その妖かし淫らにつき
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#230 [ひえぃ]
岩や葉をうつ音が洞窟の奥まで聞こえてくる。
「……………」
この森にこんなに不思議な生き物達がいるとは思わなかった。
いつもいつも怯え
村から見上げるだけの森だったのに…
「…不思議というか…恐ろしいのが正解かな…」
焚火の炎は
入口から吹く風に揺られ
踊る。
:08/02/04 05:32
:SH903i
:/PSBmfsY
#231 [ひえぃ]
「…喉渇いた……」
桜はスッと立ち上がり
入口の方まで静かに歩き
何か飲めるものがないかと辺りを見渡す。
「…葉についた水滴くらいしかないわね」
と葉っぱに手をかけた時
前方の暗闇の中何かが動くのが見えた。
「!やっ……」
まさか……
そんな……
:08/02/04 05:44
:SH903i
:/PSBmfsY
#232 [ひえぃ]
「………だっ誰!?」
私の声は雨音にかき消され影が動いた一点を集中して見つめた。
「…でっでてきなさい!…夜叉なんでしょ!?」
本当は出て来られたら
非常に嫌だけど…
と下を俯いた瞬間
何か濡れた真っ白な手に
腕を素早く掴まれ
桜は声がでないくらい驚いた。
「っ!!!!!??……………あっ……」
「…阿保が」
:08/02/04 05:50
:SH903i
:/PSBmfsY
#233 [ひえぃ]
「おっ………オロチ…」
「お前俺をなめてるのか…?勝手に抜けだすなぞ」
オロチ…オロチだよね?
雨に濡れてビショビショだし…なんで……
「あっあの…なんで?」
おずおず聞き出すと
オロチは切れ長の瞳で桜を軽く見ると洞窟の方へと
一人で向かう。
「あっ待って!」
「…出ていくならとっくに出てけたはずだからな…何かあったか?」
:08/02/04 05:56
:SH903i
:/PSBmfsY
#234 [ひえぃ]
消えかけた焚火に落ち葉を落としオロチは地面に腰かけた。
「…何か?」
「………………」
そんなの話たって…
何も……
私はあんたにとって夜の慰みものや小間使いでしか
ないんでしょ……
「別に…何も…」
「……聞き出して欲しい……そんな顔をしてる…」
オロチが嫌な笑いをこぼし的をつく。
:08/02/04 06:00
:SH903i
:/PSBmfsY
#235 [ひえぃ]
「なっ!そんな事!」
「だが自分がそれほどの存在かと不安だから言えない…違うか?」
…腹がたつ
いちいち…
「…夜叉って…奴にあったの……」
重い口から桜は言葉を
静かに発した。
「…ほぉ」
「森から出ないと殺すって…だから私…」
「逃げた…」
:08/02/04 06:06
:SH903i
:/PSBmfsY
#236 [ひえぃ]
怖かった…
もし事実を話して目の前で見捨てられた時ほど恐ろしい事はないから…
「痛むのは腹か?」
「…うん
今は大丈夫だけど…何故わかるの?」
「…嫌な臭いがする…それもとてつもなく強く錆びたような…」
ドクンッとオロチの体が
揺れたと思うと急に洞窟の上をオロチは見上げた。
:08/02/04 06:14
:SH903i
:/PSBmfsY
#237 [ひえぃ]
「…来る」
「え?」
オロチは立ち上がり
桜の前にスッと静かに
動く。
『…ククッ
縁とは恐ろしいものよのぉなぁ蛇よ』
「…面をとれ
いくら恐ろしいつらを隠そうとぞ何等事実は変わらん…」
急に夜叉が現れたが
オロチはまるで知ってるかのように話をしだす。
『人間の女子に惚れたか…お前らしくもない…憎悪の気持ちも忘れたか…』
:08/02/04 06:22
:SH903i
:/PSBmfsY
#238 [ひえぃ]
「俺のものを
どう使おうが勝手だ…」
『…ふむ
少々遊び過ぎてキツネの阿保に結界を貼られ見なくなったうちに人間臭くなったとはな…母上もさぞ嘆かわしいであろう』
「…黙れ」
オロチの口調がさきほどより強く静かになった。
『…おや?
そういえばそちの娘
何か何かと思いきや…生き写しではないか…』
「黙れ!
…俺はキツネほど生ぬるくないぞ…」
:08/02/04 06:31
:SH903i
:/PSBmfsY
#239 [ひえぃ]
『まぁいい…まだ殺されるのは早過ぎる…ここはいったん退こう…』
スウッと夜叉は消え
洞窟内には私とオロチだけとなった。
「……オロチ…今の…………いっ!!」
問いただそうとした時
急にあの腹の呪印が熱く
脈打ち出す。
「見せろ」
「…はぁっ……痛…い」
オロチは呪印の部分を
触り確かめる。
:08/02/04 06:38
:SH903i
:/PSBmfsY
#240 [我輩は匿名である]
:08/02/04 15:27
:W53H
:YDy5pl0U
#241 [華
]
めっちゃ応援してます(∩^ω^∩)


頑張って!!!!!!!

:08/02/04 16:13
:N903i
:BxMmYNdU
#242 [ひえぃ]
ありがとうございます

実は又新しい小説を書きはじめました

なんか中途半端ですいません

けどこちらももちろん書きますよ〜偏らないように頑張って書きます

どうか最後までお願いします


:08/02/04 19:21
:SH903i
:/PSBmfsY
#243 [たか]
:08/02/04 19:56
:F903i
:mHIJc1Aw
#244 [ひえぃ]
お気に召すまま!!とかいう奴ですがかなりこの話とは異なるのでうけつけない人も多分たくさんいます
(-∀-;)しかも私的にはこっちをちとシリアスにあっちはちとギャグ風に書こうと思っていますので
どーか理解お願いします


:08/02/04 21:06
:SH903i
:/PSBmfsY
#245 [ひえぃ]
桜の顔は赤くなり
呼吸も徐々に荒くなり
汗もでてくる。
「…これは
…さっき会った時に
又何か細工をしたな…」
オロチが一人ブツブツ言っているが桜の耳には
うっすらとしか聞こえない。
昔風邪を引いたとき
母様の手が冷たくて
それがとても気持ち良かったのを覚えている。
「…オロチ」
「……?」
:08/02/04 21:11
:SH903i
:/PSBmfsY
#246 [ひえぃ]
オロチの腕の裾をつかみ
桜は渇いた口から
「…手……お願い…」
「…手だと?」
オロチが差し出した手を
桜はパッととり頬に持っていく。
「つめた……」
母様よりも細く大きいけど普段は冷たすぎるオロチの手が今では心地よい。
「………………」
オロチはただそれを
見つめた。
:08/02/04 21:15
:SH903i
:/PSBmfsY
#247 [ひえぃ]
「…………んっ…ぅっ」
目をつむっていても
分かる。
もぅ洞窟内はうっすら
明るく朝が訪れた。
「あれっ…私……!?」
目を開けて
座ってる自分に気付き
その後ろではオロチが
眠りに落ちていた。
「ぇ!…なんで?私
横になって……えぇ?」
オロチの足の間に
きちりと座りおもいっきしオロチの胸に背中を
あずけて寝ていたくさい
:08/02/04 21:20
:SH903i
:/PSBmfsY
#248 [ひえぃ]
もぅすっかり
気分はよくなった気がするけど…
桜はそっと腹の呪印を
見る。
「…消えてないよねぇ」
ため息はでるが
仕方がない。
このままオロチが寝てるすきに出てもいいけど…
とオロチの方をちらっと
見るがまだ寝ている。
:08/02/04 21:23
:SH903i
:/PSBmfsY
#249 [ひえぃ]
朝日が少し漏れ
白い肌の彼にキラキラ降り注ぐ。
「…綺麗…女の人みたい……」
まるで高等な絵師が書いたような…
スッとオロチの頬に
手を触れ桜はジッと
覗きこんだ。
その時
私はどんな衝動にかられたのは分からないけど
何かこの生き物に対して不思議な感情を流してしまった。
:08/02/04 21:28
:SH903i
:/PSBmfsY
#250 [とらこ]
:08/02/04 22:54
:N703iD
:NBcpIJF.
#251 [たか]
:08/02/04 23:16
:F903i
:mHIJc1Aw
#252 [我輩は匿名である]
:08/02/05 05:31
:W53H
:MeBI0h1g
#253 [華
]
:08/02/05 12:01
:N903i
:RezmaRXg
#254 [さざえ]
おもしろいっx
頑張って下さい
:08/02/05 12:44
:W47T
:uyoApzWg
#255 [よし]
いつも見てます

頑張ってください

:08/02/05 20:52
:F703i
:PC6ACvLg
#256 [たなかちゃー]
あげx
:08/02/06 20:10
:W47T
:gYKB1EiQ
#257 [みい]
あげまーす
:08/02/07 06:39
:D705i
:kICOwDW6
#258 [我輩は匿名である]
あっげっ
:08/02/07 15:27
:N703iD
:QiIjzlGo
#259 [あー汰
]
:08/02/07 18:27
:D902iS
:vgeQm4b6
#260 [我輩は匿名である]
:08/02/07 20:04
:SH903i
:AF7qubZk
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