
すると床にプリクラが落ちていた
手に取ると今より少し髪の短いこうと女の子がくっついて映っていた
:07/06/17 01:43 :SH902iS :☆☆☆
#196 [あゆみ]
わかってる‥
ちゃんとわかってる
元カノくらい、こうにいても当たり前
でも辛かった
なんでこんなとこにあるのかな
こうが見てたのかな
あたしはプリクラをそのままにして部屋を出た
台所に向かい包丁を持つ
すると
「あ!それ俺のスエット?
てかまだ作る気あったの?!」
「だって食べたいんでしょー?」
「あー今日はいーやッ
明日作ってよ♪」
:07/06/17 01:49 :SH902iS :☆☆☆
#197 [あゆみ]
「え〜」
「今は飯よりあゆみが欲しい」
ドキッとした
「だからこっち来いよ」
やばい‥
あたしは照れながらこうの前に行った
:07/06/17 01:51 :SH902iS :☆☆☆
#198 []
あげます
:07/06/17 01:54 :P903i :☆☆☆
#199 [あゆみ]
こうはタバコを片手に
あたしを見上げた
そしてあたしの手を掴むとタバコを灰皿に押し付け
あたしの体をグイッと引き寄せた
少し何も言わず抱きしめると
こうはあたしをベットに寝かせ
髪を撫でた
「可愛いな〜」
こうが呟く
あたしは恥ずかしくなって
目を反らす
:07/06/17 01:56 :SH902iS :☆☆☆
#200 [あゆみ]
「こう、
あたしこうのこと
何も知らない」
あたしは口を開けた
「ん〜?
急にどした?
何知りたいん?」
あたしはこうを見た
「元カノのこととか〜」
:07/06/17 01:59 :SH902iS :☆☆☆
#201 [あゆみ]
今日ゎもう寝ます
:07/06/17 02:01 :SH902iS :☆☆☆
#202 [あい]
:07/06/17 02:06 :D902i :☆☆☆
#203 [☆]
たくさんの更新お疲れ様でした
:07/06/17 02:06 :SH903i :☆☆☆
#204 [あゆみ]
目が覚めたので更新します(、_`)ノ笑
「あ〜そーだねえ」
「たくみ先輩から聞いたけど―」
言いかけたところでこうが言葉を遮った
「でも!
今はあゆみだから
昔なんてどーでもいーぢゃんッ」
:07/06/17 06:39 :SH902iS :☆☆☆
#205 [あゆみ]
こうはそう言うとあたしにキスをした
あたしに覆いかぶさるようにして上に乗ると
スエットをめくった
こうは何も言わずにあたしの胸を見つめている
「なに?」
何も答えずこうは乳首をくわえた
「こう‥」
こうは何も言わず乳首を刺激した
「ァッ‥」
漏れる声
あたしは足の間がドクドクいうのがわかった
:07/06/17 06:48 :SH902iS :☆☆☆
#206 [あゆみ]
「あゆみ‥」
パンツを下ろし片手であたしの割れ目をなぞり
少しずつ指を入れる
「ァッンッンッン〜」
あたしは目をつぶりただ声を上げた
こうはそんなあたしを見てサッと下を脱いだ
あたしはそれをガッと掴み思いきり揺らした
:07/06/17 06:53 :SH902iS :☆☆☆
#207 [あゆみ]
こうはあたしの中から手を抜き寝転ぶ
あたしはあごを上下させこうを見た
うっすら目をあけたこうがこっちを見ている
「あゆみ‥」
時々名前を呼ばれた
あたしはそのまましゃぶり続けた
ジュル‥ジュル‥ッ
こうがビクッとした
「ぁッァッ‥イク!!!!!!」
こうの中から出た白い液体は
そのままあたしの口に溢れた
:07/06/17 06:59 :SH902iS :☆☆☆
#208 [キャバ娘○○]
まぢこの小説ェロでィィですね
めちやはまります!!
更新がンばッてくださいね
:07/06/17 07:01 :D702i :☆☆☆
#209 [あゆみ]
こうがティッシュを持ってきてあたしの口に当てた
「わりィー苦しいよなあ
吐けッ」
あたしはこうを見つめた
そして一気にゴクンと飲みこうに笑ってみせた
「のんぢゃった♪」
「え゛!!!!」
こうはティッシュを握り驚いていた
:07/06/17 07:03 :SH902iS :☆☆☆
#210 [あゆみ]
キャバ娘サン
ありがと
頑張ります
あたしはこうの体を倒し、上に重なった
「こう重い〜?」
こうの胸に耳を当て心臓の音を聞く
「あゆみ‥‥
はめて?」
こうは我慢できない感じにあたしを見た
「あッ」
あたしは急いでこうのものを自分の中にさした
:07/06/17 07:08 :SH902iS :☆☆☆
#211 [あゆみ]
「んッ‥」
こうは腰を振り始める
「ンッンッァァッ‥」
あたしもそのリズムにあわれてこうの上で揺れた
?!
いきなりこうが起き上がりあたしに自分のものを刺したまま立った
あたしはこうに抱っこされたまま
こうはあたしを揺らした
:07/06/17 07:11 :SH902iS :☆☆☆
#212 [あゆみ]
こうのものが自分のなかで激しく動く
「ァッァンッンッンッ‥‥!!」
こうは激しさを増しあたしは絶頂をむかえた
「ハァ‥ハァハァ‥!!」
こうも絶頂を迎え、あたしの奥に自分のものを押し付けたまま動きが止まった
こうが自分のものをあたしからぬくと白い液体がいっぱいついていた
あたしの割れ目からにはあまり付いていない
:07/06/17 07:16 :SH902iS :☆☆☆
#213 [あゆみ]
「奥まで入っちゃった?」
こうがいきなりあたしの割れ目を手で開きながらいった
見ると白い液体がたまっている
あたしはそのままパンツをはき布団にくるまった
こうも服を来て布団に入った
「んッ!!」
あたしの体をクルッと自分の方に向けあたしの頭を胸に押し付けた
「こう苦しい〜」
苦しくてこうから離れようとした
けれどすぐこうの力で引き寄せられてしまう
:07/06/17 07:23 :SH902iS :☆☆☆
#214 [あゆみ]
「俺んとこ来てくれてありがと‥
めちゃめちゃ嬉しかった」
こうが言った
顔は見えないけどあたしを包む腕の力が強かった
あたしは同じくらい強く、こうを抱きしめ返す
「ありがと」
あたしがそう言うとこうが深呼吸してあたしを動かしおでことおでこをくっつけた
明日目が覚めたら
きっとこうはいない
オムライスはこうが帰ってくるとき
作って待ってよう
あたしはこうが離れないように強く抱きしめて眠りについた
:07/06/17 07:30 :SH902iS :☆☆☆
#215 [あゆみ]
「ん〜‥ん?!」
目が覚めると隣にはこうがあたしの胸に顔を埋めて寝ていた
なんでこうがいるの?!
仕事ないのかな?
あ!!ぢゃあオムライス作ろう!
そう思って立ち上がろうとしたが
こうが抱き着いてきて立てなかった
「ん〜ッ」
こうはあたしの胸に顔を埋めたままゴソゴソ動いた
:07/06/17 07:35 :SH902iS :☆☆☆
#216 [我輩は匿名である]
gif 4KB
:07/06/17 07:36 :W44K :☆☆☆
#217 [あゆみ]
「も〜」
あたしの体に絡まったこうの手をどけようとした
?!
こうは強くあたしの手を跳ね退けスエットをめくって乳首を吸った
赤ちゃんか
!!と思いながら
あたしはこうのものを掴んだ
:07/06/17 07:38 :SH902iS :☆☆☆
#218 [あゆみ]
こうはあたしを抱きしめる手を緩め
あたしはその隙にベットから出た
「あゆみ〜?」
ちょうどオムライスが出来上がるころ
ベットからこうの声が聞こえた
:07/06/17 07:40 :SH902iS :☆☆☆
#219 [あゆみ]
「あッ起きた〜?」
あたしはこうのところに走って行き目を閉じたままのこうの唇にキスをした
こうは眠気が飛んだらしくパッチリと目を開けた
「何このいい匂い‥」
こうが周りを見て言った
「待ってね!
もうすぐだからッ」
あたしは台所にかけていきまた料理を続けた
:07/06/17 07:44 :SH902iS :☆☆☆
#220 [あゆみ]
こうがベットから出てあたしの後ろで足をとめると
後ろからあたしを抱きしめた
「うまそ〜」
あたしはドキドキしながら包丁を動かす
「今日仕事は?」
「あ〜今日休み」
まぢッ?!
「ぢゃああたしも学校休む!今日は一緒にいよッ」
あたしは振り返り笑顔でこうに言った
「だーめ
おまえはこの後学校行くの」
:07/06/17 07:48 :SH902iS :☆☆☆
#221 [あゆみ]
こうはあたしのおでこを指で弾いた
「やだやだやだやだー
」
あたしはこうの胸をポカポカ叩いた
「いてえよ
」
こうはあたしの手首を掴むとあたしを見下ろした
こう見るとあたしはこうよりずっと小さい気がした
:07/06/17 07:51 :SH902iS :☆☆☆
#222 [あゆみ]
愛しい‥
この気持ち、どうしたら伝わるんだろう‥
あたしは伝える術を知らない
ゆっくりとこうに抱き着いた
こうもあたしの頭に手を当て髪を撫でる
こう‥
これ以上の幸せはないよ
:07/06/17 07:54 :SH902iS :☆☆☆
#223 [みぃ]
もぅ更新されてる
もしよかったら、感想板とか作っていただけると嬉しいです
図々しくてすみません
:07/06/17 07:57 :SH903i :☆☆☆
#224 [あゆみ]
あたしは料理を並べた
こうと初めて食べる朝ごはん
これからはこうにいろいろ食べさせてあげなくちゃ
そう思った
テレビを見ながら朝ごはんを食べる
普通の夫婦みたい
あたしはこうが旦那ならいいのにな〜
そんなことを考えた
:07/06/17 07:58 :SH902iS :☆☆☆
#225 [あゆみ]
:07/06/17 08:03 :SH902iS :☆☆☆
#226 [あゆみ]
ご飯を食べ終わって
あたしが片付けをしていると急いでこうがやってきた
「いーよやんなくて
学校行くよ」
やっぱだめか‥
こうがまあいっかと言ってくれるような気がしていたけど
こうは学校へいかすつもりだ
こうはサッとあたしからスエットを脱がせるとあたしに制服を着せた
ヘルメットを2つ持ち1つをあたしに被らせた
「行くよ」
そう言うとあたしの鞄を片手に玄関へ歩き出した
:07/06/17 08:11 :SH902iS :☆☆☆
#227 [あゆみ]
「あ、待って!!」
「何?」
こうが足をとめる
「鍵ほしい」
あたしは勇気をだして言ってみた
「ああ」
そう言うとこうは部屋に行き戻ってくると
あたしの手に鍵を握らせた
「なくすなよ」
「うん!」
:07/06/17 08:13 :SH902iS :☆☆☆
#228 [あゆみ]
そのまま家を出てエレベーターに乗り、
こうのバイクにまたがった
もっと一緒にいたかったなあ‥
時計を見ると9時半
明らか遅刻だった
こうにしがみつき風を浴びた
あっという間に学校につきこうは校門であたしをおろした
「行けよ」
あたしはこうを見つめる
こうはそれを読み取ったようにあたしの唇にキスをした
「メールするねーッ」
てを振りあたしはこうと別れた
:07/06/17 08:19 :SH902iS :☆☆☆
#229 [あゆみ]
クラスに入るとさきが笑顔であたしを見た
休み時間、
さきにこうのことを話した
「たくみ先輩の友達なんだあ!!
てことは今年19?」
「そうみたい♪」
「へえ〜
今度会いたいなあ」
「えー身長とかちっちゃいし会ってもつまんないよぉ」
「何aなのッ?!」
:07/06/17 08:29 :SH902iS :☆☆☆
#230 [あゆみ]
「168
」
「ぢゃああゆみと5aしか変わんないぢゃん!!」
「うるさいな〜」
そう
あたしは163aで女にしては大きい方だった
あたしはこうが小さくても嫌ぢゃないけど
こうはどうなのかな
ふとそんなことを思った
:07/06/17 08:31 :SH902iS :☆☆☆
#231 [あゆみ]
「へえ〜
たくみ先輩がいたころは
2人ともモデルみたいでお似合いだねーってみんな話してたのにねッ」
たくみ先輩‥
さきはたくみ先輩とあたしにあった出来事を知らないからしかたないけど
たくみ先輩のことは思い出したくなかった
あたしは話しをそらしてその場を盛り上げた
:07/06/17 08:35 :SH902iS :☆☆☆
#232 [あゆみ]
たくみ先輩、あれからどうしてるかな
大丈夫かな
たくみ先輩のことだから
きっと新しい彼女見つけて楽しくやってるよね
そんな風に軽く受け止めていた
:07/06/17 08:41 :SH902iS :☆☆☆
#233 [我輩は匿名である]
:07/06/17 09:06 :N702iD :☆☆☆
#234 [あゆみ]
それからあたしは放課後、こうの家に行くことが日課になった
あたしは必ずこうより先に合い鍵で家に入り
ご飯を作って待っていた
平日はほぼ毎日、
土日はこうは仕事だから家でくだくだしたり
家に帰ってからまた着たりした
:07/06/17 13:02 :SH902iS :☆☆☆
#235 [あゆみ]
〜〜〜♪
「ん〜」
テレビの音がかすかに聞こえ、あたしは目を覚ました
「あゆみ何時から寝てたあ〜?
軽く5時間は寝てるぞ」
時計を見ると12時
きっとこうは7時からずっとあたしを起こさずにいたんだ
:07/06/17 13:06 :SH902iS :☆☆☆
#236 [あゆみ]
「ごめん!
ご飯どうする?
あたし何も用事して―」
言いかけると目の前のちゃぶ台に
ピザと焼きそばが置いてあった
「冷めちゃったけど
食えよ」
あたしは箸を持ちご飯を食べた
冷凍ピザに具のない焼きそば
だけどこれがこうが初めてあたしに作ってくれた料理だった
:07/06/17 13:10 :SH902iS :☆☆☆
#237 [あゆみ]
「うまいか?」
こうがあたしを見た
「微妙〜」
「まぢィ〜
俺の努力があー」
ふっ笑
こうは単純で純粋なところが多かった
お茶碗も箸も2つに増えた
あたしのものがこの部屋に増えて行く
一つのお風呂に一緒に浸かって
一つの布団で夜を迎える
腕まくらをずっとしてほしくて、枕はいらないと言った
:07/06/17 13:17 :SH902iS :☆☆☆
#238 [あゆみ]
あたしたちは毎日1つになった
こうの細い体に抱きしめられると、安心できた
幸せになれた
あたしはこうと出会ってから2ヶ月が過ぎた
たくみ先輩はあれから1度も学校に来なかった
:07/06/17 13:21 :SH902iS :☆☆☆
#239 [あゆみ]
1年前はたくみ先輩は学校にいて、
廊下で会うとなにかとちょっかいを出して
毎日楽しかった
だけどいまゎもういない
OBとして部活にもこない
あたしはこうを選んだんだから、仕方ないんだよ
あのあとるみはたくみ先輩からの返事がなく、
今は違う人と付き合っているらしい
だいき先輩は、こうの家にいると時々やってきて
3人で呑んだりした
携帯に付いてるプリクラをみたら
だいき先輩の妹のあゆみちゃんはとても可愛かった
:07/06/17 13:26 :SH902iS :☆☆☆
#240 [あゆみ]
「ぜってー将来いい女になるぜ」
「はいはい♪」
だいき先輩は妹をすごく可愛がっているみたいだった
:07/06/17 13:27 :SH902iS :☆☆☆
#241 [あゆみ]
「あゆみ〜今日の夜ホスト行くんだけどー、一緒に行かない?!」
高校ですごく仲のいいさちが話しかけて来た
「ごめん興味ないやあ〜」
さちは少し前までポッチャリしていたのに今ではあたしより細いくらい
激ヤセしていた
奥二重だった目をアイプチで大きくし、肌を焼いていた
最近へそピを開けたと見せてきた
「あ!ぢゃああたし出すよ〜今日一緒行く人いなくて〜お願いッ」
はあ‥
あたしは仕方なく着いていくことにした
:07/06/17 13:38 :SH902iS :☆☆☆
#242 [あゆみ]
ホストなんて行ったことない
第一あたしは好きぢゃない
夜の9時にさちと駅で待ち合わせをした
「お待たせ〜」
さちは胸や肩、足がグッと開いたドレスをきていた
髪はアップにしてあげている
「さちすごいッ
あたしこんなんでいーのかな?!」
あたしはキャミ1枚とジーパンだった
:07/06/17 13:41 :SH902iS :☆☆☆
#243 [あゆみ]
「だいぢょぶだょぉ
ぢゃあ行こ行こッ」
さちの手があたしの手を引いた
肌はキラキラし、爪はすごい長いつけづめ
さちはいつからこうなったっけ?
「ROSE」とかかれたホストクラブに着いた
:07/06/17 13:44 :SH902iS :☆☆☆
#244 [あゆみ]
「小牧様ですね
ご指名どうなさいますか?」
受け付けの幼い感じのホストが話しかけて来た
「龍とたくみは?」
さちが答える
たくみ?偶然だよなと勝手に思った
案内された席につき待っていると一人の男がやってきた
:07/06/17 13:47 :SH902iS :☆☆☆
#245 [あゆみ]
「あゆみサンっすか?
はじめまして
龍です」
「龍〜おひさー♪」
さちが龍と言う男に抱き着く
「はい。小池あゆみです」
とりあえず挨拶をした
「待ってね、たくみもうすぐ来るから」
そう言うとさちは龍の腕を取り、足を組んでお酒をのみはじめた
:07/06/17 13:50 :SH902iS :☆☆☆
#246 [あゆみ]
あたしが一人携帯をいじっていると
隣に誰かが座った
「久しぶり」
声と同時に左を向く
一瞬言葉を失った
久しぶりに見たたくみ先輩はロン毛で、いかにもホストって感じだった
:07/06/17 13:54 :SH902iS :☆☆☆
#247 [あゆみ]
「たくみ先輩‥」
あたしはたくみ先輩の方を見て
「あ、たくみって呼んで?」
あたしはTAKUMIと書かれた名刺をもらった
:07/06/17 13:56 :SH902iS :☆☆☆
#248 [あゆみ]
「たくみ先輩、大丈夫?」
「先輩てよぶなって
大丈夫て何が?」
たくみ先輩はあたしの頭のうしろに腕を回した
「なんでホスト?」
「別に〜
かせげるし?
今日はさちに言ってあゆみを連れてこさせたんだ
こうは、元気か?」
どこかぎこちない
だけどたくみ先輩が元気そうで嬉しかった
たくみ先輩は前のハイテンションな感じから少し冷めた感じのクールな感じになっていた
「たくみ先輩来ないから、サッカー部の高橋が寂しがってたよ」
「そうか」
「あたしね、料理大分上手くなったんだよ」
たくみ先輩は微笑みながら聞いていた
:07/06/17 14:05 :SH902iS :☆☆☆
#249 [あゆみ]
たくみ先輩はあたしを連れて来させたくせに
特にいろいろ話さなかった
なんで呼び出したのかな
相変わらずさちは龍サンといちゃいちゃしていた
:07/06/17 14:10 :SH902iS :☆☆☆
#250 []
:07/06/17 15:22 :SH700i :☆☆☆
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